JP2856866B2 - 熱複写機 - Google Patents

熱複写機

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JP2856866B2
JP2856866B2 JP22085590A JP22085590A JP2856866B2 JP 2856866 B2 JP2856866 B2 JP 2856866B2 JP 22085590 A JP22085590 A JP 22085590A JP 22085590 A JP22085590 A JP 22085590A JP 2856866 B2 JP2856866 B2 JP 2856866B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、重ね合わされて搬送される原稿と複写紙の
動きを的確に把握してその焼損を防止する熱複写機に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、熱複写機においては、原稿を感熱性の複写紙
に重ね合わせて搬送し、露光ランプの照射により原稿の
画像を複写紙に熱転写するようになっている。そして、
これら原稿と複写紙の動きが停止した場合には、露光ラ
ンプの熱が1箇所に集中して焼損する恐れがあるので、
原稿、複写紙の動きを常に監視してその動きが止った場
合には、露光ランプを消灯して焼損を防止するようにな
っている。
従来のこの種の熱複写機としては、例えば第7図に示
すようなものが知られている。第7図において、符号1
は巻取りローラであり、巻取りローラ1は図示しないロ
ーラから搬送シート2を引出し、搬送シート2をプリン
トローラ3に巻掛けながら巻取るようになっている。ま
た、符号4は露光ランプであり、露光ランプ4は、搬送
シート2とプリントローラ3の間に供給されてプリント
ローラ3の外周に沿い搬送される前述の原稿5および複
写紙6を照射して原稿5の画像を複写紙6に転写し、転
写された複写紙云6は原稿5とともにプリントローラ3
から排出される。一方、符号7は巻取りローラ1を回転
駆動する駆動モータであり、駆動モータ7の出力軸7aに
固着された駆動プーリ8はタイミングベルト9を介して
中間プーリ10に連結され、中間プーリ10が駆動プーリ
8、タイミングベルト9を介して駆動モータ7により駆
動されると、ギアトレイン11を介して巻取りローラ1が
回転駆動される。すなわち、上述のギアトレイン11は、
中間プーリ10と同軸に設けられた第1ギア12、第1ギア
12に噛合する第2ギア13、第2ギア13に同軸に設けられ
た第3ギア14および第3ギア14に噛合し、巻取りローラ
1の回転軸1aに固着された第4ギア15を備えている。そ
して、上述のように中間プーリ10が駆動モータ7に駆動
されて図中反時計方向に回転すると、中間プーリ10の回
転が第1ギア12を介して第2ギア13に伝達されて第2ギ
ア13は時計方向に回転し、同時に第2ギア13に伝達され
た回転が第3ギア14を介して第4ギア15に伝達され、第
4ギア15は巻取りローラ1の回転軸1aとともに巻取りロ
ーラ1を反時計方向に回転駆動する。その結果、前述の
ように巻取りローラ1は搬送シート2を巻取り、原稿5
の画像を複写紙6に転写することが可能である。
第7図において、符号16は、図中左端が巻取りローラ
1の回転1aに固着され、右端がスプリング17により上方
向に付勢されるアーム部材であり、アーム部材16の中間
部には中間プーリ10、第1ギア12の回転軸10aが軸支さ
れ、また、第2ギア13、第3ギア14の回転軸13aが軸支
されている。したがって、巻取りローラ1が過負荷のた
めに停止して搬送シート2の巻取り、すなわち原稿5、
複写紙6の動きが停止すると、ギアトレイン11および中
間プーリ10が停止して回転方向に固定されるため、アー
ム部材16には中間プーリ10のベルト駆動に基づく回転軸
1aを中心とした下向きのモーメントが加えられる。この
ため、アーム部材16がスプリング17の付勢力に抗して回
転軸1aを中心として時計方向に回動し、アーム部材16の
