JP2008063190A - 反応装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】リード線を通じた熱損失を極力抑えることができる反応装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】反応装置1は、燃料と水から水素を生成する反応装置本体2と、反応装置本体2の表面に設けられたヒータ3,4と、反応装置本体2の表面に搭載された内部制御回路5と、反応装置本体2、ヒータ3,4及び内部制御回路5を収容した断熱パッケージ6とを備える。反応装置本体2は、高温反応部21と、高温反応部21よりも低い温度で動作する低温反応部22と、高温反応部21と低温反応部22の間に架設された架橋部23とを有する。内部制御回路5は低温反応部22の表面に実装されている。内部制御回路5に接続されたリード線51,52が断熱パッケージ6を貫通して外に延出している。
【選択図】図1

Description

本発明は、反応物の反応を起こす反応装置、特に燃料から水素を生成する反応装置及び電子機器に関する。
近年では、エネルギー変換効率の高いクリーンな電源としての燃料電池を自動車や携帯機器などに搭載するため、燃料電池やその周辺技術の開発が進められている。燃料電池は、燃料と大気中の酸素を電気化学的に反応させて、化学エネルギーから電気エネルギーを直接取り出す装置である。
燃料電池に用いる燃料としては水素単体が挙げられるが、常温、常圧で気体であることによる取り扱いに問題がある。これに対して、アルコール類及びガソリンといった燃料を改質して水素を生成する改質型燃料電池では、燃料を液体の状態で容易に保存することができる。このような燃料電池においては、液体燃料及び水を気化させる気化器、気化された液体燃料と高温の水蒸気を反応させることによって、発電に必要な水素を取り出す改質器、改質反応の副生成物である一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去器等を備えた反応装置が必要となる(例えば、特許文献1参照)。
このような改質型燃料電池を小型化するために、気化器、改質器、一酸化炭素除去器を積み重ねたマイクロリアクタの開発が進められている(例えば、特許文献2参照)。気化器、改質器及び一酸化炭素除去器は高温で動作するので、特許文献2に記載されたマイクロリアクタには、複数の発熱体(17)が設けられている。各発熱体に電極(18)が形成され、電極を通じて発熱体に電圧を印加することによって発熱体が発熱する。
特開2001−118595号公報 特開2005−132712号公報
ところで、マイクロリアクタの熱の利用効率を高めるため、マイクロリアクタを断熱パッケージ内に収容することが行われている。各発熱体を発熱させるためには、それぞれの電極にリード線を接続し、各リード線を断熱パッケージに貫通させて断熱パッケージの外に延出させる。これにより、リード線を通じて発熱体に電圧を印加することができる。
しかし、断熱パッケージ内の熱がリード線を伝導して断熱パッケージの外に逃げてしまう。発熱体が複数あると、リード線も増えてしまい、リード線を通じた熱損失も無視できなくなる。
そこで、本発明は、リード線を通じた熱損失を極力抑えることができる反応装置及び電子機器を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、反応装置において、燃料を改質する反応装置本体と、前記反応装置本体に設けられた複数のヒータと、前記複数のヒータに導通し、前記複数のヒータを制御する内部制御回路と、前記反応装置本体、前記複数のヒータ及び前記内部制御回路を収容した断熱パッケージと、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の反応装置において、前記内部制御回路が前記反応装置本体に実装されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の反応装置において、前記内部制御回路に接続されたリード線が前記断熱パッケージを貫通して前記断熱パッケージの外に延出していることