JP2006208684A - 情報表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 適切に学習の判定を行なうことができて、効果的に学習できる情報表示制御装置等を提供すること。
【解決手段】 単語集DBに記憶されている単語データの訳を表示し、訳に対応する見出語をユーザに選択させる。このとき、ユーザにより回答保留の選択肢K204「わからない」が選択されると、学習結果記憶領域の学習データに正答不明と記憶する。次回、「わからないと回答した語から出題」が選択されると、学習結果記憶領域に回答保留と記憶されている学習データに基づいて出題する。
【選択図】図18

Description

本発明は、情報表示制御装置及びプログラムに関する。
従来から、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書等、数種類の辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵した電子辞書装置(以下、単に「電子辞書」という。)と呼ばれる情報表示制御装置が知られている。また単語を学習するための単語ゲーム付きの電子辞書も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許2562653号公報 このような単語ゲーム付きの電子辞書はゲーム形式で単語を学習するもので、単語についての問題を表示して、ユーザにより解答が選択されて、入力されると、解答の正誤を「判定して、正解か不正解か結果表示するものである。
しかしながら、このような単語ゲーム付きの電子辞書においては、ユーザが回答がわからなくても、当てずっぽうで任意の回答選択肢を選択する必要があった。そのため、たまたま選択した回答選択肢が正答であれば、当該問題を正答したとして電子辞書に記憶されてしまい、正しく判定できない問題があった。また、正解又は不正解の問題を確認する場合に、当てずっぽうで偶然に正解した場合等、適切に問題を確認することができなかった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、適切に学習の判定を行なうことができて、効果的に学習できる情報表示制御装置等を提供することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載された発明の情報表示制御装置は、
見出語と当該見出語の訳情報と見出語の誤答選択肢とを対応づけて複数記憶する出題記憶手段(例えば、図3のROM20;単語集DB202)と、
この出題記憶手段に記憶されたいずれかの見出語の訳情報を問題として表示し、当該見出語と当該見出語の誤答選択肢とからなる回答候補を回答選択肢として表示する出題表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図12のステップD22、D24)と、
この出題表示制御手段により表示された回答選択肢のうち、ユーザ操作により選択された回答選択肢が前記いずれかの見出語である場合は正答と判別し、回答保留である場合は回答保留と判別し、誤答選択肢である場合は誤答であると判別してそれぞれ判別結果を表示させる回答判別表示制御手段(例えば、図3のCPU10;ステップD26〜D36)と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、
前記回答判別表示制御手段による判別結果を前記いずれかの見出語と対応づけて記憶する判別結果記憶手段(例えば、図3のEEPROM40;学習結果記憶領域402)と、
前記記憶手段に記憶されている見出語を、前記判別結果記憶手段に対応づけて記憶されている判別結果に基づいて一覧表示する見出語一覧表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図13のステップE12〜E28)と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の情報表示制御装置において、
前記見出語一覧表示制御手段は、前記判別結果記憶手段に記憶されている判別結果が回答保留である見出語を一覧表示する回答保留見出語一覧表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図13のステップE16、ステップE28)を有することを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項2に記載の情報表示制御装置において、
前記出題記憶手段は、見出語に対応づけて当該見出語の訳情報にさらに例文その他の情報を追加した説明情報を複数記憶する説明情報記憶手段(例えば、図3のROM20;単語集DB202)を有し、
前記見出語一覧表示制御手段により表示された見出語のうち、ユーザにより指定された見出語の訳情報に例文その他の情報を前記説明情報記憶手段から読み出して表示する説明情報表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図8のステップA20)を更に備えることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、
見出語及び説明情報を表示する際に見出語を隠すように表示させる見出語隠し方式をユーザ操作により選択する見出語隠し選択手段(例えば、図3のCPU10;図8のステップA14、A24)と、
この見出語隠し選択手段により、見出語を隠すように表示させる見出語隠し方式が選択された際に、前記見出語とともに前記説明情報中の発音記号の部分を隠して説明情報を表示させるように制御する見出語発音記号隠し表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図11のステップC10、C12)と、
を更に備えることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項5に記載の情報表示制御装置において、
前記見出語の音声情報を記憶する音声情報記憶手段(例えば、図3のROM20;音声データ204)と、
前記見出語発音記号隠し表示制御手段により表示制御された見出語の音声情報を前記音声情報記憶手段から読み出して出力する音声出力制御手段(例えば、図3の音声出力部70、図3のCPU10;図8のステップA36)と、
前記音声出力制御手段により当該見出語の音声情報が出力がなされた際に、前記隠されている発音記号を表示させる制御を行う発音記号現出表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図8のステップA34)と、
を備えることを特徴とする。
請求項7に記載された発明のプログラムは、
コンピュータに、
見出語と当該見出語の訳情報と見出語の誤答選択肢とを対応づけて複数記憶する出題記憶機能(例えば、図3のROM20;単語集DB202)と、
この出題記憶機能に記憶されたいずれかの見出語の訳情報を問題として表示し、当該見出語と当該見出語の誤答選択肢とからなる回答候補を回答選択肢として表示する出題表示制御機能(例えば、図3のCPU10;図12のステップD22、D24)と、
この出題表示制御機能により表示された回答選択肢のうち、ユーザ操作により選択された回答選択肢が前記いずれかの見出語である場合は正答と判別し、回答保留である場合は回答保留と判別し、誤答選択肢である場合は誤答であると判別してそれぞれ判別結果を表示させる回答判別表示制御機能(例えば、図3のCPU10;ステップD26〜D36)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項1又は7に記載された発明によれば、ユーザ操作により選択された回答選択肢が前記いずれかの見出語である場合は正答と判別し、回答保留である場合は回答保留と判別し、誤答選択肢である場合は誤答であると判別してそれぞれ判別結果を表示させることができる。したがって、ユーザが正答が不明の場合に回答保留を選択すれば、適切に学習の判定を行なうことができて、効果的な学習をすることができる。
