JP5929657B2 - 学習支援装置及び学習支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、文章問題の学習を支援する学習支援装置及び学習支援プログラムに関する。
従来、算数などの学習に用いられる学習支援装置においては、予め文章問題(文章題)ごとに解法を記憶しており、ユーザが解答を入力すると、その解法に応じたアドバイスを表示するようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−085995号公報
しかしながら、従来の技術では、問題毎に解法を記憶させておく手間が掛かり、また、解法の記憶されていない問題についてはアドバイスが表示されないため、使い勝手が悪い。
本発明の課題は、従来よりも使い勝手を向上させて文章問題の学習を支援することのできる学習支援装置及び学習支援プログラムを提供することである。
以上の課題を解決するため、本発明は、学習支援装置において、
文章問題のテキストから検出可能な複数の特定表現の各個数と、文章問題のテキストに含まれる複数の変数について前記各特定表現の各個数に応じて特定される関係式と、を文章問題の種別ごとに複数組記憶ている特定表現個数関係式記憶手段と、
章問題のテキストを表示する制御を行う文章問題表示制御手段と、
前記文章問題表示制御手段により表示された前記文章問題のテキストから前記各特定表現の各個数を検出する特定表現個数検出手段と、
記検出された各特定表現の各個数と、前記特定表現個数関係式記憶手段に記憶されている前記文章問題の種別ごとの各特定表現の各個数とを比較して、文章問題の種別を特定する問題種別特定手段と、
前記問題種別特定手段により特定された文章問題の種別に対応する関係式を前記特定表現個数関係式記憶手段から読み出して該当関係式として表示する制御を行なう該当関係式表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも使い勝手を向上させて文章問題の学習を支援することができる。
表示端末の機能構成を示すブロック図である。 図形テンプレートテーブルを示す図である。 学習支援処理の流れを示すフローチャートである。 学習支援処理の流れを示すフローチャートである。 学習支援処理の流れを示すフローチャートである。 学習支援処理の流れを示すフローチャートである。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 ディスプレイの表示内容を示す図である。 (a)はディスプレイの表示内容を示す図であり、(b)は部分図形パラメータ間の関係式を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[構成]
図1は、本実施の形態における表示端末1の概略構成を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施の形態における表示端末1は、表示部21と、入力部22と、記憶媒体読取部23と、記憶部24と、CPU25等とを備えて構成されている。
表示部21は、ディスプレイ210を備えており、CPU25から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ210に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ210は、いわゆるタッチパネル221と一体的に形成されており、ユーザによるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部22は、キー群220や上述のタッチパネル221を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル221の位置に対応する信号をCPU25に出力するようになっている。
記憶媒体読取部23は、SDカード等の外部記憶媒体23aから情報を読み出したり、当該外部記憶媒体23aに情報を記録したりするようになっている。
記憶部24は、表示端末1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU25の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部24は、本発明に係る学習支援プログラム240と、教材データベース241と、図形テンプレートテーブル242等とを記憶している。
学習支援プログラム240は、後述の学習支援処理(図3〜図6参照)をCPU25に実行させるためのプログラムである。
教材データベース241は、算数などの文章問題を複数記憶している。この文章問題は、問題文内に値の明示された既知変数から、問題文内に値の明示されていない未知変数の値を計算して解答を導出するようになっている。
図形テンプレートテーブル242は、図2に示すように、文章問題(文章題)の種別を「種別1」,「種別2」,…の何れかとして特定するために問題文から検出可能な複数の問題種別特定事項の各組合せパターンと、各組合せパターンにより特定される種別の文章問題の内容を図形化して表した図テンプレートと、図テンプレートの部分図形についてのパラメータ(以下、部分図形パラメータとする)間の関係式(以下、部分図形パラメータ関係式とする)と、各組合せパターンにより特定される種別の文章問題を解くために必要な既知変数(以下、必要既知変数とする)の個数と、を対応付けて記憶している。
