JP4713511B2 - バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、握り代調整機構を備えた操作レバーを有するバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置に係り、特に、アジャストケーブルを回転させることによって、遠隔操作にて操作レバーの握り代調整を行うバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置に関する。
ハンドルバー端部のグリップの前方に配設されるレバー本体と、マスタシリンダのピストンをプッシュロッドを介して押動するノッカーとで構成した操作レバーを備えたバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置としては、レバー本体に、ノッカーに当接するアジャスト部材を回転可能に装着し、該アジャスト部材を回転させることにより操作レバーの握り代を調整するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特表2003−535758号公報
しかし、上述のものでは、アジャスト部材の基端部にアジャストケーブルを接続し、該アジャストケーブルを回転させることにより遠隔操作にてアジャスト部材を回動させる場合、アジャストピンがハンドルバーの中心軸と平行に装着されていることから、アジャストケーブルもハンドルバーの中心軸と平行に配置される。アジャストケーブルは、通常、剛性があり可撓性が低いため、短い半径で曲げるのが困難で、ハンドル前方のトップブリッジ等に干渉することを回避するためには、アジャストケーブルを長くする必要があった。
特に、バーハンドルの軸線が斜め後方で下方を向いたセパレート型のハンドルバーに取り付けた液圧マスタシリンダ装置にアジャストケーブルを連結させると、アジャストケーブルがカウルに干渉し、操作性が悪化する虞があった。
そこで本発明は、アジャストケーブルを極力曲げることなく配設し、アジャストケーブルを短くすることができ、操作性の向上を図ることのできるバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため本発明は、液圧マスタシリンダと、該液圧マスタシリンダのシリンダボディに枢着される操作レバーと、該操作レバーと前記液圧マスタシリンダのピストンとの間に介装されるプッシュロッドとを備え、前記操作レバーは、レバー本体と、前記ピストンをプッシュロッドを介して押動するノッカーとに分割され、前記レバー本体に、アジャストケーブルの回転に伴って回転するアジャスト部材を回転可能に装着し、該アジャスト部材の回転により前記操作レバーの握り代を調整するバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置において、バーハンドルは、該バーハンドルの軸線が斜め後方で下方を向いた前輪操向用のセパレート型のハンドルバーであり、前記シリンダボディは、前記レバー本体が、セパレートされた一方のハンドルバーの端部のグリップの前方に配設された状態で前記一方のハンドルバーに取り付けられ、前記アジャスト部材の回転軸線が前記一方のハンドルバーの中心軸線と平行にならないように、前記アジャスト部材の回転軸線を車体進行方向に対して直交方向に装着し、前記アジャスト部材の基端部に連結されるアジャストケーブルを車体進行方向に対して直交方向に配置し、該アジャストケーブルの基端部をセパレートされた他方のハンドルバーに取り付けたことを特徴としている。
また、前記アジャスト部材は、レバー本体に固着された雌ねじ駒に螺合するとともに、先端部が前記ノッカーに当接し、基端部が前記アジャストケーブルに連結されるアジャストボルトで形成され、前記アジャストボルトを回転させて、前記雌ねじ駒をアジャストボルトの軸方向に移動させ、レバー本体とノッカーとの相対的角度が変化して握り代を調整することもできる。
さらに、前記アジャスト部材は、前記アジャストケーブルに連結される軸部と、外周面に深さの異なる複数の凹部が周方向及び軸方向に位相をずらして形成される円筒部と、前記レバー本体に螺合する先端螺合部とを備え、前記ノッカーは、前記凹部に挿入される先端球状突部を備え、前記アジャスト部材を回転させて、前記先端螺合部により軸方向に移動させ、前記先端球状突部が挿入される凹部を変更することにより握り代を調整することもできる。
