JP2001119482A - 付帯id登録制加入電話システム - Google Patents

付帯id登録制加入電話システム

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JP2001119482A
JP2001119482A JP29640499A JP29640499A JP2001119482A JP 2001119482 A JP2001119482 A JP 2001119482A JP 29640499 A JP29640499 A JP 29640499A JP 29640499 A JP29640499 A JP 29640499A JP 2001119482 A JP2001119482 A JP 2001119482A
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telephone
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caller
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Hiroki Taniguchi
裕樹 谷口
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話番号の公開を避けたい発信者と、発信者不
明の呼び出しには応答したくない着信者との間の通話を
可能とした加入電話システムを提供する。 【解決手段】発信者情報通知サービスに対応した加入電
話網内にIDサービス局を設けて構成し、このIDサー
ビス局が加入者に対して柔軟に付帯IDの登録(発行、
削除、変更等)を行なうと共に、加入電話網と連携し
て、付帯IDによる発信者情報の通知、及び、付帯ID
を用いたダイヤリングによる回線接続を行なうよう機能
するので、着信側で「非通知」着信の応答拒否を設定さ
れた場合であっても、発信者側は発信者情報として電話
番号に代って付帯IDを通知することが可能となり、電
話番号の公開を避けたい発信者と、発信者不明の呼び出
しには応答したくない着信者との間に、双方が少しずつ
歩み寄る選択肢を提供する加入電話システムが実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入電話システム
に関し、特に、発信者情報通知サービスに対応した加入
電話網において、相手方に自身の電話番号を知らせるこ
となく電話をかけることができる加入電話システムを提
供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の加入電話網にあっては、電話をか
けた人の電話番号が着信側で分かるという発信者情報通
知サービスが導入されている。このサービスは、発信者
の電話番号を着信者が応答前に着信者に通知(表示)す
るものであって、これにより着信者は呼出があると何処
からの電話かを確認した後に電話に出ることが可能とな
っている。
【0003】また、発信者情報通知サービスは、原則と
して「電話番号の通知」を基本にしているが、各加入者
は、契約に際して「通常通知」或いは「通常非通知」の
何れかを選択することができ、「通常通知」を選択した
加入者であっても特番(例えば「184」)を指定して
からダイヤル操作で発信するとその発信に限って「非通
知」とすることができ、「通常非通知」を選択した加入
者は特番(例えば「186」)を指定してからダイヤル
操作で発信するとその発信に限って「通知」とすること
ができるようになっている。なお、「通常非通知」を選
択した加入者には、相互主義に基づいて発信者電話番号
の通知を受けられないようになっている。
【0004】図5は従来の加入電話システムの構成例を
示す図である。この例に示す加入電話システムは、図示
を省略した交換機及び中継伝送装置等からなる加入電話
網1に、加入者Aの電話機2及び加入者Bの電話機3と
が接続されている。なお、前記電話機2、3の他にも複
数の電話機が加入電話網1に接続されているが、ここで
は図示を省略した。また、前記加入者Aの電話番号は
「△△△−△△△−△△△△」であるとし、前記加入者