請求項2に記載された発明によれば、ユーザ操作により選択された回答選択肢の判別結果に基づいて、見出語が一覧表示されることとなる。
請求項3に記載された発明によれば、回答選択肢が回答保留と判別された見出語が一覧表示されることとなる。
請求項4に記載された発明によれば、一覧表示された見出語のうち、ユーザにより指定された見出語の訳情報を表示する際に、さらに例文その他の情報が表示されることとなる。
請求項5に記載された発明によれば、見出語を隠し表示する際に、見出語に対応する発音記号も隠し表示されることとなる。従って、発音記号から見出語が推測されることを防止できる。
請求項6に記載された発明によれば、見出語の音声情報が出力される際に、発音記号が隠し表示されている場合には、当該発音記号の部分が現出されることとなる。
図を参照して、本発明を情報表示制御装置の一種である携帯型の電子辞書装置(電子辞書)に適用した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[1.構成]
[1.1 全体構成]
電子辞書には、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書、ことわざ辞典等の各辞書の電子辞書データベース(辞書DB)が内蔵されている。この辞書DBには、見出語に対応づけて、当該見出語を説明するための文字データや、画像データ、動画データ、音声データ等からなる説明情報が記憶される。ユーザは内蔵されたいずれかの辞書を選択して単語を入力することにより、選択した辞書の入力単語の説明情報を表示させることができる。
図1に、この電子辞書1の概観図を示す。同図に示すように、電子辞書1は、入力部50と、表示部60と、音声出力部70とを備えている。ここで、入力部50は、各種キーを備えて構成されている。構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザによってこれらのキーが押下されて、電子辞書1が操作される。
例えば、図2に示すように、各種処理の実行を開始させるための処理キー7、操作の確定等の指示を入力するための決定キー9、方向を指示するための方向キー11、単語集の機能を実行させるための単語集キー13等を有している。また処理キー7は、チェックキー7a、発音キー7b、表示切替キー7c、範囲設定キー7dを有して構成されている。尚、それぞれのキーの機能についての詳細は適宜説明する。
図3は、本実施形態における電子辞書1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子辞書1には、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)20、RAM(Random Access Memory)30、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)40、入力部50、表示部60、音声出力部70が備えられており、各構成要素はバス80によりそれぞれ接続されている。
[1.2 記憶部]
ROM20は、各種データやプログラム等を格納する読み出し専用メモリであり、メニュー表示処理、各種設定処理、各種検索処理等の電子辞書1の動作に係る各種プログラムや、電子辞書1の備える検索機能、表示機能、設定機能等の種々の機能を実現するためのプログラム等を格納する。本実施形態においては、ROM20は、単語集DB202と、音声データ204と、全体の処理を制御するメインプログラム210とを記憶する。また、メインプログラム210には、サブルーチンとして学習モードプログラム212と、テストモードプログラム214と、復習モードプログラム216とが含まれており、さらに、学習モードプログラム212には、サブルーチンとして訳隠し表示制御プログラム212aと、見出語隠し表示制御プログラム212bとが含まれている。
図4に単語集DB202のデータ構造の一例を示す。単語集DB202は、見出語202a(例えば、「resemble」)と、発音記号202b(例えば、「riz'embl」)と、学習分野202c(例えば、「動詞編」)と、当該学習分野における単語番号202d(例えば、「0001」)と、説明情報202eと、誤答選択肢202f(例えば、「appear」)とを対応づけて「単語データ」として記憶している。また説明情報202eは、訳情報202e1(例えば、「<A>に似ている…」)と、例文その他202e2(例えば、「<E>Although he…」)とを含んで構成されている。
単語集DB202に記憶されている各単語データは、各学習分野に分類して記憶されており、ユーザにより学習分野が指定されると、CPU10は、指定された学習分野の単語データを読み出す。なお、本実施形態において単語集DB202は一つとして説明するが、学習分野ごとに異なるDBを構成するものとしても良いことは勿論である。例えば、動詞編単語集DB、名詞編単語集DB、形容詞編単語集DBと各学習分野ごとにDBが記憶されており、ユーザにより学習分野が指定されると、当該DBに記憶されている単語データを読み出すこととしてもよい。さらに、学習分野は、「中学1年」「中学2年」等の学年であったり、「基本単語」「応用単語」等の難易度で分類されていても良い。
また、説明情報202eにはタグ文字が含まれており、タグ文字によって各属性が示されている。本実施形態においては、タグ文字「A」で囲まれている部分(例えば、「に似ている…after)」)を見出語に対応する訳情報202e1とし、タグ文字「E」で囲まれている部分(例えば、「Although he … mother's」)を例文とし、タグ文字「J」で囲まれている部分(例えば、「彼は見かけは…母親似だ。」)を例文に対応する訳文とする。さらに、タグ文字「B」で囲まれている部分(例えば、「resembles」)は隠し表示対象部分であり、処理によって隠し表示される部分である。ここで、隠し表示とは、単語帳DB202に記憶されている内容の表示を隠すために、文字列の替わりに空白に下線を付して表示するものである。
音声データ204は、単語集DB202に記憶されている見出語に対応する音声データが記憶されている。例えば、単語集DB202の見出語「resemble」に対応する音声データが記憶されており、CPU10は、記憶されている音声データを読み出して音声出力部70から音声を出力する。ここで、音声データとして記憶される形式としては、例えばwave形式や、mp3形式等の音声データの形式で記憶されている。
RAM30は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行にかかるデータ等を一時的に保持する随時書き込み可能なメモリである。本実施の形態では、RAM30に、抽出学習データ記憶領域304が確保されている。
抽出学習データ記憶領域304は、復習モード処理で利用される記憶領域であり、学習結果記憶領域402に記憶されている学習データから、条件に適合するとして抽出された学習データを一時的に記憶する領域である。
EEPROM40は、各種データファイル等の情報を記憶する電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。EEPROM40には、学習結果記憶領域402と、設定隠し表示範囲記憶領域404との記憶領域が確保されている。
学習結果記憶領域402は、学習データが記憶されている領域である。図5に示すように、学習結果記憶領域402は、学習データとして、見出語(例えば、「resemble」)と、単語番号(例えば、「0001」)と、チェックフラグ(例えば、「ON」)と、学習状態(例えば、「?」)と、学習日時(例えば「04/09/12 12:54」)とが記憶されている。
チェックフラグは、学習モード処理において、ユーザ操作により当該見出語が選択されたか否かを示す識別符号を記憶するものであり、初期値として「OFF」が記憶されている。そして、ユーザにより当該見出語が選択される(チェックされる)と、チェックフラグが「ON」に更新される。
