JP4677350B2 - 呼制御信号転送装置、呼制御信号転送方法および呼制御信号転送プログラム - Google Patents

呼制御信号転送装置、呼制御信号転送方法および呼制御信号転送プログラム Download PDF

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この発明は、IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送装置、呼制御信号転送方法および呼制御信号転送プログラムに関し、特に、発信者が非通知設定で発呼を行った場合でも、発信者に対して着信者から再発呼を促すことができる呼制御信号転送装置、呼制御信号転送方法および呼制御信号転送プログラムに関するものである。
近年、IP電話やテレビ電話、ビデオチャット、インスタントメッセージなど、IP(Internet Protocol)ネットワークを利用したリアルタイム通信サービスが普及し始めている。こういったリアルタイム通信サービスで用いられる通信制御プロトコルとしては、既存の他の技術との組み合わせが容易で、拡張性にも優れたSIP(Session Initiation Protocol)が有望視されている。SIPは、端末間でセッションの生成、変更、切断を行うプロトコルであり、ネットワーク上で転送されるリクエストおよび応答は、テキスト形式で記述されたSIPメッセージで行われる。
このSIPメッセージは、「INVITE」、「ACK」などの命令を記述したリクエスト行(リクエストメッセージにのみ記載)と、「200 OK」、「100 Trying」などの応答コードを記述したステータス行(応答メッセージにのみ記載)と、「From」、「To」、「Privacy」などのヘッダーフィールドに値を設定することによりメッセージに関する情報を記述したヘッダー部と、メッセージ本文を記述したボディ部とから構成される。
また、かかるSIPを用いたサービスにおいて、セキュリティ上の信頼関係が成立しているノード(端末やサーバ、ネットワーク中継装置など)で構成されるネットワーク内では、Asserted IDと呼ばれる、ネットワークで保証したユーザIDを、着信者の呼び出しを要求するSIPメッセージ(以下、INVITEメッセージ)に含めて転送し、一方、信頼していないノードに対しては、発信者がID非通知(または番号非通知)設定を行っていた場合は、INVITEメッセージからAsserted IDを削除して転送することによって発信者を識別する情報を隠蔽する方法が定義されている(非特許文献1参照。)。
これにより、例えばIP電話サービスにおいては、発信者がダイアル時に番号非通知を選択した場合でも、サービスプロバイダが運営するネットワーク内においては、INVITEメッセージにAsserted IDを含めて転送することによって、発信者が既に認証済みであることを伝達することができる。
図7は、従来の技術によるAsserted IDの転送制御を説明するための図である。同図は、SIPを用いたIP電話サービスのネットワークを示している。端末101および102はIP電話機であり、SIPプロキシ201および202は、端末間でやり取りされるSIPメッセージを転送するためのプロキシサーバである。ここで、SIPプロキシ201とSIPプロキシ202はIPネットワーク(図示せず)を介して接続され、相互の間にはセキュリティ上の信頼関係が成立しているものとする。なお、図7では、説明の都合上必要となるメッセージ送信のみを示している。
まず、発信者が、端末101から電話番号をダイアルすることによって端末102に対して発呼を行うと、端末101は、端末102の呼び出しを要求するINVITEメッセージを、自身を収容するSIPプロキシ201に対して送信する。この際、発信者が番号非通知を設定していた場合は、端末101は、番号非通知が設定されていることを示すPrivacy情報をINVITEメッセージに含めて送信する(図7の(1))。
INVITEメッセージを受信したSIPプロキシ201は、認証処理によって発信者の正当性を検証した後に、端末102を収容するSIPプロキシ202に対してINVITEメッセージを転送する。この際、受信したINVITEメッセージにPrivacy情報が含まれていた場合は、SIPプロキシ201は、ネットワークで保証したユーザID(以下、Asserted ID)を、認証処理で取得したユーザ情報に基づいて生成し、INVITEメッセージに含めて転送する(図7の(2))。
INVITEメッセージを受信したSIPプロキシ202は、そのINVITEメッセージを端末102に対して転送する。この際、SIPプロキシ202は、受信したINVITEメッセージにPrivacy情報が含まれていた場合は、Asserted IDを削除した上でINVITEメッセージを転送する(図7の(3))。
そして、INVITEメッセージを受信した端末102は、ベルを鳴らす等、着信者を呼び出すための処理を行うが、例えば着信者が不在等の理由で、端末102の受話器がオフフックされない場合がある。この場合、端末102には、番号非通知の着信履歴が記憶されるが、発信者の端末101を特定するための情報は何も記憶されない。
C. Jennings, J. Peterson, M. Watson, "Private Extensions to the Session Initiation Protocol (SIP) for Asserted Identity within Trusted Networks", [online], January 2006, retrieved from the Internet: <URL: http://www.ietf.org/rfc/rfc3325.txt>
しかしながら、SIPによるAsserted IDを用いた従来の技術においては、発信者が番号非通知を設定していた場合、例えば外出先から戻った場合等、着信者が、端末の受話器をオフフックすることが可能となった場合でも、発信者との通話を試みるための手段がないという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、発信者が非通知設定で発呼を行った場合でも、発信者に対して着信者から再発呼を促すことができる呼制御信号転送装置、呼制御信号転送方法および呼制御信号転送プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明に係る呼制御信号転送装置は、IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送装置であって、前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送手段と、着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子によって発信者識別子を一意に識別し、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送手段と、を備えたことを特徴とする。
