JP4716944B2 - 車両用シートシステム - Google Patents

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本発明は、鉄道車両やバス等の車両に設備される車両用シートシステムに関する。
詳しくは、
(a)複数人掛けの座部と該座部に対応する幅の背部を有し、座部を背部側へ折り畳み可能であり、車両の側壁に沿って設けられるロングシートと、
(b)座部と背部を有し、前記ロングシートの一端部近傍を回転中心として水平方向へ回動可能に設けられ、回動の始端では座部を開かれて使用状態に設定された前記ロングシートに連設されて一体化されるロングシート状態に設定され、回動の終端では座部を折り畳まれて収納状態に設定された前記ロングシートが車両の側壁を成す位置にて車両の長手方向に直交するクロスシート状態に設定される回転シートと、
を少なくとも有する車両用シートシステムに関する。
特開2004−034779号公報(特許文献1)には、
(A)3人掛けの座部と該座部に対応する幅の背部を有し、座部を背部側へ折り畳み可能であり、車両の側壁に沿って設けられる3人掛けロングシート(第1座席)と、
(B)2人掛けの座部と背部を有し、前記3人掛けロングシートの両端部近傍をそれぞれ回転中心として水平方向へ回動可能に設けられ、回動の始端では座部を開かれて使用状態に設定された前記3人掛けロングシートに連設されて一体化されるロングシート状態に設定され、回動の終端では座部を折り畳まれて収納状態に設定された前記3人掛けロングシートが車両の側壁を成す位置にて車両の長手方向に直交するクロスシート状態に設定される、二つの2人掛け回転シート(第2座席の一部)と、
(C)2人掛けの座部と該座部に対応する幅の背部を有し、座部を背部側へ折り畳み可能であり、前記二つの2人掛け回転シートの背後にそれぞれ車両の側壁に沿って設けられ、当該2人掛け回転シートのロングシート状態では座部を折り畳まれた収納状態に設定され、当該2人掛け回転シートのクロスシート状態では座部を開かれた使用状態に設定される2人掛けロングシート(第2座席の残部)と、
を有する車両用座席群が記載されている。
特開2004−034779公報。
特許文献1の車両用座席群では、3人掛けロングシートは収納状態に於いて車両の側壁を成す。つまり、クロスシート状態に設定された2人掛け回転シートの座部に隣接する側壁を成す。この側壁は、3人掛けロングシートの座部の下面であるため、平坦である。
特許文献1の車両用座席群では、2人掛け回転シートのクロスシート状態での通路側に肘掛けを設けることは、当該の側がロングシート状態での端部となるため可能である。しかし、クロスシート状態での壁側に肘掛けを設けることは、当該の側がロングシート状態に於いて3人掛けロングシートに連設されて一体化されるものであるため、3人掛けロングシートとの一体化を前提とする限り、不可能である。
以上の結果、特許文献1の車両用座席群では、クロスシート状態の2人掛け回転シートには、壁側に肘掛けが無い。
本発明は、座部を折り畳まれて収納状態に設定されたロングシートが車両の側壁を成す位置にてクロスシート状態に設定される回転シートの壁側に、肘掛けを構成し得るようにすることを目的とする。
特許文献1の車両用座席群では、3人掛けロングシートの座部の下面は、当該3人掛けロングシートの収納状態に於いて車両の側壁を成す。このため、座部の下面は平坦に形成されており、座部の前後方向に張設されるSバネとしても、着座者の重量で撓んだ時に下面に当接しないように硬い(撓み量の小さな)Sバネが用いられており、着座感が悪いという不具合があった。
本発明は、収納状態に於いて車両の側壁を成すロングシートの座部に張設されるSバネとして、軟らかい(撓み量の大きな)Sバネを用い得るようにすることを目的とする。
本発明は、下記[1]〜[5]のように構成される。なお、この項で示す符号は理解を容易にするためであり、各構成を符号の構成に限定する趣旨ではない。
[1]構成1:
複数人掛けの座部11と該座部11に対応する幅の背部15を有し、座部11を背部15側へ折り畳み可能であり、車両の側壁60に沿って設けられるロングシート10と、
