JP4719730B2 - ケール葉および白菜を用いた喫煙物 - Google Patents

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本発明は、喫煙のための材料としてケール葉および白菜の少なくともいずれかを用いた喫煙物に関する。
人類にとって煙草は古来から嗜好品であるが、近年は、喫煙者のみならず周囲の人にも健康上与える害が大きいことから、禁煙が叫ばれている。そして、かかる状況下、ニコチンやタールを含まない煙草代替物として、サクラの葉を用いた煙草代替物(特許文献1)やアロエの葉を用いた煙草代替物(特許文献2)が開発されている。
しかし、かかる煙草代替物は、今一つ喫味に物足りないところがあり、真に煙草に代替する、市場で煙草愛好者の支持を獲得し得る、ニコチン・タールを含まない喫煙物は、未だ開発されていない。
特公昭59−30396号公報 特公昭64−2353号公報
そこで、本発明は、従来喫煙のために使用されたことのない材料葉を用いた、健康上安全で、煙草愛好者をも満足させる煙草と殆ど差異のない喫味を呈する喫煙物を提供することを課題とする。
本発明の喫煙物は、喫煙のための材料としてケールの葉(本明細書中ケール葉とも呼ぶ)および白菜の両方の材料葉を乾燥させたものを含み、しかも、喫煙のための材料中に、ケール葉と白菜を、1:2〜25の重量比で含むことを特徴とする。ここで本明細書中、「喫煙のための材料」は、点火されることによって、ヒトが吸い込むための煙を発生するものを指す。
ケール(学名:Brassica oleracea L. var.acephala DC.)はアブラナ科の植物であり、その葉は、栄養に富み、ビタミンやミネラルの含有量が緑黄色野菜の中でも多いことから、特に近年、青汁の材料として利用される他、種々の健康食品の材料として高い注目を浴びている。しかし、これまでこのケール葉が喫煙のために利用されたことはなかった。白菜(学名: Brassica rapa var. glabra)もまたアブラナ科の植物であり、ミネラルや繊維が多く、昔から一般的に食用野菜として親しまれているが、これもまた、これまで喫煙のために利用されたことはなかった。この度、本発明者等により初めて、乾燥させたケール葉および白菜が、外見およびその煙の喫味ともに、煙草の葉と非常によく似ており、健康上安全で、煙草と喫味に実質的に差異のない煙草代替物として有用であることが見い出された。
ケール(Brassica oleracea L. var.acephala DC.)には、ポルトガルケール、キッチンケール、マローケール、ブッシュケール、ツリーケール、コラードケール等を含むいくつかの品種があり、本発明の喫煙物においては、これら各品種を単独で、または数種類をブレンドして使用することができる。これらの品種は品種毎に煙が呈する喫味が異なるため、各品種を単独で使用して、品種毎に喫味の異なる喫煙物を作製でき、また、数種類の品種を適宜の割合でブレンドして、各品種を単独で使用した場合とは別異の喫味を呈する喫煙物を作製できる。
ケール葉は、ほぼ通年収穫が可能であり、概して1m前後ものサイズにまで成長する。あらゆる時期に収穫されたあらゆる成長段階のケール葉を本発明の喫煙物のために使用でき、葉の先端が頭を下げて黄色く色づいた段階で収穫されたものが好ましい。日本国内では、9月頃に種を蒔くことにより、2〜5月頃に、害虫の影響を避けて、本発明に好適な葉を収穫できる。
収穫されたケール葉は一般に、収穫後、時間の経過と共に乾燥して葉中のクロロフィルが分解し、カロチノイド系色素が表れて黄変し、さらに褐色色素が生じて褐変する。褐変後、乾燥が進まなければ残存する水分により蒸れて腐敗する。本発明の喫煙物のためには、乾燥による黄変が全体的に進行した黄色〜黄褐色および黄褐色〜褐色の変色段階にあるケール葉を、喫煙のための材料として好適に使用できる。
白菜は、あらゆる成長段階のものを喫煙のための材料として好適に使用でき、収穫後10日以内の新鮮なものが好ましく、一般に市場で入手できるものを使用できる。白菜もまた、ケール葉同様、乾燥による黄変が全体的に進行した黄色〜黄褐色および黄褐色〜褐色の変色段階にあるものを、喫煙のための材料として好適に使用できる。
前記材料葉は、好ましくは、収穫後、裁刻することなく一枚葉の状態で、臭みを取るための処理に供し、次いで乾燥処理を施すことが好ましい。ケール葉および白菜のいずれについても、臭みを取るための処理に付す際に既に黄色〜黄褐色および黄褐色〜褐色の変色段階にあるものを好適に使用できるが、前記臭みを取る処理および乾燥処理の経過において、葉が黄色〜黄灰色、黄灰色〜黄褐色および黄褐色〜褐色に変色したものをもまた、好適に使用できる。前記臭みを取るための処理は、好ましくは、前記材料葉の黄変の開始から褐変の終了まで時期に開始する。この臭みを取るための処理としては、例えば、下記の1)室熟成処理、2)灰汁抜き処理、および3)塩漬け処理が挙げられる。かかる臭みを取るための処理後の材料葉は、含水率15〜40%まで乾燥されることが好ましく、18〜30%まで乾燥されることがより好ましく、例えば含水率20%程度まで乾燥した前記材料葉は、喫煙材料として好適である。
