JP4744424B2 - 操作レバーのダンパーおよび該ダンパーを有する作業車両 - Google Patents

操作レバーのダンパーおよび該ダンパーを有する作業車両 Download PDF

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Description

本発明は、操作レバーのふら付きを無くすとともに、操作中の保持力を高めて操作性の向上等を図れる操作レバーのダンパーおよび該ダンパーを有する作業車両に関する。
作業車両の一態様であるフォークリフト100は、斜め後方から見た斜視図の図10に示すように、車両本体101の前方に作業機102が装備されている。
フォークリフト100は、作業機102に設置されるフォーク103を、マストレール104に沿って上下方向に昇降動作させるとともにチルト動作させること等により、フォーク103上に載せた荷の運搬等の各種作業を行なう。
フォークリフト100の運転は、オペレータがヘッドガード110内の運転席105に坐り、ハンドル106、操作レバー107a、107b、およびアクセルペダル等を適宜、操作することによって、行なわれる。
しかしながら、従来の操作レバー107a、107bは、操作に際してオペレータに無駄な動きが多く、オペレータの腕や肩、腰が疲れ易いという問題がある。
そこで、上記操作レバー107a、107bに代替して、図11に示すように、フォーク103を上下動させるためのリフト操作レバー108と、フォーク103をチルトさせるためのチルト操作レバー109とを所定の間隔をもって並設するとともに、リフト操作レバー108の内側側面に車両本体101を前後進させるための前後進切換スィッチ110を設けた操作レバーアッセンブリS′を形成し、該操作レバーアッセンブリS′を運転席シート105sの右側(図10の運転席シート105sの紙面裏面側)に隣接して配設した構成が出現している。
なお、図11は、操作レバーアッセンブリS′の機構部を車両本体101前方から見た斜視図である。
すなわち、運転席105に坐ったオペレータの右側に近い方にリフト操作レバー108が配置されるとともに遠い方にチルト操作レバー109が配置され、また、オペレータに最も近いリフト操作レバー108内側側面に切換スィッチ110が配設されている。
リフト操作レバー108は、オペレータが後方(図11の矢印α3方向)に傾動することにより、フォーク103が上昇し、一方、前方(図11の矢印α4方向)に傾動することにより、フォーク103が下降する。
一方、チルト操作レバー109は、オペレータが後方に傾動(図11の矢印β3方向)することにより、フォーク103が後傾し、一方、前方に傾動(図11の矢印β4方向)することにより、フォーク103が前傾する。
なお、本願に係る文献公知発明としては、下記の特許文献1、2がある。
実用新案出願公告平5−35993号公報 特開2006−76783
ところで、図11に示す操作レバーアッセンブリS′の機構部は、次のように構成されている。
レバーブラケットRb′に、リフト操作レバー108およびチルト操作レバー109が揺動自在に軸支される回転支軸111が固定されており、リフト操作レバー108、チルト操作レバー109のストッパとなるストッパ板118が固定されており、第1リフト戻しレバー113、第2リフト戻しレバー114、第1チルト戻しレバー116、第2チルト戻しレバー117のストッパとなるストッパ軸112が固定されている。
リフト操作レバー108は、グリップ部108aと、該グリップ部108aが固定されるとともに回転支軸111廻りに枢設されるボス部108bを有するレバー部108rとを備え、回転支軸111廻りに揺動自在に構成されており、レバー部108bには、円柱状の復帰軸108cが立設されている。
この復帰軸108cには、リフト操作レバー108を矢印α3方向に傾動した際に元の中立位置に復帰させる第1リフト戻しレバー113の係合部113aと、リフト操作レバー108を矢印α4方向に傾動した際に元の中立位置に復帰させる第2リフト戻しレバー114の係合部114aとが係合されている。
第1リフト戻しレバー113は、回転支軸111廻りに揺動自在に支持され、上記係合部113aとストッパ軸112に当接されるストッパ部113sと引張りバネのリフト復帰バネ115が係合されるバネ係合部113kとを有している。
第2リフト戻しレバー114は、回転支軸111廻りに揺動自在に支持され、上記係合部114aとストッパ軸112に当接されるストッパ部114sとリフト復帰バネ115が係合されるバネ係合部114kとを有している。
チルト操作レバー109は、グリップ部109aと、該グリップ部109aが固定されるとともに回転支軸111廻りに枢設されるボス部109bを有するレバー部109rとを備え、回転支軸111廻りに揺動自在に構成されており、レバー部109bには、円柱状の復帰軸109cが立設されている。
