JP6155565B2 - 学習支援装置、学習支援プログラム及び学習支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、文章問題の学習を支援する学習支援装置及び学習支援プログラムに関する。
従来、算数などの学習に用いられる学習支援装置においては、予め文章問題ごとに解法を記憶しており、ユーザが解答を入力すると、その解法に応じたアドバイスを表示するようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−085995号公報
しかしながら、従来の技術では、問題毎に解法を記憶させておく手間が掛かり、また、解法の記憶されていない問題についてはアドバイスが表示されないため、使い勝手が悪い。
本発明の課題は、従来よりも使い勝手を向上させて文章問題の学習を支援することのできる学習支援装置及び学習支援プログラムを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、学習支援装置において、
文章問題のテキストから検出可能な複数の各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、及び、数値無しの単位数、ならびに、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに応じた図テンプレートが文章問題の種別ごとに記憶されており、前記図テンプレートは前記各特定表現の各個数に応じて特定される種別の文章問題の内容を図形化して表したものである、特定表現個数対応図記憶手段と、
ユーザ操作によって入力された文章問題のテキスト又は予め記憶された文章問題のテキストのうちからユーザ操作によって選択された文章問題のテキストを表示する制御を行なう文章問題表示制御手段と、
前記文章問題表示制御手段により表示された前記文章問題のテキストから前記各特定表現の各個数を検出する特定表現個数検出手段と、
前記特定表現個数検出手段により検出された各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、数値無しの単位数、及び、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに対して最も一致度の高い組み合わせに対する図テンプレートを前記特定表現個数対応図記憶手段から読み出して該当図テンプレートとして表示する制御を行なう該当図テンプレート表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、問題毎に図テンプレートを対応付けて記憶させておく必要がなく、従来よりも使い勝手を向上させて文章問題の学習を支援することができる。
表示端末の機能構成を示すブロック図である。 図形テンプレートテーブルを示す図である。 学習支援処理の流れを示すフローチャートである。 学習支援処理の流れを示すフローチャートである。 学習支援処理の流れを示すフローチャートである。 学習支援処理の流れを示すフローチャートである。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 (a)はディスプレイの表示内容を示す図であり、(b)は部分図形パラメータ間の関係式を示す図である。 (a)はディスプレイの表示内容を示す図であり、(b)は部分図形パラメータ間の関係式を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[構成]
図1は、本実施の形態における表示端末1の概略構成を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施の形態における表示端末1は、表示部21と、入力部22と、記憶媒体読取部23と、記憶部24と、CPU25等とを備えて構成されている。
表示部21は、ディスプレイ210を備えており、CPU25から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ210に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ210は、いわゆるタッチパネル221と一体的に形成されており、ユーザによるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部22は、キー群220や上述のタッチパネル221を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル221の位置に対応する信号をCPU25に出力するようになっている。
記憶媒体読取部23は、SDカード等の外部記憶媒体23aから情報を読み出したり、当該外部記憶媒体23aに情報を記録したりするようになっている。
記憶部24は、表示端末1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU25の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部24は、本発明に係る学習支援プログラム240と、教材データベース241と、図形テンプレートテーブル242等とを記憶している。
学習支援プログラム240は、後述の学習支援処理(図3〜図6参照)をCPU25に実行させるためのプログラムである。
教材データベース241は、算数などの文章問題を複数記憶している。
図形テンプレートテーブル242は、図2に示すように、文章問題の種別を「種別1」,「種別2」,…の何れかとして特定するために問題文から検出可能な複数の問題種別特定事項の各組合せパターンと、各組合せパターンにより特定される種別の文章問題の内容を図形化して表した図テンプレートと、図テンプレートの部分図形についてのパラメータ(以下、部分図形パラメータとする)間の関係式(以下、部分図形パラメータ関係式とする)と、各組合せパターンにより特定される種別の文章問題を解くために必要な既知変数(以下、必要既知変数とする)の個数と、を対応付けて記憶している。
このうち、問題種別特定事項は、文章問題の種別を特定するために問題文から検出される事項であり、本実施の形態においては変数「M」〜「W」の数値として表されている。具体的には、問題種別特定事項は、問題文内の数詞の対象物の種類数(変数「M」)と、数詞の種類数(変数「N」)と、数詞の種類別の個数(変数「O1」,「O2」,…)と、数値に組み合わされていない単位の個数(変数「P」)と、問題文内の集合表現の有無(変数「Q」)と、独立表現の有無(変数「R」)と、平均表現の有無(変数「S」)と、百分率表現の有無(変数「T」)と、比率表現の有無(変数「U」)と、不足表現の有無(変数「V」)と、余剰表現の有無(変数「W」)とを含んでいる。但し、問題種別特定事項が問題文内の数詞の対象物の種類数と、数詞の種類数と、数詞の種類別の個数と、数値に組み合わされていない単位の個数との4つのみを含むこととしても良い。