また、前記アジャスト部材は、前記アジャストケーブルに連結される軸部に、該軸中心からの距離を異ならせたカム部を設け、該カム部の外周に形成されるカム面を前記ノッカーに当接させ、前記カム部を回転させることにより握り代を調整しても良い。
本発明は上述のように構成することにより、アジャストケーブルの回動操作を例えばクラッチ側の操作レバー近傍で行う際にも、アジャストケーブルを極力曲げることなく直線状に配設することができ、良好に取り回すことができるので、アジャストケーブルを短尺にすることができ、操作性の向上を図ることができる。
また、アジャスト部材を回転させることにより、ノッカーに設けた先端球状突部をアジャスト部材の円筒部に設けた複数の凹部の1つに移動させるようにしたものでは、段階的に握り代を調整でき、節度感のある操作性を得ることができる。
さらに、アジャストケーブルの回転に伴って回転する軸部にカム部を設け、該カム部の外面をノッカーに当接させるものでは、滑らかに握り代を調整でき、操作の負担も軽減させることができる。
以下、本発明を縦置きタイプの液圧マスタシリンダ装置に適用した各形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図3は本発明の第1形態例を示すもので、図1は液圧マスタシリンダ装置の要部断面正面図、図2は図1のII-II断面図、図3は液圧マスタシリンダ装置の車体取り付け状態を示す説明図である。
液圧マスタシリンダ装置1は、車体前部で図示しない前輪を操向するセパレート型のハンドルバー2の一端のアクセルグリップ3近傍に取り付けられる液圧マスタシリンダ4と、該液圧マスタシリンダ4に付設される操作レバー5と、これらの間に介装されるプッシュロッド6とを備えている。液圧マスタシリンダ4のシリンダ孔4aには、ピストン7がカップシール8a,8bを外嵌した状態で内挿され、該ピストン7とシリンダ孔4aの底壁との間には液圧室9が画成されている。シリンダ孔4aの底壁とピストン7との間にはリターンスプリング10が縮設され、該リターンスプリング10の弾発力によって、ピストン7がシリンダ孔4aの開口方向に常時付勢され、プッシュロッド6の球状先端部6aとの当接により後退限が規制され、シリンダ孔4aの開口にはピストン抜け止め用のリング11が装着されている。
液圧マスタシリンダ4のシリンダボディ4bの側壁には、リリーフポート4cとサプライポート4dとがシリンダ孔4aに連通して設けられ、両ポート4c,4dには、リザーバ12に連結されたホース13が接続されるコネクタ13aが設けられていて、シリンダ孔4aとリザーバ12との間を作動液が流通するようになっている。シリンダボディ4bの前端には、上下一対のレバーホルダ4e,4eが所定の間隙をおいて突設され、このレバーホルダ4e,4eには、前記操作レバー5を回動可能に軸着するカラー14とピボット15とが取り付けられる。
操作レバー5は、アクセルグリップ3の車体前方に配設されるレバー本体16と、該レバー本体16の内側とシリンダボディ4bとの間に配設されるノッカー17とで構成され、操作レバー5とアクセルグリップ3間の握り代を調整する握り代調整機構18を備えている。レバー本体16は、前記レバーホルダ4e,4eにピボット15にて回動可能に軸支される回動基部16aと、アクセルグリップ3の車体前方に略沿って配設される操作部16bとを有し、回動基部16aに、ノッカー17を収納する収容凹部16cを備えている。
ノッカー17は、上述の操作レバー5の回動基部16aにピボット15にて回動可能に軸支される回動基部17aと、該回動基部17aから車体前方に突出する作用腕17bと、前記回動基部17aから車体後方に突出する回動規制片17cとを有している。前記作用腕17bの前記液圧マスタシリンダ4と対向する部分には、プッシュロッド6の基端が収容されるプッシュロッド押動部材19が螺着され、該プッシュロッド押動部材19に形成した球状凹部19aにプッシュロッド6の球状基端部6bが挿入され、プッシュロッド6の球状先端部6aは、前記ピストン7の端部に形成された半球状係合部7aに回動可能に当接している。また、前記回動規制片17cは、シリンダボディ4bの車体前方壁からハンドルバー2の軸方向に突出したレバー支持部4fに当接してノッカー17を回り止めし、この回動規制片17cと前記レバー本体16の車体内側部16dとの間には、レバー本体16の操作部16bをピボット15を中心にグリップ3側に付勢するスプリング部材20が介装されている。