右端がスイッチ18を押圧してスイッチ18に接続された露
光ランプ4を消灯し、原稿5、複写紙6の焼損を防止す
るようになっている。
そして、上述のような原稿5、複写紙6の動きの検出
機構は、搬送シート2が原稿5、複写紙6とともに停止
し、巻取りローラ1に加えられる過負荷を検出するもの
であり、原稿5、複写紙6の厚みや摩擦係数の差異によ
り、例えば搬送シート2がスリップして巻取りローラ1
が必ずしも過負荷とならず、原稿5、複写紙6の停止を
検出しない場合があり、検出精度が悪いという欠点があ
る。また、構造が複雑で、熱複写機のコストが高くなる
という欠点があるため、通常は原稿5、複写紙6そのも
のの動きを検出するものが採用されている。すなわち、
第7図において、プリントローラ3の排出側にセンサを
設けてプリントローラ3から排出されうる原稿5、複写
紙6を直接に検出し、該センサが原稿5、複写紙6を検
出しない場合、すなわち原稿5、複写紙6が搬送シート
2とプリントローラ3の間で停止した場合には、露光ラ
ンプ4を消灯するものであり、より的確なものとして多
用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の熱複写機のうち原稿
5、複写紙6の動きを直接に検出するものにあっても、
原稿5、複写紙6の動きにかかわらず、原稿5、複写紙
6が搬送シート2、プリントローラ3の間に供給されて
から原稿5、複写紙6を検出するまでにタイムラグがあ
り、このため検出される以前に原稿5、複写紙6の動き
が止っていた場合には、その間に原稿5、複写紙6が焼
損してしまうという不具合があった。すなわち、第7図
において、搬送シート2とプリントローラ3の間に供給
された原稿5、複写紙6には、露光ランプ4により照射
されて転写するための露光時間が必要であり、例えば原
稿5、複写紙6が最も一般滴に使用されるA4サイズ(21
0×297mm)である場合には、数秒を必要とする等、原稿
5、複写紙6の動きの検出には、該露光時間分のタイム
ラグが避けられない。したがって、該タイムラグの間に
は原稿5、複写紙6を検出することができず、この間に
原稿5、複写紙6の動きが止ってしまった場合には、原
稿5、複写紙6の焼損が避けられなかった。
〔発明の目的〕
本発明のうち請求項1〜3の発明は上述のような従来
技術の稼働を背景としてなされたものであり、プリント
ローラの回転を検出する簡単な構造の回転検出手段を設
けることにより、タイムラグなしで原稿および複写紙の
動きを判断するとともに、プリントローラの停止時、す
なわち原稿、複写紙の停止時には露光ランプを消灯し
て、原稿、複写紙の焼損のない、しかもコストの安価な
熱複写機を提供することを目的としている。
また、請求項4、5の発明は、同様に上述のような従
来技術の課題を背景としてなされたものであり、搬送シ
ートの走行を検出する簡単な構造の走行検出手段を設け
ることにより、タイムラグなしで原稿および複写紙の動
きを判断するとともに、搬送シートの停止時、すなわち
原稿、複写紙の停止時には露光ランプを消灯して、原
稿、複写紙の焼損のない、しかもコストの安価な熱複写
機を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
本発明のうち請求項1の発明は、上記目的達成のた
め、回転自在に設けられたプリントローラと、プリント
ローラに巻掛けられ、走行してプリントローラを回転さ
せるとともに、重ね合わされた原稿および複写紙をプリ
ントローラとともに挾持して搬送する搬送シートと、搬
送シートを通して原稿および複写紙を照射し、原稿の画
像を複写紙に転写する露光ランプと、を備えた熱複写機
において、前記プリントローラの回転を検出して信号を
出力する回転検出手段を設け、回転検出手段の信号に基
づいて原稿および複写紙が搬送されているか否かを判断
するとともに、プリントローラの停止時には露光ランプ
を消灯するようにしたことを特徴とするものである。
また、好ましい態様として、請求項2の発明は前記回
転検出手段が、プリントローラに連結され、プリントロ
ーラとともに回転する回転体と、該回転体の回転を検出