また、学習状態は、テストモード処理において、ユーザにより選択された回答選択肢に対する判定結果を記憶するものであり、ユーザにより選択された回答選択肢が正答であると判定された場合は「○」、ユーザにより選択された回答選択肢が誤答であると判定された場合は「×」、ユーザにより選択された回答選択肢が「わからない」(回答保留)である場合は「?」と記憶される。そして、判定結果の更新記憶時の日時が学習日時として記憶される。
設定隠し表示範囲記憶領域404は、単語データの中でユーザにより指定された隠し表示の範囲を記憶するための領域である。図6に示すように、設定隠し表示範囲記憶領域404は、見出語(例えば「resemble」)と、単語データにおける隠し表示範囲の開始位置(例えば、「80」文字目)と、隠し文字数(例えば、「11」文字)とを記憶している。
[1.3 CPU]
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU10は、入力部40から入力される操作信号に応じてROM20に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU10は、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部50に出力して、対応した表示情報を表示する。
CPU10は、ROM20に記憶されているメインプログラム210に従ったメイン処理(図7参照)を実行する。具体的には、ユーザにより、学習する分野と、学習の一つのまとまった単位である学習単位とが選択された後に各モードの処理が選択されると、CPU10は、選択されたモード処理に応じて、学習モード処理、テストモード処理又は復習モード処理を実行する。
また、CPU10は、ROM20に記憶されている学習モードプログラム212に従った学習モード処理(図8及び図9参照)を実行する。学習モード処理においてCPU10は、ユーザにより選択された学習方式に対応する単語データを表示する。そして、表示切替キー7cが押下されれば、隠し表示状態の表示状態を切り替え、発音キー7bが押下されれば、見出語に対応する音声データを出力する。また、ユーザにより設定隠し表示範囲が指定されれば、指定された設定隠し表示範囲を設定隠し表示範囲記憶領域404に記憶する。
また、CPU10は、ROM20に記憶されている訳表示制御プログラム212aに従った訳隠し表示制御処理(図10参照)を実行する。訳隠し表示制御処理においてCPU10は、単語データのうち見出語と発音記号とを表示し、説明情報202eのうち見出語の日本語訳と、英語の例文に対するの日本語訳と、設定隠し表示範囲に対応する部分とを隠して、それ以外の説明情報202eの部分を表示する(図15(b))。
また、CPU10は、ROM20に記憶されている見出語表示制御プログラム212bに従った見出語隠し表示制御処理(図11参照)を実行する。見出語隠し表示制御処理においてCPU10は、単語データのうち見出語202aと発音記号202bとを隠して、説明情報202eのうち隠し表示対象部分と設定隠し表示範囲に対応する部分とを隠してそれ以外の説明情報202eの部分を表示する(図15(c))。
また、CPU10は、ROM20に記憶されているテストモードプログラム214に従ったテストモード処理(図12参照)を実行し、選択された出題方式に従って単語データから訳情報202e1を表示し、回答候補選択肢を併せて表示する。そして、ユーザにより回答候補選択肢から一の回答選択肢が選択されると、回答選択肢の判定結果に応じて学習結果記憶領域402に学習状態を更新記憶する。
また、CPU10は、ROM20に記憶されている復習モードプログラム216に従った復習モード処理(図13参照)を実行し、ユーザにより選択された表示方式に応じて見出語と、学習状態と、チェックフラグと、学習日時とを選択された表示順で一覧表示する。そして、一覧表示された見出語の中から一の見出語が選択されると、選択された見出語の単語データを表示する。
[1.4 その他の処理部]
入力部50は、仮名やアルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU10に出力する。この入力部50におけるキー入力により、文字列の入力、学習モードの選択、処理実行指示等の入力手段を実現する。なお、この入力部50は、図1のキー等に限られるわけではなく、タッチパネル等であってもよい。
表示部60は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。また、音声出力部70は、CPU10から入力される音声データに基づいて、音声データを再生・出力するものであり、スピーカ等により構成される。
バス80は、CPU10からのデータ等の電気信号を通す線路であり、CPU10と、ROM20と、RAM30と、EEPROM40と、入力部50と、表示部60と、音声出力部70とをそれぞれ接続する信号線である。
[2.処理の説明]
[2.1 メイン処理]
図7は、メイン処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。このメイン処理は、CPU10がROM20に記憶されたメインプログラム210を実行することによって実現される処理である。
まず、ユーザにより学習する分野が選択される(ステップS10)。例えば、ユーザにより学習分野「動詞編」が選択されると、単語集DB202の学習分野に「動詞編」と記憶されている単語データが処理対象として選択される。
つづいて、ユーザにより学習する範囲が選択される(ステップS12)。ここでは、単語集DB202に記憶されている学習単位の単語番号の範囲が選択される。例えば、単語番号「1−100」が選択されると、ステップS10において選択された学習分野「動詞編」の単語番号「1」から「100」までの単語データが処理の対象とされる。
続いて、ユーザにより処理モードとして学習モードが選択された場合には学習モード処理を(ステップS14:モードA→ステップS16)、テストモードが選択された場合にはテストモード処理を(ステップS14:モードB→ステップS18)、復習モードが選択された場合には復習モード処理を(ステップS14:モードC→ステップS20)、それぞれ実行する。
そして、ユーザによりメイン処理を終了する操作がある場合には(ステップS22;Yes)、CPU10はメイン処理を終了し、終了する操作がなかった場合には、ステップS14から繰り返し処理を実行する(ステップS22;No→ステップS14)。
なお、本実施形態におけるメイン処理において、ユーザが学習単位を選択して各処理を実行することとしたが、学習単位を選択せずに、単語集DB202に記憶されている総ての単語データを対象として処理を実行するようにしても良い。
[2.2 学習モード処理]
次に、学習モード処理について説明する。図8及び図9は、学習モード処理にかかる電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この学習モード処理は、CPU10が、ROM20に記憶されている学習モードプログラム212を実行することによって実現される処理であり、メイン処理におけるステップS16においてサブルーチンとして実行する処理である。
まず、ユーザにより学習方式が選択されると(ステップA10)、単語集DB202から単語データを1つ読み込み(ステップA12)、現在選択されている学習方式に応じて単語データを表示する。
選択されている学習方式が「全表示」方式の場合は、見出語202aと説明情報202eを隠さず全て表示する。すなわち、CPU10は、単語データの見出語202aを表示し(ステップA16)、発音記号202bを表示する(ステップA18)。そして、説明情報202eを併せて表示する(ステップA20)。
