JP2008042739A - Sipによるipアドレス取得方法、ネットワーク・システム、及びsip端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 SIPの接続性があれば、高価な専用線やダイナミックDNSサポートのための機能拡張することなく、インターネットVPNに必要な接続目的端末のIPアドレスを取得すること。
【解決手段】 SIPプロトコルをサポートとしたSIP端末A101では、パブリックSIPアドレスのみ有している。SIP端末A101は、パブロックSIPアドレスが指すSIP端末B103にIPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信する。第1のSIPメソッドを受信したSIP端末B103では、キーワードを照合し(602)、自アドレスをIPアドレス情報として第2のSIPメソッドを送出する。第2のSIPメソッドを受信したSIP端末A101は、IPアドレス情報を含んだ第2のSIPメソッドから、SIP端末B103のIPアドレスを抽出する(609)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、SIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)によるIPアドレス取得方法に関する。
2つのネットワークを、インターネットを含む公衆ネットワークを介して、仮想的に同一ネットワークとみなして通信する場合、公衆ネットワーク上にVPN(virtual private network)を設ける必要がある。ここで、「VPN」とは、通信事業者が提供する公衆網を利用して、専用線で構築した私設網を仮想的に構築するサービスの総称で、仮想閉域網または仮想私設網とも呼ばれる。また、一般にネットワークを使って企業の外の取引先や顧客と接続するときのセキュリティを確保するために、暗号化技術や認証技術を使ってVPNを構築する必要がある。
一方、音声パケット通信をIPネットワーク上で実現するための技術として、VoIP(Voice over Internet Protocol)が知られている。そして、VoIPの代表的な呼制御のプロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)が注目されている。
ここで、SIPは、電話やインスタント・メッセンジャーのような、1対1あるいは複数の参加者間の一まとまりの通信を開始、変更、完了するアプリケーション層のシグナリング・プロトコルをいい、RFC3261で定義されている。また、シグナリング・プロトコルとは、電話の場合、通信相手を呼び出す部分、呼び出される部分を指し、通信の開始から完了までを制御する。
本明細書中では、SIP機能を有する端末(すなわち、SIPをサーポートした端末)を「SIP端末」と呼ぶ。SIPでは、パケットやメッセージのことをメソッドと呼んでいる。SIPで使用されるメソッド(メッセージ;パケット)には、特定イベント情報を取得するためのSUBSCRIBEメソッド、特定イベントを通知するNOTIFYメソッド、SIPセッション確立のためのINVITEメソッド、正常に処理したことを示すOKレスポンス、SIPセッションを開放するBYEメソッド等がある。ここでは、SIPで使用されるメソッド(パケット)を、SIPメソッド(SIPパケット)と総称する。
上記端末はSIP端末であって良い。2つの端末間でIPネットワークを介して通信を行うためには、一方の端末は相手先の端末のIPアドレスを取得する必要がある。ここで、IPアドレスとは、TCP/IPで通信する場合に送信元や送信先を識別するためのアドレスをいう。また、TCP/IP(transmission control protocol/internet protocol)は、米ARPANETという、研究機関や大学を集めたネットワーク用に開発されたプロトコルである。
IPアドレスを取得するための技術を開示した先行技術文献は、種々知られている。例えば、インターネット電話機能の無い在来のプロバイダ使用可能なので低料金、しかも公衆回線の電話と同様、所望のとき何時でも接続可能なデータ交換方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、次のようにしてIPアドレスを取得している。
先ず、通話を所望したら、使用者は、公衆回線に接続された在来の電話機と同様に、発信側電話機の送受話器を取り上げる。そして相手方の公衆回線電話番号をダイヤルする。発信側電話機に内蔵されたマイクロプロセッサは、該受信側電話番号をセーブ(記憶)する。
次に該発信側電話機は、第1のISDN回線接続経由で第1のインターネット・サービス・プロバイダに接続する。第1のインターネット・サービス・プロバイダは、これに応答して発信側電話機にダイヤルアップIPアドレスを割当てる。それを同じ第1のISDN回線接続経由で発信側電話機に通知する。発信側電話機をこれをセーブする。以後、第1のインターネット・サービス・プロバイダとの接続は保持した儘にしておく。
次に、発信側電話機は、セーブしていた受信側の電話番号を読出し、DチャンネルISDN回線UUI接続で、この電話番号の受信側電話機に接続し、取得したIPアドレスを通告する。発信側電話機は、この後、発信側受話器から呼出し音を出し、使用者に呼出し中であることを通知する。
受信側電話機は通知されたIPアドレスをセーブする。次いでベル等を鳴らして電話が掛かっていることを周囲の人(使用者)に知らせる。
受信側電話機の周囲にいた人が送受話器を取ったら、受信側電話機も第2のISDN回線接続経由で第2のインターネット・サービス・プロバイダに接続する。第2のインターネット・サービス・プロバイダは、これに応答して受信側電話機にダイヤルアップIPアドレスを割当て、これを第2のISDN回線接続経由で受信側電話機に通知する。受信側電話機はこれをセーブする。
この後、受信側電話機はセーブしておいた発信側のIPアドレスを読出す。そして、第2のインターネット・サービス・プロバイダ、インターネット、第1のインターネット・サービス・プロバイダ経由で、取得した自己のIPアドレスを発信側電話機に通知する。発信側電話機はこれをセーブする。
