JP2007029077A - 緑茶を主成分とする煙草代替品およびその製造方法 - Google Patents

緑茶を主成分とする煙草代替品およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】緑茶を主成分とする煙草およびその製造方法を提供する。
【解決手段】乾燥された緑茶葉を横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻み前記主成分である切刻まれた緑茶葉60重量%〜70重量%に煙草葉25重量%〜35重量%と煙草香料3重量%〜7重量%を添加するか、または前記切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%に桂皮粉5重量%〜15重量%と煙草香料3重量%〜7重量%を添加するか、または桂皮抽出液5重量%〜15重量%に前記切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%を1時間浸漬して桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉93重量%〜97重量%に煙草香料3重量%〜7重量%を添加して製造する。
【選択図】なし

Description

本発明は緑茶を主成分とする煙草およびその製造方法に関し、特に、緑茶を煙草の主成分としそれに副成分として煙草または桂皮を添加して製造することにより、副成分である煙草が添加される場合、煙草の味と同じながらも緑茶葉の有効成分[エピガロカテキンガレート{Epigallocatechin Gallate(Egcg)}、プラボノイド、カテキンなど]が煙草葉の毒性を中和させることにより吸煙者および間接吸煙者の人体に対する害を大いに減少させながら味を柔らいで淡白にし、副成分である桂皮が添加される場合、桂皮の新たな味と香りを味わうことができながら吸煙時に気分を爽やかにする人体に全く害が無い緑茶を主成分とした煙草およびその製造方法に関する。
人類文明社会が発達するほど人達はストレスから解消されようとして新たな文化と味を探したが、吸煙は1492年以後現在まで多くの人達に愛用されて来て、その煙草の味は主原料である煙草の葉の味であって殆んど変化されるこなく4000余種の毒性物質を含有したまま人間にニコチンの中毒性とタールの毒性物質を吸入するように作って各種の疾病を誘発させてきたが、その害悪にも拘わらず各国の政府は税収入関係で積極的に吸煙を防止することができず、吸煙者達は中毒性に因り禁煙をすることができないため、吸煙者達は勿論、周囲の非吸煙者達にも煙草の煙に因る疾病被害を蒙って来たのが事実である。
即ち、喫煙により人の呼吸器官から体内に吸収される物質は煙の中に含まれている気体と微細な飛沫や粒子であって、煙草葉で作った一般的な既存煙草は主成分がニコチン、タール、一酸化炭素であるが、特に、ニコチンは無色オイルのような物質であって煙草が含有している主要毒性物質のうちの一つである。事実上、煙草葉の中に含まれている成分のうち最も代表的な成分であるニコチンは一種の毒素であり毒薬であって、水に溶けているニコチンを多量飲むと直ちに命を失う。ニコチンの種類によって体内に吸収される速度が異なる。煙草の煙に含まれるニコチンは肺を経て数秒以内に脳に伝達され、ニコチンが口に留まっておれば20〜30%だけが体内に吸収されるようになり、ニコチンを吸入すれば肺を通じて70%以上が体内に吸収される。ニコチンは特有で複合的な効果を有している毒性化学物質であって阿片と殆んど同じ水準の習慣性中毒を起こすため、薬学的に麻薬に分類されている物質である。ニコチンは禁断現象を起こす主犯であって煙草は一旦吸い始めると30〜40分毎に吸わなければならない理由が正にこのニコチンのためである。ニコチンの薬理作用としてニコチンは興奮剤であるため中枢神経を刺戟して精神状態を覚醒させる機能を有する。アンペタミンとニコチンは軽い興奮剤ではあるが色々な興奮効果を齎す。ニコチンは心臓の拍動を分当たり15〜20回以上増加させ血圧および呼吸速度を促進させる機能があり、血管を収縮させてより多くの血をポンピングさせる機能もあるため、ニコチンにより心臓と血管系統に甚だしい障碍を与える結果を齎す。
タールは煙草が燃焼するときに微細な粒子物質になって煙の中に存在するもので、粘々しく黒い液体である。このタールは煙草の独特な味を出すもので、煙草の煙を口に吸い込み白い紙に吹き出すときに現われる微粒子が濃縮された焦茶色の物質である。タールには発癌物質を始めとして色々な化学物質が含まれており、これらは全て毒素を含んでいる。煙草が人体に与える害毒の大部分はこのタールの中に含まれている化学物質であり、この
物質が気管支を損傷させるため呼吸器系統に癌のような疾病を誘発する。一酸化炭素は自動車の排出ガスのような無色無臭のガスであって煙草の燃焼によっても生成される。煙草を吸うのは恰も少量の無煙炭ガスを持続的に吸入することと同様であるため、血液の酸素運搬能力を減退させ慢性低酸素症現象を起こさせながら障碍を与えて老化現象を起こす。煙草を多く吸うかまたは煙草の煙が一杯漂う室内に長時間居れば頭が痛く精神が朦朧になる現象と吸煙者が時には呼吸困難を感じるときがあるが、これは血液の酸素供給機能が妨げられているためである。このような現象は一酸化炭素の影響のためであると思われるのであって、煙草の燃焼時に800℃でシガレットペーパーに巻かれている煙草が燃焼しながら約4000余種の毒性物質を発生するようになる。