ここで、数詞とは、1本や3冊など、数値と助数詞とから構成される語要素であり、助数詞には、メートルなどの計量単位を表す語が含まれる。また、数詞の対象物とは、例えば問題文内に「1本のえんぴつ」という文字列が含まれる場合には、「えんぴつ」である。なお、例えば問題文に「50円」、「70円」、「12個」という数詞が含まれる場合には、「50円」と「70円」とは同一種類の数詞であるため、数詞の種類数は「2」である。
また、数詞の種類別の個数についての変数「O1」,「O2」,…における添え字の「1」,「2」,…は数詞の種類を表している。そして、数詞の種類別の個数とは、例えば問題文に「50円」、「70円」、「740円」、「12個」という数詞が含まれる場合には、変数「O1」は「3」、変数「O2」は「1」である。
また、数値に組み合わされていない単位とは、例えば「何個」などである。また、集合表現とは、例えば「あわせて」等の表現である。また、独立表現とは、例えば「それぞれ」、「おのおの」等の表現である。また、平均表現とは、例えば「平均」等の表現である。また、百分率表現とは、例えば「%」等の表現である。また、比率表現とは、例えば「○:○」、「○対○」(但し「○」は任意の数値)等の表現である。また、不足表現とは、例えば「不足」、「足りず」等の表現である。また、余剰表現とは、例えば「余り」、「余る」等の表現である。
また、図テンプレートは、問題種別特定事項の各組合せパターンにより特定される種別の文章問題から得られる既知変数及び未知変数を、当該図テンプレートの部分図形の長さ、角度及び面積の何れかを表す各部分図形パラメータに対して対応付けることができるよう、当該文章問題の内容を図形化して表している。なお、図テンプレートの部分図形とは、例えば辺や角、領域などであり、図テンプレートにおける図の全体を含む。
CPU25は、表示端末1の各部を中央制御する。具体的には、CPU25は、記憶部24に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを展開し、展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
[学習支援処理]
続いて、表示端末1によって実行される学習支援処理について、図面を参照しつつ説明する。
図3〜図6は、学習支援処理の動作を説明するためのフローチャートである。なお、この学習支援処理は、ユーザにより入力部22を介して学習支援処理の実行指示が入力されると、記憶部24から学習支援プログラム240が読み出されて適宜展開される結果、当該学習支援プログラム240とCPU25との協働によって実行される。
図3に示すように、学習支援処理においては、まずCPU25は、ユーザ操作によって文章問題が入力されるか、或いは教材データベース241における何れかの文章問題が選択されるか否かを判定する(ステップS1)。
このステップS1において文章問題の入力も選択もされないと判定した場合(ステップS1;No)には、CPU25は、ステップS1の処理を繰り返す。
また、ステップS1において文章問題の入力または選択がされたと判定した場合(ステップS1;Yes)には、CPU25は、入力・選択された文章問題をディスプレイ210に表示させる(ステップS2)。
次に、CPU25は、文章問題の問題文を構文解析した後(ステップS3)、問題文内の数詞の対象物の種類数を変数「M」の値として設定する(ステップS4)。
次に、CPU25は、問題文内の数詞の種類数を変数「N」の値として設定する(ステップS5)。
次に、CPU25は、問題文内の数詞の種類別の個数を変数「O1」,「O2」,…の値として設定する(ステップS6)。
次に、CPU25は、問題文内で数値に組み合わされていない単位の個数を変数「P」の値として設定する(ステップS7)。
次に、図4に示すように、CPU25は、問題文内に集合表現があるか否かを判定し(ステップS8)、集合表現があると判定した場合(ステップS8;Yes)には、変数「Q」の値を「1」として設定して(ステップS9)、後述のステップS11に移行する。
また、ステップS8において集合表現がないと判定した場合(ステップS8;No)には、CPU25は、変数「Q」の値を「0」として設定する(ステップS10)。
次に、CPU25は、問題文内に独立表現があるか否かを判定し(ステップS11)、独立表現があると判定した場合(ステップS11;Yes)には、変数「R」の値を「1」として設定して(ステップS12)、後述のステップS14に移行する。
また、ステップS11において独立表現がないと判定した場合(ステップS11;No)には、CPU25は、変数「R」の値を「0」として設定する(ステップS13)。
次に、CPU25は、問題文内に平均表現があるか否かを判定し(ステップS14)、平均表現があると判定した場合(ステップS14;Yes)には、変数「S」の値を「1」として設定して(ステップS15)、後述のステップS17に移行する。
また、ステップS14において平均表現がないと判定した場合(ステップS14;No)には、CPU25は、変数「S」の値を「0」として設定する(ステップS16)。
次に、CPU25は、問題文内に百分率表現があるか否かを判定し(ステップS17)、百分率表現があると判定した場合(ステップS17;Yes)には、変数「T」の値を「1」として設定して(ステップS18)、後述のステップS20に移行する。
また、ステップS17において百分率表現がないと判定した場合(ステップS17;No)には、CPU25は、変数「T」の値を「0」として設定する(ステップS19)。
次に、CPU25は、問題文内に比率表現があるか否かを判定し(ステップS20)、比率表現があると判定した場合(ステップS20;Yes)には、変数「U」の値を「1」として設定して(ステップS21)、後述のステップS23に移行する。
また、ステップS20において比率表現がないと判定した場合(ステップS20;No)には、CPU25は、変数「U」の値を「0」として設定する(ステップS22)。
次に、CPU25は、問題文内に不足表現があるか否かを判定し(ステップS23)、不足表現があると判定した場合(ステップS23;Yes)には、変数「V」の値を「1」として設定して(ステップS24)、後述のステップS26に移行する。