これで発信側、受信側双方が相手方IPアドレスを取得し、インターネット経由で双方からの相手方へのデータ送信が可能になる。
このように、特許文献1は、ISDN、DチャンネルUUI接続(ダイヤルアップ環境)を利用した発明を開示している。換言すれば、特許文献1は、VoIP機能のないプロバイダでの擬似VoIPを実現するための発明を開示している。
また、企業の内線電話網や複数の企業の電話網間で、IP(Internet Protocol)を用いて電話の発着信(通信)を制御する「通信制御装置」が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2において、端末間の呼制御にはSIP(Session Initiation Protocol)を用い、各端末間の音声信号の送受信には、RTP(Real-time Transport Protocol)を使用している。各端末は、通信先端末に対して発信を行う場合、呼信号用のパケットに自端末(通信元端末)と通信先端末が各々何れの企業網(ドメイン)に属するのかを識別するための識別子(SIP−URI(Uniform Resource Identifier))を指定して通信制御装置に送信する。通信制御装置は、受信パケットに指定された通信元および通信先のSIP−URIから内線通信であるのか外線通信であるのかを判断し、それぞれに応じた通信制御を行うことにより、企業網内又は企業網間の通信を可能とする。尚、SIP−URIは、後述するパブリックSIPアドレスの一つである。
特許文献2では、呼信号用のパケット(SIPパケット)の構成を開示している。呼信号用のパケット(SIPパケット)は、IPヘッダと、レイヤ4ヘッダと、SIPヘッダと、SDP(Session Description Protocol)等の各エリアからなる。IPヘッダには、SourceIPアドレスとDestinationIPアドレス等が指定される。SDPは、通信元端末のIPアドレスとポート番号等が指定される。
特許文献2では、パブリックSIPアドレスに該当するSIP−URIを使って端末間でデータのやり取りを行っている。尚、パブリックSIPアドレスは、E-mailアドレスと同様に「ユーザ名@ドメイン名」という表現を用いる。SIP−URIは、パブリックSIPアドレスにSIPプロトコルを示すsip:を前に付けた形式となる。各端末は、SIPパケット内に自IPアドレスを搭載して相手先に送信している。
また、公衆回線とインターネットとを利用する複数の通信装置間の通信において、通信先で入力された電話番号に基づいて、インターネット交信で使用する識別子としてのIPアドレスを取得する技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3では、通信元の通信装置が、通信先の電話番号の入力を受け付けて、この電話番号から通信先の識別子を取得している。
更に、IP電話の呼制御を行うSIPサーバ等の専用のサーバを不要とし、IPアドレスが非固定の相手先へ呼制御を行えるようにしたルータが提案されている(例えば、特許文献4参照)。特許文献4では、ダイナミックDNSを利用してVoIP(Voice over IP)で音声通信を行うルータを開示している。DNS(Domain Name System)は、IPアドレスで示される宛先へIPルーティングでデータを転送するネットワーク環境において、ドメイン名からIPアドレスを取得できるようにするサービスを提供するシステムである。ドメイン名とは、インターネット上のホストの名前を示す文字列をいう。このDNSを用いれば、宛先をそのIPアドレスの代わりにドメイン名で指定できるようになる。尚、DNSサーバは、ホスト名とIPアドレスの対応表を持つ。また、ダイナミックDNSとは、DNSサーバの情報を動的に書き換え、情報の差分だけをDNSサーバ間で転送できるようにした技術をいう。特許文献4においては、ダイナミックDNSサーバへルータのグローバルIPアドレスとドメイン名との対応関係を登録している。特許文献4では、ドメイン名を基にダイナミックDNSサーバから該当のIPアドレスを取得して、従来のSIPサーバなどを介さずに直接呼制御を行い、それに基づいて通信を行っている。
また、IPネットワークに接続できないサービス事業者でも、希望する任意の加入者に自身のサービスを提供できる「IP電話付加サービス提供方法」が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
特開平11−177719号公報 特開2005−136875号公報 特開2001−160866号公報 特開2004−120124号公報 特開2004−336663号公報
ところで、一方のSIP端末(送信側SIP端末)が、相手先のSIP端末(受信側SIP端末)のパブリックSIPアドレスしか知らない(のみ有している)状況(以下、「特別な状況」と呼ぶ)にあるとする。尚、パブリックSIPアドレスとは、SIPヘッダの一つであるToヘッダに記載するアドレスをいい、全世界で一意に規定された識別子である。パブリックSIPアドレスとドメイン名とは異なる。
このような特別な状況において、インターネットVPNなどを実現するためには、一方のSIP端末(送信側SIP端末)は、相手先のSIP端末(受信側SIP端末)のIPアドレスを取得する必要がある。
しかしながら、上述した特許文献1〜5のいずれも、上記特別な状況においてIPアドレスを取得する手法については何ら開示していない。
すなわち、前述したように、特許文献1は、ISDN、DチャンネルUUI接続(ダイヤルアップ環境)を利用した発明を開示しているに過ぎず、VoIP機能のないプロバイダでの擬似VoIPを実現するための発明を開示しているだけである。
一方、特許文献2は、企業の内線電話網内や複数の企業の電話網間で、IPを用いて電話の発着信(通信)を制御する通信制御装置を開示しているに過ぎず、上記特別な状況においてIPアドレスを取得する手法については何ら開示していない。