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の反応装置において、前記反応装置本体が、燃料と水の改質反応により水素を生成する改質器を有する高温反応部と、前記改質器で副生された一酸化炭素を選択酸化反応により除去する一酸化炭素除去器を有するとともに前記高温反応部よりも低温で動作する低温反応部と、を有し、前記内部制御回路が前記低温反応部の表面に実装されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の反応装置において、前記反応装置本体が、前記高温反応部と前記低温反応部の間に架設された架橋部を更に有し、前記複数のヒータのうち何れかのヒータの両端が前記内部制御回路に接続され、そのヒータが前記低温反応部から前記架橋部を経由して前記高温反応部にわたって設けられ、前記複数のヒータのうち別のヒータの両端が前記内部制御回路に接続され、そのヒータが前記低温反応部に設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、電子機器において、請求項1から5のいずれか一項に記載の反応装置と、前記反応装置からの改質生成物によって発電する燃料電池と、前記燃料電池から供給される電力によって動作する電子機器本体と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、内部制御回路が断熱パッケージ内に収容され、複数のヒータが内部制御回路に導通しているので、内部制御回路に接続したリード線を断熱パッケージから導出させるだけで、リード線及び内部制御回路を通じて各ヒータを制御することができる。各ヒータにリード線を接続せずとも済み、断熱パッケージを貫通するリード線は内部制御回路に接続されたリード線だけであるから、熱損失を抑えることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明の実施形態における反応装置1の分解斜視図である。
この反応装置1は、燃料容器81及び燃料電池82とともに電子機器101に搭載されている。電子機器101は図6に示すように、発電モジュール87と、発電モジュール87から供給される電力によって動作する負荷85と、を備えており、負荷85となる電子機器本体としては、例えばノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、腕時計、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、遊技機等の携帯電子機器がある。
発電モジュール87は、反応装置1と、反応装置1で改質された水素によって発電する燃料電池82と、燃料電池82の出力を規格化して出力するDC−DCコンバータ83と、二次電池84と、後述する内部制御回路5を断熱パッケージ6の外から制御する外部制御回路86と、を備え、内部に燃料容器81が着脱自在に収容できるスペースが設けられている。
燃料容器81には、燃料(例えば、メタノール、エタノール、ジメチルエーテル、ブタン、ガソリン等の組成に水素を含む化合物)と水が別々に又は混合した状態で貯留されている。燃料容器81内の燃料と水はマイクロポンプ等によって反応装置1に送られ、反応装置1内の気化工程、改質工程、一酸化炭素除去工程を経ることで水素等が生成され、生成された水素が燃料電池82に送られる。燃料電池82は電子機器を動作させるための電源として用いられ、燃料電池82では水素と酸素の電気化学反応により電気が取り出される。
図1に示すように、反応装置1は、燃料と水から水素を生成する反応装置本体2と、反応装置本体2の表面に設けられたヒータ3,4と、反応装置本体2の表面に搭載された内部制御回路5と、反応装置本体2、ヒータ3,4及び内部制御回路5を収容した断熱パッケージ6とを備える。
断熱パッケージ6は、下面が開口した直方体箱状のケース11と、ケース11の下面開口を閉塞してケース11に接合されたプレート12とを備える。ケース11及びプレート12は何れも、ガラス、セラミックといった断熱材又はステンレス鋼等といった金属材料からなる。断熱パッケージ6の内側は減圧雰囲気で好ましくは内圧が1Pa以下とされている。この断熱パッケージ6の内面には、アルミニウム、金といった金属反射膜が成膜され、反応装置本体2やヒータ3,4から発した熱線・電磁波等の輻射が金属反射膜によって反射され、このような反射によって輻射による熱損失が抑制されている。
