JP6828915B1 - 採点集計支援システム及び採点集計支援プログラム - Google Patents

採点集計支援システム及び採点集計支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】先生が、各児童・生徒毎にテストの1問1問の正誤情報を集計する際の負担を軽減できるシステムの実現。【解決手段】答案40の電子データを登録する答案ファイルデータベース24と、テストの小問毎に、小問回答欄36を略最小面積で囲む矩形Tの中心点aが位置する座標を認識するための座標情報を登録するテストレイアウト情報データベース22と、正誤記号判別基準を登録する正誤記号判別基準記憶部28と、上記座標情報を参照し、小問回答欄36を略最小面積で囲む矩形Tの中心点の座標aを認識する手段と、答案40内の正誤記号を認識する手段と、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形Sの中心点bの座標を認識する手段と、各小問の小問回答欄36を略最小面積で囲む矩形Tの中心点aと、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形Sの中心点bとの間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段を備える。【選択図】図1

Description

この発明は採点集計支援システム及び採点集計支援プログラム係り、特に、テストの採点終了後に、先生が、各児童・生徒毎に、テストの小問1問1問の正誤情報(○、×、△等)を集計する際の負担を軽減できる採点集計支援システム及び採点集計支援プログラムに関する。
小中学校等においては、各先生が自分の指導する児童・生徒に対して、各教科の単元が終わる度にテストを実施している。尚、「単元」とは、教科書等の教材内容を区分した学習単位のことをいう。
先生は、テストの解答に○、×、△等の正誤記号を記入して採点を行った後、児童・生徒1人1人の学力を細かく把握する目的で、各児童・生徒毎に、各テストの小問1問1問の正誤情報(○、×、△等)を、パソコン等の情報処理端末に入力して集計管理することが行われている(非特許文献1参照)。
教育同人社 小学校用教材をご利用の先生をサポートするサイト 個人別○×入力 インターネットURL:https://www.djn.co.jp/support/soft/usage/e_02.html 検索日:2019年8月27日
しかしながら、各教科の単元毎のテストは回数が非常に多く、テストの採点が終わる度に、各児童・生徒の1問1問の正誤情報を逐一情報処理端末に入力するのは、先生にとって多大な負担となっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、テストの採点終了後に、先生が、各児童・生徒毎に、テストの小問1問1問の正誤情報を集計する際の負担を軽減できる採点集計支援システム及び採点集計支援プログラムを実現することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の採点集計支援システムは、
採点が終了したテストの答案の電子データを登録しておく答案ファイル記憶手段と、
各テストの小問毎に、当該テストの領域内において、小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点が位置する座標を認識するための座標情報を登録しておくテストレイアウト情報記憶手段と、
テストの採点で使用される正誤記号を判別する正誤記号判別基準を登録しておく正誤記号判別基準記憶手段と、
上記テストレイアウト情報記憶手段に登録された座標情報を参照し、テストの各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
上記正誤記号判別基準記憶手段に登録された正誤記号判別基準を参照し、当該正誤記号判別基準に従って、答案内に表示されている正誤記号を認識する手段と、
答案の領域内において、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段と、
各小問に紐付けした正誤記号を、正誤情報記憶手段に登録する手段
を備える採点集計支援システムであって、
答案に表示された正誤記号が、上記正誤記号判別基準で認識できない場合において、
入力部を介して、表示部の表示画面に表示された認識できない正誤記号を略最小面積で囲む矩形の描画、及び、当該正誤記号の種類の選択を受け付けると、描画された矩形の中心点の座標を認識し、当該中心点と、各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する小問と、描画された矩形で囲まれた正誤記号とを1:1対応で紐付けする手段
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の採点集計支援システムは、
採点が終了したテストの答案の電子データを登録しておく答案ファイル記憶手段と、
各テストの小問毎に、当該テストの領域内において、小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点が位置する座標を認識するための座標情報を登録しておくテストレイアウト情報記憶手段と、
テストの採点で使用される正誤記号を判別する正誤記号判別基準を登録しておく正誤記号判別基準記憶手段と、