また、ステップS23において不足表現がないと判定した場合(ステップS23;No)には、CPU25は、変数「V」の値を「0」として設定する(ステップS25)。
次に、CPU25は、問題文内に余剰表現があるか否かを判定し(ステップS26)、余剰表現があると判定した場合(ステップS26;Yes)には、変数「W」の値を「1」として設定して(ステップS27)、図5に示すように、後述のステップS30に移行する。
また、図4に示すように、ステップS26において余剰表現がないと判定した場合(ステップS26;No)には、CPU25は、変数「W」の値を「0」として設定する(ステップS28)。
次に、CPU25は、図5に示すように、ステップS4〜S28で設定した変数「M」〜「W」の値と、文章問題の各種別に対応付けて図形テンプレートテーブル242に予め記憶された問題種別特定事項の組合せパターンにおける変数「M」〜「W」の値とを比較する(ステップS30)。
次に、CPU25は、図形テンプレートテーブル242に記憶された各種別の問題種別特定事項の組合せパターンを、ステップS4〜S28で設定した変数「M」〜「W」の値に対する一致度の高い順に抽出し、抽出された各組合せパターンに対応する図テンプレートを、抽出順に従ってディスプレイ210にサムネイル表示させる(ステップS31)。但し、このときCPU25は、ステップS4〜S28で設定した変数「M」〜「W」の値に対して最も一致度の高い組合せパターンの図テンプレートのみをサムネイル表示させることとしても良い。
次に、CPU25は、サムネイル画像の選択操作が行われるか否かを判定し(ステップS32)、行われないと判定した場合(ステップS32;No)には、ステップS32の処理を繰り返す。
また、ステップS32においてサムネイル画像の選択操作が行われたと判定した場合(ステップS32;Yes)には、CPU25は、選択されたサムネイル画像の図テンプレート(以下、該当図テンプレートとする)をディスプレイ210に表示させる(ステップS41)。
次に、CPU25は、該当図テンプレートの部分図形パラメータごとに、文章問題における既知変数のうち、当該部分図形パラメータに対応する既知変数の値を検出する(ステップS42)。例えば、このときCPU25は、ステップS3での構文解析の結果に基づいて文章問題における既知変数の値と、その既知変数の種類とを検知し、該当図テンプレートにおける上下方向の辺の長さの部分図形パラメータとして、文章問題における金額の数値を検出し、該当図テンプレートにおける左右方向の辺の長さの部分図形パラメータとして、文章問題における個数の数値を検出する。
次に、CPU25は、該当図テンプレートに対応付けられた必要既知変数の個数を図形テンプレートテーブル242から読み出し、変数「X」の値として設定する(ステップS43)。
次に、CPU25は、該当図テンプレートの何れかの部分図形パラメータを既知パラメータとする操作、及び当該既知パラメータの値を入力する操作が行われるか否かを判定し(ステップS44)、行われないと判定した場合(ステップS44;No)には、当該ステップS44の処理を繰り返す。
また、ステップS44において該当図テンプレートの何れかの部分図形パラメータを既知パラメータとする操作、及び当該既知パラメータの値を入力する操作が行われたと判定した場合(ステップS44;Yes)には、CPU25は、入力された値が正しいか否かを判定する(ステップS45)。より具体的には、このときCPU25は、ステップS44で既知パラメータの値として入力された部分図形パラメータの値と、当該部分図形パラメータについてステップS42で検出された既知変数の値とを比較することで、入力値の正誤を判定する。
そして、このステップS45において入力された値が正しいと判定した場合(ステップS45;Yes)には、CPU25は、後述のステップS47に移行する。
また、ステップS45において入力された値が正しくないと判定した場合(ステップS45;No)には、CPU25は、入力値が誤りである旨をディスプレイ210に表示させてユーザに報知するとともに、該当の部分図形パラメータについてステップS42で検出された既知変数の値を、当該部分図形パラメータの正しい値として入力内容を自動修正する(ステップS46)。
次に、CPU25は、変数「X」の値を「1」だけ減らした後(ステップS47)、部分図形パラメータについて入力された値を、当該部分図形パラメータの値としてディスプレイ210に表示させる(ステップS48)。
次に、CPU25は、変数「X」の値が「0」であるか否かを判定し(ステップS49)、「0」でないと判定した場合(ステップS49;No)には、上述のステップS44に移行する。
また、ステップS49において変数「X」の値が「0」であると判定した場合(ステップS49;Yes)には、図6に示すように、CPU25は、該当図テンプレートに対応する部分図形パラメータ関係式を図形テンプレートテーブル242から読み出す(ステップS51)。
次に、CPU25は、該当図テンプレートの各部分図形についての既知パラメータの値と、部分図形パラメータ関係式とに基づいて、当該部分図形パラメータ関係式における各部分図形パラメータのうち、未知の部分図形パラメータを算出できるか否かを判定する(ステップS52)。
このステップS52において未知の部分図形パラメータを算出できると判定した場合(ステップS52;Yes)には、CPU25は、この未知の部分図形パラメータを設定対象の部分図形パラメータとして設定するとともに、該当図テンプレートに対応付けられた部分図形パラメータ関係式に現時点での既知パラメータを代入して当該関係式を変形することにより、設定対象の部分図形パラメータを算出するための計算式(以下、計算式(A)とする)を作成し、作成された計算式(A)に基づいて、設定対象の部分図形パラメータの値(以下、値(B)とする)を算出する(ステップS53)。これにより、設定対象の部分図形パラメータが、値(B)の既知パラメータとなる。
次に、CPU54は、設定対象の部分図形パラメータについて、当該部分図形パラメータを計算するための計算式と、その計算結果の値との入力操作が行われるか否かを判定する(ステップS54)。
このステップS54において部分図形パラメータを計算するための計算式と、その計算結果の値との入力操作が行われたと判定した場合(ステップS54;Yes)には、CPU25は、入力された計算式及び計算結果の値が、計算式(A)及び値(B)に合致するか否かを判定する(ステップS55)。
