JP6100749B2 - テストの得点入力用ソフトキーボード生成システム - Google Patents
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Description
尚、ソフトキーボードとは、ソフトウェアによって生成され、表示部の表示画面中にキーボードに対応する画像が表示されると共に、キーボード画像中のキーをクリック入力やタッチ操作入力等することにより数字・文字・記号等の入力を行うことができる仮想キーボードのことをいい、ソフトウェアキーボード、バーチャルキーボード等とも称されている。
尚、「単元」とは、教科書等の教材内容を区分した学習単位のことをいい、「観点」とは小中学校における児童・生徒の学習到達度の評価を多面的に行うために定められているものである。
このソフトキーボード74では、5〜100までの5点毎の計20個の得点数字キー75が設けられているので、テストの問題数・配点が「10問・10点単位(100点満点)」や「10問・5点単位(50点満点)」の場合等には、上記得点数字キー75の何れかの入力操作を行うだけで得点入力ができると共に、通常の物理キーボードのようなアルファベットキー、ファンクションキー、符号キー等の得点入力に不要なキーが存在しないため得点入力時の負担軽減が図られている。
図18に示す得点入力画面76には、国語の単元「カレーライス」に関して行った単元テストについて、各観点(読む、漢字、言葉)の小問の得点を入力する画面が例示されている。
○×入力式の得点入力画面72においては、上記ソフトキーボード78の○キーが操作入力されると、該当問題の正答点(例えば10点、5点等)が加算され、×キーが操作入力されると0点が加算されるものである。また、△キーは部分点入力用のキーであり、△キーが操作入力されると予め規定された部分点(例えば、正答点が10点の場合には5点の部分点、正答点が5点の場合には3点等)が加算されるものである。
上記○×入力式のソフトキーボード78は、○キー、×キー、△キーを操作入力するだけで得点入力ができると共に、通常の物理キーボードのようなアルファベットキー、ファンクションキー、符号キー等の得点入力に不要なキーが存在しないため得点入力時の負担軽減が図られている。
各テストと、各テストの小問毎の配点を関連付けて登録しておく配点情報記憶手段と、
上記配点情報記憶手段内から、所定の集計範囲に属する全小問と各小問毎の配点を取得し、取得した全小問の配点の合計点以下の全ての得点出現パターンを算出する手段と、
算出した全ての得点出現パターンの点数に対応する得点数字キーのみから成る得点数字キー群が配置された得点入力用ソフトキーボードを生成する手段と、
生成した得点入力用ソフトキーボードを表示部に出力する手段
を備えたことを特徴とする。
各テストと、各テストの小問毎の配点を関連付けて登録しておく配点情報記憶手段と、
上記配点情報記憶手段内から、得点入力の対象となる小問の配点を取得し、取得した小問の配点以下の全ての得点出現パターンの点数に対応する得点数字キーのみから成る得点数字キー群と、デフォルト設定された部分点を割り付けた△キーと、正答点を割り付けた○キーと、誤答点を割り付けた×キーが配置された得点入力用ソフトキーボードを生成する手段と、
生成した得点入力用ソフトキーボードを表示部に出力する手段
を備えたことを特徴とする。
各テストと、各テストの小問毎の配点を関連付けて登録しておく配点情報記憶手段と、
各小問と、各小問の複数の部分点とを関連付けて登録しておく採点基準記憶手段と、
上記配点情報記憶手段内から、得点入力の対象となる小問の配点を取得し、取得した小問の配点以下の全ての得点出現パターンの点数に対応する得点数字キーのみから成る得点数字キー群と、上記採点基準記憶手段内から、得点入力の対象となる小問の複数の部分点を取得し、取得した部分点を割り付けた複数の△キーと、正答点を割り付けた○キーと、誤答点を割り付けた×キーが配置された得点入力用ソフトキーボードを生成する手段と、
生成した得点入力用ソフトキーボードを表示部に出力する手段
を備えたことを特徴とする。
また、得点数字キー群には不要な得点数字キーが存在しないので、その分、得点入力用ソフトキーボードの表示サイズを小さくすることができる。
上記入出力制御部16は、入力部18から入力された指令を制御部12に入力すると共に、制御部12から出力された表示指令に基づき上記表示部20に対する表示制御を行うインターフェースとして機能するものである。
上記データ記憶部26及び画面定義記憶部30は情報処理端末を構成するハードディスク等の記憶装置内に置かれ、作業データ記憶部28はメインメモリ(RAM)等の一時記憶装置内に置かれている。