上記テストレイアウト情報記憶手段に登録された座標情報を参照し、テストの各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
上記正誤記号判別基準記憶手段に登録された正誤記号判別基準を参照し、当該正誤記号判別基準に従って、答案内に表示されている正誤記号を認識する手段と、
答案の領域内において、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段と、
各小問に紐付けした正誤記号を、正誤情報記憶手段に登録する手段
を備える採点集計支援システムであって、
1つの小問に対して複数の正誤記号が認識され、小問と紐付け無しの正誤記号が存在する場合において、
入力部を介して、紐付け不要の正誤記号の選択を受け付けると、紐付け不要の正誤記号以外の正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の採点集計支援システムは、
採点が終了したテストの答案の電子データを登録しておく答案ファイル記憶手段と、
各テストの小問毎に、当該テストの領域内において、小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点が位置する座標を認識するための座標情報を登録しておくテストレイアウト情報記憶手段と、
テストの採点で使用される正誤記号を判別する正誤記号判別基準を登録しておく正誤記号判別基準記憶手段と、
上記テストレイアウト情報記憶手段に登録された座標情報を参照し、テストの各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
上記正誤記号判別基準記憶手段に登録された正誤記号判別基準を参照し、当該正誤記号判別基準に従って、答案内に表示されている正誤記号を認識する手段と、
答案の領域内において、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段と、
各小問に紐付けした正誤記号を、正誤情報記憶手段に登録する手段
を備える採点集計支援システムであって、
認識された正誤記号の数と小問数は同じであるが、紐付け無しの小問及び正誤記号が存在する場合において、
表示部に、認識した全ての正誤記号を略最小面積で囲む矩形、各正誤記号に紐付けられた小問が有る場合はその小問番号を出力する手段と、
入力部を介して、各正誤記号と紐付けされるべき正しい小問の小問番号の入力を受け付けると、上記入力に従って、正誤記号と小問との紐付けを行う手段
を備えることを特徴とする。
請求項に記載の採点集計支援システムは、請求項1〜の何れかに記載の採点集計支援システムにおいて、
上記正誤記号判別基準は、正解記号の正例学習画像群と負例学習画像群、不正解記号の正例学習画像群と負例学習画像群、一部正解記号の正例学習画像群と負例学習画像群を用いて機械学習を実行することにより生成された正解記号の判別基準、不正解記号の判別基準、一部正解記号の判別基準であることを特徴とする。
請求項に記載の採点集計支援プログラムは、
コンピュータを、請求項1〜の何れかに記載した採点集計支援システムとして機能させることを特徴とする。
本発明にあっては、テストの答案に表示された正誤記号を認識し、各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けした上で、各小問に紐付けした正誤記号を登録するよう構成したので、先生が、各児童・生徒の1問1問の正誤情報を逐一入力する必要が無く、先生の負担軽減を図ることができる。
また、請求項に記載の如く、答案に表示された正誤記号が、正誤記号判別基準で認識できない場合において、入力部を介して、表示部の表示画面に表示された認識できない正誤記号を略最小面積で囲む矩形の描画、及び、当該正誤記号の種類の選択を受け付けると、描画された矩形の中心点の座標を認識し、当該中心点と、各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する小問と、描画された矩形で囲まれた正誤記号とを1:1対応で紐付けするように構成することにより、正誤記号判別基準で認識できない正誤記号についても、対応する小問と正しく紐付けすることができる。
請求項に記載の如く、1つの小問に対して複数の正誤記号が認識され、小問と紐付け無しの正誤記号が存在する場合において、入力部を介して、紐付け不要の正誤記号の選択を受け付けると、紐付け不要の正誤記号以外の正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けするように構成することにより、複数の正誤記号が認識された小問に、正しい正誤記号を紐付けすることができる。
請求項に記載の如く、認識された正誤記号の数と小問数は同じであるが、紐付け無しの小問及び正誤記号が存在する場合において、表示部に、認識した全ての正誤記号を略最小面積で囲む矩形、各正誤記号に紐付けられた小問が有る場合はその小問番号、認識した正誤記号を出力する手段と、入力部を介して、各正誤記号と紐付けされるべき正しい小問の小問番号の入力を受け付けると、上記入力に従って、正誤記号と小問との紐付けを行うように構成することにより、紐付け無しだった小問と正誤記号を正しく紐付けすることができる。
図1は、本発明に係る採点集計支援システム10の機能構成を示すブロック図であり、制御部12と、記憶手段としての記憶部14を備えている。