また、発明に係る呼制御信号転送装置は、上記発明において、前記発信者識別子と、前記呼び出し信号転送手段によって生成された発信者識別子とを対応付けた非通知発信者情報を記憶する非通知発信者情報記憶手段をさらに備え、前記呼び返し信号転送手段は、前記呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記非通知発信者情報記憶手段によって記憶された非通知発信者情報に基づいて、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子から発信者識別子を識別することを特徴とする。
また、発明に係る呼制御信号転送装置は、上記発明において、悪意を持つ加入者の発信者識別子を記憶する悪意加入者情報記憶手段をさらに備え、前記呼び返し信号転送手段は、前記呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に前記悪意加入者情報記憶手段によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に前記識別した発信者識別子が含まれていた場合は、該呼び返し信号を前記着信者端末に返送することを特徴とする。
また、本発明に係る呼制御信号転送方法は、IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送装置に適用される呼制御信号転送方法であって、呼制御信号転送装置が、前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送工程と、呼制御信号転送装置が、着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子によって発信者識別子を一意に識別し、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送工程と、を含んだことを特徴とする。
また、発明に係る呼制御信号転送プログラムは、IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送プログラムであって、前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送手順と、前記発信者識別子と、前記呼び出し信号転送手順によって生成された非通知呼識別子とを対応付けた非通知発信者情報を記憶装置に記憶させる非通知発信者情報記憶手順と、着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記非通知発信者情報記憶手順によって記憶装置に記憶された非通知発信者情報を読み込み、該読み込んだ非通知発信者情報に基づいて、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子から発信者識別子を一意に識別し、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
発明によれば、発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を着信者端末に対して転送する場合に、その非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送し、また、着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって着信者端末から送信される呼び返し信号を発信者端末に対して転送する場合に、その呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子によって発信者識別子を一意に識別し、識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として呼び返し信号を転送するよう構成したので、着信者が不在等の理由で、着信者端末の受話器がオフフックされなかった場合でも、後に着信者が、端末の着信履歴を確認した際に、非通知呼識別子を指定することによって、発信者に対して呼び返し通知を行うことが可能となり、発信者が非通知設定で発呼を行った場合でも、発信者に対して着信者から再発呼を促すことができるという効果を奏する。
また、発明によれば、発信者を識別する発信者識別子と、発信者識別子を一意に識別するように生成した非通知呼識別子とを対応付けた非通知発信者情報を記憶するとともに、呼び返し信号を発信者端末に対して転送する場合に、記憶している非通知発信者情報に基づいて、当該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子から発信者識別子を識別するよう構成したので、発信者識別子と非通知呼識別子の対応付けを管理することが可能となり、ネットワーク使用状況の解析等に役立てることができる。また、着信者が不在等の理由で、着信者端末の受話器がオフフックされなかった場合でも、後に着信者が、端末の着信履歴を確認した際に、非通知呼識別子を指定することによって、発信者に対して呼び返し通知を行うことが可能となり、発信者が非通知設定で発呼を行った場合でも、発信者に対して着信者から再発呼を促すことができるという効果を奏する。
また、発明によれば、悪意を持つ加入者の発信者識別子を記憶するとともに、呼び返し信号を発信者端末に対して転送する場合に、記憶している悪意加入者の発信者識別子に識別した発信者識別子が含まれていた場合は、当該呼び返し信号を着信者端末に返送するよう構成したので、着信者は、発信者が悪意を持った加入者であることを認識することが可能となり、悪徳商法や詐欺などによって生ずるトラブルを回避することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る呼制御信号転送装置、呼制御信号転送方法および呼制御信号転送プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、本発明をIP電話サービスに適用した場合を中心に説明する。
まず、本実施例に係る呼制御信号転送装置の概要について説明する。図1は、本実施例に係る呼制御信号転送装置の概要を説明するための図である。同図は、SIPを用いたIP電話サービスのネットワークを示している。端末101および102はIP電話機であり、呼制御信号転送装置1001および1002は、端末間でやり取りされるSIPメッセージを転送するための装置である。ここで、呼制御信号転送装置1001と呼制御信号転送装置1002はIPネットワーク(図示せず)を介して接続され、相互の間にはセキュリティ上の信頼関係が成立しているものとする。なお、図1では、説明の都合上必要となるメッセージ送信のみを示している。