して信号を出力するセンサと、からなることを特徴と
い、さらに請求項3の発明は前記回転検出手段が、プリ
ントローラの軸方向の両端部のうち少なくとも一方の端
部に、周方向に設けられた複数のマークと、該マークを
順次に検出して信号を出力するセンサと、からなること
を特徴とするものである。
一方、請求項4の発明は、同様に上記目的達成のた
め、回転自在に設けられたプリントローラと、プリント
ローラに巻掛けられ、走行してプリントローラを回転さ
せるとともに、重ね合わされた原稿および複写紙をプリ
ントローラとともに挾持して搬送する搬送シートと、搬
送シートを通して原稿および複写紙を照射し、原稿の画
像を複写紙に転写する露光ランプと、を備えた熱複写機
において、前記搬送シートの走行を検出する走行検出手
段を設け、走行検出手段の信号に基づいて原稿および複
写紙が搬送されているか否かを判断するとともに、搬送
シートの停止時には露光ランプを消灯するようにしたこ
とを特徴とするものである。
また、好ましい態様として、請求項5の発明は前記走
行検出手段が、搬送シートの走行方向に並設された多数
のマークと、該マークと順次に検出して信号を出力する
センサと、からなることを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第3図は請求項1、2の発明に係る熱複写機の
第1実施例を示す図である。なお、第1図はその全体の
構成を示す概略図、第2図は第1図におけるII部の拡大
図、第3図は回転体42、センサ43の詳細を示すために第
1図におけるII部をIII方向から見た斜視図である。
まず、構成を説明する。第1図および第2図におい
て、符号21は回転軸21aの周りに回転自在に設けられた
プリントローラであり、プリントローラ21には搬送シー
ト22が巻欠けられ、搬送シート22の走行によりプリント
ローラ21が回転駆動される。すなわち、第1図におい
て、符号23は搬送シート22が巻回された巻付けローラ、
符号24は搬送シート22を巻取る巻取りローラであり、巻
付けローラ23、巻取りローラ24と同軸に設けられた第1
駆動プーリ25、第2駆動プーリ26および駆動モータ27の
出力プーリ28には、例えばタイミングベルトからなる駆
動ベルト29が巻掛けられており、駆動モータ27の回転に
より出力プーリ28、駆動ベルト29、第1駆動プーリ25お
よび第2駆動プーリ26を介して巻付けローラ23、巻取り
ローラ24が同期して回転駆動される。そして、駆動モー
タ27が正回転して駆動ベルト29が図中A方向に駆動され
ると、巻取りローラ24は巻付けローラ23とともに時計方
向に回転し、同時に巻付けローラ23から送り出されてガ
イドローラ30とプリントローラ21に巻掛けられた搬送シ
ート22を巻取り、その搬送シート22が走行してプリント
ローラ21を回転するようになっている。そして、第1図
において、重ね合わされた原稿31および感熱性の複写紙
32が搬送シート22とプリントローラ21の間にガイドロー
ラ30側から図中矢印Cで示すように、供給され、搬送シ
ート22は第2図に示すように、プリントローラ21ととも
に原稿31、複写紙32を挾持してプリントローラ21の外周
に沿って搬送し、露光部33を経由した後、巻取りローラ
24側で原稿31、複写紙32を矢印Dで示すように、プリン
トローラ21から排出する。この間、露光ラン34は露光部
33に位置する原稿31、複写紙32を搬送シート22を通して
照射し、赤外線加熱により原稿31の画材が複写紙32に転
写される。このようにして、順次に供給される原稿31、
複写紙32の転写を終了し、第1図において、巻付けロー
ラ23の搬送シート22が巻取りローラ24に巻取られると、
露光ランプ34は消灯される。次いで、駆動モータ27が逆
転して駆動ベルト29が矢印B方向に駆動され、巻付けロ
ーラ23が巻取りローラ24とともに反時計方向に回転して
搬送シート22が巻付けローラ23に巻戻される。そして、
巻付けローラ23に満巻となった搬送シート22が図示しな
いホームポジションセンサに検出されて駆動モータ27が
停止し、次回の複写のための準備が終了する。なお、プ
