JP4715724B2 - 計算機エミュレーション装置およびその制御プログラム - Google Patents

計算機エミュレーション装置およびその制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば関数電卓と称する小型電子式計算機をPC(personal computer)上で模倣動作させるようにした計算機エミュレーション装置およびその制御プログラムに関する。
近年、関数計算などの多種多様な計算処理が行える関数電卓と称する小型電子式計算機を、単に所望の計算に利用するだけでなく、計算の学習用として利用することも行われている。
この関数電卓では、任意の計算式をキー入力あるいは選択表示させ、この表示された計算式についてユーザ自身の計算による解を入力して「JUDG」ボタンを押下操作すると、当該ユーザ入力されてRAM内の入力解メモリに記憶された入力解と、前記計算式が計算処理されて同RAM内の計算解メモリに記憶された正解とが比較処理される。そして、前記入力解が前記正解と一致した場合には“TRUE”、不一致の場合には“FALSE”などと記述した判定ウインドウが表示されることで、問題と解答による計算の学習が行えるものである(例えば、特許文献1参照。)。
一方、このような関数電卓は、例えばPC上で機能するエミュレータによって模倣動作させることもできる。
図9は、関数電卓のエミュレータをPC上で機能させた場合の従来の動作画面を示す図である。
これによれば、PC画面上の左側に関数電卓のエミュレーション画面GEが表示され、そのキーボードKBの所望のキーをマウスカーソルによってクリック操作することで、当該キー操作に応じた処理が実行されディスプレイDPの表示内容が更新される。
この際、前記キーボードKBにおけるキー入力の履歴データをログデータとして記録し、前記エミュレーション画面GEの右隣りにログ画面GLとして表示させることができる。そして、当該ログ画面GLには、PCのキーボードでのキー入力に応じたテキスト(コメント)を追加表示させることが可能であり、前記電卓キー入力の履歴データと合わせた計算練習問題などの教材として予めログ画面GLの内容を生成し利用することもできる。
特開2000−298423号公報
前記関数電卓のエミュレータをPC上で機能させた場合の従来の動作画面では、関数電卓のエミュレーション画面GEと共にログ画面GLを隣接表示させ、当該ログ画面GLでは、単に電卓キー入力の履歴表示と所望のテキスト表示が行えるだけであるため、折角PC上にて関数電卓をエミュレーション動作させても、計算操作やその正誤確認操作は当該関数電卓を単独使用した場合と同様にして行わなければならない。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、例えばPC上にて関数電卓をエミュレーション動作させた場合に、ログ画面上にて単なるキー入力履歴およびキー入力テキストの表示が行えるだけでなく、その計算解答確認作業をも容易に行うことが可能になる計算機エミュレーション装置およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
この発明の計算機エミュレーション装置は、計算機のキーボードおよび表示部を表示画面上に模倣表示させ、当該キーボードの指示に応じた計算動作の内容を前記表示部に表示させる計算機エミュレーション装置であって、前記表示画面上に前記計算機キーボードおよび表示部と共に計算練習問題の画面を表示させる問題表示制御手段と、この問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対応付けて当該計算問題の正解値を記憶する正解値記憶手段と、前記問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対する指示を判断する解答指示判断手段と、前記計算機キーボードの指示に応じて計算された計算結果の値を記憶する計算値記憶手段と、この計算値記憶手段により計算結果の値が記憶された後、前記解答指示判断手段により前記計算練習問題の中の解答の記述位置に対する指示が判断された場合に、前記正解値記憶手段により記憶された計算問題の正解値と前記計算値記憶手段により記憶された計算結果の値との一致/不一致を比較判断する計算結果判断手段と、この計算結果判断手段により前記計算問題の正解値と計算結果の値とが一致したと判断された場合には一致を報知し、不一致と判断された場合には不一致を報知する計算結果報知手段とを備えたことを特徴としている。