この復帰軸109cには、チルト操作レバー109を矢印β3方向に傾動させた際に中立位置に復帰させる第1チルト戻しレバー116の係合部116aと、チルト操作レバー109を矢印β4方向に傾動させた際に中立位置に復帰させる第2チルト戻しレバー117の係合部117aとが係合されている。
第1チルト戻しレバー116は、回転支軸111廻りに揺動自在に支持され、上記係合部116aとストッパ軸112に当接されるストッパ部116sと引張りバネのチルト復帰バネ119が係合されるバネ係合部116kとを有している。

第2チルト戻しレバー117は、回転支軸111廻りに揺動自在に支持され、上記係合部117aとストッパ軸112に当接されるストッパ部117sとリフト復帰バネ115が係合されるバネ係合部117とを有している。
上述のリフト操作レバー108は、矢印α3方向乃至矢印α4方向の倒れ角が大きくなるに従いリフト復帰バネ115の変形量が大きくなり、リフト復帰バネ115の復帰力が大きくなり、リフト復帰バネ115の復帰力に抗してリフト操作レバー108を保持する力が大きく、操作性に問題がある。
同様に、チルト操作レバー109は、矢印β3方向乃至矢印β4方向の倒れ角が大きくなるに従いチルト復帰バネ119の変形量が大きくなり、チルト復帰バネ119の復帰力が大きくなり、チルト復帰バネ119の復帰力に抗してチルト操作レバー109を保持する保持力が大きく、操作性に問題がある。
そして、オペレータが、リフト操作レバー108、チルト操作レバー109を大きく傾動させて手を離した場合、リフト操作レバー108、チルト操作レバー109を、リフト復帰バネ115、チルト復帰バネ119の弾性力を用いて中立位置に復帰させるので、レバー108、109を傾動させた状態から手を離すとレバー108、109に加速度が加わり中立位置を中心に振動が生じ、該振動によってレバー108、109が中立位置中心にふらつくという不都合がある。加えて、このレバー108、109のふらつきが納まり、収束するまでに時間がかかるという問題がある。
しかも、前後進切換スィッチ110をリフト操作レバー108の内側面に設けているため、運転席105に坐ったオペレータが常に右手でリフト操作レバー108のグリップ部108aおよびチルト操作レバー109のグリップ部109aを握るケースが多くなっている。
この場合、リフト操作レバー108およびチルト操作レバー109の保持力が弱いため、運転席105に坐ったオペレータの体の動きに伴なってリフト操作レバー108およびチルト操作レバー109が傾動してしまい、意図に反してフォーク103を上下動させたり、チルト動作させてしまうという不都合が発生する。
加えて、フォーク103を下降させた際にダウンコントロールバルブが働くときに、油の流れが急激に変化し、車両本体101にショックが加わり車両本体101が揺らされるハンチングの問題がある。
この場合、ハンチングした車両本体101内のオペレータも揺らされ、右手で握るリフト操作レバー108またはチルト操作レバー109を意図に反して傾動させてしまい、さらにハンチングを増幅させてしまうという大きな問題がある。
なお、ダウンコントロールバルブによる車両本体101のハンチングの問題に対して、制御による対策が開示されており (特許文献2参照)、また、ロータリーダンパの適用が可能である。
しかし、ロータリーダンパは、高価な部品であり、コスト増の起因となる。また、ロータリーダンパは、グリースの粘性抵抗で抵抗を付与するが、グリースの粘度は温度に依存して大きく変化する。
従って、例えば、寒いとグリースが硬くなり、抵抗力が大きくなり過ぎ、操作レバーの戻りが悪くなるという問題が生じる。このように、ロータリーダンパの適用も、問題が多い。
本発明は上記実状に鑑み、操作レバーの保持力を大きくして、操作レバーのふら付きを防止するとともに操作レバーの操作性を向上させ、また、ハンチングの問題を解決した簡素な構成の操作レバーのダンパーおよび該ダンパーを有する作業車両の提供を目的とする。
上記目的を達成するべく、本発明の請求項1に関わる操作レバーのダンパーは、回転支軸に揺動自在に軸支される操作レバーのダンパーであって、操作レバーに固定され回転支軸廻りに枢設される円筒状の摺動部と、該摺動部の外周面を挟み込み摩擦抵抗を付与するボディ部材と、該ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する弾性体と、を備え、操作レバーの傾動動作に対して摩擦抵抗を付与している。
本発明の請求項2に関わる操作レバーのダンパーは、請求項1に記載の操作レバーのダンパーにおいて、前記操作レバーは、グリップ部に前記車両本体の前後進用の切換スィッチを有している。