従来の一般的な煙草は良く乾燥された煙草葉を細かく切刻み(切断するという意味で漢方で用いられる用語である)599種の香料のうちから一つを選択した香料を添加・加工して煙草製造機に投入しフィルターを付着した煙草巻紙で巻き85mm〜120mmに切断して製造されている。
しかし、前記従来の一般的な煙草は煙草の葉のみを用いるため吸煙時に約800℃の温度で煙草が燃焼しながら酸化することにより、人為的に体内に吸収されるニコチンに因り約4000余種の発癌物質が生成されながら各種の疾病を誘発しており、吸煙者は煙草の煙がフィルターで濾過され吸煙者の気管支を通過し肺に到る間に濾過されて有害物質が少なく体内に吸収されるが、煙草が燃焼しながら漂う煙は有害物質が全く濾過されなかった煙であるため周囲の間接吸煙者には一層有害な煙になる訳である。
従って、吸煙者が配偶者である人は間接吸煙に因り、吸煙者より、肺癌発生率が30%高く、心臓病発生率が50%高いものと調査されており、子供の場合には吸煙者より急性呼吸器疾患感染率が5.7倍高く肺癌発生率も2倍高く、煙草の煙が室内の空気を汚染するのは勿論、衣服などに煙草の臭いが浸透して漂い周囲の人達に嫌な感じを与えるなどの問題点があった。
よって、前記問題点を解消すべく人を保護しながら一層向上された煙草を作るために、従来の一般的な煙草の味および香りと殆んど同じでありながらも煙草の煙に因る人体に対する害を大いに減少させるかまたは煙草の煙が人体に全く害がないながら吸煙時に利益な有効成分を吸煙者が吸入するようにすることにより、直接吸煙者は勿論、周囲の間接吸煙者までも保護し得る煙草の開発が切実に要望されて来た。
本発明は前記従来の煙草の問題点を解消するためのものであって、本発明の目的は煙草の主成分を緑茶にし該緑茶に副成分である煙草葉を添加するかまたは桂皮を添加することにより、前記緑茶葉の香りと有効成分または桂皮の香りと有効成分により吸煙者および間接吸煙者の人体に対する害を大いに減少させるかまたは全く害がない緑茶を主成分とする煙草およびその製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の緑茶を主成分とする煙草は、乾燥された緑茶葉を横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻み、前記主成分である切刻まれた緑茶葉60重量%〜70重量%に副成分として乾燥された状態で横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmに切刻まれた煙草葉25重量%〜35重量%、煙草香料3重量%〜7重量%を添加するか、または前記主成分である切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%に桂皮粉5重量%〜15重量%、煙草香料3重量%〜7重量%を添加することを特徴とする。
また、水90重量%に桂の木から剥がした外皮である桂皮(漢方で用いられる用語である)10重量%を入れ煮て殺菌処理しながら濃縮させて桂皮成分を透かし取った液(以下、桂皮抽出液という)5重量%〜15重量%に前記主成分である切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%を1時間浸漬して桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉93重量%〜97重量%に煙草香料3重量%〜7重量%を添加することを特徴とする。
そして、本発明の緑茶を主成分とする煙草の製造方法は、畑で煙草の茎最下部を刈り取って煙草葉を採取し、桂の木から剥がした外皮である桂皮を30mm〜50mm大に切刻み、緑茶葉だけを選別採取する煙草葉・桂皮および緑茶葉の採取工程と;前記煙草葉は煮て蒸した後に日向で乾燥することにより殺菌処理し、前記桂皮は日向で乾燥することにより殺菌処理するかまたは前記桂皮を水に入れ煮て桂皮抽出液を作ることにより殺菌処理し、前記採取した緑茶葉は炒ることにより殺菌処理する殺菌処理工程と;前記殺菌処理した煙草葉は日向で茶色になるときまで1次乾燥し、前記殺菌処理した桂皮は日向でその水分含量が13%以内になるように乾燥し、緑茶葉は3日間乾燥した後に更に一度煮て一度蒸して緑茶葉の香りを減少させる1次乾燥工程と;前記1次乾燥された煙草葉と緑茶葉は夫々横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻み、前記切刻まれて1次乾燥された桂皮は粉砕して粉末状に作る切刻または粉砕工程と;前記緑茶葉に前記煙草葉と煙草香料を添加して配合するか、または前記緑茶葉に前記桂皮粉と煙草香料を添加して配合するか、または前記桂皮を水に入れ煮て濃縮させた桂皮抽出液に前記切刻まれた緑茶葉を浸漬して前記緑茶葉に桂皮の香りと有効成分が浸透するようにした後これに煙草香料を添加して配合する配合工程と;前記緑茶葉と煙草葉および煙草香料が配合された煙草原料、または前記緑茶葉と桂皮および煙草香料が配合された煙草原料、または前記桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉および煙草香料が配合された煙草原料を2次乾燥させる2次乾燥工程と;前記配合された緑茶葉と煙草葉および煙草香料が2次乾燥された煙草原料、または前記配合された緑茶葉と桂皮粉および煙草香料が2次乾燥された煙草原料、または前記配合された桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉および煙草香料が2次乾燥された煙草原料を煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパー(ティッピング・ペーパー:tipping