まず、発信者が、端末101から電話番号をダイアルすることによって端末102に対して発呼を行うと、端末101は、端末102の呼び出しを要求するINVITEメッセージを、自身を収容する呼制御信号転送装置1001に対して送信する。この際、発信者が番号非通知を設定していた場合は、端末101は、番号非通知が設定されていることを示すPrivacy情報をINVITEメッセージに含めて送信する(図1の(1))。
INVITEメッセージを受信した呼制御信号転送装置1001は、認証処理によって発信者の正当性を検証した後に、端末102を収容する呼制御信号転送装置1002に対してINVITEメッセージを転送する。この際、受信したINVITEメッセージにPrivacy情報が含まれていた場合は、呼制御信号転送装置1001は、ネットワークで保証したユーザID(以下、Asserted ID)を、認証処理を行った際のユーザ情報に基づいて生成し、INVITEメッセージに含めて転送する(図1の(2))。
INVITEメッセージを受信した呼制御信号転送装置1002は、そのINVITEメッセージを端末102に対して転送する。この際、呼制御信号転送装置1002は、受信したINVITEメッセージにPrivacy情報が含まれていた場合は、Asserted IDを削除するとともに、当該Asserted IDを一意に識別する新たなID(以下、Return−callIDと呼ぶ)を生成し、生成したReturn−callIDをINVITEメッセージに含めて転送する(図1の(3))。また、この際、呼制御信号転送装置1002は、当該Asserted IDと、生成したReturn−callIDとを対応付けた非通知発信者情報を記憶する。
そして、INVITEメッセージを受信した端末102は、ベルを鳴らす等、着信者を呼び出すための処理を行うが、例えば着信者が不在等の理由で、端末102の受話器がオフフックされない場合がある。この場合、端末102には、番号非通知の着信履歴が記憶されるとともに、受信したReturn−callIDが記憶され、着信者は、例えば端末102に備えられたディスプレイ等で着信履歴を確認し、番号非通知のReturn−callIDを指定することによって発信者に対して呼び返し通知を行う。この際、端末102は、呼び返し通知となるMESSAGEメッセージを作成し、指定されたReturn−callIDを含めてMESSAGEメッセージを当該呼制御信号転送装置102に対して送信する(図1の(4))。
MESSAGEメッセージを受信した呼制御信号転送装置1002は、記憶している非通知発信者情報に基づいて、受信したMESSAGEメッセージに含まれるReturn−callIDに対応するAsserted IDを特定し、特定したAsserted IDを送信先に設定してMESSAGEメッセージを転送する(図1の(5))。
MESSAGEメッセージを受信した呼制御信号転送装置1001は、端末101に当該MESSAGEメッセージを転送する(図1の(6))。そして、発信者は、例えば端末101に備えられたディスプレイ等で、送信された呼び返し通知を確認し、再度、着信者に対して発呼を行う(図1の(1)に戻る)。
なお、呼制御信号転送装置1001および1002は、同様の機能から構成される装置であり、ここで説明した機能をそれぞれ同様に備えているものとする。
このように、本実施例に係る呼制御信号転送装置1001および1002は、発信者の端末101から送信された番号非通知のINVITEメッセージを着信者の端末102に対して転送する場合に、そのINVITEメッセージに含まれるAsserted IDを一意に識別するReturn−callIDを生成し、生成したReturn−callIDを含めてINVITEメッセージを転送し、また、着信履歴に記録されたReturn−callIDを着信者が指定することによって着信者の端末102から送信されるMESSAGEメッセージを、発信者の端末101に対して転送する場合に、そのMESSAGEメッセージに含まれるReturn−callIDによってAsserted IDを一意に識別し、識別したAsserted IDが示す発信者を送信先に設定してMESSAGEメッセージを転送するので、発信者が非通知設定で発呼を行った場合でも、発信者に対して着信者から再発呼を促すことができる。
なお、ここでは説明の便宜上、2台の呼制御信号転送装置と、2台の端末のみを示したが、このIP電話サービスは、2台以上の多数の呼制御信号転送装置と、2台以上の多数の端末から構成される。
次に、本実施例に係る呼制御信号転送装置100の構成について説明する。図2は、本実施例に係る呼制御信号転送装置100の構成を示す機能ブロック図である。この呼制御信号転送装置100は、図1に示した呼制御信号転送装置1001および1002に対応するものである。同図に示すように、この呼制御信号転送装置100は、通信制御部101と、呼制御信号制御部102と、呼び出し信号転送部103と、非通知発信者情報記憶部104と、悪意加入者情報記憶部105と、呼び返し信号転送部106とを有する。
通信制御部101は、端末101および102や他の呼制御信号転送装置との間で送受信するSIPメッセージに関する通信を制御する制御部である。例えば、端末101からINVITEメッセージやMESSAGEメッセージを受信し、他の呼制御信号転送装置にINVITEメッセージやMESSAGEメッセージを転送する。
呼制御信号制御部102は、通信制御部101を介して端末101および102や他の呼制御信号転送装置から受信したSIPメッセージを、呼び出し信号転送部103、呼び返し信号転送部106および図示しないSIPメッセージの種別に応じた処理部にそれぞれ振り分ける制御を行う制御部である。例えば、INVITEメッセージを呼び出し信号転送部103に振り分け、MESSAGEメッセージを呼び返し信号転送部106に振り分ける。
呼び出し信号転送部103は、受信したINVITEメッセージの転送処理を行う処理部である。図3は、呼び出し信号転送部103によって送受信されるMESSAGEメッセージの一例を示す図である。具体的には、この呼び出し信号転送部103は、INVITEメッセージを受信すると、当該INVITEメッセージにP−Asserted−Identityヘッダーが含まれているか否かを確認し、P−Asserted−Identityヘッダーが含まれていなかった場合は、まず、例えばDigest認証などの所定の認証方法で当該INVITEメッセージを送信した発信者の正当性を検証する。
