JPS62105833A

JPS62105833A - シ−ト搬送装置

Info

Publication number: JPS62105833A
Application number: JP24264985A
Authority: JP
Inventors: Tomiji Kamata; 鎌田　富治; Masajiro Shishido; 宍戸　正次郎; Shoji Yashiro; 正二屋代
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-10-31
Filing date: 1985-10-31
Publication date: 1987-05-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、たとえば自動連続Ｘ線＠影装置に使用するシ
ートフィルムの搬送装置に関するものである。

［発明の技術的背景とその問題点］自動連続Ｘ線蹟影装置で連続してＸ線岡影をするには、
＠影のたび毎に自動的にシートフィルムを１枚ずつ踊影
部に送らなければならない。

しかし、従来のＸ線躍影装置の使用しているシートフィ
ルム搬送装置では確実に１枚ずつシートフィルムを搬送
することは困難であった。一対のローラーを使用してシ
ートフィルムを挟み込んで搬送する従来のシートフィル
ム搬送装置では、何らかの原因で２枚以上のシートフィ
ルムを挟み込んだときに、余分なシートフィルムを排除
することができないからである。したがって、従来のシ
ートフィルム搬送装置では、複数枚の重なったシートフ
ィルムをそのまま搬影部に搬送することがあった。そし
て、２枚以上のシートフィルムが一度に搬影部に送られ
ると、シートフィルムを余分に使用するため不経済とな
るだけでなく、診断能力のないＸ線写真が得られること
になる。

このため、かかる問題を解決するシートフィルム搬送装
置の出現が望まれていた。

［発明の目的］本発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、シ
ートを確実に一枚づつ搬送することができるシート搬送
装置を提供することを目的とするものである。

［発明の概要］上記目的を達成するだめの本発明の概要は、駆動装置に
より駆動される一対のローラ間にシートを１枚ずつ挟ん
で搬送するシート搬送装置において、前記一対のローラ
間に複数枚のシートが挾持されたことを検出する検出手
段と、該検出手段からの信号に基づいて一対のローラの
内の一方を搬送時とは逆方向に回転する制御信号を前記
駆動装置に出力する制御手段とを設けたことを特徴とす
るものである。

し発明の実施例］以下に本発明の一実施例を第１図乃至第４図を参照して
説明する。第１図は本発明に係るシートフィルム搬送装
置を取りつけた胸部用Ｘ線躍影装置の＠形部本体を示す
図である。第１図に示す倣形部本体は、カバー１と、複
数枚のシートフィルムを収納するフィルムケース２と、
本発明に係るシートフィルム搬送装置Ａと、フィルムガ
イド７゜１２と、搬送用ローラー８と、倣形部Ｂと、収
納用ローラー１３と、収納用フィルムケース１４とによ
り構成されている。

また、前記シートフィルム搬送装置Ａは、搬送用ローラ
ー３．４と、ローラー駆動用モーター５と、駆動用チェ
ーン６と、図示しない制御部とから成る。

さらに、搬影部Ｂは、被検体に接する前面板９と、シー
トフィルムを前記前面板９に密着するための後面板１０
と、密着用モーター１１と、シートフィルム１２とから
成る。

次に、上記のように構成した撮影部本体の作用について
説明する。図示しないゴムローラーによりシートフィル
ムケース２からシートフィルムを取り出して搬送用ロー
ラー３．４に噛ませる。すると、図示しない制御部から
の指示により、搬送用モーター５が回転してシートフィ
ルムを搬送するそのシートフィルムは搬送途中はフィル
ムガイド７によりカイトされた搬送ローラー８に挟まれ
、踊影部Ｂに送られる。シートフィルムが踊影部Ｂには
いると、密着用モーター１１が回転して後面板１０がＸ
方向に移動し、シートフィルムを前面板９に密着してＸ
線倣形が行われる。動形が完了すると、密着用モーター
１１が逆回転して後面板１０が元に戻り、＠彰済シート
フィルムがフィルムガイド１２により案内されて収納用
ローラー１３に挟まれる。そして、収納用ローラー１３
により収納用シー１へフィルムケース１４に収められる
。

ここで、シートフィルムが２枚重ねてシートフィルム搬
送装置Ａに送られた場合についで、第２図乃至第４図を
用いて説明する。第２図は本発明に係るシートフィルム
搬送装置Ａの正常時のローラ一部の拡大図であり、第３
図はその異常時のローラ一部の拡大図である。

図において搬送用ローラー３は、前記ローラー用駆動モ
ーター５により駆動されるローラーであり、取付板１５
に固着した軸ゴ７に回転自在に軸着されている。搬送用
ローラー４は、ワンウェイクラッチ４ａが付いた従動ロ
ーラーであり、取付板１６に固着した軸１８に一方向に
のみ回転自在に軸着されている。前記取付板１５にはビ
ン１９゜２０が、前記取付板１６にはピン２１とスイッ
チ押し板２２とが取り付けである。そして、取付板１５
は図示しないボルト等によりケース１に固定され、取付
板１６は図のＹ方向に回転自在に支軸２３に枢着されて
いる。また、搬送用ローラー４は、ピン２０とピン２１
との間に設けた引っ張りバネ２４により、搬送用ローラ
ー３に押しつけられている。２５はスイッチである。

今、第２図７方向からシートフィルムが１枚づつ搬送用
ローラー３と搬送用ローラー４との間に送られていると
きは、スイッチ押し板２２がスイッチ２５を押し、スイ
ッチ２５はＯＮ状態にある。

