JP2010067538A - 燃料電池装置、メンテナンス用カートリッジ及び燃料電池装置の制御手段 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料カートリッジ内の生成物の量が満タンになったり、空になったりしても、燃料を使い切るまで燃料カートリッジを使用することができる。
【解決手段】複数のカートリッジが接続された状態で発電可能な燃料電池装置である。接続された複数のカートリッジのうち、一のカートリッジの内容物を、他のカートリッジに送る第1送り手段を備える。
【選択図】図6
Description
このような実状に鑑み、本発明の課題は、燃料カートリッジ内の生成物の量が満タンになったり、空になったりしても、燃料を使い切るまで燃料カートリッジを使用できるようにすることである。
複数のカートリッジが同時に接続可能な燃料電池装置であって、
接続された前記複数のカートリッジのうち、一のカートリッジの内容物を、他のカートリッジに送る第1送り手段を備えることを特徴とする燃料電池装置が提供される。
好ましくは、前記複数のカートリッジは、燃料及び水がそれぞれ個別に収容された燃料カートリッジと、少なくとも水が収容されたメンテナンス用カートリッジとを含み、
前記第1送り手段は、
前記燃料カートリッジ又は前記メンテナンス用カートリッジのうち一方のカートリッジ内の水を、他方のカートリッジに送る。
好ましくは、燃料と酸素との化学反応により発電する反応装置と、
前記反応装置で生成された水を含む生成物を、前記複数のカートリッジのうち、いずれか1つのカートリッジに選択的に送る第2送り手段とを備える。
好ましくは、前記第2送り手段による送り先の切り替えタイミングを決定する上で基準となる、切り替え前の送り先であるカートリッジ内の水量を検知するための水センサを備える。
好ましくは、燃料と酸素との化学反応により発電する反応装置と、
前記複数のカートリッジのうち、いずれか1つのカートリッジから前記反応装置に水を供給する供給手段とを備える。
好ましくは、前記供給手段による送り元の切り替えタイミングを決定する上で基準となる、切り替え前の送り元であるカートリッジ内の水量を検知するための水センサを備える。
好ましくは、前記第1送り手段の送り量を決定する上で基準となる前記燃料カートリッジ内の燃料残量を検知するための燃料センサを備える。
好ましくは、前記複数のカートリッジがそれぞれ個別に接続される複数の接続手段を備え、
前記複数の接続手段は、前記一のカートリッジ及び前記他のカートリッジのいずれとも接続可能である。
好ましくは、前記複数のカートリッジがそれぞれ個別に接続される複数の接続手段を更に備え、
前記燃料カートリッジは、
燃料を流出させる燃料流出口と、水を流出させる燃料カートリッジ用水流出口と、前記反応装置で生成された水を含む生成物が流入される燃料カートリッジ用水流入口とを備え、
前記複数の接続手段はそれぞれ、前記燃料流出口が接続される第1接続部と、前記燃料カートリッジ用水流出口が接続される第2接続部と、前記燃料カートリッジ用水流入口が接続される第3接続部とを備え、
前記メンテナンス用カートリッジは、前記第1接続部に連通しないように接続されるダミー接続部と、前記第2接続部に接続され、水を流出させるメンテナンス用流出口と、前記第3接続部に接続され、前記生成物が流入されるメンテナンス用流入口とを備える。
複数のカートリッジが同時に接続可能な燃料電池装置に対して着脱可能であり、水が収容されることを特徴とするメンテナンス用カートリッジが提供される。
好ましくは、前記複数のカートリッジは、燃料及び水がそれぞれ個別に収容された燃料カートリッジと、前記メンテナンス用カートリッジとを含み、
前記燃料電池装置は、前記燃料カートリッジの燃料流出口が接続される第1接続部と、前記燃料カートリッジの燃料カートリッジ用水流入口が接続される第2接続部と、燃料電池装置本体から送られた水を含む生成物が流入される燃料カートリッジ用水流入口が接続される第3接続部とを有する接続手段を複数備え、
前記メンテナンス用カートリッジは、前記第1接続部に連通しないように接続されるダミー接続部と、前記第2接続部に接続され、水を流出させるメンテナンス用流出口と、前記第3接続部に接続され、前記生成物が流入されるメンテナンス用流入口とを備える。
好ましくは、メンテナンス用カートリッジの内部には、
外部に供給するための水を収容する水収容袋と、前記水収容袋の外側に外部から流入した水を収容する水収容部とが設けられている。
複数のカートリッジが同時に接続可能な燃料電池装置の制御手段であって、
前記燃料電池装置は、供給された燃料と酸素との化学反応により発電する反応装置と、前記反応装置で生成された水を収容する複数のカートリッジのうち一のカートリッジ内の水を他のカートリッジに送る第1送り手段とを備え、