前記レバー本体16とノッカー17とは、レバー本体16の回動基部16aの上腕と下腕との間にノッカー17の回動基部17aを差し込み、両回動基部16a,17aのピボット挿通孔の位置を合わせてカラー14を挿入し、この状態で双方の回動基部16a,17aをレバーホルダ4e,4e間に差し込み、カラー14とレバーホルダ4e,4eの挿通孔とを位置合わせし、これらにピボット15を挿通して取り付けることにより、レバー本体16及びノッカー17がピボット15を中心に回動可能に軸支された状態となる。このように液圧マスタシリンダ4に装着された操作レバー5には、液圧室9内部のリターンスプリング10の弾発力がピストン7及びプッシュロッド6を通して常時作用し、操作レバー5の非作動時には、ノッカー17の回動規制片17cがレバー支持部4fに当接し、レバー本体16の操作部16bとアクセルグリップ3との間に握り代が形成される。
握り代調整機構18は、レバー本体16の車体内側部16dに、非作動時に車体進行方向Fに対して直交方向に形成されたアジャストボルト挿通孔21と、該アジャストボルト挿通孔21に固着された雌ねじ駒22と、該雌ねじ駒22に螺合するアジャストボルト23とを備えている。
アジャストボルト23は、外周に形成した雄ねじ部を雌ねじ駒22に螺合させるとともに、先端部をノッカー17の作用腕17bに設けた凹部17dに当接させ、雌ねじ駒22を介して、操作レバー5の非作動時において、回転軸線を車体進行方向に対して直交方向に保持した状態で回転可能及び軸方向に移動可能に装着される。アジャストボルト23の基端側は、アジャストケーブル24の先端に設けられたワイヤーエンド24aに、雄ねじ部材23aにて固着されている。アジャストケーブル24は車体進行方向Fに対して直交方向に配置されて、ハンドルバー2の他端に取り付けられたクラッチレバー25の近傍に延設されて、基端部にはローレット24bが連結されている。
操縦者がクラッチレバー25側に取り付けられたアジャストケーブル24のローレット24bを回動させると、アジャストケーブル24が回転し、この回転がワイヤーエンド24aを介してアジャストボルト23に伝達され、アジャストボルト23がノッカー17の凹部17dに当接した状態で回転すると、雌ねじ駒22がアジャストボルト23の軸方向に移動して、レバー本体16とノッカー17との相対的角度が変化し、レバー本体16がピボット15を中心に回動して握り代が調整される。
本形態例では、車体進行方向Fに対して直交方向にアジャストボルト23が装着され、これに伴ってアジャストケーブル24も車体進行方向Fに対して直交方向に配置されることから、アジャストケーブル24を極力曲げることなく直線状に配設することができ、良好に取り回すことができることから、アジャストケーブル24を短尺にすることができ、操作性の向上を図ることができる。
図4乃至図7は本発明の他の形態例を示し、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図4及び図5は本発明の第2形態例を示すもので、図4は液圧マスタシリンダ装置の要部断面正面図、図5は図4のV-V断面図である。本形態例の握り代調整機構30は、レバー本体16の車体前部側に、車体進行方向Fに対して直交方向に形成されたアジャスト部材挿通孔31と、該アジャスト部材挿通孔31に挿通されるアジャスト部材32と、前記アジャスト部材挿通孔31に装着され、アジャスト部材32を回転可能に支持する支持部材33とを備えている。