このうち、問題種別特定事項は、文章問題の種別を特定するために問題文から検出される事項であり、問題文内に明示された数量表現の個数及び種類数と、特定表現の有無とを含み、本実施の形態においては変数「m」〜「w」の数値として表されている。具体的には、問題種別特定事項は、問題文内の移動体の種類数(変数「m」)と、[数値+距離単位(助数詞)]項の種類数(変数「n」)と、[数値+距離単位(助数詞)]項の個数(変数「o」)と、[数値+速度単位(助数詞)]項の種類数(変数「p」)と、[数値+速度単位(助数詞)]項の個数(変数「q」)と、[数値+時間単位(助数詞)]項の種類数(変数「r」)と、[数値+時間単位(助数詞)]項の個数(変数「s」)と、対向表現の有無(変数「t」)と、追従表現の有無(変数「u」)と、遅延表現の有無(変数「v」)と、先行表現の有無(変数「w」)とを含んでいる。
ここで、距離単位としては、例えば「m」(メートル)や「km」(キロメートル)などが挙げられる。また、速度単位としては、例えば「毎分〜m」などが挙げられる。また、時間単位としては、例えば「分」などが挙げられる。
また、対向表現とは、複数の移動体が同じ位置に到達する旨の表現であり、例えば「出会う」などである。追従表現とは、複数の移動体が同じ方向に移動する旨の表現であり、例えば「追いつく」、「追い越す」などである。遅延表現とは、或る移動体が他の移動体より後に移動する旨の表現であり、例えば「遅れて」などである。先行表現とは、或る移動体が他の移動体より先に移動する旨の表現であり、例えば「先に」、「早く」などである。これらの対向表現や追従表現、遅延表現、先行表現は動詞、副詞の何れであっても良い。
また、図テンプレートは、問題種別特定事項の各組合せパターンにより特定される種別の文章問題から得られる既知変数及び未知変数を、当該図テンプレートの部分図形の長さ、角度及び面積の何れかを表す各部分図形パラメータに対して対応付けることができるよう、当該文章問題の内容を図形化して表している。これにより、部分図形パラメータ関係式は、対応する種別の文章問題の変数間の関係を示すようになっている。なお、図テンプレートの部分図形とは、例えば辺や角、領域などであり、図テンプレートにおける図の全体を含む。
CPU25は、表示端末1の各部を中央制御する。具体的には、CPU25は、記憶部24に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを展開し、展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
[学習支援処理]
続いて、表示端末1によって実行される学習支援処理について、図面を参照しつつ説明する。
図3〜図6は、学習支援処理の動作を説明するためのフローチャートである。なお、この学習支援処理は、ユーザにより入力部22を介して学習支援処理の実行指示が入力されると、記憶部24から学習支援プログラム240が読み出されて適宜展開される結果、当該学習支援プログラム240とCPU25との協働によって実行される。
図3に示すように、学習支援処理においては、まずCPU25は、ユーザ操作によって文章問題が入力されるか、或いは教材データベース241における何れかの文章問題が選択されるか否かを判定する(ステップS1)。
このステップS1において文章問題の入力も選択もされないと判定した場合(ステップS1;No)には、CPU25は、ステップS1の処理を繰り返す。
また、ステップS1において文章問題の入力または選択がされたと判定した場合(ステップS1;Yes)には、CPU25は、入力・選択された文章問題をディスプレイ210に表示させる(ステップS2)。なお、本実施の形態においては、複数の移動体に関する文章問題、いわゆる旅人算の文章問題が表示されることとして説明する。
次に、CPU25は、文章問題の問題文を構文解析した後(ステップS3)、問題文内の移動体の種類数を変数「m」の値として設定する(ステップS4)。ここで、移動体としては、例えば「太郎さん」や「花子さん」、「自動車」などが挙げられる。なお、このステップS4では、移動体の種類数の代わりに移動体の個数を変数「m」の値としても良い。
次に、CPU25は、問題文内の[数値+距離単位(助数詞)]項の種類数を変数「n」の値として設定する(ステップS5)。
次に、CPU25は、問題文内の[数値+距離単位(助数詞)]項の個数を変数「o」の値として設定する(ステップS6)。
次に、CPU25は、問題文内の[数値+速度単位(助数詞)]項の種類数を変数「p」の値として設定する(ステップS7)。
次に、CPU25は、問題文内の[数値+速度単位(助数詞)]項の個数を変数「q」の値として設定する(ステップS8)。
次に、CPU25は、問題文内の[数値+時間単位(助数詞)]項の種類数を変数「r」の値として設定する(ステップS9)。
次に、CPU25は、問題文内の[数値+時間単位(助数詞)]項の個数を変数「s」の値として設定する(ステップS10)。
