JP2009271586A - Ohp用電子式計算機 - Google Patents

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Abstract

【課題】キー配列の異なるモデルを製作する必要なく、国,地域,教師などにより異なる多様な教え方に容易に対応することが可能になるOHP用電子式計算機を提供する。
【解決手段】国や地域あるいは教師の教え方により異なるキー配列の表示パターンKP(1)(2)…をユーザ操作に応じて選択的に指定し、透明タッチパネル13を入力手段として重ねた透過型のキー表示部(LCD−K)12に表示させる。そして、指定のキー配列に応じた電卓プログラムを設定起動させて本OHP関数電卓10を動作させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に、OHP(Over Head Projector)に用いて有用なOHP用電子式計算機に関する。
従来から教育現場において計算の学習をする場合に、関数電卓と称する電子式計算機を利用し、当該関数電卓を教師自らが実際に模範操作し、各種の計算を行う操作手順について生徒に学習させることが行われている。
一般に関数電卓は、所望の関数式を入力表示させてその計算を実行し計算結果を表示させたり、関数式に応じたグラフを描画表示させたりすることができる(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このような関数電卓の操作手順について、教師による模範操作を生徒側により見易く分かり易くするために、OHP用の関数電卓が考えられている。
このOHP用の関数電卓は、各種キーの配列パターンが印刷された透過型のキー入力パネルと透過型の液晶表示パネルを備えており、この関数電卓を、OHPにおける光源からの照射光を透過させるガラス面に載せることで、前記キー入力パネルに印刷されたキー配列パターンおよび液晶表示パネルに表示された数字や記号などが光学的にスクリーンに投影されるものである。
特開2004−151960号公報
現在、世界各地の教育現場において実用されている関数電卓は、その国や地域によってキーの配列パターンが異なり教え方も異なる。このため、キーの配列パターンが固定的に印刷されている従来のOHP用の関数電卓では、国や地域により異なったり教師により異なったりする多様な教え方に対応しきれず、これに対応するにはそのそれぞれに異なるモデルの電卓を製作しなければならない問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、キー配列の異なるモデルを製作する必要なく、国,地域,教師などにより異なる多様な教え方に容易に対応することが可能になるOHP用電子式計算機を提供することを目的とする。
請求項1に記載のOHP用電子式計算機は、透過型の液晶表示パネルからなるキー表示部と、このキー表示部の表示面に重ねて設けられ、ユーザ操作に応じたタッチ位置を検出する透明のタッチパネルと、複数種類のキー配列の表示パターンを記憶するキー配列パターン記憶手段と、このキー配列パターン記憶手段により記憶された複数種類のキー配列の表示パターンのうち任意のキー配列の表示パターンをユーザ操作に応じて指定するキー配列パターン指定手段と、このキー配列パターン指定手段により指定されたキー配列の表示パターンを前記キー表示部に表示させるキー表示制御手段と、前記キー表示部に前記キー配列パターン記憶手段により記憶される何れかのキー配列の表示パターンが表示された状態で、ユーザ操作に応じて前記タッチパネルにより検出されるタッチ位置に対応したキー処理を実行するキー処理実行手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載のOHP用電子式計算機は、前記請求項1に記載のOHP用電子式計算機において、前記キー表示部に前記キー配列パターン記憶手段により記憶される何れかのキー配列の表示パターンが表示された状態で、ユーザ操作に応じて前記タッチパネルにより検出されるタッチ位置に対応した一連のキーデータを順次記憶するキー操作データ記憶手段と、このキー操作データ記憶手段により記憶された一連のキーデータに従い、当該各キーデータにそれぞれ対応するところの前記キー表示部に表示された各キーを順次識別表示させるキー操作再表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3に記載のOHP用電子式計算機は、前記請求項1または請求項2に記載のOHP用電子式計算機において、所定のキーの操作手順に対応した一連のキーデータを予め記憶するキー操作手順記憶手段と、前記キー表示部に前記キー配列パターン記憶手段により記憶される何れかのキー配