他方、選択されている学習方式が「訳隠し」方式の場合は、訳隠し表示制御処理を実行することにより、単語データのうち訳情報202e1の部分や、訳文等を隠し表示する(ステップA22)。また、学習方式が「見出語隠し」方式の場合は、見出語隠し表示制御処理を実行することにより、見出語202aや発音記号202b等の部分を隠し表示する(ステップA24)。なお、各処理の動作についての詳細は後述する。
つづいて、ユーザにより表示切替キー7cが押下された場合に(ステップA26)、CPU10は、隠し表示している部分の内容を通常の表示状態に切り替えて表示する(ステップA28)。さらに、この通常の表示状態で再度表示切替キー7cが押下されると、再度隠し表示状態に切り替えて表示する。
例えば、図15(b)の表示画面W110に示すように、訳情報202e1と、例文その他202e2のうちの訳文とが隠し表示されている状態において、ユーザにより表示切替キー7cが押下されると、図15(a)の表示画面W108の状態に遷移し、隠し表示されていた訳情報202e1は、隠さずに「に似ている…after) 」(図15(a)のK108c)と表示され、隠し表示されていたのうちの訳文は、隠さずに「Although he……his mother's. 彼は見かけは、…母親似だ」(図15(a)のK108f)と表示される。さらに、隠さない表示状態である表示画面W108の状態から、ユーザが再度表示切替キー7cを押下することにより、再び表示画面W110の状態に遷移し、訳情報K110cと、訳文K110fとが隠し表示される。このように、ユーザは、簡単な操作により通常の隠さない表示状態と、隠し表示状態を切り替えて表示させることができる。
つづいて、CPU10は、発音キー7bが押下されたか否かを判定する(ステップA30)。発音キー7bが押下されたときに(ステップA30;Yes)、発音記号202bが隠し表示されている場合には(ステップA32;Yes)、発音記号202bを通常の表示状態に切り替えて表示される(ステップA34)。そして、見出語に対応する音声データを音声データ204から読み出し、音声出力部70から音声として出力する(ステップA36)。
例えば、図15(c)の表示画面W112の状態から、ユーザにより発音キー7bが押下されると、図16(a)の表示画面W114に遷移する。ここで、表示画面W112では、見出語K112aと共に、発音記号K112bも隠し表示されている。しかし、表示画面W114においては、発音記号K114bが表示さている。したがって、ユーザは音声出力部70から出力される音声と共に、当該音声に対応する発音記号を視認することができる。
続いて、範囲設定キー7dが押下された場合には(ステップA38;Yes)、表示部50にカーソルが表示され、ユーザに設定隠し表示範囲を指定させる(ステップA40)。ここで、決定キー9が押下されると(ステップA42;Yes)、CPU10は指定された設定隠し表示範囲(指定された設定隠し表示範囲の先頭が、単語データの何文字目になるか、また、指定された設定隠し表示範囲は何文字であるか)を見出語に対応付けて設定隠し表示範囲記憶領域404に記憶する(ステップA44)。
続いて、チェックキー7aが押下された場合に(ステップA46;Yes)、CPU10は、学習結果記憶領域402に記憶されている見出語に対応するチェックフラグが「ON」なら「OFF」に、「OFF」なら「ON」に反転して更新する(ステップA48)。例えば、図15(a)に示すように単語データが表示画面W108に表示されているとする。この状態においては、チェックフラグは「OFF」であり、表示画面W108に表示されているチェックフラグCK100も、「OFF」状態として表示されている。ここで、ユーザによりチェックキー7aが押下されると、チェックフラグが「ON」となり、図17のチェックフラグCK120のように「ON」状態として表示される。
ユーザにより学習モード処理の終了操作がある場合には(ステップA50;Yes)、メイン処理に動作が戻る。また、終了操作がない場合は、次の学習に進む操作があるか否かを判定する(ステップA52)。ここで、次の学習に進む操作がある場合には(ステップA52;Yes)、ステップA12から処理を繰り返し実行する。また、次の学習に進む操作がない場合には(ステップA52;No)、ステップA26から処理を繰り返し実行する。
続いて、学習モード処理において、サブルーチンとして実行される訳隠し表示制御処理と、見出語隠し表示制御処理について説明する。
(1)訳隠し表示制御処理
まず、訳隠し表示制御処理について説明する。図10は、訳隠し表示制御処理にかかる電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この訳隠し表示制御処理は、CPU10が、ROM20に記憶されている訳表示制御プログラム212aを実行することによって実現される処理であり、学習モード処理におけるステップA22においてサブルーチンとして実行される処理である。
CPU10は、単語データの見出語を表示し(ステップB10)、発音記号を表示する(ステップB12)。続いて、単語データに記憶されている説明情報202eの先頭から表示させる部分を順次読み込む(ステップB14)。ここで、読み込んだ部分が訳情報202e1の部分(タグ文字「A」で囲まれている部分(「に似ている(=take care)」)である場合には(ステップB16;Yes)、読み込んだ部分について隠し表示される(ステップB24、図15(b)のK110c)。読み込んだ部分が訳文の部分(タグ文字「J」で囲まれている部分(「彼は見かけは…母親似だ。」)である場合には(ステップB18;Yes)、読み込んだ部分について隠し表示される(ステップB24、図15(b)のK110f)。また、読み込んだ部分が設定隠し表示範囲記憶領域404に記憶されている設定隠し表示範囲である場合には(ステップB20;Yes)、読み込んだ部分について隠し表示される(ステップB24)。
他方、読み込んだ部分が何れにも該当しない場合には、読み込んだ部分について通常の状態にてそのまま表示される(ステップB22)。そして、説明情報202eを総て表示した場合に訳隠し表示制御処理を終了し、学習モード処理へ処理を戻す(ステップB26;Yes)。また、説明情報202eを総て表示していない場合には(ステップB26;No)、ステップB16から処理を繰り返し実行する。
このようにして、例えば、訳隠し表示である図15(b)の表示画面W110が表示される。全体表示である図15(a)の表示画面W108において表示されている訳情報K108cと比較すると、訳情報K110cのように隠し表示されることとなる。さらに、表示画面W108の訳文K108fと比較すると、訳文K110fのように隠し表示されることとなる。
(2)見出語隠し表示制御処理
次に、見出語隠し表示制御処理について説明する。図11は、見出語隠し表示制御処理にかかる電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この見出語隠し表示制御処理は、CPU10が、ROM20に記憶されている見出語表示制御プログラム212bを実行することによって実現される処理であり、学習モード処理におけるステップA24においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は単語データの見出語202aを隠し表示し(ステップC10)、単語データの発音記号202bを隠し表示する(ステップC12)。続いて、単語データに記憶されている説明情報202eの先頭から表示される部分を順次読み込む(ステップC14)。ここで、読み込まれた部分が隠し表示対象部分(タグ文字「B」で囲まれている部分(例えば、図4の「resembles」))である場合には(ステップC16;Yes)、読み込んだ部分について隠し表示される(ステップC22。例えば、図15(c)のK112d)。また、読み込んだ部分が設定隠し表示範囲記憶領域404に記憶されている設定隠し表示範囲である場合には(ステップC18;Yes)、読み込んだ部分について隠し表示される(ステップC22。例えば、図16のK118g)。