アジャスト部材32は、小径軸部32aと、大径円筒部32bと、先端雄ねじ部32cとを備え、大径円筒部32bの外周面には、深さの異なる4つの凹部32dが周方向及び軸方向に螺旋状に位相をずらして形成され、凹部32dの深さは、先端雄ねじ部32c側に形成されるものほど深く形成されている。アジャスト部材32は、先端雄ねじ部32cをレバー本体16に形成したアジャスト部材挿通孔31の車体外側端面に形成した雌ねじ孔31aに螺合させ、小径軸部32aの中間部を前記支持部材33に挿通し、車体進行方向Fに対して直交方向に配置されるとともに軸方向に移動可能に設けられ、小径軸部32aの基端部に形成した雄ねじ部32eが、車体進行方向Fに対して直交方向に配置したアジャストケーブル24のワイヤーエンド24cに連結されている。また、ノッカー17の作用腕17bには、前記凹部32dに挿入されるが車体前方に突設されている(先端雄ねじ部32cと雌ねじ孔31aとで、本発明の先端螺合部34を構成する。)。
本形態例では、操縦者がアジャストケーブル24のローレット24bを回動させると、アジャストケーブル24が回転し、この回転がワイヤーエンド24cを介してアジャスト部材32に伝達され、アジャスト部材32が回転するとともに、先端雄ねじ部32cの作用で軸方向に移動する。これに伴って、先端球状突部17eは挿入されていた1つの凹部32dから大径円筒部32bの外周面を乗り越えて、他の凹部32d内に挿入され、挿入された凹部32dの深さに応じて握り代が変化する。
このように、ローレット24bを回動させることにより、先端球状突部17eが挿入されていた1つの凹部32dから、他の球状凹部32dに挿入されることによって握り代が変わることから、握り代を4段階に段階的に調整することができ、節度感のある操作性を得ることができる。
図6及び図7は本発明の第3形態例を示すもので、図6は液圧マスタシリンダ装置の要部断面正面図、図7は図6のVII-VII断面図である。本形態例の握り代調整機構40は、レバー本体16の車体前部側に、車体進行方向Fに対して直交方向に形成されたアジャスト部材挿通孔41と、該アジャスト部材挿通孔41に挿通されるアジャスト部材42と、アジャスト部材42に装着されるカム部材43と、アジャスト部材42を回動可能に支持する支持部材44とを備えている。カム部材43はアジャスト部材42の先端側に一体的に設けられ、外周にはアジャスト部材42の中心軸から距離を異ならせた円弧状のカム面43aを備えている。
アジャスト部材42は、中間部を支持部材44で支持させ、カム面43aをノッカー17の作用腕17bの車体前方面に形成したカム当接面17fに当接させ、基端部に形成した雄ねじ部42aが、車体進行方向Fに対して直交方向に配設されるアジャストケーブル24のワイヤーエンド24dに連結されている。
本形態例では、操縦者がアジャストケーブル24のローレット24bを回動させると、アジャストケーブル24が回転し、この回転がワイヤーエンド24dを介してアジャスト部材42に伝達され、アジャスト部材42が回転する。これに伴ってカム部材43が回転し、アジャスト部材42の中心軸からノッカー17のカム当接面17fまでの距離が変化することにより握り代が変化する。このように、円弧状のカム面43aを備えたカム部材43の回転に伴って握り代が変わることから、滑らかに握り代を調整でき、操作の負担を軽減させることができる。
尚、本発明は上述の各形態例のように縦置きタイプの液圧マスタシリンダ装置に適用するものに限らず、液圧マスタシリンダの中心軸をハンドルバーの軸線と平行に配置した横置きタイプの液圧マスタシリンダ装置にも適用することができる。
本発明の第1形態例を示す液圧マスタシリンダ装置の要部断面正面図である。 図1のII-II断面図である。 同じく液圧マスタシリンダ装置の車体取り付け状態を示す説明図である。 本発明の第2形態例を示す液圧マスタシリンダ装置の要部断面正面図である。 図4のV-V断面図である。 本発明の第3形態例を示す液圧マスタシリンダ装置の要部断面正面図である。 図6のVII-VII断面図である。
符号の説明
