JP4714577B2 - 列車ダイヤ作成装置、列車ダイヤ作成方法及びプログラム - Google Patents

列車ダイヤ作成装置、列車ダイヤ作成方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、列車のダイヤグラムの作成を支援する列車ダイヤ作成装置、列車ダイヤ作成方法及びプログラムに関する。
従来より、EWS(Engineering WorkStation)やパソコン等の情報機器を用いた列車ダイヤ作成装置が提案されており、例えば、列車ダイヤを自動的に作成するとともに、この作成した列車ダイヤから各周辺装置に必要とされる旅客案内文章、進路制御情報及び駅時刻表を抽出・編集して出力する列車ダイヤ作成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような、列車ダイヤ作成装置等により作成された列車ダイヤは印刷業者により印刷用紙等の紙媒体に印刷され、列車運行計画図表として列車乗務員等により列車の運行計画推進の用に供されることになる。また、その視認性・可読性の向上のため、列車種別等が色分けされたカラー印刷による列車運行計画図表が多く用いられている。
以下、図9及び図10を参照して、列車運行計画図表が印刷されるまでの手順を説明する。
まず、列車運行計画図表の原図となる列車ダイヤを作成するユーザ側では、上述した列車ダイヤ作成装置等により作成された列車ダイヤに含まれる色調が、C(シアン)、M(マゼンダ)、(Y(イエロー))、K(ブラック)の色成分毎に夫々紙媒体に出力されることにより、各色毎の版下原稿が作成される(図9(1)の工程)。そして、この版下原稿作成の際には、各版下原稿の位置あわせや裁断位置の目安となるトンボマーク、トリムマーク等の位置見当情報が各版下原稿に付加されるようになっている。なお、図9では、作成された列車ダイヤにY(イエロー)の色調が含まれない場合を例示している。
ユーザにより作成された各色毎の版下原稿が印刷業者に提出されると、各色毎の版下原稿が電子写真方式により写真製版されることで各色毎の製版用データが作成される(図10(2)の工程)。ここで、列車ダイヤ(版下原稿)は一般に長尺であるため、この写真製版の工程では、撮像装置により撮像可能な所定の範囲(図中、波線状の矩形範囲に対応)毎に分割して撮影されることになり、1の版下原稿を構成する複数の製版用データが各色毎に作成されることになる。そして、所定の印刷機により各色毎の製版用データに基づいた印刷が1の印刷用紙に重畳して行われた後、上述した位置見当情報に基づいて裁断され(図10(3)の工程)、この裁断された複数の印刷用紙が糊付け等により連結されることで1の列車運行図表は作成されている(図10(4)の工程)。
また、列車ダイヤの作成に伴って、列車の発車及び/又は到着時刻を示した時刻表データを作成することが可能な列車ダイヤ作成装置が実用化されている。作成された時刻表データは上述した列車ダイヤと同様、印刷業者に提出されることにより印刷用紙等の紙媒体に印刷され、列車時刻表として駅構内に掲示され(以下、駅構内に掲示される時刻表を駅掲示用時刻表という)列車の運行確認の用に供されることになる。なお、駅掲示用時刻表においても、視認性・可読性の向上のため、列車種別等が色分けされたカラー印刷による時刻表が多く用いられている。
以下、図11を参照して、駅掲示用時刻表が印刷されるまでの手順を説明する。
まず、時刻表データの作成を行うユーザ側では、時刻(出発時刻/到着時刻)や、「普通」、「急行」等の列車種別を含んだダイヤデータが上述した列車ダイヤ作成装置に入力されることにより作成対象となる各駅毎に時刻表データが作成され、駅時刻表帳票として印刷用紙等の紙媒体に印刷される(図中(1)の工程)。
印刷された駅時刻表帳票が印刷業者に提出されると、印刷業者側では、この駅時刻表帳票に基づいて、駅掲示用時刻表の原図となる駅掲示用時刻表データが手作業により作成された後、この駅掲示用時刻表データが所定の印刷機により試刷される(図中(2)の工程)。そして、試刷された駅掲示用時刻表はユーザ側へと戻され、ユーザによる内容確認が行われる(図中(3)の工程)。ユーザによる確認作業終了後、印刷業者側では、駅掲示用時刻表データが所定の印刷機により印刷され、駅掲示用時刻表が出力される(図中(4)の工程)。なお、駅掲示用時刻表データが複数の色調により構成される場合には、駅掲示用時刻表データはC(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(ブラック)の色成分毎に夫々同一の紙媒体に重畳して印刷されることで、カラーの駅掲示用時刻表が作成されている。
以上のようにして作成された駅掲示用時刻表は、ラミネート加工された後、各駅の改札口付近やプラットホームに掲示されることになる。
特開平8−230673号公報
しかしながら、上記した列車ダイヤの印刷工程においては、版下原稿を写真製版する際に、その写真製版に供する撮像レンズのレンズ収差や人為的な操作ミス等により版下原稿と写真製版との間に誤差が生じる可能性があり、印刷済み用紙の裁断や連結の際にも誤差が生じる可能性がある。また、版下原稿を紙媒体により作成するため、外気による湿気等の影響を受けやすく、写真製版時に生じる誤差の一因となる可能性がある。このように、列車運行図表の品質劣化へと繋がる工程が複数存在するため、印刷される画像の品質向上に伴う作業が繁雑化するという問題がある。
また、上記した駅掲示用時刻表の印刷工程においては、駅掲示用時刻表の原図となる駅掲示用時刻表データが手作業により作成されているため、人為的な操作ミス等により時刻の転記ミスや、列車種別色の間違い等が発生する可能性があるため、ユーザによる駅掲示用時刻表データの内容確認作業は不可欠となり、作業が繁雑化するという問題がある。
また、特許文献1記載の技術では、作成された列車ダイヤの印刷に関しては何ら考慮されておらず、上述した手順で印刷されることになるため、上記した課題を解決することはできない。また、時刻表の印刷に関しても何ら考慮されておらず、上述した手順で印刷されることになるため、上記した課題を解決することはできない。