前記1)の室熟成処理は、収穫した材料葉を閉鎖環境下に適当な期間放置することにより、葉の中に含まれる内容成分を変化させる処理であり、例えば、収穫した材料葉を、倉庫等の暗い閉鎖環境下に15日〜3年間程度放置することにより行う。このように閉鎖環境に置くことで、材料葉から蒸発する水分を利用して程良く葉中の成分を変化させることができる。閉鎖環境内の温度条件は、好ましくは10〜35℃であり、湿度条件は、好ましくは、室熟成処理期間を通じて平均45〜90%である。かかる室熟成処理後に行う乾燥処理としては、例えば、当該材料葉をパイプハウスや木造建造物等の風通しを確保した室内で自然環境下に放置するいわゆる自然乾燥や、加熱送風設備を有する乾燥室内で、例えば30〜40℃の送風下に曝す加熱送風乾燥が適している。この室熟成処理により、得られる煙の喫味において、材料葉本来の青臭みが十分に取り除かれる。
2)の灰汁抜き処理は、収穫した材料葉を、水等の葉の臭みを取る効果を有する液体に、例えば1時間〜10日間浸した後、洗浄する工程から成り、かかる工程を複数回、例えば2〜5回繰り返してよく、夏場であれば、材料葉を1〜3時間浸す前記工程を2〜3回繰り返して行うことが好ましい。灰汁抜き処理のための前記液体としては、例えば地下水を好適に使用でき、また、前記液体は、葉の臭みを取る効果を有する物質、例えば、重曹や灰等の灰汁抜き剤や、発酵酒、例えば果実酒や、蒸留酒、例えば焼酎やラム酒等の、飲料用アルコール、およびイオン等を含んでよい。洗浄は、好ましくは水を用いて行う。このような灰汁抜き処理により、得られる煙の喫味において、材料葉本来の青臭みが取れると共に、非常にライトな、即ち軽い喫味を得ることができ、また、特に、前記液体として飲料用アルコールを用いた場合には、材料葉の喫味にアルコールの風味を付加することができる。この灰汁抜き処理後に行う乾燥処理は、自然乾燥および加熱送風乾燥のいずれでもよいが、自然乾燥が好ましい。
なお、材料葉の過度の燃焼を抑える必要から、これら1)および2)いずれかの処理とこれに続く乾燥処理の後、塩水処理を行うことが好ましい。かかる塩水処理は、前記ケール葉を塩水に2日以内の時間浸し置くものであり、塩水は2〜10重量%のものを好適に使用できる。かかる塩水処理後は、臭みを取るための処理後に行う乾燥処理と同様の乾燥処理を行う。塩水から揚げた材料葉を、含水率20%程度まで乾燥した前記材料葉は、喫煙材料として非常に好適である。
3)の塩漬け処理は、収穫した材料葉に塩を、例えば当該材料葉100g当たりに0.5〜5gの割合でまぶし、5日〜2週間程度馴染ませた後、洗浄する工程から成る。洗浄は、好ましくは水を用いて行う。この塩漬け処理により、得られる喫味において、材料葉の青臭みを十分に除くことができる。この塩漬け処理後に行う乾燥処理は、自然乾燥および加熱送風乾燥のいずれでもよいが、自然乾燥が好ましい。
本発明の材料葉の室内放置および乾燥処理は、葉を吊下げた状態で行うことが好ましい。
本発明では、前記材料葉として、ケール葉および白菜を各々単独で使用してもよいが、ケール葉単独では喫煙物の喫味がやや重たく、また白菜のみでは喫煙物の喫味がやや軽すぎるため、両材料葉を併用して、例えば、乾燥したケール葉に対して乾燥した白菜を、1対2〜25の重量比で用いて、適度な軽さの、煙草と実質的に差異のない喫味の喫煙物を得ることができる。例えば、乾燥ケール葉に対して使用する乾燥白菜の比率が多い程、喫煙物の喫味がより軽くなり、前記乾燥ケール葉に対して前記乾燥白菜を1対2〜5の重量比で、1対5〜10の重量比で、および1対10〜25の重量比で用いて、喫煙物において、各々、中程度の重さの喫味、軽い喫味、および非常に軽い喫味を得ることができる。
本発明の喫煙物は、一枚葉の形態、一枚葉を裁刻した小片形態、葉巻形態、紙巻形態その他の種々の形態で提供でき、適宜パイプ等の喫煙具を用いて喫煙できる。本発明の材料葉は、従来の煙草製品と同様に、過度に燃焼することなく、煙を持続的に発生する必要から、喫煙に際して適度の保湿性を有する必要があり、葉巻形態で提供する場合には、乾燥した材料葉を巻くためにも、また、紙巻形態や小片・細片形態で提供する場合には、乾燥葉を裁刻するためにも、適宜、水等の液体で湿らせてよい。そして、このように乾燥葉に湿気を与えるための液体としては、香味を呈する液体、例えば液体コーヒー、紅茶、蒸留酒や発酵酒等の飲料用アルコールも使用でき、この場合には、材料葉本来の青臭みを消すことができると共に、煙の呈する喫味に香りを付加することができる。特に、前記1)〜3)の処理後にかかる香味を呈する液体を用いて葉を湿らせた場合は、材料葉本来の青臭みをより完全に消すことができる。なお、材料葉を葉巻形態に加工する場合、乾燥葉に湿気を与えるための前記液体に、増粘性物質、例えばデンプン、ペクチン、寒天等の増粘性多糖類を添加してもよく、こうすることで、葉巻の軸部周りに材料葉が密着状態で巻き重なった、非常に形状の整った葉巻を得ることができる。