ここで呼び出し信号転送部103が受信するINVITEメッセージの一例を図3(a)に示す。なお、同図に示す例では、説明の都合上必要となる設定値のみを示している。同図に示す例において、1行目はリクエスト行であり、このメッセージが、ユーザIDが「bbbb@hostnameB」である着信者に対するINVITEメッセージであることを表している。また、2行目以降はヘッダーフィールドであり、メッセージの発信者を示すFromヘッダーのヘッダー値には、非通知設定の発信者を示すユーザIDである「anonymous@anonymous.invalid」(「"Anonymous"」は表示名)が設定され、メッセージの送信先を示すToヘッダーのヘッダー値には、着信者のユーザID「bbbb@hostnameB」(「"bbbb"」は表示名)が設定され、Asserted IDとするIDを発信者が指定した場合に設定されるP−Preferred−Identityヘッダーのヘッダー値には、発信者のユーザID「aaaa@hostnameA」(「"aaaa"」は表示名)が設定され、Privacyヘッダーのヘッダー値には、発信者が非通知設定を行っていることを示す「id」が設定されている。
その後、呼び出し信号転送部103は、受信したINVITEメッセージにPrivacyヘッダーが含まれており、さらにそのヘッダー値に「id」(INVITEメッセージを送信した発信者が非通知設定を行っていた場合にPrivacyヘッダーのヘッダー値に設定される値)が設定されていた場合は、認証処理で取得した発信者のユーザ情報に基づいてユーザIDと同じ形式のAsserted IDを生成する。
ここで、受信したINVITEメッセージにP−Preferred−Identityヘッダーが含まれていた場合は、呼び出し信号転送部103は、そのヘッダー値をAsserted IDとして採用するとともに、当該P−Preferred−Identityヘッダーおよびそのヘッダー値をINVITEメッセージから削除する。
こうして生成(または設定)されたAsserted IDをP−Asserted−Identityヘッダーのヘッダー値に設定し、呼び出し信号転送部103は、着信者の端末、または着信者の端末を収容する他の呼制御信号転送装置に対して当該INVITEメッセージを転送する。
ここで呼び出し信号転送部103が転送するINVITEメッセージの一例を図3(b)に示す。なお、同図に示す例では、説明の都合上必要となる設定値のみを示しており、ここでは、図3(a)に示した例と比較して変化があった箇所のみを説明する。同図に示す例においては、図3(a)に示した例と比較すると、ヘッダーフィールドにP−Asserted−Identityヘッダーが追加されており、そのヘッダー値にはAsserted IDとして「aaaa@hostnameA」(「"aaaa"」は表示名)が設定されている。また、P−Preferred−Identityヘッダーおよびそのヘッダー値は削除されている。
ここで、着信者の端末に対してINVITEメッセージを転送する場合は、呼び出し信号転送部103は、そのINVITEメッセージにPrivacyヘッダーが含まれており、さらにそのヘッダー値に「id」が設定されていた場合(すなわち、発信者が非通知を選択していた場合)は、P−Asserted−Identityヘッダーのヘッダー値であるAsserted IDを一意に識別するReturn−callIDを発行する。
そして、呼び出し信号転送部103は、これらAsserted IDとReturn−callIDとを対応付けた非通知発信者情報を、後述する非通知発信者情報記憶部104に記憶するとともに、発行したReturn−callIDをReturn−callIDヘッダーのヘッダー値に設定し、さらに、P−Asserted−Identityヘッダーおよびそのヘッダー値を削除した上で、当該INVITEメッセージを転送する。
ここで呼び出し信号転送部103が転送するINVITEメッセージの一例を図3(c)に示す。なお、同図に示す例では、説明の都合上必要となる設定値のみを示しており、ここでは、図3(b)に示した例と比較して変化があった箇所のみを説明する。同図に示す例においては、図3(b)に示した例と比較すると、ヘッダーフィールドにReturn−callIDヘッダーが追加されており、そのヘッダー値には、Asserted ID「aaaa@hostnameA」を一意に識別するReturn−callIDである「aaaa1111」が設定されている。また、P−Asserted−Identityヘッダーおよびそのヘッダー値は削除されている。
このように、呼び出し信号転送部103が、発信者の端末101から送信された非通知設定のINVITEメッセージを着信者の端末102に対して転送する場合に、当該非通知設定のINVITEメッセージに含まれるAsserted IDを一意に識別するReturn−callIDを生成し、生成したReturn−callIDを含めて非通知設定のINVITEメッセージを転送するので、発信者が非通知設定を行って発呼した場合でも、発信者のユーザIDを示すAsserted IDを一意に識別するReturn−callIDを、着信者の端末102に記録することが可能となる。その結果、着信者の端末102からReturn−callIDを指定することにより、呼制御信号転送装置100を介し、発信者の端末101に対して最発呼を促す通知を送信することができる。
図2に戻って、非通知発信者情報記憶部104は、非通知設定で発呼した発信者の情報を記憶する記憶部である。具体的には、この非通知発信者情報記憶部104は、Asserted−IDとReturn−callIDとを対応付けた非通知発信者情報を記憶する。
悪意加入者情報記憶部105は、悪意加入者の情報を記憶する記憶部である。具体的には、この悪意加入者情報記憶部105は、このIP電話サービスを提供しているサービスプロバイダにおいて悪意を持った加入者として認識されている加入者のユーザIDを記憶する。
呼び返し信号転送部106は、MESSAGEメッセージの転送処理を行う処理部である。図4は、呼び返し信号転送部106によって送受信されるMESSAGEメッセージの一例を示す図である。具体的には、この呼び返し信号転送部106は、MESSAGEメッセージを受信すると、受信したMESSAGEメッセージに設定されている送信先に対して、当該MESSAGEメッセージを転送するが、送信先に匿名のユーザIDが設定されていた場合は、呼び返し信号転送部106は、非通知発信者情報記憶部104に記憶された非通知発信者情報を検索し、当該MESSAGEメッセージに含まれるP−Asserted−Identityヘッダーのヘッダー値に設定されているAsserted−IDに対応するReturn−callIDを取得する。
