JP5151345B2 - 燃料容器及び発電システム - Google Patents
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Description
また、発電システムの内部に触媒燃焼器を持っていることから、触媒の劣化に伴うメンテナンスが必要となり、メンテナンス作業が煩雑であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、発電システム内における温度上昇を抑えて、発電部から排出される排出物を安定して確実に燃焼させることができ、しかも燃焼触媒の劣化に伴うメンテナンスが不要となる燃料容器及び発電システムを提供することを目的としている。
燃料を貯留し前記発電部に燃料を供給する燃料貯留部と、
前記発電部で生成された排出物を燃焼する燃焼部と、
前記排出物を放熱させる放熱部と、
放熱後の排出物のうち、気体と液体とを分離する気液分離膜と、
前記気液分離膜によって分離された液体を回収する回収部と、を備え、
前記燃焼部は、前記気液分離膜によって前記液体と分離された後の気体を燃焼し、
前記燃料貯留部は、容器本体内に収容され、
前記回収部は、前記容器本体と前記燃料貯留部との間に形成される空間部分に設けられ、
前記放熱部は、放熱板を備え、
前記放熱板と前記容器本体との互いに対向する対向面のいずれか一方に前記回収部に連通する第一の溝部が形成され、
前記第一の溝部と、前記第一の溝部に対向する対向面との間に形成される第一の流路内に前記排出物を流通させて前記回収部に前記排出物を導入させることを特徴とする。
前記容器本体のうち前記回収部に臨む部分に、前記気液分離膜が設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の燃料容器において、
前記燃焼部は、前記気体を燃焼させる燃焼触媒を備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の燃料容器において、
前記燃焼触媒は、網状に形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3に記載の燃料容器において、
前記放熱板と前記容器本体との互いに対向する対向面のいずれか一方に前記気液分離膜に連通する第二の溝部が形成され、
前記第二の溝部と、前記第二の溝部に対向する対向面との間に形成される第二の流路内に前記気液分離膜によって分離された気体を流通させる第二の流路を備え、
前記第二の流路内に前記燃焼触媒が形成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、発電システムにおいて、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料容器と、
前記燃料容器が着脱自在に設けられて前記燃料貯留部から燃料が供給されることにより発電する発電部と、を備えたことを特徴とする。
図1は、燃料容器1の分解斜視図、図2は、燃料容器1の上面を示した平面図、図3は、図2の切断線III−IIIに沿って切断した際の矢視断面図である。
燃料容器1は、内部空間が形成された容器本体2と、容器本体2の内側に収容された燃料貯留部4と、容器本体2の外側上面に外装された金属板(放熱板)6と、容器本体2に取り付けられた気液分離膜8と、金属板6に設けられた燃焼部9と、を備える。
燃料貯留部4には燃料排出管42が連結され、この燃料排出管42が容器本体2の右壁22を貫通して容器本体2の外に突出している。燃料排出管42には逆止弁(図示しない)が嵌め込まれている。この逆止弁は燃料排出管42を通って燃料貯留部4の内から外に不要に燃料が排出するのを阻止するものであり、この逆止弁に挿入材が挿入されることによって逆止弁が開き、これにより燃料貯留部4の内の燃料が燃料排出管42を通って外へ流れるのが許容される。具体的には、この逆止弁は可撓性・弾性を有する材料をダックビル状に形成したダックビル弁であり、この逆止弁はそのダックビル状の先端を燃料貯留部4の内側に向けた状態で燃料排出管42に嵌め込まれている。
