JP2020107006A - 建設機械の電気式操作レバー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】センサを操作レバーの動きに対して確実に追従させ、正確なセンシングを行うことが可能な電気式操作レバー装置の提供。【解決手段】油圧ショベルの電気式操作レバー装置1は、センターシャフト25と、センターシャフト25に対して回動可能に取り付けられる操作レバー支持体3と、操作レバー支持体3に対して取り付けられる操作レバー2と、操作レバー2の操作量を検知する測長センサ63を含むセンサユニット6と、操作者による操作レバー2の操作に応じて伸縮し、操作後の操作レバー2を所定の中立位置に復帰させるための中立復帰ユニット7と、を備える。操作レバー支持体3は、操作レバー2の軸方向に対して直交する方向に延在する被取付アーム30を有する。被取付アーム30のうち、左端側にはセンサユニット6が取り付けられ、右端側には中立復帰ユニット7が取り付けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、油圧ショベル等の建設機械に設けられる電気式操作レバー装置に関する。
従来、プッシャ及び変位センサ等をセンサ組立体として予め組み立てる構成の電気式操作レバー装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
具体的には、特許文献1の図2に示されるように、筒状ケース(22)、ブッシング(23)、プッシャ(24)、スプリング(29)および変位センサ(30)等からなるセンサ組立体(21)が予めユニット化されて組立てられている。
そして、特許文献1の図3に示されるように、操作レバー(17)が傾転操作された場合に、カム板(16)によってプッシャ(24)が下向きに押動され、このときのプッシャ(24)の変位量が変位センサ(30)によって検出される。
しかし、特許文献1では、ばね受(28)と共にプッシャ(24)を常時上向きに付勢することにより、カム板(16)を介して操作レバー(17)に操作反力を与える構成になっている。そのため、ブッシング(23)内を軸方向下向きに延びるプッシャ(24)に潤滑不足等による固着が発生した場合は、操作レバー(17)が中立位置に戻らず、正確にセンシングできないという問題が生じる。
また、特許文献1では、プッシャ(24)の軸部(24A)の下側に変位センサ(30)が配置されているため、プッシャ(24)に施される潤滑剤が変位センサ(30)に滴下する可能性がある。また、プッシャ(24)及び変位センサ(30)がユニット化されているため、何れか一方が故障した場合であっても、ユニット全体を交換する必要があるため、コストが増加するという問題もある。
さらに、特許文献1では、カム板(16)と4本のプッシャ(24)との接触部分の高さ寸法にばらつきが発生しやすく、結果として、操作レバーの中立時にガタが発生しやすいという問題もある。
そこで、本発明は、センサを操作レバーの動きに対して確実に追従させ、正確なセンシングを行うことが可能な電気式操作レバー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、建設機械の電気式操作レバー装置であって、センターシャフトと、前記センターシャフトに対して回動可能に取り付けられる操作レバー支持体と、前記操作レバー支持体に対して設けられる操作レバーと、前記操作レバーの操作量を検知する測長センサを含むセンサユニットと、操作者による前記操作レバーの操作に応じて伸縮し、操作後の前記操作レバーを所定の中立位置に復帰させるための中立復帰ユニットと、を備え、前記操作レバー支持体は、前記操作レバーの軸方向に対して直交する方向に延在する被取付アームを有し、前記被取付アームのうち、一端側には前記センサユニットが取り付けられ、前記一端側とは反対側の他端側には前記中立復帰ユニットが取り付けられることを特徴とする建設機械の電気式操作レバー装置を提供している。
ここで、前記操作レバー支持体は、ユニバーサルジョイントを支軸として前記センターシャフトに対して回動可能に取り付けられ、前記被取付アームは、機械左右方向に延在すると共に機械前後方向に延在し、前記センサユニットは、第1センサユニットと第2センサユニットとを含み、前記中立復帰ユニットは、第1中立復帰ユニットと第2中立復帰ユニットとを含み、前記被取付アームのうち、前記機械左右方向の一端側には前記第1センサユニットが取り付けられ、前記機械左右方向の他端側には前記第1中立復帰ユニットが取り付けられ、前記被取付アームのうち、前記機械前後方向の一端側には前記第2センサユニットが取り付けられ、前記機械前後方向の他端側には前記第2中立復帰ユニットが取り付けられているのが好ましい。