本発明の課題は、印刷工程の簡素化を図ることが可能な列車ダイヤ作成装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
シンボル図形の種別を指示する種別指示情報と前記シンボル図形の色調を指示する色調指示情報と文字情報とを含む列車ダイヤデータの入力を行う入力手段を備え、
力された前記列車ダイヤデータに基づいて前記シンボル図形を描画領域内に配置し、列車ダイヤを生成する列車ダイヤ作成装置において、
前記列車ダイヤ作成装置は、
前記列車ダイヤの作成に係る各駅における列車の使用番線とダイヤ作成対象となる列車の種別と運転区間を含む条件情報と、列車ダイヤ作成の際に配置される図表画像データとテンプレート画像データとフォントデータとを含む画像情報を記憶する記憶手段と、
前記色調指定情報により指定された色調で、前記種別指示情報により指示されたシンボル図形と前記入力手段で入力された前記文字情報に対応するフォントデータとしてのシンボル図形とを描画領域内に配置する列車ダイヤ生成手段と、
前記列車ダイヤデータに含まれる前記シンボル図形の前記種別指示情報及び前記色調指示情報に応じ、前記シンボル図形を前記シンボル図形の種別及び各種別のシンボルの色調毎に個別に設けられた複数の第1の画像レイヤ上に配置する第1の配置手段と、
前記第1の画像レイヤに配置されたシンボル図形の色調指示情報に基づいて、当該色調指示情報により指定された色調をCMYKの色成分に分解する分解手段と、
前記分解手段により分解されたCMYKの色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成されたシンボル図形をCMYKの各色成分毎に個別に設けられた複数の第2の画像レイヤ上に配置する第2の配置手段と、
前記第2の画像レイヤ上の共通の色成分別に合成したシンボル図形を製版用データとして出力する出力手段と、
を備えたことを特徴としている。
更に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、列車スジであることを特徴としている。
更に、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、発車時刻と到着時刻と普通と急行の列車種別とであることを特徴としている。
更に、請求項4に記載の発明は、請求項1又は3に記載の発明において、
前記条件情報は、列車番号と列車種別と線区名と駅名と列車区分と時刻情報と番線情報とを含む各列車の各駅における発着時刻に関する情報を含むことを特徴としている。
更に、請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の発明において、
前記出力された製版用データを記憶媒体に記憶させる記憶制御手段を備えたことを特徴としている。
更に、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
前記記憶媒体は、列車ダイヤ作成装置本体に着脱可能なことを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、請求項に記載の発明は、
シンボル図形の種別を指示する種別指示情報と前記シンボル図形の色調を指示する色調指示情報と文字情報とを含む列車ダイヤデータの入力を行う入力手段を備え、入力された前記列車ダイヤデータに基づいて前記シンボル図形を描画領域に配置し、列車ダイヤを生成する列車ダイヤ作成方法であって、
前記列車ダイヤの作成に係る各駅における列車の使用番線とダイヤ作成対象となる列車の種別と運転区間を含む条件情報と、列車ダイヤ作成の際に配置される図表画像データとテンプレート画像データとフォントデータとを含む画像情報を記憶する記憶工程と、
前記色調指定情報により指定された色調で、前記種別指示情報により指示されたシンボル図形と前記入力手段で入力された前記文字情報に対応するフォントデータとしてのシンボル図形とを描画領域内に配置する列車ダイヤ生成工程と、
前記列車ダイヤデータに含まれる前記シンボル図形の前記種別指示情報及び前記色調指示情報に応じ、前記シンボル図形を前記シンボル図形の種別及び各種別のシンボルの色調毎に個別に設けられた複数の第1の画像レイヤ上に配置する第1の配置工程と、
前記第1の画像レイヤ上に配置されたシンボル図形の色調指示情報に基づいて、当該色調指示情報により指定された色調をCMYKの色成分に分解する分解工程と、
解されたCMYKの色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成されたシンボル図形をCMYKの各色成分毎に個別に設けられた複数の第2の画像レイヤ上に配置する第2の配置工程と、
前記第2の画像レイヤ上の共通の色成分別に合成したシンボル図形を製版用データとして出力する出力工程と、
を含むことを特徴としている。
更に、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、
前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、列車スジであることを特徴としている。
更に、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、発車時刻と到着時刻と普通と急行の列車種別とであることを特徴としている。
更に、請求項10に記載の発明は、請求項7又は9に記載の発明において、
前記条件情報は、列車番号と列車種別と線区名と駅名と列車区分と時刻情報と番線情報とを含む各列車の各駅における発着時刻に関する情報を含むことを特徴としている。
また、上記課題を解決するために、請求項11に記載の発明は、
シンボル図形の種別を指示する種別指示情報と前記シンボル図形の色調を指示する色調指示情報と文字情報とを含む列車ダイヤデータの入力を行う入力手段備え、入力された前記列車ダイヤデータに基づいて前記シンボル図形を描画領域に配置し、列車ダイヤを生成する列車ダイヤ作成装置のコンピュータに、