paper)でシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草のサイズを83mm〜125mmに切断した後、煙草箱包装および外側のセロハン包装作業を施すことにより、緑茶を主成分とする煙草の製造が完了することを特徴とする。
緑茶は韓国・中国・日本・インドネシア・ベトナム・ヨーロッパ・南米等の地で煙草に劣らず広く分布して多量に採取し得る良い植物であり、その味が苦く渋いため緑茶葉の燃焼時にも一般煙草の味を酷似に出すことができるので、煙草葉の代替植物として良い植物であり、緑茶葉に煙草葉が添加された煙草は既存煙草の主成分である煙草葉が副成分として少量用いられながら緑茶のカテキン、エピカロカテキンガレート(Egcg)、プラボノイド、ガレート、ビタミンなどの成分が煙草の毒性物質であるニコチンとタールなどの毒性を大いに弱化させるかまたは殆んど無害に中和させることにより煙草の味が柔らかに変化され人体に対する害を大いに減少させる煙草を提供することができるのは勿論、煙草の煙が各種の虫や蚊などの害虫を退治する効能もある。一般的に知られている緑茶の各成分および各成分らの生理的な効能について説明すると次の表1の通りである。
Figure 2007029077

前記表1に示されている通り、緑茶はカテキン類、エピガロカテキンガレート、プラボノイド、ガレート、カフェイン、多糖類、ビタミンC、ビタミンE、カロチン、弗素、亜鉛、セレニウムおよびマンガンなどの成分を含有しているもので、抗酸化および癌予防を始めとしてコレステロール低下、血圧上昇抑制、抗菌作用、神経細胞保護作用、消酔作用、抗突然変異、抗糖尿、免疫力増加などの効能があるのが分る。
前記緑茶の主成分の一つであるカフェインは、匂いはないが苦味があり炒られた(水を注がずに炒るという意味であって漢方で用いる用語である)緑茶が蒸した緑茶よりカフェイン含有量が多く、特に早めに摘むか遮光栽培される緑茶に多いものであって、緑茶はコーヒーとは異にカフェインに因る副作用が起こらないが、その理由は葉内に含まれているポリフェノールとビタミン類などの成分がカフェインと結合して低温で不溶性に維持され易く溶けないので体内における同化速度が低いためである。
前述の通り、本発明の緑茶を主成分とする煙草およびその製造方法において、緑茶葉に煙草葉を添加した煙草は、吸煙時に一般煙草のような味が出るため愛煙家達の多様な吸煙嗜好と欲求を充足させ、吸煙時に前記緑茶の有効成分が煙草葉から発生する毒性物質であるニコチンとタールおよび一酸化炭素などの毒性を大いに弱化させるかまたは殆んど無害に中和させるため、人体に対する害を大いに減少させながら煙草の味を柔らかく淡白にする効果があり、緑茶葉に桂皮を添加した煙草は人体に利益な成分のみ含まれているため人体に全く無害でありながら桂皮の独特な甘辛い味が吸煙時に気分を爽やかにし、煙草の嫌な味と臭いを稀釈して愛煙家達に新たな味と香りを提供し、周囲の間接吸煙者達が拒否感なしに近寄ることができ、吸煙時に緑茶の香りが室内を浄化させる役割もし、各種の虫や蚊を追い払う二重の効果があるのみならず、緑茶は世界各地に煙草に劣らず広く分布して栽培されているため、煙草葉の代替効果を齎す効果もある。
以下、本発明の緑茶を主成分とする煙草の実施例を詳細に説明する。
本発明の緑茶を主成分とする煙草は、乾燥された緑茶葉を横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻み、前記主成分である切刻まれた緑茶葉60重量%〜70重量%に副成分として乾燥された状態で横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻まれた煙草葉および煙草香料が添加・配合されて成る配合物、または前記主成分である乾燥された緑茶葉を横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%に副成分である桂皮粉および煙草香料が添加・配合されて成る配合物、または桂皮抽出液に前記主成分である切刻まれた緑茶葉を浸漬して桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉93重量%〜97重量%に副成分である煙草香料が添加・配合されて成る配合物が、フィルターが一側に連結されて備えられているシガレットペーパー内に充填されて構成されている。