本発明の喫煙物を特に小片形態や紙巻き形態で提供する場合、喫煙のための材料として、実質的に他の材料を使用せず、前記材料葉の少なくともいずれかのみを用いて、煙草と差異のない喫味の喫煙物を得ることができるが、喫味を調整するために、前記喫煙のための材料として、さらに、風味材料、例えばシナモンやハーブ等の植物の部分(例えば、シナモンの樹皮、ハーブの葉やタンポポの葉等)やポプリ、およびこれらの粉末その他の香りを呈する物質や紙を使用してもよく、好ましい臭味を有する豆粉や花粉等も使用できる。風味材料は、その種類・形態に応じて、繊維状態で、粉末状態でないし小片状態で前記材料葉と混合でき、抽出エキスを紙片等の担持体に染み込ませた形態で前記材料葉と混合してもよい。例えば、前記風味材料として、シナモンの樹皮やハーブ・タンポポの葉、ポプリを使用した場合には、煙に香高い風味を付加でき、紙を混ぜ合わせた場合には、喫味を軽くすることができる。ハーブについては、シソ科のものが好ましく、レモンパーム、オレガノ、スペアミント、ペパーミント、クールミント、タイム、マージュラム、パージル、ローズマリー、ハッカ、ローマンカモミール、アップルミント、カーリミント、ジンジャーミント、パイナップルミントを好適に使用して、煙に香高い風味を付加できる。シナモン樹皮は、経費上の観点から、喫煙のための材料全体に対して10重量%以下で使用することが好ましく、0.5〜10重量%の割合で好適に使用でき、2〜8重量%の割合で使用して、喫煙物において、非常に良好な喫味を得ることができる。また、紙片は、喫味に軽さを持たせることができ、例えば、喫煙のための材料全体に対して紙片を5〜15重量%で使用して、軽く吸いやすい喫味を得ることができる。
本発明の喫煙物は、特に、乾燥させたケール葉と乾燥させた白菜とシナモンとを組み合わせて使用することで、得られる喫煙物において、渋みと甘みが入り混じり、シナモンの風味とは別異の、従来にないマイルドで深みのある煙草様の喫味を得ることができる。例えば、喫煙のための材料全体に対して、乾燥ケール葉を15〜25重量%、乾燥白菜を70〜80重量%、およびシナモンを2〜8重量%用いて、適度な重さの、従来ない良好な煙草様の喫味の喫煙物を得ることができ、前記乾燥ケール葉を8〜12重量%、前記白菜を80〜90重量%、およびシナモンを2〜8重量%用いて、ライトな、従来ない良好な煙草様の喫味の喫煙物を得ることができる。また、前記乾燥ケール葉を3〜7重量%、前記白菜を75〜85重量%、シナモンを2〜8重量%および紙片を5〜15重量%用いて、非常にライトで極めて吸い易く、従来ない良好な煙草様の喫味の喫煙物を得ることができる。
本発明の喫煙物は、紙巻形態で提供する場合、所望により当該喫煙物の吸口側の端部に、喫煙者が吸い込む煙を選択するためのフィルターを取り付けることができる。そしてこの場合、当該喫煙物に充填される喫煙のための材料とこのフィルターの間に、発香物質を含む中間フィルター層を設けることにより、煙の喫味に変化を持たせることができる。かかる発香物質としては、例えば煙草の煙粒子や、ニコチン、シナモン、バニラ、チョコレート、メントール、レモン、ハッカおよび豆類の粉末並びにエキス、花粉等の香りを呈する物質を使用でき、このような発香物質は、適宜粘性物質を使用して、含浸、塗布、噴霧等により、前記中間フィルター層に定着させることができる。発香物質として煙草の煙粒子を用いた場合、前記中間フィルター層を通過する煙に煙草の香りが加わって、煙にニコチンが殆ど含まれていないにも関わらず、喫煙者は煙草同様の喫味を味わうことができる。また、発香物質としてシナモン粉末・エキスを、中間フィルター層全体に対して3〜10重量%で用いることにより、材料葉が発生する煙にシナモンの香りを付加でき、材料葉の臭みを完全になくすことができる。
本発明により、ニコチンやタールを含まず、健康上極めて安全で、かつ煙草の喫味と殆ど差異のない喫味で外見も非常によく似た、煙草に代替する優れた喫味の喫煙物を得ることができる。また、本発明によれば、適宜ケール葉と白菜を適宜の重量比で併用して、喫味を調節でき、また、特に、ケール葉と白菜とシナモンとを組み合わせることで、深みのある従来ない煙草様の喫味の喫煙物を得ることができる。また、本発明によれば、特にフィルター付紙巻タイプの喫煙物において、フィルターと喫煙のための材料の間に、煙草の煙粒子やシナモン等の発香物質を含ませた中間フィルター層を設けることにより、喫味に変化を持たせることができる。
以下の実施例により、本発明を具体的に説明する。ただし、かかる実施例により本発明が限定されるものではない。