次に、図4に示すように、CPU25は、問題文内に対向表現があるか否かを判定し(ステップS11)、対向表現があると判定した場合(ステップS11;Yes)には、変数「t」の値を「1」として設定して(ステップS12)、後述のステップS14に移行する。
また、ステップS11において対向表現がないと判定した場合(ステップS11;No)には、CPU25は、変数「t」の値を「0」として設定する(ステップS13)。
次に、CPU25は、問題文内に追従表現があるか否かを判定し(ステップS14)、追従表現があると判定した場合(ステップS14;Yes)には、変数「u」の値を「1」として設定して(ステップS15)、後述のステップS17に移行する。
また、ステップS14において追従表現がないと判定した場合(ステップS14;No)には、CPU25は、変数「u」の値を「0」として設定する(ステップS16)。
次に、CPU25は、問題文内に遅延表現があるか否かを判定し(ステップS17)、遅延表現があると判定した場合(ステップS17;Yes)には、変数「v」の値を「1」として設定して(ステップS18)、後述のステップS20に移行する。
また、ステップS17において遅延表現がないと判定した場合(ステップS17;No)には、CPU25は、変数「v」の値を「0」として設定する(ステップS19)。
次に、CPU25は、問題文内に先行表現があるか否かを判定し(ステップS20)、先行表現があると判定した場合(ステップS20;Yes)には、変数「w」の値を「1」として設定して(ステップS21)、後述のステップS23(図5参照)に移行する。
また、ステップS20において先行表現がないと判定した場合(ステップS20;No)には、CPU25は、変数「w」の値を「0」として設定する(ステップS22)。
次に、CPU25は、図5に示すように、ステップS4〜S22で設定した変数「m」〜「w」の値と、文章問題の各種別に対応付けて図形テンプレートテーブル242に予め記憶された問題種別特定事項の組合せパターンにおける変数「m」〜「w」の値とを比較する(ステップS30)。
次に、CPU25は、図形テンプレートテーブル242に記憶された各種別の問題種別特定事項の組合せパターンを、ステップS4〜S22で設定した変数「m」〜「w」の値に対する一致度の高い順に抽出し、抽出された各組合せパターンに対応する図テンプレートを、抽出順に従ってディスプレイ210にサムネイル表示させる(ステップS31)。但し、このときCPU25は、ステップS4〜S22で設定した変数「m」〜「w」の値に対して最も一致度の高い組合せパターンの図テンプレートのみをサムネイル表示させることとしても良い。
次に、CPU25は、サムネイル画像の選択操作が行われるか否かを判定し(ステップS32)、行われないと判定した場合(ステップS32;No)には、ステップS32の処理を繰り返す。
また、ステップS32においてサムネイル画像の選択操作が行われたと判定した場合(ステップS32;Yes)には、CPU25は、選択されたサムネイル画像の図テンプレート(以下、該当図テンプレートとする)をディスプレイ210に表示させる(ステップS41)。
次に、CPU25は、該当図テンプレートの部分図形パラメータごとに、文章問題における既知変数のうち、当該部分図形パラメータに対応する既知変数の値を検出する(ステップS42)。例えば、このときCPU25は、ステップS3での構文解析の結果に基づいて文章問題における既知変数の値と、その既知変数の種類とを検知し、該当図テンプレートにおける左右方向の両向き矢印の長さの部分図形パラメータとして、文章問題における距離や時間の数値を検出し、該当図テンプレートにおける左右方向の片向き矢印の長さの部分図形パラメータとして、文章問題における速度の数値を検出する。
次に、CPU25は、該当図テンプレートに対応付けられた必要既知変数の個数を図形テンプレートテーブル242から読み出し、変数「x」の値として設定する(ステップS43)。
次に、CPU25は、該当図テンプレートの何れかの部分図形パラメータを既知パラメータとする操作、及び当該既知パラメータの値を入力する操作が行われるか否かを判定し(ステップS44)、行われないと判定した場合(ステップS44;No)には、当該ステップS44の処理を繰り返す。
また、ステップS44において該当図テンプレートの何れかの部分図形パラメータを既知パラメータとする操作、及び当該既知パラメータの値を入力する操作が行われたと判定した場合(ステップS44;Yes)には、CPU25は、変数「x」の値を「1」だけ減らした後(ステップS47)、部分図形パラメータについて入力された値を、当該部分図形パラメータの値としてディスプレイ210に表示させる(ステップS48)。
次に、CPU25は、変数「x」の値が「0」であるか否かを判定し(ステップS49)、「0」でないと判定した場合(ステップS49;No)には、上述のステップS44に移行する。
また、ステップS49において変数「x」の値が「0」であると判定した場合(ステップS49;Yes)には、図6に示すように、CPU25は、該当図テンプレートに対応する部分図形パラメータ関係式を図形テンプレートテーブル242から読み出す(ステップS51)。