前記列車ダイヤの作成に係る各駅における列車の使用番線とダイヤ作成対象となる列車の種別と運転区間を含む条件情報と、列車ダイヤ作成の際に配置される図表画像データとテンプレート画像データとフォントデータとを含む画像情報を記憶する記憶機能と、
前記色調指定情報により指定された色調で、前記種別指示情報により指示されたシンボル図形と前記入力手段で入力された前記文字情報に対応するフォントデータとしてのシンボル図形とを描画領域内に配置する列車ダイヤ生成機能と、
前記列車ダイヤデータに含まれる前記シンボル図形の前記種別指示情報及び前記色調指示情報に応じ、前記シンボル図形を前記シンボル図形の種別及び各種別のシンボルの色調毎に個別に設けられた複数の第1の画像レイヤ上に配置する第1の配置機能と、
前記第1の画像レイヤに配置されたシンボル図形の色調指示情報に基づいて、当該色調指示情報により指定された色調をCMYKの色成分に分解する分解機能と、
解されたCMYKの色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成されたシンボル図形をCMYKの各色成分毎に個別に設けられた複数の第2の画像レイヤ上に配置する第2の配置機能と、
前記第2の画像レイヤ上の共通の色成分別に合成したシンボル図形を製版用データとして出力する出力機能と、
を実現させる。
更に、請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、
前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、列車スジであることを特徴としている。
更に、請求項13に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、
前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、発車時刻と到着時刻と普通と急行の列車種別とであることを特徴としている。
更に、請求項14に記載の発明は、請求項10又は12に記載の発明において、
前記条件情報は、列車番号と列車種別と線区名と駅名と列車区分と時刻情報と番線情報とを含む各列車の各駅における発着時刻に関する情報を含むことを特徴としている。
請求項1、2、7、8、11、12に記載の発明によれば、列車ダイヤを構成するシンボル図形を所定の色成分に分解し、この分解された各色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成された各色成分毎のシンボル図形を夫々異なる画像レイヤ上に配置し、製版用データとして出力することができる。これにより、印刷業者の印刷機では、この製版用データに基づいて直接印刷することが可能となるため、印刷工程の簡素化を図ることができる。
請求項3、9、13に記載の発明によれば、時刻表データを構成するシンボル図形を所定の色成分に分解し、この分解された各色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成された各色成分毎のシンボル図形を夫々異なる画像レイヤ上に配置し、製版用データとして出力することができる。これにより、印刷業者の印刷機では、この製版用データに基づいて直接印刷することが可能となり、駅掲示用時刻表データの作成やユーザにより確認作業を省略することが可能となるため、印刷工程の簡素化を図ることができる。
請求項1、7、11に記載の発明によれば、カラー印刷において汎用的に用いられるCMYKの色成分に基づいて製版用データを出力することができるため、製版用データの汎用性を向上させることができる。
請求項に記載の発明によれば、製版用データを記憶媒体に記憶することができるため、製版用データを長期保存することができる。
請求項に記載の発明によれば、ダイヤ作成装置本体に着脱可能な記憶媒体Mに製版用データを記憶することが可能であるため、当該記憶媒体を介して印刷業者に製版用データを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されないものとする。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の実施の形態の列車ダイヤ作成装置10の内部構成を示したブロック図である。ここで、列車ダイヤ作成装置10は、EWS(Engineering WorkStation)やパソコン等の情報機器である。
図1に示すとおり、列車ダイヤ作成装置10は、制御部11、表示部12、操作部13、記憶部14、装填部15、通信制御部16等から構成されており、各部はバス17により接続されている。
制御部11は、列車ダイヤ作成装置10を構成する各機能部への指示や各機能部間のデータの入出力を行い、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。より具体的には、制御部11は、ROM又は記憶部14に記憶されているシステムプログラムや列車ダイヤ作成プログラム等を読み出し、RAM内に形成されたワークメモリに展開することで実行し、該プログラムに従って各部を制御する。
具体的に、制御部11は、ROM又は記憶部14に記憶された列車ダイヤ作成プログラムとの協働により、列車ダイヤを生成する機能を列車ダイヤ生成手段として実現する。この列車ダイヤ作成プログラムは、例えば、画像描画プログラム等であって、操作部13を介して入力される指示情報に基づいて、ベクトルデータやラスタデータ等のカラー画像を描画することが可能なソフトウェアである。
制御部11(列車ダイヤ生成手段)は、操作部13を介して入力されるダイヤデータに基づいて列車ダイヤを生成し、この列車ダイヤを製版用データとして出力する。そして、制御部11は、出力された製版用データを記憶部14又は後述する記憶媒体装填部151に装填された記憶媒体Mに記憶させる。ここで、製版用データとは、図5の説明で示した電子写真製版により作成される製版用データに対応するものであって、CMYKの各色成分毎に夫々色分けされたシンボル図形から構成される画像データである。