前記燃料電池装置の停止時に、前記第1送り手段により前記一のカートリッジ内の水を、前記他のカートリッジに送る水送りステップを実行することを特徴とする燃料電池装置の制御手段が提供される。
前記燃料電池装置の発電時に、前記水センサの検知結果に基づいて前記一のカートリッジ内の水量が満タンであると判断した場合には、前記第2送り手段による水の送り先を前記一のカートリッジから前記他のカートリッジに切り替える送り先切替ステップを実行する。
好ましくは、前記複数のカートリッジのうち、一のカートリッジ及び他のカートリッジ内の水を前記反応装置に選択的に供給する供給手段と、前記一のカートリッジ内の水量を検知するための水センサとを更に備え、
前記燃料電池装置の発電時に、前記水センサの検知結果に基づいて前記一のカートリッジ内の水量が空であると判断した場合には、前記供給手段による水の送り元を前記一のカートリッジから前記他のカートリッジに切り替える供給元切替ステップを実行する。
好ましくは、前記一のカートリッジには燃料及び水がそれぞれ個別に収容され、前記一のカートリッジ内の燃料残量を検知するための燃料センサを更に備え、
前記燃料センサで検知された前記燃料残量に基づいて、燃料の単位量あたりに生成される水量を算出する生成量算出ステップと、
前記生成量算出ステップで算出された水量に基づいて、前記第1送り手段の送り量を決定する決定ステップとを実行する。
好ましくは、前記他のカートリッジには燃料及び水がそれぞれ個別に収容され、前記他のカートリッジ内の燃料残量を検知するための燃料センサを更に備え、
前記燃料センサで検知された前記燃料残量に基づいて、燃料の単位量あたりに消費される水量を算出する消費量算出ステップと、
前記消費量算出ステップで算出された水量に基づいて、前記第1送り手段の送り量を決定する決定ステップとを実行する。
図1は、燃料電池装置1を搭載した電子機器100の概略構成を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)を後面側からみた後面図、(c)は(a)を右側からみた右側面図である。本実施形態では、電子機器100として例えばノート型パーソナルコンピュータを例示して説明する。なお、電子機器はこれに限定されるものでなく、これ以外にもPDA、電子手帳、デジタルカメラ、携帯電話機、腕時計、レジスタ及びプロジェクタ等が挙げられる。
まずカートリッジ130について説明する。カートリッジ130には、燃料及び水がそれぞれ個別に収容された燃料カートリッジ130aと、水が収容されたメンテナンス用カートリッジ130bとが用いられている。
電子機器本体110はDC/DCコンバータ902または二次電池903により供給される電力により駆動する。DC/DCコンバータ902は燃料電池装置1により生成された電気エネルギーを適切な電圧に変換したのちに電子機器本体110に供給する。また、DC/DCコンバータ902は燃料電池装置1により生成された電気エネルギーを二次電池903に充電し、燃料電池装置1が動作していない時に、二次電池903に蓄電された電気エネルギーを電子機器本体110に供給する。
第1蒸発器11、第2蒸発器12、改質器13、発電セル14には、それぞれ電気ヒーター兼温度センサ11a,12a,13a,14aが設けられている。電気ヒーター兼温度センサ11a,12a,13a,14aの電気抵抗値は温度に依存するので、この電気ヒーター兼温度センサ11a,12a,13a,14aが第1蒸発器11、第2蒸発器12、改質器13、発電セル14の温度を測定する温度センサとしても機能する。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 …(1)
H2+CO2→H2O+CO …(2)
化学反応式(1),(2)により生成した改質ガスは第1熱交換器21に送られる。
燃料極にはアノード集電極の流路を介して第1熱交換器21から改質ガスが送られる。空気極では固体酸化物型電解質を透過した酸素イオンと改質ガスとの次式(4)、(5)のような反応が起こる。
CO+O2 −→CO2+2e− …(5)
燃料供給部31は、第1燃料ポンプ311、第2燃料ポンプ312、逆止弁32,33、第1バルブ35、第1流量計36、及び逆止弁37を含み、これらの間は配管によって接続されている。
第1燃料ポンプ311及び第2燃料ポンプ312それぞれの下流側には、逆止弁32,33が配設されている。そして逆止弁32,33の下流側には合流点34が設けられていて、その合流点34以降、第1バルブ35、第1流量計36及び逆止弁37を介して、反応装置10に接続されている。