列の表示パターンが表示された状態で、ユーザ操作に応じて前記タッチパネルにより検出されるタッチ位置に対応したキーデータが前記所定のキーである場合に、前記キー操作手順記憶手段により記憶された一連のキーデータに従い、当該各キーデータにそれぞれ対応するところの前記キー表示部に表示された各キーを順次識別表示させるキー操作手順表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載のOHP用電子式計算機は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のOHP用電子式計算機において、本体ケースに、OHPの光源から受ける熱を排熱する排熱用開口部を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載のOHP用電子式計算機は、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のOHP用電子式計算機において、OHPの光源から受ける熱または光を電力に変換する電源素子を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、キー配列の異なるモデルを製作する必要なく、国,地域,教師などにより異なる多様な教え方に容易に対応することが可能になるOHP用電子式計算機を提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明のOHP用電子式計算機の実施形態に係るOHP関数電卓10の本体構成を示す図であり、同図(A)はその正面外観図、同図(B)は同図(A)のB矢視断面図、同図(C)は同図(A)のC矢視側面図である。
このOHP関数電卓10の本体ケース11は、図1(B)に示すように、内蔵されている各部品(12,14,15)の高さを超える厚みを有しそのケース裏面11b側が開放された構造であり、ケース表面11aの下半分の領域には透過型の液晶表示パネルからなるキー表示部(LCD−K)12が設けられ、このキー表示部12の表面には透明タッチパネル13が重ねて設けられる。
また、同本体ケース11におけるケース表面11aの上寄りの領域には、透過型の液晶表示パネルからなる表示部(LCD)14が設けられる。
前記透過型のキー表示部(LCD−K)12、透明タッチパネル13、透過型の表示部(LCD)14以外の電子回路を構成する電子部品15は、図1(B)に示すように、本体ケース11におけるケース裏面11bの、前記キー表示部(LCD−K)12と表示部(LCD)14との間のスペースに配置される。
前記透過型のキー表示部(LCD−K)12には、電子回路(15)からの表示制御によってキーの配列パターンKPが液晶表示されて示され、各キー位置に対応する透明タッチパネル13をユーザがタッチ操作することで、そのタッチ位置の検出信号がキー信号として前記電子回路(15)に入力され、キー操作の内容が判断される。
このOHP関数電卓10は、図示しないOHPにおける光源からの照射光を透過させるガラス面上に、その本体ケース11をケース裏面11bから載せて置くことで、前記透過型のキー表示部(LCD−K)12に表示させたキー配列パターンKPおよび前記透過型の表示部(LCD)14に表示させた文字・数字・記号などの表示データが、図示しないスクリーンなどに投影表示されOHP用に供されるもので、図1(C)に示すように本体ケース11の側面には、前記OHPの光源から受ける熱を逃がすための排熱用開口部16が設けられる。
図2は、前記OHP関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
このOHP関数電卓10には、CPU(Central Processing Unit)21が備えられる。
このCPU21は、ROMなどの記憶装置22に予め記憶されている電卓制御プログラムに従いRAM23を作業用のメモリとして回路各部の動作を制御する。このCPU21には、前記記憶部22、RAM23の他に、前記透過型のキー表示部(LCD−K)12がキー表示制御部12aを介して接続され、また前記透明タッチパネルがタッチパネル制御部13aを介して接続され、また前記透過型の表示部(LCD)14が表示制御部14aを介して接続される。
前記記憶装置22には、例えば国や地域に応じて予め定められた異なるキー配列の表示パターンKP(1)(2)…がタイプ別キー表示パターン22aとして記憶され、また、同記憶装置22に記憶される電卓制御プログラムとしては、前記タイプ別キー表示パターン22aによる異なるキー配列の表示パターンKP(1)(2)…にそれぞれ対応した電卓制御を行うためのタイプ別電卓プログラム22bが予め記憶される。