前記各副成分は、前記緑茶葉に前記煙草葉を添加する場合、25重量%〜35重量%の乾燥されて切刻まれた煙草葉と3重量%〜7重量%の煙草香料を添加し配合するか、または前記緑茶葉に桂皮粉を添加する場合、5重量%〜15重量%の桂皮粉と3重量%〜7重量%の煙草香料を添加し配合するか、または前記桂皮抽出液を用いる場合、水90重量%に桂皮10重量%を入れ煮て殺菌処理しながら煮た後の全体分量が5重量%〜15重量%になるように濃縮された前記桂皮抽出液5重量%〜15重量%に前記主成分である切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%を1時間浸漬して桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉93重量%〜97重量%に煙草香料3重量%〜7重量%を添加して配合する。
前記煙草香料はヘジュラット、ミント、カカオ、タバコなどが望ましいものであって、前記煙草香料のうち一種の煙草香料または二種以上の煙草香料が一緒に添加される。
前記乾燥された緑茶葉を横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻む理由は、煙草を製造したとき緑茶葉と緑茶葉との間に空気が疎通し得る空間を広めて燃焼率を高めるためであり、若し、切刻まれた大きさが前記大きさ以下である場合には吸煙時の燃焼率が低下するのみならず煙の量が減少し、煙草が燃焼する状態の持続性が著しく減少するのを防止するためである。
また、前記主成分である切刻まれた緑茶葉60重量%〜70重量%に煙草葉25重量%〜35重量%、煙草香料3重量%〜7重量%を添加し互いに配合されるようにする前記配合比率が望ましい理由は、緑茶葉の配合比率を煙草葉の配合比率よりはるかにもっと高めることにより、煙草の燃焼時に緑茶葉の香りが煙草葉の香りよりもっと高くなるようにして緑茶葉の香りがはるかにもっと出るようにしながら前記副成分である煙草葉の味が前記緑茶葉の味に加味されるようにして、従来の煙草葉の味に慣れた愛煙家達の嗜好に適合するようにし、煙草香料を混合物全体100重量%のうち3重量%〜7重量%投入することにより煙草香料の香りの発散が濃くでもなく淡くでもない適正な状態の煙草を製造するためであり、若し、緑茶葉の配合比率より煙草葉の配合比率をもっと高める場合には煙草葉が主成分になって緑茶葉の香りが喪失されるのは勿論、その緑茶葉の有効成分が煙草葉の毒性の有害成分により破壊されることがあるためである。
そして、前記緑茶葉80重量%〜90重量%に桂皮粉5重量%〜15重量%、煙草香料3重量%〜7重量%を添加して互いに配合されるようにする前記配合比率が望ましい理由は、前記緑茶葉の比率を80重量%〜90重量%に高めて緑茶葉の香りを高め、桂皮粉を添加することにより甘辛い味を好む人達の嗜好に合うようにし、桂皮粉の成分に因り緑茶葉の成分の効能が喪失されないように緑茶葉と桂皮粉の配合比率を前記配合比率によって配合されるようにすることにより、桂皮粉の成分に因り緑茶葉の成分の効能が喪失されないようにし、前記煙草香料の配合比率によって吸煙者がその香りを無意識に感じる程度の適正な配合比率になるためである。
また、前記桂皮抽出液を利用して緑茶を主成分とする煙草を製造する場合の前記互いに配合される各成分の配合比率が望ましい理由は、良く乾燥された緑茶葉を桂皮抽出液に浸漬して置けば前記桂皮粉を互いに配合する場合より前記桂皮抽出液が緑茶葉に良く吸着する状態になって煙草の燃焼時に前記桂皮の香りと甘辛い味を一層高めることができ、前記煙草香料の配合比率は吸煙者がその香りを無意識に感じる程度の濃くでもなく淡くでもない適正な配合比率になるためであり、また、桂皮はその甘辛い味が緑茶葉の香りを圧倒しない程度になるのは勿論、前記桂皮抽出液が緑茶葉に吸着した後に乾燥する場合には前記桂皮と緑茶葉の香りの発散が難しくないようになるためである。
次に、本発明の緑茶を主成分とする煙草の製造方法を各実施例別に詳細に説明する。
(第1実施例)
先ず、本発明の第1実施例である緑茶葉に煙草葉と煙草香料を添加した煙草の製造方法を各工程別に詳細に説明する。
第1工程(煙草葉と緑茶葉の採取工程)
先ず、煙草葉は畑で煙草の茎の最下部を刈り採取し、緑茶はその葉だけを選別採取する。
第2工程(殺菌処理工程)
前記採取した煙草葉は二度煮て一度蒸した後に日向で乾燥することにより殺菌処理し、前記採取した緑茶葉は200℃以上に加熱した高温釜内に緑茶の生葉を入れ10分以上炒って殺菌処理する。
前記緑茶葉を200℃以上の高温釜で炒ることにより前記緑茶葉の水分を最大限保存すると共に芳しく柔らかな緑茶葉の味を変化させることなく殺菌処理するようになる。
第3工程(1次乾燥工程)
前記殺菌処理した煙草葉は日向で茶色になるときまで1次乾燥し、前記炒られて殺菌処理された緑茶葉を熱風乾燥機に投入して3日間1次乾燥した後、更に一度煮て一度蒸して緑茶葉の香りを50%以上減少させる。
第4工程(切刻工程)
前記1次乾燥された煙草葉と緑茶葉を夫々互いに異なる切刻機に入れて横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻んで置く。
第5工程(配合工程)
前記主成分である切刻まれた緑茶葉60重量%〜70重量%、副成分である切刻まれた煙草葉25重量%〜35重量%、煙草香料3重量%〜7重量%の比率で配合機に投入して10分以上混合する。
前記10分以上配合機を稼動することにより、その中に投入された前記各原料が互いに良く混合されて煙草の燃焼時に各成分の香りが均一に発散されるようになる。
第6工程(2次乾燥工程)
前記緑茶葉と煙草葉および煙草香料が配合された煙草原料を熱風乾燥機に入れて2次に3日間乾燥する。
第7工程(包装工程)
