JPS5930396B2 - たばこ類の製造方法 - Google Patents

たばこ類の製造方法

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JPS5930396B2
JPS5930396B2 JP10844576A JP10844576A JPS5930396B2 JP S5930396 B2 JPS5930396 B2 JP S5930396B2 JP 10844576 A JP10844576 A JP 10844576A JP 10844576 A JP10844576 A JP 10844576A JP S5930396 B2 JPS5930396 B2 JP S5930396B2
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JP
Japan
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cherry
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leaf tobacco
present
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隆造 川崎
隆一郎 川崎
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/10Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes
    • A24B15/16Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes of tobacco substitutes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はニコチンを含まないバラ科のさくらの葉を原料
とする葉たばこ代替物の製造方法に関するものである。
詳しくは、葉にニコチンを含まないバラ科のさくらの葉
で青くさみや、たばこくささ、こげくささがなく、従来
の葉たばことほぼ同等の味を出すことができるとともに
、極めて安価なさくらの葉を原料として製造が容易で安
価にできる葉たばこ代替物を提供することを目的とした
製造方法に関するものである。
以下、図面に示すような製造工程の順序で実施例によシ
本発明の詳細な説明する。
概略工程図に示すように、本発明の葉たばこ代替物の製
造方法にはニコチンを含まないさくら、花リンゴ、梨、
カイドウなどのバラ科の植物のうち、原料として容易に
手に入シ易く、一番吸って軽く、うま味のあるさくらの
葉を濃厚食塩水につけて、この葉の青くさみを除去する
とともに変質を防止する工程1と、青くさみがとれた葉
から塩分を除去するため水洗する工程2と、葉を刻んだ
シ、乾燥、保湿剤、香料などを任意に入れる工程3とか
らなっておシ、この三工程によって本発明の葉たばこ代
替物が製造されるが、本発明は前述の工程中乾燥迄を行
うことを要旨とする製造方法である。
本発明の工程1で用いられる前記濃厚食塩水は約10〜
30係飽和溶液のものを用いるが、10係以下のときは
かびが発生するおそれがあシ、30係以上のときは結晶
ができたシ水にとけにくい。
なお、これはさくらの葉を濃厚食塩水につけておく日数
および保存日数などを考慮してその最適な濃度を任意に
選定する。
また、濃厚食塩水にさくらの葉をつけておく日数は葉の
青ぐさみがとれるまでであるが、本発明のさくらの葉は
約15〜30日間つけておくのが最適である。
つけておく日数が15日以下のときは青くさみがとれに
くいし30日以上のときは多少品質が落ちる。
また、これは生のまま濃厚食塩水につけてもよく、ある
いは乾燥したものを濃厚食塩水につけてもよい。
また、さくらの葉をその青くさみがとれるまで濃厚食塩
水に浸す工程の後、青くさみがとれた葉から塩分を除去
するために必らず水洗工程を加えて本発明の葉たばこ代
替物を製造する。
なお、本発明のようにさくらの葉を濃厚食塩水に浸した
場合は、これによって変質防止効果があるので他の溶剤
に浸漬した場合のように、以後の行程で防腐、防かび剤
などを使用する必要がない。
さくらの葉の青くさみを除去するのにこれを蒸すことに
よっても除去できる。
しかし30分間蒸したさくらの葉は生から作ったものに
比して甘味はなく、こげくさみがいくらか強いという欠
点があるので蒸さない方がよい。
前述のように、本発明は原料にさくらの葉を用いること
に大きな特徴を有するものであるが、本願は単にたばこ
の原料としてどこにでもあるという植物の葉を用いると
いうものではなく、本発明者らはニコチンを含まないあ
らゆる植物の葉82種について実験したのである。
その結果、本発明の原料のさくらの葉が青くささや、た
ばこくささ、こげくささがなくうまみがあり、製造工程
も簡単であるという一番大きな利点を有するものである
ことを見い出したのである。
本発明者らが行った他の植物め葉について、本発明と同
様な処理を行ったものの実験結果を述べると下記のよう
である。
「梅」の葉(以下葉を省略する)はこげくささがさくら
よシ強く重味がある。
室内にこげくささが残留する。
さくらと混合すると、多少葉だげたに近い感じはするが
、単独では代替物として無理である。
「花リンゴ」はこげくささは梅よシも強くうま味は全く
ない。
「梨」は吸ってすぐにはこげくささはないが、さくらよ
シは幾分こげくささは多く、室内にも口の中にもこげく
ささは残る。
「バラ」はこげくささは梅よシも強く梨よりも弱い。
口の中と室内にもこれが残る。「しそ」はこげくささは
弱いが、これが室内に残留する。