Bの電話番号は「▽▽▽−▽▽▽−▽▽▽▽」であると
する。
【0005】この図に示す加入電話システムの機能につ
いて図を用いて説明する。図6は、図5に示した加入電
話システムにおいて、加入者Aから加入者Bに電話をか
ける場合の電話接続手順の例を示す図である。なお、こ
こでは加入者A、B共に発信者情報通知サービスの「通
常通知」を選択しているものとする。この場合、まず、
加入者Aは電話機2を操作して加入電話網1に対し加入
者Bの電話番号「▽▽▽−▽▽▽−▽▽▽▽」をダイヤ
ルする(手順)。すると、加入電話網1はダイヤルさ
れた電話番号に基づいて、網内回線の交換制御を行な
い、加入者Bを収容する加入者線に対し呼び出しを行な
うと共に、発信者である加入者Aの電話番号を通知する
(手順)。呼び出された加入者Bは、通知された発信
者の電話番号を、電話機3のディスプレイ等により確認
した後、電話機3をオフフックして呼び出しに応答する
(手順)。これにより、加入者Aと加入者Bの間に通
話路が確立して回線接続がなされ、通話が可能な状態に
なる(手順)。そして、会話やファクシミリの送受、
或いはデータ通信等を行なった後に、加入者Aと加入者
Bの一方又は双方が、電話機をオンフックすれば終話と
なる(手順)。
【0006】以上のように発信者情報通知サービスは、
呼び出し時に発信者の電話番号を通知するので、着信側
では呼び出しに応答する前に、例えば、予め着信側の電
話機に記憶した発信者の個別情報を表示したり、或い
は、発信者が誰かに基づいてその呼を別の電話機に転送
することができるものであり、特に電話を受ける側にと
っての利便性向上を図ることができる。
【0007】このように、発信者情報通知サービスは多
様な利用形態をもたらすものであるが、電話番号の通知
が基本であるがゆえに、電話番号という個人情報のプラ
イバシー保護や、過度の発信者差別応答等、いくつかの
問題点を生み出す危険性についての指摘もなされてい
る。
【0008】つまり、電話は加入者に対してリアルタイ
ムにアクセス可能な手段であるために、通知により公開
した電話番号が悪戯に使用されれば、当該電話番号の加
入者は精神的負担も含めて不利益を被ることとなり、最
終的な対応手段として電話番号の変更等を余儀なくされ
てしまう。したがって、面識の無い別の加入者に対して
電話をかける際に、「非通知」で発信して自己番号を公
開したくないという加入者も多く存在している。また一
方で、電話帳等から無作為に抽出した電話番号にイタズ
ラ電話をかけるという行為を防止するため、着信側で
「非通知」発信者からの着信を拒否する機能を備えた電
話機も広く用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の加入電話網においては、着信側で「非通知」着
信の応答拒否を設定した場合には、善意の「非通知」発
信者からの着信があっても回線接続がなされる機会は皆
無となり、「非通知」発信を選択するもの、及び、「非
通知」着信応答拒否を設定したものにとっては、大幅に
電話の利用が制限されてしまうという問題点があった。
【0010】つまり、上述のような場合にあっては回線
接続を実現するために発信者側か、或いは着信者側のど
ちらかが、一方的に譲歩しなければならなかった。
【0011】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、電話番号の公開を避けたい発信
者と、発信者不明の呼び出しには応答したくない着信者
との間の通話を可能とした加入電話システムを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係わる付帯ID登録制加入電話システム請求
項1の発明は、発信者情報通知サービスに対応した加入
電話網において、該加入電話網に接続されたIDサービ
ス局を設け、前記IDサービス局はID発行を希望する
加入者に対して当該加入者電話番号に付帯するID番号
(以下、付帯IDという)の発行及び登録を行なうと共
に、IDサービス局を経由したID登録加入者からの呼
が発生すると前記加入電話網の交換制御によって回線接
続された際に、発信者情報通知として付帯IDを通知で
きるようにしたことを特徴とする。また、本発明に係わ