上記画面定義記憶部30は、本システム10が上記表示部20の表示画面に表示する各種画面の画面定義情報を記憶した記憶部であり、後述するソフトキーボードのテンプレート等が記憶されている。
図2〜図4は、配点情報データベース22内に登録されている配点情報の一例を示すものであり、「単元名(カレーライス)」、「単元コード(1357)」、「年度(2014)」、「クラスコード(0610)」、「教科コード(KOKU)」、「観点名」、「観点コード」、「小問番号」、「小問毎の配点」が登録されている。
図3は、国語(教科コード=KOKU)の観点「漢字」(観点コード=K001)のテストに関する配点情報を例示したものであり、このテストの場合、小問数が10問であり、各小問の配点は5点となっている。
図4は、国語(教科コード=KOKU)の観点「言葉」(観点コード=B001)のテストに関する配点情報を例示したものであり、このテストの場合、小問数が5問であり、各小問の配点は10点となっている。
図5及び図6は、採点基準データベース24内に登録されている部分点の採点基準情報の一例を示すものであり、「単元コード(1357)」、「年度(2014)」、「クラスコード(0610)」、「教科コード(KOKU)」、「観点名」、「観点コード」、「小問番号」、「小問毎の採点基準の有無(YES/NO)」、採点基準が有る場合にはその「部分点」が登録されている。
図5は、全小問について部分点に関する採点基準データが存在しない場合を示したものであり、図6は、「小問1、小問4、小問5、小問7、小問9」については採点基準が存在しており、その部分点が「2点/5点/8点」の3種類存在する場合を示したものである。
図8は、表示部20を構成する液晶ディスプレイ等の表示画面32に表示された数字入力式の得点入力画面34の一例を示すものである。該得点入力画面34は、上記画面定義記憶部30に予め登録されているものであり、上記入力部18から入力された指令に基づき、制御部12が画面定義記憶部30から読み出して表示部20へ出力し、表示画面32に表示するものである。
上記の通り、図2の場合は、配点が全て10点の小問が10問であることから、全ての得点出現パターンは、「0点、10点、20点、30点、40点、50点、60点、70点、80点、90点、100点」迄の11パターンとなる。
尚、小問毎の配点が異なる場合であっても、上記と同様に、「全ての小問が0点の場合」、「全小問の内、何れか1問のみが0点の場合〜何れか9問が0点の場合」、「全ての小問が正解の場合」迄の各場合毎における配点合計をそれぞれ演算することにより、全ての得点出現パターンを算出することができる。
次に、制御部12は生成した得点入力用ソフトキーボードを、入出力制御部16を介して表示部20に出力する(S20)。
図9に示すように、本システム10で生成された数字入力式の得点入力用ソフトキーボード42は、ソフトキーボードのテンプレートに予め配置されている0〜9までのテンキー、満点キー、欠席キー等に加え、上記S18で配置された全ての得点出現パターンの点数に対応する0〜100迄の10点毎の11個の得点数字キー43のみから成る得点数字キー群45が設けられている。
尚、上記得点入力用ソフトキーボード42におけるテンキーは、部分点を付ける等した結果、0〜100迄の10点毎の得点数字キー43で対応できない得点(例えば98点等)が生じた場合や、得点を直接入力する場合等のために設けられている。
図10に示すように、国語の単元「カレーライス」の観点「漢(漢字)」の得点入力用ソフトキーボード42には、上記S18で配置された全ての得点出現パターンの点数に対応する0〜50迄の5点毎の11個の得点数字キー43のみから成る得点数字キー群45が設けられているのである。
図11に示すように、国語の単元「カレーライス」の観点「葉(言葉)」の得点入力用ソフトキーボード42には、上記S18で配置された全ての得点出現パターンの点数に対応する0〜50迄の10点毎の6個の得点数字キー43のみから成る得点数字キー群45が設けられているのである。
図13は、表示部20を構成する表示画面32に表示された○×入力式の得点入力画面50の一例を示すものである。該得点入力画面50は、上記画面定義記憶部30に予め登録されているものであり、上記入力部18から入力された指令に基づき、制御部12が画面定義記憶部30から読み出して表示部20へ出力し、表示画面32に表示するものである。
次に、制御部12は生成した○×入力式の得点入力用ソフトキーボードを、入出力制御部16を介して表示部20に出力する(S42)。