リントローラ21の回転は、原稿31、複写紙32が供給され
ない場合には、走行する搬送シート22がプリントローラ
21に直接に接触してプリントローラ21に伝達されるが、
原稿31、複写紙32が供給されると、原稿31、複写紙32を
介してプリントローラ21に伝達されるようになってい
る。
第3図において、符号41はプリントローラ21の回転を
検出して信号を出力する回転検出手段であり、回転検出
手段41は、プリントローラ21の回転軸21aの一端に固定
されてプリントローラ21に連結され、プリントローラ21
とともに回転する回転体42と、回転体42の回転を検出し
て信号を出力するセンサ43により構成されている。そし
て、上述の構成要素のうち回転体42は円板状に形成さ
れ、周方向に等間隔で複数のスリット42aが穿設されて
おり、またセンサ43は投光部43aおよび受光部43bが回転
体42を挟んで対向する光電スイッチからなっている。そ
して、プリントローラ21とともに回転する回転体42のス
リット42aが投光部43aの投光を透過して連続的に受光部
43bが受光することにより、センサ43が回転体42の回
転、すなわちプリントローラ21の回転を検出して制御部
44に信号を出力する。さらに、制御部44は上述のような
センサ43の信号に基づいて原稿31、複写紙32がプリント
ローラ21により搬送されていることを判断し、表示部44
aに表示する。同様に、上述のようなセンサ43の信号が
停止したときには、制御部44は原稿31、複写紙32の搬送
が停止していると判断して表示部44aに表示し、第1図
中露光ランプ34を消灯する。すなわち、本実施例におい
ては、回転検出手段41はプリントローラ21の回転を検出
して信号を出力し、該信号に基づいて原稿31および複写
紙32が搬送されているか否かが判断され、さらに搬送シ
ート21の停止時、すなわち原稿31および複写紙32の搬送
が停止した場合には露光ランプ34が消灯されるように構
成されている。なお、上述の制御部44はプリントローラ
21の回転の判断および露光ランプ34の消灯のみにとどま
らず、熱複写機全体の制御を実行する機能を有している
ことは勿論である。また、第3図において、符号45はプ
リントローラ21の回転軸21aの一端を軸支する軸受であ
り、符号46は回転軸21aの他端を軸支する軸受である。
次に、作用を説明する。
第1図において、駆動モータ27が正回転して出力プー
リ28を介して駆動ベルト29が図中矢印A方向に駆動され
ると、第1駆動プーリ25および第2駆動プーリ26を介し
て巻付けローラ23および巻取りローラ24が同期して時計
方向に回転する。同時に、巻付けローラ23に巻回された
搬送シート22が巻付けローラ23から送り出され、巻取り
ローラ24に巻取られて走行し、搬送シート22が巻掛けら
れたプリントローラ21を反時計方向に回転する。次い
で、第1図および第2図において、重ね合わされた原稿
31および複写紙32が搬送シート22とプリントローラ21の
間に矢印C方向から供給され、搬送シート22とプリント
ローラ21の間に挾持されてプリントローラ21に外周に沿
って搬送される。そして、原稿31、複写紙32が露光部33
を通過する際に露光ランプ34が搬送シート22を通して原
稿31、複写紙32を照射し、原稿31の画像が順次に複写紙
32に熱転写され、転写終了後原稿31、複写紙32はプリン
トローラ21から矢印D方向に排出される。上述のような
転写作業が順次に実施されているときに、搬送シート22
が原稿31、複写紙32を搬送しているにもかかわらず、原
稿31、複写紙32が停止した場合には、原稿31、複写紙32
を介して搬送シート22の走行が伝達されて回転するプリ
ントローラ21の回転は停止する。このため、第3図にお
いて、プリントローラ21とともに回転していた回転体42
が停止し、これに伴い投光部43aの投光を回転体42のス
リット42aを通して連続的に受光部43bが受光して制御部
44に出力していたセンサ43の検出信号が停止する。この
ため、制御部44は原稿31、複写紙32が搬送されていない
と判断し、表示部44aに表示するとともに、タイムラグ