本発明の請求項3に関わる操作レバーのダンパーは、請求項1に記載の操作レバーのダンパーにおいて、前記ボディ部材は、第1ボディ部材と第2ボディ部材で構成され、前記操作レバーの摺動部に対して一方側に配置され、前記第1ボディ部材と第2ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する第1弾性体と、該第1弾性体の弾性力を調整するための第1調整手段と、前記操作レバーの摺動部に対して他方側に配置され、前記摺動部を挟み込んだ第1ボディ部材と第2ボディ部材とを固定部に固定する固定手段とを備えている。
本発明の請求項4に関わる操作レバーのダンパーは、請求項1に記載の操作レバーのダンパーにおいて、前記ボディ部材は、第1ボディ部材と第2ボディ部材で構成され、前記操作レバーの摺動部に対して一方側に配置され、前記第1ボディ部材および第2ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する第2弾性体と、該第2弾性体の弾性力を調整するための第2調整手段と、前記操作レバーの摺動部に対して他方側に配置され、前記第1ボディ部材と第2ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する第3弾性体と前記第3弾性体の弾性力を調整するための第3調整手段とを備えている。
本発明の請求項5に関わる作業車両は、請求項1から請求項4のうちの何れかに記載の操作レバーのダンパーを有している。
以上、詳述した如く、本発明の請求項1に関わる作業車両の操作レバーのダンパーは、操作レバーの傾動動作に対して摩擦抵抗を付与するので、操作レバーの保持力が上がり、操作性が向上する。また、操作レバーのふらつきが防止され、オペレータが操作レバーから手を離した際に操作レバーが中立位置に戻るまでの時間を短縮できる。また、操作レバーの摺動部を挟み込み摩擦抵抗を付与するボディ部材と、該ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する弾性体とを備えるので、ボディ部材が磨耗した際にも弾性体の弾性力で補償でき、ボディ部材のクランプ力が衰えることを防ぎ、ダンパーの摩擦抵抗力の低下を防止できる。
本発明の請求項2に関わる作業車両の操作レバーのダンパーは、操作レバーのグリップ部に車両本体の前後進用の切換スィッチを有するので、オペレータが操作レバーに手を携える機会が多いが、操作レバーの保持力が強いのでオペレータの体の揺れによる操作レバーの誤操作を未然に防止できる。
本発明の請求項3に関わる作業車両の操作レバーのダンパーは、操作レバーの摺動部に対して一方側に配置され、第1ボディ部材と第2ボディ部材に摺動部を挟み込む弾性力を付与する第1弾性体と、第1弾性体の弾性力を調整する第1調整手段と、前記摺動部に対して他方側に前記摺動部を挟み込んだ第1ボディ部材と第2ボディ部材とを固定部に固定する固定手段とを備えるので、ダンパーの摩擦抵抗力の調整が第1調整手段を調整するだけで済み、調整が容易である。
本発明の請求項4に関わる作業車両の操作レバーのダンパーは、第2弾性体の弾性力を調整する第2調整手段と第3弾性体の弾性力を調整する第3調整手段とを備えるので、第2調整手段および第3調整手段によって、適切な摩擦抵抗の調整が可能である。
本発明の請求項5に関わる作業車両は、上述の請求項1〜請求項4のうちの何れか一項に記載のダンパーの効果を奏する作業車両が実現可能である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
本発明を適用した作業車両の一態様であるフォークリフト(作業車両)1は、その側面図の図1に示すように、車両本体1Hの前方に作業機2が装備されている。
フォークリフト1は、車両本体1Hを走行させたり、作業機2に設置されるフォーク3を、リフトシリンダ4によってマスト5に沿って矢印の如く上下方向に昇降動作させるとともに、チルトシリンダ6によって前傾、後傾などのチルト動作させることにより、フォーク3上に載せた荷の運搬作業等を行う。
上記作業を行なうためのフォークリフト1の運転は、オペレータが操作エリア1a内に配設される運転席7に坐り、ハンドル8、および、運転席7の右側に配置されたリフト操作レバー(操作レバー)11、該リフト操作レバー11内に配設された進退切換スィッチ(切換スィッチ)10、チルト操作レバー(操作レバー)12(図1のA部拡大図である図2参照)を操作するとともに、オペレータの足元のブレーキペダル9等を適宜、操作することにより行なわれる。
進退切換スィッチ10は、図1、図2に示すように、リフト操作レバー11のグリップ部11aにおける運転席7に対向した側面部側に配置されており、運転席7に坐ったオペレータが右手の親指で、進退切換スィッチ10を矢印F方向(図2参照)に切換えることにより車両本体1Hが前進し、一方、進退切換スィッチ10を矢印R方向に切換えることにより車両本体1Hが後退する。