上記制御部12は、各児童・生徒のテストの小問1問1問の正誤情報を集計する先生が使用する情報端末(コンピュータ)としてのパソコン、タブレット端末等のコンピュータのCPUが、OS及び専用のアプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行し、後述する各種機能を実行・実現する。
上記制御部12には、入力部16から入力された指令が、インターフェースとして機能する入出力制御部18を介して入力されると共に、制御部12から出力された処理結果が、入出力制御部18を介して表示部20に出力される。
上記入力部16としては、パソコンの物理キーボードやマウス等、また、手書及びタッチペンでの入力可能なタッチ入力機能を有するタブレット端末・パソコン等のタッチパネルやソフトウェアキーボード等が該当する。
上記表示部20としては、パソコンの液晶パネル、また、タブレット端末・パソコン等のタッチパネル等が該当する。
上記記憶部14は、記憶手段としてのテストレイアウト情報データベース22、答案ファイルデータベース24、正誤情報データベース26、正誤記号判別基準記憶部28、作業データ記憶部30、画面定義記憶部32を備えている。
上記テストレイアウト情報データベース22、答案ファイルデータベース24、正誤情報データベース26、正誤記号判別基準記憶部28、画面定義記憶部32は、パソコンやタブレット端末等の情報処理端末を構成するハードディスク等の記憶装置内に格納されている。
上記作業データ記憶部30は、本システム10が起動されると上記制御部12によって確保され、入力データや演算結果を一時的に記憶する記憶部であり、メインメモリ(RAM)等の一時記憶装置内に置かれている。
上記画面定義記憶部32は、本システム10が上記表示部20の表示画面に表示する各種画面の画面定義情報(例えば、表示する項目情報やそのレイアウト情報及び入力編集可否情報等)を記憶した記憶部である。
上記答案ファイルデータベース24には、先生による採点が終了した紙媒体のテストの答案の電子データが格納されており、複合機等のスキャナ機能を備えたスキャナー部33によってPDF(Portable Document Format)化された答案ファイルが、テスト及び各答案に解答を書いた児童・生徒と関連付けられて登録されている。
上記「採点が終了」とは、児童・生徒が記入した解答に対して、先生が正誤記号を付け終わったことを意味する。
上記テストレイアウト情報データベース22には、各テスト毎に、当該テストの各小問毎の「小問回答欄の座標情報」等のレイアウト情報が予め登録されている。
図2及び図3は、矩形紙面を有する紙媒体のテストを電子ファイル(PDFファイル)化したものを、表示部20の表示画面に表示した状態を示すものであり、当該テスト34における、例えば、「括弧( )」で構成された小問1問目の小問回答欄36の座標情報等は以下の方法で予め登録しておく。
先ず、図2に示す矩形状のテスト34の左上端角部34aを基準点(X座標=0.000、Y座標=0.000)に設定する。この場合、右上端角部34b及び右下端角部(図示省略)のX座標が最大の1.000となり、左下端角部(図示省略)及び右下端角部のY座標が最大の1.000となる。
その上で、小問回答欄36を略最小面積で囲む矩形T(図3参照)の左上端角部TaのX座標(0.000〜1.000の間)、Y座標(0.000〜1.000の間)をテストレイアウト情報データベース22に予め登録しておく。
また、詳細は後述するが、テスト34の領域内において、上記矩形Tの中心点a(図3)が位置する座標(X座標、Y座標)を算出するため、テスト34の横幅を1.000とした場合における、小問回答欄36を囲む矩形Tの横幅の割合の数値(0.000〜1.000の間)、テスト34の高さを1.000とした場合における、小問回答欄36を囲む矩形Tの高さの割合の数値(0.000〜1.000の間)も登録しておく。
尚、上記「略最小面積の矩形T」とは、完全に最小面積の矩形Tの他、最小面積の矩形Tより若干大きい面積の矩形等、最小面積の矩形Tの場合と同じ作用効果が得られる実用上許容される範囲を含むものである。
図4は、テストレイアウト情報データベース22内に登録されているレイアウト情報のデータ項目例を示す説明図である。
図4に示すように、各小問毎に、小問回答欄36を囲む矩形TのX座標値、Y座標値、横幅値、高さ値が関連付けられて登録されている。
また、1つのテスト用紙の表裏両面に問題が記載されている場合、表面、裏面を識別するため、表面側の小問には0、裏面側の小問には1が登録されている。
図4において、小問採点数とは、1つの小問の中の採点数を登録するものであり、例えば、4つの記述の中から正しい2つの記述を選ぶような小問の場合、採点数は2つ有ることから2と登録される。
テストレイアウト情報データベース22内に登録された小問毎の「X座標値」、「Y座標値」、「横幅値」、「高さ値」から、テスト34の領域内において、各小問の小問回答欄36を囲む矩形Tの中心点a(図3参照)が位置する座標(X座標、Y座標)を演算して算出することができる。
すなわち、(X座標値+横幅値)÷2の演算を行うことにより、中心点aのX座標を算出することができる。
また、(Y座標値+高さ値)÷2の演算を行うことにより、中心点aのY座標を算出することができる。
上記においては、矩形状のテスト34の左上端角部34aを基準点に設定したが、これに限定されるものではなく、右上端角部、左下端角部、右下端角部を基準点に設定しても良い。