表示部12は、表示制御回路、LCD(Liquid Crystal Display)パネル、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等により構成され、制御部11から入力される表示データに基づいて画面表示を行う。
操作部13は、カーソルキー、文字・数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示信号を制御部11に出力する。
列車ダイヤ作成装置10のユーザは、この操作部13を介して列車ダイヤ作成に関係する指示情報としてのダイヤデータを入力することが可能となっている。ここで、ダイヤデータには、後述する描画領域内に配置するシンボル図形の種別(例えば、列車運行線(列車スジ)や特定シンボル画像データ等)を指示する種別指示情報と、描画領域内に配置するシンボル図形の色調を指示する色調指示情報とが少なくとも含まれているものとし、制御部11(ダイヤ生成手段)は、このダイヤデータの種別指示情報で指示されたシンボル図形を、色調指示情報で指示された色調で描画領域内に配置する。また、ダイヤデータとして、文字情報(テキストデータ)の入力が可能となっており、制御部11(列車ダイヤ生成手段)は、このテキストデータにより指示された文字列を後述するフォントデータとしてのシンボル図形を用いて、色調指示情報で指示された色調で描画領域内に配置する。
記憶部14は、プログラムやデータ等が予め記憶されている不図示の記憶媒体を有しており、磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体には、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、列車ダイヤ作成プログラム及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。また、各プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、制御部11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
記憶部14は、上述した列車ダイヤ生成手段による列車ダイヤの作成に必要な条件情報を予め記憶している。ここで、条件情報は、列車ダイヤの作成に係る各駅における列車の使用番線や、ダイヤ作成対象となる列車の種別、運転区間(始発駅、途中駅及び行先駅)等を含み、記憶部14にデータベースやテーブル等の態様で予め記憶されている。また、記憶部14は、列車ダイヤ作成の際にシンボル図形として配置される図表画像データや各種テンプレート画像データ、フォントデータ等からなる画像情報を予め記憶しており、この画像情報が記憶部14にデータベースやテーブル等の態様で予め記憶されている。
制御部11(ダイヤ生成手段)は、操作部13を介して入力されたダイヤデータに応じ、記憶部14に記憶された条件情報及び/又は画像情報を読み出し、シンボル図形として描画領域内の画像レイヤ上に配置するとともに、ダイヤデータにより指示される列車スジをシンボル図形として描画領域内の画像レイヤ上に配置することで列車ダイヤを生成する。そして、制御部11は、この列車ダイヤに基づいて製版用データを出力する。なお、列車ダイヤ生成に関しては後述する。
装填部15は、記憶媒体装填部151を有し、制御部11の制御に従い、当該記憶媒体装填部151に装填される記憶媒体Mに種々のデータを記憶する。また、制御部11の制御に従い、記憶媒体Mに記憶された種々のデータを読み取る。ここで記憶媒体Mは、記憶媒体装填部151に着脱自在な、磁気的、光学的記憶媒体若しくは半導体メモリで構成される不揮発性の記憶媒体であって、例えば、フラッシュメモリ、MO(Magneto-Optical)ディスク、CD−R/RW、DVD±R/RW、HDD(Hard Disk Drive)等が挙げられ、装填部15は記憶媒体Mの記憶方式に応じた構成を有するものとする。
通信制御部16は、列車ダイヤ作成装置10外部のサーバやPC等の情報処理端末との間で授受される種々のデータの送受信を可能とするインターフェースである。
次に、図2〜図4を参照して、上記構成の列車ダイヤ作成装置10により行われる列車ダイヤの生成手順を説明する。
図2は、製版用データの出力に係る製版用データ出力処理の手順を示したフローチャートである。なお、本処理は、制御部11(列車ダイヤ生成手段)により実行される処理を示している。
まず、操作部13を介してユーザから列車ダイヤ作成を行う旨の指示情報が入力されると、制御部11(列車ダイヤ生成手段)により、記憶部14に記憶された画像情報から図表画像データが読み出され、この図表画像データが描画領域内の同一画像レイヤ(層)上に配置される(ステップS11)。ここで、画像レイヤとは、画像データ(シンボル図形)をXOR演算等により幾重にも重ねて表示するための仮想的な一つの画像データ層を意味する。
図3は、上述したステップS11で行われる工程を模式的に示した図である。
ここで、図3(a)で示した描画領域A内に記憶部14から読み出された図表画像データBが配置されることで、図3(b)に示すように列車ダイヤ作成の基礎となる台紙(以下、背景画像レイヤLBという)が形成される。ここで図表画像データBには、表紙名や駅名欄、時刻目盛り、駅線、凡例欄、入出庫マーク等が予め描画されており、これら複数の図表画像データBを組み合わせて連続的に配置することで、列車ダイヤ作成の基礎となる背景画像レイヤLBが形成されるよう構成されている。なお、本実施の形態では、図表画像データBの配置は、制御部11(列車ダイヤ生成手段)が自動的に行うこととしたが、これに限らず、ユーザが操作部13を介して手動により配置する態様としてもよい。
図2に戻り、操作部13を介してダイヤデータが入力されるまで待機され(ステップS12;No)、ここでダイヤデータが入力されたと判定された場合には(ステップS12;Yes)、当該ダイヤデータに含まれる種別指示情報及び色調指示情報に応じて、シンボル図形が夫々異なる画像レイヤ上に配置されるとともに、この画像レイヤが背景画像レイヤ上に重畳された後(ステップS13)、ステップS14へと移行する。