前記異なるキー配列の表示パターンKP(1)(2)…とは、例えば数値キーと演算子キーの配列が逆であったり、数値キー自体の配列が異なったり、各種関数,機能キーの配列が異なったりするキー配列のことである。
なお、本OHP関数電卓10の製造初期の段階では、前記タイプ別キー表示パターン22aにおける何れかのキー配列の表示パターンKP(n)がデフォルト設定されてキー表示部(LCD−K)12に表示され、当該デフォルト設定されたキー配列の表示パターンKP(n)に対応した電卓制御プログラム(22b)に従い動作する。
また記憶装置22はガイドメモリ22cを有しており、ガイドメモリ22cには、前記キー表示部(LCD−K)12に表示されたキー配列パターンKPに含まれる予め定められた[log][sin][cos]…などの各関数,機能キーについて、当該関数,機能キーそれぞれの操作手順の一例を1キー操作ずつガイド表示するためのキーガイドデータ及びガイドプログラムが予め記憶される。
前記RAM23には、キー表示メモリ23a、表示メモリ23b、入力バッファ23c、演算データメモリ23e、キー操作登録メモリ23fなどが用意される。
前記キー表示メモリ23aには、前記キー表示部(LCD−K)12に表示すべきキー配列のパターンデータKP(1)(2)…が、前記記憶装置22内のタイプ別キー表示パターン22aから読み出されて書き込まれる。
前記表示メモリ23bには、前記表示部(LCD)14に表示すべきキー入力データや計算結果データなど、文字・数字・記号からなるデータが書き込まれる。
前記入力バッファ23cには、前記キー表示部(LCD−K)12に表示されたキー配列パターンKPに基づき、タッチパネル13に対するタッチ操作に応じて入力判断されたキー入力データが一時記憶される。
前記演算データメモリ23eには、前記入力バッファ23cに記憶されたキー入力データの計算式に応じてCPU21により演算処理される演算過程のデータが必要に応じて記憶される。
前記キー操作登録メモリ23fには、登録モードの設定状態においてユーザにより操作入力されたキーデータが順次記憶されて登録される。このキー操作登録メモリ23fに登録されたキーデータは、リプレイのユーザ操作に応じて順次読み出され、前記キー表示部12に表示させたキー配列表示パターンKP上の対応するキーが点滅などにより識別表示されて再現される。
そして、このOHP関数電卓10の電子回路は、ボタン型電池などを使用した電源部24により駆動される。
次に、前記構成によるOHP関数電卓10の動作について説明する。
図3は、前記OHP関数電卓10を何れのキー配列のタイプで使用するかを指定するためのタイプ指定処理を示すフローチャートである。
デフォルト設定によりキー表示部12に現在表示されているキー配列の表示パターンKP(n)において、予め設定されたキー(例えば「Mode」キー)が所定時間長押し操作されて入力されることで、タイプ指定モードに設定されると、キー配列の異なる国・地域の一覧をメニューにした図示しないタイプ選択画面が表示部(LCD)14に表示され、このタイプ選択画面に従いユーザ操作に応じたキー配列のタイプ(国・地域)が指定される(ステップS1)。
すると、前記指定されたキー配列のタイプ(国・地域)に対応する電卓プログラムがタイプ別電卓プログラム22bに基づき設定起動され(ステップS2)、同指定のタイプのキー配列表示パターンKPがタイプ別キー表示パターン22aの中から読み出されてキー表示部(LCD−K)12に表示される(ステップS3)。
そして、前記ユーザ指定のキー配列表示パターンKPがキー表示部(LCD−K)12に表示された状態で、ユーザ操作に応じたタッチパネル13のタッチ位置が検出され、当該タッチ位置に対応したキーの入力が受け付けられると、前記ステップS2にて設定起動されているユーザ指定のタイプの電卓プログラムに従い、ユーザ任意の例えば計算式の入力処理や計算処理が実行される(ステップS4)。
これにより、国や地域あるいは教師の教え方により異なるキー配列の表示パターンKP(1)(2)…をユーザ操作に応じて選択的に指定してキー表示部(LCD−K)12に表示させ、当該指定のキー配列に応じた電卓プログラムを設定起動させて当該OHP関数電卓10を動作させることができる。よって、キー配列の異なるモデルを製作する必要なく、国,地域,教師などにより異なる多様な教え方に容易に対応することが可能なOHP関数電卓10を実現できる。
図4は、前記OHP関数電卓10においてキー操作のガイド表示を行うためのガイドモード処理を示すフローチャートである。
前記キー表示部(LCD−K)12に表示されているユーザ任意のキー配列表示パターンKPに基づき、何れかのキー操作入力があったと判断されると(ステップA1)、当該入力されたキーに対応するキーガイドデータがガイドメモリ22cに予め記憶されているか否か判断される(ステップA2)。