る付帯ID登録制加入電話システム請求項2の発明は、
発信者情報通知サービスに対応した加入電話網におい
て、該加入電話網に接続されたIDサービス局を設け、
前記IDサービス局はID発行を希望する加入者に対し
て当該加入者電話番号に付帯するID番号(以下、付帯
IDという)の発行及び登録を行なうと共に、付帯ID
にてダイヤリング(接続先選択指定)した呼が発生する
と当該付帯IDに基づいて前記加入電話網の交換制御を
行なって回線接続を行なうことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施の形態例に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係わる
付帯ID登録制加入電話システムの実施の形態例を示す
機能ブロック図である。なお、上述の図5に示したもの
と同様の機能ブロックについては同一の符号を付して、
その説明を省略する。
【0014】この例に示す付帯ID登録制加入電話シス
テムは、図示を省略した複数の加入電話と共に、加入者
Aの電話機2及び加入者Bの電話機3が加入電話網1に
接続されている。そして更に、前記加入電話網1にはI
Dサービス局4が接続されており、このIDサービス局
4は、通話線9を介して加入電話網1に接続された通信
部5と、前記通信部5接続されたID管理制御部6及び
回線接続部8と、前記ID管理制御部6及び回線接続部
8に接続されたデータベース7とを有し、前記回線接続
部8は制御線10を介して加入電話網1に接続されてい
る。
【0015】前記IDサービス局4は、加入電話網1の
網内設備の一部として機能し、専用線等による通信線9
により前記加入電話網1に接続されており常時アクセス
可能な状態にある。前記通信部5は、図示を省略した
が、ダイヤルパルスに対応するパルスデコーダ、DTM
F(Dual Tone Multi Frequency)に対応するトーン
デコーダ、並びにパソコン通信等に対応する変復調器
(モデム)等の通信手段を有すると共に、音声自動応答
機能を備えている。前記ID管理制御部6は、ID利用
契約のある加入者の要求に対し、その加入者の電話番号
に関連付けた疑似電話番号(以下、付帯IDという)の
発行、変更、削除等を管理するための制御部であり、前
記データベース7に付帯IDの情報を登録すると共に、
前記通信部5の音声自動応答機能の制御も行なう。な
お、前記付帯IDとは、所定の桁数制限された数字列か
らなるものであるが、ページャメッセージ等に用いられ
るように数字の組み合わせにより文字情報との変換定義
を定めて、人間が記憶しやすい親和性のあるものが利用
できるようになっており、これは他の加入者の付帯ID
と重複しないよう発行管理されている。前記回線接続制
御部8は、ダイヤルに付帯IDを用いた呼が発生したと
きに、該付帯IDに対応する電話番号を前記データベー
ス7にて検索し、検索の結果から得られる電話番号に基
づいて、前記制御線10を介して加入電話網1に回線接
続制御信号を出力する。
【0016】そして、加入者Aと、加入者Bと、IDサ
ービス局4には、加入電話網1において、それぞれ以下
に示す番号等が付与されている。加入者Aは、電話番号
(△△△−△△△−△△△△)及び付帯ID(◎◎◎
◎)であり、加入者Bは、電話番号(▽▽▽−▽▽▽−
▽▽▽▽)であり、IDサービス局4は、電話番号(□
□□−□□□−□□□□)及びIDダイヤルのプレフィ
ックス番号(●●●●)及びID通知ダイヤルのプレフ
ィックス番号(○○○○)が付与されているものとす
る。なお、前記IDダイヤルのプレフィックス番号と
は、付帯IDでダイヤリングする場合の特定番号であ
り、前記ID通知ダイヤルのプレフィックス番号とは、
通知する発信者情報を付帯IDとする場合の特定番号で
ある。
【0017】この図に示す付帯ID登録制加入電話シス
テムは以下のように機能する。即ち、IDサービス局4
は大別して2つの処理を行なう。一つは、付帯IDの登
録処理であり、もう一つは、付帯IDを用いたダイヤル
による回線接続処理である。
【0018】まず、付帯IDの登録処理の手順について
図を用いて説明する。図2は、本発明に係わる付帯ID
