JP5845729B2 - 学習支援装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、学習支援装置及びプログラムに関する。
従来より、教育現場においては、電子黒板や生徒端末と呼ばれる学習支援装置が使用されており、これらの学習支援装置を用いた授業では、電子黒板に教師が入力した文字等が生徒端末に送信され、生徒端末で入力した文字等が電子黒板に送信されるようになっている。
また、近年の学習支援装置では、テスト問題に対する回答を生徒端末から受信すると、合計得点によって分けられた受験生のグループ毎に各問題の正答率を算出し、合計得点と各問題の正答率との関係を割り出すようになっている(例えば特許文献1参照)。
特表2003−49063号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、生徒に問題を解かせつつ授業を進める場合に、各生徒がどのような箇所で間違っているのかを把握することができない。そのため、クラス内のどれだけの生徒が授業を理解しているのかを把握することもできない。
本発明の課題は、生徒に問題を解かせつつ授業を進める場合に、各生徒がどのような箇所で間違っているのかを把握することのできる学習支援装置及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
複数の生徒端末と通信可能な学習支援装置において、
少なくとも1つの問題と、前記問題に対応する正解と、前記問題に対応する複数種類の解法のそれぞれに含まれうる誤りパターンと、が記憶された記憶手段と、
出題された前記問題についての答案を各生徒端末から受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された各答案を複数の記載部分に分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された前記記載部分ごとに、前記答案で用いられている解法を検知するとともに、前記記憶手段により記憶された前記正解又は前記それぞれの誤りパターンに前記答案の前記記載部分が該当するか否かを判定する判定手段と、
記判定手段による判定結果に基づいて、前記複数の生徒端末全体での前記問題の正解率と、前記複数の生徒端末全体での前記複数の解法のそれぞれについての誤りパターンごとの誤答率と、を表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、生徒に問題を解かせつつ授業を進める場合に、各生徒がどのような箇所で間違っているのかを把握することを可能とする。
授業支援システムの概略構成を示す図である。 サーバの概略構成を示すブロック図である。 誤りパターン判別データテーブルを示す図である。 電子黒板及び生徒端末の概略構成を示すブロック図である。 授業中採点処理の流れを示すフローチャートである。 誤りパターン判別処理の流れを示すフローチャートである。 端末処理の流れを示すフローチャートである。 電子黒板または生徒端末の表示内容を示す図である。 電子黒板または生徒端末の表示内容を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本実施の形態における授業支援システム1の概略構成を示す図である。
この図に示すように、本実施の形態における授業支援システム1は、サーバ2と、電子黒板3と、生徒端末4とを備えている。
[サーバ]
サーバ2は、複数の電子黒板3や生徒端末4に対して機能やデータを提供するものであり、図2に示すように、表示部21と、入力部22と、通信部23と、記憶部24と、CPU25等とを備えて構成されている。
表示部21は、ディスプレイ210を備えており、CPU25から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ210に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ210は、いわゆるタッチパネル221と一体的に形成されており、ユーザによるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部22は、キー群220や上述のタッチパネル221を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル221の位置に対応する信号をCPU25に出力するようになっている。
通信部23は、複数の電子黒板3や生徒端末4との間でデータ通信を行うものであり、本実施の形態においては、無線通信を行うようになっている。
記憶部24は、サーバ2の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU25の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部24は、本発明に係る授業支援プログラム240と、書籍データベース241と、IDデータベース243と、誤りパターン判別データテーブル244と、答案データベース245と、評価集計テーブル246等とを記憶している。
授業支援プログラム240は、後述の授業中採点処理(図5参照)をCPU25に実行させるためのプログラムである。