ここで呼び返し信号転送部106が受信するMESSAGEメッセージの一例を図4(a)に示す。なお、同図に示す例では、説明の都合上必要となる設定値のみを示している。同図に示す例において、1行目はリクエスト行であり、このメッセージが、匿名のユーザIDである「anonymous@anonymous.invalid」が示す発信者、すなわち非通知設定の発信者に対するMESSAGEメッセージであることを表している。また、2行目以降はヘッダーフィールドであり、メッセージの発信者を示すFromヘッダーのヘッダー値には、着信者のユーザID「bbbb@hostnameB」(「"bbbb"」は表示名)が設定され、メッセージの送信先を示すToヘッダーのヘッダー値には、非通知設定の発信者を示すユーザIDである「anonymous@anonymous.invalid」(「"Anonymous"」は表示名)が設定され、Return−callIDヘッダーのヘッダー値には、Asserted ID「aaaa@hostnameA」を一意に識別するReturn−callIDである「aaaa1111」が設定されている。
そして、呼び返し信号転送部106は、取得したReturn−callIDが悪意加入者情報記憶部105に記憶されているか否かを確認し、記憶されていた場合は、呼び返し通知が行われた端末に対して、呼び返し通知の相手が悪意加入者であることを警告するためのMESSAGEメッセージを返送する。
一方、取得したReturn−callIDが悪意加入者情報記憶部105に記憶されていなかった場合、または、上記で返送したMESSAGEメッセージに対して、端末から、再度同じ呼び返し通知のMESSAGEメッセージを受信した場合は、呼び返し信号転送部106は、受信したMESSAGEメッセージのリクエスト行に設定された送信先、およびToヘッダーのヘッダー値に非通知発信者情報記憶部104から取得したAsserted−IDを設定し、さらに、Return−callIDヘッダーおよびそのヘッダー値を削除した上で、発信者の端末、または発信者の端末を収容する他の呼制御信号転送装置に対して当該MESSAGEメッセージを転送する。
ここで呼び返し信号転送部106が転送するMESSAGEメッセージの一例を図4(b)に示す。なお、同図に示す例では、説明の都合上必要となる設定値のみを示しており、ここでは、図4(a)に示した例と比較して変化があった箇所のみを説明する。同図に示す例においては、図4(a)に示した例と比較すると、リクエスト行に設定された送信先、およびToヘッダーのヘッダー値に、Asserted IDである「aaaa@hostnameA」が設定されている。また、Return−callIDヘッダーおよびそのヘッダー値は削除されている。
このように、着信履歴に記録されたReturn−callIDを着信者が指定することによって着信者の端末102から送信される呼び返しのMESSAGEメッセージを発信者の端末101に対して転送する場合に、呼び返し信号転送部106が、非通知発信者情報記憶部104によって記憶された非通知発信者情報に基づいて、当該MESSAGEメッセージに含まれるReturn−callIDからAsserted IDを一意に識別し、識別したAsserted IDが示す発信者を送信先としてMESSAGEメッセージを転送するので、着信者が通話可能な状態となったことを発信者に通知することが可能となり、その結果、発信者に対して再発呼を促すことができる。
また、悪意加入者情報記憶部105が、悪意を持つ加入者のユーザIDを記憶するとともに、呼び返し信号転送部106が、呼び返しのMESSAGEメッセージを発信者の端末101に対して転送する場合に、悪意加入者情報記憶部105に記憶している悪意加入者のユーザIDに識別したAsserted IDが含まれていた場合は、当該MESSAGEメッセージを着信者の端末102に返送するので、着信者は、発信者が悪意を持った加入者であることを認識することが可能となり、悪徳商法や詐欺などによって生ずるトラブルを回避することができる。
なお、上述してきた呼制御信号転送装置100は、既存のプロキシサーバ装置やネットワーク中継装置に、上記した各部の各機能を搭載することによって実現することもできる。
次に、本実施例に係る呼制御信号転送装置100の処理手順について説明する。なお、ここでは、2台の呼制御信号転送装置1001および1002について説明する。図5−1および5−2は、本実施例に係る呼制御信号転送装置100の処理手順を示すシーケンス図(1)および(2)である。同図に示すように、発信者によって端末101から発信されたINVITEメッセージを受信すると、呼制御信号転送装置1001は、呼び出し信号転送部1031(図2に示した呼び出し信号転送部103に対応)が、発信者に対する認証処理を行った後に、INVITEメッセージに含まれるPrivacyヘッダーのヘッダー値に「id」が設定されていた場合は、認証処理の際に取得したユーザIDに基づいて生成したP−Asserted−Identity(Asserted−ID)を付与するとともに(ステップS101)、P−Preferred−Identityを削除した上で(ステップS102)、着信者の端末102を収容する呼制御装置1002に対してINVITEメッセージを送信する。
そして、INVITE信号を受信した呼制御装置1002は、呼び出し信号転送部1032(図2に示した呼び出し信号転送部103に対応)が、P−Asserted−Identityを一意に識別するReturn−callIDを発行するとともに、当該P−Asserted−Identityと、発行したReturn−callIDとを対応付けて非通知発信者情報記憶部1042(図2に示した非通知発信者情報記憶部104に対応)に記憶する。また、呼び出し信号転送部1032は、発行したReturn−callIDを付与し(ステップS103)、P−Asserted−Identityを削除した上で(ステップS104)、端末102に対して当該INVITEメッセージを送信する(ステップS105)。
そして、INVITEメッセージを受信した端末102は、当該INVITEメッセージに含まれるReturn−callIDを一意に識別する着信履歴IDを発行するとともに、当該Return−callIDと、発行した着信履歴IDとを対応付けて着信履歴情報として記憶する(ステップS106)。
ここで、着信者が不在等の理由で端末102の受話器がオフフックされなかったとする。そして、後に、例えば端末102に備えられたディスプレイ等に表示された着信履歴情報を確認し、非通知の着信履歴IDを指定することによって、着信者は、発信者に対して呼び返し通知を行う(ステップS107)。この際、端末102は、指定された着信履歴IDに対応するReturn−callIDを記憶している着信履歴情報から取得するとともに、取得したReturn−callIDを付与した上で(ステップS108)、呼制御信号転送装置1002に対してMESSAGEメッセージを送信する。