登録制加入電話システムの付帯ID登録手順例を示すフ
ローチャート図である。なお、ここでは、加入者Aの電
話機2をディスプレイを備えた一般的なボタン電話機で
あるとし、信号の送出方式はDTMFとする。
【0019】まず、自己の付帯IDを持ちたい加入者A
は、予め加入電話網1の通信事業者と契約等を交わし、
IDサービス局4に加入者Aの電話番号を登録してもら
う。そしてこの状態において、加入者AがIDサービス
局4に電話をかける(STEP1)。一方、IDサービ
ス局4は、着信待機状態(STEP2)にあるところ
に、着信がある(STEP3)と、自動的にこれに応答
して、音声自動応答が開始される(STEP4)。な
お、IDサービス局4は網内設備であるから、通知/非
通知を問わず全ての加入者からの発信について、発信者
の電話番号を知り得るものである。
【0020】前記音声自動応答が開始されると加入者A
は、契約時に交付されたパスワードを、電話機2を用い
て入力する(STEP5)。IDサービス局4は、前記
入力されたパスワードの照合を行い加入者Aが本人であ
ることを認証する(STEP6)。認証が終了すると加
入者Aに対して希望する付帯IDの入力を促す音声アナ
ウンスを出力する。これに対応して、加入者Aは、希望
するIDを入力する(STEP7)。例えば、「シロク
マ」を希望する場合にあっては、これを文字/数字変換
定義に従って、「32952371」のように変換し
て、電話機2を用いて入力する。これを受けたIDサー
ビス局4は、入力されたものが「32952371」で
あることを加入者Aに確認した後、このID「3295
2371」について、データベース7を検索し(STE
P8)、次のSTEP9に移行する。
【0021】STEP9は、前記入力されたIDについ
て、登録を許可するか否かの判断を行ない、これは前記
STEP8における検索結果に基づいて判断される。つ
まり、検索の結果、既に登録された他のIDと重複して
いる場合は、許可しない(NO)ということになり、I
Dサービス局4は加入者Aに対して別のIDとするよう
に促す旨の音声アナウンスを出力する(STEP1
2)。また一方、検索の結果、先に登録された他のID
と重複していない場合は、許可する(YES)というこ
とになり、IDサービス局4は加入者Aに対して、入力
されたID「32952371」の登録を許可する旨の
音声アナウンスを出力(STEP10)した後に、この
IDを加入者Aの電話番号に関連付けした付帯IDとし
てデータベース7に登録する(STEP11)。
【0022】一方、加入者Aは、STEP7において入
力したIDについて、IDサービス局4が登録を許可し
たか否かについて判断する(STEP13)。つまり、
IDサービス局4から、前記STEP12によるアナウ
ンスがあったならば、ID登録は失敗(NO)というこ
とになり、先程とは別のIDにて再度入力する(STE
P14)ことになる。このSTEP8→STEP9→S
TEP12→STEP13→STEP14のループは、
IDサービス局4が前記STEP10によりID登録を
許可するまで様々なIDの入力を試みることになる。ま
た、IDサービス局4から、前記STEP10によるア
ナウンスがあったならば、ID登録は成功(YES)と
いうことになり、その通話を切断してID登録を終了す
る(STEP15)。これにより、加入者Aは最後に入
力したIDにて登録がなされて、以後、そのIDが使用
できるようになる。
【0023】以上のようにして、加入者Aの付帯IDの
登録がなされた状態において、IDサービス局4の回線
接続処理について図を用いて説明する。なお、加入者A
及び加入者B共に発信者情報(電話番号或いは付帯I
D)の「通知」を前提とする。図3は、本発明に係わる
付帯ID登録制加入電話システムの電話接続手順例を示
す図であり、付帯IDの登録を受けた加入者Aが加入者
Bに電話をかけた場合を示す。
【0024】この図に示す例は、まず、付帯ID登録が
なされている加入者AがID通知ダイヤルのプレフィッ
クス番号(○○○○)に続けて加入者Bの電話番号(▽
▽▽−▽▽▽−▽▽▽▽)をダイヤルして発信する(手
順)。この発信を受けた加入電話網1は、前記プレフ