書籍データベース241は、授業で使用される書籍についてデータを記憶しており、例えば、各教科書について教科書データDを記憶している。なお、本実施の形態における教科書データDは、教科書をPDF形式で画像化したデータとなっている。各教科書データDには、少なくとも1つの問題が含まれており、この問題の近傍には出題マークM(図8(a)参照)が表示されるようになっている。この出題マークMは、後述の授業中採点処理(図5参照)において該当の問題を生徒端末4に出題する場合に、電子黒板3において教師によりタッチ操作されるようになっている。
IDデータベース243は、サーバ2にアクセスし得る電子黒板3及び生徒端末4のIDコード(以下、黒板ID,端末IDとする)を教室ごとに対応付けて複数記憶している。
誤りパターン判別データテーブル244は、図3に示すように、教科書データDにおける各問題について、問題識別データ244Aと、正解データ244Bと、誤りパターンデータ244Cとを対応付けて記憶している。
このうち、問題識別データ244Aは、問題の収録元の教科書データDの種類と、当該問題の記載されたページ番号と、当該問題の問題番号とを示すデータである。
また、正解データ244Bは、問題の正解内容を示すデータである。
また、誤りパターンデータ244Cは、答案に含まれうる複数種類の典型的な誤りパターンを示すデータであり、問題に複数の解法が存在する場合には、各解法での誤りパターンを示すようになっている。なお、本実施の形態においては、各誤りパターンは、模範答案の作成にあたって行われるべき複数のプロセスのうち、当該誤りの生じうるプロセスと、当該誤りの有無を判別するための評価基準と、に対応付けられている。
例えば、図3(a)では、「0.2×1.3」という問題(図8(a)参照)についての誤りパターンデータ244Cが図示されている。
この問題の模範答案を作成するにあたっては、以下3つのプロセスが行われる。
すなわち、1つ目のプロセス(以下「プロセス1」とする)は、「0.2」における最下位桁の数値「2」と、「1.3」における最下位桁の数値「3」とを乗算して「6」を算出し、最下位桁の位置に「6」を記載するプロセスである。
2つ目のプロセス(以下、「プロセス1’」とする)は、「0.2」における最下位桁の数値「2」と、「1.3」において2番目に低い桁の数値「1」とを乗算して「2」を算出し、2番目に低い桁の位置に「2」を記載するプロセスである。
3つ目のプロセス(以下、「プロセス2」とする)は、各桁の位置に記載された数値を桁ごとに加算して「26」の数字列を形成するとともに、乗算前の数値「0.2」,「1.3」における小数点以下の桁数「2」だけ、数字列「26」の桁数を繰り下げて小数点を記載し、1の桁の位置に「0」を記載するプロセスである。
そして、この問題の答案に含まれうる典型的な誤りパターンとしては、「かけ算」、「記入位置」、「加算」及び「少数点位置」の4つが挙げられる。
このうち、「かけ算」の誤りパターンは、上述の「プロセス1」で数値「2」,「3」の乗算を誤って「6」以外の数値を記載するパターンや、上述の「プロセス1’」で数値「2」,「1」の乗算を誤って「2」以外の数値を記載するパターン等である(図中の1段目を参照)。そして、この誤りパターンの評価基準としては、予め指定された指定値「6」,「2」(乗算結果の値)とは異なる数値が記載されたか否か、が用いられている。
また、「記入位置」の誤りパターンは、上述の「プロセス1」で数値「6」を最下位桁以外の位置に記載するパターンや、上述の「プロセス1’」で数値「2」を2番目に低い桁以外の位置に記載するパターン等である(図中の2段目を参照)。そして、この誤りパターンの評価基準としては、予め指定された桁の位置(図中の星部分)とは異なる位置に数値が記載されたか否か、が用いられている。
また、「加算」の誤りパターンは、上述の「プロセス2」で各桁の位置に記載された数値の桁ごとの加算を誤って「26」以外の数字列を記載するパターン(図中の3段目を参照)等である。そして、この誤りパターンの評価基準としては、予め指定された指定値「26」(加算結果の値)とは異なる数値が記載されたか否か、が用いられている。
また、「小数点位置」の誤りパターンは、上述の「プロセス2」で小数点の位置を誤って記載するパターン(図中の4段目を参照)等である。そして、この誤りパターンの評価基準としては、予め指定された桁の位置とは異なる位置に小数点が記載されたか否か、が用いられている。
同様に、図3(b)では、後述の図9(a)に示すように、着色部分の面積を算出する問題についての誤りパターンデータ244Cが図示されている。この問題には、「△ABD+△ACD」によって面積を算出する解法(以下、「解法1」とする)と、「△ABC−△BCD」によって面積を算出する解法(以下、「解法2」とする)とが存在する(図中、説明図の欄を参照)。
この問題の「解法1」,「解法2」での模範答案を作成するにあたっては、以下の3つのプロセスが行われる。
すなわち、1つ目のプロセス(以下、「プロセス1」とする)は、着色部分が「△ABD+△ACD」または「△ABC−△BCD」であることを記載するプロセスである。
2つ目のプロセス(以下、「プロセス2」とする)は、三角形の面積の公式(底辺×高さ÷2)を用いて「△ABD+△ACD」または「△ABC−△BCD」の数値計算式を記載するプロセスである。
3つ目のプロセス(以下、「プロセス3」とする)は、数値計算式を計算して式を単純化するとともに、最終解「30」を算出して記載するプロセスである。
そして、この問題の各解法での答案に含まれうる典型的な誤りパターンとしては、「三角形を見つける」、「公式利用」及び「計算」の3つが挙げられる。
このうち、「三角形を見つける」の誤りパターンは、上述の「プロセス1」で、着色部分と等しい三角形の組合せを見つけられず、誤った解法を記載するパターンである(図中の1段目、4段目を参照)。そして、この誤りパターンの評価基準としては、「△ABD+△ACD」及び「△ABC−△BCD」とは異なる解法が記載されたか否か、が用いられている。