座部21と背部25を有し、前記ロングシート10の一端部近傍を回転中心29として水平方向へ回動可能に設けられ、回動の始端では座部11を開かれて使用状態Aに設定された前記ロングシート10に連設されて一体化されるロングシート状態Cに設定され、回動の終端では座部11を折り畳まれて収納状態Bに設定された前記ロングシート10が車両の側壁面を成す位置にて車両の長手方向に直交するクロスシート状態Dに設定される回転シート20と、
を有し、
前記ロングシート10の座部11は、該座部10の下面側へ窪む凹部116を備えた硬質カバー115で下面を覆って成り、
前記硬質カバー115の外面には前記凹部116に対応する凸部が形成され、該凸部は前記収納状態での上側の縁部を前記クロスシート状態Dの回転シート20の着座者の肘掛けとして機能する段部118として形成されている、
ことを特徴とする車両用シートシステム。
硬質カバー115としては、例えば、硬質樹脂製のカバーを用いることができるが、樹脂以外の材質であってもよい。
[2]構成2:
構成1に於いて、
前記ロングシートの座部は、前後方向に張設したSバネにより座部クッションを弾性的に支持して成り、前記凹部は着座者の重量で撓むSバネを収容する空間を確保する、
ことを特徴とする車両用シートシステム。
[3]構成3:
構成1又は構成2に於いて、
前記硬質カバー115の外面の凸部は前記上側の縁部を前記段部118として形成されているとともに、下方へ行くにつれて徐々に突出量を低減されている、
ことを特徴とする車両用シートシステム。
[4]構成4:
構成1〜構成3の何れかに於いて、
前記ロングシート10の両側にそれぞれ前記回転シート20,20を配して成る、
ことを特徴とする車両用シートシステム。
[5]構成5:
構成1〜構成4の何れかに於いて、
座部31と該座部31に対応する幅の背部35を有し、座部31を背部35側へ折り畳み可能であり、前記回転シート20の背後に車両の側壁60に沿って設けられ、当該回転シート20のロングシート状態Cでは座部31を折り畳まれた収納状態Eに設定され、当該回転シート20のクロスシート状態Dでは座部31を開かれた使用状態Fに設定される背後シート30を更に有する、
ことを特徴とする車両用シートシステム。
構成1は、複数人掛けの座部と該座部に対応する幅の背部を有し、座部を背部側へ折り畳み可能であり、車両の側壁に沿って設けられるロングシートと、座部と背部を有し、前記ロングシートの一端部近傍を回転中心として水平方向へ回動可能に設けられ、回動の始端では座部を開かれて使用状態に設定された前記ロングシートに連設されて一体化されるロングシート状態に設定され、回動の終端では座部を折り畳まれて収納状態に設定された前記ロングシートが車両の側壁面を成す位置にて車両の長手方向に直交するクロスシート状態に設定される回転シートと、を有し、前記ロングシートの座部は、該座部の下面側へ窪む凹部を備えた硬質カバーで下面を覆って成り、前記硬質カバーの外面には前記凹部に対応する凸部が形成され、該凸部は前記収納状態での上側の縁部を前記クロスシート状態の回転シートの着座者の肘掛けとして機能する段部として形成されている車両用シートシステムであるため、クロスシート状態の回転シートの壁側に肘掛けを構成することができる。
構成2は、構成1に於いて、前記ロングシートの座部は、前後方向に張設したSバネにより座部クッションを弾性的に支持して成り、前記凹部は着座者の重量で撓むSバネを収容する空間を確保する車両用シートシステムであるため、座部に張設するSバネとして、軟らかい(撓み量の大きな)Sバネを用いることができる。
構成3は、構成1又は構成2に於いて、前記硬質カバーの外面の凸部は前記上側の縁部を前記段部として形成されているとともに、下方へ行くにつれて徐々に突出量を低減されている車両用シートシステムであるため、肘掛けの下方に空間を確保することができ、構成1が持つ効果に加えて、さらに、クロスシート状態の回転シートの着座者が、肘掛けが有るにもかかわらず、座部面を広く使うことができる効果がある。
構成4は、構成1〜構成3の何れかに於いて、前記ロングシートの両側にそれぞれ前記回転シートを配して成る車両用シートシステムであるため、構成1や2が持つ効果に加えて、さらに、クロスシート状態の二つの回転シートを対向させ得る効果がある。即ち、対向させた状態のクロスシートを構成できる効果がある。