そして、ステップS55において入力された計算式及び計算結果の値が計算式(A)及び値(B)に合致すると判定した場合(ステップS55;Yes)には、CPU25は、入力内容が正解である旨をディスプレイ210に表示させ(ステップS56)、上述のステップS52に移行する。
また、ステップS55において入力された計算式及び計算結果の値が計算式(A)及び値(B)に合致しないと判定した場合(ステップS55;No)には、CPU25は、入力内容が不正解である旨をディスプレイ210に表示させるとともに、正しい計算式及び計算結果の値として計算式(A)及び値(B)をディスプレイ210に表示させ(ステップS57)、上述のステップS52に移行する。
また、上述のステップS54において部分図形パラメータを計算するための計算式と、その計算結果の値との入力操作が行われないと判定した場合(ステップS54;No)には、CPU25は、設定対象の部分図形パラメータを計算するための計算式と、その計算結果の値として、計算式(A)及び値(B)をディスプレイ210に表示させた後(ステップS58)、上述のステップS52に移行する。
また、上述のステップS52において未知の部分図形パラメータを算出できないと判定した場合(ステップS52;No)には、CPU25は、学習支援処理を終了する旨の操作が行われるか否かを判定する(ステップS61)。
そして、ステップS61において学習支援処理を終了する旨の操作が行われないと判定した場合(ステップS61;No)には、CPU25は、図3に示すように、上述のステップS1に移行する一方、操作が行われたと判定した場合(ステップS61;Yes)には、学習支援処理を終了する。
[動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述した表示端末1の動作を具体的に説明する。
(動作例1)
まず、ユーザが教材データベース241における文章問題の選択を行うと(ステップS1;Yes)、図7(a)に示すように、選択された文章問題がディスプレイ210に表示される(ステップS2)。また、本動作例においては、このときディスプレイ210には、アドバイスの表示を指示するための解法解説呼び出しアイコン100が表示される。
次に、ユーザが解法解説呼び出しアイコン100に対してタッチ操作を行うと、文章問題の問題文が構文解析され(ステップS3)、問題文内の数詞「50円」,「70円」,「12個」,「740円」の対象物「えんぴつ」,「ノート」の種類数「2」が変数「M」の値として設定される(ステップS4)。
次に、問題文内の数詞「50円」,「70円」,「12個」,「740円」の種類数「2」が変数「N」の値として設定される(ステップS5)。
次に、問題文内の数詞の種類(「〜円」,「〜個」)別の個数「3」,「1」が変数「O1」,「O2」,…の値として設定される(ステップS6)。
次に、問題文内で数値に組み合わされていない単位「何個」の個数「1」が変数「P」の値として設定される(ステップS7)。
次に、問題文内に集合表現「あわせて」があると判定され(ステップS8;Yes)、変数「Q」の値が「1」として設定される(ステップS9)。
次に、問題文内に独立表現「それぞれ」があると判定され(ステップS11;Yes)、変数「R」の値が「1」として設定される(ステップS12)。
次に、問題文内に平均表現、百分率表現、比率表現、不足表現、余剰表現がないと判定され(ステップS14,S17,S20,S23,S26;No)、変数「S」,「T」,「U」,「V」,「W」の値が「0」として設定される(ステップS16,S19,S22,S25,S28)。
次に、設定された変数「M」〜「W」の値と、図形テンプレートテーブル242に予め記憶された問題種別特定事項の組合せパターンにおける変数「M」〜「W」の値とが比較された後(ステップS30)、設定された変数「M」〜「W」の値に対する一致度の高い順に、問題種別特定事項の組合せパターンが抽出され、図7(b)に示すように、抽出された各組合せパターンに対応する図テンプレートが抽出順に従ってディスプレイ210にサムネイル表示される(ステップS31)。なお、設定された変数「M」〜「W」の値に対して最も一致度の高い組合せパターンの図テンプレートのみがサムネイル表示される場合には、図中の一点鎖線で囲まれた図テンプレートは表示されない。
次に、図7(c),(d)に示すように、ユーザがサムネイル画像の選択操作を行うと(ステップS32;Yes)、選択されたサムネイル画像の該当図テンプレートがディスプレイ210に表示される(ステップS41)。また、本動作例においては、このときディスプレイ210に解法解説呼び出しアイコン100が表示される。
次に、該当図テンプレートの部分図形パラメータ「辺I」〜「辺III」,「面積A+B」について、当該部分図形パラメータに対応する既知変数の値「50」,「70」,「12」,「740」が検出される(ステップS42)。なお、図7〜図9においては、部分図形パラメータにおけるローマ数字「I」,「II」等を、丸付きのアラビア数字で図示している。
次に、該当図テンプレートに対応付けられた必要既知変数の個数「4」が図形テンプレートテーブル242から読み出され、変数「X」の値として設定される(ステップS43)。
次に、該当図テンプレートの部分図形パラメータ「辺I」を既知パラメータとし、当該既知パラメータの値「50」を入力する操作をユーザが行うと(ステップS44;Yes)、入力された値が正しいと判定される(ステップS45;Yes)。
次に、変数「X」の値が「1」だけ減らされて「3」に設定された後(ステップS47)、図8(a)に示すように、部分図形パラメータ「辺I」について入力された値「50」が当該部分図形パラメータの値としてディスプレイ210に表示される(ステップS48)。
以降、同様にして該当図テンプレートの部分図形パラメータ「辺II」,「辺III」,「面積A+B」を既知パラメータとし、当該既知パラメータの値「70」,「12」,「740」を入力する操作をユーザが行うと(ステップS44;Yes)、入力された値が正しいと判定される(ステップS45;Yes)。そして、変数「X」の値が「0」に設定され(ステップS47)、部分図形パラメータ「辺II」,「辺III」,「面積A+B」について入力された値「70」,「12」,「740」が当該部分図形パラメータの値としてディスプレイ210に表示される(ステップS48)。
次に、変数「X」の値が「0」であると判定されるとともに(ステップS49;Yes)、ユーザが解法呼び出しアイコン100に対してタッチ操作を行うと、該当図テンプレートに対応する部分図形パラメータ関係式(図2の一段目参照)が図形テンプレートテーブル242から読み出される(ステップS51)。