他方、読み込んだ部分が何れにも該当しない場合には、読み込んだ部分について通常の状態にてそのまま表示される(ステップC20)。そして、説明情報202eを総て表示した場合には、見出語隠し表示制御処理を終了して学習モード処理へ戻る(ステップC24;Yes)。また、説明情報202eを総て表示していない場合には(ステップC24;No)、ステップC16から処理を繰り返し実行する。
このようにして、例えば、見出語隠し表示である図15(c)の表示画面W112が表示される。全体表示である図15(a)の表示画面W108において表示されている見出語K108aと比較すると、見出語K112aのように隠し表示されることとなる。さらに、表示画面W108において表示されている発音記号K112b及び隠し表示対象部分K112dと比較すると、発音記号K112b及び隠し表示対象部分K112のように隠し表示されることとなる。
[2.3 テストモード処理]
次に、テストモード処理について説明する。図12は、テストモード処理にかかる電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。このテストモード処理は、CPU10が、ROM20に記憶されているテストモード処理プログラム214を実行することによって実現される処理であり、メイン処理におけるステップS18においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、ユーザにより出題方式が選択されると(ステップD10)、選択されている出題方式に対応して単語データを単語集DB202から読み出される。
選択された出題方式が「[A]正解していない問題から出題」の場合は(ステップD12;[A])、学習結果記憶領域402から学習状態が「×」の学習データを一つ選択し、学習データの見出語に対応する単語データを単語集DB202から一つ読み出す(ステップD14)。
同様に、選択された出題方式が「[B]テストでわからないと回答した語から出題」の場合は(ステップD12;[B])、学習状態が「?」(回答保留)の学習データを一つ選択し、学習データの見出語に対応する単語データを単語集DB202から読み出す(ステップD16)。
同様に、選択された出題方式が「[C]チェックをつけた語から出題」の場合は(ステップD12;[C])、チェックフラグが「ON」の学習データを一つ選択し、学習データの見出語に対応する単語データを単語集DB202から読み出す(ステップD18)。
また、選択された出題モードが「[D]全ての問題から番号ごと出題」の場合は(ステップD12;[D])、単語集DB202から学習単位内の単語データから単語番号の小さい順に読み出す(ステップD20)。
続いて、読み出された単語データのうちの訳情報202e1が表示される(ステップD22)。また、見出語と、誤答選択肢と、回答保留を示す選択肢「わからない」とを回答候補選択肢として表示される(ステップD24)。
ユーザにより、回答候補選択肢の中から一の回答候補選択肢が回答選択肢として選択されると(ステップD26;Yes)、CPU10は、回答選択肢が見出語か否かを判定する(ステップD28)。ここで、回答選択肢が見出語と一致する場合(正答)は(ステップD28;Yes)、見出語の学習データの学習状態を「○」(正答)に更新する(ステップD36)。
また、回答選択肢が回答保留を示す選択肢(「わからない」)である場合は、(ステップD28;No→ステップD30;Yes)、見出語の学習データの学習状態を「?」(回答保留)に更新する(ステップD34)。
また、回答選択肢は見出語でもなく、回答保留でも無い場合は、回答選択肢は誤答選択肢であると判別され(ステップD28;No→ステップD30;No)、見出語の学習データの学習状態を「×」(誤答)に更新する(ステップD32)。
そして、CPU10は、学習データの学習日時を更新する(ステップD38)。ここで、テストモード処理の終了操作がある場合は(ステップD40;Yes)、テストモード処理を終了し、メイン処理に戻る。また、テストモード処理の終了操作がない場合には(ステップD40;No)、ステップD12から処理を繰り返し実行する。
例えば、図18(a)の表示画面M200において、「[B]テストでわからないと回答した語から出題」をユーザが選択し、決定キー9を押下すると、学習結果記憶領域402において学習状態が「?」と記憶されている見出語に対応する問題が出題される。図18(b)の表示画面W202は、問題が出題(表示)されている状態を示している。ここで、ユーザは訳情報R200「に似ている(=take after)」に対応する見出語を、表示画面W202の下に表示されている回答候補選択肢の中から選択する。ユーザは、正解がわからない場合には、回答保留を示す「わからない」を選択する。回答保留を示す「わからない」が選択可能であるため、いわゆるまぐれ当たりを防ぎ、適切な学習状態を選択し得る。
なお、本実施形態におけるテストモード処理は、訳に対応する見出語を選択することとして説明したが、見出語を表示して訳を選択させることとしても良いし、そのどちらかをランダムに実行できることとしても良いのは勿論である。
[2.4 復習モード処理]
次に、復習モード処理について説明する。図13は、復習モード処理にかかる電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この復習モード処理は、CPU10が、ROM20に記憶されている復習モードプログラム216を実行することによって実現される処理であり、メイン処理におけるステップS20においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、ユーザにより表示方式が選択されると、(ステップE10;Yes)、選択された表示方式に応じて、CPU10は学習結果記憶領域402から学習データを抽出し、抽出学習データ記憶領域304に記憶する。ここで、ユーザが選択する表示方式は、表示する単語データ(「テストで不正解の語」「テストでわからないと回答した語」「チェックをつけた語」)と、表示順(「番号順」「ABC順」「時間順」)とを組み合わせたものである。
具体的には、表示方式において、表示する単語データとして「テストで不正解の語」を選択した場合(例えば、図19(a)の[A]〜[C])には(ステップE12;モード[A]〜[C])、学習状態が「×」(誤答)と記憶されている学習データが抽出学習データ記憶領域302に抽出される(ステップE14)。また、表示する単語データとして「テストでわからないと回答した語」を選択した場合(例えば、図19(a)の[D]〜[F])には(ステップE12;[D]〜[F])、学習状態が「?」(回答保留)と記憶されている学習データが抽出学習データ記憶領域302に抽出される(ステップE16)。また、表示する単語データとして「チェックをつけた語」を選択した場合(例えば、図19(a)の[G]〜[I])には(ステップE12;[G]〜[I])、チェックフラグが「ON」となっている学習データが抽出学習結果記憶領域302に抽出される(ステップE18)。
次に、CPU10は、選択された表示方式に応じて、抽出学習データ記憶領域302に記憶されている学習データを整列する。具体的には、「番号順に表示」が選択されている場合(例えば、図19(a)の[A]、[D]、[G])には(ステップE20;[A]、[D]、[G])、単語番号順に昇順に整列する(ステップE22)。また、「ABC順に表示」が選択されている場合(例えば、図19(a)の[B]、[E]、[H])には(ステップE24;[B]、[E]、[H])、見出語をABC順に昇順に整列する(ステップE24)。また、「時間順に表示」が選択されている場合(例えば、図19(a)の[C]、[F]、[I])には(ステップE20;[C]、[F]、[I])、学習日時で昇順に整列する(ステップE26)。
そして、抽出学習データ記憶領域302に記憶されている学習データが一覧表示される。このとき、見出語等と共に、学習状態とチェックフラグとが併せて表示される(ステップE28)。