僅かにしその香シがある。日中のこげくささは僅かで室
内のこげくささは消失が割合に速い。
こげくささの点はさくらに次いでよい。「あれちのぎく
」はこげくささは少なく、葉たばこに似た味はするが、
うま味はない。
から味が割合に強い。
日中に僅ふにこげくささはあるが、少し時間がたつと室
内の方のこげくささが強くなる。
「あじさい」は味は軽くこげくささは僅かであるが、強
烈ながら味がある。
吸った満足感はあるが、時間がたつと口中にこげくささ
を生じ室内にも弱いこげくささがでてくる。
その他の植物については葉たばこ代替物には到底なシ得
ないものであった。
このように、代表的な植物の葉について原料とした場合
について述べ、それぞれについても微妙な得失を有して
はいるが、本願の原料であるさくらの葉が本願のような
処理によって、たばこくささ、こげくささがなく、うま
味が一番すぐれていて、市販の葉たばこ代替物になるこ
とを見い出し本発明を完成するに到ったのである。
以上の説明から明らかなように、本発明はさくらの葉を
濃厚食塩水に浸して青くさみをとり、水洗して脱塩した
後乾燥することを特徴としているので、従来の葉たばこ
の製造方法に比べ、著しく製造方法を簡単にできるとと
もに、従来の葉たばことほぼ等しい味、すなわちたばこ
くささがなく、またこげくささもなく、うま味のある葉
たばこ代替物を製造することができる。
従って犬がかシな製造設備を必要とせず、安価に葉たば
こ代替物を製造できるという利点がある。
また、ニコチンを含まない安価なさくらの葉、すなわち
栽培しなくてもよいみじかな所にある原料を用いて、従
来の葉たばことほぼ同等の味をだすことができる代替物
であるとともに、前述のようにニコチンがなく、市販の
ピースよ)セブンスターのような軽い葉たばこ代替物を
作ることもできるし、これを吸ったあと室内ならびに日
中にたばこくささが残るということが絶対にない。
また、吸った後の満足感も得られるという非常に優れた
利点がある。
本発明の実施例を以下に述べる。
実施例 1 新緑の五月末に採取したさくらの葉(この時季はやや小
形)500枚を3tの三角フラスコ容器に入れ、直ちに
濃厚食塩水の30係飽和溶液をさくらの葉が隠れるまで
注ぎ込み、その状態で25日間浸漬した。
次いでこれを取シ出して桶に入れて注水する。
注水は蛇口を細くして水を流入、放出して水洗する。
3時間経過後葉はさくらの香シが僅かに残る程度になる
これをきざみたばこの二倍位の太さに刻んで、湿気をな
くすまで約1.5日自然の状態で風乾した。
葉の太さは乾燥によってきざみたばこよりやや太目にみ
える程度になった。
これを普通に行われている方法で味付けをし香料を入れ
て、紙に巻いて葉たばこ代替物を作った。
前記のさくなの葉3枚に対して約1本の葉たばこ代替物
ができた。
吸った味は前述のように大変まろやかで市販の葉たばこ
に遜色ないものであった。
実施例 2 侭料の種類、量、処理操作など実施例1と全く同じにし
たが、水洗を1時間にしてかなシさくらの葉のにおいを
残した。
これを紙に巻いて同様な葉たばこ代替物を作った。
吸った味は実施例1とほぼ同様ではあったが、さくらの
香シが残っていてこの香シを好む人には大変喜ばれた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す工程図である。 1はさくらの葉を濃厚食塩水につける工程、2は水洗工
程、3は乾燥、保湿剤、香料などを入れる工程である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 さくらの葉を濃厚食塩水に浸して青くさみをとり、
    水洗し7て脱塩した後乾燥することを特徴とする葉たば
    こ代替物の製造方法。
JP10844576A 1976-09-10 1976-09-10 たばこ類の製造方法 Expired JPS5930396B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10844576A JPS5930396B2 (ja) 1976-09-10 1976-09-10 たばこ類の製造方法
GB3774477A GB1557356A (en) 1976-09-10 1977-09-09 Method of making a tobacco substitute

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10844576A JPS5930396B2 (ja) 1976-09-10 1976-09-10 たばこ類の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5334997A JPS5334997A (en) 1978-03-31
JPS5930396B2 true JPS5930396B2 (ja) 1984-07-26

Family

ID=14484950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10844576A Expired JPS5930396B2 (ja) 1976-09-10 1976-09-10 たばこ類の製造方法

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JP (1) JPS5930396B2 (ja)
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GB1557356A (en) 1979-12-05

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