JP4715613B2 - Sip装置およびsip装置の処理方法 - Google Patents
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Description
RFC 3261, "SIP:Session Initiation Protocol", Rosenberg,J., Schulzrinne, H, Camarillo, G., Johnston, A., Peterson, J., Sparks, R., Handley, M. and E. Schooler, June 2002
以下、本発明のSIP装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係るSIP交換機システムを有するネットワークシステムの構成図を示している。
次に、図2は、第1の実施形態に係るSIP交換機システム100内部のブロック構成図を示している。
図4は、第1の実施形態のINVITEクライアントトランザクションの状態遷移にPreCompleted状態(完了前状態)を適用して説明するための状態遷移図である。なお、図4においては、図3に示す各状態と同様の状態については同じ符号を付している。
以上のように、この実施形態によれば、INVITEクライアントトランザクションに完了前状態と完了状態を新規に設け、サーバ側より200応答を受信した際に完了前状態と完了状態を経由させ、INVITEクライアントトランザクションの保持時間を延長することにより、200応答の再度の送信を待ち受けることが可能になるので、アプリケーション処理部105における冗長な処理の起動を回避することが可能となる。これにより、SIP装置の処理負荷の軽減を実現することができる。
(C−1)
上述した第1の実施形態では、アプリケーション処理部105が、アプリケーションレイヤ(代理)からの発呼に応じて、INVITE要求をトランザクション処理部107に送信したときINVITEクライアントトランザクションを生成するSIP交換機システム100に適用した例を説明したが、本発明はこのような場合に限定するものではない。すなわち、例えばSIP電話端末120−1からのINVITE信号を受信したSIP交換機システム100が、INVITEクライアントトランザクションを生成するようにした場合にも適用することができる。
上述した第1の実施形態では、SIP電話端末120とSIP交換機システム100との間にIPネットワーク110が介在する場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定するものではない。すなわち、SIP電話端末120とIPネットワークとの間にSIP装置がある場合でもよい。
上述した第1の実施形態では、SIP電話端末120−1とSIP電話端末120−Nとの間にIPネットワーク110を介して1つのSIP交換機システムが介在している場合に適用した例を説明したが、本発明はこのような場合に限定するものではない。すなわち、実際の通信網を考慮すると、1つの装置に代わって、複数の装置が介在してもよい。
上述した第1の実施形態では、SIP電話端末120とSIP交換機システム100との間にIPネットワーク110が介在する場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定するものではない。すなわち、SIP交換機システムの機能がSIP電話端末に内蔵されてもよく、この場合、複数のSIP電話端末をIPネットワークを介して接続してもよい。
上述した第1の実施形態では、接続要求に関するトランザクションの解放処理を行う前に、200OK信号(終了了解)を所定期間内に接続先のSIP通信端末から受信した場合には、200OK信号(終了了解)があったことをアプリケーション処理部105に通知しないように処理する場合について説明した。しかしながら、本発明はこのような場合に限定するものではなく、200OK信号(終了了解)以外の戻り信号として、例えば、100番台や200番台の応答信号があったことをアプリケーション処理部に通知しないように処理する場合でもよい。この場合でも、アプリケーション処理部105に対して新たに冗長な処理を起動させることを回避することができ、処理負荷の軽減に寄与することができる。
上述した第1の実施形態では、IPネットワーク110にSIP電話端末120−Nが接続されている場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定するものではない。すなわち、IPネットワーク110にゲートウエイ(GW)を介して電話端末が接続されている場合でもよく、この場合、ゲートウエイ(GW)がSIPから例えばPSTNへのプロトコル変換を行う役割を果たす。
Claims (9)