続くステップS14では、ダイヤデータの入力が終了したか否かが判定され、操作部13を介してダイヤデータの入力を継続する旨の指示情報が入力された場合には(ステップS14;No)、ステップS12に再び戻る。また、操作部13を介してダイヤデータの入力を終了する旨の指示情報が入力された場合には(ステップS14;Yes)、ステップS15へと移行する。
図4は、上記ステップS12〜S14で行われる工程を模式的に示した図である。
操作部13を介して入力されたダイヤデータに応じて列車スジ等のシンボル図形が背景画像レイヤ上に配置されるが、この際、図4に示すとおり、ダイヤデータに含まれる種別指示情報及び色調指示情報に応じて、夫々異なる画像レイヤL1〜L5上に配置される。なお、図3では、各色毎の列車スジを配置する画像レイヤL1、L2、L3と、列車番号や入出庫マークを配置する画像レイヤL4と、その他の同色となるマーク類を配置する画像レイヤL5とに夫々分けられており、これら各画像レイヤが背景画像レイヤLB上に重畳された状態を示している。
図2に戻り、ステップS15では、背景画像レイヤ及び該背景画像レイヤに重畳された画像レイヤに配置されたシンボル図形の色調が、当該シンボル図形に係る色調指定情報に基づいて、C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(ブラック)の色成分に分解される(ステップS15)。例えば、各画像レイヤに配置されたシンボル図形に係る色調指示情報が、CMYKのいずれかの色成分の組み合わせからなる中間色を指示する場合には、この中間色がCMYKの色成分に分解されることになる。
続いて、各色成分に分解されたシンボル図形のうち共通の色成分を有するシンボル図形が夫々合成され、該合成された各色成分毎のシンボル図形が夫々異なる画像レイヤ上に配置されることで製版用データとして出力される(ステップS16)。そして、この製版用データが記憶媒体Mに記憶されて(ステップS17)、本処理は終了する。
製版用データが記憶された記憶媒体Mは印刷業者に提出される。そして、印刷業者の印刷機により製版用データから直接列車運行図表が印刷され、列車乗務員等により列車の運行計画推進の用に供される。
図5は、上記ステップS15、S16で行われる工程を模式的に示した図である。
各画像レイヤに配置された当該シンボル図形は、ステップS15において当該シンボル図形に係る色調指定情報に基づいて、C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(ブラック)の色成分に分解される。例えば、図4において、画像レイヤLB、L1、L4(XXX部分)及びL5に配置されたシンボル図形がK色、画像レイヤL2及びL4(YYY部分)に配置されたシンボル図形がM色、画像レイヤL3及びL4(ZZZ部分)に配置されたシンボル図形がC色の色調指示情報を有するものとする。この場合、各画像レイヤに配置されたシンボル図形は、ステップS16において、共通の色成分を有するシンボル図形に夫々合成され、図5に示すように、合成された各色成分毎のシンボル図形が夫々異なる画像レイヤ上(LK、LM、LC)に配置される。なお、この場合、各画像レイヤに配置されたシンボル図形は、CMYKにより予め分解されているため、ステップS15をスキップし直ちにステップS16に移行することとしてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、操作部13を介して入力されるダイヤデータに応じて生成される列車ダイヤをCMYKの色成分に分解し、各色成分毎に夫々統合したシンボル図形を製版用データとして出力することができる。これにより、印刷業者の印刷機では、この製版用データに基づいて直接印刷することが可能となるため、印刷工程の簡素化を図ることができる。
また、カラー印刷において汎用的に用いられるCMYKの色成分に基づいて製版用データを出力することができるため、製版用データの汎用性を向上させることができる。この製版用データの汎用性により、作成した図面(列車ダイヤ)の色調をCI(Corporate Identity)で定められた色調に合わせる必要がある場合であっても、印刷業者側で容易に変更することができる。
また、列車ダイヤ作成装置10本体に着脱可能な記憶媒体Mに製版用データを記憶することが可能であるため、当該記憶媒体Mを介して印刷業者に製版用データを提供することができる。
<第2の実施形態>
次に、列車ダイヤ作成装置10の第2の実施形態について説明する。なお、説明の簡略化のため、上述した第1の実施形態と同一要素については同符号を付し、その詳細な説明は適宜省略する。
まず、図1を参照して、第2の実施形態における列車ダイヤ作成装置10の内部構成について説明する。
制御部11は、ROM又は記憶部14に記憶された時刻表作成プログラムとの協働により、時刻表データを生成する機能を時刻表生成手段として実現させる。なお、本実施の形態では、時刻表作成プログラムは列車ダイヤの生成に伴って動作するプログラムであるとするが、これに限らず、時刻表作成用として単独で動作するプログラムであってもよい。
列車ダイヤ作成装置10のユーザは、操作部13を介して時刻表作成に関係する指示情報としてのダイヤデータを入力することが可能となっている。ここで、ダイヤデータには、後述する描画領域内に配置するシンボル図形の種別(例えば、時刻(出発時刻/到着時刻)や「普通」、「急行」等の列車種別)を指示する種別指示情報と、描画領域内に配置するシンボル図形の色調を指示する色調指示情報とが少なくとも含まれているものとし、制御部11(時刻表生成手段)は、このダイヤデータの種別指示情報で指示されたダイヤ図を、色調指示情報で指示された色調で描画領域内に配置する。また、ダイヤデータとして、文字情報(テキストデータ)の入力が可能となっており、制御部11(時刻表生成手段)は、このテキストデータにより指示された文字列を後述するフォントデータとしてのシンボル図形を用いて、色調指示情報で指示された色調で描画領域内に配置する。
