JP2001012587A - シフトレバーの支持装置 - Google Patents

シフトレバーの支持装置

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JP2001012587A
JP2001012587A JP11181488A JP18148899A JP2001012587A JP 2001012587 A JP2001012587 A JP 2001012587A JP 11181488 A JP11181488 A JP 11181488A JP 18148899 A JP18148899 A JP 18148899A JP 2001012587 A JP2001012587 A JP 2001012587A
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shift lever
transmission case
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vibration
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Hiroyuki Suzuki
裕之 鈴木
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0208Selector apparatus with means for suppression of vibrations or reduction of noise

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンと反対側の変速機ケース上に配設さ
れるシフトレバーの防振と操作剛性感を同時に向上す
る。 【解決手段】本発明は、シフトレバー1が保持体2を介
して変速機ケース3のエンジンと反対側に支持される。
保持体2は、シフトレバー1の支点部5を支承するコン
トロール部7と、変速機ケース3の上端に直結係止手段
31で係止される主ビーム9と、変速機ケース3の下端
に弾性係止手段32で係止される斜ビーム11とをも
つ。直結係止手段31は保持体2と変速機ケース3とを
剛体結合するヒンジであり、シフトレバー1の操作に剛
性感を与える。弾性係止手段32は保持体2と変速機ケ
ース3とを緩衝部材16を介して結合するヒンジであ
り、保持体2はエンジンからの振動により直結係止手段
32の軸を中心に揺動が許容されこの揺動が緩衝部材1
6で吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FR仕様車に適し
たシフトレバーの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変速機のケース上にシフトレバーを直接
配置するFR用マニュアル変速機では、エンジンにて発
生した振動がシフトノブへ伝達するのを防止するため、
変速機ケースとシフトレバー間に防振構造を採用する。
この防振構造の一つに図4及び図5に示すようなセミダ
イレクトコントロール構造が知られている。
【0003】図4及び図5に示す従来のシフトレバーの
支持装置は、シフトレバー1を支持するコントロールリ
テーナ2(以下、保持体という)を変速機ケース3に防
振構造で取付けたものである。
【0004】シフトレバー1は、フロア側に突出するノ
ブ部4と、該ノブ部4から下方に延びた桿状の途中に球
状に形成され保持体2によって支承される支点部5と、
該支点部5から更に下方に突出した作用点部6とを備え
る棒体である。
【0005】保持体2は、図4に示すように、上記シフ
トレバー1の支点部5を支承した筒状のコントロール部
7と、該コントロール部7から延び変速機ケース1の上
側端に、図5に示すように、ナット式締結部材8で係止
された一本の主ビーム9と、該コントロール部7から斜
め下方に延び変速機ケース1の下端にねじ込み式締結部
材10で係止された二本の斜ビーム11とからなる。
【0006】主ビーム9は、図5に示すように、ゴム等
の緩衝部材12が内周に配設された円筒部13(継手