特許文献3は、IPアドレス(識別子)を取得する方法を開示しているかも知れない。しかしながら、特許文献3は、公衆回線とインターネット経由の通信経路とを利用して複数の通信装置間で通信を行う場合に、識別子を通信装置間で受け渡して通信経路を介して通信を行う通信方法または通信方式に関する発明を開示しているに過ぎず、本発明が対象としているネットワーク・システムとは前提条件が全く異なる。
特許文献4は、IP電話の呼制御を行うSIPサーバ等の専用のサーバを不要とし、IPアドレスが非固定の相手先へ呼制御を行えるようにしたルータを開示しているに過ぎない。そして、特許文献4は、ダイナミックDNSを利用してVoIPで音声通信を行うルータを開示し、ドメイン名からIPアドレスを取得している。ダイナミックDNSでは、管理サーバとして専用のダイナミックDNSサーバを設置することが必要で、専用手順が必要となる。
特許文献5は、IPネットワークに接続できないサービス事業者でも、希望する任意の加入者に自身のサービスを提供できる技術的思想を開示しているに過ぎない。
とにかく、上記特許文献1〜5を含む従来の技術では、VPNを実現する際に次のような課題がある。
第1の課題は、安価なインターネットVPNの場合、接続目的端末のIPアドレスは動的に変化するため、接続目的端末のIPアドレスを取得することができず、接続できないということである。
第2の課題は、専用線の設置やダイナミックDNS機能拡張を実施しなければ、接続目的端末を特定できず、VPNを実施できないということである。
したがって、本発明の課題は、セッション開始プロトコル(SIP)の接続性があれば、高価な専用線やダイナミックDNSサポートのための機能拡張することなく、インターネットVPNに必要な接続目的端末のIPアドレスを取得することを実現することにある。
本発明の第1の態様によれば、IPネットワークを介してセッション開始プロトコル(SIP)をサポートした第1及び第2のSIP端末が接続されたネットワーク・システムおいて、前記第1のSIP端末が、前記第2のSIP端末のパブリックSIPアドレスのみを知っている状況において、前記第2のSIP端末のIPアドレスを取得する方法において、前記第1のSIP端末が、前記パブリックSIPアドレスが指す前記第2のSIP端末に、IPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信するステップと、前記第2のSIP端末において、受信した前記第1のSIPメソッドから前記キーワードを照合するステップと、前記第2のSIP端末が、自IPアドレスをIPアドレス情報として第2のSIPメソッドに含ませて前記第1のSIP端末へ送出するステップと、前記第1のSIP端末において、受信した前記IPアドレス情報を含んだ前記第2のSIPメソッドから前記第2のSIP端末のIPアドレスを抽出するステップと、を含むIPアドレス取得方法が得られる。
本発明の第2の態様によれば、IPネットワークを介してセッション開始プロトコル(SIP)をサポートした第1及び第2のSIP端末が接続されたネットワーク・システムであって、前記第1のSIP端末は、前記第2のSIP端末のパブリックSIPアドレスのみを有している、前記ネットワーク・システムにおいて、前記第1のSIP端末は、前記パブリックSIPアドレスが指す前記第2のSIP端末に、IPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信する手段を有し、前記第2のSIP端末は、受信した前記第1のSIPメソッドから前記キーワードを照合する手段と、自IPアドレスをIPアドレス情報として第2のSIPメソッドに含ませて前記第1のSIP端末へ送信する手段とを有し、前記第1のSIP端末は、受信した前記IPアドレス情報を含んだ前記第2のSIPメソッドから前記第2のSIP端末のIPアドレスを抽出する手段を有する、ネットワーク・システムが得られる。
本発明の第3の態様によれば、IPネットワークを介してセッション開始プロトコル(SIP)をサポートした複数のSIP端末が接続されたネットワーク・システムおいて、IPアドレスを取得する方法において、送信側SIP端末が、受信側SIP端末に対して、パブリックSIPアドレス宛で自IPアドレスを付加した第1のSIPパケットを送出するステップと、該第1のSIPパケットを受信した前記受信側SIP端末が、その応答として、自IPアドレスを取得してその取得したIPアドレスを付加した第2のSIPパケットを前記送信側SIP端末へ送出するステップと、該第2のSIPパケットを受信した前記送信側SIP端末は、前記第2のSIPパケットから前記受信側SIP端末のIPアドレスを取得するステップと、を含むIPアドレス取得方法が得られる。
本発明の第4の態様によれば、IPネットワークを介してセッション開始プロトコル(SIP)をサポートした複数のSIP端末が接続されたネットワーク・システムおいて、送信側SIP端末は、受信側SIP端末に対して、パブリックSIPアドレス宛で自IPアドレスを付加した第1のSIPパケットを送出する手段を有し、前記受信側SIP端末が、前記第1のSIPパケットの応答として、自IPアドレスを取得してその取得したIPアドレスを付加した第2のSIPパケットを前記送信側SIP端末へ送出する手段を有し、前記送信側SIP端末は、前記第2のSIPパケットから前記受信側SIP端末のIPアドレスを取得する手段を有する、ネットワーク・システムが得られる。
本発明の第5の態様によれば、IPネットワークに接続され、セッション開始プロトコル(SIP)をサポートしたSIP端末において、パブリックSIPアドレスが指す相手側SIP端末に、IPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信する手段と、前記相手側SIP端末からそのIPアドレスを含む第2のSIPメソッドを受信する手段と、該受信した前記第2のSIPメソッドから前記相手側SIP端末のIPアドレスを抽出する手段と、を含むSIP端末が得られる。