制御部11(時刻表生成手段)は、操作部13を介して入力されるダイヤデータに基づいて時刻表データを生成し、この時刻表データを製版用データとして出力する。そして、制御部11は、出力された製版用データを記憶部14又は記憶媒体装填部151に装填された記憶媒体Mに記憶させる。ここで、製版用データとは、CMYKの各色成分毎に夫々色分けされた時刻表データから構成される画像データである。
記憶部14が有する、不図示の記憶媒体には、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、列車ダイヤ作成プログラム等の他、上述した時刻表作成プログラム及び各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
記憶部14は、上述した時刻表生成手段による時刻表の作成に必要な条件情報を予め記憶している。ここで、条件情報は、列車番号、列車種別、線区名、駅名、列車区分(平日/休日区分、上下区分)、時刻情報(出発時刻/到着時刻)、番線情報(出発番線/到着番線)、等の各列車の各駅における発着時刻に関する情報を含み、記憶部14にデータベースやテーブル等の態様で予め記憶されている。また、記憶部14は、時刻表作成の際にシンボル図形として配置される図表画像データや各種テンプレート画像データ、フォントデータ等からなる画像情報を予め記憶しており、この画像情報が記憶部14にデータベースやテーブル等の態様で予め記憶されている。
制御部11(時刻表生成手段)は、操作部13を介して入力されたダイヤデータに応じ、記憶部14に記憶された条件情報及び/又は画像情報を読み出し、シンボル図形として描画領域内の画像レイヤ上に配置することで時刻表データを生成する。そして、制御部11は、時刻表データに基づいて製版用データを出力する。
次に、図2、図6〜図8を参照して、上記構成の列車ダイヤ作成装置10により行われる時刻表データの生成手順を説明する。
なお、本実施形態において、図2の製版用データ出力処理は、制御部11(時刻表生成手段)により実行される処理を示している。
まず、操作部13を介してユーザから時刻表データの作成を行う旨の指示情報が入力されると、記憶部14に記憶された画像情報から図表画像データが読み出され、この図表画像データが描画領域内の同一画像レイヤ(層)上に配置される(ステップS11)。
図6は、上述したステップS11で行われる工程を模式的に示した図である。
ここで、図6(a)で示した描画領域A内に記憶部14から読み出された図表画像データBが配置されることで、図6(b)に示すように時刻表データ作成の基礎となる台紙(以下、背景画像レイヤLBという)が形成される。ここで図表画像データBには、表紙名や駅名欄、時刻目盛り等が予め描画されている。また、この図表画像データBを駅掲示用時刻表の様式に準拠したデザインとすることが好ましく、このようにすることに、作成される時刻表データを駅掲示用時刻表データとして取り扱うことができるため、この駅掲示用データから直ちに駅掲示用時刻表を印刷することが可能となる。なお、本実施の形態では、図表画像データBの配置は、制御部11(時刻表生成手段)が自動的に行うこととしたが、これに限らず、ユーザが操作部13を介して手動により配置する態様としてもよい。
図2に戻り、ダイヤデータの入力が待機され(ステップS12;No)、操作部13を介してダイヤデータが入力されたと判定された場合には(ステップS12;Yes)、このダイヤデータに含まれる種別指示情報及び色調指示情報に応じて、シンボル図形が夫々異なる画像レイヤ上に配置されるとともに、この画像レイヤが背景画像レイヤ上に重畳される(ステップS13)。
続くステップS14では、ダイヤデータの入力が終了したか否かが判定され、操作部13を介してダイヤデータの入力を継続する旨の指示情報が入力された場合には(ステップS14;No)、ステップS12に再び戻る。また、操作部13を介してダイヤデータの入力を終了する旨の指示情報が入力された場合には(ステップS14;Yes)、ステップS15へと移行する。
図7は、上記ステップS12〜S14で行われる工程を模式的に示した図である。
操作部13を介して入力されたダイヤデータに応じて時刻情報等のシンボル図形が背景画像レイヤ上に重畳されるが、この際、図7に示すとおり、ダイヤデータに含まれる種別指示情報及び色調指示情報に応じて、夫々異なる画像レイヤ(L1〜L3)上に配置される。なお、図7では、列車種別毎の時刻情報を配置する画像レイヤL1及びL2と、行き先情報、連絡・接続・通過待ち情報、凡例、その他の備考記号等を配置する画像レイヤL3とに夫々分けられており、これら各画像レイヤが背景画像レイヤLB上に重畳された状態を示している。
図2に戻り、ステップS15では、背景画像レイヤ及び該背景画像レイヤに重畳された画像レイヤに配置されたシンボル図形の色調が、当該シンボル図形に係る色調指定情報に基づいて、C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(ブラック)の色成分に分解される(ステップS15)。例えば、各画像レイヤに配置されたシンボル図形に係る色調指示情報が、CMYKのいずれかの色成分の組み合わせからなる中間色を指示する場合には、この中間色がCMYKの色成分に分解されることになる。
続いて、各色成分に分解されたダイヤ図のうち共通の色成分を有するシンボル図形が夫々合成され、該合成された各色成分毎のシンボル図形が夫々異なる画像レイヤ上に配置されることで製版用データとして出力される(ステップS16)。そして、この製版用データが記憶媒体Mに記憶されて(ステップS17)、本処理は終了する。
製版用データが記憶された記憶媒体Mは印刷業者に提出される。そして、印刷業者の印刷機により製版用データから直接時刻表(駅掲示用時刻表)が印刷され、ラミネート加工された後、各駅の改札口付近やプラットホームに掲示される。
図8は、上記ステップS15、S16で行われる工程を模式的に示した図である。