次に、該当図テンプレートの各部分図形「辺I」〜「辺III」,「面積A+B」についての既知パラメータの値「50」,「70」,「12」,「740」と、部分図形パラメータ関係式とに基づいて、当該部分図形パラメータ関係式における各部分図形パラメータのうち、未知の部分図形パラメータ「辺IV」が算出できると判定される(ステップS52;Yes)。
次に、この部分図形パラメータ「辺IV」が設定対象の部分図形パラメータに設定され、設定対象の部分図形パラメータを算出するための計算式(A)「辺IV=辺II−辺I」が作成されるとともに、部分図形パラメータ「辺IV」の値(B)「20」が算出され(ステップS53)、図8(b)に示すように、これら計算式(A)及び値(B)がディスプレイ210に表示される(ステップS58)。
次に、該当図テンプレートの各部分図形「辺I」〜「辺IV」,「面積A+B」についての既知パラメータの値「50」,「70」,「12」,「20」,「740」と、部分図形パラメータ関係式とに基づいて、当該部分図形パラメータ関係式における各部分図形パラメータのうち、未知の部分図形パラメータ「面積A+B+C」が算出できると判定される(ステップS52;Yes)。
次に、この部分図形パラメータ「面積A+B+C」が設定対象の部分図形パラメータに設定され、設定対象の部分図形パラメータを算出するための計算式(A)「面積A+B+C=辺II×辺III」が作成されるとともに、部分図形パラメータ「面積A+B+C」の値(B)「840」が算出される(ステップS53)。
次に、図8(c)に示すように、ユーザが設定対象の部分図形パラメータ「面積A+B+C」について、当該部分図形パラメータを計算するための計算式「面積A+B+C=辺II×辺IV」と、その計算結果の値「240」との入力操作を行うと(ステップS54;Yes)、入力された計算式及び計算結果の値が計算式(A)及び値(B)に合致しないと判定され(ステップS55;No)、入力内容が不正解である旨がディスプレイ210に表示されるとともに、正しい計算式及び計算結果の値として計算式(A)及び値(B)がディスプレイ210に表示される(ステップS57)。
次に、該当図テンプレートの各部分図形「辺I」〜「辺IV」,「面積A+B」,「面積A+B+C」についての既知パラメータの値「50」,「70」,「12」,「20」,「740」、「840」と、部分図形パラメータ関係式とに基づいて、当該部分図形パラメータ関係式における各部分図形パラメータのうち、未知の部分図形パラメータ「面積C」が算出できると判定される(ステップS52;Yes)。
次に、この部分図形パラメータ「面積C」が設定対象の部分図形パラメータに設定され、設定対象の部分図形パラメータを算出するための計算式(A)「面積C=面積A+B+C−面積A+B」が作成されるとともに、部分図形パラメータ「面積C」の値(B)「100」が算出され(ステップS53)、図8(d)に示すように、これら計算式(A)及び値(B)がディスプレイ210に表示される(ステップS58)。
次に、該当図テンプレートの各部分図形「辺I」〜「辺IV」,「面積A+B」,「面積A+B+C」,「面積C」についての既知パラメータの値「50」,「70」,「12」,「20」,「740」、「840」,「100」と、部分図形パラメータ関係式とに基づいて、当該部分図形パラメータ関係式における各部分図形パラメータのうち、未知の部分図形パラメータ「辺V」が算出できると判定される(ステップS52;Yes)。
次に、この部分図形パラメータ「辺V」が設定対象の部分図形パラメータに設定され、設定対象の部分図形パラメータを算出するための計算式(A)「辺V=面積C÷辺IV」が作成されるとともに、部分図形パラメータ「辺V」の値(B)「5」が算出され(ステップS53)、図9(a)に示すように、これら計算式(A)及び値(B)がディスプレイ210に表示される(ステップS58)。
次に、該当図テンプレートの各部分図形「辺I」〜「辺V」,「面積A+B」,「面積A+B+C」,「面積C」についての既知パラメータの値「50」,「70」,「12」,「20」,「5」,「740」、「840」,「100」と、部分図形パラメータ関係式とに基づいて、当該部分図形パラメータ関係式における各部分図形パラメータのうち、未知の部分図形パラメータ「辺VI」が算出できると判定される(ステップS52;Yes)。
次に、この部分図形パラメータ「辺VI」が設定対象の部分図形パラメータに設定され、設定対象の部分図形パラメータを算出するための計算式(A)「辺VI=辺III−辺V」が作成されるとともに、部分図形パラメータ「辺VI」の値(B)「7」が算出され(ステップS53)、図9(b)に示すように、これら計算式(A)及び値(B)がディスプレイ210に表示される(ステップS58)。
(動作例2)
まず、ユーザが教材データベース241における文章問題の選択を行うと(ステップS1;Yes)、図9(c)に示すように、選択された文章問題がディスプレイ210に表示される(ステップS2)。
次に、文章問題の問題文が構文解析され(ステップS3)、問題文内の数詞「40人」,「80点」,「86点」,「24人」の対象物の種類数「2」が変数「M」の値として設定される(ステップS4)。
次に、問題文内の数詞「40人」,「80点」,「86点」,「24人」の種類数「2」が変数「N」の値として設定される(ステップS5)。
次に、問題文内の数詞の種類(「〜人」,「〜点」)別の個数「2」,「2」が変数「O1」,「O2」,…の値として設定される(ステップS6)。
次に、問題文内で数値に組み合わされていない単位「何点」の個数「1」が変数「P」の値として設定される(ステップS7)。
次に、問題文内に集合表現「あわせて」がないと判定され(ステップS8;No)、変数「Q」の値が「0」として設定される(ステップS10)。
次に、問題文内に独立表現「それぞれ」がないと判定され(ステップS11;No)、変数「R」の値が「0」として設定される(ステップS13)。
次に、問題文内に平均表現があると判定され(ステップS14;Yes)、変数「S」の値が「1」として設定される(ステップS15)。
次に、問題文内に百分率表現、比率表現、不足表現、余剰表現がないと判定され(ステップS17,S20,S23,S26;No)、変数「T」,「U」,「V」,「W」の値が「0」として設定される(ステップS19,S22,S25,S28)。