また、前記計算機エミュレーション装置において、前記正解値記憶手段は、前記問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対応付けて所定のボタンを表示させる所定ボタン表示制御手段を有し、この所定ボタン表示制御手段により表示された所定のボタン位置に対応付けて計算問題の正解値を記憶し、前記解答指示判断手段は、前記所定ボタン表示制御手段により表示された所定のボタンに対する指示を判断することを特徴としている。
また、前記計算機エミュレーション装置において、前記問題表示制御手段により表示される計算練習問題は、任意のテキスト入力および前記計算機キーボードでの計算問題に対応したキー入力履歴の組み合わせにより作成表示され、前記正解値記憶手段は、前記計算練習問題の作成表示に伴い前記計算値記憶手段により記憶された計算結果の値を前記計算問題の正解値として記憶することを特徴としている。
また、前記計算機エミュレーション装置において、前記所定ボタン表示制御手段は、前記問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対応付けて、その計算問題の種類に対応した表記のボタンを表示させることを特徴としている。
本発明によれば、例えばPC上にて関数電卓をエミュレーション動作させた場合に、ログ画面上にて単なるキー入力履歴およびキー入力テキストの表示が行えるだけでなく、その計算解答確認作業をも容易に行うことが可能になる計算機エミュレーション装置およびその制御プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る計算機エミュレーション装置の電子回路の構成を示すブロック図である。
この計算機エミュレーション装置は、グラフ描画機能を備えたグラフ関数電卓のエミュレータ(プログラム)をインストールしたパーソナルコンピュータ(PC)によって実施される。
この計算機エミュレーション装置は、制御部(CPU)11、記憶装置12、RAM13、表示部(LCD)15、入力部(キーボード・マウス)16、記憶媒体読み取り部18、伝送制御部19を備え、これらはバス17を介して相互に接続されている。
制御部(CPU)11は、入力部12からの入力信号に応じて、記憶装置12に予め記憶されている装置制御プログラム、あるいはFD,CD,メモリカードなどの外部記憶媒体18aからその記憶媒体読み取り部18を介して記憶装置12に読み込まれた装置制御プログラム、あるいは外部のコンピュータ端末(プログラムサーバ20a)の記憶装置20bから通信ネットワーク20を経由し伝送制御部19を介して記憶装置12に読み込まれた装置制御プログラムを起動させ、RAM13をワーク・メモリとして回路各部の動作を制御する。
記憶装置12は、半導体メモリのROMやハードディスク装置HDD等で構成し、装置電源の投入直後に制御部(CPU)11により読み出される前述の装置制御プログラムを予め格納している他に、グラフ関数電卓のエミュレータ(プログラム)を格納している。
RAM13は、前述の装置制御プログラムを実行する際に制御部(CPU)11が使用するワーク・メモリである。
表示部15は、前記グラフ関数電卓のエミュレータ(プログラム)を起動させた場合には、エミュレーション画面GEと共にログ画面GLを並列表示する(図5〜図7参照)、例えばCRTや液晶などといったディスプレイ装置である。
入力部16は、前記グラフ関数電卓のエミュレータ(プログラム)を起動させた場合には、ログ画面GL上に任意のテキストを入力して表示させたり、エミュレーション画面GE上の電卓キーボードKBに表示された各キーやログ画面GL上に表示されたテキスト位置を指示したりするための、例えばキーボード・マウスなどの入力装置である。
図2は、前記計算機エミュレーション装置のRAM13に確保されるデータメモリを示す図であり、同図(A)はエミュレーション画面GE側に対応した作業データを記憶するためのエミュレータ・ワーク・エリア13a、同図(B)は、ログ画面GL側に対応した作業データを記憶するための教材登録・ワーク・エリア13bである。
エミュレータ・ワーク・エリア13aには、エミュレーション画面GEに表示された電卓キーボードKBをキー入力操作した際のキー入力データが記憶されるキー入力データメモリ13a1、このキー入力データ(13a1)に従った計算式データが記憶される計算式データメモリ13a2、この計算式データ(13a2)に従った計算処理過程のデータが記憶される計算データメモリ13a3、この計算データ(13a3)に従った計算結果である解データが記憶される解データメモリ13a4、入力された関数式(13a2)に対応してグラフ化処理されたグラフ描画用データが記憶されるグラフデータメモリ12a5などが確保される。