各画像レイヤに配置されたシンボル図形は、ステップS15において当該シンボル図形に係る色調指定情報に基づいて、CMYKの色成分に分解される。例えば、図7において、背景画像レイヤLB及び画像レイヤL4に配置されたシンボル図形がK色、画像レイヤL1に配置されたシンボル図形がM色、画像レイヤL2に配置されたシンボル図形がC色の色調指示情報を有するものとする。この場合、各画像レイヤに配置されたダイヤ図は、ステップS16において、共通の色成分を有するダイヤ図に夫々合成され、図8に示すように、合成された各色成分毎のシンボル図形が夫々異なる画像レイヤ上(LK、LM、LC)に配置される。なお、この場合、各画像レイヤに配置されたダイヤ図は、CMYKにより予め分解されているため、ステップS15をスキップし直ちにステップS16に移行することとしてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、時刻表データを構成するシンボル図形をCMYKの色成分に分解し、この分解された各色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成された各色成分毎のシンボル図形を夫々異なる画像レイヤ上に配置し、製版用データとして出力することができる。これにより、印刷業者の印刷機では、この製版用データに基づいて直接印刷することが可能となり、駅掲示用時刻表データの作成やユーザにより確認作業を省略することが可能となるため、印刷工程の簡素化を図ることができる。
また、カラー印刷において汎用的に用いられるCMYKの色成分に基づいて製版用データを出力することができるため、製版用データの汎用性を向上させることができる。
また、列車ダイヤ作成装置10本体に着脱可能な記憶媒体Mに製版用データを記憶することが可能であるため、当該記憶媒体Mを介して印刷業者に製版用データを提供することができる。
上記実施形態における列車ダイヤ作成装置10の細部構成および詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、列車ダイヤのシンボル図形の色調をCMYKの4色の色成分に分割することとしたが、これに限らず、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の色成分に分割する態様としてもよいし、また、列車ダイヤの印刷を行う印刷機の仕様に応じた色成分に分割する態様としてもよい。これにより、製版用データの汎用性を向上させることができる。
また、上記実施の形態では、生成された製版用データを記憶部14又は記憶媒体Mに記憶されることとしたが、これに限らず、通信制御部16を介して列車ダイヤ作成装置10外部の記憶手段に記憶させる態様としてもよく、また、通信制御部16を介して列車ダイヤの印刷を行う印刷業者に製版用データを送信させる態様としてもよい。
列車ダイヤ作成装置の内部構成を示したブロック図である。 製版用データ出力処理の手順を示したフローチャートである。 第1の実施形態における、図2のステップS11で行われる工程を模式的に示した図である。 第1の実施形態における、図2のステップS12〜S14で行われる工程を模式的に示した図である。 第1の実施形態における、図2のステップS15、S16で行われる工程を模式的に示した図である。 第2の実施形態における、図2のステップS11で行われる工程を模式的に示した図である。 第2の実施形態における、図2のステップS12〜S14で行われる工程を模式的に示した図である。 第2の実施形態における、図2のステップS15、S16で行われる工程を模式的に示した図である。 列車運行計画図表が印刷されるまでの手順を説明するための図である。 列車運行計画図表が印刷されるまでの手順を説明するための図である。 時刻表(駅掲示用時刻表)が印刷されるまでの手順を説明するための図である。
符号の説明
10 列車ダイヤ作成装置
11 制御部
12 表示部
13 操作部
14 記憶部
15 装填部
151 記憶媒体装填部
16 通信制御部
17 バス
M 記憶媒体

Claims (14)

  1. シンボル図形の種別を指示する種別指示情報と前記シンボル図形の色調を指示する色調指示情報と文字情報とを含む列車ダイヤデータの入力を行う入力手段を備え、
    力された前記列車ダイヤデータに基づいて前記シンボル図形を描画領域内に配置し、列車ダイヤを生成する列車ダイヤ作成装置において、
    前記列車ダイヤ作成装置は、
    前記列車ダイヤの作成に係る各駅における列車の使用番線とダイヤ作成対象となる列車の種別と運転区間を含む条件情報と、列車ダイヤ作成の際に配置される図表画像データとテンプレート画像データとフォントデータとを含む画像情報を記憶する記憶手段と、
    前記色調指定情報により指定された色調で、前記種別指示情報により指示されたシンボル図形と前記入力手段で入力された前記文字情報に対応するフォントデータとしてのシンボル図形とを描画領域内に配置する列車ダイヤ生成手段と、
    前記列車ダイヤデータに含まれる前記シンボル図形の前記種別指示情報及び前記色調指示情報に応じ、前記シンボル図形を前記シンボル図形の種別及び各種別のシンボルの色調毎に個別に設けられた複数の第1の画像レイヤ上に配置する第1の配置手段と、
    前記第1の画像レイヤに配置されたシンボル図形の色調指示情報に基づいて、当該色調指示情報により指定された色調をCMYKの色成分に分解する分解手段と、
    前記分解手段により分解されたCMYKの色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成されたシンボル図形をCMYKの各色成分毎に個別に設けられた複数の第2の画像レイヤ上に配置する第2の配置手段と、
    前記第2の画像レイヤ上の共通の色成分別に合成したシンボル図形を製版用データとして出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする列車ダイヤ作成装置。