また、前記第1センサユニットは、前記操作レバーが前記中立位置にある場合に、前記ユニバーサルジョイントと同じ高さに回動支点が配置される第1取付ジョイントを介して前記機械左右方向の一端側に取り付けられ、前記第1中立復帰ユニットは、前記操作レバーが前記中立位置にある場合に、前記ユニバーサルジョイントと同じ高さに回動支点が配置される第2取付ジョイントを介して前記機械左右方向の他端側に取り付けられ、前記第2センサユニットは、前記操作レバーが前記中立位置にある場合に、前記ユニバーサルジョイントと同じ高さに回動支点が配置される第3取付ジョイントを介して前記機械前後方向の一端側に取り付けられ、前記第2中立復帰ユニットは、前記操作レバーが前記中立位置にある場合に、前記ユニバーサルジョイントと同じ高さに回動支点が配置される第4取付ジョイントを介して前記機械前後方向の他端側に取り付けられるのが好ましい。
本発明によれば、操作レバー支持体の一部を構成する被取付アームのうち、一端側にはセンサユニットが取り付けられ、他端側には中立復帰ユニットが取り付けられている。そのため、操作レバーの動きが操作レバー支持体を介してセンサユニットにダイレクトに伝達される。したがって、センサユニットの測長センサを操作レバーの動きに確実に追従させ、正確なセンシングを行うことが可能である。また、中立復帰ユニットが潤滑不足等の影響で中立位置への復帰機能が衰えたとしても、レバー操作によって確実に中立位置に戻すことが可能である。
<1.実施形態>
本発明の実施の形態による建設機械の電気式操作レバー装置について図1から図4に基づき説明する。以下、電気式操作レバー装置の一例として、図1に示す電気式操作レバー装置1を例示する。なお、説明の都合上、各図面においては、機械前後方向及び機械左右方向を適宜定義している。
本発明の実施の形態による建設機械の電気式操作レバー装置について図1から図4に基づき説明する。以下、電気式操作レバー装置の一例として、図1に示す電気式操作レバー装置1を例示する。なお、説明の都合上、各図面においては、機械前後方向及び機械左右方向を適宜定義している。
図1に示されるように、油圧ショベル等の建設機械では、キャブ内部に運転席10が設けられている。
運転席10の左右両側にはコンソール10L(左側のみ図示)が設けられており、コンソール10Lの前部側には電気式操作レバー装置1が取り付けられている。電気式操作レバー装置1は、例えば、ブームやバケットを操作したり、アームや旋回用の油圧モータを操作したりするためのレバー装置である。
図2に示されるように、電気式操作レバー装置1は、縦フレーム11と、縦フレーム11を連結する横フレーム13と、縦フレーム11の上端に設けられるブーツ15とを備えている。
また、電気式操作レバー装置1は、横フレーム13の略中央から鉛直方向に延びるセンターシャフト21と、センターシャフト21の上端に設けられるユニバーサルジョイント21Jと、ユニバーサルジョイント21Jを介して回動可能に取り付けられる操作レバー支持体3とを備えている。
図3に示されるように、操作レバー支持体3は、上面視において略正方形状の被取付アーム30を有している。被取付アーム30は、その対角線が機械左右方向及び機械前後方向にそれぞれ一致するように配置されている。すなわち、被取付アーム30は、機械左右方向及び機械前後方向に延在している。
被取付アーム30のうち、機械左右方向の左端側には図2に示す取付ジョイント4Lを挿通して取り付けるための挿通孔31Hが形成され、機械左右方向の右端側には図2に示す取付ジョイント4Rを挿通して取り付けるための挿通孔32Hが形成されている。
また、被取付アーム30のうち、機械前後方向の前端側には不図示の取付ジョイントを挿通して取り付けるための挿通孔33Hが形成され、機械前後方向の後端側には不図示の取付ジョイントを挿通して取り付けるための挿通孔34Hが形成されている。
さらに、被取付アーム30の略中央には、図2に示す操作レバーシャフト25を装着するための被装着部35が形成されている。ここでは、操作レバーシャフト25の外周には雄ネジが形成され、被装着部35の内周には雌ネジが形成されているものとする。