図3は、操作レバーアッセンブリSの機構部を車両本体1H前方から見た斜視図である。
図3に示すように、リフト操作レバー11およびチルト操作レバー12は、回転支軸13に揺動自在に軸支されている 。
上記リフト操作レバー11を、矢印α1のように後方に傾動させることによりフォーク3(図1参照)が上昇し、一方、矢印α2のように前方に傾動させることによりフォーク3が下降する。なお、リフト操作レバー11の揺動運動に対して、後述する摩擦抵抗が付与されている。
また、チルト操作レバー12を、矢印β1のように後方に傾動させることによりフォーク3(図1参照)が後側に向け後傾し、一方、矢印β2のように前方に傾動させることによりフォーク3が前側に向け前傾する。なお、チルト操作レバー12の揺動運動に対しては、後述する摩擦抵抗が付与されている。
図3に示す操作レバーアッセンブリSの機構部は、次のように構成されている。(操作レバーアッセンブリSの組立て法を示す斜視図である図4を参照。)
レバーブラケットRbには、リフト操作レバー11およびチルト操作レバー12が揺動自在に軸支される回転支軸13が固定されており、リフト操作レバー11、チルト操作レバー12のストッパとなるストッパ板15(図4参照)が固定されており、第1リフト戻しレバー16、第2リフト戻しレバー17、第1戻しチルトレバー20、第2チルト戻しレバー21のストッパとなるストッパ軸14が固定されている。
リフト操作レバー11は、グリップ部11aと、該グリップ部11aが固定されるとともに回転支軸13廻りに枢設される円筒状のボス部(摺動部)11bを有するレバー部11rとを備え、回転支軸13廻りに揺動自在に構成されている。なお、ボス部11bは、レバー間等に適当な空間を空けるために設けられ、レバー板11r1を貫通して固定されている。
レバー部11rのレバー板11r1には、円柱状の復帰軸11cが立設されており、この復帰軸11cには、矢印α1方向に後傾したリフト操作レバー11を戻すための第1リフト戻しレバー16の係合部16aと、矢印α2方向に後傾したリフト操作レバー11を戻すための第2リフト戻しレバー17の係合部17aとが係合されている。
第1リフト戻しレバー16は、回転支軸13廻りに揺動自在に支持され、上記係合部16aとストッパ軸14に当接されるストッパ部16sと引張りバネのリフト復帰バネ19が係合されるバネ係合部16kとを有している。
第2リフト戻しレバー17は、回転支軸13廻りに揺動自在に支持され、上記係合部17aとストッパ軸14に当接されるストッパ部17s(図4参照)とリフト復帰バネ18が係合されるバネ係合部17kとを有している。
また、リフト操作レバー11のレバー板11r1と第1リフト戻しレバー16間には、リフト操作レバー11のボス部11bの外周面に圧接し、リフト操作レバー11の揺動運動に対し、ボス部11bとの摩擦による摩擦抵抗を付与するリフト操作ダンパー(ダンパー)18が配設されている。
リフト操作ダンパー18は、その斜視図である図5に示すように、リフト操作レバー11のボス部11bの外周面を半円柱状の内周面18a1、18b1でそれぞれ挟み込み圧接し、摩擦抵抗を付与するための第1ダンパーボディ(ボディ部材、第1ボディ部材)18aと、第2ダンパーボディ(ボディ部材、第2ボディ部材)18bとを具えている。
第1ダンパーボディ18aと第2ダンパーボディ18bとは、図5のリフト操作ダンパー18を右側から見た正面図の図6に示すように、それぞれの内周面18a1、18b1が対向する態様で面対象の形状に形成されている。
第1ダンパーボディ18aは、例えばナイロン樹脂を用いた樹脂成型品であり、半円筒状の内周面18a1と、下部に形成されストッパ軸14に当接する角状凹部18a2を有しており、また、リフト操作ダンパー18の分解斜視図の図7に示すように、上雄ネジb1が挿通する上貫通孔18a3と下雄ネジb2が挿通する下貫通孔18a4とを有している。
同様に、第2ダンパーボディ18bは、例えばナイロン樹脂を用いた樹脂成型品であり、半円筒状の内周面18b1と、下部に形成されストッパ軸14に当接する角状凹部18b2を有しており、また、図7に示すように、上雄ネジb1が挿通する上貫通孔18b3と下雄ネジb2が挿通する下貫通孔18b4とを有している。
上述のリフト操作ダンパー18の組立てについて説明する。
図4、図6に示すように、第1ダンパーボディ18aの内周面18a1と第2ダンパーボディ18bの内周面18b1とでリフト操作レバー11のボス部11bの外周面を挟むとともに、第1ダンパーボディ18aの角状凹部18a2と第2ダンパーボディ18bの角状凹部18b2とでストッパ軸(固定部)14を挟む。