教材登録・ワーク・エリア13bには、前記エミュレーション画面GE上の電卓キーボードKBによるキー入力履歴データと前記入力部16によるテキスト入力データとに基づき生成された計算練習問題など、ログ画面GL上に表示させるべき教材データが記憶される教材データメモリ13b1、この教材データ(13b1)に含ませた[正解]の欄の[ANS]…の項目位置が[ANS]ボタン位置データ(1)(2)…として記憶される[ANS]ボタン位置データメモリ13b2…、前記教材データ(13b1)に含ませた[問題]の欄の計算式に従った計算結果の正しい解データ(1)(2)…が前記各[ANS]ボタン位置データ(13b2…)に対応付けられて記憶される解データメモリ13b3…などが確保される。
次に、前記構成の計算機エミュレーション装置の動作について説明する。
図3は、前記計算機エミュレーション装置による教材登録処理を示すフローチャートである。
先ず、グラフ関数電卓のエミュレータ(プログラム)が起動されると、図5に示すように、表示部15の表示画面左側には当該グラフ関数電卓を模倣したエミュレーション画面GEが表示されると共に、このエミュレーション画面GEの右側にはこれから作成する教材テキストを表示させるためのログ画面GLが表示され、さらに、矢印a,bで示すように、表示画面上部のツールバーに対して当該教材テキスト内に[ANS]ボタンBTnを登録設定するための「ANS」登録用ボタンBAが表示される。
そして、図3における教材登録処理を起動させ、入力部16におけるキー入力操作によって、例えば図5に示すように、そのログ画面GL上に、
「[問題]
5x+2y=3/4x+2y=1からx,yを求める。
[正解]


[解法]」
とした所望の教材テキストを生成表示させた後、エミュレーション画面GEにおける電卓キーボードKBによって前記教材テキストの[問題]5x+2y=3/4x+2y=1に従った計算式を解くための入力操作を行うと、当該計算式を解くためのキー入力履歴がエミュレータ・ワーク・エリア13a内のキー入力データメモリ13a1から順次読み出され、前記ログ画面GL上に生成表示させた教材テキストの[解法]に続けて表示される(ステップA1,A2)。この際、前記問題5x+2y=3/4x+2y=1に対応した計算結果の解データ[x=2,y=−3.5]はエミュレータ・ワーク・エリア13a内の解データメモリ13a4に格納される。
ここで、前記ログ画面GL上に生成表示させた教材テキストの[正解]x,yの欄に入力部16によるマウスカーソルを位置させて前記ツールバー上に表示させた「ANS」登録用ボタンBAが操作入力されると(ステップA3)、当該カーソル位置に対応する教材テキストの[正解]x,yの欄にそれぞれ[ANS]ボタンBT1,BT2が表示され、同テキスト内でのボタン位置データが教材登録・ワーク・エリア13b内の[ANS]ボタン位置データ(1)(2)13b2として登録される(ステップA4)。
またこれと共に、前記エミュレータ・ワーク・エリア13aの解データメモリ13a4に格納された前記問題5x+2y=3/4x+2y=1に対応した計算結果の解データ[x=2,y=−3.5]が抽出され(ステップA5)、前記教材登録・ワーク・エリア13b内に登録された各[ANS]ボタン位置データ(1)(2)(13b2)にそれぞれ対応付けられた解データ(1)(2)13b3として登録される(ステップA6)。
これにより、図5のログ画面GLで示すような教材テキストが生成され、教材登録・ワーク・エリア13bに登録された状態となる。
図4は、前記計算機エミュレーション装置による教材実行処理を示すフローチャートである。
図5は、前記計算機エミュレーション装置での教材実行処理に伴う表示動作(その1)を示す図である。
先ず、図4における教材実行処理が起動されると、教材登録・ワーク・エリア13b内の教材データメモリ13b1および[ANS]ボタン位置データメモリ13b2…に登録された教材テキストデータおよび各[ANS]ボタン位置データ(1)(2)に従って、図5のログ画面GLで示すような計算練習問題が生成表示される。
このログ画面GLに表示された計算練習問題の計算式およびその解法に応じて、ユーザによりエミュレーション画面GEにおける電卓キーボードKBが操作入力され計算練習が実行されると、これに応じた計算結果の解データはエミュレータ・ワーク・エリア13a内の解データメモリ13a4に格納される(ステップB1)。