次に、CPU25は、問題文における何れかの移動体を固定対象として指定する旨の操作が行われるか否かを判定し(ステップS510)、行われないと判定した場合(ステップS510;No)には当該ステップS510を繰り返す。
また、ステップS510において何れかの移動体を固定対象として指定する旨の操作が行われたと判定した場合(ステップS510;Yes)には、CPU25は、問題文における移動体のうち、指定された移動体を固定対象の移動体、残りの移動体を非固定対象の移動体として設定し、該当図テンプレートに対応する部分図形パラメータ関係式のうち、文章問題の未知変数に関する関係式を図形テンプレートテーブル242から読み出して、該当部分図形パラメータ関係式としてディスプレイ210に表示させる(ステップS511)。また、このときCPU25は、固定対象の移動体の速度を0に変更し、非固定対象の移動体の速度を、固定対象の移動体に対する当該非固定対象の移動体の相対速度として算出される値に変更して、該当部分図形パラメータ関係式を変更して表示させる。そして、このステップS511で表示される該当部分図形パラメータ関係式は、文章問題の解法についてのアドバイスとして、ユーザに利用されることとなる。
次に、CPU25は、該当図テンプレートの各部分図形についての既知パラメータの値と、部分図形パラメータ関係式とに基づいて、当該部分図形パラメータ関係式における各部分図形パラメータのうち、未知の部分図形パラメータを算出できるか否かを判定する(ステップS52)。
このステップS52において未知の部分図形パラメータを算出できると判定した場合(ステップS52;Yes)には、CPU25は、この未知の部分図形パラメータを設定対象の部分図形パラメータとして設定するとともに、該当図テンプレートに対応付けられた部分図形パラメータ関係式に現時点での既知パラメータを代入して当該関係式を変形することにより、設定対象の部分図形パラメータを算出するための計算式(以下、計算式(A)とする)を作成し、作成された計算式(A)に基づいて、設定対象の部分図形パラメータの値(以下、値(B)とする)を算出する(ステップS53)。これにより、設定対象の部分図形パラメータが、値(B)の既知パラメータとなる。
次に、CPU54は、設定対象の部分図形パラメータについて、当該部分図形パラメータを計算するための計算式と、その計算結果の値との入力操作が行われるか否かを判定する(ステップS54)。
このステップS54において部分図形パラメータを計算するための計算式と、その計算結果の値との入力操作が行われたと判定した場合(ステップS54;Yes)には、CPU25は、入力された計算式及び計算結果の値が、計算式(A)及び値(B)に合致するか否かを判定する(ステップS55)。
そして、ステップS55において入力された計算式及び計算結果の値が計算式(A)及び値(B)に合致すると判定した場合(ステップS55;Yes)には、CPU25は、入力内容が正解である旨をディスプレイ210に表示させ(ステップS56)、上述のステップS52に移行する。
また、ステップS55において入力された計算式及び計算結果の値が計算式(A)及び値(B)に合致しないと判定した場合(ステップS55;No)には、CPU25は、入力内容が不正解である旨をディスプレイ210に表示させるとともに、正しい計算式及び計算結果の値として計算式(A)及び値(B)をディスプレイ210に表示させ(ステップS57)、上述のステップS52に移行する。
また、上述のステップS54において部分図形パラメータを計算するための計算式と、その計算結果の値との入力操作が行われないと判定した場合(ステップS54;No)には、CPU25は、設定対象の部分図形パラメータを計算するための計算式と、その計算結果の値として、計算式(A)及び値(B)をディスプレイ210に表示させた後(ステップS58)、上述のステップS52に移行する。
また、上述のステップS52において未知の部分図形パラメータを算出できないと判定した場合(ステップS52;No)には、CPU25は、学習支援処理を終了する旨の操作が行われるか否かを判定する(ステップS61)。
そして、ステップS61において学習支援処理を終了する旨の操作が行われないと判定した場合(ステップS61;No)には、CPU25は、図3に示すように、上述のステップS1に移行する一方、操作が行われたと判定した場合(ステップS61;Yes)には、学習支援処理を終了する。
[動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述した表示端末1の動作を具体的に説明する。
まず、ユーザが教材データベース241における文章問題の選択を行うと(ステップS1;Yes)、図7(a)に示すように、選択された文章問題がディスプレイ210に表示される(ステップS2)。また、本動作例においては、このときディスプレイ210には、図テンプレートの表示を指示するための解法テンプレート呼び出しアイコン100が表示される。
次に、ユーザが解法テンプレート呼び出しアイコン100に対してタッチ操作を行うと、文章問題の問題文が構文解析され(ステップS3)、問題文内の移動体「太郎さん」,「花子さん」の種類数「2」が変数「m」の値として設定される(ステップS4)。