図2に示されるように、操作レバー支持体3には、図3に示す被装着部35を介して操作レバーシャフト25が連結されている。そして、操作レバーシャフト25には、作業者によって把持されるグリップ部27が設けられている。すなわち、操作レバー2は、操作レバーシャフト25とグリップ部27とから構成されている。本実施形態では、操作レバー支持体3の回動支軸としてユニバーサルジョイント21Jを採用しているため、操作レバー2は、360度、何れの方向にも操作可能に構成されている。
また、操作レバー支持体3には、図3に示す挿通孔31Hを介して取付ジョイント4Lが装着されると共に、図3に示す挿通孔32Hを介して取付ジョイント4Rが装着されている。
なお、操作レバー支持体3には、図3に示す挿通孔33H,34Hを介して機械前後方向にも取付ジョイントが装着されるが、説明の都合上、図2においては図示を省略している。また、機械前後方向に関しては、取付ジョイントに接続される後述のセンサユニット6や中立復帰ユニット7の図示も省略している。ただし、これらの省略した構成は、以下で説明する機械左右方向の構成と同じである。
取付ジョイント4Lには、回動部41Lを回動支点としてセンサユニット6が回動可能に連結されている。
取付ジョイント4Rには、回動部41Rを回動支点として中立復帰ユニット7が回動可能に連結されている。
なお、回動部41L,41Rは、いずれも、操作レバー支持体3の回動支点であるユニバーサルジョイント21Jと同じ高さに配置されている。
センサユニット6は、センサ軸61と、センサ軸61の下側に配置される公知の測長センサ(長さ検出器)63とを備えて構成される。
測長センサ63は、操作レバー2の操作に伴うセンサ軸61の前後方向及び左右方向の変化量をレバーの操作量として検知するセンサである。
なお、センサユニット6は、回動部51Lを回動支点とする取付ジョイント5Lを介して横フレーム13に接続されている。
図4に示されるように、中立復帰ユニット7は、軸部71と、軸部71の外周に配置されるバネ部73と、調整ボス75と、軸部71及びバネ部73を内部に収容するケース72とを備えて構成される。
軸部71は、上下方向に長尺な筒状部材として構成され、上端側から下端側に向かって内側に屈曲する2箇所の段差を有している。軸部71に形成される上側の段差は、後述のスライドカラー76のL字形状に沿って内側に屈曲している。軸部71に形成される下側の段差は、ナット74の上面及び挿通穴内側に沿って内側に屈曲している。軸部71のうち、上端は上述の取付ジョイント4Rに接続されている。
バネ部73には、操作レバー2の操作に伴って圧縮するスプリング(バネ)731が設けられている。また、スプリング731の上端側にはスライドカラー76が配置され、スプリング731の下端側にはスライドカラー77が配置される。スライドカラー76は軸部71の上側の段差に当接するように構成されている。スライドカラー77はナット74を締め付けていくと、徐々に上側にスライドするように構成されている。スライドカラー77が上側にスライドすると、スライドカラー76,77の間に配置されるスプリング731は圧縮される。
ナット74を締め付けていき、止まったところが、スプリング731のセット長に設定される。セット長とは、操作レバー2が操作されていない状態(無負荷状態あるいは中立状態とも称する)におけるスプリング731の長さである。セット長に圧縮されたスプリング731の反発力がセット荷重になる。なお、操作レバー2が操作されていない状態の操作レバー2の位置を中立位置という。操作レバー2が中立位置にある場合(すなわち、操作レバー2が操作されていない場合)、スプリング731はセット長に圧縮された状態を維持する。
調整ボス75は、軸部71の外周を包囲するように配置される。調整ボス75にはロックナット751が装着(嵌合)されている。調整ボス75の下端部は、ケース72に挿入し易くするため、テーパ形状で構成されている。
調整ボス75は、調整ボス75の下端がスライドカラー76の上端に当接するまでねじ込まれ、当接した位置においてロックナット751を締め付けることでケース72に固定される。
操作レバー2が操作されると、軸部71が上下方向に移動し、スプリング731が圧縮される。具体的には、軸部71が下側に移動すると、上側に配置されたスライドカラー76が下側に移動し、スプリング731が下側に圧縮される。逆に、軸部71が上側に移動すると、下側に配置されたスライドカラー77が上側に移動し、スプリング731が上側に圧縮される。