また、上記においては、小問回答欄36を囲む矩形Tの左上端角部Taの座標(X座標:Y座標)をテストレイアウト情報データベース22に登録した場合を示したが、これに限定されるものではなく、矩形Tの中心点aの座標(X座標:Y座標)を演算算出できれば、矩形Tの右上端角部、左下端角部、右下端角部の座標を登録するようにしても良い。
さらに、テストレイアウト情報データベース22内に、上記演算結果である矩形Tの中心点a自体のX座標値、Y座標値を直接登録しておくようにしても良い。
上記正誤記号判別基準記憶部28は、テスト34の採点で使用される「○(正解記号)」、「×(不正解記号)」、「△(一部正解記号)」の3種類の正誤記号を判別する「正誤記号判別基準」が登録されている。
上記「正誤記号判別基準」は、「○(正解記号)の正例学習画像群と負例学習画像群」、「×(不正解記号)の正例学習画像群と負例学習画像群」、「△(一部正解記号)の正例学習画像群と負例学習画像群」を用いて機械学習を実行することにより生成された「○(正解記号)の判別基準」、「×(不正解記号)の判別基準」、「△(一部正解記号)の判別基準」である。
尚、例えば、不正解記号としては「×」の図形の他、チェックマーク(右下に伸びたあと右上にはねる線であらわされる図形)を使用する先生も多いことから、「×(不正解記号)の正例学習画像群」に「チェックマークの画像」も含めて機械学習することにより、「チェックマークの画像」を不正解記号(×)として判別できる。
同様に、正解記号に関して様々なパターンの画像を「○(正解記号)の正例学習画像群」に含めて機械学習することにより、上記パターンの画像を正解記号(○)として認識でき、一部正解記号に関して様々なパターンの画像を「△(一部正解記号)の正例学習画像群」に含めて機械学習することにより、上記パターンの画像を一部正解記号(△)として認識できる。
本実施形態においては、「○(正解記号)」、「×(不正解記号)」、「△(一部正解記号)」の3種類の正誤記号の判別基準を登録しているが、例えば、「○(正解記号)」及び「×(不正解記号)」の2種類の正誤記号の判別基準にしたり、或いは、「○」、「×」、「△」以外の正誤記号に関する判別基準を登録しても良い。
詳細は後述するが、上記正誤情報データベース26には、各テストの小問毎の正誤情報(○、×、△)が、各答案を書いた児童・生徒と関連付けられて登録されているものである。
以下、本発明に係る採点集計支援システム10において、テスト34の答案の採点集計を行う場合の処理手順を図1のブロック図及び図5のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、制御部12が、入力部16から入力された指令に基づき、答案ファイルデータベース24内から採点集計対象の答案ファイルを読み出して表示部20へ出力する(S10)。
図6は、表示部20を構成する液晶ディスプレイ(LCD)の表示画面に表示されたテスト34の答案40を示すものであり、小問回答欄36には児童・生徒が記入した解答と、当該解答に対して先生が記入した正誤記号である正解記号42、不正解記号44、一部正解記号46が表示されている。
次に、制御部12は、テストレイアウト情報データベース22内から、当該答案ファイル34と関連付けられているテスト34のレイアウト情報を参照する(S12)。
制御部12は、参照したレイアウト情報に基づき、図7に示すように、各小問の小問回答欄36a,36bを略最小面積で囲む矩形T1,T2の中心点a1,a2の座標を認識する(S14)。
すなわち、矩形T1、矩形T2のそれぞれについて、(X座標値+横幅値)÷2の演算、(Y座標値+高さ値)÷2の演算を行うことにより、矩形T1の中心点a1の座標(X座標、Y座標)、矩形T2の中心点a2の座標(X座標、Y座標)を認識する。
尚、テストレイアウト情報データベース22内に、各小問の小問回答欄36を略最小面積で囲む矩形Tの中心点aの座標情報自体が予め登録されている場合には、制御部12は、参照したレイアウト情報から、矩形T1,T2の中心点a1,a2の座標を抽出して認識する。
次に、制御部12は、正誤記号判別基準記憶部28に登録されている正誤記号判別基準を参照し、当該正誤記号判別基準に従って、答案40内に表示されている正誤記号を認識する(S16)。
次に、制御部12は、図8に示すように、答案40の領域内において、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形S(S1,S2)の中心点b(b1,b2)の座標を認識する(S18)。
具体的には、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形S1,S2を描画し、答案40の左上端角部を基準点(X座標=0.000、Y座標=0.000)とした場合における矩形S1,S2の左上端角部の座標(X座標値、Y座標値)、答案40の横幅を1.000とした場合における、矩形S1,S2の横幅の割合の数値(0.000〜1.000の間)、答案40の高さを1.000とした場合における、矩形S1,S2の高さの割合の数値(0.000〜1.000の間)を算出し、その上で、矩形S1,S2のそれぞれについて、(X座標値+横幅値)÷2の演算、(Y座標値+高さ値)÷2の演算を行うことにより、矩形S1の中心点b1の座標(X座標、Y座標)、矩形s2の中心点b2の座標(X座標、Y座標)を認識する。
次に、制御部12は、各小問と当該小問の正誤記号との紐付けを行う(S20)。