続いて、カラー(固定手段)c1を挿通した下雄ネジ(固定手段)b2を、第2ダンパーボディ18bの下貫通孔18b4と第1ダンパーボディ18aの下貫通孔18a4とに挿通させるとともに、摩擦力付与圧縮バネ(弾性体、第1弾性体、第2弾性体)s1を挿通させた上雄ネジ(第1調整手段)b1を、第2ダンパーボディ18bの上貫通孔18b3と第1ダンパーボディ18aの上貫通孔18a3とに挿通させる。
続いて、図6、図7に示すように、下雄ネジb2にナット(固定手段)n2を螺着させて、第1ダンパーボディ18aの角状凹部18a2と第2ダンパーボディ18bの角状凹部18b2とでストッパ軸14を挟み固定する。
続いて、上雄ネジb1にナット(第1調整手段)n1を螺着させ、リフト操作レバー11のボス部11bの外周面を第1ダンパーボディ18aの内周面18a1と第2ダンパーボディ18bの内周面18bとにより摩擦力付与圧縮バネs1の弾性力をもって挟み込み、ナットn1の締め加減で摩擦力付与圧縮バネs1の変形量を変えて適当な摩擦力になるように調整する。
図3、図4に示すように、前記チルト操作レバー12は、グリップ部12aと、該グリップ部12aが固定されるとともに回転支軸13廻りに枢設される円筒状のボス部(摺動部)12bを有するレバー部12rとを備え、回転支軸13廻りに揺動自在に構成されている。なお、ボス部12bは、レバー間に適当な空間を空けるために設けられ、レバー板12r1を貫通して固定されている。
レバー部12rには、円柱状の復帰軸12cが立設されており、この復帰軸12cには、矢印β1方向に後傾したチルト操作レバー12を戻すための第1戻しチルトレバー20の係合部20aと、矢印β2方向に前傾したチルト操作レバー12を戻すための第2チルト戻しレバー21の係合部21aとが係合されている。
第1チルト戻しレバー20は、回転支軸13廻りに揺動自在に支持され、上記係合部20aとストッパ軸14に当接されるストッパ部20sと引張りバネのチルト復帰バネ23が係合されるバネ係合部20kとを有している。
第2チルト戻しレバー21は、回転支軸13廻りに揺動自在に支持され、上記係合部21aとストッパ軸14に当接されるストッパ部とチルト復帰バネ23が係合されるバネ係合部21kとを有している。
また、チルト操作レバー12のレバー板12r1と第1チルト戻しレバー20間には、チルト操作レバー12のボス部12bの外周面に圧接し、チルト操作レバー12の揺動運動に対し、ボス部12bとの摩擦による摩擦抵抗を付与するチルト操作ダンパー(ダンパー)24が配設されている。
図3に示すように、チルト操作ダンパー24は、下雄ネジb4および該下雄ネジb4に螺着するナットによってストッパ軸14に固定され、上雄ネジb3および該上雄ネジb3に螺着するナットによってチルト操作レバー12のボス部12bに圧接し、摩擦力付与圧縮バネによって該ボス部12bに適度な摩擦力が付与されるように調整されている。
なお、チルト操作ダンパー24の構成は、図4〜図7に示したリフト操作ダンパー18と同様な構成であるから、詳細な説明は省略する。
そして、図3、図4に示すように、レバーブラケットRbの側板Rb1と第2チルト戻しレバー21との間には、リフト操作レバー11およびチルト操作レバー12の位置を決める円筒状のカラーk1が配設されている。
なお、上記カラーk1を配設した箇所に、アタッチメントのサイドシフトレバー、回転物クランプレバー等を上述のダンパー18、24と同様なダンパーとともに配置してもよい。
次に、図1、図2、図3に示すリフト操作レバー11、チルト操作レバー12の操作および動作について、図9を用いて説明する。
図9は、横軸にレバーストローク(mm)、縦軸にレバー操作力(N)をとった操作レバーの操作力を示した図である。
例えば、図1に示すフォーク3を上昇させる場合には、オペレータが右手で、図2、図3に示すように、リフト操作レバー11を矢印α1方向に傾動させる。
この場合、リフト操作レバー11の復帰軸11cが第1リフト戻しレバー16の係合部16aを矢印α1方向に押す。すると、第1リフト戻しレバー16のストッパ部16sは、ストッパ軸14から離れるとともに、第1リフト戻しレバー16のバネ係合部16kがリフト復帰バネ19を引っ張り伸張させる。すると、リフト復帰バネ19が伸張した変形量に応じた弾性力が、第1リフト戻しレバー16の傾動に抗する向きに働く。
このリフト操作レバー11の傾動に際して、リフト操作レバー11のボス部11bは、リフト操作ダンパー18の内周面18a1、18b1に摺動し、動摩擦抵抗力を受ける。
従って、オペレータは、上記リフト復帰バネ19の弾性力およびリフト操作ダンパー18の動摩擦抵抗力に打ち勝つ力をもって、リフト操作レバー11を矢印α1方向に操作させねばならない。