水供給部42は、第1水ポンプ411、第2水ポンプ412、逆止弁42,43、第2流量計45、第2バルブ46、及び逆止弁47を含み、これらの間は配管によって接続されている。水回収部50は、第3バルブ55、第4バルブ56、圧力センサ53、冷却器52、及び逆止弁51を含み、これらの間は配管によって接続されている。
第1水ポンプ411及び第2水ポンプ412それぞれの下流側には、逆止弁43が配設されている。そして逆止弁43の下流側には合流点44が設けられていて、その合流点34以降、第2流量計45、第2バルブ46及び逆止弁47を介して、反応装置10に接続されている。
第2バルブ46が閉状態となって、第5バルブ61が開状態となると、水供給部42の送り先が、反応装置10から水回収部50に切り替わることになる。この状態で、第3バルブ55が閉状態、第4バルブ56が開状態、第1水ポンプ411が駆動すると、一方の接続部121Aに接続されたカートリッジ130から他方の接続部121Bに接続されたカートリッジ130に水が供給される。同様に、第3バルブ55が開状態、第4バルブ56が閉状態、第2水ポンプ412が駆動すると、他方の接続部121Bに接続されたカートリッジ130から一方の接続部121Aに接続されたカートリッジ130に水が供給される。
つまり、第5バルブを含む切替部60と、第1水ポンプ411、第2水ポンプ412、第2バルブ46、第3バルブ55、及び第4バルブ56とが、複数のカートリッジ130のうち、一のカートリッジ130の内容物を、他のカートリッジ130に送る第1送り手段である。
制御部70は、燃料を使い切ったと判断すると、その判断を行った時点に燃料電池装置1が第1供給状態であれば第2供給状態に切り替え、燃料電池装置1が第2供給状態であれば第1供給状態に切り替える。
予想発生水量=既発生水量/(初期燃料残量−燃料残量)×燃料残量・・・(2)
送り量=予想発生水量×(1+α)・・・(3)
なお、αは、0〜1の値に設定された安全係数である。
燃料残量は、上述したように第1流量計36の検知結果を積算することで求められている。つまり、第1流量計36が、水量を決定する上で基準となる燃料カートリッジ130a内の燃料残量を検知するための燃料センサである。
また、式(2)の算出工程は発生量算出ステップであり、式(3)の算出工程は決定ステップである。
これらの容積が設計される。一方、燃料カートリッジ130aの水の収容領域が満タンになってしまう場合には、燃料電池装置1が動作するときに、水が多く生成されやすい外部環境下で動作している可能性が高い。このため、燃料カートリッジ130aからメンテナンス用カートリッジ130bに水を送る際には、上式(3)に示すように、予想発生水量よりも多くの水を送ることが望ましい。
予想消費水量=既消費水量/(初期燃料残量−燃料残量)×燃料残量・・・(5)
送り量=予想消費水量×(1+α)・・・(6)
なお、αは0〜1の値に設定された安全係数である。βは、設計上燃料カートリッジ130a内に残ってしまう使い切れない水の量である。
また、式(5)の算出工程は消費量算出ステップであり、式(6)の算出工程は決定ステップである。
これらの容積が設計される。一方、燃料カートリッジ130aの水の収容領域が空になってしまう場合には、燃料電池装置1が動作するときに、水が生成されにくい外部環境下で動作している可能性が高い。このため、メンテナンス用カートリッジ130bから燃料カートリッジ130aに水を送る際には、上式(6)に示すように、予想消費水量よりも多くの水を送ることが望ましい。
通常の発電時においては、制御部70は、第1供給状態若しくは第2供給状態にするとともに、空気ポンプ92を駆動して、反応装置10に燃料、水、空気を送って発電を行わせる。
複数のカートリッジのうち、いずれか1つのカートリッジから水が供給されるので、水が空のカートリッジ130があったとしても、他のカートリッジ130から水を反応装置10に供給することが可能となる。
また、メンテナンス用カートリッジ130bには、ダミー接続部144が第1接続部126aと連通しないように設けられているので、第1燃料ポンプ311及び第2燃料ポンプ312によって反応装置10に水が送られたり、メンテナンス用カートリッジ130bに燃料が流入することが防止されている。
そして、メンテナンス用カートリッジ130bのケース131内部には、外部に供給するための水を収容する水収容袋142と、水収容袋142の外側で外部から流入した水を収容する収容領域143とが設けられているので、発電用の水と、生成物である水とが混在してしまうことを防止することができる。
例えば、本実施形態では、発電セル14として固体酸化物型燃料電池を例示して説明したが、固体高分子型燃料電池であってもよい。
また、水センサや燃料センサに専用のセンサを用いることも可能である。
また、接続部121は、3箇所以上であっても構わない。
10 反応装置