21に流入させる第一の流路61が第一の溝部として凹設されている。第一の流路61は、金属板6の右端部から左端部にかけて葛折り状に蛇行した形状を成している。
金属板6はその下面を容器本体2の上面に対向させた状態で、容器本体2の上面に貼着されている。金属板6と容器本体2の接合は、接着剤を用いたものでも良いし、熱融着によるものでも良い。
水素燃焼触媒91の具体的な形状は、網状であっても良いし、シート状又は板状であっても良いし、複数の球状の集合体であっても良い。水素燃焼触媒91が網状の場合、網状支持体に触媒成分を担持させたものを水素燃焼触媒91として用いる。水素燃焼触媒91がシート状又は板状の場合、シート状支持体又は板状支持体に触媒成分を塗りつけたもの又は触媒成分をシート状又は板状に固めたものを水素燃焼触媒91として用いる。水素燃焼触媒91が球状集合体の場合、複数の球状支持体に触媒成分を付けたもの又は触媒成分を球状に固めたものの集合体を用いる。なお、図1〜図3に示す水素燃焼触媒91は、網状の場合を示している。
不燃性網92は具体的には金属からなる金網であり、二枚の金網の間に水素燃焼触媒91が挟み込まれている。
そして、このような不燃性網92と水素燃焼触媒91とを備える燃焼部9は、開口64内に嵌め込まれている。
燃料容器1において、燃料貯留部4内の燃料49は、燃料排出管42を介して後述の他の機器に供給される。よって、燃料貯留部4内の燃料49が減少するにつれて燃料貯留空間41の容積が小さくなるので、逆に液体回収空間21の容積が大きくなり、その容積分の水等の液体99を回収することができる。
図4は、燃料容器1を備えた電子機器400を示した図であり、(a)は上面図、(b)は後面図、(c)は右側面図である。
電子機器400は、燃料容器1の他に電子機器本体401を備える。この電子機器本体401は、キーボードを備え付けた下筐体402と、液晶等のディスプレイパネル402を備え付けた上筐体403と、下筐体402と上筐体403を結合したヒンジ部405と、下筐体402に対して着脱可能とされた発電部筐体407とを備える。上筐体403はや下筐体402には、CPU、RAM、ROMその他の電子部品等が内臓されている。上筐体403がヒンジ部406によって下筐体402に対して回動可能とされ、下筐体402のキーボードに上筐体403のディスプレイパネルを相対された状態でこれらを折り畳むことができるように構成されている。
発電装置(発電部)200は、発電部筐体407に内蔵されている。発電装置200は、水を貯留する水タンク201と、燃料容器1の燃料貯留部4及び水タンク201から供給された燃料と水から水素を生成する反応装置210と、水素の電気化学反応により電気エネルギーを生成する燃料電池220と、を備えている。また、発電装置200は、反応装置210で生成された水素を加湿して燃料電池220のアノードに供給する第一の加湿器221、燃料電池220のカソードに供給する空気を加湿する第二の加湿器222を更に備えている。燃料電池220の電解質膜は、第一の加湿器221及び第二の加湿器222によって加湿された空気及び改質ガスにより加湿されており、電解質膜内の水素イオンが移動しやすい状態となっている。第一の加湿器221及び第二の加湿器222への水の供給の開始時期は、燃料電池220が発電を開始する直前が好ましく、水供給期間は、燃料電池220が発電している間供給されていてもよく、また燃料電池220が発電する際に生じる水が電解質膜全体に浸透するのであれば、発電を開始する直前のみであってもよい。
CH3OH+H2O→3H2+CO2・・・(1)
H2+CO2→H2O+CO・・・(2)
2CO+O2→2CO2・・・(3)
第二の加湿器222は、空気ポンプP4から供給された空気を水タンク201から供給された水によって加湿して、燃料電池220のカソードに供給する。また、第二の加湿器222に供給された水の一部は第一の加湿器221に送り込まれ、第二の加湿器222から排出された水は水タンク201に回収されるようになっている。