図19(b)の表示画面W302においては、テストで不正解であった見出語が表示されると共に、学習状態「×」と、チェックフラグの「ON」又は「OFF」の状態とが表示されている。この画面により、ユーザは、テストで不正解であった見出語それぞれが、チェックされた見出語か否かを識別できる。また、図19(c)の表示画面W302においては、チェックされている見出語の学習状態を把握することができる。例えば、見出語「lend」(行[D])は、チェックされている見出語であるにもかかわらず、テストモード処理において「回答保留」が選択された見出語であることがわかる。
さらに、方向キー11の上下方向が押下されると(ステップE30;Yes)、方向キー11に連動して選択カーソルを移動させる(ステップE32)。そして、決定キー9が押下されると(ステップE34;Yes)、選択カーソルにより選択されている見出語に対応する単語データが単語集DB202から読み出され、表示される(ステップE36)。例えば、図19(b)の状態において、決定キー9が押下されると、図17の表示画面W120に遷移する。したがって、ユーザは一覧表示された見出語の意味を、簡易な操作で確認することができる。
そして、復習モード処理の終了操作がある場合は(ステップE38;Yes)、復習モード処理を終了し、終了操作がない場合は、再びステップE30から処理を繰り返し実行する。
[3.動作例]
[3.1 メイン処理及び学習モード処理]
表示画面の図を用いてメイン学習処理及び学習モード処理が選択された場合における電子辞書1の動作例について説明する。図14(a)は、ユーザが学習する分野を選択する表示画面W100の一例を示す図である。表示画面W100の表示領域R100には、学習分野を選択させる項目が表示されており、選択カーソルM100にて「動詞編」が学習する分野として選択されている。
図14(b)は、ユーザが学習する範囲を選択する表示画面W102の一例を示す図である。表示画面W102の表示領域R102には、学習する範囲がそれぞれ表示されている。選択カーソルM102にて範囲「1−100」が学習する範囲として選択されている(ステップS12)。
図14(c)は、学習モード処理を選択した場合における表示画面W104の一例を示す図である。表示画面W104には、ユーザが実行可能なモードとして「学習」と、「テスト」と、「復習」とが領域R104に表示されており、その中から「学習」が、反転表示M104にて選択されている(ステップS14;学習)。更に、領域R106には、学習方式として「[A]全表示」と、「[B]訳/説明文隠し」と、「[C]見出語隠し」とが表示されており、選択カーソルM106により「[A]全表示」が選択されている(図8のステップA10)。
図15(a)は、単語集DB202に記憶されている見出語「resemble」の単語データが学習方式「[A]全表示」の場合において表示されている表示画面W108の一例を示す図である。表示画面W108には、単語データに含まれる見出語K108aと、発音記号K108bと、説明情報とが表示されている(図8のステップA16〜A20)。また、説明情報には、訳情報K108cと、例文K108eと、訳文K108fとが含まれて表示されており、また、隠し表示対象部分K108dが太字にて表示されている。
さらに、チェックフラグCK100には、学習結果記憶領域402に記憶されている見出語「resemble」のチェックフラグの状態が表示されている。本図においては、チェックフラグ「OFF」の状態を示している。
図15(b)は、単語集DB202に記憶されている見出語「resemble」の単語データが学習方式「[B]訳/説明文隠し」の場合に表示された表示画面W110の一例を示す図である。ここで、説明情報に含まれる訳情報K110cが隠し表示されている(図10のステップB16;Yes→ステップB24)。また、説明情報に含まれる訳文K110fが隠し表示されている(ステップB18;Yes→ステップB24)。
図15(c)は、単語集DB202に記憶されている見出語「resemble」の単語データが学習方式「[C]見出語隠し」の場合に表示された表示画面W112の一例を示す図である。ここで、見出語K112aが隠し表示されており(図11のステップC10)、発音記号K112bも隠し表示されている(ステップC12)。さらに、説明情報に含まれる隠し表示対象部分K112dが隠し表示されている(ステップC16;Yes→ステップC22)。
さらに、図15(b)又は図15(c)の状態から、表示切替キー7cが押下されると、図15(a)の状態に遷移することができる(図8のステップA26;Yes→ステップA28)。また、再度表示切替キー7cが押下されると、図15(a)に遷移する前の状態に表示状態を切り替えることができる。
図16(a)は、図15(c)の状態において発音キー7bが押下された状態を示す表示画面W114の一例を示す図である。発音キー7bが押下されたときに、発音記号が隠し状態である場合は(図8のステップA32、図15(c)の発音記号K112b)、発音記号を通常の表示状態に切り替えて表示する(ステップA34、図16(a)の発音記号K114b)。そして、CPU10は、見出語「resemble」に対応する音声データを音声データ204から読み出し、音声出力部70に出力する。
図15(b)の状態から、範囲設定キー7dが押下された画面例が、図16(b)の表示画面W116である。ユーザが範囲設定キー7dを押下することにより、表示されている単語データのうち、隠し表示とする範囲(設定隠し表示範囲)を指定することができる。表示画面W116においては、選択カーソルM116により設定隠し表示範囲が指定されている(ステップA40)。
そして、設定隠し表示範囲が指定された後に、単語データが表示された画面例が図16(c)の表示画面W118である。ここで、設定隠し表示範囲記憶領域404に記憶されている設定隠し表示範囲の部分K118gが、隠し表示されている(ステップB20;Yes→ステップB24)。
図17は、単語データが表示されている状態において、チェックフラグを切り替えた状態を示す表示画面W120の一例を示す図である。チェックキー7aが押下されると、学習結果記憶領域402に記憶されている学習データのチェックフラグが反転される。本図においては、チェックフラグCK120は、「ON」に切り替わって表示されている。
[3.2 テストモード処理]
つづいて、テストモード処理が選択された場合における電子辞書1の動作例について説明する。図18(a)は、テストモード処理が選択された場合における表示画面W200の一例を示す図である。表示画面W200には、出題方式として「[A]正解していない問題から出題」、と、「[B]テストでわからないと回答した語から出題」と、「[C]チェックをつけた語から出題」と、「[D]全ての問題から番号ごと出題」とが表示されている。そして、選択カーソルM200により、「[B]テストでわからないと回答した語から出題」が選択されている(図12のステップD10→D12;モードB)。
図18(b)は、単語集DB202に記憶されている単語データをテスト形式で表示している状態を示す表示画面W202の一例を示す図である。CPU10は、読み出された単語データの訳情報R200を表示している。また、回答候補選択肢として、見出語が選択肢K200に、誤答選択肢が選択肢K202に表示されている。また最後の選択肢に回答保留を示す選択肢として「わからない」が選択肢K204として表示されている。ここで、ユーザが訳情報R200「に似ている(=take after)」に対応する見出語がわからない場合には、回答保留を示す選択肢K204「わからない」を選択する。すると、見出語「resemble」の学習状態が「?」に更新記憶される。
[3.3 復習モード処理]