30 供給回収部
31 燃料供給部(供給手段)
35 第1バルブ(供給手段)
36 第1流量計(燃料センサ)
41 水送り部
42 水供給部
45 第2流量計(水センサ)
46 第2バルブ(第1送り手段)
50 水回収部(第2送り手段)
53 圧力センサ(水センサ)
55 第3バルブ(第1送り手段、第2送り手段)
56 第4バルブ(第1送り手段、第2送り手段)
60 切替部(第1送り手段)
61 第5バルブ(第1送り手段)
70 制御部(制御手段)
100 電子機器
110 電子機器本体
121A,121B 接続部
126a 第1接続部
126b 第2接続部
126c 第3接続部
130 カートリッジ
130a 燃料カートリッジ
130b メンテナンス用カートリッジ
131 ケース
134 燃料流出口
135 燃料カートリッジ用水流出口
136 燃料カートリッジ用水流入口
142 水収容袋
143 収容領域(水収容部)
144 ダミー接続部
145 メンテナンス用流出口
146 メンテナンス用流入口
311 第1燃料ポンプ(供給手段)
312 第2燃料ポンプ(供給手段)
411 第1水ポンプ(第1送り手段)
412 第2水ポンプ(第1送り手段)
Claims (19)
- 複数のカートリッジが同時に接続可能な燃料電池装置であって、
接続された前記複数のカートリッジのうち、一のカートリッジの内容物を、他のカートリッジに送る第1送り手段を備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 前記第1送り手段は、前記燃料電池装置の停止時に、前記一のカートリッジの内容物を、前記他のカートリッジに送ることを特徴とする燃料電池装置。
- 請求項1又は2記載の燃料電池装置において、
前記複数のカートリッジは、燃料及び水がそれぞれ個別に収容された燃料カートリッジと、少なくとも水が収容されたメンテナンス用カートリッジとを含み、
前記第1送り手段は、
前記燃料カートリッジ又は前記メンテナンス用カートリッジのうち一方のカートリッジ内の水を、他方のカートリッジに送ることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項3記載の燃料電池装置において、
燃料と酸素との化学反応により発電する反応装置と、
前記反応装置で生成された水を含む生成物を、前記複数のカートリッジのうち、いずれか1つのカートリッジに選択的に送る第2送り手段とを備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項4記載の燃料電池装置において、
前記第2送り手段による送り先の切り替えタイミングを決定する上で基準となる、切り替え前の送り先であるカートリッジ内の水量を検知するための水センサを備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項3記載の燃料電池装置において、
燃料と酸素との化学反応により発電する反応装置と、
前記複数のカートリッジのうち、いずれか1つのカートリッジから前記反応装置に水を供給する供給手段とを備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項6記載の燃料電池装置において、
前記供給手段による送り元の切り替えタイミングを決定する上で基準となる、切り替え前の送り元であるカートリッジ内の水量を検知するための水センサを備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項3〜7のいずれか一項に記載の燃料電池装置において、
前記第1送り手段の送り量を決定する上で基準となる前記燃料カートリッジ内の燃料残量を検知するための燃料センサを備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の燃料電池装置において、
前記複数のカートリッジがそれぞれ個別に接続される複数の接続手段を備え、
前記複数の接続手段は、前記一のカートリッジ及び前記他のカートリッジのいずれとも接続可能であることを特徴とする燃料電池装置。 - 請求項3〜8のいずれか一項に記載の燃料電池装置において、
前記複数のカートリッジがそれぞれ個別に接続される複数の接続手段を更に備え、
前記燃料カートリッジは、
燃料を流出させる燃料流出口と、水を流出させる燃料カートリッジ用水流出口と、前記反応装置で生成された水を含む生成物が流入される燃料カートリッジ用水流入口とを備え、
前記複数の接続手段はそれぞれ、前記燃料流出口が接続される第1接続部と、前記燃料カートリッジ用水流出口が接続される第2接続部と、前記燃料カートリッジ用水流入口が接続される第3接続部とを備え、