反応装置本体2は、300℃〜400℃の高温で動作する高温反応部21と、高温反応部21よりも低い温度(140℃〜200℃)で動作する低温反応部22と、高温反応部21と低温反応部22の間に架設された架橋部23とを有する。高温反応部21、低温反応部22及び架橋部23は、主にSUS304等のステンレス製の板で形成されている。
低温反応部22の下面には、気化器用管材24と、気化器用管材24よりも細い管材25〜29とが連結されており、気化器用管材24及び管材25〜29は断熱パッケージ6の下面を貫通して、断熱パッケージ6の外へ延出している。プレート12に形成された貫通孔74〜79は、それぞれ気化用管材24、管材25〜29を通す穴である。また、反応装置本体2が気化器用管材24及び管材25〜29によって支えられ、反応装置本体2が断熱パッケージ6の内面から離れている。気化器用管材24及び管材25〜29はいずれも、SUS304等のステンレス製であり、気化用管材24及び管材25〜29は、気化器用管材24を中心に等間隔で離間しているが、比較的プレート12の中央部に局在している。
気化器用管材24は、外部から反応装置本体2へ燃料と水の混合液を気化して導入するための管である。管材28は、外部から反応装置本体2へ空気を導入するための管である。管材25は、反応装置本体2において燃料と水から生成された生成物(H2等)を外部へ排出するための管である。管材27及び管材29は、外部から反応装置本体2へ空気と気体燃料(例えば、水素ガス、メタノールガス等)の混合気を導入するための管である。管材26は、反応装置本体2において空気と気体燃料の燃焼により生じた排ガスを外部へ排出するための管である。
図2は、反応装置本体2を機能ごとに分けた場合の概略側面図である。図2に示すように、高温反応部21は改質器30及び第二燃焼器31を有し、低温反応部22は一酸化炭素除去器32を有する。低温反応部22の下面には第一燃焼器33と気化器34が設けられている。
図3は、反応装置本体2の分解斜視図である。図3に示すように、反応装置本体2は、高温反応部21と低温反応部22との間が絞られた幅狭の部分を有するベースプレート41にベースプレート41と同様な平面形状の平板42を張り合わせて接合し、箱体43の内側に波形板44を収容し、その箱体43をベースプレート41と平板42の接合体のうち一方の幅広の部分に被せて接合し、別の箱体45の内側に波形板46、平板47及び波形板48を積み重ねるように収容し、その箱体45を他方の幅広の部分に被せて接合したものである。
高温反応部21は、波形板44が収容された箱体43をベースプレート41と平板42の接合体のうち一方の幅広の部分に被せて接合したものである。低温反応部22は、波形板46、平板47及び波形板48が収容された箱体45をベースプレート41と平板42の接合体のうち他方の幅広の部分に被せて接合したものである。架橋部23は、ベースプレート41の中央部で括れた部分と、平板42の中央部で括れた部分とを接合したものである。
気化器34は、気化器用管材24の中に吸液材を充填したものである。吸液材は、例えばフェルト材、セラミック多孔質材、繊維材、カーボン多孔質材などのように毛管現象により液体を吸収するものである。この気化器34においては、気化器用管材24に供給された燃料と水の混合液が吸液材に吸収され、吸収された混合液が第一燃焼器33の熱やヒータ4の熱、架橋部23、一酸化炭素除去器32を介したヒータ3や第二燃焼器の熱によって気化する。
ベースプレート41の上面(平板42との接合面)には、気化器用管材24との連結領域から架橋部23を通って改質器30にまで至る溝が凹設されており、気化器34で気化した水と燃料の混合気がその溝を通って改質器30に送られる。波形板44が隔壁として箱体43に収容されることによって改質器30の流路が形成され、波形板44の表面や箱体43の内面に改質用触媒(例えば、燃料がメタノールの場合、Pd/ZnO系触媒)が担持されている。