操作レバー2の操作が終了すると、スプリング731には上述したセット長に復帰しようする弾性復帰力が働き、圧縮状態からセット長(中立状態)へと復帰する。これに伴って、操作レバー2も中立位置に復帰する。
なお、中立復帰ユニット7は、回動部51Rを回動支点とする取付ジョイント5Rを介して横フレーム13に接続されている。
本実施形態によれば、操作レバー支持体3の一部を構成する被取付アーム30のうち、左端側にはセンサユニット6が取り付けられ、右端側には中立復帰ユニット7が取り付けられている。そして、中立復帰ユニット7は、操作レバー2に対するレバー操作終了後のレバーの戻り作動を担っている。
そして、センサユニット6は操作レバー支持体3を介して中立復帰ユニット7に接続されているため、操作レバー2の動き(操作時の作動及び操作後の戻り作動)が操作レバー支持体3を介してセンサユニット6にダイレクトに伝達される構成になっている。したがって、センサユニット6の測長センサ63を操作レバー2の動きに確実に追従させ、正確なセンシングを行うことが可能である。また、中立復帰ユニット7が潤滑不足等の影響で中立位置への復帰機能が衰えたとしても、操作レバー2のレバー操作によって確実に中立位置に戻すことが可能である。
また、本実施形態では、センサユニット6と中立復帰ユニット7とが完全に独立した構成になっている。そのため、センサユニット6と中立復帰ユニット7との何れか一方が故障した場合、故障したユニットのみを個別に交換すればよく、センサと中立復帰構造とが一体化された上述の先行技術に比べ、コストを低減することが可能である。また、中立復帰ユニット7がセンサユニット6と独立しているため、上述の先行技術のように潤滑油がセンサへ浸透する可能性がなく、中立復帰ユニット7に十分な潤滑油を施すことが可能である。
さらに、本実施形態では、センサユニット6及び中立復帰ユニット7の回動支点からの挿通孔31H〜34Hの寸法は設計自由度が高く、操作レバー荷重ストロークや検出分解度を調整及び設定することが可能である。
また、本実施形態では、中立復帰ユニット7においては、調整ボス75の下端がスライドカラー76の上端部に当接するまでねじ込まれ、当接した位置でロックナット751を締め付けることで、調整ボス75がケース72に固定される。そのため、軸部71とバネ部73との隙間が無くなり、中立位置における操作レバー2のガタを低減することが可能である。
また、本実施形態では、回動部41L,41Rは、いずれも、操作レバー支持体3の回動支点であるユニバーサルジョイント21Jと同じ高さに配置されているため、測長センサ63によるセンシングを正確に行うことが可能である。
<2.変形例>
本発明による建設機械の電気式操作レバー装置は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
本発明による建設機械の電気式操作レバー装置は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施形態では、操作レバー支持体3の回動支点としてユニバーサルジョイント21Jが用いられる場合を例示したが、これに限定されない。走行レバーのように一方向のみの操作で足りる電気式操作レバー装置においては、一方向にのみ回動する回動部材を操作レバー支持体3の回動支点として用いるようにしてもよい。
かかる変形例においては、上述の実施形態のように、機械前後方向及び機械左右方向の双方にセンサユニット6及び中立復帰ユニット7をそれぞれ設ける必要がなく、一組のセンサユニット6及び中立復帰ユニット7を配置すれば足りる。
また、上記実施形態では、機械左右方向の左端側にセンサユニット6が配置され、機械左右方向の右端側に中立復帰ユニット7が配置される場合を例示したが、これに限定されない。機械左右方向の左端側に中立復帰ユニット7が配置され、機械左右方向の右端側にセンサユニット6が配置されるようにしてもよい。なお、機械前後方向に関してもセンサユニット6及び中立復帰ユニット7の前後位置が限定されないことは言うまでもない。
また、上記実施形態では、操作レバー2と操作レバー支持体3とが別部材で構成される場合を例示したが、これに限定されず、両者を一体物で構成するようにしてもよい。
以上のように本発明にかかる建設機械の電気式操作レバーは、油圧ショベル等の建設機械の操作対象を操作する操作レバーに適している。
1 電気式操作レバー装置、2 操作レバー、3 操作レバー支持体、