前記配合されて2次乾燥された煙草原料を煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草のサイズを83mm〜125mmに切断し煙草箱に入れて煙草箱包装および外側のセルハン包装作業を施すことにより、緑茶葉に煙草葉と煙草香料が添加された煙草の製造が完了する。
前記1次乾燥工程で緑茶葉の草匂いと嫌な臭いは熱風乾燥機で加工処理することにより除去され、このように緑茶葉の草匂いと嫌な臭いが除去された緑茶葉を更に一度煮て一度蒸すことにより緑茶葉の濃い香りと味が減少し甘味に作られるようになる。
前記第3工程(1次乾燥工程)および第6工程(2次乾燥工程)において、熱風乾燥機で緑茶葉または緑茶葉と煙草葉及び煙草香料が配合された煙草原料を乾燥する温度は190℃が望ましい。
前記緑茶葉に煙草葉が添加された煙草は、主成分である緑茶葉に副成分である煙草葉を少量添加して配合することにより煙草葉の濃い味を減少させて柔らかにしたものであって、その味が一般煙草と酷似でありながらも緑茶葉の有効成分であるエピガロカテキンガレート、プラボノイド、カテキンなどが煙草葉のニコチンとタールを中和させることにより人体に対する害を大いに減少させるようになると共に煙草の味が柔らかくなるようになる。
本発明の別の実施例である第2実施例は、第1実施例で煙草葉が添加される代わりに桂皮粉が添加されたものであって、桂皮は漢薬材の一つで桂の木の根・茎・枝などの外皮を剥がして乾燥するかまたは剥がさずそのまま乾燥した細い枝をいう。
そして、桂皮はやや甘辛く爽やかな味を有するもので、桂皮の精油、アルデヒド、アルコール、酢酸、タンニン、粘液質などとその他に糖質、脂肪質、燐、鉄分、ビタミンA・B1・B2などが含まれているため、緑茶と良く調和でき、中枢神経を抑制するため鎮静・鎮痛・解熱作用があり、桂皮油は芳香性健胃作用があるため胃腸に緩慢に刺戟を与える作用をして唾液および胃液の分泌を促進するため消化を補助し潰瘍を抑制する。また、心臓と冠状動脈の血流量促進、抗放射能作用および白血球数増加作用、皮膚真菌の抑制作用を為すため、緑茶葉に桂皮を添加した煙草は非常に優れた成分を含んでいて百害無益な従来の一般煙草とは異に味も前記一般煙草の味と酷似でありながらも吸煙時に人体に良い成分らが吸入されて健康に害がなく、煙が間接吸煙者達、即ち、周囲の人達にも被害がないようになる。また、煙が緑茶葉の爽やかで甘味な香りを含んでいるため気分を爽やかにするのは勿論、室内の香菌(強い香りを漂わせて空気中にある菌を殺し悪臭を消すという意味であり、漢方で用いられる用語である)、香臭(臭いを嗅ぐという意味であり、漢方で用いられる用語である)効果を得るようになり、延いては緑茶葉の煙が各種の虫や蚊などの害虫らを退治する効能があるため、非常に人体に有益でありながら進歩した煙草になるのである。
(第2実施例)
本発明の別の実施例である第2実施例として緑茶を主成分とする煙草の製造方法である緑茶葉に桂皮粉と煙草香料を添加する煙草の製造方法について各工程別に詳細に説明する。
第1工程(桂皮および緑茶葉の採取工程)
桂皮は桂の木から外皮を剥がした桂皮を30mm〜50mm大に切刻んで置き、緑茶は葉だけを採取する。
前記サイズに桂皮を切刻んで置く理由は、桂皮を粉末に作るために粉砕するとき粉砕機に無理を与えなく容易く粉砕されるようにするためである。
第2工程(殺菌処理工程)
前記採取した桂皮は日向で乾燥することにより殺菌処理し、前記採取した緑茶葉は200℃以上に加熱した高温釜内に緑茶の生葉を入れ10分以上炒ることにより殺菌処理する。
第3工程(1次乾燥工程)
前記殺菌処理した桂皮は日向でその水分含量が13%以内になるように乾燥し、前記炒られて殺菌酸処理された緑茶葉を熱風乾燥機に投入して3日間1次乾燥処理した後、更に一度煮て一度蒸して緑茶葉の香りを50%以上減少させる。
即ち、前記緑茶葉の香りは煮るときと蒸すときに水蒸気と共に50%以上発散されながら蒸発・減少される。
前記水分含量が13%になった桂皮を手で触るときの触感は完全に乾燥された状態である。
第4工程(切刻および粉砕工程)
前記1次乾燥された緑茶葉を切刻機に入れて横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻んで置き、前記1次乾燥された桂皮はミキサー器に入れて粉末状に粉砕して置く。
第5工程(配合工程)
前記主成分である切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%、前記桂皮粉5重量%〜15重量%、煙草香料3重量%〜7重量%の比率で配合器に投入して配合する。
第6工程(2次乾燥工程)
前記緑茶葉と桂皮粉および煙草香料が配合された煙草原料を熱風乾燥機に入れて2次に3日間乾燥する。
第7工程(包装工程)
前記配合されて2次乾燥された煙草原料を煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草のサイズを83mm〜125mmに切断して煙草箱包装および外側のセルハン包装作業を施すことにより、緑茶葉に桂皮と煙草香料を添加した煙草の製造が完了する。
前記第3工程(1次乾燥工程)および第6工程(2次乾燥工程)において、熱風乾燥機で緑茶葉または緑茶葉と桂皮粉および煙草香料が配合された煙草原料を乾燥する温度は190℃が望ましい。
(第3実施例)