また、「公式利用」の誤りパターンは、上述の「プロセス2」で「△ABD+△ACD」または「△ABC−△BCD」の数値計算式を誤って記載するパターンである(図中の2段目、5段目を参照)。そして、この誤りパターンの評価基準としては、予め指定された数式(「△ABD+△ACD」または「△ABC−△BCD」を示す数式)の同一式(または等価式)とは異なる数式が記載されたか否か、が用いられている。
また、「計算」の誤りパターンは、上述の「プロセス3」で単純化された式を誤って記載するパターンや、「30」以外の最終解を記載するパターンである(図中の3段目、6段目を参照)。そして、この誤りパターンの評価基準としては、予め指定された数式(単純化された数式)の同一式(または等価式)とは異なる数式が記載されたか否かや、予め指定された指定値「30」(最終解の値)とは異なる数値が記載されたか否か、が用いられている。
答案データベース245は、後述の授業中採点処理(図5参照)において生徒端末4に出題される問題の識別番号と、生徒端末4により作成される手書きの答案データ245Aと、当該答案データ245Aを文字認識して作成される答案テキストデータ245Bと、当該答案テキストデータ245Bの評価と、作成元の生徒端末4のID情報とを対応付けて記憶するようになっている。このうち、答案テキストデータ245Bの評価としては、当該答案テキストデータ245Bの正誤が用いられ、答案テキストデータ245Bが誤りである場合には、その誤りパターンが更に用いられる。
評価集計テーブル246は、各答案データ245Aについての評価を蓄積記憶するようになっている。
CPU25は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、サーバ2を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU25は、入力部22から入力される操作信号等に応じて記憶部24に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU25は、処理結果を表示部21に適宜出力させる。
[電子黒板]
電子黒板3は、教室に設置されて授業に用いられるものであり、図4に示すように、表示部31と、入力部32と、通信部33と、記憶部34と、CPU35等とを備えて構成されている。
表示部31は、ディスプレイ310を備えており、CPU35から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ310に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ310は、いわゆるタッチパネル321と一体的に形成されており、ユーザ(教師)によるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部32は、キー群320や上述のタッチパネル321を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル321の位置に対応する信号をCPU35に出力するようになっている。
通信部33は、サーバ2との間でデータ通信を行うものであり、本実施の形態においては、無線通信を行うようになっている。なお、本実施の形態においては、通信部33はサーバ2を介して生徒端末4と通信するようになっているが、生徒端末4と直接通信することとしても良い。
記憶部34は、電子黒板3の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU35の作業領域として機能するメモリである。
CPU35は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子黒板3を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU35は、入力部32から入力される操作信号等に応じて記憶部34に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU35は、処理結果を表示部31に適宜出力させる。
[生徒端末]
生徒端末4は、生徒に所持されて授業に用いられるものであり、図4に示すように、表示部41と、入力部42と、通信部43と、記憶部44と、CPU45等とを備えて構成されている。
表示部41は、ディスプレイ410を備えており、CPU45から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ410に表示するようになっている。なお、本実施の形態におけるディスプレイ410は、いわゆるタッチパネル421と一体的に形成されており、ユーザ(生徒)によるタッチ操作を受け付け可能となっている。
入力部42は、キー群420や上述のタッチパネル421を備えており、押下されたキーの種類やタッチパネル421の位置に対応する信号をCPU45に出力するようになっている。
通信部43は、サーバ2との間でデータ通信を行うものであり、本実施の形態においては、無線通信を行うようになっている。なお、本実施の形態においては、通信部43はサーバ2を介して電子黒板3と通信するようになっているが、電子黒板3と直接通信することとしても良い。