ここで、前記計算練習を行った計算結果の解データが正しく得られたか否かを確認するために、ログ画面GL上の[正解]の欄の各[ANS]ボタンBT1,BT2の何れかが指示操作されると(ステップB2)、当該指示された[ANS]ボタンBTn([ANS]ボタン位置データ(n)13b2)に対応付けられて予め登録されている正解の解データ(n)13b3が読み出されると共に(ステップB3)、前記ステップB1にて実行された計算練習に伴う計算結果の解データが前記エミュレータ・ワーク・エリア13a内の解データメモリ13a4から抽出される(ステップB4)。
そして、前記ステップB3にて読み出された練習問題の正解の解データ(n)(13b3)と前記ステップB4にて抽出された練習問題を計算練習した計算結果の解データ(13a4)とが比較され(ステップB5)、その一致/不一致が判断される(ステップB6)。
そして、前記予め登録された練習問題の正解の解データ(n)(13b3)と当該練習問題を計算練習した計算結果の解データ(13a4)とが一致したと判断された場合には(ステップB6(YES))、ログ画面GL上において指示操作された[ANS]ボタンBTnの位置に対応付けられて正解を示す“OK”メッセージが表示される。
また、前記予め登録された練習問題の正解の解データ(n)(13b3)と当該練習問題を計算練習した計算結果の解データ(13a4)とが不一致であると判断された場合には(ステップB6(NO))、ログ画面GL上において指示操作された[ANS]ボタンBTnの位置に対応付けられて不正解(誤り)を示す“NG”メッセージが表示される。
したがって、前記構成の計算機エミュレーション装置によれば、例えばグラフ関数電卓のエミュレータを起動させることで表示部15の表示画面に当該関数電卓を模倣したエミュレーション画面GEを表示させる一方、その電卓キーボードKBによるキー入力履歴および入力部16からの任意テキスト入力を組み合わせて計算練習問題を生成表示させたログ画面GLにおいて、[ANS]登録用ボタンBAの操作により、計算結果の正誤を確認するための[ANS]ボタンBT(n)を設定登録し当該[ANS]ボタンBT(n)に対応付けて前記計算練習問題のキー入力時に計算された正しい解データ(13b3)を登録する。そして、前記ログ画面GL上の計算練習問題に従って前記エミュレーション画面GEにおける電卓キーボードKBを操作して計算練習した際に、前記計算練習問題内に設定登録された[ANS]ボタンBT(n)を操作すると、当該[ANS]ボタンBT(n)に対応付けられて予め登録された正解データ(13b3)と前記計算練習に伴う計算結果の解データ(13a4)との一致/不一致が比較判断されOK表示またはNG表示されるので、グラフ関数電卓を単に模倣動作させるだけでなく、ログ画面GL上の練習問題に従った計算結果の解データが正解か否かを[ANS]ボタンBT(n)を操作するだけで簡単に確認できるようになる。
なお、前記実施形態では、図5で示したように、そのログ画面GL上に生成表示させる計算練習問題としては、計算式そのものを記述し、この計算式に従った計算練習の操作を、エミュレーション画面GE上の電卓キーボードKBにて行わせるものとして説明したが、次の図6に示すように、文章問題から計算式を考えさせて計算練習の操作を行わせる計算練習問題としてもよい。
図6は、前記計算機エミュレーション装置での教材実行処理に伴う表示動作(その2)を示す図である。
この場合のログ画面GL上に表示される文章問題からなる計算練習問題も、入力部16からのテキスト入力およびエミュレーション画面GEでの電卓キーボードKBのキー入力履歴の組み合わせにより生成され、当該計算練習問題内の[ANS]ボタンBT(n)も[ANS]登録用ボタンBAの操作に応じて設定登録される。
なお、前記実施形態において教材登録・実行処理された計算練習問題は、連立一次方程式であり、その計算結果の解データを正誤確認するための[ANS]ボタンBT(n)には、実数または複素数の1つの数値データからなる正解データ(n)(13b3)を対応付けて登録するものとして説明したが、次の図7、図8を参照して示すように、練習問題の作成に際して[ANS]登録用ボタンBAを操作することでANSボタンダイアログBDを表示させ、計算の種類に応じた[List Ans]ボタンBA1(表計算用)や[Mat Ans]ボタンBA2(行列計算用)などを選択的に設定登録できるようにし、複数の数値データからなる正解データを対応付けて登録するものとしてもよい。
図7は、前記計算機エミュレーション装置での行列計算式を練習問題とした教材実行処理に伴う表示動作を示す図である。