次に、設定された変数「M」〜「W」の値と、図形テンプレートテーブル242に予め記憶された問題種別特定事項の組合せパターンにおける変数「M」〜「W」の値とが比較された後(ステップS30)、設定された変数「M」〜「W」の値に対する一致度の高い順に、問題種別特定事項の組合せパターンが抽出され、抽出された各組合せパターンに対応する図テンプレートが抽出順に従ってディスプレイ210にサムネイル表示される(ステップS31)。
次に、ユーザがサムネイル画像の選択操作を行うと(ステップS32;Yes)、図9(b)に示すように、選択されたサムネイル画像の該当図テンプレートがディスプレイ210に表示される(ステップS41)。
次に、該当図テンプレートの部分図形パラメータ「辺I」〜「辺III」,「面積A+B+C」について、当該部分図形パラメータに対応する既知変数の値「80」,「86」,「40」,「740」が検出される(ステップS42)。
次に、該当図テンプレートに対応付けられた必要既知変数の個数「4」が図形テンプレートテーブル242から読み出され、変数「X」の値として設定される(ステップS43)。
次に、該当図テンプレートの部分図形パラメータ「辺I」を既知パラメータとし、当該既知パラメータの値「80」を入力する操作をユーザが行うと(ステップS44;Yes)、入力された値が正しいと判定される(ステップS45;Yes)。
次に、変数「X」の値が「1」だけ減らされて「3」に設定された後(ステップS47)、部分図形パラメータ「辺I」について入力された値「80」が当該部分図形パラメータの値としてディスプレイ210に表示される(ステップS48)。
以降、同様にして該当図テンプレートの部分図形パラメータ「辺II」,「辺III」,「面積A+B+C」を既知パラメータとし、当該既知パラメータの値「86」,「40」,「740」を入力する操作をユーザが行うと(ステップS44;Yes)、入力された値が正しいと判定される(ステップS45;Yes)。そして、変数「X」の値が「0」に設定され(ステップS47)、部分図形パラメータ「辺II」,「辺III」,「面積A+B+C」について入力された値「86」,「40」,「740」が当該部分図形パラメータの値としてディスプレイ210に表示される(ステップS48)。
以上、本実施の形態によれば、図3〜図6のステップS4〜S41や図7〜図11等に示したように、表示された文章問題の問題文から各問題種別特定事項が検出されるとともに、検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する図テンプレートが図形テンプレートテーブル242から読み出されて表示されるので、問題毎に図テンプレートを対応付けて記憶させておかなくても、表示される文章問題に合致する図テンプレートが解法のアドバイスとして表示されるので、従来よりも使い勝手を向上させて文章問題の学習を支援することができる。
また、図6のステップS52,S57,S58等に示したように、ユーザ操作により入力された既知パラメータの値に基づいて、該当図テンプレートに対応付けられた関係式を変形することにより、該当図テンプレートにおける各部分図形パラメータのうち、未知パラメータを求めるための計算式(A)が作成されて表示されるので、文章問題の学習をより確実に支援することができる。
また、図5のステップS42,S45〜S48や図8(a)等に示したように、該当図テンプレートの部分図形パラメータごとに、文章問題における既知変数のうち、当該部分図形パラメータに対応する既知変数の値が検出され、ユーザにより部分図形パラメータについて入力される既知パラメータの値と、当該部分図形パラメータについて検出された既知変数の値とを比較することで、ユーザによる入力内容の正誤が判定され、判定結果が報知されるので、文章問題の学習をより確実に支援することができる。
また、図6のステップS55〜S57や図8〜図9等に示したように、ユーザにより該当図テンプレートの未知パラメータを求めるための計算式が入力されると、その正誤が判定され、誤りであると判定された場合には、CPU25によって作成された計算式(A)が表示されるので、文章問題の学習をより確実に支援することができる。
なお、上記の実施の形態における表示端末1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、本発明に係る学習支援装置を表示端末1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、関数電卓、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る学習支援プログラム240は、表示端末1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
また、図テンプレートとして、図2に示したような面積図を用いることとして説明したが、例えば図10(a)や図11(a)に示すような、いわゆる天秤図や線分図を用いることとしても良い。この場合には、部分図形パラメータ間の関係式として、図10(b)に示すような「てんびん算」の式や、図11(b)に示すような「ニュートン算」の式が用いられる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
文章問題の種別を特定するために問題文から検出可能な複数の問題種別特定事項の組合せパターンが文章問題の種別ごとに予め記憶されているとともに、各組合せパターンに対応付けて、当該組合せパターンにより特定される種別の文章問題の内容を図形化して表した図テンプレートが記憶されている図テンプレート記憶手段と、
文章問題を表示する文章問題表示手段と、
前記文章問題表示手段により表示された文章問題の問題文から各問題種別特定事項を検出する問題種別特定事項検出手段と、
前記問題種別特定事項検出手段により検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する図テンプレートを前記図テンプレート記憶手段から読み出して該当図テンプレートとして表示する制御を行なう該当図テンプレート表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする学習支援装置。
<請求項2>
請求項1記載の学習支援装置において、
前記複数の問題種別特定事項は、
少なくとも、問題文内の数詞の対象物の種類数と、数詞の種類数と、数詞の種類別の個数と、数値に組み合わされていない単位の個数と、を含み、
前記図テンプレートは、