改質器30は、気化した水と燃料から水素ガス等を改質用触媒による改質反応により生成し、更に微量ながら一酸化炭素ガスを生成する。燃料がメタノールの場合には、次式(1)、(2)のような化学反応が改質器30で起こる。なお、水素が生成される反応は吸熱反応であり、その反応には第二燃焼器31等の熱が用いられる。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 …(1)
2+CO2→H2O+CO …(2)
また、ベースプレート41の上面には、改質器30から架橋部23を通って一酸化炭素除去器32にまで至る溝が凹設されており、改質器30で生成された水素、一酸化炭素等の混合気がその溝を通って一酸化炭素除去器32に送られる。更に、ベースプレート41の上面には、管材28から一酸化炭素除去器32にまで至る溝が凹設されており、管材28に導入された空気がその溝を通って一酸化炭素除去器32に送られる。波形板46、平板47及び波形板48が隔壁として箱体45に収容されることによって一酸化炭素除去器32の流路が形成され、波形板46、平板47及び波形板48の表面や箱体45の内面に選択酸化用触媒(例えば、白金)が担持されている。
一酸化炭素除去器32は、改質器30の改質の過程で副生成物として生成された一酸化炭素を選択酸化用触媒により優先的に酸化させることで、一酸化炭素を選択的に除去する。一酸化炭素が酸化する選択酸化反応は、発熱反応である。
また、ベースプレート41の上面のうち一酸化炭素除去器32の下側の部分には、一酸化炭素除去器32から管材25にまで至る溝が凹設されており、一酸化炭素除去器32により一酸化炭素を除去した混合気体がその溝を通って管材25に送られる。管材25が燃料電池82の燃料極に接続されており、反応装置本体2の内部で生成された水素等の混合気体が管材25により燃料電池82の燃料極に送られる。一方、外部の空気が燃料電池82の酸素極に送られる。燃料電池82は、燃料極と、酸素極と、燃料極と酸素極との間に挟まされた電解質膜とから構成される。燃料電池82においては、燃料極に供給された混合気体中の水素が電解質膜を介して、酸素極に供給された空気中の酸素と電気化学反応することによって、燃料極と酸素極との間で電力が生じる。なお、燃料電池82の電解質膜が水素イオン透過性の電解質膜(例えば、固体高分子電解質膜)の場合には、燃料極では次式(3)のような反応が起き、燃料極で生成された水素イオンが電解質膜を透過し、酸素極では次式(4)のような反応が起こる。
2→2H++2e- …(3)
2H++1/2O2+2e-→H2O …(4)
また、燃料電池82の燃料極には、管材27及び管材29が連結されている。燃料電池82の燃料極で電気化学反応せずに残った水素ガス等が空気と混合されて、管材27及び管材29に送られる。
また、ベースプレート41の上面には、管材29から架橋部23を通って第二燃焼器31にまで至る溝が凹設されており、管材29に導入された水素ガスと空気等の混合気体がその溝を通って第二燃焼器31に送られる。ベースプレート41の上面のうち改質器30の下側の部分には、第二燃焼器31の燃焼室が凹設され、その燃焼室の壁面に燃焼用触媒(例えば、白金)が担持されている。第二燃焼器31は、水素ガスと酸素を燃焼用触媒による触媒反応により燃焼させ、燃焼熱を発生させる。第二燃焼器31で発生した燃焼熱が改質器30に伝熱したり、架橋部23を通って低温反応部22に伝熱したりする。
また、ベースプレート41の上面には、第二燃焼器31から架橋部23を通って管材26にまで至る溝が凹設されており、第二燃焼器31において水素の燃焼等により生成された排ガスがその溝を通って管材26に送られ、管材26から外部に排出される。
また、ベースプレート41の上面のうち一酸化炭素除去器32の下側の部分には、管材27から第一燃焼器33にまで至る溝が形成されており、管材27に導入された水素ガスと空気等の混合気体がその溝を通って第一燃焼器33に送られる。