図8は、前記計算機エミュレーション装置での教材登録処理に伴う[ANS]ボタン設定操作用のANSボタンダイアログBDを示す図である。
すなわち、図7に示すように、グラフ関数電卓のエミュレータを起動させて行うログ画面GLに対する計算練習問題の作成表示(教材登録処理)に際し、行列式を練習問題とした場合には、図8に示すように、[ANS]登録用ボタンBAの操作に応じて表示されるANSボタンダイアログBDのなかから、行列計算用の[Mat Ans]ボタンBA2を選択指定操作することで、当該[Mat Ans]ボタンBA2を練習問題上でカーソル指示された例えば[正解]の欄に設定登録させる(ステップA1〜A4)。
そして、この行列計算用の[Mat Ans]ボタンBA2の[ANS]ボタン位置データ(13b2)に対応付けて正解データ(13b3)を予め登録させる(ステップA5,A6)。
これにより、前記計算練習問題の計算実施(教材実行処理)に伴い、前記[Mat Ans]ボタンBA2を操作することで、前記登録された正解データ(13b3)と計算練習された解データ(13a4)との比較処理が実行されその一致/不一致が判定表示される。
なお、前記各実施形態において記載した計算機エミュレーション装置による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートで示す計算練習問題を生成表示させ登録する教材登録処理、図4のフローチャートで示す前記教材登録された計算練習問題に従った計算練習を実行する教材実行処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体(18a)に格納して配布することができる。そして、PCなどを使用した計算機エミュレーション装置は、この外部記憶媒体(18a)に記憶されたプログラムを内部メモリ(12)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した計算機エミュレータに基づく学習機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)20上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)20に接続されたコンピュータ端末(プログラムサーバ)20aから前記のプログラムデータを取り込み、前述した計算機エミュレータに基づく学習機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の実施形態に係る計算機エミュレーション装置の電子回路の構成を示すブロック図。 前記計算機エミュレーション装置のRAM13に確保されるデータメモリを示す図であり、同図(A)はエミュレーション画面GE側に対応した作業データを記憶するためのエミュレータ・ワーク・エリア13a、同図(B)は、ログ画面GL側に対応した作業データを記憶するための教材登録・ワーク・エリア13b。 前記計算機エミュレーション装置による教材登録処理を示すフローチャート。 前記計算機エミュレーション装置による教材実行処理を示すフローチャート。 前記計算機エミュレーション装置での教材実行処理に伴う表示動作(その1)を示す図。 前記計算機エミュレーション装置での教材実行処理に伴う表示動作(その2)を示す図。 前記計算機エミュレーション装置での行列計算式を練習問題とした教材実行処理に伴う表示動作を示す図。 前記計算機エミュレーション装置での教材登録処理に伴う[ANS]ボタン設定操作用のANSボタンダイアログBDを示す図。 関数電卓のエミュレータをPC上で機能させた場合の従来の動作画面を示す図。
符号の説明
11 …CPU
12 …記憶装置
13 …RAM
13a…エミュレータ・ワーク・エリア
13a1…キー入力データメモリ
13a2…計算式データメモリ
13a3…計算データメモリ
13a4…解データメモリ
13a5…グラフデータメモリ
13b…教材登録・ワーク・エリア
13b1…教材データメモリ
13b2…[ANS]ボタン位置データ(n)メモリ
13b3…解データ(n)メモリ
15 …表示部
16 …入力部
17 …バス
18 …記憶媒体読み取り部
18a…外部記憶媒体
19 …電送制御部
20 …通信ネットワーク(インターネット)
20a…プログラムサーバ
20b…サーバ記憶装置
GE …エミュレーション画面
KB …電卓キーボード
DP …電卓ディスプレイ
GL …ログ画面
BA …[ANS]登録用ボタン
BT(n)…[ANS]ボタン
BA1…[List Ans]ボタン
BA2…[Mat Ans]ボタン

Claims (5)