対応する前記組合せパターンにより特定される種別の文章問題から得られる既知変数及び未知変数を、当該図テンプレートの部分図形の長さ、角度及び面積の何れかを表す各部分図形パラメータに対して対応付けることができるよう、当該文章問題の内容を図形化して表すことを特徴とする学習支援装置。
<請求項3>
請求項1または2記載の学習支援装置において、
前記複数の問題種別特定事項は、
問題文内の集合表現の有無と、独立表現の有無と、平均表現の有無と、百分率表現の有無と、比率表現の有無と、不足表現の有無と、余剰表現の有無と、を含むことを特徴とする学習支援装置。
<請求項4>
請求項1から3の何れか一項に記載の学習支援装置において、
各図テンプレートに対応づけて、この図テンプレートの各部分図形パラメータの間の関係式が記憶されている関係式記憶手段と、
ユーザ操作に基づいて、前記該当図テンプレートの何れかの部分図形パラメータを既知パラメータとし、当該既知パラメータの値を入力する既知パラメータ入力手段と、
前記既知パラメータ入力手段により入力された既知パラメータの値に基づいて、前記該当図テンプレートに対し前記関係式記憶手段により対応付けられた関係式を変形することにより、前記該当図テンプレートにおける各部分図形パラメータのうち、前記既知パラメータ以外の未知パラメータを求めるための未知パラメータ計算式を作成して表示する制御を行なう未知パラメータ計算式作成表示制御手段と、
を備えることを特徴とする学習支援装置。
<請求項5>
請求項4記載の学習支援装置において、
前記該当図テンプレートの部分図形パラメータごとに、前記文章問題表示手段により表示された文章問題における既知変数のうち、当該部分図形パラメータに対応する既知変数の値を検出する既知変数値検出手段と、
前記既知パラメータ入力手段により部分図形パラメータについて入力される既知パラメータの値と、当該部分図形パラメータについて前記既知変数値検出手段により検出された既知変数の値とを比較することで、前記既知パラメータ入力手段による入力内容の正誤を判定し、判定結果をユーザに報知する変数正誤判定手段を備えることを特徴とする学習支援装置。
<請求項6>
請求項4または5記載の学習支援装置において、
ユーザ操作に基づいて、前記該当図テンプレートの前記未知パラメータを求めるためのユーザ作成未知パラメータ計算式を入力する未知パラメータ計算式入力手段を備え、
前記未知パラメータ計算式作成表示制御手段は、
前記既知パラメータ入力手段により入力された既知パラメータの値に基づいて、前記該当図テンプレートに対し前記関係式記憶手段により対応付けられた関係式を変形することにより、前記該当図テンプレートの前記未知パラメータを求めるための未知パラメータ計算式を作成する未知変数計算式作成手段と、
前記ユーザ作成未知パラメータ計算式と、前記未知パラメータ計算式とを比較することにより、前記ユーザ作成未知パラメータ計算式の正誤を判定する計算式正誤判定手段と、
前記計算式正誤判定手段により前記ユーザ作成未知パラメータ計算式が誤りであると判定された場合に、前記未知パラメータ計算式を表示する制御を行なう未知パラメータ計算式表示制御手段と、
を有することを特徴とする学習支援装置。
<請求項7>
文章問題の種別を特定するために問題文から検出可能な複数の問題種別特定事項の組合せパターンが文章問題の種別ごとに予め記憶されているとともに、各組合せパターンに対応付けて、当該組合せパターンにより特定される種別の文章問題の内容を図形化して表した図テンプレートが記憶されている図テンプレート記憶手段を有するコンピュータに、
文章問題を表示する文章問題表示機能と、
前記文章問題表示機能により表示された文章問題の問題文から各問題種別特定事項を検出する問題種別特定事項検出機能と、
前記問題種別特定事項検出機能により検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する図テンプレートを前記図テンプレート記憶手段から読み出して該当図テンプレートとして表示する制御を行う該当図テンプレート表示制御機能と、
を実現させることを特徴とする学習支援プログラム。
1 表示端末
25 CPU
210 ディスプレイ
240 学習支援プログラム
242 図形テンプレートテーブル

Claims (8)

  1. 文章問題のテキストから検出可能な複数の各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、及び、数値無しの単位数、ならびに、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに応じた図テンプレートが文章問題の種別ごとに記憶されており、前記図テンプレートは前記各特定表現の各個数に応じて特定される種別の文章問題の内容を図形化して表したものである、特定表現個数対応図記憶手段と、
    ユーザ操作によって入力された文章問題のテキスト又は予め記憶された文章問題のテキストのうちからユーザ操作によって選択された文章問題のテキストを表示する制御を行なう文章問題表示制御手段と、
    前記文章問題表示制御手段により表示された前記文章問題のテキストから前記各特定表現の各個数を検出する特定表現個数検出手段と、
    前記特定表現個数検出手段により検出された各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、数値無しの単位数、及び、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに対して最も一致度の高い組み合わせに対する図テンプレートを前記特定表現個数対応図記憶手段から読み出して該当図テンプレートとして表示する制御を行なう該当図テンプレート表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする学習支援装置。
  2. 請求項1記載の学習支援装置において、
    前記複数の特定表現のうち種類を伴うものについての各個数は、
    少なくとも、問題文内の数詞の対象物の種類数と、数詞の種類数と、数詞の種類別の個数と、数値に組み合わされていない単位の個数と、を含み、
    前記図テンプレートは、
    前記各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、数値無しの単位数、及び、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに応じて特定される種別の文章問題から得られる既知変数及び未知変数を、当該図テンプレートの部分図形の長さ、角度及び面積の何れかを表す各部分図形パラメータに対して対応付けることができるよう、当該文章問題の内容を図形化して表すことを特徴とする学習支援装置。