部)を先端にもち、該円筒部13内の該緩衝部材12に
形成された内孔を変速機ケース3の上端位置に対面形態
で設けられた一対の鍔状ブラケット部(上ブラケット
部)14、14の通孔に合致させた状態で該締結部材8
を合致した両孔に通して該締結部材8を締付けることに
より変速機ケース3に係止されている。なお、緩衝部材
12の内孔には、締結部材8の締付け力で該緩衝部材1
2を変形させないように金具15が配設されている。
【0007】斜ビーム11も、図5に示すように、ゴム
等の緩衝部材16が内周に配設された円筒部17(継手
部)を先端にもち、該円筒部17内の該緩衝部材16に
形成された内孔を変速機ケース3の下端位置に背向形態
で設けられたボス状ブラケット部18、18(下ブラケ
ット部)のネジ孔に合致させた状態で該締結部材10を
内孔よりネジ孔に通して該締結部材10を締付けること
により変速機ケース3に係止されている。なお、緩衝部
材16の内孔にも締結部材10の締付け力で緩衝部材1
6を変形させない金具19が介装されている。
【0008】また、シフトレバー1の作用点部6は、図
6に示すように、スリーブ21、21を介してシフトア
ンドセレクトシャフト22の連結部材23と接続されて
いる。すなわち、作用点部6は、円筒状をなし、連結部
材23の継手部も円筒状をなす。そして、両円筒状部の
各端面にスリーブ21、21を当てがってそれぞれ円筒
状部の通孔にナット式締結部材20、24を挿通して作
用点部6と連結部材23とを連接している。
【0009】なお、作用点部6及び連結部材23の各円
筒状部の通孔には樹脂製の緩衝部材26が配設されかつ
該樹脂製の緩衝部材26が締結部材20、24と直接当
接しないように金具27が介装されている。また、スリ
ーブ21で挟まれると緩衝部材26の両端面とスリーブ
21との間にはOリング25が介装されている。さら
に、連結部材23とシフトアンドセレクトシャフト22
との結合は、図6に示すように、シャフト側に設けた球
体28を連結部材23に設けた凹部29に収嵌し、該凹
部29から球体28に貫通したピン30で行っている。
【0010】上記従来の構成のシフトレバーの支持装置
において、シフトレバー1は、コントロール部7に形成
された所定のガイド機構(図示略)によって支点部5を
中心に揺動できる。そして、作用点部6とスリーブ21
とは締結部材20をヒンジとして相対運動可能な回り対
偶であり、連結部材23とスリーブ21とは締結部材2
4をヒンジとする相対運動可能な回り対偶である。ま
た、連結部材23とシフトアンドセレクトシャフト22
とは、締結部材20及び24と直交したピン30を中心
に相対運動可能な回り対偶である。従って、シフトレバ
ー1の揺動によりシフトアンドセレクトシャフト22に
シフト及びセレクトの動きをさせギヤチェンジが可能と
なる。
【0011】また、主ビーム9の円筒部13と変速機ケ
ース3の上ブラケット部14とは、締結部材8をヒンジ
とする回り対偶を構成している。また、斜ビーム11の
円筒部17と変速機ケース3のボス部18も締結部材1
0を中心軸とする回り対偶を構成している。
【0012】そして、これら中心軸に緩衝部材12、1
6が介装されていることにより、エンジンの振動を緩衝
部材12、16で吸収し該エンジンの振動がシフトレバ
ー1に伝達されないようにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のシフトレバーの
支持装置は、保持体2の主ビーム9及び斜ビーム11と
変速機ケース3との間に上述した振動吸収用の緩衝部材
12、16を介装しているため、シフトレバー1を操作
したとき、緩衝部材12、16が変形する。この変形
は、図5に示すように、締結部材8、10を軸としたと
きのそのたわみ方向矢印B(変速機の左右方向)及びラ
ジアル方向矢印C(変速機の前後方向)にシフトレバー
1の振れを許容してしまうため、シフト操作の剛性感を
低下させている。
【0014】本発明は、エンジンからの振動の吸収機能
を損うことなく、シフト操作の剛性を確保するシフトレ
バーの支持装置を提供することを解決すべき課題とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明の発明者は、従来の支持構造において、シフトレバ