4L 取付ジョイント、4R 取付ジョイント、5L,5R取付ジョイント、
6 センサユニット、7 中立復帰ユニット、10 運転席、10L コンソール、
11 縦フレーム、13 横フレーム、15 ブーツ、21 センターシャフト、
21J ユニバーサルジョイント、25 操作レバーシャフト、27 グリップ部、
30 被取付アーム、31H〜34H 挿通孔、35 被装着部、41L,41R 回動部、
51L,51R 回動部、61 センサ軸、63 測長センサ、71 軸部、72 ケース、
73 バネ部、74 ナット、75 調整ボス、751 ロックナット、
76,77 スライドカラー
4L 取付ジョイント、4R 取付ジョイント、5L,5R取付ジョイント、
6 センサユニット、7 中立復帰ユニット、10 運転席、10L コンソール、
11 縦フレーム、13 横フレーム、15 ブーツ、21 センターシャフト、
21J ユニバーサルジョイント、25 操作レバーシャフト、27 グリップ部、
30 被取付アーム、31H〜34H 挿通孔、35 被装着部、41L,41R 回動部、
51L,51R 回動部、61 センサ軸、63 測長センサ、71 軸部、72 ケース、
73 バネ部、74 ナット、75 調整ボス、751 ロックナット、
76,77 スライドカラー
Claims (3)
- 建設機械の電気式操作レバー装置であって、
センターシャフトと、
前記センターシャフトに対して回動可能に取り付けられる操作レバー支持体と、
前記操作レバー支持体に対して設けられる操作レバーと、
前記操作レバーの操作量を検知する測長センサを含むセンサユニットと、
操作者による前記操作レバーの操作に応じて伸縮し、操作後の前記操作レバーを所定の中立位置に復帰させるための中立復帰ユニットと、
を備え、
前記操作レバー支持体は、前記操作レバーの軸方向に対して直交する方向に延在する被取付アームを有し、
前記被取付アームのうち、一端側には前記センサユニットが取り付けられ、前記一端側とは反対側の他端側には前記中立復帰ユニットが取り付けられることを特徴とする建設機械の電気式操作レバー装置。 - 前記操作レバー支持体は、ユニバーサルジョイントを支軸として前記センターシャフトに対して回動可能に取り付けられ、
前記被取付アームは、機械左右方向に延在すると共に機械前後方向に延在し、
前記センサユニットは、第1センサユニットと第2センサユニットとを含み、
前記中立復帰ユニットは、第1中立復帰ユニットと第2中立復帰ユニットとを含み、
前記被取付アームのうち、前記機械左右方向の一端側には前記第1センサユニットが取り付けられ、前記機械左右方向の他端側には前記第1中立復帰ユニットが取り付けられ、
前記被取付アームのうち、前記機械前後方向の一端側には前記第2センサユニットが取り付けられ、前記機械前後方向の他端側には前記第2中立復帰ユニットが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械の電気式操作レバー装置。 - 前記第1センサユニットは、前記操作レバーが前記中立位置にある場合に、前記ユニバーサルジョイントと同じ高さに回動支点が配置される第1取付ジョイントを介して前記機械左右方向の一端側に取り付けられ、
前記第1中立復帰ユニットは、前記操作レバーが前記中立位置にある場合に、前記ユニバーサルジョイントと同じ高さに回動支点が配置される第2取付ジョイントを介して前記機械左右方向の他端側に取り付けられ、
前記第2センサユニットは、前記操作レバーが前記中立位置にある場合に、前記ユニバーサルジョイントと同じ高さに回動支点が配置される第3取付ジョイントを介して前記機械前後方向の一端側に取り付けられ、
前記第2中立復帰ユニットは、前記操作レバーが前記中立位置にある場合に、前記ユニバーサルジョイントと同じ高さに回動支点が配置される第4取付ジョイントを介して前記機械前後方向の他端側に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の建設機械の電気式操作レバー装置。
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- 2018-12-27 JP JP2018243904A patent/JP2020107006A/ja active Pending
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