なしで直ちに第1図中露光ランプ34を消灯し、原稿31、
複写紙32の焼損を未然に防止することができる。しか
も、本実施例においては、回転検出手段41を構成する回
転体42がプレートを加工してプリントローラ21の回転軸
21aに固定する簡単な構造であり、またセンサ43が容易
に入手可能な光電スイッチからなっているため、回転検
出手段41を簡単な構造として熱複写機のコストを安価な
ものとすることができる。
このように、本実施例においては、プリントローラ21
の回転を検出する簡単な構造の回転検出手段41を設けて
いるので、タイムラグなしで原稿31および複写紙32の動
きを判断するとともに、プリントローラ21の停止時、す
なわち原稿31、複写紙32の停止時には露光ランプ34を消
灯することができる。したがってげ項31、複写紙32の焼
損を未然防止し、かつ装置のコストを安価なものとする
ことができる。なお、本実施例においては、原稿31、複
写紙32の停止時には、制御部44により露光ランプ34を消
灯するようになっていたが、これに限らず露光ランプ右
34の光量を原稿31、複写紙32が焼損しない程度に減少す
るものであっても差支えない。また、本実施例において
は、回転検出手段41のセンサ43を光電式のものとして説
明したが、これに限らず磁気あるいは機械的に回転体42
のスリット42aを検出するものであっても差支えないこ
とは言うまでもない。
第4図および第5図はそれぞれ請求項3の発明に係る
熱複写機の第2実施例および第3実施例を示す図であ
る。これら各実施例においては、第4図、第5図に示す
ように、プリントローラ21の軸方向の両端部のうち少な
くとも一方の端部、本実施例においては一方の端部に、
プリントローラ21の周方向に形成された複数のマーク51
および該マーク51を順次に検出し、プリントローラ21の
回転の検出信号として出力するセンサ52が設けられ、マ
ーク51およびセンサ52により回転検出手段53が構成され
ている。そいて、第2実施例においては、第4図に示す
ように、マーク51がプリントローラ21の一方の端部の外
周に設けられ、また第3実施例においては、第5図に示
すように、プリントローラ21の一方の端部の側面に設け
られており、いずれの場合にも、マーク51が印刷により
形成されている。したがって、センサ52はいずれの場合
にもマーク51に投光してその反射光を検出する光電式の
センサにより構成されている。その他の構成および作用
は第1実施例と同様であり、したがって同様な効果が得
られることは勿論である。
第6図は請求項4、5の発明に係る熱複写機の第4実
施例を示す図である。本実施例においては、第6図に示
すように、搬送シート22の走行を検出する走行検出手段
61を設け、走行検出手段61の信号に基づき請求項1の発
明の第1実施例を示す第1図において、原稿31、複写紙
32が搬送されているか否かを判断し、搬送シート22の停
止時、すなわち原稿31、複写紙32の停止時には露光ラン
プ34を消灯するようになっている。そして、上述の走行
検出手段61は、第6図に示すように、搬送シート22の、
プリントローラ21の軸方向に沿った両端部のうち少なく
とも一方の端部に対応する位置に、搬送シート22の走行
方向に沿って設けられた多数のマーク62およびマーク62
を順次に検出し、搬送シート22の走行の検出信号として
出力するセンサ63からなっている。さらに、マーク62は
印刷により形成されたものであっても、穿設された透孔
から形成されたものであっても差支えない。したがって
センサ63はマーク62が印刷によるものであれば、反射光
を検出するタイプのセンサであり、マーク62が透孔であ
る場合には、透過光を検出するタイプのセンサにより構
成される。その他の構成および作用は上述の第1実施例
と同様であり、したがって本実施例においても同様な効
果を得ることができる。
〔効果〕 本発明のうち請求項1〜3の発明によれば、プリント
ローラの回転を検出する簡単な構造の回転検出手段を設
けているので、タイムラグなしで原稿および複写紙の動
きを判断するとともに、プリントローラの停止時、すな