ーが前後左右に振れる原因が、主ビームの継手部に設け
られる緩衝部材であり、主ビーム側の継手部は変速機ケ
ースと直結する剛体結合とすることで、シフト操作の剛
性を確保し、変速機ケースへのエンジンからの振動は斜
ビームの継手部に緩衝部材を介在することにより吸収で
きると考え、本発明を完成するに至った。 すなわち、
本発明のシフトレバーの支持装置は、エンジンが結合さ
れる側とは反対側の上位置及び下位置にシフトレバー支
持用の上ブラケット部及び下ブラケット部が設けられた
変速機ケースと、該シフトレバーの中間部分を支点部と
して該支点部を中心に該シフトレバーを揺動自在に支承
するコントロール部をもちかつ該コントロール部から該
上ブラケット部に向って延びる主ビーム及び下ブラケッ
ト部に向って延びる斜ビームとをもつ保持体と、該主ビ
ームの先端継手部を該上ブラケット部に係止するととも
に該斜ビームの先端継手部を該下ブラケット部に係止す
る係止手段とを具備したシフトレバーの支持装置であっ
て、該係止手段は、該主ビームの該先端継手部と該上ブ
ラケット部とを、該エンジンから伝達する該変速機ケー
スの振動の振幅方向と直交する方向に軸をもち緩衝部材
を介することなく揺動可能に直接に係止する直結係止手
段と、該斜ビームの該先端継手部と該下ブラケット部と
を両者の間に緩衝部材を介在して係止する弾性係止手段
とからなることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のシフトレバーの支持装置において、直
結係止手段はエンジンからの振動のモード変曲点とな
り、エンジンから伝達する変速機ケースの振動を主ビー
ムには直結係止手段の軸を中心とする該主ビームの揺動
に変化させる。この主ビームの揺動は、斜ビームの継手
部が緩衝部材を介して変速機ケースに係止されているこ
とにより、該緩衝部材によって吸収され、該緩衝部材は
保持体全体の揺動を抑制し、シフトレバーに対する防振
機能を果す。
【0017】また、直結係止手段は、変速機ケースに対
し保持体を剛体結合の状態に係止するのでシフト操作に
剛性を生じさせる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のシフトレバーの支持装置
は、エンジンに連結された変速機ケースの該エンジンと
反対側に保持体を配設するFR仕様車に適する。
【0019】シフトレバーは、車両のフロアに突出する
ノブ部と、支点部及び作用点部とからなる棒体であり、
支点部は球状あるいは半球状の被支承面をもつことが好
ましい。
【0020】保持体は、変速機ケースのエンジンと反対
側に係止することが好ましい。すなわち、保持体は、シ
フトレバーの支点部を軸受けした筒状のコントロール部
と、コントロール部から変速機ケースの上位置に直結係
止手段を介して係止される主ビームと、該コントロール
部から変速機ケースの下位置に弾性係止手段を介して係
止される斜ビームとをもつ剛体部材で構成することがで
きる。
【0021】そして、主ビームは一本の比較的径を大き
くしたパイプ状体、あるいは柱状体で形成することがシ
フト操作の剛性を高める上で好ましい。斜ビームは、シ
フトレバーのノブ側と主ビームを間に挟む二また方向に
それぞれ設けることが好ましい。この場合、2本の斜ビ
ームは、主ビームを二等辺三角形の頂点をなす配置に延
設することが好ましい。
【0022】係止手段のうち直結係止手段は、変速機ケ
ースに設けた上ブラケット部と主ビームの先端継手部と
を回り対偶の関係に係止するヒンジ(締結部材)で構成
することが好ましい。ヒンジ軸はエンジンから変速機ケ
ースに伝わる振動の振幅方向と直交する方向に設定する
ことが好ましい。エンジンから変速機ケースに伝わる振
動の振幅方向は、主に変速機ケースの上下方向であるた
め、直結係止手段のヒンジ軸は、例えば変速機ケースの
横方向に設定する。これにより、直結係止手段でのがた
つきの発生を低減できる。
【0023】係止手段のうち弾性係止手段は、斜ビーム
の先端継手部を直接に緩衝部材を介して変速機ケースに