  3. 請求項1または2記載の学習支援装置において、
    前記複数の特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無は、
    問題文内の集合表現の有無と、独立表現の有無と、平均表現の有無と、百分率表現の有無と、比率表現の有無と、不足表現の有無と、余剰表現の有無と、を含むことを特徴とする学習支援装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の学習支援装置において、
    各図テンプレートに対応づけて、この図テンプレートの各部分図形パラメータの間の関係式が記憶されている関係式記憶手段と、
    ユーザ操作に基づいて、前記該当図テンプレートの何れかの部分図形パラメータを既知パラメータとし、当該既知パラメータの値を入力する既知パラメータ入力手段と、
    前記既知パラメータ入力手段により入力された既知パラメータの値に基づいて、前記該当図テンプレートに対し前記関係式記憶手段により対応付けられた関係式を変形することにより、前記該当図テンプレートにおける各部分図形パラメータのうち、前記既知パラメータ以外の未知パラメータを求めるための未知パラメータ計算式を作成して表示する制御を行なう未知パラメータ計算式作成表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする学習支援装置。
  5. 請求項4記載の学習支援装置において、
    前記該当図テンプレートの部分図形パラメータごとに、前記文章問題表示制御手段により表示された文章問題における既知変数のうち、当該部分図形パラメータに対応する既知変数の値を検出する既知変数値検出手段と、
    前記既知パラメータ入力手段により部分図形パラメータについて入力される既知パラメータの値と、当該部分図形パラメータについて前記既知変数値検出手段により検出された既知変数の値とを比較することで、前記既知パラメータ入力手段による入力内容の正誤を判定し、判定結果をユーザに報知する変数正誤判定手段を備えることを特徴とする学習支援装置。
  6. 請求項4または5記載の学習支援装置において、
    ユーザ操作に基づいて、前記該当図テンプレートの前記未知パラメータを求めるためのユーザ作成未知パラメータ計算式を入力する未知パラメータ計算式入力手段を備え、
    前記未知パラメータ計算式作成表示制御手段は、
    前記既知パラメータ入力手段により入力された既知パラメータの値に基づいて、前記該当図テンプレートに対し前記関係式記憶手段により対応付けられた関係式を変形することにより、前記該当図テンプレートの前記未知パラメータを求めるための未知パラメータ計算式を作成する未知変数計算式作成手段と、
    前記ユーザ作成未知パラメータ計算式と、前記未知パラメータ計算式とを比較することにより、前記ユーザ作成未知パラメータ計算式の正誤を判定する計算式正誤判定手段と、
    前記計算式正誤判定手段により前記ユーザ作成未知パラメータ計算式が誤りであると判定された場合に、前記未知パラメータ計算式を表示する制御を行なう未知パラメータ計算式表示制御手段と、
    を有することを特徴とする学習支援装置。
  7. 文章問題のテキストから検出可能な複数の各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、及び、数値無しの単位数、ならびに、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに応じた図テンプレートが文章問題の種別ごとに記憶されており、前記図テンプレートは前記各特定表現の各個数に応じて特定される種別の文章問題の内容を図形化して表したものである、特定表現個数対応図記憶手段から情報を読み出し可能に接続されたコンピュータに、
    ユーザ操作によって入力された文章問題のテキスト又は予め記憶された文章問題のテキストのうちからユーザ操作によって選択された文章問題のテキストを表示する制御を行なう文章問題表示制御機能と、
    前記文章問題表示制御機能により表示された前記文章問題のテキストから前記各特定表現の各個数を検出する特定表現個数検出機能と、
    前記特定表現個数検出機能により検出された各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、数値無しの単位数、及び、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに対して最も一致度の高い組み合わせに対する図テンプレートを前記特定表現個数対応図記憶手段から読み出して該当図テンプレートとして表示する制御を行なう該当図テンプレート表示制御機能と、
    を実現させることを特徴とする学習支援プログラム。
  8. 文章問題のテキストから検出可能な複数の各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、及び、数値無しの単位数、ならびに、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに応じた図テンプレートが文章問題の種別ごとに記憶されており、前記図テンプレートは前記各特定表現の各個数に応じて特定される種別の文章問題の内容を図形化して表したものである、特定表現個数対応図記憶手段から情報を読み出し可能に接続された表示端末の学習支援方法であって、
    ユーザ操作によって入力された文章問題のテキスト又は予め記憶された文章問題のテキストのうちからユーザ操作によって選択された文章問題のテキストを表示する制御を行なう文章問題表示制御ステップと、
    前記文章問題表示制御ステップにより表示された前記文章問題のテキストから前記各特定表現の各個数を検出する特定表現個数検出ステップと、
    前記特定表現個数検出ステップにより検出された各特定表現のうち種類を伴うものについての各個数、数値無しの単位数、及び、各特定表現のうち種類を伴うものでないものについての特定表現の有無の組み合わせに対して最も一致度の高い組み合わせに対する図テンプレートを前記特定表現個数対応図記憶手段から読み出して該当図テンプレートとして表示する制御を行なう該当図テンプレート表示制御ステップと、
    からなる学習支援方法。
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