次に、本発明のまた別の実施例として第3実施例である緑茶葉に桂皮抽出液および煙草香料を添加する煙草の製造方法を各工程別に詳細に説明する。
第1工程(桂皮および緑茶葉の採取工程)
桂皮は桂の木から外皮を剥がした桂皮を30mm〜50mm大に切刻んで置き、緑茶は葉だけを選別採取する。
前記桂皮の大きさを前記望ましい数値の大きさに切刻んで置く理由は、後述する桂皮抽出液を抽出するときに桂皮の成分が水に容易く滲み出るようにする適正な大きさであるためである。
第2工程(殺菌処理工程)
水90重量%に前記切刻んで置いた桂皮10重量%を入れて煮ることにより殺菌処理しながら前記煮た後の全体分量が5重量%〜15重量%になるように濃縮して桂皮成分を透かし取った桂皮抽出液を作り、緑茶葉は200℃以上に加熱した高温釜内に緑茶の生葉を入れて10分以上炒ることにより殺菌処理する。
第3工程(1次乾燥および煮蒸工程)
前記炒られて殺菌処理された緑茶葉を熱風乾燥機に投入して3日間乾燥した後、更に一度煮て蒸して緑茶葉の香りを50%以上減少させる。
即ち、前記緑茶葉の香りは煮るときと蒸すときに水蒸気と共に50%以上発散しながら蒸発・減少される。
第4工程(切刻工程)
前記1次乾燥された緑茶葉を切刻機に入れて横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻んで置く。
第5工程(配合工程)
前記濃縮された桂皮抽出液5重量%〜15重量%に前記主成分である切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%を浸漬して桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉93重量%〜97重量%と煙草香料3重量%〜7重量%の比率で配合機に投入して配合する。
第6工程(2次乾燥工程)
前記桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉と煙草香料が配合された煙草原料を熱風乾燥機に入れて2次に3日置間乾燥する。
第7工程(包装工程)
前記配合されて2次乾燥された煙草原料を煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草のサイズを83mm〜125mmに切断して煙草箱に入れて包装および外側のセルハン包装作業を施すことにより、緑茶に桂皮と煙草香料を添加した煙草の製造が完了する。
前記第3工程(1次乾燥工程)および第6工程(2次乾燥工程)において、熱風乾燥機で緑茶葉または桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉と煙草香料が配合された煙草原料を乾燥する温度は190℃が望ましい。
前記各配合成分らである緑茶葉・煙草葉・桂皮および煙草香料の各実施例別に記述した互いに配合される配合比率は、一緒に配合された混合物全体の分量が100重量%になる比率になるように各成分比率を選択しなければならないのは勿論、第1実施例では緑茶葉65重量%、煙草葉30重量%、煙草香料5重量%の配合比率が最も望ましく、第2実施例では緑茶葉85重量%、桂皮粉10重量%、煙草香料5重量%の配合比率が最も望ましく、第3実施例では桂皮抽出液に浸漬して桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉95重量%と煙草香料5重量%の配合比率が最も望ましい。
前記緑茶葉に桂皮を添加した煙草は、桂皮の甘辛い味と香りおよび緑茶葉の香りが吸煙時に喉を非常に柔らかく通過するようになり香喫味(香りの匂いを感じる味という意味であり、漢方で用いられる用語である)を一層良好にし、煙草の燃焼時にその煙の匂いは自然に近い緑茶の香りであって煙が目に入っても痛い程度が一般煙草に比べて5%にも及ばない程度であり、煙草の煙が室内を漂っても芳しく香菌・香臭するのは勿論、各種の虫らを追い払う二重の効果が期待されるが、これは既に学界で緑茶を燃焼して香菌・香臭および虫や蚊を退治する効果があるとの報告もなされている。
前記の通り、本発明の緑茶を主成分とする煙草は愛煙家達に多様な吸煙嗜好と欲求を満足させることができる非常に優れた煙草になることができ、前記一般煙草の毒性を中和して大いに減少させ、または人体に全く無害な煙草として一層進歩した煙草になることができる。
次に、本発明の実施例をより具体的に説明することにする。
(本実施例)
先ず、緑茶葉に煙草葉と煙草香料を添加する煙草の実施例を説明する。
畑で採取した煙草葉を二度煮て一度蒸した後、日向で乾燥することにより殺菌処理し、採取した緑茶葉を200℃以上に加熱した高温状態の釜内に入れて10分ほど炒ることにより殺菌処理し、前記煙草葉を更に日向で茶色になるときまで1次乾燥し、前記緑茶葉は熱風乾燥機に入れて3日間水分含有率が13%以内になるように1次乾燥し更に一度煮て一度蒸すことにより緑茶葉の香りを50%程減少させる。前記夫々1次乾燥された煙草葉と緑茶葉を切刻機に入れて横3mm、縦8mmに切刻んで置く。
前記別の実施例である二つの実施例において、緑茶葉を炒る時間は10分以内に炒る場合には草匂いが除去されないのみならず緑茶葉の香りが発散され難くなり、その反面に前記緑茶葉を15分以上炒る場合には緑茶葉のタンニンカテキンが急激に増加するためその味と性質が苦くなる。