  2. 前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、列車スジであることを特徴とする請求項1に記載の列車ダイヤ作成装置。
  3. 前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、発車時刻と到着時刻と普通と急行の列車種別とであることを特徴とする請求項1に記載の列車ダイヤ作成装置。
  4. 前記条件情報は、列車番号と列車種別と線区名と駅名と列車区分と時刻情報と番線情報とを含む各列車の各駅における発着時刻に関する情報を含むことを特徴とする請求項1又は3に記載の列車ダイヤ作成装置。
  5. 前記出力された製版用データを記憶媒体に記憶させる記憶制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の列車ダイヤ作成装置。
  6. 前記記憶媒体は、列車ダイヤ作成装置本体に着脱可能なことを特徴とする請求項に記載の列車ダイヤ作成装置。
  7. シンボル図形の種別を指示する種別指示情報と前記シンボル図形の色調を指示する色調指示情報と文字情報とを含む列車ダイヤデータの入力を行う入力手段を備え、入力された前記列車ダイヤデータに基づいて前記シンボル図形を描画領域に配置し、列車ダイヤを生成する列車ダイヤ作成方法であって、
    前記列車ダイヤの作成に係る各駅における列車の使用番線とダイヤ作成対象となる列車の種別と運転区間を含む条件情報と、列車ダイヤ作成の際に配置される図表画像データとテンプレート画像データとフォントデータとを含む画像情報を記憶する記憶工程と、
    前記色調指定情報により指定された色調で、前記種別指示情報により指示されたシンボル図形と前記入力手段で入力された前記文字情報に対応するフォントデータとしてのシンボル図形とを描画領域内に配置する列車ダイヤ生成工程と、
    前記列車ダイヤデータに含まれる前記シンボル図形の前記種別指示情報及び前記色調指示情報に応じ、前記シンボル図形を前記シンボル図形の種別及び各種別のシンボルの色調毎に個別に設けられた複数の第1の画像レイヤ上に配置する第1の配置工程と、
    前記第1の画像レイヤ上に配置されたシンボル図形の色調指示情報に基づいて、当該色調指示情報により指定された色調をCMYKの色成分に分解する分解工程と、
    解されたCMYKの色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成されたシンボル図形をCMYKの各色成分毎に個別に設けられた複数の第2の画像レイヤ上に配置する第2の配置工程と、
    前記第2の画像レイヤ上の共通の色成分別に合成したシンボル図形を製版用データとして出力する出力工程と、
    を含むことを特徴とする列車ダイヤ作成方法。
  8. 前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、列車スジであることを特徴とする請求項7に記載の列車ダイヤ作成方法。
  9. 前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、発車時刻と到着時刻と普通と急行の列車種別とであることを特徴とする請求項7に記載の列車ダイヤ作成方法。
  10. 前記条件情報は、列車番号と列車種別と線区名と駅名と列車区分と時刻情報と番線情報とを含む各列車の各駅における発着時刻に関する情報を含むことを特徴とする請求項7又は9に記載の列車ダイヤ作成方法。
  11. シンボル図形の種別を指示する種別指示情報と前記シンボル図形の色調を指示する色調指示情報と文字情報とを含む列車ダイヤデータの入力を行う入力手段備え、入力された前記列車ダイヤデータに基づいて前記シンボル図形を描画領域に配置し、列車ダイヤを生成する列車ダイヤ作成装置のコンピュータに、
    前記列車ダイヤの作成に係る各駅における列車の使用番線とダイヤ作成対象となる列車の種別と運転区間を含む条件情報と、列車ダイヤ作成の際に配置される図表画像データとテンプレート画像データとフォントデータとを含む画像情報を記憶する記憶機能と、
    前記色調指定情報により指定された色調で、前記種別指示情報により指示されたシンボル図形と前記入力手段で入力された前記文字情報に対応するフォントデータとしてのシンボル図形とを描画領域内に配置する列車ダイヤ生成機能と、
    前記列車ダイヤデータに含まれる前記シンボル図形の前記種別指示情報及び前記色調指示情報に応じ、前記シンボル図形を前記シンボル図形の種別及び各種別のシンボルの色調毎に個別に設けられた複数の第1の画像レイヤ上に配置する第1の配置機能と、
    前記第1の画像レイヤに配置されたシンボル図形の色調指示情報に基づいて、当該色調指示情報により指定された色調をCMYKの色成分に分解する分解機能と、
    解されたCMYKの色成分のシンボル図形のうち、共通の色成分を有するシンボル図形を合成し、該合成されたシンボル図形をCMYKの各色成分毎に個別に設けられた複数の第2の画像レイヤ上に配置する第2の画像レイヤ上に配置する第2の配置機能と、
    前記第2の画像レイヤ上の共通の色成分別に合成したシンボル図形を製版用データとして出力する出力機能と、
    を実現させるプログラム。
  12. 前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、列車スジであることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記種別指示情報により指示されるシンボル図形の種別は、発車時刻と到着時刻と普通と急行の列車種別とであることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  14. 前記条件情報は、列車番号と列車種別と線区名と駅名と列車区分と時刻情報と番線情報とを含む各列車の各駅における発着時刻に関する情報を含むことを特徴とする請求項11又は13に記載のプログラム。
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