上記本発明の第5の態様によるSIP端末は、相手側SIP端末から送信されてきた前記第1のSIPメソッドを受信する手段と、該受信した前記第1のSIPメソッドから前記キーワードを照合する手段と、自IPアドレスをIPアドレス情報として前記第2のSIPメソッドに含ませて前記相手側SIP端末へ送信する手段と、を更に有する。
本発明の第6の態様によれば、IPネットワークに接続され、セッション開始プロトコル(SIP)をサポートするSIP端末において、相手側SIP端末に対して、パブリックSIPアドレス宛で自IPアドレスを付加した第1のSIPパケットを送出する手段と、前記相手側SIP端末からそのIPアドレスを付加した第2のSIPパケットを受信する手段と、該受信した前記第2のSIPパケットから前記相手側SIP端末のIPアドレスを取得する手段と、を含むSIP端末が得られる。
上記本発明の第6の態様によるSIP端末は、相手側SIP端末から送信されてくる、前記第1のSIPパケットを受信する手段と、該受信した第1のSIPパケットの応答として、自IPアドレスを取得してその取得したIPアドレスを付加した前記第2のSIPパケットを前記相手側SIP端末へ送出する手段と、を更に有する。
本発明のSIPによるIPアドレス取得方法では、第1のSIP端末が、パブリックSIPアドレスが指す第2のSIP端末に、IPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信し、第1のSIPメソッドを受信した第2のSIP端末が、キーワードを照合し、自アドレスをIPアドレス情報として第2のSIPメソッドを送出し、第2のSIPメソッドを受信した第1のSIP端末が、IPアドレス情報を含んだ第2のSIPメソッドから、第2のSIP端末のIPアドレスを抽出しているので、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、パブリックSIPアドレスからIPアドレスを取得しているので、SIPアドレスさえ知っていれば、インターネットVPNなどを実現するために必要な接続相手端末のIPアドレスを取得できることである。
第2の効果は、SIPのみ使用しているので、別の手段を用いず、SIPの拡張のみで接続目的端末のIPアドレスを取得することができることである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施の形態に係るIPアドレス通知方法が適用されるネットワーク接続構成を示す。図示のネットワーク接続構成は、第1のSIP端末101と、第2のSIP端末103とがIPネットワーク100を介して接続されている。IPネットワーク100にはSIPサーバ102が接続されている。ここでは、第1のSIP端末101をSIP端末Aと呼び、第2のSIP端末103をSIP端末Bと呼ぶことにする。SIP端末A101とSIP端末B103とは、本発明に係る機器である。SIPサーバ102は、SIP端末A101とSIP端末B103を登録するためのSIP登録サーバと、SIP端末A101とSIP端末B103の位置情報を管理しSIPパケットをプロキシするためのSIPプロシキサーバとを兼ねている。SIP端末A101とSIP端末B103は、後述するように、お互いのIPアドレス情報を交換する。
本発明では、SIP(Session Initiation Protocol)で使用されるSIPメソッド(SIPパケット)(例えば、特定イベント情報を取得するためのSUBSCRIBEメソッド、特定イベントを通知するNOTIFYメソッド、SIPセッション確立のためのINVITEメソッド、正常に処理したことを示すOKレスポンス、およびSIPセッションを開放するBYEメソッド)を用いて、SIP端末において、現在端末にアサインされているIPアドレスを、MIME形式のデータとしてSIPメソッド(SIPパケット)に添付することで、SIP接続性のあるSIP端末同士で、それぞれに現在アサインされているアドレス情報を交換しあう。ここで、MIMEとは、インターネットの電子メールで、日本語など英語以外の言語や、マルチメディア・データを送るための拡張仕様である。
SIP端末A101およびSIP端末B103は、IPネットワーク100を介して、SIPによるセッション確立を実現する機能を有している。SIP端末A101は、SIP端末B103のパブリックSIPアドレスと接続するための第1のSIPメソッド(SIPパケット)に、SIP端末A101にアサインされたIPアドレス情報を付加したパケットをSIPサーバ102に送信する。SIPサーバ102は、SIP端末B103のパブリックSIPアドレスからSIP端末B103のIPアドレスを導き出し、SIP端末B103に転送する。SIP端末B103は、SIP端末A101のアドレス情報が付加されたパケットに対して、SIP端末B103にアサインされたIPアドレス情報を付加した第2のSIPメソッド(SIPパケット)で応答する。SIP端末B103からの応答(第2のSIPメソッド)を受信したSIP端末A101は、SIP端末B103のIPアドレスを確認した後、SIP端末B103との接続を切断する。
このようにして、本発明では、接続したいSIP端末のパブリックSIPアドレスからIPアドレスを取得することができるので、IP接続を行うアプリケーションを使用する場合に有効である。本発明では、ダイナミックDNSとは異なり、管理サーバとしてSIP(ロケーション)サーバ102を使用している。SIPでは、IP電話可能な環境であれば、管理サーバを別途設置する必要がない。また、SIPでは、IP電話可能な環境であれば、別途手順をサポートする必要がない。
図2を参照して、図1で示すSIP端末A101とSIP端末B103の本発明機能を実現するモジュール内部構成について説明する。
各SIP端末は、SIPモジュール200と、アドレス通知モジュール210と、アドレス管理モジュール220とを有する。
SIPモジュール200は、SIPパケット受信部201と、SIPパケット解析部202と、情報抽出部203と、情報保存部204と、IPアドレス保存部205と、SIPプロトコルコア206と、自アドレス取得部207と、情報挿入部208と、SIPパケット送出部209とを有する。