接着、嵌合等により係止してもよいが、直結係止手段と
同様にヒンジで構成することが好ましい。この場合、弾
性係止手段は、変速機ケースに設けた下ブラケット部と
該下ブラケット部に斜ビームの継手部とを締着するねじ
込み式の締結部材と、斜ビームの継手部と前記締結部材
との間に介装されるゴム製等の緩衝部材とで構成するこ
とができる。
【0024】また、締結部材がねじ込まれる下ブラケッ
ト部は、2本の斜ビームを主ビームに対し二等辺三角形
の頂点をなす配置に延設することに対応して、変速機ケ
ースの横方向に背向したねじ孔付のボスで構成すること
ができる。
【0025】また、ヒンジ形式の弾性係止手段のヒンジ
軸は、直結係止手段のヒンジ軸と平行に設定することが
好ましい。これにより、変速機ケースの上下方向の振動
による直結係止手段でのがたつきの発生を防止する効果
が高くなる。
【0026】本発明のシフトレバーの支持装置おいて、
シフトレバーのノブ側と反対方向に突出した作用点部を
該作用点部が前記変速機ケースから突出したシフトアン
ドセレクトシャフトに相対スラスト移動する方向に連結
するスラスト係止手段を設けることがシフトレバーのが
たつきを少なくシフトフィーリングを向上できる。
【0027】
【実施例】以下更に、本発明のシフトレバーの支持装置
を図面を参照して具体的に説明する。
【0028】図1及び図2は本発明の一実施例のシフト
レバーの支持装置を示し、従来の装置と共通部分には同
一の符号を付す。本装置は、保持体2の主ビーム9が変
速機ケース3に対して図1で矢印Dに示す軸回り方向に
だけ揺動可能な構成とし、図5矢印B及びCに示すよう
な方向にシフトレバー1が動くことがないようにしたも
のである。
【0029】すなわち、シフトレバー1は、従来と同様
に、ノブ部4と支点部5と作用点部6とからなる棒体で
ある。
【0030】保持体2は、図1に示すように、上記シフ
トレバー1の支点部5を軸受けした筒状のコントロール
部7と、該コントロール部7から変速機ケース3の上端
位置に延びた比較的太径の主ビーム9と、該主ビーム9
をシフトレバー1のノブ側との間に挟む斜め方向に変速
機ケース3の下端位置まで延びた2本の斜ビーム11と
から構成されている。
【0031】しかして、主ビーム9の先端には、図1及
び図2に示すように、継手部としての円筒部13が形成
され、斜ビーム11の先端には継手部としてそれぞれ円
筒部17が形成されている。これら主ビーム9の円筒部
13及び斜ビーム11の円筒部17に対応して、変速機
ケース3の上端位置には円筒部13の端面間寸法に合致
した間隔で通孔を有する鍔状の上ブラケット部14、1
4が形成され、下端位置には変速機ケース3の両側面か
ら背向形態でねじ孔を有するボス状の下ブラケット部1
8、18が形成されている。これらブラケット部14、
18と継手部13、17とは、以下に説明する係止手段
を介して係止されている。
【0032】すなわち、図2に示すように、主ビーム9
の円筒部13と、上ブラケット部14、14とは、これ
ら円筒部13及び上ブラケット部14とをヒンジ結合す
るナット式締結部材8を用いた直結係止手段31によっ
て変速機ケース3の上端位置に回り対偶の関係で係止さ
れる。直結係止手段31を構成する締結部材8は、一方
の上ブラケット部14の通孔から締結部材8を他方の上
ブラケット部14の通孔に貫通させて締着させるもので
ある。この回り対偶の軸は締結部材8となり、変速機ケ
ース3の横方向となっている。
【0033】斜ビーム11の円筒部17と下ブラケット
部18とは、従来と同様の構成であり、図2に示すよう
に、円筒部17内に装着されたゴム等の緩衝部材16と
ねじ込み式の締結部材10とからなる弾性係止手段3
2、32によって変速機ケース3の下端位置に回り対偶
の関係に係止されている。締結部材10、10は、円筒
部17の緩衝部材16に形成された内孔をボス部18、
18のねじ孔に合致させた状態で締結部材10を内孔よ
りねじ孔に通して該締結部材10を締付けるものであ
る。この弾性係止手段32のヒンジ軸となる締結部材1
0は、直結係止手段31のヒンジ軸と平行であり、変速
機ケース3の横方向となっている、なお、緩衝部材16