第一燃焼器33は気化器用管材24を囲繞して低温反応部22に下面に接合されており、その接合面には第一燃焼器33の燃焼室が凹設され、その燃焼室の壁面に燃焼用触媒(例えば、白金)が担持されている。第一燃焼器33は、水素ガスと酸素を燃焼用触媒による触媒反応により燃焼させ、燃焼熱を発生させる。第一燃焼器33で発生した燃焼熱が気化器34及び一酸化炭素除去器32に伝熱する。
ベースプレート41の上面のうち一酸化炭素除去器32の下側の部分には、第一燃焼器33から管材26にまで至る溝が凹設されており、第一燃焼器33において水素の燃焼等により生成された排ガスがその溝を通って管材26に送られ、管材26から外部に排出される。
改質器30の適正反応温度は、気化器34の適正気化温度よりも高く、また一酸化炭素除去器32の適正反応温度よりも高い。この温度差は、各部材の熱伝導率及び各部材の構造の設定と第一燃焼器33に供給される水素ガスの量(換言すれば発熱量)及び第二燃焼器31に供給される水素ガスの量(換言すれば発熱量)の制御によって維持することができる。このようにして、高温反応部21と低温反応部22との間で温度差が生じ、高温反応部21が低温反応部22よりも高温にすることができる。特に、反応装置本体2が断熱パッケージ6の内面から離れた状態で断熱パッケージ6内に収容され、高温反応部21から低温反応部22への熱伝導が架橋部23に限られているので、高温反応部21と低温反応部22の温度差を大きくすることができ、高温反応部21及び低温反応部22を所望の温度で動作させることができる。
反応装置本体2の下面には、絶縁膜49が成膜されている。この絶縁膜49の代わりに、絶縁プレートが反応装置本体2の下面に貼着されても良い。なお、ベースプレート41が電気絶縁体であれば、絶縁膜49や絶縁プレートは無くとも良い。
図1、図3に示すように、絶縁膜49にヒータ3,4がパターニングされている。ヒータ3は金といった電熱材(電気抵抗材)を蛇行した形状にパターニングしたものであり、ヒータ3はその温度の変化に応じてその電気抵抗が変化する特性を持ち、ヒータ3の電気抵抗値からそのときのヒータ3の温度を読み取る温度センサとしても機能する。具体的には、ヒータ3の電気抵抗は、温度の増加に対しほぼ線形の増加を示す。ヒータ3は、ヒータ3に接する絶縁膜49(場合によってはベースプレート41)と電熱材との間に密着性を向上するための単層或いは複数層の金属膜を介在させてもよい。
ヒータ3の両端部が低温反応部22の下面にある。改質器30を加熱するためのヒータ3は、その一端から中間部にかけて、低温反応部22の下面から架橋部23の下面を経由して高温反応部21の下面に形成され、中間部から他端にかけて、高温反応部21の下面から架橋部23の下面を経由して低温反応部22の下面に形成されている。
ヒータ4は金といった電熱材(電気抵抗材)を蛇行した形状にパターニングしたものであり、ヒータ4の全体が低温反応部22の下面に形成されている。ヒータ4はその温度の変化に応じてその電気抵抗が変化する特性を持ち、ヒータ4の電気抵抗値からそのときのヒータ4の温度を読み取る温度センサとしても機能する。具体的には、ヒータ4の電気抵抗は、温度の増加に対しほぼ線形の増加を示す。ヒータ4は、ヒータ4に接する絶縁膜49(場合によってはベースプレート41)と電熱材との間に密着性を向上するための単層或いは複数層の金属膜を介在させてもよい。
ヒータ3の両端が内部制御回路5に接続され、ヒータ4の両端も内部制御回路5に接続され、この内部制御回路5は低温反応部22の下面に表面実装されている。この内部制御回路5は入力端子が正電圧信号入力端子と負電圧信号入力端子の二つのみの耐熱性のICチップであり、その耐熱温度は一酸化炭素除去器32の加熱温度より高い。また、内部制御回路5にはリード線51,52が接続され、リード線51,52が断熱パッケージ6の下面を貫通して断熱パッケージ6の外に延出している。プレート12に形成された貫通孔71,72はそれぞれリード線51,52を通す穴である。リード線51,52は断熱パッケージ6の外部で外部制御回路86(図6に図示)に接続されている。