次に、問題文内の[数値+距離単位(助数詞)]項「1200m」の種類数「1」が変数「n」の値として設定される(ステップS5)。
次に、問題文内の[数値+距離単位(助数詞)]項「1200m」の個数「1」が変数「o」の値として設定される(ステップS6)。
次に、問題文内の[数値+速度単位(助数詞)]項「毎分40m」,「毎分80m」の種類数「1」が変数「p」の値として設定される(ステップS7)。
次に、問題文内の[数値+速度単位(助数詞)]項「毎分40m」,「毎分80m」の個数「2」が変数「q」の値として設定される(ステップS8)。
次に、問題文内の[数値+時間単位(助数詞)]項の種類数「0」が変数「r」の値として設定される(ステップS9)。
次に、問題文内の[数値+時間単位(助数詞)]項の個数「0」が変数「s」の値として設定される(ステップS10)。
次に、問題文内に対向表現「出会う」があると判定され(ステップS11;Yes)、変数「t」の値が「1」として設定される(ステップS12)。
次に、問題文内に追従表現がないと判定され(ステップS14;No)、変数「u」の値が「0」として設定される(ステップS16)。
次に、問題文内に遅延表現がないと判定され(ステップS17;No)、変数「v」の値が「0」として設定される(ステップS19)。
次に、問題文内に先行表現がないと判定され(ステップS20;No)、変数「w」の値が「0」として設定される(ステップS22)。
次に、設定された変数「m」〜「w」の値と、図形テンプレートテーブル242に予め記憶された問題種別特定事項の組合せパターンにおける変数「m」〜「w」の値とが比較された後(ステップS30)、設定された変数「m」〜「w」の値に対する一致度の高い順に、問題種別特定事項の組合せパターンが抽出され、図7(b)に示すように、抽出された各組合せパターンに対応する図テンプレートが抽出順に従ってディスプレイ210にサムネイル表示される(ステップS31)。なお、設定された変数「m」〜「w」の値に対して最も一致度の高い組合せパターンの図テンプレートのみがサムネイル表示される場合には、図中の一点鎖線で囲まれた図テンプレートは表示されない。
次に、図7(c),(d)に示すように、ユーザがサムネイル画像の選択操作を行うと(ステップS32;Yes)、選択されたサムネイル画像の該当図テンプレートがディスプレイ210に表示される(ステップS41)。また、本動作例においては、このときディスプレイ210には、アドバイスの表示を指示するための解法解説呼び出しアイコン101が表示される。
次に、該当図テンプレートの部分図形パラメータ「速度I」(片向きの矢印「速度I」の長さ),「速度II」(片向きの矢印「速度II」の長さ),「距離I」(両向きの矢印「距離I」の長さ)について、当該部分図形パラメータに対応する既知変数の値「40」,「80」,「1200」が検出される(ステップS42)。なお、図7〜図10においては、部分図形パラメータにおけるローマ数字「I」,「II」等を、丸付きのアラビア数字で図示している。
次に、該当図テンプレートに対応付けられた必要既知変数の個数「3」が図形テンプレートテーブル242から読み出され、変数「X」の値として設定される(ステップS43)。
次に、該当図テンプレートの部分図形パラメータ「速度I」を既知パラメータとし、当該既知パラメータの値「40」を入力する操作をユーザが行うと(ステップS44;Yes)、変数「X」の値が「1」だけ減らされて「2」に設定された後(ステップS47)、図8(a)に示すように、部分図形パラメータ「速度I」について入力された値「40」が当該部分図形パラメータの値としてディスプレイ210に表示される(ステップS48)。
以降、同様にして該当図テンプレートの部分図形パラメータ「速度II」,「距離I」を既知パラメータとし、当該既知パラメータの値「80」,「1200」を入力する操作をユーザが行うと(ステップS44;Yes)、変数「X」の値が「0」に設定され(ステップS47)、部分図形パラメータ「速度II」,「距離I」について入力された値「80」,「1200」が当該部分図形パラメータの値としてディスプレイ210に表示される(ステップS48)。
次に、変数「X」の値が「0」であると判定されるとともに(ステップS49;Yes)、該当図テンプレートに対応する部分図形パラメータ関係式(図2の一段目参照)が図形テンプレートテーブル242から読み出される(ステップS51)。
次に、ユーザが解法解説呼び出しアイコン101に対してタッチ操作を行うと、問題文における何れかの移動体を固定対象として指定するよう指示するメッセージがディスプレイ210に表示される。