記憶部44は、生徒端末4の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU45の作業領域として機能するメモリである。本実施の形態においては、記憶部44は、生徒端末プログラム440等を記憶している。
生徒端末プログラム440は、後述の生徒端末処理(図7参照)をCPU45に実行させるためのプログラムである。
CPU45は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、生徒端末4を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU45は、入力部42から入力される操作信号等に応じて記憶部44に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU45は、処理結果を表示部41に適宜出力させる。
[動作]
<授業中採点処理>
続いて、サーバ2による授業中採点処理について、図面を参照しつつ説明する。
この授業中採点処理においては、まずCPU25は、図5に示すように、電子黒板3に対する教師の操作に基づいて、何れかの教科書データDを指定教科書データDSとして指定するとともに、当該教科書データDにおける何れかのページを指定ページとして指定し、指定教科書データDSと、指定ページのページ番号とを電子黒板3及び生徒端末4に送信して指定教科書データDSの指定ページを表示させる(ステップS1)。
次に、CPU25は、電子黒板3に対する教師の操作を検知し(ステップS2)、この操作が指定ページの変更操作であるか否かを判定する(ステップS3)。
このステップS3において教師の操作が指定ページの変更操作であると判定した場合(ステップS3;Yes)には、CPU25は、変更後の指定ページのページ番号を電子黒板3及び生徒端末4に送信して指定教科書データDSの指定ページを表示させ(ステップS4)、上述のステップS2に移行する。
また、ステップS3において教師の操作が指定ページの変更操作でないと判定した場合(ステップS3;No)には、CPU25は、教師の操作が指定ページにおける出題マークMに対するタッチ操作であるか否かを判定する(ステップS6)。
このステップS6において教師の操作が出題マークMに対するタッチ操作でないと判定した場合(ステップS6;No)には、CPU25は、他の処理へ移行する。
また、ステップS6において教師の操作が出題マークMに対するタッチ操作であると判定した場合(ステップS6;Yes)には、CPU25は、電子黒板3に対する教師の操作に応じて問題の回答時間を設定してカウントダウンを開始した後(ステップS7)、生徒端末4に出題信号を送信する(ステップS8)。ここで、ステップS7の処理においてCPU25は、予め設定された時間を回答時間として設定することとしても良い。また、ステップS8で送信される出題信号は、タッチ操作により指定された問題(タッチ操作の行われた出題マークMに対応する問題。以下、指定問題とする)の問題番号と、回答時間とを含んでいる。
次に、CPU25は、回答時間がタイムアップになったか否かを判定し(ステップS11)、タイムアップになっていないと判定した場合(ステップS11;No)には、生徒端末4から手書きの答案データ245Aを受信したか否かを判定する(ステップS12)。
このステップS12において生徒端末4から答案データ245Aを受信しないと判定した場合(ステップS12;No)には、CPU25は、上述のステップS11に移行する。
また、ステップS12において生徒端末4から答案データ245Aを受信したと判定した場合(ステップS12;Yes)には、CPU25は、この答案データ245Aの送信元の生徒端末4からID情報を受信した後、誤りパターン判別処理を行う(ステップS13)。
具体的には、図6に示すように、この誤りパターン判別処理においてまずCPU25は、答案データ245Aを文字認識して答案テキストデータ245Bを作成し、これら答案データ245A及び答案テキストデータ245Bと、送信元の生徒端末4のID情報とを指定問題の問題識別データ244A(指定問題の収録元の教科書データDの種類、指定問題の記載されたページ番号、及び指定問題の問題番号)に対応付けて答案データベース245に記憶させる(ステップT1)。
次に、CPU25は、答案テキストデータ245Bを複数の記載部分に分割する(ステップT2)。例えば、答案テキストデータ245Bが複数行からなる計算式である場合には、このときCPU25は、答案テキストデータ245Bを各行の記載部分に分割し、記載順序に応じた番号と対応付ける。
次に、CPU25は、誤りパターン判別データテーブル244から指定問題の誤りパターンデータ244Cを読み出して記憶部24に一時記憶させた後(ステップT3)、指定問題に複数の解法があるか否かを判定し(ステップT4)、複数の解法がないと判定した場合(ステップT4;No)には、後述のステップT7に移行する。
また、ステップT4において指定問題に複数の解法があると判定した場合(ステップT4;Yes)には、CPU25は、答案テキストデータ245Bの形態から、当該答案テキストデータ245Bで用いられている解法を特定した後(ステップT5)、記憶部24に一時記憶された各誤りパターンデータ244Cのうち、特定された解法以外の誤りパターンデータ244Cを一時記憶の内容から除去する(ステップT6)。例えば、後述の図9(a)に示す問題が指定問題である場合には、このステップT5の処理においてCPU25は、答案テキストデータ245Bの1行目の記載部分に足し算がある場合には「解法1」、引き算がある場合には「解法2」が用いられていると判定して解法を特定する。