  1. 計算機のキーボードおよび表示部を表示画面上に模倣表示させ、当該キーボードの指示に応じた計算動作の内容を前記表示部に表示させる計算機エミュレーション装置であって、
    前記表示画面上に前記計算機キーボードおよび表示部と共に計算練習問題の画面を表示させる問題表示制御手段と、
    この問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対応付けて当該計算問題の正解値を記憶する正解値記憶手段と、
    前記問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対する指示を判断する解答指示判断手段と、
    前記計算機キーボードの指示に応じて計算された計算結果の値を記憶する計算値記憶手段と、
    この計算値記憶手段により計算結果の値が記憶された後、前記解答指示判断手段により前記計算練習問題の中の解答の記述位置に対する指示が判断された場合に、前記正解値記憶手段により記憶された計算問題の正解値と前記計算値記憶手段により記憶された計算結果の値との一致/不一致を比較判断する計算結果判断手段と、
    この計算結果判断手段により前記計算問題の正解値と計算結果の値とが一致したと判断された場合には一致を報知し、不一致と判断された場合には不一致を報知する計算結果報知手段と、
    を備えたことを特徴とする計算機エミュレーション装置。
  2. 前記正解値記憶手段は、前記問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対応付けて所定のボタンを表示させる所定ボタン表示制御手段を有し、この所定ボタン表示制御手段により表示された所定のボタン位置に対応付けて計算問題の正解値を記憶し、
    前記解答指示判断手段は、前記所定ボタン表示制御手段により表示された所定のボタンに対する指示を判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の計算機エミュレーション装置。
  3. 前記問題表示制御手段により表示される計算練習問題は、任意のテキスト入力および前記計算機キーボードでの計算問題に対応したキー入力履歴の組み合わせにより作成表示され、
    前記正解値記憶手段は、前記計算練習問題の作成表示に伴い前記計算値記憶手段により記憶された計算結果の値を前記計算問題の正解値として記憶する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計算機エミュレーション装置。
  4. 前記所定ボタン表示制御手段は、前記問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対応付けて、その計算問題の種類に対応した表記のボタンを表示させることを特徴とする請求項2に記載の計算機エミュレーション装置。
  5. 計算機のキーボードおよび表示部を表示画面上に模倣表示させ、当該キーボードの指示に応じた計算動作の内容を前記表示部に表示させる計算機エミュレーション装置のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記表示画面上に前記計算機キーボードおよび表示部と共に計算練習問題の画面を表示させる問題表示制御手段、
    この問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対応付けて当該計算問題の正解値をメモリに記憶させる正解値記憶制御手段、
    前記問題表示制御手段により表示された計算練習問題の中の解答の記述位置に対する指示を判断する解答指示判断手段、
    前記計算機キーボードの指示に応じて計算された計算結果の値をメモリに記憶させる計算値記憶制御手段、
    この計算値記憶制御手段により計算結果の値が記憶された後、前記解答指示判断手段により前記計算練習問題の中の解答の記述位置に対する指示が判断された場合に、前記正解値記憶制御手段により記憶された計算問題の正解値と前記計算値記憶制御手段により記憶された計算結果の値との一致/不一致を比較判断する計算結果判断手段、
    この計算結果判断手段により前記計算問題の正解値と計算結果の値とが一致したと判断された場合には一致報知を行わせ、不一致と判断された場合には不一致報知を行わせる計算結果報知制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な計算機エミュレーション装置の制御プログラム。
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