次に、図8(b),(c)に示すように、ユーザが問題文における移動体「花子さん」(該当図テンプレートにおける移動体「B」)を固定対象として指定する旨の操作を行うと(ステップS510;Yes)、指定された移動体「花子さん」が固定対象の移動体、残りの移動体「太郎さん」が非固定対象の移動体として設定された後、図8(d)に示すように、該当図テンプレートに対応する部分図形パラメータ関係式のうち、文章問題の未知変数に関する関係式「A(B)に対するB(A)の相対速度=速度I+速度II」が図形テンプレートテーブル242から読み出されて、該当部分図形パラメータ関係式としてディスプレイ210に表示される(ステップS511)。また、このとき、固定対象の移動体「花子さん」の速度(=速度II)が0(=速度II’)に変更され、非固定対象の移動体「太郎さん」の速度(=速度I)が「毎分120m」(=速度I’=速度I+速度II=40+80)に変更されて、該当部分図形パラメータ関係式「A(B)に対するB(A)の相対速度=速度I+速度II」が「A(B)に対するB(A)の相対速度=速度I+速度II=40+80=速度I’」に変更されて表示されるとともに、該当図テンプレートにおける「速度I」、「速度II」の部分図形が「速度I’」、「速度II’」に変形されて表示される。そして、このとき表示される該当部分図形パラメータ関係式は、文章問題の解法についてのアドバイスとして、ユーザに利用されることとなる。
次に、該当図テンプレートの各部分図形「速度I」,「速度II」,「距離I」についての既知パラメータの値「40」,「80」,「1200」と、部分図形パラメータ関係式とに基づいて、当該部分図形パラメータ関係式における各部分図形パラメータのうち、未知の部分図形パラメータ「時間I’」(両向き矢印「時間I’」の長さ)、「距離II」(両向き矢印「距離II」の長さ)、「距離III」(両向き矢印「距離III」の長さ)が算出できると判定される(ステップS52;Yes)。
次に、これらの部分図形パラメータ「時間I’」、「距離II」、「距離III」が設定対象の部分図形パラメータに設定され、設定対象の部分図形パラメータを算出するための計算式(A)「時間I’=距離I÷速度I’」、「距離II=速度I×時間I’」、「距離III=速度II×時間I’」が作成されるとともに、部分図形パラメータ「時間I’」、「距離II」、「距離III」の値(B)「10」、「400」、「800」が算出され(ステップS53)、図9(a)に示すように、これら計算式(A)及び値(B)がディスプレイ210に表示される(ステップS58)。
なお、本動作例においては、このとき移動体の固定を解除する旨の操作をユーザが行うと、図9(b)に示すように、該当図テンプレートにおける「速度I’」、「速度II’」の部分図形が「速度I」、「速度II」に変形されて表示される。
以上、本実施の形態によれば、図3〜図6のステップS4〜S22,S51,S511や図7〜図9等に示したように、表示された文章問題の問題文から各問題種別特定事項が検出されるとともに、検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する関係式が図形テンプレートテーブル242から読み出されて表示されるので、問題毎に関係式を対応付けて記憶させておかなくても、表示される文章問題に合致する関係式が解法のアドバイスとして表示される。従って、従来よりも使い勝手を向上させて文章問題の学習を支援することができる。
また、図5のステップS31や図7(b)〜(d)等に示したように、検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する図テンプレートが図形テンプレートテーブル242から読み出されて表示されるので、問題毎に図テンプレートを対応付けて記憶させておかなくても、表示される文章問題に合致する図テンプレートが解法のアドバイスとして表示される。従って、いっそう使い勝手を向上させて文章問題の学習を支援することができる。
また、図6のステップS510〜S511や図8(c),(d)等に示したように、文章問題における複数の移動体のうち、何れか1つの移動体が固定対象の移動体として指定され、残りの移動体が非固定対象の移動体として指定されると、固定対象の移動体の速度を0に変更し、非固定対象の移動体の速度を、固定対象の移動体に対する当該非固定対象の移動体の相対速度として算出される値に変更して、該当関係式が変更して表示されるので、複数の移動体に関する文章問題について、理解を深めることができる。
なお、上記の実施の形態における表示端末1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、本発明に係る学習支援装置を表示端末1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、関数電卓、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る学習支援プログラム240は、表示端末1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
また、図テンプレートとして、図2や図7(c)に示したような図、いわゆる旅人算を表す図を用いることとして説明したが、例えば図10(a)に示すような、いわゆる流水算を表す図を用いることとしても良い。この場合には、部分図形パラメータ間の関係式として、図10(b)に示すような「流水算」の式が用いられる。