次に、CPU25は、処理番号を「1」に設定した後(ステップT7)、答案テキストデータ245Bから、現時点での処理番号と等しい番号の記載部分を読み出す(ステップT8)。
次に、CPU25は、読み出した答案テキストデータ245Bの記載部分と、記憶部24に一時記憶された各誤りパターンデータ244Cの誤りパターンとを比較し(ステップT9)、答案テキストデータ245Bの記載部分が何れかの誤りパターンに該当するか否かを判定する(ステップT11)。
このステップT11において答案テキストデータ245Bの記載部分が何れかの誤りパターンに該当すると判定した場合(ステップT11;Yes)には、CPU25は、この答案テキストデータ245Bについての評価として、不正解の旨と、該当の誤りパターンとを答案データベース245に記憶させ(ステップT12)、誤りパターン判別処理を終了する。
また、上述のステップT11において答案テキストデータ245Bの記載部分が何れの誤りパターンにも該当しないと判定した場合(ステップT11;No)には、CPU25は、答案テキストデータ245Bに次の記載部分があるか否かを判定する(ステップT13)。
このステップT13において答案テキストデータ245Bに次の記載部分があると判定した場合(ステップT13;Yes)には、CPU25は、処理番号を1つ増やした後(ステップT14)、上述のステップT8に移行する。
また、ステップT13において答案テキストデータ245Bに次の記載部分がないと判定した場合(ステップT13;No)には、CPU25は、答案テキストデータ245Bに含まれる答えが指定問題についての正解データ244Bの内容と一致するか否かを判定する(ステップT15)。
このステップT15において答案テキストデータ245Bに含まれる答えが指定問題についての正解データ244Bの内容と一致すると判定した場合(ステップT15;Yes)には、CPU25は、この答案テキストデータ245Bについての評価として、正解の旨を答案データベース245に記憶させ(ステップT16)、誤りパターン判別処理を終了する。
また、ステップT15において答案テキストデータ245Bに含まれる答えが指定問題についての正解データ244Bの内容と一致しないと判定した場合(ステップT15;No)には、CPU25は、この答案テキストデータ245Bについての評価として、不正解の旨と、何れの誤りパターンにも該当しない旨とを答案データベース245に記憶させ(ステップT17)、誤りパターン判別処理を終了する。
以上の誤りパターン判別処理が終了したら、図5に示すように、次にCPU25は、ステップS12で受信した答案データ245Aについての評価を、評価集計テーブル246に蓄積記憶させ(ステップS14)、上述のステップS11に移行する。
また、ステップS11において回答時間がタイムアップになったと判定した場合(ステップS11;Yes)には、CPU25は、未だ回答(答案データ245Aの送信)をしていない生徒端末4に対し、回答を強制する旨の指示信号を送信する(ステップS21)。
次に、CPU25は、未回答の生徒端末4から答案データ245Aを受信したか否かを判定し(ステップS22)、受信したと判定した場合(ステップS22;Yes)には、上述のステップS13と同様の誤りパターン判別処理を行う(ステップS23)。
次に、CPU25は、ステップS22で受信した答案データ245Aについての評価を、評価集計テーブル246に蓄積記憶させ(ステップS24)、上述のステップS22に移行する。
また、上述のステップS22において未回答の生徒端末4から答案データ245Aを受信しないと判定した場合(ステップS22;No)には、CPU25は、評価集計テーブル246内の情報に基づいて、教室内の生徒端末4の全体での指定問題の正解率と、指定問題の各解法についての誤りパターンごとの誤答率とを電子黒板3に表示させる(ステップS31)。
次に、CPU25は、電子黒板3において何れかの誤りパターンに対する指定操作が教師により行われるか否かを判定し(ステップS32)、行われないと判定した場合(ステップS32;No)には、他の処理へ移行する。
また、ステップS32において何れかの誤りパターンに対する指定操作が教師により行われたと判定した場合(ステップS32;Yes)には、CPU25は、当該誤りパターンに該当すると判定された記載部分を含む答案テキストデータ245Bを電子黒板3に表示させる(ステップS33)。
次に、CPU25は、教師により手書き入力が行われるか否かを判定し(ステップS34)、行われないと判定した場合(ステップS34;No)には他の処理へ移行する。
また、ステップS34において教師により手書き入力が行われたと判定した場合(ステップS34;Yes)には、CPU25は、この手書き入力に応じて答案上に手書きの修正内容を表示させる(ステップS35)。
次に、CPU25は、表示画面を戻す旨の操作が教師により行われるか否かを判定し(ステップS36)、行われないと判定した場合(ステップS36;No)には他の処理へ移行する一方、行われたと判定した場合(ステップS36;Yes)には上述のステップS32に移行する。
<生徒端末処理>
続いて、生徒端末4による生徒端末処理について、図7を参照しつつ説明する。
この生徒端末処理においては、まずCPU45は、図7に示すように、上述のステップS1、S4によってサーバ2から送信される指定教科書データDSと、指定ページのページ番号とに基づいて、指定教科書データDSの指定ページをディスプレイ410に表示させる(ステップU1)。