このオペレータによるリフト操作レバー11のレバー操作力を示したのが、図9のa線である。a線上の点a0は、リフト操作レバー11の中立位置であり、点a9は、リフト操作レバー11のレバー板11r1がストッパ板15に当接してリフト操作レバー11の傾動操作が停止される最大操作位置である。なお、図9では、オペレータによるリフト操作レバー11の操作力として、最大8.8Nに設定した場合を例示している。
一方、フォーク3の上昇を停止する場合には、図2、図3に示すように、リフト操作レバー11を矢印α1の反対方向に傾動させて、図3に示す中立位置にリフト操作レバー11を戻す。
この際、リフト復帰バネ19は、元の長さに戻る過程となるので、リフト復帰バネ19の弾性力はリフト操作レバー11が中立位置に戻る方向に加勢するように働く。一方、リフト操作レバー11のボス部11bは、リフト操作ダンパー18の内周面18a1、18b1に摺動して動摩擦抵抗力が働き、リフト操作レバー11が中立位置に戻る反対方向の力を受ける。
このリフト操作レバー11が中立位置に戻る過程を示したのが、図9中のb線であり、点b9は、リフト操作レバー11のレバー板11r1がストッパ板15に当接してリフト操作レバー11の傾動操作が停止された最大操作位置であり、点b0は、リフト操作レバー11の中立位置を示している。
この際、オペレータは、保持力として図9に示すb線で表される操作力を加えることによってリフト操作レバー11が中立位置に戻る方向の力と釣合い、リフト操作レバー11を保持することができる。
すなわち、オペレータが、リフト操作レバー11を中立位置b0と最大操作位置b9間で保持する場合、リフト操作レバー11が中立位置に復帰する方向にリフト復帰バネ19の変形量に相当する弾性力が働き、これに対して、リフト操作レバー11は、リフト操作ダンパー18から中立位置に戻るのに反する向きに摩擦抵抗力を受けるので、オペレータは、リフト復帰バネ19の変形量に応じた弾性力とリフト操作ダンパー18による中立位置に戻るのに反する向きの摩擦抵抗力との差分に相当する操作力を、リフト操作レバー11に加えることにより、リフト操作レバー11を静止状態に保持できる。
従って、オペレータがリフト操作レバー11を停止するに際して、リフト操作ダンパー18が無い場合に比較して、リフト操作ダンパー18の摩擦抵抗力の分の保持力が軽減されることになる。
なお、図9では、オペレータによるリフト操作レバー11の最大保持力として3Nに設定した場合を例示している。
一方、例えば、図1に示すフォーク3を下降させる場合には、オペレータが右手で、図2、図3に示すように、リフト操作レバー11を矢印α2方向に傾動させる。
この場合、リフト操作レバー11の復帰軸11cが、図3に示すように、第2リフト戻しレバー17の係合部17aを矢印α2方向に押す。すると、第2リフト戻しレバー17のストッパ部17s(図4参照)は、ストッパ軸14から離れるとともに、第2リフト戻しレバー17のバネ係合部17kがリフト復帰バネ19を引っ張り、伸張させる。すると、リフト復帰バネ19が伸張した変形量に応じた弾性力が、第2リフト戻しレバー17の傾動に抗する向きに働く。
このリフト操作レバー11の傾動に際して、リフト操作レバー11のボス部11bは、リフト操作ダンパー18の内周面18a1、18b1に摺動するため、動摩擦抵抗力を受ける。
従って、オペレータがフォーク3を下降させる場合、上記リフト復帰バネ19の弾性力およびリフト操作ダンパー18の動摩擦抵抗力に打ち勝つ力をもって、リフト操作レバー11を矢印α2方向に操作させることになる。
このオペレータによるリフト操作レバー11のレバー操作力を示したのが、図9のa線である。a線上の点a0は、リフト操作レバー11の中立位置であり、点a9は、リフト操作レバー11のレバー板11r1がレバーブラケットRbのストッパ板15(図4参照)に当接してリフト操作レバー11の傾動操作が停止される最大操作位置である。なお、図9では、オペレータによるリフト操作レバー11の操作力として、最大8.8Nに設定した場合を例示している。
一方、フォーク3の下降を停止する場合には、図2、図3に示すように、リフト操作レバー11を矢印α2の反対方向に傾動させて、図3に示す中立位置にリフト操作レバー11を戻す。
この際、リフト復帰バネ19は、元の長さに戻る過程となるので、リフト復帰バネ19の弾性力はリフト操作レバー11が中立位置に戻る方向に加勢するように働く。一方、リフト操作レバー11のボス部11bは、リフト操作ダンパー18の内周面18a1、18b1に摺動して動摩擦抵抗力が働き、リフト操作レバー11が中立位置に戻る反対方向の力を受ける。
このリフト操作レバー11が中立位置に戻る過程を示したのが、図9中のb線であり、点b9は、リフト操作レバー11のレバー板11r1がレバーブラケットRbのストッパ板15(図4参照)に当接してリフト操作レバー11の揺動操作が停止された最大操作位置であり、点b0は、リフト操作レバー11の中立位置を示している。