具体的には、各小問の小問回答欄36a,36bを略最小面積で囲む矩形T1,T2の中心点a1,a2と、正誤記号を略最小面積で囲む矩形S1,S2の中心点b1,b2との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と当該小問とを1:1対応で紐付けする。
図7及び図8の場合においては、a1−b1間の直線距離<a1−b2間の直線距離であることから、小問回答欄36aを有する小問は、正誤記号として矩形S1で囲まれた「○(正解記号)」と紐付けされる。
また、a2−b2間の直線距離<a2−b1間の直線距離であることから、小問回答欄36bを有する小問は、正誤記号として矩形S2で囲まれた「○(正解記号)」と紐付けされる。
テスト34の答案40の小問と正誤記号との紐付け処理後、制御部12は、当該テスト34の答案40毎に、各小問に紐付けした正誤記号を、上記正誤情報データベース26内に登録する(S22)。
図9は、正誤情報データベース26内に登録された正誤情報を表示部20の表示画面に表示した状態の一例を示すものであり、テスト34の答案40の小問毎に、紐付けした正誤記号「○」、「×」、「△」が登録されている。
上記の通り、テスト34の答案40に表示された正誤記号を認識し、各小問の小問回答欄36を略最小面積で囲む矩形Tの中心点aと、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形Sの中心点bとの間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けした上で、各小問に紐付けした正誤記号を正誤情報データベース26に登録するよう構成されているので、先生が、各児童・生徒の1問1問の正誤情報を逐一入力する必要が無く、先生の負担軽減を図ることができる。
また、制御部12は、各小問と正誤記号との紐付けに矛盾が有るか否かを判定(S24)し、矛盾が有る場合には、先生の注意を喚起するため、矛盾通知を表示部20の表示画面に表示する。
上記矛盾通知は、例えば、図10に示すように、矛盾の有る答案ファイル34のサムネイル画像に所定の「注意表示48(図10の場合は!)」を付加して表示することにより実行する。
矛盾の有る答案ファイル34に関しては、使用者である先生によって、当該答案ファイル34の小問と正誤記号との紐付けの修正が実行され、入力部16を介して、紐付け修正指示を受け付けると(S28)、制御部12は上記紐付け修正指示に従って修正処理を実行し(S30)、実行後の正誤情報を正誤情報データベース26内に登録するのである(S22)。
上記紐付けの修正は、例えば、以下の場合に行われる。
先ず、先生が答案40に記入・表示した正誤記号が、正誤記号判別基準で認識できない場合である。
例えば、図11に示すように、先生が、答案40に正解記号として「花丸50」(丸の外側に花びらのような形を書くもの)を付けることがあり、これが正誤記号判別基準で認識できない場合、当該正解記号「花丸50」を略最小面積で囲む矩形S、該矩形Sの中止点bも認識されないこととなる。
上記の通り、小問回答欄を囲む矩形の中心点aと、正誤記号を囲む矩形の中心点bとの間の距離が最短である正誤記号と小問とが1:1対応で紐付けされる。
従って、図11の小問6は、a1−b1間が最短距離のため、中心点b1を有する矩形(図示省略)で囲まれた「正解記号42a」と紐付けされ、小問7は、a2−b2間が最短距離のため、中心点b2を中心点とする矩形(図示省略)で囲まれた「正解記号42b」と紐付けされる。
一方、小問8については、a3−b2間が最短距離になるが、b2はより距離の小さい小問7のa2と1:1対応で紐付けられるため、図12に示すように、紐付けできる正誤記号が存在しない「データ無し(−−−)」として正誤情報データベース26内に登録されることなる。
この場合、図13に示すように、先生は、入力部16であるマウスやキーボード等を介して、表示画面に表示されている小問8の「花丸50」を略最小面積で囲む矩形Sを描画し、また、当該「花丸50」の正誤記号として「○(正解記号)」を選択する。
制御部12は、描画された矩形Sに関して、答案40の左上端角部を基準点(X座標=0.000、Y座標=0.000)とした場合における矩形Sの左上端角部の座標(X座標値、Y座標値)、答案40の横幅を1.000とした場合における、矩形Sの横幅の割合の数値(0.000〜1.000の間)、答案40の高さを1.000とした場合における、矩形Sの高さの割合の数値(0.000〜1.000の間)を算出し、その上で、矩形Sについて、(X座標値+横幅値)÷2の演算、(Y座標値+高さ値)÷2の演算を行うことにより、矩形Sの中心点b3の座標(X座標、Y座標)を認識する(図13参照)。
次に、描画された矩形Sの中心点b3と、小問回答欄を囲む矩形の中心点a1,a2,a3との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する小問と1:1対応で紐付けする。
この結果、小問8について、a3−b3間が最短距離になり、小問8と矩形Sで囲まれた「正解記号(花丸)50」とが1:1対応で紐付けされ、正誤情報データベース26に登録されるのである(S22)。
このように、正誤記号判別基準で認識できない「正解記号(花丸)50」についても、対応する小問と正しく紐付けすることができる。
また、紐付けの修正は、以下の場合にも行われる。
すなわち、1つの小問に対して複数の正誤記号が認識され、小問と紐付け無しの正誤記号が存在する場合、例えば、図14に示す如く、小問1、小問3について、不正解記号(×)44a,44bを記入ミスとして取り消した上で、正解記号(○)42a,42cを記入しているような場合である。