次に、CPU45は、上述のステップS8によってサーバ2から出題信号を受信したか否かを判定し(ステップU2)、受信しないと判定した場合(ステップU2;No)には当該ステップU2を繰り返す。
また、ステップU2においてサーバ2から出題信号を受信したと判定した場合(ステップU2;Yes)には、CPU45は、答案データ245Aの送信を指示するための回答送信アイコンI(図8(b)参照)をディスプレイ410に表示させる(ステップU3)。
次に、CPU45は、生徒により手書き入力がされるか否かを判定し(ステップU4)、されないと判定した場合(ステップU4;No)には、後述のステップU6に移行する。
また、ステップU4において生徒により手書き入力がされたと判定した場合(ステップU4;Yes)には、CPU45は、手書き入力の内容をディスプレイ410に表示させるとともに、答案データ245Aに含めて一時記憶する(ステップU5)。
次に、CPU45は、回答送信アイコンIに対してタッチ操作が行われるか否かを判定し(ステップU6)、行われたと判定した場合(ステップU6;Yes)には、自機の端末IDと、答案データ245Aとをサーバ2に送信させ(ステップU7)、上述のステップU2に移行する。
また、ステップU6において回答送信アイコンIに対してタッチ操作が行われないと判定した場合(ステップU6;No)には、CPU45は、上述のステップS21によりサーバ2から送信される信号、つまり回答を強制する旨の指示信号を受信したか否かを判定する(ステップU8)。
このステップU8において回答を強制する旨の指示信号を受信しないと判定した場合(ステップU8;No)には、CPU45は、上述のステップU4に移行する。
また、ステップU8において回答を強制する旨の指示信号を受信したと判定した場合(ステップU8;Yes)には、CPU45は、自機の端末IDと、答案データ245A(ここでは未完の答案のデータ)とをサーバ2に送信させ(ステップU9)、上述のステップU2に移行する。
[動作例]
続いて、図面を参照しつつ、上述の授業中採点処理及び生徒端末処理を具体的に説明する。
<動作例1>
まず、教師が電子黒板3に対して操作を行い、「算数」の教科書データDと、何れかのページとを指定すると、指定教科書データDSと、指定ページのページ番号とが電子黒板3及び生徒端末4に送信され、図8(a)に示すように、指定教科書データDSの指定ページが表示される(ステップS1)。なお、このページには、「0.2×1.3」という問題が記載されている。
次に、教師が出題マークMに対するタッチ操作を行うと(ステップS6;Yes)、生徒端末4に出題信号が送信される(ステップS8)。
一方、図8(b)に示すように、生徒「あおい」の生徒端末4では、出題信号を受信すると(ステップU2;Yes)、答案データ245Aの送信を指示するための回答送信アイコンIがディスプレイ410に表示される(ステップU3)。
次に、生徒「あおい」が手書き入力を行うと(ステップU4;Yes)、手書き入力の内容がディスプレイ410に表示されるとともに、答案データ245Aに含めて一時記憶される(ステップU5)。そして、回答送信アイコンIに対して生徒「あおい」がタッチ操作を行うと(ステップU6;Yes)、自機の端末ID「a4:あおい」と、答案データ245Aとがサーバ2に送信される(ステップU7)。
次に、電子黒板3では、生徒「あおい」の生徒端末4から答案データ245Aが受信されて(ステップS12;Yes)、誤りパターン判別処理が行われる(ステップS13)。
具体的には、まず、答案データ245Aが文字認識されて答案テキストデータ245Bが作成され(ステップT1)、答案テキストデータ245Bが各行の記載部分に分割される(ステップT2)。
次に、誤りパターン判別データテーブル244から指定問題の誤りパターンデータ244C(図3(a)参照)が読み出された後(ステップT3)、答案テキストデータ245Bの3行目の記載部分「2.6」と、各誤りパターンデータ244Cの誤りパターンとが比較され(ステップT9)、答案テキストデータ245Bの記載部分「2.6」が「小数点位置」の誤りパターンに該当すると判定され(ステップT11;Yes)、この答案テキストデータ245Bについての評価として、不正解の旨と、該当の誤りパターン「少数点位置」とが答案データベース245に記憶される(ステップT12)。
そして、以上の誤りパターン判別処理が終了したら、受信した答案データ245Aについての評価(不正解・誤りパターン:「少数点位置」)が評価集計テーブル246に記憶される(ステップS14)。
以降、同様にして各生徒端末4から答案データ245Aが受信されると(ステップS12;Yes)、誤りパターン判別処理が行われ(ステップS13)、受信した答案データ245Aについての評価が評価集計テーブル246に記憶される(ステップS14)。
次に、図8(c)に示すように、評価集計テーブル246内の情報に基づいて、教室内の生徒端末4の全体での指定問題の正解率と、指定問題の誤りパターンごとの誤答率とが電子黒板3に表示される(ステップS31)。なお、本動作例においては、このとき電子黒板3では、各誤りパターンに対応付けて、当該誤りパターンに該当する答案テキストデータ245Bが表示されるとともに、この答案テキストデータ245B内での誤り箇所が丸で囲って識別表示される。
次に、教師が「少数点位置」の誤りパターンに対する指定操作を行うと(ステップS32;Yes)、図8(d)に示すように、当該誤りパターンに該当すると判定された記載部分を含む答案テキストデータ245B(ここでは生徒「あおい」の答案テキストデータ245B)が電子黒板3に表示される(ステップS33)。