しかし、何らかの原因によりシートフィルムがローラー
間に２枚重なって挟まると、第３図に示すように搬送用
ローラー４は取付板１６と共に引張りバネ２４の付勢に
逆らってＹａ力方向移動する。

すると、取付板１６に付いているスイッチ押し板２２が
スイッチ２５から離れ、スイン・チ２５はＯＦＦ状態と
なる。このスイッチ２５のＯＦＦ状態の信号は図示しな
い制御部に送られ、制御部は図示しないタイマー等によ
り、一定時間逆回転する信号をローラー駆動用モーター
５に送り、搬送用ローラー３を逆回転する。しかし、搬
送用ローラー４は従動ローラーではあるが、ワンウェイ
クラッチ４ａがついているので逆回転しない。

ところで、ゴムで作られている搬送用ローラー３とシー
トフィルム２６との間及び搬送用ローラー４とシートフ
ィルム２７との間の摩擦力は、シートフィルム２６とシ
ー１〜フイルム２７との間の摩擦力よりも大きいので、
搬送用ローラー３が逆回転すると、第４図に示ずように
シー１〜フイルム２６はＺａ方向に排除される。すると
、取付板１６が元の位置に戻りスイッチ押し板２２が再
びスイッチ２５を押し、スイッチスイッチ２５はＯＮ状
態となる。制御部はこの信号を受けてローラー搬送用モ
ーター５に正回転指示信号を送り搬送ローラー３を再び
正回転にもどす。そして、ローラー間に残った１枚のシ
ートフィルム２７を撮影部Ｂにおくる。

以上の動作により、シートフィルムが２枚重なってロー
ラー間にはさまっても、余分なシートフィルムを排除し
、１枚のシートフィルムのみを撮影部Ｂに送ることがで
きる。

また、何らかの理由により、シートフィルム間の摩擦力
がローラーとシートフィルムとの間の摩擦力よりも強く
、搬送ローラー３を逆回転しても、シートフィルムを排
除できないときには、前記タイマー等による一定時間経
過後の信号と、搬送用ローラー間にシートフィルムが２
枚挟まっている状態を示すスイッチ２５のＯＦＦ状態の
信号とが制御部に送られる。そして、この２つの信号を
受けた制御部は、シートフィルムを取り出し易い位置ま
で搬送して停止すると共に警報を発し、操作者に異常を
知らせる。したがって、万一２枚のシートフィルムが一
度にローラー間にはさまっても、２枚のシー１〜フイル
ムによるＸ線撮影を確実に防止することができる。

次に、上記実施例では搬送用ローラーの内の一方のみを
駆動する場合について述べたが、双方の搬送用ローラー
３．４を駆動してもよい。この場合には、重なったシー
トフィルムを剥がすために上記実施例よりも強い力がシ
ートフィルム２４とシートフィルム２５のあいだに動く
ので、より確実に余分なシートフィルムを排除すること
ができる。その他の作用・効果は上記実施例と同様であ
る。

ざらに、上記実施例ではシートフィルムが２枚挟まった
ときの作用・効果について述べたが、３枚以上のシート
フィルムが挟まったときにも、同様の作用・効果を得る
ことができる。

尚、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、
その発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、誤って二枚以上の
シートを一度に挟み込んだときでも、一対のローラーの
内の一方を逆転することにより、シートを確実に一枚づ
つ搬送することができるシート搬送装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシートフィルム搬送装置を取りつ
けた胸部用Ｘ線瞳影装置の倣形部本体を示づ図である。第２図は本発明に係るシートフィルム搬送装置Ａの正常
時のローラ一部の拡大図、第３図はその異常のローラ一
部の拡大図である。第４図はシートフィルムが２枚重なって挟まったときの
ローラー間の拡大図である。Ａ・・・シートフィルム搬送装置、３．４・・・搬送用ローラー、５・・・モーター、２２
・・・スイッチ押し板、２５・・・スイッチ。代理人　弁理士　則　　近　　憲　　先回　　　　　大
　　　胡　　　典　　　夫第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動装置により駆動される一対のローラ間にシー
トを１枚ずつ挟んで搬送するシート搬送装置において、
前記一対のローラ間に複数枚のシートが挾持されたこと
を検出する検出手段と、該検出手段からの信号に基づい
て一対のローラの内の一方を搬送時とは逆方向に回転す
る制御信号を前記駆動装置に出力する制御手段とを設け
たことを特徴とするシート搬送装置。
（２）前記一対のローラが、一方は駆動ローラであり、
他方は搬送方向の回転が自由で、逆回転が不可能な従動
ローラである特許請求の範囲第１項記載のシート搬送装
置。
（３）前記一対のローラが、双方とも駆動ローラであり
、制御手段からの信号により一方のみが逆回転する特許
請求の範囲第１項記載のシート搬送装置。
（４）前記制御手段が、一定時間経過後も余分なシート
が排除されずに前記検出手段から前記信号を受けている
ときには、ローラの駆動を停止する信号を前記駆動装置
に送る特許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれかに記
載のシート搬送装置。
（５）一方のローラはシートの挾持枚数に応じて変位す
る軸受部に支持され、前記検出手段は前記軸受部の変位
を測定することにより、複数枚のシートがローラ間に挾
持されたことを検出する特許請求の範囲第１項乃至第４
項いずれかに記載のシート搬送装置。