図14に示すように、本システム10で生成された○×入力式の得点入力用ソフトキーボード53は、ソフトキーボードのテンプレートに予め配置されている満点キー、欠席キー、○キー、×キー等に加え、上記S36で配置された全ての得点出現パターンの点数に対応する0〜10迄の1点毎の11個の得点数字キー54のみから成る得点数字キー群55と、上記S40で配置されたデフォルト設定の部分点を割り付けた△キー56が設けられている。
また、制御部12は、採点基準データベース24内を参照し、指定対象である1番目の小問の採点基準データを取得(S38)し、図示は省略するが、この場合も部分点に関する採点基準データが存在しないので、予めデフォルト設定された所定の部分点(例えば3点)を割り付けた「△キー56」を上記テンプレートに配置する(S40)。
以上の手順で生成した○×入力式の得点入力用ソフトキーボード53を、制御部12は入出力制御部16を介して表示部20に出力する(S42)のである。
図6に示す通り、小問5については部分点に関する採点基準が存在しており、「2点/5点/8点」の3種類の部分点が登録されている。
上記の通り、小問5には部分点に関する採点基準として「2点/5点/8点」の3種類が登録されているので、制御部12は「2点の部分点を割り付けた△キー56」、「2点の部分点を割り付けた△キー56」、「2点の部分点を割り付けた△キー56」の3種類の△キー56を配置する。
すなわち図16に示す通り、2点の部分点を割り付けた△キー56には△記号と2点の文字が表示され、5点の部分点を割り付けた△キー56には△記号と5点の文字が表示され、8点の部分点を割り付けた△キー56には△記号と8点の文字が表示されており、「△記号と部分点を表す数字を有する△キー56」が配置されるものである。
次に、制御部12は生成した○×入力式の得点入力用ソフトキーボード53を、入出力制御部16を介して表示部20に出力するのである(S42)。
12 制御部
14 記憶部
16 入出力制御部
18 入力部
20 表示部
22 配点情報データベース
24 採点基準データベース
26 データ記憶部
28 作業データ記憶部
30 画面定義記憶部
32 表示画面
34 数字入力式の得点入力画面
40 ソフトキーボードボタン
42 数字入力式の得点入力用ソフトキーボード
43 得点数字キー
45 得点数字キー群
50 ○×入力式の得点入力画面
52 ソフトキーボードボタン
53 ○×入力式の得点入力用ソフトキーボード
54 得点数字キー
55 得点数字キー群
56 △キー
Claims (3)
- 各テストと、各テストの小問毎の配点を関連付けて登録しておく配点情報記憶手段と、
上記配点情報記憶手段内から、所定の集計範囲に属する全小問と各小問毎の配点を取得し、取得した全小問の配点の合計点以下の全ての得点出現パターンを算出する手段と、
算出した全ての得点出現パターンの点数に対応する得点数字キーのみから成る得点数字キー群が配置された得点入力用ソフトキーボードを生成する手段と、
生成した得点入力用ソフトキーボードを表示部に出力する手段
を備えたことを特徴とするテストの得点入力用ソフトキーボード生成システム。 - 各テストと、各テストの小問毎の配点を関連付けて登録しておく配点情報記憶手段と、
上記配点情報記憶手段内から、得点入力の対象となる小問の配点を取得し、取得した小問の配点以下の全ての得点出現パターンの点数に対応する得点数字キーのみから成る得点数字キー群と、デフォルト設定された部分点を割り付けた△キーと、正答点を割り付けた○キーと、誤答点を割り付けた×キーが配置された得点入力用ソフトキーボードを生成する手段と、
生成した得点入力用ソフトキーボードを表示部に出力する手段
を備えたことを特徴とするテストの得点入力用ソフトキーボード生成システム。 - 各テストと、各テストの小問毎の配点を関連付けて登録しておく配点情報記憶手段と、
各小問と、各小問の複数の部分点とを関連付けて登録しておく採点基準記憶手段と、
上記配点情報記憶手段内から、得点入力の対象となる小問の配点を取得し、取得した小問の配点以下の全ての得点出現パターンの点数に対応する得点数字キーのみから成る得点数字キー群と、上記採点基準記憶手段内から、得点入力の対象となる小問の複数の部分点を取得し、取得した部分点を割り付けた複数の△キーと、正答点を割り付けた○キーと、誤答点を割り付けた×キーが配置された得点入力用ソフトキーボードを生成する手段と、
生成した得点入力用ソフトキーボードを表示部に出力する手段
を備えたことを特徴とするテストの得点入力用ソフトキーボード生成システム。
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