H2→2H++2e−・・・(4)
2H++1/2O2+2e−→H2O・・・(5)
なお、第一の流量計F1と気化器211との間で、燃料ポンプP3によって送られた燃料と第一の水ポンプP1によって送られた水とが混合された後、気化器211に送られるようになっている。第一のバルブV1から排出された燃料と第二のバルブV2から排出された水は、反応装置210に到達する前に混合される。
また、水回収器202と管409(図4に図示)との間には第三のバルブV3が接続されている。第三のバルブV3は、その開閉動作で水回収器202から燃料容器1の排出物導入路23へ、また、触媒燃焼器213から排出物導入路23へ、排出物(水、二酸化炭素、残留水素、一酸化炭素、メタノール、空気等)の流通を遮断又は許容するようになっている。
さらに、水タンク201と燃料電池220のカソードとの間であって、水タンク201と第三のバルブV3との間には第四のバルブV4が接続されている。第四のバルブV4は、水タンク201側に切り替えて第二の加湿器222から水タンク201へ、燃料電池220のカソードから排出された不要な水の流通を遮断又は許容するようになっている。具体的には、第四のバルブV4は、水タンク201内の水が所定量以上(満タン)である場合に、水タンク201側への水の供給を遮断し、第三のバルブV3側に水の供給の許容するように切り替えて第二の加湿器222から第三のバルブV3を介して燃料容器1の第1の第一の流路61へ、第二の加湿器222から排出された水の流通を遮断又は許容するように制御され、一方、水タンク201内の水が所定量未満である場合に、第三のバルブV3側への水の供給を遮断し、水タンク201側に水の供給を行うように制御される。
さらに、DC/DCコンバータ240には二次電池241が接続されている。そして、例えば燃料電池220で得た余剰の電気エネルギーを蓄え、燃料電池220での発電が停止している場合に燃料電池220の代替として外部電子機器に電力を供給できるようになっている。制御部230や、各ドライバ、各センサ、反応装置210の電気ヒータは、起動時において、DC/DCコンバータ240を介して二次電池241の出力の一部によって電気的に駆動され、燃料電池220の出力が定常状態になったら、DC/DCコンバータ240を介して燃料電池220の出力の一部によって電気的に駆動される。
発電装置200が作動し、制御部230がドライバD1〜D4を介して燃料ポンプP3、第一の水ポンプP1、第二の水ポンプP2及び空気ポンプP4を作動させ、さらにドライバD21を介して電気ヒータを発熱させる。ここで、発電装置200の作動は、下筐体402や上筐体403内の回路からバスを介して制御部230に作動信号が入力されることによって開始する。
燃料ポンプP3が作動すると、燃料容器1の燃料貯留部4内の燃料が燃料排出管42から第一のバルブV1、第一の流量計F1を介して反応装置210に向けて送られる。
第一の水ポンプP1が作動すると、水タンク201内の水が第二のバルブV2、第二の流量計F2を介して反応装置210に向けて送られ、燃料と水とが混合された後、気化器211に送られる。さらに、第二の水ポンプP2が作動すると、水タンク201内の水が燃料電池220のカソード側に設けられた第一及び第二の加湿器221,222に送られる。
空気ポンプP4が作動すると、外気の空気が第六のバルブV6を介して触媒燃焼器213に送られ、第五のバルブV5を介して一酸化炭素除去器214に送られる。また、空気ポンプP4の作動により、外気の空気が第二の加湿器222に送られる。ここで、制御部230は、各流量計F1、F2からフィードバックされた流量のデータに基づき、所定の流量となるように各バルブV1〜V4を制御する。
改質器212では、気化器211から供給された混合気中のメタノールと水蒸気が触媒により反応して二酸化炭素及び水素が生成される(上記化学反応式(1)参照)。また、改質器212では、化学反応式(1)についで逐次的に一酸化炭素が生成される(上記化学反応式(2)参照)。そして、改質器212で生成された一酸化炭素、二酸化炭素及び水素等からなる混合気が一酸化炭素除去器214に供給される。