1…液圧マスタシリンダ装置、2…ハンドルバー、3…アクセルグリップ、4…液圧マスタシリンダ、4a…シリンダ孔、4b…シリンダボディ、4c…リリーフポート、4d…サプライポート、4e…レバーホルダ、4f…レバー支持部、5…操作レバー、6…プッシュロッド、6a…球状先端部、6b…球状基端部、7…ピストン、7a…半球状係合部、8a,8b…カップシール、9…液圧室、10…リターンスプリング、11…リング、12…リザーバ、13…ホース、13a…コネクタ、14…カラー、15…ピボット、16…レバー本体、16a…回動基部、16b…操作部、16c…収容凹部、16d…車体内側部、17…ノッカー、17a…回動基部、17b…作用腕、17c…回動規制片、17d…凹部、17e…先端球状突部、17f…カム当接面、18…握り代調整機構、19…プッシュロッド押動部材、19a…球状凹部、20…スプリング部材、21…アジャストボルト挿通孔、22…雌ねじ駒、23…アジャストボルト、23a…雄ねじ部材、24…アジャストケーブル、24a,24c,24d…ワイヤーエンド、24b…ローレット、25…クラッチレバー、30…握り代調整機構、31…アジャスト部材挿通孔、31a…雌ねじ孔、32…アジャスト部材、32a…小径軸部、32b…大径円筒部、32c…先端雄ねじ部、32d…凹部、32e…雄ねじ部、33…支持部材、34…先端螺合部、40…握り代調整機構、41…アジャスト部材挿通孔、42…アジャスト部材、42a…雄ねじ部、43…カム部材、43a…カム面、44…支持部材

Claims (4)

  1. 液圧マスタシリンダと、該液圧マスタシリンダのシリンダボディに枢着される操作レバーと、該操作レバーと前記液圧マスタシリンダのピストンとの間に介装されるプッシュロッドとを備え、前記操作レバーは、レバー本体と、前記ピストンをプッシュロッドを介して押動するノッカーとに分割され、前記レバー本体に、アジャストケーブルの回転に伴って回転するアジャスト部材を回転可能に装着し、該アジャスト部材の回転により前記操作レバーの握り代を調整するバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置において、バーハンドルは、該バーハンドルの軸線が斜め後方で下方を向いた前輪操向用のセパレート型のハンドルバーであり、前記シリンダボディは、前記レバー本体が、セパレートされた一方のハンドルバーの端部のグリップの前方に配設された状態で前記一方のハンドルバーに取り付けられ、前記アジャスト部材の回転軸線が前記一方のハンドルバーの中心軸線と平行にならないように、前記アジャスト部材の回転軸線を車体進行方向に対して直交方向に装着し、前記アジャスト部材の基端部に連結されるアジャストケーブルを車体進行方向に対して直交方向に配置し、該アジャストケーブルの基端部をセパレートされた他方のハンドルバーに取り付けたことを特徴とするバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置。
  2. 前記アジャスト部材は、レバー本体に固着された雌ねじ駒に螺合するとともに、先端部が前記ノッカーに当接し、基端部が前記アジャストケーブルに連結されるアジャストボルトで形成され、前記アジャストボルトを回転させて、前記雌ねじ駒をアジャストボルトの軸方向に移動させ、レバー本体とノッカーとの相対的角度が変化して握り代が調整されることを特徴とする請求項1記載のバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置。
  3. 前記アジャスト部材は、前記アジャストケーブルに連結される軸部と、外周面に深さの異なる複数の凹部が周方向及び軸方向に位相をずらして形成される円筒部と、前記レバー本体に螺合する先端螺合部とを備え、前記ノッカーは、前記凹部に挿入される先端球状突部を備え、前記アジャスト部材を回転させて、前記先端螺合部により軸方向に移動させ、前記先端球状突部が挿入される凹部を変更することにより握り代が調整されることを特徴とする請求項1記載のバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置。
  4. 前記アジャスト部材は、前記アジャストケーブルに連結される軸部に、該軸中心からの距離を異ならせたカム部を設け、該カム部の外周に形成されるカム面を前記ノッカーに当接させ、前記カム部を回転させることにより握り代が調整されることを特徴とする請求項1記載のバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置。
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