前記メンテナンス用カートリッジは、前記第1接続部に連通しないように接続されるダミー接続部と、前記第2接続部に接続され、水を流出させるメンテナンス用流出口と、前記第3接続部に接続され、前記生成物が流入されるメンテナンス用流入口とを備えることを特徴とする燃料電池装置。 - 複数のカートリッジが同時に接続可能な燃料電池装置に対して着脱可能であり、水が収容されることを特徴とするメンテナンス用カートリッジ。
- 請求項11記載のメンテナンス用カートリッジにおいて、
前記燃料電池装置に対して接続された状態で、外部から送られた水を内部に収容するとともに、内部に収容された水を外部に送ることを特徴とするメンテナンス用カートリッジ。 - 請求項12記載のメンテナンス用カートリッジにおいて、
前記複数のカートリッジは、燃料及び水がそれぞれ個別に収容された燃料カートリッジと、前記メンテナンス用カートリッジとを含み、
前記燃料電池装置は、前記燃料カートリッジの燃料流出口が接続される第1接続部と、前記燃料カートリッジの燃料カートリッジ用水流入口が接続される第2接続部と、燃料電池装置本体から送られた水を含む生成物が流入される燃料カートリッジ用水流入口が接続される第3接続部とを有する接続手段を複数備え、
前記メンテナンス用カートリッジは、前記第1接続部に連通しないように接続されるダミー接続部と、前記第2接続部に接続され、水を流出させるメンテナンス用流出口と、前記第3接続部に接続され、前記生成物が流入されるメンテナンス用流入口とを備えることを特徴とするメンテナンス用カートリッジ。 - 請求項11〜13のいずれか一項に記載のメンテナンス用カートリッジにおいて、
メンテナンス用カートリッジの内部には、
外部に供給するための水を収容する水収容袋と、前記水収容袋の外側に外部から流入した水を収容する水収容部とが設けられていることを特徴とするメンテナンス用カートリッジ。 - 複数のカートリッジが同時に接続可能な燃料電池装置の制御手段であって、
前記燃料電池装置は、供給された燃料と酸素との化学反応により発電する反応装置と、前記反応装置で生成された水を収容する複数のカートリッジのうち一のカートリッジ内の水を他のカートリッジに送る第1送り手段とを備え、
前記燃料電池装置の停止時に、前記第1送り手段により前記一のカートリッジ内の水を、前記他のカートリッジに送る水送りステップを実行することを特徴とする燃料電池装置の制御手段。 - 請求項15記載の燃料電池装置の制御手段において、
前記反応装置で生成された水を含む生成物を複数のカートリッジのうち一のカートリッジ及び他のカートリッジ内に選択的に送る第2送り手段と、前記一のカートリッジ内の水量を検知するための水センサとを更に備え、
前記燃料電池装置の発電時に、前記水センサの検知結果に基づいて前記一のカートリッジ内の水量が満タンであると判断した場合には、前記第2送り手段による水の送り先を前記一のカートリッジから前記他のカートリッジに切り替える送り先切替ステップを実行することを特徴とする燃料電池装置の制御手段。 - 請求項15記載の燃料電池装置の制御手段において、
前記複数のカートリッジのうち、一のカートリッジ及び他のカートリッジ内の水を前記反応装置に選択的に供給する供給手段と、前記一のカートリッジ内の水量を検知するための水センサとを更に備え、
前記燃料電池装置の発電時に、前記水センサの検知結果に基づいて前記一のカートリッジ内の水量が空であると判断した場合には、前記供給手段による水の送り元を前記一のカートリッジから前記他のカートリッジに切り替える供給元切替ステップを実行することを特徴とする燃料電池装置の制御手段。 - 請求項15〜17のいずれか一項に記載の燃料電池装置の制御手段において、
前記一のカートリッジには燃料及び水がそれぞれ個別に収容され、前記一のカートリッジ内の燃料残量を検知するための燃料センサを更に備え、
前記燃料センサで検知された前記燃料残量に基づいて、燃料の単位量あたりに生成される水量を算出する生成量算出ステップと、
前記生成量算出ステップで算出された水量に基づいて、前記第1送り手段の送り量を決定する決定ステップとを実行することを特徴とする燃料電池装置の制御手段。 - 請求項15〜17のいずれか一項に記載の燃料電池装置の制御手段において、
前記他のカートリッジには燃料及び水がそれぞれ個別に収容され、前記他のカートリッジ内の燃料残量を検知するための燃料センサを更に備え、
前記燃料センサで検知された前記燃料残量に基づいて、燃料の単位量あたりに消費される水量を算出する消費量算出ステップと、
前記消費量算出ステップで算出された水量に基づいて、前記第1送り手段の送り量を決定する決定ステップとを実行することを特徴とする燃料電池装置の制御手段。
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