構成5は、構成1〜構成4の何れかに於いて、座部と該座部に対応する幅の背部を有し、座部を背部側へ折り畳み可能であり、前記回転シートの背後に車両の側壁に沿って設けられ、当該回転シートのロングシート状態では座部を折り畳まれた収納状態に設定され、当該回転シートのクロスシート状態では座部を開かれた使用状態に設定される背後シートを更に有する車両用シートシステムであるため、構成1〜3が持つ効果に加えて、さらに、回転シートをクロスシート状態に設定した場合でも、ロングシート状態の回転シートと同等の座席を確保できる効果がある。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は実施の形態のシートシステムを構成する各シート(ロングシート10・回転シート20・背後シート30)の設定状態の遷移を示す上面図である。(a)はロングシート10が使用状態Aで且つ回転シート20がロングシート状態Cで且つ背後シート30が収納状態E、(b)はロングシート10が収納状態Bで且つ回転シート20がロングシート状態Cで且つ背後シート30が収納状態E、(c)はロングシート10が収納状態Bで且つ回転シート20がクロスシート状態Dで且つ背後シート30が収納状態E、(d)はロングシート10が収納状態Bで且つ回転シート20がクロスシート状態Dで且つ背後シート30が使用状態F、をそれぞれ示す。
図示のように、ロングシート10はシートシステムの中央に配置されており、3人掛けの座部11と、該3人掛けの座部11に対応する幅(=3人掛け用の幅)の背部15を有し、車両の側壁60に沿って設けられている。座部11は、背部15側へ折り畳み可能である。図2(a)は座部11を開いた状態を示し、図2(b)は座部11を折り畳んだ状態を示す。ロングシート10を側壁60に取り付ける機構は周知であるため、説明は省略する。また、ロングシート10の座部11を背部15側へ折り畳む機構も周知であり、その一例は、例えば、前記特許文献1(特開2004−034779号公報)の段落0026〜0039に、同公報の図4〜図8を参照して詳細に説明されているため、ここでの説明は省略する。なお、同公報の図4〜図5は、本願明細書の図2(a)〜(b)と、符号を除いて同じである。必要であれば、上述の部分を、符号や名称を本願明細書中で用いている符号や名称に整合するように適宜に変えて、本願明細書に取り入れてもよい。
ロングシート10の座部11には、図4に示すように、座部11を支持する座部フレーム110の構成要素である前縁パイプ110a−後縁パイプ110b間に、座部クッション112を支持する複数本のSバネ111が、平行に張設されている。Sバネ111の本数は、例えば、1区画(着座者一人分の区画)内に3本であるが、3本に限定されない。2本以下でもよく、4本以上でもよい。また、区画単位でSバネ111を配置せず、例えば、区画の境界にもSバネ111を配置したり、Sバネ111の配置間隔を同一区画内と区画をまたがる部分とで異ならせる等して、適宜に配置してもよい。
図4は座部11を折り畳んだ収納状態であるため、Sバネ111は、実線で示すように前縁パイプ110a−後縁パイプ110b間で直線状を成している。しかし、座部11を開いて使用状態とした場合に於いて着座者が存在する場合には、その重量でSバネ111は下方へ撓む。図4に、Sバネ111が撓んだ様子を二点鎖線で示す。
本シートシステムのロングシート10では、Sバネ111が上記の如く下方へ撓んだ場合でも座部11の下面を覆う硬質樹脂カバー115に当接しないように、該硬質樹脂カバー115には十分な深さの凹部116が形成されている。即ち、着座者の重量で撓むSバネ111を収容する空間を確保するための凹部116が形成されている。また、十分な深さの凹部116が形成されているため、Sバネ111としても、十分な撓み量を持つ快適なSバネ111を使用することができる。このように、本シートシステムのロングシート10では、硬質樹脂カバー115に凹部116が形成されているため、該硬質樹脂カバー115の外面側には、凹部116に対応する凸部が存在することとなる。
また、本シートシステムのロングシート10では、上記凹部116に対応する外面側の凸部には、座部11の収納状態Bで上方位置となる側に、座部11の上縁部(=使用状態Aでの前縁部)に沿って段部118が突出形成されている。この段部118の位置は、クロスシート状態Dに設定された回転シート20の着座者の肘掛けとして使用するのに適した高さとされている。