これらリード線51,52によって外部制御回路86から内部制御回路5に入力電圧が印加され、内部制御回路5が動作し、内部制御回路5によってヒータ3,4の温度、ひいては改質器30、一酸化炭素除去器32、気化器34の温度が制御される。図4に示すように、この内部制御回路5は、コントローラ61と、アンプ機能付きのADコンバータ62と、アンプ機能付きのDAコンバータ63と、アンプ機能付きのDAコンバータ64と、アンプ機能付きのADコンバータ65とを有する。
コントローラ61は、DAコンバータ63を介してヒータ3に流れる電流を制御するとともに、DAコンバータ64を介してヒータ4に流れる電流を制御する。コントローラ61による処理の流れを図5に示す。
コントローラ61によって指定された値の電流がDAコンバータ63によってデジタル信号からアナログ信号に変換され、その指定された値の電流がDAコンバータ63によりヒータ3に流れる(ステップS1)。また、ヒータ3に印加される電圧の値はADコンバータ62によってアナログ信号からデジタル信号に変換され、電圧の値がコントローラ61にフィードバックされる(ステップS2)。コントローラ61は、フィードバックされた電圧の値と指定した電流の値とに基づき、新たに指定値を求めてその指定値の電流をDAコンバータ63を介してヒータ3に流す。具体的には、フィードバックされた電圧の値を指定した電流の値で除することで、ヒータ3の電気抵抗を求め(ステップS3)、ヒータ3の温度が電気抵抗に依存するので、そのヒータ3の電気抵抗からヒータ3の温度を求め(ステップS4)、目標温度とヒータ3の温度の差を求め(ステップS5)、その差を基に電流の増減量を求めて(ステップS6)、ヒータ3に流す電流をその増減量だけ増減させる。
コントローラ61はヒータ4についても同様の制御を行う。つまり、コントローラ61によって指定された値の電流がDAコンバータ64によってデジタル信号からアナログ信号に変換され、その指定された値の電流がDAコンバータ64によりヒータ4に流れる。また、ヒータ4に印加される電圧の値はADコンバータ65によってアナログ信号からデジタル信号に変換され、電圧の値がコントローラ61にフィードバックされる。コントローラ61はフィードバックされた電圧の値を指定した電流の値で除することで、ヒータ4の電気抵抗を求め、そのヒータ4の電気抵抗からヒータ4の温度を求め、目標温度とヒータ4の温度の差を求め、その差を基に電流の増減量を求めて、ヒータ3に流す電流をその増減量だけ増減させる。
上記のようなコントローラ61によるヒータ3,4の温度制御には、ファジィ制御、PID制御等のアルゴリズムが用いられる。上記のようなコントローラ61の処理は、燃料容器81から水と燃料が反応装置本体2に送られている時であって、反応装置本体2で生成された水素と外部の酸素とから燃料電池82によって発電が行われている時に行われる。
燃料電池82から出力された電力は、図6に示すように、DC−DCコンバータ83を介して電子機器本体である負荷85に供給されてもよく、或いはDC−DCコンバータ83を介していったん電荷として二次電池84にチャージされ、必要に応じて二次電池84からDC−DCコンバータ83を経由して負荷85に供給されてもよい。またDC−DCコンバータ83は、外部制御回路86が動作するのに必要な電力を供給している。
外部制御回路86は、内部制御回路5のコントローラ61が上述した演算処理をするために必要な制御信号をリード線51,52を介して内部制御回路5に出力し、さらに、燃料容器81から液体燃料を取り込むポンプ、DC−DCコンバータ83及び二次電池84等の発電モジュール87内の制御を一括して行っている。
以上のように、本実施形態においては、リード線51,52がヒータ3,4の両端部からそれぞれ引き出されているのではなく、内部制御回路5から引き出されている。2個のヒータ3,4が断熱パッケージ6内にあったものとしても、リード線は4本ではなく、2本のリード線51,52が断熱パッケージ6(プレート12に形成された貫通孔71,72)を貫通しており、本数が少なくなっている。そのため、断熱パッケージ6の熱が伝導する経路は、管材24〜29のほかリード線51,52だけであるので、熱損失を抑えることができ、また貫通孔の数が減るので貫通孔から気体がリークする要因が減り、断熱パッケージ6内の圧力を維持しやすい。