燃料電池220のアノードに供給された改質ガス中の水素が上記化学反応式(4)に示すように水素イオンと電子とに分離する。
燃料電池220のカソードに供給された空気は、空気中の酸素が上記化学反応式(5)に示すように水素イオンと電子と反応し、副生成物として水が生成される。
カソード側では、供給された空気が生成物である水とともに排出され、水回収器202に送り込まれ冷却され、気液分離膜203によって気液分離されて、水は水タンク201に貯留され再利用される。水蒸気を含む気体は燃料容器1の第一の流路61に送られる。そして、上記と同様にして金属板6で冷却されて液体となった水は液体回収空間21に回収され、液体とならなかった気体は気液分離膜8を通過して燃焼部9で燃焼される。
また、水残量センサS1が水タンク201内の水が所定量以上(満タン)となったことを検出した場合には、第四のバルブV4を水タンク201側から第三のバルブV3側に切り替え、余分な水等の液体が燃料容器1の第一の流路61へと送られる。
また、燃焼部9は、気液分離膜8によって液体と分離された後の気体中の残留水素、一酸化炭素、メタノール等の可燃性気体を燃焼するように液体回収室21の後段に設けられているので、排出物中の液体による燃焼低下や失活が起こらずに、安定かつ確実に水素や一酸化炭素等の気体を燃焼させることができる。
また、燃料貯留部4は容器本体2内に収容され、容器本体2と燃料貯留部4との間に形成される空間部分に液体回収空間21が設けられ、放熱板である金属板6の下面に第一の溝部が形成されて、第一の溝部と容器本体2の対向面との間に形成される第一の流路61内に排出物を流通させて液体回収空間21に排出物を導入させ、さらに、容器本体2のうち液体回収空間21に臨む部分に気液分離膜8が設けられているので、第一の流路61を流通して放熱された排出物が液体回収空間21で回収された後、液体回収空間21で回収された排出物のうち凝縮しなかった気体が気液分離膜8を通過して放出され、凝縮した液体は気液分離膜8を通過せずに液体回収空間21に回収される。
燃焼部9は、気体を燃焼させる燃焼触媒91を備えるので、簡単な構造で、気体を通過させるだけで容易に燃焼させることができる。また、燃焼触媒91を網状に形成することによって、触媒面積を広くすることができるとともに圧力損失を低くすることができる。
第二の実施の形態における燃料容器1Aは、金属板6Aの構造及び燃焼部9Aの位置が第一の実施の形態の燃料容器1と異なっており、その他の構造は基本的に同様であるため、異なる点のみについて説明し、同様の部分については同様の数字に英字Aを付してその説明を省略する。
図6は、燃料容器1Aの分解斜視図、図7は、燃料容器1Aの上面を示した平面図、図8は、図7の切断線VIII−VIIIに沿って切断した際の矢視断面図である。
水回収装置1Aは、容器本体2Aと、燃料貯留部4Aと、金属板6Aと、気液分離膜8Aと、金属板6Aの一部に設けられた燃焼部9Aと、を備える。
容器本体2A、燃料貯留部4A、液体回収空間2A及び気液分離膜8Aは、上述の水回収装置1の容器本体2、燃料貯留部4、液体回収空間2及び気液分離膜8とそれぞれ同様のものである。
金属板6Aは、その下面に、気体を液体回収空間21に流入させる第一の流路61Aが第一の溝として凹設されており、第一の流路61Aは、金属板6の右端部から左端部にかけて葛折り状に蛇行した形状を成している。
燃料容器1Aにおいて、燃料貯留部4A内の燃料49は、燃料排出管42Aを介して他の機器に供給され、他の機器では、供給された燃料49から生成物(水や二酸化炭素等)が生成され、未反応の燃料(残留水素や一酸化炭素、メタノールを含む)や空気等とともに排出物として排出される。排出された排出物は、排出物導入路23Aに導入され、第一の流路61Aを排出物導入路23A側から小孔27Aへと流れる。排出物が第一の流路61Aを流れている間に、排出物が金属板6Aによって放熱されて、排出物中の水蒸気が凝縮して液化する。