わち原稿、複写紙の停止時には露光ランプを消灯するこ
とができる。したがって、本発明の目的とする、原稿、
複写紙の焼損のない、しかもコストの安価な熱複写機を
提供することができる。
また、請求項4、5の発明によれば、搬送シートの走
行を検出する簡単な構造の走行検出手段を設けているの
で、タイムラグなしで原稿および複写紙の動きを判断す
るとともに、搬送シートの停止時、すなわち原稿および
複写紙の停止時には露光ランプを消灯することができ
る。したがって、本発明の目的とする、原稿、複写紙の
焼損のない、しかもコストの安価な熱複写機を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は請求項1、2の発明に係る熱複写機の
第1実施例を示す図であり、 第1図はその全体の構成を示す概略図、 第2図は第1図におけるII部の拡大図、 第3図は第1図におけるII部をIII方向から見た斜視図
である。 第4図および第5図はそれぞれ請求項3の発明に係る熱
複写機の第2および第3実施例を示すその回転検出手段
の斜視図である。 第6図は請求項4、5の発明に係る熱複写機の第4実施
例を示すその走行検出手段の斜視図である。 第7図は従来例を示すその構成図である。 21……プリントローラ、 22……搬送シート、 31……原稿、 32……複写紙、 34……露光ランプ、 41、53……回転検出手段、 61……走行検出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/02 G03B 27/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在に設けられたプリントローラと、
    プリントローラに巻掛けられ、走行してプリントローラ
    を回転させるとともに、重ね合わされた原稿および複写
    紙をプリントローラとともに挾持して搬送する搬送シー
    トと、搬送シートを通して原稿および複写紙を照射し、
    原稿の画像を複写紙に転写する露光ランプと、を備えた
    熱複写機において、前記プリントローラの回転を検出し
    て信号を出力する回転検出手段を設け、回転検出手段の
    信号に基づいて原稿および複写紙が搬送されているか否
    かを判断するとともに、プリントローラの停止時には露
    光ランプを消灯するようにしたことを特徴とする熱複写
    機。
  2. 【請求項2】前記回転検出手段が、プリントローラに連
    結され、プリントローラとともに回転する回転体と、該
    回転体の回転を検出して信号を出力するセンサと、から
    なることを特徴とする請求項1記載の熱複写機。
  3. 【請求項3】前記回転検出手段が、プリントローラの軸
    方向の両端部のうち少なくとも一方の端部に、周方向に
    設けられた複数のマークと、該マークを順次に検出して
    信号を出力するセンサと、からなることを特徴とする請
    求項1記載の熱複写機。
  4. 【請求項4】回転自在に設けられたプリントローラと、
    プリントローラに巻掛けられ、走行してプリントローラ
    を回転させるとともに、重ね合わされた原稿および複写
    紙をプリントローラとともに挾持して搬送する搬送シー
    トと、搬送シートを通して原稿および複写紙を照射し、
    原稿の画像を複写紙に転写する露光ランプと、を備えた
    熱複写機において、前記搬送シートの走行を検出する走
    行検出手段を設け、走行検出手段の信号に基づいて原稿
    および複写紙が搬送されているか否かを判断するととも
    に、搬送シートの停止時には露光ランプを消灯するよう
    にしたことを特徴とする熱複写機。
  5. 【請求項5】前記走行検出手段が、搬送シートの走行方
    向に並設された多数のマークと、該マークを順次に検出
    して信号を出力するセンサと、からなることを特徴とす
    る請求項4記載の熱複写機。
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