SIPパケット受信部201は、下位層からのSIPパケット受信処理を実行する。SIPパケット解析部202は、受信したパケットが、本発明を実現するための対象となるパケットである、SUBSCERIBEメソッドかNOTIFYメソッドかを判断する。受信したパケットがSUBSCIBEメソッドならば、SIPパケット解析部202は、MIME形式により“IP ADDRESS INFORMATION”キーワードがSUBSCIBEメソッドに添付されているかを判断する。受信したパケットがNOTIFYメッセージなら、SIP解析部201は、“IP ADDRESS INFORMATION”キーワードに続いて、IPアドレスがNOTIFYメッセージに添付されているかを確認する。
情報抽出部203は、受信したパケットがSUBSCRIBEメソッドなら、Call-IDヘッダ情報等NOTIFYを送出するために必要な情報を抽出して、その抽出した情報を情報保存部204に保存する。受信したパケットがNOTIFYメソッドなら、情報抽出部203は、“IP ADDRESS INFORMATION”キーワードに続くIPアドレス情報を抽出して、その抽出したIPアドレス情報をIPアドレス保存部205に保存する。
IPアドレス保存部205は、SIPモジュール200外部のアドレス通知モジュール210と接続されている。アドレス通知モジュール210は、保存した接続先アドレス情報を必要とするモジュールが、アクセス可能なモジュールである。
自アドレス取得部207は、自装置にアサインされているIPアドレス取得処理を実行する。自アドレス取得部207は、SIPモジュール200外部のアドレス管理モジュール220と接続されている。アドレス管理モジュール220は、SIP端末にアサインされているIPアドレスを管理する。
情報挿入部208は、NOTIFYメソッドにIPアドレス情報と情報保存部204に保存してある情報の挿入を実行する。SIPパケット送出部209は、下位層へのSIPパケット送信処理を実行する。
図3は本発明に係るIPアドレス取得方法を実現する際のシーケンス図を示している。
SIP端末A101は、SUBSCRIBEメソッド300をSIPサーバ102に送信する。SUBSCRIBEメソッド300を受信したSIPサーバ102は、SUBSCRIBEメソッド301をSIP端末B103へ送信する。SIP端末B103は、OKレスポンス302をSIPサーバ102に返す。OKレスポンス302を受けたSIPサーバ102は、OKレスポンス303をSIP端末A101に返す。SIP端末B103は、NOTIFYメソッド304をSIPサーバ102へ送信する。NOTIFYメソッドを受信したSIPサーバ102は、NOTIFYメソッド305をSIP端末A101へ送信する。SIP端末A101は、OKレスポンス306をSIPサーバ102に返す。このOKレスポンス306を受けたSIPサーバ102は、OKレスポンス307をSIP端末B103に返す。
ここで、SUBSCRIBEメソッド300、301およびNOTIFYメソッド304、305は、それぞれ、MIME形式の“IP ADDRESS INFORMATION”キーワードを含んでいる。
図4は、SUBSCRIBEメソッドに添付するMIME形式の例を示している。図4の中で、400、401、402、および403は、本発明に特化した情報ではなく、MIME形式データ例である。“IP ADDRESS INFORMATION”キーワード404が本発明に関わるところであり、“IP ADDRESS INFORMATION”キーワード404を含んだSUBSCRIBEメソッドを受信したSIP端末は、後述するように、自アドレス情報を返送する。
図5は、NOTIFYメソッドに添付するMIME形式の例を示している。図5の中で、500、501、502、および503は、本発明に特化した情報ではなく、MIME形式データの例である。“IP ADDRESS INFORMATION”キーワード504が本発明に関わるところであり、“IP ADDRESS INFORMATION”キーワード504と、“IP: 200.0.0.1”とを含んだNOTIFYメソッドを送信することで、セッション接続相手にアドレス情報を通知する。
図6、図7を参照して、本発明に係るIPアドレス取得方法について説明する。
図1において、SIP端末A101がSIP端末B103のIPアドレスを取得したいが、SIP端末A101は、SIP端末B103のパブリックSIPアドレスしか知らない(持っていない)とする。
この場合、SIP端末A101は、SIP端末B103のパブリックSIPアドレス宛てに自IPアドレスを付加したSUBSCRIBEメソッドを送信する。ここで、SUBSCRIBEメソッドは第1のSIPメソッド(第1のSIPパケット)として働く。
すなわち、第1のSIP端末101は、パブリックSIPアドレスが指す第2のSIP端末103に、IPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信する。換言すれば、送信側SIP端末101は、受信側SIP端末103に対して、パブリックSIPアドレス宛で自IPアドレスを付加した第1のSIPパケットを送出する。
このSUBSCRIBEメソッドを受信(ステップ600)した、SIP端末B103は、その受信したパケットがSUBSCRIBEメソッドか否かを確認する(ステップ601)。受信したパケットがSUBSCRIBEメソッドなら(ステップ601のYes)、SIP端末B103は、そのSUBSCRIBEメソッドにMIMEヘッダが存在し、MIMEヘッダの中身に、図4の404で示すキーワードが記載されているか否かを確認する(ステップ602)。すなわち、第2のSIP端末103において、受信した第1のSIPメソッドからキーワードを照合する。
キーワードが記載されていれば(ステップ602のYes)、SIP端末B103は、自アドレス取得要求を実行し(ステップ603)、その後、Call-IDなどのNOTIFYメソッド送出に必要な情報を情報保存部304に保存しておく(ステップ604)。SUBSCRIBEメソッド受信完了した後で、SIP端末B103は、OKレスポンスを返送する(ステップ605)。キーワードが記載されていなければ(ステップ602のNo)、SIP端末B103は通常のSIP処理を実行する(ステップ611)。