そして、MESSAGEメッセージを受信した呼制御信号転送装置1002は、呼び返し信号転送部1062(図2に示した呼び返し信号転送部106に対応)が、受信したMESSAGEメッセージに含まれるReturn−callIDに対応するP−Asserted−Identityを非通知発信者情報記憶部1042(図2に示した非通知発信者情報記憶部104に対応)から取得する(ステップS109)。
ここで、呼び返し信号転送部1062は、取得したP−Asserted−Identityが悪意加入者情報記憶部1052(図2に示した悪意加入者情報記憶部105に対応)に記憶されているか否かを確認し(ステップS110)、記憶されていた場合は(ステップS111,Yes)、呼び返し通知の相手が悪意加入者であることを警告するためのMESSAGEメッセージを作成し(ステップS112)、端末102に対して返送する。
MESSAGEメッセージを受信した端末102は、例えば、呼び返し通知の相手が悪意加入者であったことを示す警告メッセージをディスプレイに表示する。そして、その警告メッセージを確認し、着信者は、再度呼び返し通知を行うか否かを選択し(ステップS113)、再度通知する場合は、端末102から呼制御信号転送装置1002に対してMESSAGEメッセージを再送する。
一方、取得したReturn−callIDが悪意加入者情報記憶部1052に記憶されていなかった場合(ステップS111,No)、または、上記で返送したMESSAGEメッセージに対して、再度同じ呼び返し通知のMESSAGEメッセージを端末102から受信した場合は、呼制御信号転送装置1002は、呼び返し信号転送部1062が、受信したMESSAGEメッセージのリクエスト行に設定された送信先、およびToヘッダーのヘッダー値に非通知発信者情報記憶部104から取得したP−Asserted−Identityを設定し(ステップS114)、さらに、Return−callIDヘッダーおよびそのヘッダー値を削除した上で(ステップS115)、発信者の端末101を収容する呼制御信号転送装置1001に対して当該MESSAGEメッセージを送信する。
MESSAGEメッセージを受信した収容する呼制御信号転送装置1001は、呼び返し信号転送部1061が、送信先に設定されているP−Asserted−Identityが示す発信者の端末、すなわち端末101に対して、当該MESSAGEメッセージを転送する。
MESSAGEメッセージを受信した端末101は、例えば、呼び返し通知を受信したことを示すメッセージをディスプレイに表示する。そして、そのメッセージを確認し、発信者は、着信者に対して再度発呼を行う(ステップS116)。
このように、呼び出し信号転送部103が、発信者を識別するAsserted IDと、Asserted IDを一意に識別するように生成したReturn−callIDとを対応付けた非通知発信者情報を非通知発信者情報記憶部104に記憶するとともに、呼び返し信号転送部106が、呼び返しのMESSAGEメッセージを発信者の端末101に対して転送する場合に、非通知発信者情報記憶部104に記憶されている非通知発信者情報に基づいて、当該MESSAGEメッセージに含まれるReturn−callIDからAsserted IDを識別するので、着信者が不在等の理由で、着信者の端末102の受話器がオフフックされなかった場合でも、後に着信者が端末102の着信履歴を確認した際に、Return−callIDを指定することによって、発信者に対して呼び返し通知を行うことが可能となる。
上述してきたように、本実施例では、呼び出し信号転送部103が、発信者の端末101から送信された非通知設定のINVITEメッセージを着信者の端末102に対して転送する場合に、当該非通知設定のINVITEメッセージに含まれるAsserted IDを一意に識別するReturn−callIDを生成し、生成したReturn−callIDを含めて非通知設定のINVITEメッセージを転送する。この際、非通知発信者情報記憶部104が、Asserted IDと、呼び出し信号転送部103によって生成されたReturn−callIDとを対応付けた非通知発信者情報を記憶する。そして、着信履歴に記録されたReturn−callIDを着信者が指定することによって着信者の端末102から送信される呼び返しのMESSAGEメッセージを発信者の端末101に対して転送する場合に、呼び返し信号転送部106が、非通知発信者情報記憶部104によって記憶された非通知発信者情報に基づいて、当該MESSAGEメッセージに含まれるReturn−callIDからAsserted IDを一意に識別し、識別したAsserted IDが示す発信者を送信先としてMESSAGEメッセージを転送する。この結果、発信者識別子と非通知呼識別子の対応付けを管理することが可能となり、ネットワーク使用状況の解析等に役立てることができるとともに、着信者が不在等の理由で、着信者端末の受話器がオフフックされなかった場合でも、後に着信者が、端末の着信履歴を確認した際に、非通知呼識別子を指定することによって、発信者に対して呼び返し通知を行うことが可能となり、発信者が非通知設定で発呼を行った場合でも、発信者に対して着信者から再発呼を促すことができる。
なお、本実施例では、呼制御信号転送装置について説明したが、呼制御信号転送装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する呼制御信号転送プログラムを得ることができる。そこで、この呼制御信号転送プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図6は、本実施例に係る呼制御信号転送プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ200は、RAM210と、CPU220と、HDD230と、LANインタフェース240と、入出力インタフェース250と、DVDドライブ260とを有する。
RAM210は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリであり、CPU220は、RAM210からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
HDD230は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、LANインタフェース240は、コンピュータ200をLAN経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースである。
入出力インタフェース250は、マウスやキーボードなどの入力装置および表示装置を接続するためのインタフェースであり、DVDドライブ260は、DVDの読み書きを行う装置である。