このガイドメモリ22cにおいて、前記ユーザ操作に応じたキーに対応するキーガイドデータが記憶されていると判断されると(ステップA2(Yes))、当該キーガイドデータとしての一連のキーデータが読み出される。そして、この一連の各キーデータに対応するところの前記キー表示部(LCD−K)12に表示されているキーが、該キーに対するユーザ操作に伴い順次切り替えられて識別表示され、キー操作のガイド表示が行われる(ステップA3)。
例えばキー表示部(LCD−K)12に表示されている「sin」キーが操作されると(ステップA1)、当該キーデータ「sin」に対応するキーガイドデータ(「sin」「3」「0」「°」)がガイドメモリ22cから読み出され(ステップA2)、キー表示部(LCD−K)12に表示されている該当の各キー「sin」→「3」→「0」→「°」がそれぞれそのキーに対するユーザ操作毎に切り替えられて点滅などにより識別表示される(ステップA3)。これにより、ユーザは、「sin」キーを使用した計算についてのキー操作の仕方について容易に学習することができる。よってキーガイドデータとして予めガイドメモリ22cに記憶されている各種の関数キーや機能キーなどについて、その操作の仕方を容易に学習することができる。
図5は、前記OHP関数電卓10において任意のキー操作を登録し再現表示させるための登録モード処理を示すフローチャートである。
キー表示部(LCD−K)12に表示されているユーザ任意のキー配列表示パターンKPに基づき、「Mode」キーの操作に応じて表示部(LCD)14に表示される図示しないモード選択メニューにおいて、「登録」の項目が選択入力されると登録モードに設定される。
この登録モードにおいて、例えば教師が生徒に教えたい計算手順とその結果について、当該計算手順に応じた一連のキーを順次キー操作して入力すると(ステップB1)、当該キー操作の都度、その入力されたキーデータがRAM23内のキー操作登録メモリ23fに記憶される(ステップB2)。
この際、前記キー操作の都度、その入力されたキーデータに応じた処理が実行されると共に(ステップB3)、当該キー処理を実行した結果のデータが表示部(LCD)14に表示される(ステップB4)。
こうして、前記ユーザ操作に伴う一連のキーデータを前記キー操作登録メモリ23fに記憶させると共に、当該一連のキーデータに応じた処理を実行させてその実行結果のデータを表示させた後に(ステップB1〜B5→B1〜B4)、リプレイを示すキー(この場合には、キー表示部12に表示されている何れかのキー)の操作入力が判断されると(ステップB5(Yes))、前記キー操作登録メモリ23fに記憶された一連のキーデータが順次読み出されて、前記キー表示部(LCD−K)12に表示されている当該キーデータに対応するキーが点滅表示されて示されると共に、当該キーデータの入力に応じた処理も実行されその実行結果のデータが表示部(LCD)14に再現されて表示される(ステップB6)。
これにより、例えば教師により予め登録した任意の計算を行うための一連のキー操作およびそのキー操作に伴う処理の実行結果のデータについて、リプレイ操作するだけで、キー表示部(LCD−K)12に表示されている各対応するキーを順次点滅表示させ、また実行結果のデータを表示部(LCD)14に表示させて再現することができ、その計算手順と結果の内容を容易に生徒に対し学習させることができる。
なお、前記実施形態のOHP関数電卓10において、その電源部24は、ボタン型の電池などを使用する構成としたが、次の他の実施形態において説明するように、OHPの光源を利用して発電する素子として構成してもよい。
(他の実施形態)
図6は、前記OHP関数電卓10の他の実施形態の電源構成を示す図である。
この他の実施形態のOHP関数電卓10では、その電源部を、図6に示すように、本体ケース11におけるケース裏面11bの上縁に沿ったスペースに配置してなる熱電源素子24aにより構成する。
すなわち、このOHP関数電卓10を使用する際に、図示しないOHPにおける光源からの照射光を透過させるガラス面上に、その本体ケース11をケース裏面11bから載せて置くと、当該ケース裏面11bに配置された前記熱電源素子24aは、前記光源からの照射光が当たって発熱し発電動作するもので、この熱電源素子24aにより発電された電圧によって当該OHP関数電卓10における電子回路の各部を駆動する。