この際、オペレータは、保持力として図9に示すb線で表される操作力を加えることにより、リフト操作レバー11が中立位置に戻る力と釣合い、リフト操作レバー11を保持することができる。
すなわち、オペレータが、リフト操作レバー11を中立位置b0と最大操作位置b9間で保持する場合、リフト操作レバー11が中立位置に復帰する方向にリフト復帰バネ19の変形量に応じた弾性力が働き、これに対して、リフト操作レバー11は、リフト操作ダンパー18による中立位置に戻るのに反する向きに摩擦抵抗力を受けるので、オペレータは、リフト復帰バネ19の変形量に応じた弾性力と、リフト操作ダンパー18から中立位置に戻るのに反する向きの摩擦抵抗力との差分に相当する操作力を、リフト操作レバー11の保持力として付与すれば良い。
従って、オペレータがリフト操作レバー11を停止するに際して、リフト操作ダンパー18が無い場合に比較して、リフト操作ダンパー18の摩擦抵抗力の分の保持力が軽減されることになる。
なお、図9では、オペレータによるリフト操作レバー11の最大保持力として3Nに設定した場合を例示している。
上述した如くして、リフト操作レバー11の操作および動作が行なわれる。
なお、チルト操作レバー12の操作および動作は、上述のリフト操作レバー11の操作および動作と同様であるから、詳細な説明は省略する。
従って、チルト操作ダンパー24を用いることにより、オペレータがチルト操作レバー12を停止するに際して、チルト操作ダンパー24が無い場合に比較して、チルト操作ダンパー24の摩擦抵抗力の分の保持力が軽減されている。
図8は、図6に示すリフト操作ダンパー18の変形例であるリフト操作ダンパー(ダンパー)28を示したものである。
図6に示すリフト操作ダンパー18の下雄ネジ(第3調整手段)b2が貫通するカラーc1を、摩擦力付与圧縮バネ(弾性体、第3弾性体)s2に代替した以外は、リフト操作ダンパー18の構成と同様であるから、同一の構成要素には、同一の符号を付して示し詳細な説明は省略する。
変形例のリフト操作ダンパー28によれば、ナットn1の締め加減で摩擦力付与圧縮バネs1の弾性力によるリフト操作ダンパー28の摩擦抵抗力を調整できるのに加えて、ナット(第3調整手段)n2の締め加減で摩擦力付与圧縮バネs2の弾性力によるリフト操作ダンパー28の摩擦抵抗力を調整できる。
上記構成によれば、ダンパー18、24、28は、単純な構造であり、従来のロータリーダンパに比較して、低コスト化が可能である。
ダンパー18、24、28は、バネの弾性力を用いて、樹脂製の第1ダンパーボディと第2ダンパーボディを押し付ける構成であるので、第1ダンパーボディ、第2ダンパーボディが磨耗した際もバネの弾性力で補償され、第1ダンパーボディと第2ダンパーボディとのクランプ力の低下が防止できる。そのため、ダンパー18、24、28の摩擦抵抗力の低下を防止できる。
また、ダンパー18、24、28は、ナットの締め付け量で、制動力を任意に調整できる。
加えて、ダンパー18、28、24による摺動抵抗を付与することにより、操作レバーのふらつきが抑制され、また、オペレータが操作レバーを所定位置に保持し易く、操作性が向上する。
従って、車両本体1Hのハンチングが起こり、車両本体1H内のオペレータの体が揺れた際にも、操作レバーの保持力が大きいので、オペレータの体が揺れても、操作レバーが容易にふらつかず、ハンチングの増幅を未然に防止できる。
このように、操作レバーが容易にふらつかず、操作レバーの保持力が大きいので、操作レバーに高級感を与えられる。
また、図2、図3に示すように、リフト操作レバー11のグリップ部11aの側面に進退切換スィッチ10が配設され、オペレータが手で常にリフト操作レバー11を握っている場合にも、操作レバーが容易にふらつかず、操作レバーの保持力が大きいので、オペレータの手の揺れに基くリフト操作レバー11の誤操作が防止できる。
また、ダンパー18、28、24による摺動抵抗を付与することにより、操作レバーの揺動運動の振動がダンパー18、28、24の摺動抵抗で減衰され、オペレータが操作レバーを握る手を離した時に操作レバーが中立位置に戻るまでの時間を短縮できる。
なお、上述の実施例では、ダンパー18、28、24における弾性体として、圧縮バネを例示して説明したが、ゴム、スポンジ等、適切な弾性力を付与できる弾性体であれば、圧縮バネに限定されることはなく、圧縮バネ以外の弾性体も適用可能である。
また、上述の実施例では、ダンパー18、28、24を第1ダンパーボディと、第2ダンパーボディとの2つの部材で構成した場合を例示したが、2つの部材に限定されることはなく、3以上の複数の部材を用いても良い。