そして、このコンピュータ200において実行される呼制御信号転送プログラム211は、DVDに記憶され、DVDドライブ260によってDVDから読み出されてコンピュータ200にインストールされる。
あるいは、この呼制御信号転送プログラム211は、LANインタフェース240を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ200にインストールされる。
そして、インストールされた呼制御信号転送プログラム211は、HDD230に記憶され、RAM210に読み出されてCPU220によって呼制御信号転送プロセス221として実行される。
また、本実施例では、IP電話サービスについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、テレビ電話やビデオチャット、インスタントメッセージ等のIPネットワークを利用したリアルタイム通信サービスに同様に適用することができる。
(付記1)IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送装置であって、
前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送手段と、
着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子によって発信者識別子を一意に識別し、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送手段と、
を備えたことを特徴とする呼制御信号転送装置。
(付記2)前記発信者識別子と、前記呼び出し信号転送手段によって生成された非通知呼識別子とを対応付けた非通知発信者情報を記憶する非通知発信者情報記憶手段をさらに備え、
前記呼び返し信号転送手段は、前記呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記非通知発信者情報記憶手段によって記憶された非通知発信者情報に基づいて、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子から発信者識別子を識別することを特徴とする付記1に記載の呼制御信号転送装置。
(付記3)悪意を持つ加入者の発信者識別子を記憶する悪意加入者情報記憶手段をさらに備え、
前記呼び返し信号転送手段は、前記呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記悪意加入者情報記憶手段によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に前記識別した発信者識別子が含まれていた場合は、該呼び返し信号を前記着信者端末に返送することを特徴とする付記1または2に記載の呼制御信号転送装置。
(付記4)IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送方法であって、
前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送工程と、
着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子によって発信者識別子を一意に識別し、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送工程と、
を含んだことを特徴とする呼制御信号転送方法。
(付記5)前記発信者識別子と、前記呼び出し信号転送工程によって生成された非通知呼識別子とを対応付けた非通知発信者情報を記憶する非通知発信者情報記憶工程をさらに含み、
前記呼び返し信号転送工程は、前記呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記非通知発信者情報記憶工程によって記憶された非通知発信者情報を読み込み、該読み込んだ非通知発信者情報に基づいて、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子から発信者識別子を識別することを特徴とする付記4に記載の呼制御信号転送方法。
(付記6)悪意を持つ加入者の発信者識別子を記憶する悪意加入者情報記憶工程をさらに含み、
前記呼び返し信号転送工程は、前記呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記悪意加入者情報記憶工程によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に前記識別した発信者識別子が含まれていた場合は、該呼び返し信号を前記着信者端末に返送することを特徴とする付記4または5に記載の呼制御信号転送方法。
(付記7)IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送プログラムであって、
前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送手順と、
前記発信者識別子と、前記呼び出し信号転送手順によって生成された非通知呼識別子とを対応付けた非通知発信者情報を記憶装置に記憶させる非通知発信者情報記憶手順と、
着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記非通知発信者情報記憶手順によって記憶装置に記憶された非通知発信者情報を読み込み、該読み込んだ非通知発信者情報に基づいて、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子から発信者識別子を一意に識別し、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする呼制御信号転送プログラム。
(付記8)悪意を持つ加入者の発信者識別子を記憶装置に記憶させる悪意加入者情報記憶手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記呼び返し信号転送手順は、前記呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記悪意加入者情報記憶手順によって記憶装置に記憶された非通知発信者情報に前記識別した発信者識別子が含まれていた場合は、該呼び返し信号を前記着信者端末に返送することを特徴とする付記7に記載の呼制御信号転送プログラム。
以上のように、本発明に係る呼制御信号転送装置、呼制御信号転送方法および呼制御信号転送プログラムは、IPネットワークを利用したリアルタイム通信のサービスに有用であり、特に、発信者と着信者との間で円滑なコミュニケーションが求められる場合に適している。