- SIPに対応した複数の通信端末と通信回線を介して接続され、発呼側のアプリケーションレイヤからの発呼に応じて、前記SIPに従って接続要求信号を接続先側に送信するSIP装置において、
前記接続要求信号に応じて接続先側が応答したことを確認するための確認要求信号を出力するアプリケーション処理手段と、
この確認要求信号を前記接続先側に送信し、前記接続先側がこの確認要求信号を受け付けたことを前記アプリケーション処理手段に通知するための戻り信号を受信するトランスポート処理手段と、
前記接続要求に関するトランザクションの解放処理を行う前に、前記戻り信号を所定期間内に前記接続先側から受信した場合には、この戻り信号があったことを前記アプリケーション処理手段に通知しないように処理するトランザクション処理手段と
を有することを特徴とするSIP装置。 - 前記トランザクション処理手段は、
前記接続要求信号に応じて前記接続先側が応答したことを表す戻り信号を受信した場合に、現在の処理状態を呼の確立が完了前であることを表す完了前状態に設定するように処理し、前記アプリケーション処理手段から確認要求信号を受け付けた場合に、現在の処理状態を前記完了前状態から呼の確立が完了したことを表す完了状態に設定するように処理することを特徴とする請求項1記載のSIP装置。 - 前記トランザクション処理手段は、
前記接続要求信号を前記接続先側が送信した場合に、現在の処理状態を呼を確立するために呼び出し中であることを表す呼出中状態に設定するように処理し、前記接続先側から1回目の戻り信号を入力した場合には、現在の処理状態を前記呼出中状態から呼の確立が完了前であることを表す完了前状態に設定するように処理することを特徴とする請求項1記載のSIP装置。 - 前記トランザクション処理手段は、
試行中の戻り信号を前記接続先側から受信した場合に、現在の処理状態を呼出中状態から呼の確立処理の試行中であることを表す処理中状態に設定するように処理し、前記接続先側から1回目の戻り信号を入力したときには、現在の処理状態を前記処理中状態から呼の確立が完了前であることを表す完了前状態に設定するように処理することを特徴とする請求項1記載のSIP装置。 - 前記トランザクション処理手段は、
前記戻り信号を前記接続先側から再度受信した場合には、現在の処理状態である完了前状態を維持するように処理することを特徴とする請求項3または4項に記載のSIP装置。 - 前記トランザクション処理手段は、
前記接続要求信号に応じて接続先側が応答したことを確認するための確認要求信号を前記接続先側に送信した場合に、現在の処理状態を呼の確立が完了したことを表す完了状態に設定するように処理することを特徴とする請求項1記載のSIP装置。 - 前記トランザクション処理手段は、
前記所定期間が経過した場合には、現在の処理状態を前記完了状態から呼が無効になったことを表す終了状態に設定するように処理することを特徴とする請求項2または6項に記載のSIP装置。 - 前記トランザクション処理手段は、
前記所定期間内に再度前記戻り信号を前記接続先側から受信した場合には、前回送信した確認要求信号を前記接続先側に再度送信し、前記完了状態を維持するように処理することを特徴とする請求項2記載のSIP装置。 - SIPに対応した複数の通信端末と通信回線を介して接続され、発呼側のアプリケーションレイヤからの発呼に応じて、前記SIPに従って接続要求信号を接続先側に送信するSIP装置の処理方法において、
前記接続要求信号に応じて接続先側が応答したことを確認するための確認要求信号を出力するアプリケーション処理ステップと、
この確認要求信号を前記接続先側に送信し、前記接続先側がこの確認要求信号を受け付けたことを前記アプリケーション処理ステップに通知するための戻り信号を受信するトランスポート処理ステップと、
前記接続要求に関するトランザクションの解放処理を行う前に、前記戻り信号を所定期間内に前記接続先側から受信した場合には、この戻り信号があったことを前記アプリケーション処理ステップに通知しないように処理するトランザクション処理ステップと
を有することを特徴とするSIP装置の処理方法。
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JP2006115784A JP4715613B2 (ja) | 2006-04-19 | 2006-04-19 | Sip装置およびsip装置の処理方法 |
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JP2004186892A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Nec Infrontia Corp | パケット送信方式及びパケット受信方式 |
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