前記切刻まれた各原料である緑茶葉6.5kg、煙草葉3kgと煙草香料のヘジュラット0.5kgを配合機に入れて10分間配合させる。
このような方法で配合された前記煙草原料を熱風乾燥機に入れて2次に3日間乾燥した後、前記2次乾燥された煙草香料10kgを煙草原料投入機の投入口に投入し、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草のサイズを83mmに切断し煙草箱に入れて包装および外側のセロハン包装作業を施すことにより、緑茶葉に煙草葉と煙草香料を添加した煙草300箱を製造した。
次に、別の実施例として緑茶葉に桂皮および煙草香料を添加した煙草は、採取した桂の木の外皮を剥がした桂皮を40mm大に切刻み日向で良く乾燥した後、ミキサー器で粉砕して桂皮粉末を作り、200℃で加熱した高温状態の釜内に採取した緑茶葉を入れて10分間炒ることにより殺菌処理し、熱風乾燥機に投入して3日間1次熱風乾燥し、90分以上更に一度煮て一度蒸し、横3mm、縦8mmに切刻み、前記各原料の比率を前記切刻まれた緑茶葉8.5kg、前記桂皮粉1kg、煙草香料としてタバコ0.5kgの比率で配合機に入れて10分間混合・配合する。
このような方法で配合された前記タバコ原料を熱風乾燥機に入れて2次に3日間乾燥し、前記2次乾燥された煙草原料10kgを煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草のサイズを90mmに切断して煙草箱包装および外側のセロハン包装作業を施すことにより、緑茶葉に桂皮と煙草香料を添加した煙草500箱を製造した。
次に、本発明のまた別の実施例として、緑茶葉に桂皮抽出液と煙草香料を添加する場合には、採取した桂の木の外皮を剥がした桂皮を40mm大に切刻み、その切刻まれた桂皮10gを水90gに入れ煮て濃縮させた桂皮抽出液を準備し、200℃以上に加熱した高温状態の釜内に前記採取した緑茶葉を入れて15分間炒ることにより殺菌処理すると共に緑茶葉の草匂いと嫌な臭いを除去して香喫味を向上させた後、熱風乾燥機に投入して3日間水分含有率が10%以内になるように乾燥し、更に蒸し釜に入れて90分間一度煮て一度蒸すことにより緑茶の香りを50%減少させ、前記1次乾燥された緑茶葉を切刻機に入れて横3mm、縦8mmに切刻み、前記桂皮抽出液1kgに切刻まれた前記緑茶葉9kgを1時間ほど浸漬して前記緑茶葉に前記桂皮の香りが良く浸透するようにし、前記桂皮抽出液が浸透した緑茶葉9.5kgに煙草香料ミント0.5kgを混合し配合機に投入して10分間配合した。
このような方法で配合された前記煙草原料を熱風乾燥機に入れて2次に3日間乾燥し、前記2次乾燥された煙草原料10kgを煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草のサイズを90mmに切断して、煙草箱包装および外側のセロハン包装作業を施すことにより、緑茶葉に桂皮と煙草香料を添加した煙草500箱を製造した。

Claims (10)

  1. 乾燥された緑茶の葉を横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻み前記主成分である切刻まれた緑茶葉60重量%〜70重量%に副成分として乾燥状態で横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻まれた煙草葉および煙草香料を添加・配合して成る配合物が、フィルターが一側に連結されて備えられているシガレットペーパー内に充填されて構成されていることを特徴とする緑茶を主成分とする煙草。
  2. 前記副成分は25重量%〜35重量%の乾燥して切刻まれた煙草葉と3重量%〜7重量%の煙草香料が添加されて互いに配合されることを特徴とする請求項1記載の緑茶を主成分とする煙草。
  3. 乾燥された緑茶葉を横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻み前記主成分である切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%に副成分である桂皮粉および煙草香料が添加・配合されて成る配合物が、フィルターが一側に連結されて備えられているシガレットペーパー内に充填されて構成されていることを特徴とする緑茶を主成分とする煙草。
  4. 前記副成分は5重量%〜15重量%の桂皮粉と3重量%〜7重量%の煙草香料が添加されて互いに配合されることを特徴とする請求項3記載の緑茶を主成分とする煙草。
  5. 乾燥された緑茶葉を横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻み桂皮抽出液に前記主成分である切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%を浸漬して桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉93重量%〜97重量%に副成分である煙草香料が添加・配合されて成る配合物が、フィルターが一側に連結されて備えられているシガレットペーパー内に充填されて構成されていることを特徴とする緑茶を主成分とする煙草。
  6. 前記副成分は煙草香料3重量%〜7重量%が添加されて互いに配合されることを特徴とする請求項5記載の緑茶を主成分とする煙草。