つづいて、復習モード処理が選択された場合における電子辞書1の動作例について説明する。図19(a)は、復習モード処理が選択された場合における表示画面W300の一例を示す図である。表示画面W300には、表示方式として、表示する単語を選択する「テストで不正解の語」「テストでわからないと回答した語」「チェックをつけた語」が表示されている。さらに、当該単語を表示する順序として「番号順」「ABC順」「時間順」が選択できるようになっており、この2つを組み合わせることにより各表示形式を構成している。例えば、「[B]」が選択された場合は「テストで不正解の語」(学習状態に「×」(誤答)が記憶されている語)に対応する学習データがABC順に整列されて一覧表示される。本図においては、「[A]テストで不正解の語を番号順に表示」が選択カーソルM300にて選択されている(図13のステップE10)。
図19(b)は、図19(a)において「[C]テストで不正解の語を時間順に表示」が選択されて一覧表示された状態を示す表示画面W302の一例を示す図である。表示画面W302は、上段と下段に分かれて表示されており、上段は抽出された学習データが一覧表示されており、下段は、選択カーソルM302により選択されている学習データの見出語に対応する単語データの一部が表示されている。
表示画面W302に示すように、一覧表示として、学習状態K300と、チェックフラグK302と、単語番号K304と、見出語K306と、学習日時K308とが表示されている。ここで、表示方式として「[C]テストで不正解の語を時間順に表示」が選択されていることから、学習状態「×」(誤答)の学習データだけが抽出され、抽出された学習データが学習日時順に整列されて表示されている(ステップE12→ステップE14→ステップE20→ステップE26→ステップE28)。さらに、表示されている学習データには、チェックフラグの状態が併せて表示されていることから、ユーザは学習状態が「×」の学習データのうち、チェックをした見出語か否かを容易に視認できる。例えば、見出語「resemble」は、チェックがつけられた見出語であるが、テストモードにおいて不正解であったことが、ユーザはすぐにわかる。
また、一覧表示された学習データの中から、見出語「resemble」の学習データが選択カーソルM302により選択されている。この状態から決定キー9が押下されると、選択カーソルM302により選択されている学習データの見出語「resemble」に対応する単語データを単語集DB202から読み出され、表示画面に表示される(例えば、図17)。
図19(c)は、図19(a)において「[I]チェックをつけた語を時間順に表示」が選択されて一覧表示された状態を示す表示画面W304の一例を示す図である。表示画面W304は、表示方式として「[I]チェックをつけた語を時間順に表示」が選択されていることから、チェックフラグが「ON」の学習データだけが抽出され、抽出された学習データが学習日時順に整列され表示されている(ステップE12→ステップE18→ステップE20→ステップE26→ステップE28)。また、一覧表示された学習データの中から、見出語「resemble」の学習データが選択カーソルM304により選択されている。さらに、表示されている学習データには、学習状態が併せて表示されていることから、ユーザはチェックした見出語の学習状態が「○(正答)」か、「×(誤答)」か、「?(回答保留)」かを容易に把握できる。例えば、表示画面W304においては、チェックをつけた見出語のうち、「○(正答)」は「marry」しかない。
図20(a)は、図19(a)において「[D]テストでわからないと回答した語を番号順に表示」が選択されて一覧表示された状態を示す表示画面W306の一例を示す図である。表示画面W306は、表示方式として「[D]テストでわからないと回答した語を番号順に表示」が選択されていることから、学習状態が「?」(回答保留)の学習データだけが抽出され、抽出された学習データが単語番号順に整列され表示されている(ステップE12→ステップE16→ステップE20→ステップE22→ステップE28)。また、一覧表示された学習データの中から、見出語「resemble」の学習データが選択カーソルM306により選択されている。
図20(b)は、図19(a)において「[E]テストでわからないと回答した語をABC順に表示」が選択されて一覧表示された状態を示す表示画面W308の一例を示す図である。表示画面W308は、表示方式として「[E]テストでわからないと回答した語をABC順に表示」が選択されていることから、学習状態が「?」(回答保留)の学習データだけが抽出され、抽出された学習データの見出語がABC順に整列され表示されている(ステップE12→ステップE16→ステップE20→ステップE24→ステップE28)。また、一覧表示された学習データの中から、見出語「resemble」の学習データが選択カーソルM308により選択されている。
図20(c)は、図19(a)において「[F]テストでわからないと回答した語を時間順に表示」が選択されて一覧表示された状態を示す表示画面W310の一例を示す図である。表示画面W310は、表示方式として「[F]テストでわからないと回答した語を時間順に表示」が選択されていることから、学習状態が「?」(回答保留)の学習データだけが抽出され、抽出された学習データが学習日時順に整列され表示されている(ステップE12→ステップE16→ステップE20→ステップE26→ステップE28)。また、一覧表示された学習データの中から、見出語「resemble」の学習データが選択カーソルM308により選択されている。
[4.作用・効果]
メイン処理によれば、単語集DB202に記憶されている多くの単語データの中から、ユーザが学習したい学習単位を選択して各処理を実行することにより、学習範囲を絞ることが可能となる。これにより、よりユーザは所望する学習単位毎の単語学習をすることが可能となり、例えばユーザが初学者の場合、学習単位毎に繰り返し学習することが可能となる。
また、学習モード処理によればユーザが選択した学習モードに応じて、通常通りに表示される部分と、隠し表示される部分とを切り替えて表示することができる。したがって、ユーザの学習状況に応じて表示方式を切り替えることが可能となる。さらに、見出語に対応する音声が出力される場合には、発音記号が隠し表示されていても、自動的に通常の表示形態に切り替えて表示することとなる。さらに、ユーザは音声を聞き取るとともに、発音記号を視認することができる。さらに、ユーザ自身が隠し表示とする部分を設定することもできる。このように、ユーザは自習する際に自分の学習レベルに応じて様々な表示方式を選択することが可能となり、効果的な学習をすることが可能となる。
また、テストモード処理によれば、訳と共に表示された回答候補選択肢の中において、どの選択肢が正答であるかをユーザが判断できない場合には、回答保留の選択肢を選択することができる。すると、学習状態は回答保留であると記憶される。したがって、ユーザが回答選択肢を任意に選択した場合に、たまたま正答となってしまい、学習状態に正答と記憶されてしまうことがなくなる。さらに、後日回答保留と回答したものや、選択(チェック)した見出語を優先的に学習するといったことが可能となり、ユーザは自習する際に効果的な学習が可能となる。
また、復習モード処理によれば、学習状態に応じて見出語を一覧表示することができる。これにより、誤答となった見出語や、回答保留とした見出語を一覧表示することが可能となる。また、チェックフラグの状態と回答状態がを併せて表示されるため、ユーザはチェックされた見出語の学習状態を確認することができる。例えば、ユーザが自分で覚えたと感じてチェックをした見出語が、本当に覚えているのか否かを、表示された学習状態を見ることにより確認することができる。
[5.変形例]
上述した各実施形態では、電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明の情報表示制御装置は、このような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に適用可能である。