なお、前記熱電源素子24aに換えてソーラー電源素子を使用することで、このソーラー電源素子を前記光源からの照射光を受光させて発電動作させ、当該OHP関数電卓10における電子回路の電源に供する構成としてもよい。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明のOHP用電子式計算機の実施形態に係るOHP関数電卓10の本体構成を示す図であり、同図(A)はその正面外観図、同図(B)は同図(A)のB矢視断面図、同図(C)は同図(A)のC矢視側面図。 前記OHP関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記OHP関数電卓10を何れのキー配列のタイプで使用するかを指定するためのタイプ指定処理を示すフローチャート。 前記OHP関数電卓10においてキー操作のガイド表示を行うためのガイドモード処理を示すフローチャート。 前記OHP関数電卓10において任意のキー操作を登録し再現表示させるための登録モード処理を示すフローチャート。 前記OHP関数電卓10の他の実施形態の電源構成を示す図。
符号の説明
10 …OHP関数電卓(OHP用電子式計算機)
11 …本体ケース
11a…ケース表面
11b…ケース裏面
12 …透過型キー表示部(LCD−K)
12a…キー表示制御部
13 …透明タッチパネル
13a…タッチパネル制御部
14 …透過型表示部(LCD)
14a…表示制御部
15 …電子部品(電子回路)
16 …排熱用開口部
KP …キー配列パターン
21 …CPU
22 …記憶装置
22a…タイプ別キー表示パターン
22b…タイプ別電卓プログラム
22c…ガイドメモリ
23 …RAM
23a…キー表示メモリ
23b…表示メモリ
23c…入力バッファ
23e…演算データメモリ
23f…キー操作登録メモリ
24 …電源部
24a…熱電源素子

Claims (5)

  1. 透過型の液晶表示パネルからなるキー表示部と、
    このキー表示部の表示面に重ねて設けられ、ユーザ操作に応じたタッチ位置を検出する透明のタッチパネルと、
    複数種類のキー配列の表示パターンを記憶するキー配列パターン記憶手段と、
    このキー配列パターン記憶手段により記憶された複数種類のキー配列の表示パターンのうち任意のキー配列の表示パターンをユーザ操作に応じて指定するキー配列パターン指定手段と、
    このキー配列パターン指定手段により指定されたキー配列の表示パターンを前記キー表示部に表示させるキー表示制御手段と、
    前記キー表示部に前記キー配列パターン記憶手段により記憶される何れかのキー配列の表示パターンが表示された状態で、ユーザ操作に応じて前記タッチパネルにより検出されるタッチ位置に対応したキー処理を実行するキー処理実行手段と、
    を備えたことを特徴とするOHP用電子式計算機。
  2. 前記キー表示部に前記キー配列パターン記憶手段により記憶される何れかのキー配列の表示パターンが表示された状態で、ユーザ操作に応じて前記タッチパネルにより検出されるタッチ位置に対応した一連のキーデータを順次記憶するキー操作データ記憶手段と、
    このキー操作データ記憶手段により記憶された一連のキーデータに従い、当該各キーデータにそれぞれ対応するところの前記キー表示部に表示された各キーを順次識別表示させるキー操作再表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のOHP用電子式計算機。
  3. 所定のキーの操作手順に対応した一連のキーデータを予め記憶するキー操作手順記憶手段と、
    前記キー表示部に前記キー配列パターン記憶手段により記憶される何れかのキー配列の表示パターンが表示された状態で、ユーザ操作に応じて前記タッチパネルにより検出されるタッチ位置に対応したキーデータが前記所定のキーである場合に、前記キー操作手順記憶手段により記憶された一連のキーデータに従い、当該各キーデータにそれぞれ対応するところの前記キー表示部に表示された各キーを順次識別表示させるキー操作手順表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のOHP用電子式計算機。
  4. 本体ケースに、OHPの光源から受ける熱を排熱する排熱用開口部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のOHP用電子式計算機。
  5. OHPの光源から受ける熱または光を電力に変換する電源素子を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のOHP用電子式計算機。
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JP2012194617A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Lixil Corp 操作入力装置

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