また、上述の実施例では、ダンパー18、28、24の調整手段として、ナットおよび雄ネジによって締め付ける場合を例示したが、ダンパー18、28、24の弾性体の弾性力を調整できる構成であれば、ナット、雄ネジ以外のその他の部材を用いることができることは言うまでもない。
また、上述の実施例では、作業機の操作レバーとして、リフト操作レバー11およびチルト操作レバー12を例示して説明したが、これらの操作レバーに限定されず、サイドシフトレバー、回転物クランプレバー等のリフト操作レバー、チルト操作レバー以外の作業機の一般的な操作レバーに、本発明を有効に活用できる。
本発明に関わる実施例のフォークリフトを示す側面図。 図1のフォークリフトの進退切換スィッチ、リフト操作レバー、およびチルト操作レバーを示した図1のA部拡大図。 実施例のフォークリフトの操作レバーアッセンブリの機構部を車両本体斜め前方から見た斜視図。 実施例のフォークリフトの操作レバーアッセンブリの組立て法を示す斜視図。 実施例のリフト操作ダンパー、チルト操作ダンパーを示す斜視図。 図5のリフト操作ダンパー、チルト操作ダンパーを右側から見た正面図。 実施例のリフト操作ダンパー、チルト操作ダンパーの分解斜視図。 図6のリフト操作ダンパー、チルト操作ダンパーの変形例を示した正面図。 実施例の操作レバーの動作特性を示した図。 従来のフォークリフトを斜め後方から見た斜視図。 従来のフォークリフトにおける操作レバーアッセンブリの機構部を車両本体斜め前方側から見た斜視図。
符号の説明
1…フォークリフト(作業車両)、
1H…車両本体、
2…作業機、
10…進退切換スィッチ(切換スィッチ)、
11…リフト操作レバー(操作レバー)、
11b…ボス部(摺動部)、
12…チルト操作レバー(操作レバー)、
12b…ボス部(摺動部)、
14…ストッパ軸(固定部)、
18、28…リフト操作ダンパー(ダンパー)、
18a…第1ダンパーボディ(ボディ部材、第1ボディ部材)、
18b…第2ダンパーボディ(ボディ部材、第2ボディ部材)、
24…チルト操作ダンパー(ダンパー)、
b1…上雄ネジ(第1調整手段)、
b2…下雄ネジ(固定手段)、
b2…下雄ネジ(第3調整手段)、
c1…カラー(固定手段)、
n1…ナット(第1調整手段)、
n2…ナット(固定手段)、
n2…ナット(第3調整手段)、
s1…摩擦力付与圧縮バネ(弾性体、第1弾性体)、
s2…摩擦力付与圧縮バネ(弾性体、第3弾性体)。

Claims (5)

  1. 回転支軸に揺動自在に軸支される操作レバーのダンパーであって、
    操作レバー(11、12)に固定され回転支軸(13)廻りに枢設される円筒状の摺動部(11b、12b)と、
    該摺動部の外周面を挟み込み摩擦抵抗を付与するボディ部材(18、24)と、
    該ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する弾性体(s1、s2)と、を備え、
    操作レバーの傾動動作に対して摩擦抵抗を付与することを特徴とする操作レバーのダンパー。
  2. 前記操作レバーは、グリップ部に車両本体の前後進用の切換スィッチを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作レバーのダンパー。
  3. 前記ボディ部材は、第1ボディ部材と第2ボディ部材で構成され、
    前記操作レバーの摺動部に対して一方側に配置され、前記第1ボディ部材と第2ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する第1弾性体と、
    該第1弾性体の弾性力を調整するための第1調整手段と、
    前記操作レバーの摺動部に対して他方側に配置され、前記摺動部を挟み込んだ第1ボディ部材と第2ボディ部材とを固定部に固定する固定手段とを
    備えることを特徴とする請求項1に記載の操作レバーのダンパー。
  4. 前記ボディ部材は、第1ボディ部材と第2ボディ部材で構成され、
    前記操作レバーの摺動部に対して一方側に配置され、前記第1ボディ部材および第2ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する第2弾性体と、
    該第2弾性体の弾性力を調整するための第2調整手段と、
    前記操作レバーの摺動部に対して他方側に配置され、前記第1ボディ部材と第2ボディ部材に前記摺動部を挟み込む弾性力を付与する第3弾性体と
    前記第3弾性体の弾性力を調整するための第3調整手段とを
    備えることを特徴とする請求項1に記載の操作レバーのダンパー。
  5. 前記請求項1から請求項4のうちの何れかに記載の操作レバーのダンパーを有する作業車両。
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