ィックス番号(○○○○)に基づいてIDサービス局4
に繋ぎ、IDサービス局4は加入者Aの電話番号に対応
する付帯IDを検索して、その付帯IDを加入電話網1
に返答する。そして、加入電話網1は、加入者Bに対し
て呼び出しを行なうと共に、加入者Aの付帯ID(◎◎
◎◎◎◎◎◎)を発信者情報として通知する(手順
)。なお、付帯IDは文字情報に関連づけられた数字
列であるから、加入電話網1が呼び出し時に通知する付
帯IDに、文字情報であることを示す所定の信号を付加
して出力し、加入者Bの電話機3が前記所定の信号を受
信すると自動的に文字変換して電話機3のディスプレイ
等に文字で表示することもできる。
【0025】呼び出された加入者Bは、通知された加入
者Aの付帯IDによる発信者情報を確認した後に、この
呼び出しに応答する(手順)ことにより、回線接続が
なされて通話状態になる(手順)。そして、会話やフ
ァクシミリの送受、或いはデータ通信等を行なった後
に、加入者Aと加入者Bの一方又は双方が、電話機をオ
ンフックすれば終話となる(手順)。
【0026】以上のような電話接続手順例によれば、加
入者Aは付帯IDを通知することで自己の電話番号自体
を開示することなく済み、また、加入者Bは呼び出しに
応答する前に発信者情報として付帯IDを確認すること
ができる。なお、加入者Bは、知り得た加入者Aの付帯
IDにて、次に示すように電話番号を用いずに付帯ID
により加入者Aに電話をかけることができる。
【0027】図4は、本発明に係わる付帯ID登録制加
入電話システムの他の電話接続手順例を示す図であり、
加入者Bが、加入者Aの付帯IDを用いて加入者Aに電
話をかけた場合を示す。
【0028】この図に示す例では、まず、加入者BがI
Dダイヤルのプレフィックス番号(●●●●)に続けて
加入者Aの付帯ID(◎◎◎◎◎◎◎◎)をダイヤルし
て発信する(手順)。この発信を受けた加入電話網1
は、前記プレフィックス番号(●●●●)に基づいてI
Dサービス局4に繋ぎ、IDサービス局4は加入者Aの
付帯IDに対応する電話番号を検索して、その電話番号
を制御線10を介して加入電話網1に制御信号を返答す
る。これにより、加入電話網1は、加入者Aに対して呼
び出しを行なうと共に、加入者Bの電話番号(▽▽▽−
▽▽▽−▽▽▽▽)を発信者情報として通知する(手順
)。
【0029】呼び出された加入者Aは、通知された加入
者Bの電話番号による発信者情報を確認した後に、この
呼び出しに応答する(手順)ことにより、回線接続が
なされて通話状態になる(手順)。そして、会話やフ
ァクシミリの送受、或いはデータ通信等を行なった後
に、加入者Aと加入者Bの一方又は双方が、電話機をオ
ンフックすれば終話となる(手順)。
【0030】以上のような電話接続手順例によれば、加
入者Bは加入者Aの付帯IDにて加入者Aに電話をかけ
ることができ、また、加入者Aは通常の着信と同様に呼
び出しに応答する前に発信者情報として相手先の電話番
号を確認することができる。
【0031】以上説明した本発明の実施の形態例におい
ては、IDダイヤルのプレフィックス番号とID通知ダ
イヤルのプレフィックス番号を区別するという例を示し
たが、本発明の実施にあってはこの例に限らず、例え
ば、前記二つのプレフィックス番号を統一して一つにし
てもよい。このときIDサービス局においてプレフィッ
クス番号に続いて入力するものが電話番号であるか付帯
IDであるかを区別可能とするため、付帯IDを入力す
るときに限り、プレフィックス番号の直後に予め定めた
所定の番号(例えば、「##」)を入力し、その後に付
帯IDを入力するようにしてもよい。これによれば、プ
レフィックス番号の種類が削減でき、付帯IDを利用す
る際の簡便性を向上することができる。
【0032】また、付帯IDの利用者が多くなる場合に
は、処理が膨大となってIDサービス局は一箇所で集中
管理及び制御することが困難になる。そこで、IDサー
ビス局を所定の地域毎に分散配置して複数の構成とし、
更には、複数からなるIDサービス局の構成を階層的に
するようにして対応すればよい。
【0033】以上のように、本発明に係わる付帯ID登
録制加入電話システムは、電話番号に代って、付帯ID
を用いてダイヤリングすることができると共に、発信者