[実施例1]
収穫後6日を経て全体的に黄色に変色した段階のケール(ポルトガル種)の葉(長径約70cm、短径約50cm、75g/枚)に、水を噴霧して全体的に湿った状態にして巻き、得られた成形物を数時間室内に放置することにより、手で触って湿り気が感じられる程度にまで乾燥させて、葉巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例2]
収穫後9日を経て全体的に黄褐色に変色した段階のケール(キッチン種)の葉(長径約70cm、短径約45cm、70g/枚)に、ラム酒を噴霧して全体的に湿った状態にして巻き、得られた成形物を数時間室内に放置することにより、手で触って湿り気が感じられる程度にまで乾燥させて、葉巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例3]
収穫後、緑色から部分的に黄変した段階のケール(ポルトガル種)の葉(長径約70cm、短径約50cm、70g/枚)を、室内の温度が約25℃の倉庫の中に30日間吊下・放置した。室内の湿度は放置期間を通じて平均約60%であった。この後7日間、風通しのよいパイプハウス内に吊下・放置して陰干し乾燥し、乾燥状態の煙草の葉によく似た黄灰色の乾燥状態のケール葉を得た。こうして得た乾燥状態のケール葉の1枚を、水を噴霧して全体的に湿った状態にして巻き、得られた成形物を数時間室内に放置することにより、手で触って湿り気が感じられる程度にまで乾燥させ、葉巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
また、別途、前記乾燥状態のケール葉の複数枚をサンプルとして取り分け、各サンプルの重量を測定した後、各々、送風乾燥を、経時毎に重量を測定して、サンプルの重量が変化しなくなるまで行った。式:(サンプルの初期重量−サンプルの最終重量)÷サンプルの最終重量×100%により算出したサンプルの含水率は、サンプル毎に違いがあったが、18〜30%であった。
[実施例4]
共に、全体的に黄変した段階の2種類のケール(ポルトガル種およびキッチン種)の葉(各々長径約70cm、短径約45cm、60g/枚)を用いて、実施例3と同じ室熟成方法で2種類の、乾燥状態の煙草の葉によく似た黄灰色の乾燥状態のケール葉(実施例3と同様の方法により測定して含水率18〜30%)を得、これらを、液体コーヒーを噴霧して全体的に湿った状態にした後、各々一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻し、重量比1:1で混合した。この混合物の約1.5gを喫煙のための材料として取り分け、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例5]
若干褐変した段階のケール(マロー種)の葉(長径約70cm、短径約50cm、75g/枚)を、水(2l)中に炭酸水素ナトリウム(5g)を溶解して成る重曹水に3日間浸した後、水で洗浄した。この後7日間、日陰に設置した風通しのよいパイプハウス内に吊下・放置して陰干乾燥し、乾燥状態の煙草の葉によく似た黄灰色の乾燥状態のケール葉(実施例3と同様の方法により測定して含水率18〜30%)を得た。こうして得た1枚の乾燥状態のケール葉を、水を噴霧して全体的に湿った状態にして巻き、得られた成形物を数時間室内に放置することにより、手で触って湿り気が感じられる程度にまで乾燥し、葉巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例6]
褐変した段階のケール(ポルトガル種)の葉(各々長径約70cm、短径約50cm、70g/枚)を用い、重曹水に代えて水で薄めたラム酒を用いたことを除いて実施例5と同様の方法で、乾燥状態の煙草の葉によく似た黄灰色の乾燥状態のケール葉(実施例3と同様の方法により測定して含水率18〜30%)を得た。こうして得た1枚の乾燥状態のケール葉を、水を噴霧して全体的に湿った状態にして巻き、得られた成形物を数時間室内に放置することにより、手で触って湿り気が感じられる程度にまで乾燥し、葉巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例7]
全体的に黄変した段階の2種類のケール(ツリー種およびブッシュ種)の葉(各々長径約75cm、短径約50cm、70g/枚)を用い、重曹水に代えて灰を水に懸濁させた懸濁液を用いたことを除いて実施例5と同じ方法で、2種類の、乾燥状態の煙草の葉によく似た黄灰色の乾燥状態のケール葉(実施例3と同様の方法により測定して含水率18〜30%)を得た。これら2種類のケール葉と実施例5で得られた乾燥状態のケール葉の3種類のケール葉を、水を噴霧して全体的に湿らせた状態とした後、各々一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻して、重量比1:1:1で混合し、得られた混合物の約1.5gを喫煙のための材料として取り分け、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例8]