図14においては、小問数は全部で4個であるが、認識された正誤記号は6個となっている。
この場合、図15に示すように、小問1の小問回答欄を囲む矩形の中心点の座標がa1、小問2の小問回答欄を囲む矩形の中心点の座標がa2、小問3の小問回答欄を囲む矩形の中心点の座標がa3、小問4の小問回答欄を囲む矩形の中心点の座標がa4として認識される。
また、小問1の不正解記号44aを囲む矩形の中心点の座標がb1、正解記号42aを囲む矩形の中心点の座標がb2、小問2の正解記号42bを囲む矩形の中心点の座標がb3、小問3の不正解記号44bを囲む矩形の中心点の座標がb4、正解記号42cを囲む矩形の中心点の座標がb5、小問4の正解記号42dを囲む矩形の中心点の座標がb6として認識される。
図15に示す場合、小問1は、a1−b1間が最短距離のため、中心点b1を有する矩形で囲まれる「不正解記号44a」と紐付けされる。
小問2は、a2−b3間が最短距離のため、中心点b3を有する矩形で囲まれる「正解記号42b」と紐付けされる。
小問3は、a3−b4間が最短距離のため、中心点b4を有する矩形で囲まれる「不正解記号44b」と紐付けされる。
小問4は、a4−b6間が最短距離のため、中心点b6を有する矩形で囲まれる「正解記号42d」と紐付けされる。
一方、小問1の中心点b2を有する矩形で囲まれる「正解記号42a」と、小問3の中心点b5を有する矩形で囲まれる「正解記号42c」は、「紐付き無し」の状態となる。
この場合、以下の手順で修正を行う。
図16に示すように、制御部12は、表示部20の表示画面に、認識した6個の正誤記号42a〜42d、44a,44bを略最小面積で囲む矩形S1〜S6、各矩形S1〜S6に紐付けられた小問が有る場合はその「小問番号」と、認識した「正誤記号(○×△)」を出力する。
尚、図16においては、各矩形S1〜S6に紐付けられた「小問番号」と、認識した「正誤記号(○×△)」は上記矩形S1〜S6内に表示されている。
上記の通り、小問1の「正解記号42a」と小問3の「正解記号42c」は、「紐付き無し」(紐付けられた小問無し)の状態のため、「−」と表示されている。
紐付け修正を行う先生は、入力部16であるマウスやキーボード等を介して、誤って紐付けされている小問1の「不正解記号44a」を囲む矩形S1、小問3の「不正解記号44b」を囲む矩形S4を削除する操作を行うことにより、制御部12に対して、「不正解記号44a」、「不正解記号44b」については小問との紐付け不要の選択指示を出力する。
上記紐付け不要の選択指示を受け付けた制御部12は、紐付け不要の不正解記号44a、不正解記号44b以外の正誤記号42a,42b,42c,42dを囲む矩形S2,S3,S5,S6の中心点b2,b3,b5,b6との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と、上記小問1、小問3とを1:1対応で紐付けする。
この結果、図17に示すように、小問1は、a1−b2間が最短距離と認識され、中心点b2を有する矩形で囲まれる「正解記号42a」に紐付け修正される。
また、小問3は、a3−b5間が最短距離と認識され、中心点b5を有する矩形で囲まれる「正解記号42c」に紐付け修正される。
修正された紐付けは、正誤情報データベース26に登録される(S22)。
このように、1つの小問に対して複数の正誤記号が認識され、小問と紐付け無しの正誤記号が存在する場合(図14参照)であっても、上記手段により、正しい正誤記号を紐付けすることができる。
さらに、紐付けの修正は、以下の場合にも行われる。
すなわち、認識された正誤記号の数と小問数は同じであるが、紐付け無しの小問及び正誤記号が存在してしまう場合、例えば、図18に示す如く、小問6の正解記号42aが小問6の小問回答欄36aから大きく上にずれ、小問7の正解記号42bが小問6の小問回答欄36aと小問7の小問回答欄36bとの間、小問8の正解記号42cが小問7の小問回答欄36bと小問8の小問回答欄36cとの間に記入されているような場合である。
この場合、図19に示すように、小問6の小問回答欄36aを囲む矩形の中心点の座標がa1、小問7の小問回答欄36bを囲む矩形の中心点の座標がa2、小問8の小問回答欄36cを囲む矩形の中心点の座標がa3として認識される。
また、小問6の正解記号42aを囲む矩形の中心点の座標がb1、小問7の正解記号42bを囲む矩形の中心点の座標がb2、小問8の正解記号42cを囲む矩形の中心点の座標がb3として認識される。
図19に示す場合、小問6は、a1−b2間が最短距離のため、中心点b2を有する矩形で囲まれる「正解記号42b」と紐付けされる。
小問7は、a2−b3間が最短距離のため、中心点b3を有する矩形で囲まれる「正解記号42c」と紐付けされる。
一方、小問8については、a3−b3間が最短距離になるが、b3はより距離の小さい小問7のa2と1:1対応で紐付けされてしまうため、紐付けできる正誤記号が存在しないこととなる。
また、b1は、a1との間が最短距離となるが、上記の通り、a1は、より距離の小さいb2と紐付けされてしまうため、紐付けされる小問回答欄36の中心点の座標aが存在しないこととなる。
すなわち、紐付け無しの小問8、紐付け無しの正解記号42aが存在することとなる。
図18の場合、小問数は全部で3個、認識された正誤記号も同じく3個と同数であるが、正誤記号の位置が小問回答欄36から大きくずれた結果、紐付け無しの小問8、紐付け無しの正解記号42aが発生したのである。