次に、図7を参照して、SIP端末B103の自アドレス取得が完了したら、SIP端末B103は、自アドレスの取得を実行する(ステップ700)。SIP端末B103は、NOTIFYメソッドを生成し(ステップ701)、取得した自アドレスをMIME形式でNOTIFYメソッドに組み込む(ステップ702)。NOTIFYメソッドの生成が完了したら、SIP端末B103は、NOTIFYメソッドをSIP端末A101宛てに送信する(ステップS703)。ここで、NOTIFYメソッドは第2のSIPメソッド(第2のSIPパケット)として働く。
すなわち、第2のSIP端末103は、自IPアドレスをIPアドレス情報として第2のSIPメソッドに含ませて第1のSIP端末101へ送出する。換言すれば、第1のSIPパケットを受信した受信側SIP端末103は、その応答として、自IPアドレスを取得してその取得したIPアドレスを付加した第2のSIPパケットを送信側SIP端末101へ送出する。
図6に戻って、NOTIFYメソッドを受信したSIP端末A101は、受信したパケットがSUBSCRIBEメソッドではなくNOTIFYメソッドか否かを確認する(ステップ606)。受信したパケットがNOTIFYメソッドであれば(ステップ606のYes)、SIP端末A101は、その正当性を検査する(ステップ607)。正当性が確認できなければ(ステップ607のNG)、SIP端末A101は通常のSIP処理を行う(ステップ611)。正当性が確認できたら(ステップ607のOK)、SIP端末A101は、NOTIFYメソッドにMIMEヘッダが存在し、MIMEヘッダの中身に図5の504、505で示す情報(キーワード)が記載されているか否かを確認する(ステップ608)。情報が記載されていなければ(ステップ608のNo)、SIP端末A101は、通常のSIP処理を実行する(ステップ611)。情報が記載されていれば(ステップ608のYes)、SIP端末A101は、IPアドレス情報を抽出し保存する(ステップ609)。NOTIFY受信処理が全て完了したら、SIP端末A101は、OKレスポンスを返送する(ステップ610)。
すなわち、第1のSIP端末101において、受信したIPアドレス情報を含んだ第2のIPメソッドから第2のSIP端末103のIPアドレスを抽出する。換言すれば、送信側SIP端末101は、第2のSIPパケットから受信側SIP端末103のIPアドレスを取得する。
このようにして、SIP端末A101は、SIP端末B103のIPアドレスを取得することができる。
以上説明したように、上記本発明の実施の形態においては、以下に記載するような効果を奏する。第1の効果は、パブリックSIPアドレスからIPアドレスを取得しているので、パブリックSIPアドレスさえ知っていれば、インターネットVPNなどを実現するために必要な接続相手端末のIPアドレスを取得できることである。通常では、IPアドレス取得のために別の手段が必要である。第2の効果は、SIPのみを使用しているので、別の手段を用いず、SIPの拡張のみで接続目的端末のIPアドレスを取得することができることである。
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態によるIPアドレス取得方法について説明する。本第2の実施の形態によるIPアドレス取得方法は、その基本的構成は上記の通りであるが、使用するSIPメソッドについてさらに工夫している。
図1において、SIP端末A101がSIP端末B103のIPアドレスを取得したいが、SIP端末A101は、SIP端末B103のパブリックSIPアドレスしか知らない(持っていない)とする。このような場合、SIP端末A101は、SIP端末B103のパブリックSIPアドレス宛てに自IPアドレスを付加したINVITEメソッドを送出する。
すなわち、本実施の形態では、第1のSIPメソッド(第1のSIPパケット)として、INVITEメソッドを使用している。
INVITEメソッドを受信した(ステップ801のYes)SIP端末B103は、そのINVITEメソッドにMIMEヘッダが存在し、MIMEヘッダの中身に、図4の404で示す情報(キーワード)が記載されているか否かを確認する(ステップ802)。情報が記載されていれば(ステップ802のYes)、SIP端末B103は、自アドレス取得要求を実行し(ステップ803)、その後、Call-IDなどのOKレスポンス送出に必要な情報を保存しておく(ステップ804)。情報が記載されていなければ(ステップ802のNo)、SIP端末B103は、通常のSIP処理を実行する(ステップ811)。
次に、SIP端末B103の自アドレス取得が完了したら、SIP端末B103は、取得した自アドレスや保存した情報を基に、OKレスポンスを生成する。OKレスポンスの生成が完了したら、SIP端末B103は、SIP端末A101宛てにそのOKレスポンスを送出する(ステップ805)。
すなわち、本実施の形態では、第2のSIPメソッド(第2のSIPパケット)として、OKレスポンスを使用している。
次に、OKレスポンスを受信した(ステップ806のYes)SIP端末A101は、OKレスポンスの正当性を検査する(ステップ807)。正当性が確認できなければ(ステップ807のNG)、SIP端末A101は、通常のSIP処理を行う(ステップ811)。正当性が確認できたら(ステップ807のOK)、SIP端末A101は、OKレスポンスにMIMEヘッダが存在し、MIMEヘッダの中身に図5の504、505で示す情報(キーワード)が記載されているか否かを確認する(ステップ808)。情報が記載されていなければ(ステップ808のNo)、SIP端末A101は通常のSIP処理を実行する(ステップ811)。情報が記載されていれば(ステップ808のYes)、SIP端末A101は、OKレスポンスからIPアドレス情報(SIP端末B103のIPアドレス)を抽出し保存する(ステップ809)。