さらに、本シートシステムのロングシート10では、上記凹部116に対応する外面側の凸部の突出量は、上記段部118から下方に行くにつれて徐々に突出高さが低くなるように形成されている。このため、クロスシート状態Dに設定された回転シート20の着座者は、上記段部118を車両壁側の肘掛けとして使用できるとともに、当該肘掛けの存在にも関わらず脚部が妨げられることはなく、座部21に着座することができる。なお、クロスシート状態Dでの通路側には、ロングシート状態Cで当該ロングシートの端部に位置する肘掛け28が存在するため、通路側の着座者もその肘掛け28を利用できる。
回転シート20は、上記ロングシート10の両側にそれぞれ設けられている。即ち、合計2組設けられている。各回転シート20は、2人掛けの座部21と該座部21に対応する幅(=2人掛け用の幅)の背部25を有し、ロングシート10の一端部(右端部/左端部)近傍に設けられた回転軸29(図3参照)を回転中心とする水平面内での回動が可能なように設けられている。この回動の始端では、各回転シート20はロングシート状態Cにある(図1(a)(b)参照)。即ち、使用状態A(=座部11を開かれた状態)に設定されているロングシート10に連設されて一体化された状態にある。一方、回動の始端から90°回動した回動の終端では、各回転シート20はクロスシート状態Dにある(図1(c)(d)参照)。即ち、収納状態B(=座部11を折り畳まれた状態)に設定されているロングシート10の座部11の下面(=硬質樹脂カバー115の面)が車両の側壁面として構成されている位置に於いて、クロスシート状態Dにある。ここで、クロスシート状態Dとは、回転シート20の左右方向が車両の長手方向(図1内での左右方向)に直交する方向に設定されたシート状態である。回転シート20を正逆方向に90°回転させる機構は周知であり、その一例は、例えば、前記特許文献1(特開2004−034779号公報)の段落0040〜0052に、同公報の図9〜図11を参照して詳細に説明されているため、ここでの説明は省略する。必要であれば、当該の部分を、符号や名称を本願明細書中で用いている符号や名称に整合するように適宜に変えて、本願明細書に取り入れてもよい。
背後シート30は、上記各回転シート20の背後にそれぞれ設けられている。即ち、合計2組設けられている。各背後シート30は、2人掛けの座部31と、該座部31に対応する幅(=2人掛け用の幅)の背部35を有し、ロングシート状態Cの回転シート20の背後に、車両の側壁60に沿って設けられている。各背後シート30は、座部31を背部35側へ折り畳み可能である。対応する回転シート20のロングシート状態Cでは、座部31を折り畳まれた収納状態Eに設定されている(図1(a)参照)。一方、対応する回転シート20のクロスシート状態Dでは、座部31を開かれた使用状態Fに設定可能である(図1(d)参照)。背後シート30を側壁60に取り付ける機構はロングシート10と同様に周知であるため、説明は省略する。また、背後シート30の座部31を背部35側へ折り畳む機構もロングシート10と同様に周知であり、その一例は、例えば、前記特許文献1(特開2004−034779号公報)の段落0026〜0039に、同公報の図4〜図8を参照して詳細に説明されているため、ここでの説明は省略する。必要であれば、上述の部分を、符号や名称を本願明細書中で用いている符号や名称に整合するように適宜に変えて、本願明細書に取り入れてもよい。
上記では、鉄道車両を想定して説明しているが、本発明のシートシステムは鉄道車両に限定されず、バスや船等にも設備可能である。
また、上記では、硬質カバーが樹脂製の硬質樹脂カバー115である場合を説明しているが、樹脂以外の材質を用いてもよい。
また、上記では、座部11内にSバネ111が配設された構成を説明しているが、構成1及び構成3〜構成5の中で構成1を引用する構成3〜構成5に対応する実施の形態に関する限りは、Sバネ111は必須ではない。また、凹部116内には、他の部材が収容されていてもよい。