情報通知として付帯IDを通知することができる。これ
により、自己の電話番号の公開を避けたい発信者は付帯
IDを用いて通知し、これを受ける着信者は発信者情報
として付帯IDを確認した後に電話にでることができる
ようになる。また、この場合、着信者は通知された発信
者の付帯IDに基づいて、発信者に折返して電話をかけ
ることができる。このような遣り取りを経て、付帯ID
を公開した発信者が、付帯IDを公開したことによる不
都合を生じる事態になった場合には、IDサービス局に
電話等して、その付帯IDの登録を削除しさえすれば、
もはや付帯IDを用いてダイヤリングすることはできな
くなり、不都合を解消することができる。つまり、従来
は負担の重い手続きを伴う電話番号の変更を行なって対
応しなければならなかった不都合が、手軽な付帯IDの
変更で対応できるのである。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明に係わる付帯ID登
録制加入電話システムは、発信者情報通知サービスに対
応した加入電話網内にIDサービス局を設けて構成し、
このIDサービス局が加入者に対して柔軟に付帯IDの
登録(発行、削除、変更等)を行なうと共に、加入電話
網と連携して、付帯IDによる発信者情報の通知、及
び、付帯IDを用いたダイヤリングによる回線接続を行
なうよう機能するので、着信側で「非通知」着信の応答
拒否を設定された場合であっても、発信者側は発信者情
報として電話番号に代って付帯IDを通知することが可
能となり、電話番号の公開を避けたい発信者と、発信者
不明の呼び出しには応答したくない着信者との間に、双
方が少しずつ歩み寄る選択肢を提供する加入電話システ
ムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る付帯ID登録制加入電話システム
の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明に係る付帯ID登録制加入電話システム
の付帯ID登録手順例を示すフローチャート例である。
【図3】本発明に係る付帯ID登録制加入電話システム
の電話接続手順例を示す図である。
【図4】本発明に係る付帯ID登録制加入電話システム
の他の電話接続手順例を示す図である。
【図5】従来技術における加入電話システムの構成例を
示す機能ブロック図である。
【図6】従来の加入電話システムにおける電話接続手順
例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・加入電話網 2、3・・・電話機 4・・・IDサービス局 5・・・通信部 6・・・ID管理制御部 7・・・データベース 8・・・回線接続制御部 9・・・通話線 10・・・制御線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信者情報通知サービスに対応した加入電
    話網において、 該加入電話網に接続されたIDサービス局を設け、 前記IDサービス局はID発行を希望する加入者に対し
    て当該加入者電話番号に付帯するID番号(以下、付帯
    IDという)の発行及び登録を行なうと共に、 IDサービス局を経由したID登録加入者からの呼が発
    生すると前記加入電話網の交換制御によって回線接続さ
    れた際に、 発信者情報通知として付帯IDを通知できるようにした
    ことを特徴とする付帯ID登録制加入電話システム。
  2. 【請求項2】発信者情報通知サービスに対応した加入電
    話網において、 該加入電話網に接続されたIDサービス局を設け、 前記IDサービス局はID発行を希望する加入者に対し
    て当該加入者電話番号に付帯するID番号(以下、付帯
    IDという)の発行及び登録を行なうと共に、 付帯IDにてダイヤリング(接続先選択指定)した呼が
    発生すると当該付帯IDに基づいて前記加入電話網の交
    換制御を行なって回線接続を行なうことを特徴とする付
    帯ID登録制加入電話システム。
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