また、問題文から検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する図テンプレートが表示されることとして説明したが、図テンプレートが表示されずに、その部分図形パラメータに対応する変数のみが表示されることとしても良い。この場合には、例えば上述の図7(d)の代わりに、図9(c)の内容が表示されることとなる。ここで、図9(c)中、「速度I」、「速度II」の「向き」とは、当該速度に対応する移動体の向きを表すようになっており、この「向き」の入力欄には、当該向きを示す矢印記号、或いは正負記号が入力されるようになっている。
また、該当図テンプレートがユーザにより選択された後に、該当図テンプレートの部分図形パラメータがユーザにより入力されると、該当部分図形パラメータ関係式が表示されることとして説明したが、図9(d)に示すように、該当図テンプレートがユーザにより選択されて所定の操作が行われると、該当部分図形パラメータ関係式が表示され、その後に該当図テンプレートの部分図形パラメータがユーザにより入力されることとしても良い。ここで、図9(d)に示す例では、該当図テンプレートがユーザにより選択されると、該当図テンプレートが表示されるとともに、該当部分図形パラメータ関係式を表示させるための関係式表示アイコン102が表示されるようになっており、この関係式表示アイコン102に対してユーザがタッチ操作を行うと、該当部分図形パラメータ関係式が表示されるようになっている。
また、問題種別特定事項は、問題文内に明示された数量表現の個数、数量表現の種類数、及び特定表現の有無を含むこととして説明したが、これらの全てではなく、何れか1つまたは複数のみを含むこととしても良いし、これら以外を含むこととしても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
問題文内に値の明示された既知変数から、問題文内に値の明示されていない未知変数の値を計算して解答を導出する文章問題について、ユーザの学習を支援する学習支援装置において、
文章問題の種別を特定するために問題文から検出可能な複数の問題種別特定事項の組合せパターンが文章問題の種別ごとに予め記憶されているとともに、各組合せパターンに対応付けて、当該組合せパターンにより特定される種別の文章問題の変数間の関係式が記憶されている変数関係式記憶手段と、
文章問題を表示する制御を行う文章問題表示制御手段と、
前記文章問題表示制御手段により表示された文章問題の問題文から各問題種別特定事項を検出する問題種別特定事項検出手段と、
前記問題種別特定事項検出手段により検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する関係式のうち、未知変数に関する関係式を前記変数関係式記憶手段から読み出して該当関係式として表示する制御を行なう該当関係式表示制御手段と、
を備えることを特徴とする学習支援装置。
<請求項2>
請求項1記載の学習支援装置において、
前記複数の問題種別特定事項は、
問題文内に明示された数量表現の個数、数量表現の種類数、及び特定表現の有無、の何れか1つ又は複数を含むことを特徴とする学習支援装置。
<請求項3>
請求項1または2記載の学習支援装置において、
前記変数関係式記憶手段には、
問題種別特定事項の各組合せパターンに対応付けて、当該組合せパターンにより特定される種別の文章問題の内容を図形化して表した図テンプレートが記憶されており、
前記該当関係式表示制御手段は、
前記問題種別特定事項検出手段により検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する前記図テンプレートを前記変数関係式記憶手段から読み出し、該当図テンプレートとして表示する制御を行ない、
前記図テンプレートは、
対応する前記組合せパターンにより特定される種別の文章問題から得られる既知変数及び未知変数を、当該図テンプレートの部分図形の長さ、角度及び面積の何れかを表す各部分図形パラメータに対して対応付けることができるよう、当該文章問題の内容を図形化して表すことを特徴とする学習支援装置。
<請求項4>
請求項1〜3の何れか一項に記載の学習支援装置において、
文章問題として、複数の移動体に関する問題が用いられ、
当該学習支援装置は、
ユーザ操作に基づいて、前記複数の移動体のうち、何れか1つの移動体を固定対象の移動体として指定し、残りの移動体を非固定対象の移動体として指定する移動体指定手段を備え、
前記該当関係式表示制御手段は、
前記固定対象の移動体の速度を0に変更し、
前記非固定対象の移動体の速度を、前記固定対象の移動体に対する当該非固定対象の移動体の相対速度として算出される値に変更して、
前記該当関係式を変更して表示させることを特徴とする学習支援装置。
<請求項5>
問題文内に値の明示された既知変数から、問題文内に値の明示されていない未知変数の値を計算して解答を導出する文章問題について、ユーザの学習を支援する学習支援プログラムにおいて、
文章問題の種別を特定するために問題文から検出可能な複数の問題種別特定事項の組合せパターンが文章問題の種別ごとに予め記憶されているとともに、各組合せパターンに対応付けて、当該組合せパターンにより特定される種別の文章問題の変数間の関係式が記憶されている変数関係式記憶手段を有するコンピュータに、
文章問題を表示する制御を行う文章問題表示制御機能と、
前記文章問題表示制御機能により表示された文章問題の問題文から各問題種別特定事項を検出する問題種別特定事項検出機能と、