部分的に黄変した段階の、ケール(コラード種)の葉(長径約70cm、短径約55cm、80g/枚)に塩(2g)をまぶし、10日間染ませた後、水で洗浄した。この後、6日間、日陰に設置した風通しのよいパイプハウス内に吊下・放置して陰干乾燥し、乾燥状態の煙草の葉によく似た黄灰色の乾燥状態のケール葉(実施例3と同様の方法により測定して含水率18〜30%)を得た。こうして得た乾燥状態のケール葉の1枚に果実酒を噴霧して全体的に湿った状態にして巻き、得られた成形物を数時間室内に放置することにより、手で触って湿り気が感じられる程度にまで乾燥し、葉巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例9]
実施例8で得た黄灰色乾燥状態のケールの葉を、水を噴霧することにより全体的に湿った状態にし、一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻し、約1.5gを喫煙のための材料として取り分け、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例10]
実施例8で得た黄灰色乾燥状態のケール葉を、液体コーヒーを噴霧することにより全体的に湿った状態にした後一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻し、その約1.5gを喫煙のための材料として取り分け、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例11]
収穫後6日を経過した白菜を、地下水に3時間浸す灰汁抜き処理を行った後、地下水で洗浄する工程を3回繰り返し、得られた白菜を天日乾燥した。この時点の白菜の含水率は、実施例3と同様の方法で測定して、18〜30%であった。次いで、白菜を5%の塩水に10〜15時間浸した後、水揚げして、天日乾燥し、実施例3と同様の方法で測定して含水率18〜30%の乾燥状態の白菜を得た。
こうして得られた乾燥状態の白葉を、各々一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻し、その約1.5gを喫煙のための材料としてとりわけ、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例12]
実施例1で使用したものと同種で同様の状態のケール葉を、実施例11と同じ方法で灰汁抜き、乾燥、次いで塩水処理した後、天日乾燥した。こうして得られたケール葉(実施例3ど同様の方法で測定して含水率18〜30%)を各々一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻した。
この乾燥状態のケール葉の小片(0.32g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.18g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例13]
厚さ0.2mmに削ったシナモンの樹皮を、一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻した。
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.57g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(0.855g)と、このシナモン樹皮の小片(0.075g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例14]
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.3g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.125g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.075g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例15]
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.24g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.155g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.105g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例16]