次に、SIP端末A101は、このセッションを維持する必要がないので、BYEメソッドを送出し(ステップ810)、セッションをクローズする。
すなわち、第1のSIP端末101において、第2のSIP端末103のIPアドレスを抽出後にBYEメソッドを送出する。換言すれば、送信側SIP端末101において、受信側SIP端末103のIPアドレスを取得後にBYEメソッドを送出する。
このように、本実施の形態では、INVITEメソッドとOKレスポンスにMIMEヘッダを添付できて、SIPとして矛盾がなければ、メソッドには依存しないという効果が得られる。
以上、本発明について好ましい実施の形態について説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の趣旨(主題)を逸脱しない範囲内で種々の変形・変更が可能なのは勿論である。
本発明が適用されるIPアドレス取得方法を実現するネットワーク・システム(ネットワーク接続構成)を示すブロック図である。 図1に示したSIP端末の本発明の機能を実現するモジュールの内部構成を示すブロック図である。 本発明によるIPアドレス取得方法を実現する際のシーケンス図である。 本発明によるIPアドレス取得方法に使用されるSUBSCRIBEメソッドに添付するMIME形式の一例を示す図である。 本発明によるIPアドレス取得方法に使用されるNOTIFYメソッドに添付するMIME形式の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態によるIPアドレス取得方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態によるIPアドレス取得方法の中で、自アドレスを取得してからNOTIFYメソッドを送信するまでの処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるIPアドレス取得方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 IPネットワーク
101 SIP端末A(第1のSIP端末)
102 SIPサーバ
103 SIP端末B(第2のSIP端末)
200 SIPモジュール
201 SIPパケット受信部
202 SIPパケット解析部
203 情報抽出部
204 情報保存部
205 IPアドレス保存部
206 SIPプロトコルコア
207 自アドレス取得部
208 情報挿入部
209 SIPパケット送出部
210 アドレス通知モジュール
220 アドレス管理モジュール

Claims (38)

  1. IPネットワークを介してセッション開始プロトコル(SIP)をサポートした第1及び第2のSIP端末が接続されたネットワーク・システムおいて、前記第1のSIP端末が、前記第2のSIP端末のパブリックSIPアドレスのみを知っている状況において、前記第2のSIP端末のIPアドレスを取得する方法において、
    前記第1のSIP端末が、前記パブリックSIPアドレスが指す前記第2のSIP端末に、IPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信するステップと、
    前記第2のSIP端末において、受信した前記第1のSIPメソッドから前記キーワードを照合するステップと、
    前記第2のSIP端末が、自IPアドレスをIPアドレス情報として第2のSIPメソッドに含ませて前記第1のSIP端末へ送出するステップと、
    前記第1のSIP端末において、受信した前記IPアドレス情報を含んだ前記第2のSIPメソッドから前記第2のSIP端末のIPアドレスを抽出するステップと、
    を含むIPアドレス取得方法。
  2. 前記第1のSIPメソッドがSUBSCRIBEメソッドである、請求項1に記載のIPアドレス取得方法。
  3. 前記第2のSIPメソッドがNOTIFYメソッドである、請求項2に記載のIPアドレス取得方法。
  4. 前記第1のSIPメソッドがINVITEメソッドである、請求項1に記載のIPアドレス取得方法。
  5. 前記第2のSIPメソッドがOKレスポンスである、請求項4に記載のIPアドレス取得方法。
  6. 前記第1のSIP端末において、前記第2のSIP端末のIPアドレスを抽出後にBYEメソッドを送出するステップを更に有する、請求項5に記載のIPアドレス取得方法。
  7. IPネットワークを介してセッション開始プロトコル(SIP)をサポートした第1及び第2のSIP端末が接続されたネットワーク・システムであって、前記第1のSIP端末は、前記第2のSIP端末のパブリックSIPアドレスのみを有している、前記ネットワーク・システムにおいて、
    前記第1のSIP端末は、前記パブリックSIPアドレスが指す前記第2のSIP端末に、IPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信する手段を有し、
    前記第2のSIP端末は、受信した前記第1のSIPメソッドから前記キーワードを照合する手段と、自IPアドレスをIPアドレス情報として第2のSIPメソッドに含ませて前記第1のSIP端末へ送信する手段とを有し、
    前記第1のSIP端末は、受信した前記IPアドレス情報を含んだ前記第2のSIPメソッドから前記第2のSIP端末のIPアドレスを抽出する手段を有する、
    ネットワーク・システム。
  8. 前記第1のSIPメソッドがSUBSCRIBEメソッドである、請求項7に記載のネットワーク・システム。
  9. 前記第2のSIPメソッドがNOTIFYメソッドである、請求項8に記載のネットワーク・システム。
  10. 前記第1のSIPメソッドがINVITEメソッドである、請求項7に記載のネットワーク・システム。
  11. 前記第2のSIPメソッドがOKレスポンスである、請求項10に記載のネットワーク・システム。
  12. 前記第1のSIP端末が、前記第2のSIP端末のIPアドレスを抽出後にBYEメソッドを送出する手段を更に有する、請求項11に記載のネットワーク・システム。