  7. 前記桂皮抽出液は水90重量%に桂皮10重量%を入れて煮て殺菌処理しながら前記煮た後の全体分量が5重量%〜15重量%になるように濃縮させて桂皮成分を透かし取った桂皮抽出液5重量%〜15重量%であることを特徴とする請求項5記載の緑茶を主成分とする煙草。
  8. 煙草葉と緑茶葉を採取する採取工程と;前記採取した煙草葉を二度煮て一度蒸した後に乾燥することにより殺菌処理し、前記採取した緑茶葉を200℃以上に加熱した高温釜内で10分以上炒る殺菌処理工程と;前記殺菌処理した煙草葉を日向で茶色になるときまで1次乾燥し、前記殺菌処理した緑茶葉を熱風乾燥機に投入して3日間1次乾燥した後、更に一度煮て蒸して緑茶葉の香りを50%以上減少させる1次乾燥工程と;前記1次乾燥された煙草葉と緑茶葉を夫々異なる切刻機に入れて横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻む切刻工程と;前記切刻まれた緑茶葉60重量%〜70重量%、切刻まれた煙草葉25重量%〜35重量%、煙草香料3重量%〜7重量%の比率で配合機に投入した後、10分以上混合する配合工程と;前記緑茶葉・煙草葉および煙草香料が配合された煙草原料を熱風乾燥機に入れて2次に3日間乾燥する2次乾燥工程と;前記配合されて2次乾燥された煙草原料を煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草の大きさを83mm〜125mmに切断した後、煙草箱包装および外側のセロハン包装作業を施すことにより、緑茶に煙草と煙草香料が添加された煙草の製造を完了することを特徴とする緑茶を主成分とする煙草の製造方法。
  9. 桂の木から外皮を剥がし前記剥がされた外皮である桂皮を30mm〜50mm大に切刻み、緑茶の葉だけを選別採取する桂皮および緑茶葉の採取工程と;
    前記採取した桂皮を日向で乾燥することにより殺菌処理し、前記採取した緑茶葉を200℃以上に加熱した高温釜内に緑茶の生葉を入れて10分以上炒る殺菌処理工程と;
    前記殺菌処理された桂皮を日向でその水分含量が13%以内になるように乾燥し、前記炒られた緑茶葉を熱風乾燥機に投入して3日間1次乾燥した後、更に一度煮て一度蒸して緑茶の香りを50%以上減少させる1次乾燥工程と;
    前記1次乾燥された緑茶葉を切刻機に入れて横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻み、前記1次乾燥した桂皮をミキサー器に入れて粉末状に作る切刻および粉砕工程と;
    前記切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%、前記桂皮粉5重量%〜15重量%、煙草香料3重量%〜7重量%の比率で配合機に投入して配合する配合工程と;
    前記緑茶葉・桂皮粉および煙草香料が配合された煙草原料を熱風乾燥機に入れて2次に3日間乾燥する2次乾燥工程と;
    前記配合されて2次乾燥された煙草原料を煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節し煙草のサイズを83mm〜125mmに切断した後、煙草箱包装および外側のセロハン包装作業を施すことにより、緑茶に桂皮と煙草香料が添加された煙草の製造が完了することを特徴とする緑茶を主成分とする煙草の製造方法。
  10. 桂の木から外皮を剥がし前記剥がされた外皮である桂皮を30mm〜50mm大に切刻み、緑茶の葉だけを選別採取する桂皮および緑茶葉の採取工程と;
    水90重量%に前記切刻まれた桂皮10重量%を入れて煮ることにより殺菌処理しながら前記煮られた後の全体分量が5重量%〜15重量%になるように濃縮して桂皮成分を透かし取った桂皮抽出液を作り、前記緑茶葉を200℃以上に加熱した高温釜内に緑茶の生葉を入れて10分以上炒る殺菌処理工程と;
    前記炒られた緑茶葉を熱風乾燥機に投入して3日間乾燥した後、更に一度煮て一度蒸して緑茶葉の香りを50%以上減少させる1次乾燥および煮て蒸す工程と;
    前記1次乾燥された緑茶葉を切刻機に入れて横1mm〜5mm、縦5mm〜15mmになるように切刻む切刻工程と;
    前記濃縮された桂皮抽出液5重量%〜15重量%に前記切刻まれた緑茶葉80重量%〜90重量%を1時間浸漬して桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉93重量%〜97重量%に煙草香料3重量%〜7重量%の比率で混合する配合工程と;
    前記桂皮の香りと有効成分が浸透した緑茶葉と煙草香料が配合された煙草原料を熱風乾燥機に入れて2次に3時間乾燥する2次乾燥工程と;
    前記配合されて2次乾燥された煙草原料を煙草原料投入機の投入口に投入した後、シガレットペーパーにフィルターを巻紙に巻くことにより付着し、Tペーパーでシガレットペーパーとフィルターを連結してくるみ付着して巻紙で巻き、重さを調節して煙草のサイズを83mm〜125mmに切断し、煙草箱包装および外側のセロハン包装作業を施すことにより、緑茶に桂皮および煙草香料が添加された煙草の製造が完了することを特徴とする緑茶を主成分とする煙草の製造方法。
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