また、内部制御回路5が比較的低温な低温反応部22の表面に実装されているので、内部制御回路5の耐熱性がそれ程高くなくても良い。そのため、内部制御回路5の選択範囲が広く、様々なチップを内部制御回路5として用いることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計の変更をおこなっても良い。
上記実施形態ではヒータ3,4が反応装置本体2の表面に設けられていたが、ヒータ3が反応装置本体2の内部において改質器30及び第二燃焼器31の流路に露出するように設けられ、ヒータ4が反応装置本体2の内部において一酸化炭素除去器32に露出するように設けられていても良い。
また、ヒータ3,4に加えて別のヒータが反応装置本体2に設けられ、その別のヒータが内部制御回路5に接続されて内部制御回路5によって制御されても良い。つまり、2個のヒータに限らず、3つ以上のヒータが反応装置本体2に設けられても良い。
また、上記実施形態では内部制御回路5が反応装置本体2の表面に実装されているが、断熱パッケージ6の内側に収容されていれば、特に別の箇所に実装されても良い。例えば、内部制御回路5が断熱パッケージ6の内壁面に実装されていても良い。内部制御回路5が反応装置本体2の表面以外で断熱パッケージ6の内側に設けられている場合、リード線をヒータ3,4の両端部から内部制御回路5にかけて配索すると、リード線によってヒータ3,4と内部制御回路5を導通させることができる。
反応装置の分解斜視図である。 反応装置本体を機能ごとに分けた場合の概略側面図である。 反応装置本体の分解斜視図である。 内部制御回路のブロック図である。 内部制御回路による制御の流れを示したフローチャートである。 上記反応装置を備えた電子機器が示されたブロック図である。
符号の説明
1 反応装置
2 反応装置本体
3、4 ヒータ
5 内部制御回路
6 断熱パッケージ
21 高温反応部
22 低温反応部
23 架橋部
30 改質器
31 第二燃焼器
32 一酸化炭素除去器

Claims (6)

  1. 燃料を改質する反応装置本体と、
    前記反応装置本体に設けられた複数のヒータと、
    前記複数のヒータに導通し、前記複数のヒータを制御する内部制御回路と、
    前記反応装置本体、前記複数のヒータ及び前記内部制御回路を収容した断熱パッケージと、を備えることを特徴とする反応装置。
  2. 前記内部制御回路が前記反応装置本体に実装されていることを特徴とする請求項1に記載の反応装置。
  3. 前記内部制御回路に接続されたリード線が前記断熱パッケージを貫通して前記断熱パッケージの外に延出していることを特徴とする請求項1又は2に記載の反応装置。
  4. 前記反応装置本体が、燃料と水の改質反応により水素を生成する改質器を有する高温反応部と、前記改質器で副生された一酸化炭素を選択酸化反応により除去する一酸化炭素除去器を有するとともに前記高温反応部よりも低温で動作する低温反応部と、を有し、
    前記内部制御回路が前記低温反応部の表面に実装されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の反応装置。
  5. 前記反応装置本体が、前記高温反応部と前記低温反応部の間に架設された架橋部を更に有し、
    前記複数のヒータのうち何れかのヒータの両端が前記内部制御回路に接続され、そのヒータが前記低温反応部から前記架橋部を経由して前記高温反応部にわたって設けられ、
    前記複数のヒータのうち別のヒータの両端が前記内部制御回路に接続され、そのヒータが前記低温反応部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の反応装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の反応装置と、
    前記反応装置からの改質生成物によって発電する燃料電池と、
    前記燃料電池から供給される電力によって動作する電子機器本体と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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