前記問題種別特定事項検出機能により検出された問題種別特定事項の組合せパターンに対応する関係式のうち、未知変数に関する関係式を前記変数関係式記憶手段から読み出して該当関係式として表示する制御を行なう該当関係式表示制御機能と、
を実現させることを特徴とする学習支援プログラム。
1 表示端末
25 CPU
210 ディスプレイ
240 学習支援プログラム
242 図形テンプレートテーブル

Claims (7)

  1. 文章問題のテキストから検出可能な複数の特定表現の各個数と、文章問題のテキストに含まれる複数の変数について前記各特定表現の各個数に応じて特定される関係式と、を文章問題の種別ごとに複数組記憶ている特定表現個数関係式記憶手段と、
    章問題のテキストを表示する制御を行う文章問題表示制御手段と、
    前記文章問題表示制御手段により表示された前記文章問題のテキストから前記各特定表現の各個数を検出する特定表現個数検出手段と、
    記検出された各特定表現の各個数と、前記特定表現個数関係式記憶手段に記憶されている前記文章問題の種別ごとの各特定表現の各個数とを比較して、文章問題の種別を特定する問題種別特定手段と、
    前記問題種別特定手段により特定された文章問題の種別に対応する関係式を前記特定表現個数関係式記憶手段から読み出して該当関係式として表示する制御を行なう該当関係式表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする学習支援装置。
  2. 請求項1記載の学習支援装置において、
    前記特定される種別の文章問題の内容を図形化して表した図テンプレートが文章問題の種別ごとに複数記憶されている図テンプレート記憶手段を備え、
    前記問題種別特定手段により特定された文章問題の種別に対応する図テンプレートを前記図テンプレート記憶手段から読み出して表示する制御を行なう図テンプレート表示制御手段を備えることを特徴とする学習支援装置。
  3. 請求項2記載の学習支援装置において、
    前記問題種別特定手段は、比較した結果に基づいて、各特定表現の各個数の一致順に複数の文章問題の種別を特定する一致順問題種別特定手段を備え、
    前記図テンプレート表示制御手段は、前記一致順問題種別特定手段により各特定表現の各個数の一致順に複数の文章問題の種別が特定された順に、当該特定された各文章問題の種別に対応する各図テンプレートを表示する一致順図テンプレート表示制御手段を備えることを特徴とする学習支援装置。
  4. 請求項3に記載の学習支援装置において、
    前記一致順図テンプレート表示制御手段により表示された各図テンプレートのうちからユーザ操作によりいずれかの図テンプレートを選択する図テンプレート選択手段を備えることを特徴とする学習支援装置。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載の学習支援装置において、
    前記文章問題は、複数の移動体に関する問題であり、
    当該学習支援装置は、
    ユーザ操作に基づいて、前記複数の移動体のうち、何れか1つの移動体を固定対象の移動体として指定し、残りの移動体を非固定対象の移動体として指定する移動体指定手段を備え、
    前記該当関係式表示制御手段は、
    前記固定対象の移動体の速度を0に変更し、
    前記非固定対象の移動体の速度を、前記固定対象の移動体に対する当該非固定対象の移動体の相対速度として算出される値に変更して、
    前記該当関係式を変更して表示させることを特徴とする学習支援装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の学習支援装置において、
    表示部を備え、
    前記文章問題表示制御手段は、前記表示部に前記文章問題のテキストを表示し、
    前記該当関係式表示制御手段は、前記表示部に特定された種別の前記文章問題に対応する関係式を表示する、
    ことを特徴とする学習支援装置。
  7. 表示部を有するコンピュータに、
    文章問題のテキストから検出可能な複数の各特定表現の各個数と、文章問題のテキストに含まれる複数の変数について前記各特定表現の各個数に応じて特定される関係式と、を文章問題の種別ごとに複数組記憶している特定表現個数関係式記憶機能と、
    文章問題のテキストを、前記表示部に表示する制御を行う文章問題表示制御機能と、
    前記文章問題表示制御機能により表示された前記文章問題のテキストから前記各特定表現の各個数を検出する特定表現個数検出機能と、
    前記検出された各特定表現の各個数と、前記特定表現個数関係式記憶機能により記憶されている前記文章問題の種別ごとの各特定表現の各個数とを比較して、文章問題の種別を特定する問題種別特定機能と、
    前記問題種別特定機能により特定された文章問題の種別に対応する関係式を前記特定表現個数関係式記憶機能による記憶内容から読み出して前記表示部に表示する制御を行なう該当関係式表示制御機能と、
    を実現させることを特徴とする学習支援プログラム。
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