この場合、以下の手順で修正を行う。
図20に示すように、制御部12は、認識した3個の正解記号42a〜42cを略最小面積で囲む矩形S1〜S3を表示すると共に、各矩形S1〜S3に紐付けられた「小問番号」と、認識した「正誤記号(○×△)」を上記矩形S1〜S3内に表示する。
上記の通り、小問6の「正解記号42a」は「紐付き無し」(紐付けられた小問無し)の状態のため、「−」と表示されている。
また、小問7の「正解記号42b」は、間違った小問番号6と紐付けされ、小問8の「正解記号42c」は、間違った小問番号7と紐付けされている。
紐付け修正を行う先生は、入力部16であるマウスやキーボード等を介して、図21に示すように、各矩形S1〜S3内に表示されている「小問番号」を紐付けされるべき正しい小問番号に修正入力する。
制御部12は、各正誤記号と紐付けされるべき正しい小問の小問番号の入力を受け付けると、受け付けた通りに、正誤記号と小問の紐付けを修正した上で、正誤情報データベース26に登録する(S22)。
このように、認識された正誤記号の数と小問数は同じであるが、紐付け無しの小問及び正誤記号が存在してしまう場合(図18及び図19参照)であっても、上記手段により、紐付け無しだった小問と正誤記号を正しく紐付けすることができる。
また、制御部12は上記入力部16から入力された指令に基づき、上記画面定義記憶部32に登録されている小問反応表の画面定義情報を読み出すと共に、正誤情報データベース26から正誤情報を読み出し、図22の小問反応表52を生成し、表示部20の表示画面に出力する(S32)。
図22に示す小問反応表52には、テスト34毎に、各児童・生徒と関連付けられた答案40の番号、各答案40毎の小問1〜20迄の正誤記号(○×△)42、正答数、正答率、誤答数等が表示されていることから、児童・生徒1人1人の学力を細かく把握することができる。
本発明に係る採点集計支援システムの機能構成を示すブロック図 表示部の表示画面に表示されたテストを示す説明図 表示部の表示画面に表示されたテストの小問1問目の小問回答欄を示す説明図 テストレイアウト情報データベース内に登録されているデータ項目を示す説明図 採点集計を行う場合の処理手順を示すフローチャート 表示部の表示画面に表示された答案を示す説明図 小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段の説明図 正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段の説明図 正誤情報を示す説明図 表示部の表示画面に表示され矛盾通知を示す説明図 認識できない正誤記号(花丸)が記入された小問を示す説明図 各小問と正誤記号との紐付けに矛盾が有る場合の正誤情報を示す説明図 認識できない正誤記号(花丸)を認識する手段を示す説明図 1つの小問に対して2つの正誤記号が記入された場合を示す説明図 1つの小問に対して2つの正誤記号が記入された場合における紐付け処理を示す説明図 1つの小問に対して2つの正誤記号が記入された場合における紐付け修正の処理手順を示す説明図 1つの小問に対して2つの正誤記号が記入された場合における紐付け修正の処理手順を示す説明図 正誤記号の位置が小問回答欄から大きくずれている場合を示す説明図 正誤記号の位置が小問回答欄から大きくずれている場合における紐付け処理を示す説明図 正誤記号の位置が小問回答欄から大きくずれている場合における紐付け修正の処理手順を示す説明図 正誤記号の位置が小問回答欄から大きくずれている場合における紐付け修正の処理手順を示す説明図 小問反応表を示す説明図
10 採点集計支援システム
12 制御部
14 記憶部
16 入力部
18 入出力制御部
20 表示部
22 テストレイアウト情報データベース
24 答案ファイルデータベース
26 正誤情報データベース
28 正誤記号判別基準記憶部
30 作業データ記憶部
32 画面定義記憶部
33 スキャナー部
34 テスト
36 小問回答欄
T 小問回答欄を囲む矩形
a 小問回答欄を囲む矩形の中心点
S 正誤記号を囲む矩形
b 正誤記号を囲む矩形の中心点
40 答案
42 正解記号
44 不正解記号
46 一部正解記号
48 注意表示
50 花丸
52 小問反応表

Claims (5)

  1. 採点が終了したテストの答案の電子データを登録しておく答案ファイル記憶手段と、
    各テストの小問毎に、当該テストの領域内において、小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点が位置する座標を認識するための座標情報を登録しておくテストレイアウト情報記憶手段と、
    テストの採点で使用される正誤記号を判別する正誤記号判別基準を登録しておく正誤記号判別基準記憶手段と、
    上記テストレイアウト情報記憶手段に登録された座標情報を参照し、テストの各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
    上記正誤記号判別基準記憶手段に登録された正誤記号判別基準を参照し、当該正誤記号判別基準に従って、答案内に表示されている正誤記号を認識する手段と、
    答案の領域内において、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
    各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段と、