そして、教師が手書き入力を行うと(ステップS34;Yes)、この手書き入力に応じて答案上に手書きの修正内容が表示される(ステップS35)。
<動作例2>
まず、教師が電子黒板3に対して操作を行い、「算数」の教科書データDと、何れかのページとを指定すると、指定教科書データDSと、指定ページのページ番号とが電子黒板3及び生徒端末4に送信され、図9(a)に示すように、指定教科書データDSの指定ページが表示される(ステップS1)。なお、このページには、着色部分の面積を算出する問題が記載されている。
次に、教師が出題マークMに対するタッチ操作を行うと(ステップS6;Yes)、生徒端末4に出題信号が送信される(ステップS8)。
一方、図9(b)に示すように、生徒「りく」の生徒端末4では、出題信号を受信すると(ステップU2;Yes)、答案データ245Aの送信を指示するための回答送信アイコンIがディスプレイ410に表示される(ステップU3)。
次に、生徒「りく」が手書き入力を行うと(ステップU4;Yes)、手書き入力の内容がディスプレイ410に表示されるとともに、答案データ245Aに含めて一時記憶される(ステップU5)。そして、回答送信アイコンIに対して生徒「りく」がタッチ操作を行うと(ステップU6;Yes)、自機の端末ID「a3:りく」と、答案データ245Aとがサーバ2に送信される(ステップU7)。
次に、電子黒板3では、生徒「りく」の生徒端末4から答案データ245Aが受信されて(ステップS12;Yes)、誤りパターン判別処理が行われる(ステップS13)。
具体的には、まず、答案データ245Aが文字認識されて答案テキストデータ245Bが作成され(ステップT1)、答案テキストデータ245Bが各行の記載部分に分割される(ステップT2)。
次に、誤りパターン判別データテーブル244から指定問題の誤りパターンデータ244C(図3(b)参照)が読み出された後(ステップT3)、答案テキストデータ245Bにおいて数値計算式を単純化し、最終解「30」を算出する記載部分と、各誤りパターンデータ244Cの誤りパターンとが比較され(ステップT9)、答案テキストデータ245Bの当該記載部分が「計算」の誤りパターンに該当すると判定され(ステップT11;Yes)、この答案テキストデータ245Bについての評価として、不正解の旨と、該当の誤りパターン「計算」とが答案データベース245に記憶される(ステップT12)。
そして、以上の誤りパターン判別処理が終了したら、受信した答案データ245Aについての評価(不正解・誤りパターン:「計算」)が評価集計テーブル246に記憶される(ステップS14)。
以降、同様にして各生徒端末4から答案データ245Aが受信されると(ステップS12;Yes)、誤りパターン判別処理が行われ(ステップS13)、受信した答案データ245Aについての評価が評価集計テーブル246に記憶される(ステップS14)。
次に、図9(c)に示すように、評価集計テーブル246内の情報に基づいて、教室内の生徒端末4の全体での指定問題の正解率と、指定問題の各解法についての誤りパターンごとの誤答率とが電子黒板3に表示される(ステップS31)。
次に、教師が「計算」の誤りパターンに対する指定操作を行うと(ステップS32;Yes)、図9(d)に示すように、当該誤りパターンに該当すると判定された記載部分を含む答案テキストデータ245B(ここでは生徒「りく」の答案テキストデータ245B)が電子黒板3に表示される(ステップS33)。
そして、教師が手書き入力を行うと(ステップS34;Yes)、この手書き入力に応じて答案上に手書きの修正内容が表示される(ステップS35)。
以上のように、本実施形態のサーバ2によれば、図5のステップS13〜S14,S31や図6,図8,図9等に示したように、出題された問題についての答案に含まれうる誤りパターンが複数取得されるとともに、当該問題についての答案データ245Aが各生徒端末から受信されて複数の記載部分に分割され、記載部分ごとに誤りパターンに該当するか否かが判定され、この判定結果に基づいて、複数の生徒端末全体での問題の正解率と、誤りパターンごとの誤答率とが表示されるので、生徒に問題を解かせつつ授業を進める場合に、各生徒がどのような箇所で間違っているのかを把握することができる。従って、クラス内のどれだけの生徒が授業を理解しているのかを把握することができる。
また、図6のステップT5や図9等に示したように、問題に対する複数の解法のそれぞれについて誤りパターンが取得され、複数の解法のそれぞれについて、複数の生徒端末全体での誤りパターンごとの誤答率が表示されるので、問題に複数の解法がある場合に、各生徒が何れの解法のどのような箇所で間違っているのかを把握することができる。
なお、上記の実施の形態における授業支援システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
例えば、上記の実施形態では、本発明に係る授業支援装置をサーバ2として説明したが、電子黒板3としても良い。
また、授業支援プログラム240がサーバ2に記憶されることとして説明したが、サーバ2に対して着脱可能なメモリカード、CD等の記憶媒体に記憶されることとしてもよい。
また、問題の誤りパターンが予め誤りパターン判別データテーブル244に記憶され、この誤りパターン判別データテーブル244から誤りパターンを取得することとして説明したが、他の手法によって取得することとしても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
複数の生徒端末と通信可能な学習支援装置において、