本実施例に係る呼制御信号転送装置の概要を説明するための図である。 本実施例に係る呼制御信号転送装置の構成を示す機能ブロック図である。 呼び出し信号転送部によって送受信されるINVITEメッセージの一例を示す図である。 呼び返し信号転送部によって送受信されるMESSAGEメッセージの一例を示す図である。 本実施例に係る呼制御信号転送装置の処理手順を示すシーケンス図(1)である。 本実施例に係る呼制御信号転送装置の処理手順を示すシーケンス図(2)である。 本実施例に係る呼制御信号転送プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。 従来の技術によるAsserted IDの転送制御を説明するための図である。
符号の説明
101、102 端末
201、202 SIPプロキシ
100、1001、1002 呼制御信号転送装置
101 通信制御部
102 呼制御信号制御部
103 呼び出し信号転送部
104 非通知発信者情報記憶部
105 悪意加入者情報記憶部
106 呼び返し信号転送部
200 コンピュータ
210 RAM
211 呼制御信号転送プログラム
220 CPU
221 呼制御信号転送プロセス
230 HDD
240 LANインタフェース
250 入出力インタフェース
260 DVDドライブ

Claims (4)

  1. IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送装置であって、
    前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送手段と、
    悪意を持つ加入者の発信者識別子を記憶する悪意加入者情報記憶手段と、
    着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子によって発信者識別子を一意に識別し、前記悪意加入者情報記憶手段によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に該識別した発信者識別子が含まれていたときには、前記呼び返し信号を前記着信者端末に返送し、前記悪意加入者情報記憶手段によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に該識別した発信者識別子が含まれていなかったときには、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として前記呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送手段と、
    を備えたことを特徴とする呼制御信号転送装置。
  2. 前記発信者識別子と、前記呼び出し信号転送手段によって生成された非通知呼識別子とを対応付けた非通知発信者情報を記憶する非通知発信者情報記憶手段をさらに備え、
    前記呼び返し信号転送手段は、前記呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記非通知発信者情報記憶手段によって記憶された非通知発信者情報に基づいて、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子から発信者識別子を識別することを特徴とする請求項1に記載の呼制御信号転送装置。
  3. IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送装置に適用される呼制御信号転送方法であって、
    前記呼制御信号転送装置が、前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送工程と、
    前記呼制御信号転送装置が、着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子によって発信者識別子を一意に識別し、悪意を持つ加入者の発信者識別子を記憶する悪意加入者情報記憶部によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に該識別した発信者識別子が含まれていたときには、前記呼び返し信号を前記着信者端末に返送し、前記悪意加入者情報記憶部によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に該識別した発信者識別子が含まれていなかったときには、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として前記呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送工程と、
    を含んだことを特徴とする呼制御信号転送方法。
  4. IPネットワークを利用したリアルタイム通信において発信者端末と着信者端末との間で呼制御を制御する信号を転送するとともに、発信者が非通知設定で送信した非通知呼び出し信号を着信者端末に転送する場合は、発信者を識別する発信者識別子を非通知呼び出し信号から削除して転送する呼制御信号転送プログラムであって、
    前記発信者端末から送信された非通知呼び出し信号を前記着信者端末に対して転送する場合に、該非通知呼び出し信号に含まれる発信者識別子を一意に識別する非通知呼識別子を生成し、該生成した非通知呼識別子を含めて非通知呼び出し信号を転送する呼び出し信号転送手順と、
    前記発信者識別子と、前記呼び出し信号転送手順によって生成された非通知呼識別子とを対応付けた非通知発信者情報を記憶装置に記憶させる非通知発信者情報記憶手順と、
    着信履歴に記録された非通知呼識別子を着信者が指定することによって前記着信者端末から送信される呼び返し信号を前記発信者端末に対して転送する場合に、前記非通知発信者情報記憶手順によって記憶装置に記憶された非通知発信者情報を読み込み、該読み込んだ非通知発信者情報に基づいて、該呼び返し信号に含まれる非通知呼識別子から発信者識別子を一意に識別し、悪意を持つ加入者の発信者識別子を記憶する悪意加入者情報記憶部によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に該識別した発信者識別子が含まれていたときには、前記呼び返し信号を前記着信者端末に返送し、前記悪意加入者情報記憶部によって記憶された悪意加入者の発信者識別子に該識別した発信者識別子が含まれていなかったときには、該識別した発信者識別子が示す発信者を送信先として前記呼び返し信号を転送する呼び返し信号転送手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする呼制御信号転送プログラム。
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