  13. IPネットワークを介してセッション開始プロトコル(SIP)をサポートした複数のSIP端末が接続されたネットワーク・システムおいて、IPアドレスを取得する方法において、
    送信側SIP端末が、受信側SIP端末に対して、パブリックSIPアドレス宛で自IPアドレスを付加した第1のSIPパケットを送出するステップと、
    該第1のSIPパケットを受信した前記受信側SIP端末が、その応答として、自IPアドレスを取得してその取得したIPアドレスを付加した第2のSIPパケットを前記送信側SIP端末へ送出するステップと、
    該第2のSIPパケットを受信した前記送信側SIP端末は、前記第2のSIPパケットから前記受信側SIP端末のIPアドレスを取得するステップと、
    を含むIPアドレス取得方法。
  14. 前記第1のSIPパケットがSUBSCRIBEメソッドから成る、請求項13に記載のIPアドレス取得方法。
  15. 前記第2のSIPパケットがNOTIFYメソッドから成る、請求項14に記載のIPアドレス取得方法。
  16. 前記第1のSIPパケットがINVITEメソッドから成る、請求項13に記載のIPアドレス取得方法。
  17. 前記第2のSIPパケットがOKレスポンスから成る、請求項16に記載のIPアドレス取得方法。
  18. 前記送信側SIP端末において、前記受信側SIP端末のIPアドレスを取得後にBYEメソッドを送出するステップを更に有する、請求項17に記載のIPアドレス取得方法。
  19. IPネットワークを介してセッション開始プロトコル(SIP)をサポートした複数のSIP端末が接続されたネットワーク・システムおいて、
    送信側SIP端末は、受信側SIP端末に対して、パブリックSIPアドレス宛で自IPアドレスを付加した第1のSIPパケットを送出する手段を有し、
    前記受信側SIP端末が、前記第1のSIPパケットの応答として、自IPアドレスを取得してその取得したIPアドレスを付加した第2のSIPパケットを前記送信側SIP端末へ送出する手段を有し、
    前記送信側SIP端末は、前記第2のSIPパケットから前記受信側SIP端末のIPアドレスを取得する手段を有する、
    ネットワーク・システム。
  20. 前記第1のSIPパケットがSUBSCRIBEメソッドから成る、請求項19に記載のネットワーク・システム。
  21. 前記第2のSIPパケットがNOTIFYメソッドから成る、請求項20に記載のネットワーク・システム。
  22. 前記第1のSIPパケットがINVITEメソッドから成る、請求項19に記載のネットワーク・システム。
  23. 前記第2のSIPパケットがOKレスポンスから成る、請求項22に記載のネットワーク・システム。
  24. 前記送信側SIP端末が、前記受信側SIP端末のIPアドレスを取得後にBYEメソッドを送出する手段を更に有する、請求項23に記載のネットワーク・システム。
  25. IPネットワークに接続され、セッション開始プロトコル(SIP)をサポートしたSIP端末において、
    パブリックSIPアドレスが指す相手側SIP端末に、IPアドレス情報通知を促すためのキーワードを含む第1のSIPメソッドを送信する手段と、
    前記相手側SIP端末からそのIPアドレスを含む第2のSIPメソッドを受信する手段と、
    該受信した前記第2のSIPメソッドから前記相手側SIP端末のIPアドレスを抽出する手段と、
    を含むSIP端末。
  26. 相手側SIP端末から送信されてきた前記第1のSIPメソッドを受信する手段と、
    該受信した前記第1のSIPメソッドから前記キーワードを照合する手段と、
    自IPアドレスをIPアドレス情報として前記第2のSIPメソッドに含ませて前記相手側SIP端末へ送信する手段と、
    を更に有するSIP端末。
  27. 前記第1のSIPメソッドがSUBSCRIBEメソッドである、請求項25又は26に記載のSIP端末。
  28. 前記第2のSIPメソッドがNOTIFYメソッドである、請求項27に記載のSIP端末。
  29. 前記第1のSIPメソッドがINVITEメソッドである、請求項25又は26に記載のSIP端末。
  30. 前記第2のSIPメソッドがOKレスポンスである、請求項29に記載のSIP端末。
  31. 前記相手側SIP端末のIPアドレスを抽出後にBYEメソッドを送出する手段を更に有する、請求項30に記載のSIP端末。
  32. IPネットワークに接続され、セッション開始プロトコル(SIP)をサポートするSIP端末において、
    相手側SIP端末に対して、パブリックSIPアドレス宛で自IPアドレスを付加した第1のSIPパケットを送出する手段と、
    前記相手側SIP端末からそのIPアドレスを付加した第2のSIPパケットを受信する手段と、
    該受信した前記第2のSIPパケットから前記相手側SIP端末のIPアドレスを取得する手段と、
    を含むSIP端末。
  33. 相手側SIP端末から送信されてくる、前記第1のSIPパケットを受信する手段と、
    該受信した第1のSIPパケットの応答として、自IPアドレスを取得してその取得したIPアドレスを付加した前記第2のSIPパケットを前記相手側SIP端末へ送出する手段と、
    を更に有する請求項32に記載のSIP端末。
  34. 前記第1のSIPパケットがSUBSCRIBEメソッドから成る、請求項32又は33に記載のSIP端末。
  35. 前記第2のSIPパケットがNOTIFYメソッドから成る、請求項34に記載のSIP端末。
  36. 前記第1のSIPパケットがINVITEメソッドから成る、請求項32又は33に記載のSIP端末。
  37. 前記第2のSIPパケットがOKレスポンスから成る、請求項36に記載のSIP端末。
  38. 前記相手側SIP端末のIPアドレスを取得後にBYEメソッドを送出する手段を更に有する、請求項37に記載のSIP端末。
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