出題された問題についての答案を各生徒端末から受信する受信手段と、
前記問題についての答案に含まれうる誤りパターンを複数取得する誤りパターン取得手段と、
各答案を複数の記載部分に分割する答案分割手段と、
記載部分ごとに前記誤りパターンに該当するか否かを判定する記載部分別正誤判定手段と、
前記記載部分別正誤判定手段による判定結果に基づいて、前記複数の生徒端末全体での前記問題の正解率と、誤りパターンごとの誤答率とを表示させる誤りパターン別誤答率表示制御手段と
を備えることを特徴とする学習支援装置。
<請求項2>
請求項1記載の学習支援装置において、
前記答案は、手書き入力されており、
前記答案分割手段は、
前記答案を文字認識してテキストデータ化するとともに、複数の前記記載部分に分割し、
当該学習支援装置は、
前記誤りパターン別誤答率表示制御手段により誤りパターンごとの誤答率が表示された状態から、ユーザ操作に基づいて何れかの誤りパターンが指定された場合に、前記記載部分別正誤判定手段により当該誤りパターンに該当すると判定された前記記載部分の前記答案テキストデータを表示させる誤答記載部分表示制御手段と、
を備えることを特徴とする学習支援装置。
<請求項3>
請求項1または2記載の学習支援装置において、
前記誤りパターン取得手段は、
前記問題に対する複数の解法のそれぞれについて前記誤りパターンを取得し、
前記記載部分別正誤判定手段は、
各答案について、当該答案で用いられている解法を検知するとともに、この解法の答案に含まれうる誤りパターンに当該答案の前記記載部分が該当するか否かを判定し、
前記誤りパターン別誤答率表示制御手段は、
前記複数の解法のそれぞれについて、前記複数の生徒端末全体での誤りパターンごとの誤答率を表示させることを特徴とする学習支援装置。
<請求項4>
複数の生徒端末と通信可能なコンピュータに、
出題された問題についての答案を各生徒端末から受信する受信機能と、
前記問題についての答案に含まれうる誤りパターンを複数取得する誤りパターン取得機能と、
各答案を複数の記載部分に分割する答案分割機能と、
記載部分ごとに前記誤りパターンに該当するか否かを判定する記載部分別正誤判定機能と、
前記記載部分別正誤判定機能による判定結果に基づいて、前記複数の生徒端末全体での前記問題の正解率と、誤りパターンごとの誤答率とを表示させる誤りパターン別誤答率表示制御機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
2 サーバ
3 電子黒板
4 生徒端末
240 授業支援プログラム

Claims (3)

  1. 複数の生徒端末と通信可能な学習支援装置において、
    少なくとも1つの問題と、前記問題に対応する正解と、前記問題に対応する複数種類の解法のそれぞれに含まれうる誤りパターンと、が記憶された記憶手段と、
    出題された前記問題についての答案を各生徒端末から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された各答案を複数の記載部分に分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割された前記記載部分ごとに、前記答案で用いられている解法を検知するとともに、前記記憶手段により記憶された前記正解又は前記それぞれの誤りパターンに前記答案の前記記載部分が該当するか否かを判定する判定手段と、
    記判定手段による判定結果に基づいて、前記複数の生徒端末全体での前記問題の正解率と、前記複数の生徒端末全体での前記複数の解法のそれぞれについての誤りパターンごとの誤答率と、を表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする学習支援装置。
  2. 請求項1記載の学習支援装置において、
    前記答案は、手書き入力されており、
    前記分割手段は、
    前記答案を文字認識してテキストデータ化するとともに、複数の前記記載部分に分割し、
    前記表示制御手段は、
    前記表示制御手段により誤りパターンごとの誤答率が表示された状態から、ユーザ操作に基づいて何れかの誤りパターンが指定された場合に、前記判定手段により当該誤りパターンに該当すると判定された前記記載部分の前記テキストデータを表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  3. 複数の生徒端末と通信可能なコンピュータに、
    少なくとも1つの問題と、前記問題に対応する正解と、前記問題に対応する複数種類の解法のそれぞれに含まれうる誤りパターンと、が記憶された記憶機能と、
    出題された前記問題についての答案を各生徒端末から受信する受信機能と、
    前記受信機能により受信された各答案を複数の記載部分に分割する分割機能と、
    前記分割機能により分割された前記記載部分ごとに、前記答案で用いられている解法を検知するとともに、前記記憶機能により記憶された前記正解又は前記それぞれの誤りパターンに前記答案の前記記載部分が該当するか否かを判定する判定機能と、
    前記判定機能による判定結果に基づいて、前記複数の生徒端末全体での前記問題の正解率と、前記複数の生徒端末全体での前記複数の解法のそれぞれについての誤りパターンごとの誤答率と、を表示させる表示制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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