また、上述した実施形態では電子辞書1を、単体で動作する所謂スタンドアローン型の装置として説明した。しかし、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではない。通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。図面を参照して具体的に説明する。
図21は、通信装置を内蔵した電子辞書端末600と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略例を示す図である。サーバ700は、例えば汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末600は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
一方、電子辞書1の入力部50、表示部60及び音声出力部70はそれぞれ、電子辞書端末600の入力部604、表示部606及び音声出力部614に相当する。また、電子辞書1のEEPROM40は、サーバ700の記憶部714に相当する。
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末600が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末600の入力部604から入力された入力文字等が通信装置608を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶部714に記憶されたメインプログラム従ってメイン処理を実行し、処理結果を通信装置608を通じて電子辞書端末600に送信して表示部606に表示させる。このように、サーバ700及び電子辞書端末600から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末600においては、単語集DBやデータファイル、メインプログラム等を記憶しておく必要がなく、またメイン処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU602や、記憶容量等が比較的小さいROM610等を具備する電子辞書端末600(例えば携帯電話)であってもよい。
このように、電子辞書端末は、サーバに記憶されているプログラムを実行することにより、単語集DB及び学習結果記憶領域をサーバに登録することができる。したがって、電子辞書端末に、プログラムや単語集DBが内蔵されていなくても、単語集DBを利用した学習モード処理、テストモード処理、復習モード処理等を電子辞書端末で実現させることが可能となる。
電子辞書の概観図。 電子辞書の入力部を示す図。 電子辞書のブロック図。 単語集DBのデータ構成の一例を示す図。 学習結果記憶領域のデータ構成の一例を示す図。 抽出学習結果記憶領域のデータ構成の一例を示す図。 メイン処理の動作フローを示す図。 学習モード処理の動作フローを示す図。 学習モード処理の動作フローを示す図。 訳隠し表示制御処理の動作フローを示す図。 見出語隠し表示制御処理の動作フローを示す図。 テストモード処理の動作フローを示す図。 復習モード処理の動作フローを示す図。 メイン処理及び学習モード処理における画面遷移を示す図。 学習モード処理における画面遷移を示す図。 学習モード処理における音声出力時の画面遷移を示す図。 学習モード処理におけるチェックキー押下時の画面遷移を示す図。 テストモード処理の画面遷移を示す図。 テストモード処理の画面遷移を示す図。 テストモード処理の画面遷移を示す図。 本実施形態の変形例におけるブロック図の一例を示す図である。
符号の説明
1 電子辞書
10 CPU
20 ROM
202 単語集DB
204 音声データ
210 メインプログラム
212 学習モードプログラム
212a 訳隠し表示制御プログラム
212b 見出語隠し表示制御プログラム
214 テストモードプログラム
216 復習モードプログラム
30 RAM
304 抽出学習データ記憶領域
40 EEPROM
402 学習結果記憶領域
404 設定隠し表示範囲記憶領域
50 入力部
60 表示部
70 音声出力部

Claims (7)

  1. 見出語と当該見出語の訳情報と当該見出語の誤答選択肢とを対応づけて複数記憶する出題記憶手段と、
    この出題記憶手段に記憶されたいずれかの見出語の訳情報を問題として表示し、当該見出語と当該見出語の誤答選択肢とからなる回答候補を回答選択肢として表示する出題表示制御手段と、
    この出題表示制御手段により表示された回答選択肢のうち、ユーザ操作により選択された回答選択肢が前記いずれかの見出語である場合は正答と判別し、回答保留である場合は回答保留と判別し、誤答選択肢である場合は誤答であると判別してそれぞれ判別結果を表示させる回答判別表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記回答判別表示制御手段による判別結果を前記いずれかの見出語と対応づけて記憶する判別結果記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている見出語を、前記判別結果記憶手段に対応づけて記憶されている判別結果に基づいて一覧表示する見出語一覧表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 前記見出語一覧表示制御手段は、前記判別結果記憶手段に記憶されている判別結果が回答保留である見出語を一覧表示する回答保留見出語一覧表示制御手段を有することを特徴とする請求項2に記載の情報表示制御装置。
  4. 前記出題記憶手段は、見出語に対応づけて当該見出語の訳情報にさらに例文その他の情報を追加した説明情報を複数記憶する説明情報記憶手段を有し、
    前記見出語一覧表示制御手段により表示された見出語のうち、ユーザにより指定された見出語の訳情報に例文その他の情報を前記説明情報記憶手段から読み出して表示する説明情報表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の情報表示制御装置。
  5. 見出語及び説明情報を表示する際に見出語を隠すように表示させる見出語隠し方式をユーザ操作により選択する見出語隠し選択手段と、
    この見出語隠し選択手段により、見出語を隠すように表示させる見出語隠し方式が選択された際に、前記見出語とともに前記説明情報中の発音記号の部分を隠して説明情報を表示させるように制御する見出語発音記号隠し表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  6. 前記見出語の音声情報を記憶する音声情報記憶手段と、
    前記見出語発音記号隠し表示制御手段により表示制御された見出語の音声情報を前記音声情報記憶手段から読み出して出力する音声出力制御手段と、
    前記音声出力制御手段により当該見出語の音声情報が出力がなされた際に、前記隠されている発音記号を表示させる制御を行う発音記号現出表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報表示制御装置。
  7. コンピュータに、
    見出語と当該見出語の訳情報と見出語の誤答選択肢とを対応づけて複数記憶する出題記憶機能と、
    この出題記憶機能に記憶されたいずれかの見出語の訳情報を問題として表示し、当該見出語と当該見出語の誤答選択肢とからなる回答候補を回答選択肢として表示する出題表示制御機能と、
    この出題表示制御機能により表示された回答選択肢のうち、ユーザ操作により選択された回答選択肢が前記いずれかの見出語である場合は正答と判別し、回答保留である場合は回答保留と判別し、誤答選択肢である場合は誤答であると判別してそれぞれ判別結果を表示させる回答判別表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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