    各小問に紐付けした正誤記号を、正誤情報記憶手段に登録する手段
    を備える採点集計支援システムであって、
    答案に表示された正誤記号が、上記正誤記号判別基準で認識できない場合において、
    入力部を介して、表示部の表示画面に表示された認識できない正誤記号を略最小面積で囲む矩形の描画、及び、当該正誤記号の種類の選択を受け付けると、描画された矩形の中心点の座標を認識し、当該中心点と、各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する小問と、描画された矩形で囲まれた正誤記号とを1:1対応で紐付けする手段
    を備えることを特徴とする採点集計支援システム。
  2. 採点が終了したテストの答案の電子データを登録しておく答案ファイル記憶手段と、
    各テストの小問毎に、当該テストの領域内において、小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点が位置する座標を認識するための座標情報を登録しておくテストレイアウト情報記憶手段と、
    テストの採点で使用される正誤記号を判別する正誤記号判別基準を登録しておく正誤記号判別基準記憶手段と、
    上記テストレイアウト情報記憶手段に登録された座標情報を参照し、テストの各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
    上記正誤記号判別基準記憶手段に登録された正誤記号判別基準を参照し、当該正誤記号判別基準に従って、答案内に表示されている正誤記号を認識する手段と、
    答案の領域内において、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
    各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段と、
    各小問に紐付けした正誤記号を、正誤情報記憶手段に登録する手段
    を備える採点集計支援システムであって、
    1つの小問に対して複数の正誤記号が認識され、小問と紐付け無しの正誤記号が存在する場合において、
    入力部を介して、紐付け不要の正誤記号の選択を受け付けると、紐付け不要の正誤記号以外の正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段、
    を備えることを特徴とする採点集計支援システム。
  3. 採点が終了したテストの答案の電子データを登録しておく答案ファイル記憶手段と、
    各テストの小問毎に、当該テストの領域内において、小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点が位置する座標を認識するための座標情報を登録しておくテストレイアウト情報記憶手段と、
    テストの採点で使用される正誤記号を判別する正誤記号判別基準を登録しておく正誤記号判別基準記憶手段と、
    上記テストレイアウト情報記憶手段に登録された座標情報を参照し、テストの各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
    上記正誤記号判別基準記憶手段に登録された正誤記号判別基準を参照し、当該正誤記号判別基準に従って、答案内に表示されている正誤記号を認識する手段と、
    答案の領域内において、認識した正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点の座標を認識する手段と、
    各小問の小問回答欄を略最小面積で囲む矩形の中心点と、各正誤記号を略最小面積で囲む矩形の中心点との間の直線距離を算出し、最短距離に位置する正誤記号と小問とを1:1対応で紐付けする手段と、
    各小問に紐付けした正誤記号を、正誤情報記憶手段に登録する手段
    を備える採点集計支援システムであって、
    認識された正誤記号の数と小問数は同じであるが、紐付け無しの小問及び正誤記号が存在する場合において、
    表示部に、認識した全ての正誤記号を略最小面積で囲む矩形、各正誤記号に紐付けられた小問が有る場合はその小問番号を出力する手段と、
    入力部を介して、各正誤記号と紐付けされるべき正しい小問の小問番号の入力を受け付けると、上記入力に従って、正誤記号と小問との紐付けを行う手段
    を備えることを特徴とする採点集計支援システム。
  4. 上記正誤記号判別基準は、正解記号の正例学習画像群と負例学習画像群、不正解記号の正例学習画像群と負例学習画像群、一部正解記号の正例学習画像群と負例学習画像群を用いて機械学習を実行することにより生成された正解記号の判別基準、不正解記号の判別基準、一部正解記号の判別基準であることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の採点集計支援システム。
  5. コンピュータを、請求項1〜の何れかに記載した採点集計支援システムとして機能させることを特徴とする採点集計支援プログラム。
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CN114550181A (zh) * 2022-02-10 2022-05-27 珠海读书郎软件科技有限公司 一种小题识别方法、装置及介质

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