実施の形態のシートシステムの上面図。(a)はロングシート10が使用状態で且つ回転シート20がロングシート状態で且つ背後シート30が収納状態、(b)はロングシート10が収納状態で且つ回転シート20がロングシート状態で且つ背後シート30が収納状態、(c)はロングシート10が収納状態で且つ回転シート20がクロスシート状態で且つ背後シート30が収納状態、(d)はロングシート10が収納状態で且つ回転シート20がクロスシート状態で且つ背後シート30が使用状態を示す。 実施の形態のシートシステムのロングシート10を図1(a)内矢視a方向から回転シート20を透視して見た側面図(a)と、矢視b方向から回転シート20を透視して見た側面図(b)。 実施の形態のシートシステムの上面図(a)と通路側から見た正面図(b)。両図ともに、ロングシート10が収納状態で且つ回転シート20がクロスシート状態で且つ背後シート30が使用状態を示す。 図3内矢視c方向から見て且つSバネ111を明示した要部断面図。 実施の形態の斜視図。ロングシート10が収納状態で且つ回転シート20がクロスシート状態で且つ背後シート30が使用状態を示す。
符号の説明
10 ロングシート
11 座部
110 座部フレーム
110a 前縁パイプ
110b 後縁パイプ
111 Sバネ
112 座部クッション
115 硬質樹脂カバー
116 凹部
118 段部
15 背部
20 回転シート
21 座部
25 背部
28 肘掛け
29 回転軸
290 回転ベース
30 背後シート
31 座部
35 背部
40 脚台
45 回転支持台
60 車両の側壁
A ロングシートの使用状態
B ロングシートの収納状態
C 回転シートのロングシート状態
D 回転シートのクロスシート状態
E 背後シートの収納状態
F 背後シートの使用状態

Claims (5)

  1. 複数人掛けの座部と該座部に対応する幅の背部を有し、座部を背部側へ折り畳み可能であり、車両の側壁に沿って設けられるロングシートと、
    座部と背部を有し、前記ロングシートの一端部近傍を回転中心として水平方向へ回動可能に設けられ、回動の始端では座部を開かれて使用状態に設定された前記ロングシートに連設されて一体化されるロングシート状態に設定され、回動の終端では座部を折り畳まれて収納状態に設定された前記ロングシートが車両の側壁面を成す位置にて車両の長手方向に直交するクロスシート状態に設定される回転シートと、
    を有し、
    前記ロングシートの座部は、該座部の下面側へ窪む凹部を備えた硬質カバーで下面を覆って成り、
    前記硬質カバーの外面には前記凹部に対応する凸部が形成され、該凸部は前記収納状態での上側の縁部を前記クロスシート状態の回転シートの着座者の肘掛けとして機能する段部として形成されている、
    ことを特徴とする車両用シートシステム。
  2. 請求項1に於いて、
    前記ロングシートの座部は、前後方向に張設したSバネにより座部クッションを弾性的に支持して成り、前記凹部は着座者の重量で撓むSバネを収容する空間を確保する、
    ことを特徴とする車両用シートシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に於いて、
    前記硬質カバーの外面の凸部は前記上側の縁部を前記段部として形成されているとともに、下方へ行くにつれて徐々に突出量を低減されている、
    ことを特徴とする車両用シートシステム。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに於いて、
    前記ロングシートの両側にそれぞれ前記回転シートを配して成る、
    ことを特徴とする車両用シートシステム。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに於いて、
    座部と該座部に対応する幅の背部を有し、座部を背部側へ折り畳み可能であり、前記回転シートの背後に車両の側壁に沿って設けられ、当該回転シートのロングシート状態では座部を折り畳まれた収納状態に設定され、当該回転シートのクロスシート状態では座部を開かれた使用状態に設定される背後シートを更に有する、
    ことを特徴とする車両用シートシステム。
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