第一の流路61Aを流れた排出物は凝縮した水とともに小孔27Aを通って液体回収空間21Aに導入され、液体回収空間21Aに貯留される。液体回収空間21Aに導入された排出物のうち凝縮しなかった水蒸気は、さらに液体99によって冷却されて液化し、貯留される。一方、液体回収空間21Aに導入された排出物のうち凝縮しなかった気体は、気液分離膜8Aを通過し、第二の流路62Aを凹部63Aから開口64A側へと流れ、第二の流路62A内の水素燃焼触媒91Aに接し、気体中の残留水素ガス、一酸化炭素及びメタノールが水素燃焼触媒91Aにより空気中の酸素を用いて燃焼される。
その他、第一の実施の形態と同様の構成部分については同様の効果を得ることができるので、その説明は省略する。
例えば、金属板6,6Aの表面積を大きくして放熱効率を高めるため、金属板6,6Aの上面に複数のフィンを取り付けても良いし、複数のフィンを金属板6,6Aと一体に形成しても良い。また、容器本体2,2Aは上記樹脂以外であっても、熱伝導性の高い材料、例えば金属や、表面をアルマイト処理したアルミニウム等から構成しても良い。この場合も、放熱効率が高くなるため水回収率が高くなり好ましい。
また、燃料電池220に触媒燃焼器を設ける場合は、アノードで未反応の水素を含む排出物(残留水素、一酸化炭素、メタノール等)を、該触媒燃焼器を介して燃料貯留部4の燃焼部9に送ることが好ましい。
4,4A 燃料貯留部
6,6A 金属板(放熱板、放熱部)
8,8A 気液分離膜
9,9A 燃焼部
21,21A 液体回収空間(回収部)
49 燃料
61,61A 第一の流路
62A 第二の流路
91,91A 燃焼触媒
200 発電装置(発電部)
300 発電システム
Claims (6)
- 燃料が供給されることにより発電する発電部に着脱自在な燃料容器において、
燃料を貯留し前記発電部に燃料を供給する燃料貯留部と、
前記発電部から排出された排出物を燃焼する燃焼部と、
前記排出物を放熱させる放熱部と、
放熱後の排出物のうち、気体と液体とを分離する気液分離膜と、
前記気液分離膜によって分離された液体を回収する回収部と、を備え、
前記燃焼部は、前記気液分離膜によって前記液体と分離された後の気体を燃焼し、
前記燃料貯留部は、容器本体内に収容され、
前記回収部は、前記容器本体と前記燃料貯留部との間に形成される空間部分に設けられ、
前記放熱部は、放熱板を備え、
前記放熱板と前記容器本体との互いに対向する対向面のいずれか一方に前記回収部に連通する第一の溝部が形成され、
前記第一の溝部と、前記第一の溝部に対向する対向面との間に形成される第一の流路内に前記排出物を流通させて前記回収部に前記排出物を導入させることを特徴とする燃料容器。 - 前記容器本体のうち前記回収部に臨む部分に、前記気液分離膜が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料容器。
- 前記燃焼部は、前記気体を燃焼させる燃焼触媒を備えることを特徴とする請求項2に記載の燃料容器。
- 前記燃焼触媒は、網状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料容器。
- 前記放熱板と前記容器本体との互いに対向する対向面のいずれか一方に前記気液分離膜に連通する第二の溝部が形成され、
前記第二の溝部と、前記第二の溝部に対向する対向面との間に形成される第二の流路内に前記気液分離膜によって分離された気体を流通させる第二の流路を備え、
前記第二の流路内に前記燃焼触媒が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃料容器。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料容器と、
前記燃料容器が着脱自在に設けられて前記燃料貯留部から燃料が供給されることにより発電する発電部と、を備えたことを特徴とする発電システム。
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