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.36g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.095g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.045g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例17]
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.15g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.275g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.075g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例18]
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.135g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.245g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.12g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例19]
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.165g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.305g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.03g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例20]
澱粉とシナモンパウダーを水中に懸濁し、得られた粘性の液体を薄紙に噴霧して、乾燥後、一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻した。(小片1g当たりに付着したシナモンパウダーは、約0.2gである。)
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.075g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.2g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.075g)とシナモンパウダーを付着させた前記薄紙小片(0.15g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例21]
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.06g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.26g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.06g)と実施例20で作成した薄紙小片(0.12g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例22]
実施例12で得た乾燥状態のケール葉の小片(0.09g)と、実施例11で得た乾燥状態の白菜の小片(1.14g)と、実施例13で得たシナモン樹皮の小片(0.075g)と実施例20で作成した薄紙小片(0.195g)を混合し、繊維素パルプ製の煙草用巻紙で巻上成型し、紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。
[実施例23]
図1に、煙草の煙粒子を含滲させた中間フィルター層を設けた、フィルター付紙巻タイプの本発明の喫煙物の断面図を示す。
この図に示す喫煙物は、以下のように作製した。まず、煙草を喫煙した後のパイプのノズル内部に付着した煙草の煙粒子の塊を水に懸濁させて懸濁液を得、この懸濁液に直径が8mmで長さが1.5cmのロッド形のフィルター(Zig Zag Regular standard 8mm cigarette filter tips、EU製)を1.0cmの長さにカットしたものを1時間漬け置いた。次いで、懸濁液からこのフィルターを取り出して数時間室内に放置・乾燥して、煙草抽出エキスが含滲したフィルター1を得た。長さが8.5cmで幅が3cmの繊維素パルプ製の煙草用巻紙2の長手方向の一端から巻紙長手方向に、別のロッド形のフィルター3(直径8mm×長さ1.5cm、Zig Zag Regular standard 8mm cigarette filter tips、EU製)、煙草の煙粒子が含滲したフィルター1、および実施例10で得たケール葉の小片4(約1.5g)をこの順で並べて載せ、巻上成型して、フィルター付紙巻タイプの本発明の喫煙物を得た。即ち、この喫煙物は、吸口5の側にフィルター3を取り付けて成り、かつ、このフィルター3と、この喫煙物に充填された喫煙のための材料4の間に発香物質、即ち煙草の煙粒子を含滲させた中間フィルター層1を設けて成る。
[実施例24〜25]
シート状の綿花の一面に、澱粉を水に溶かした液体を噴霧し、その上から粉末状のシナモンを散布し、再度上から前記液体を噴霧し、生乾きの状態で綿花片を端から巻き上げることにより円筒形(直径約8mm)の成形体として、この成形体をその軸方向に1.5cmの間隔で分断することにより第二の中間フィルター層を作成した。
[実施例24]
第二の中間フィルター層と実施例12の材料葉を使用して、実施例23と同様の方法で、フィルター付紙巻タイプの喫煙物を得た。
[実施例25]
第二の中間フィルター層と実施例14の材料葉を使用して、実施例23と同様の方法で、フィルター付紙巻タイプの喫煙物を得た。
なお、実施例1〜3、5、6および8に関し、実施例1、3、5および6において、乾燥状態のケール葉に噴霧する水に代えて、実施例2においてラム酒に代えて、実施例8において果実酒に代えて、各々0.5重量%のデンプン溶液を含む水、ラム酒および果実酒を使用することにより、葉巻の軸部の周りに葉が密着状態で巻き重なった、非常に整った形状の本発明の喫煙物を得ることができる。
また、実施例1〜3、5〜6については、適宜材料葉を一辺約0.5〜3.0mmの小片に裁刻し、その1.5gを煙草用巻紙で巻上成形することにより、各々対応する材料葉から成る葉巻と同じ喫味の紙巻タイプの喫煙物を得ることができる。
[実施例26]
本実施例では、下記のごとく、本発明の喫煙物の嗜好性を評価した。
喫煙の習慣のある成人男女10名(男性5名、女性5名)に、実施例1〜25で作製した本発明の喫煙物と市販の紙巻煙草を時間を開けて喫煙してもらい、喫味の評価と喫煙後の感想をアンケート形式で聞き取り調査した。結果を表1に示す。
Figure 0004719730
Figure 0004719730
Figure 0004719730
なお、実施例25では、シナモンを含む材料葉とシナモンを含む中間フィルター層を使用することで、ピース・タバコのバージニア葉入りと同様の、風味を付加する効果があった。
ケール葉や白菜の栽培法は、煙草葉の栽培法と非常によく似ており、これら材料葉の栽培は、既存の煙草農家の機材を使用して行うことができ、煙草生産量が減少傾向にある今日、煙草農家の副業として成立する他、一般農家の、休耕田を利用したサイドビジネスとしても成立する。
図1は、発香物質を含ませた中間フィルター層を設けて成る本発明のフィルター付紙巻タイプの本発明の喫煙物の構成を示す横断面図である。
符号の説明
1 発香物質を含ませた中間フィルター層
2 巻紙
3 フィルター
4 喫煙のための材料
5 吸口

Claims (5)

  1. 喫煙のための材料として、ケール葉および白菜の両方の材料葉を乾燥させたものを含み、しかも、前記喫煙のための材料中に、前記ケール葉と前記白菜を、1:2〜25の重量比で含むことを特徴とする喫煙物。
  2. 前記喫煙のための材料として、さらに、シナモン、ハーブ、ポプリ、紙および花粉から成る群から選択される風味材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の喫煙物。
  3. 前記喫煙のための材料全体に対し、シナモンを0.5〜10重量%含むことを特徴とする請求項1に記載の喫煙物。
  4. 前記材料葉が、その収穫後に、下記の1)〜3)のいずれかの臭みを取るための処理を施したものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の喫煙物。;
    1)収穫した前記材料葉を、暗い閉鎖環境下に放置する工程から成る室熟成処理、
    2)収穫した前記材料葉を液体に浸した後、洗浄する工程から成る灰汁抜き処理、
    3)収穫した前記材料葉に塩をまぶし、馴染ませた後、洗浄する工程から成る塩漬け処理。
  5. フィルター付紙巻タイプの前記喫煙物であって、前記喫煙のための材料とフィルターとの間に、発香物質を含む中間フィルター層を設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の喫煙物。
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