を締結部材10の締付け力で変形させない金具19が介
装されている。
【0034】一方、シフトレバー1の作用点部6は、図
1に示すように、変速機ケース3の後方に突出したシフ
トアンドセレクトシャフト22にスラスト係止手段33
によって連結されている。スラスト係止手段33は、作
用点部6を収嵌する凹部34と、シフトアンドセレクト
シャフト22を同軸状に囲包した筒部35とから構成さ
れている。
【0035】上記構成からなるシフトレバーの支持装置
において、エンジンからの振動は、図3に示すように、
変速機の主軸位置から変速機ケース3に主に上下振動と
して伝わる。直結係止手段31は、上ブラケット部14
と円筒部13とを従来のように緩衝部材を介さずに直結
しているので、変速機ケース3の振動を主ビーム9に直
接に伝達することになる。
【0036】しかし、直結係止手段31は、変速機ケー
ス3と主ビーム9(保持体2)とを、締結部材8を軸と
して主ビーム9に揺動を許容する回り対偶の関係にして
いるので、シフトレバー1に伝わる振動成分より斜ビー
ム11を介して弾性係止手段32の緩衝部材16で吸収
される振動成分の方を大きくしている。
【0037】換言すれば、本装置の保持体2は、直結係
止手段31を中心に揺動自在であり、変速機ケース3の
振動により揺動されても、斜ビーム11の弾性係止手段
32によって揺動が吸収され、シフトレバー1へは振動
がほとんど伝達されないものである。
【0038】また、直結係止手段31の上ブラケット部
14と円筒部13との係止は剛体結合のため、シフトレ
バー1に加えられた操作力では弾性係止手段32の緩衝
部材16を変形させることはできない。従って、図2に
示すように、シフトレバー1の中心位置は、従来(図
5)のように、前後左右に揺動することはない。
【0039】さらに、シフトレバー1の作用点部6がシ
フトアンドセレクトシャフト22にスラスト係止手段3
3で連結されていることにより、3点も継手部のある従
来装置に比し、シフトレバーのがたつきを少なくできて
シフトフィーリングを向上させることができる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、変速
機ケースと保持体との剛体結合性が高まり、シフト操作
の剛性感が得られると同時にシフトレバーの防振機能を
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】 本発明の主ビームと斜ビームの係止手段を示
す断面図である。
【図3】 本発明の作用を示す動作説明図である。
【図4】 従来のシフトレバーの支持装置を示す構成図
である。
【図5】 従来の主ビームと斜ビームの係止手段を示す
断面図である。
【図6】 従来のシフトレバーの作用点部の支持構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1…シフトレバー 2…保持体 3…変速機ケース 4…ノブ部 5…支点部 6…作用点部 7…コントロール部 8…締結部材 9…主ビーム 10…締結部材 11…斜ビーム 31…直結係止
手段 32…弾性係止手段 33…スラスト
係止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンが結合される側とは反対側の上
    位置及び下位置にシフトレバー支持用の上ブラケット部
    及び下ブラケット部が設けられた変速機ケースと、該シ
    フトレバーの中間部分を支点部として該支点部を中心に
    該シフトレバーを揺動自在に支承するコントロール部を
    もちかつ該コントロール部から該上ブラケット部に向っ
    て延びる主ビーム及び下ブラケット部に向って延びる斜
    ビームとをもつ保持体と、該主ビームの先端継手部を該
    上ブラケット部に係止するとともに該斜ビームの先端継
    手部を該下ブラケット部に係止する係止手段とを具備し
    たシフトレバーの支持装置であって、 前記係止手段は、前記主ビームの前記先端継手部と前記
    上ブラケット部とを、前記エンジンから伝達する前記変
    速機ケースの振動の振幅方向と直交する方向に軸をもち
    緩衝部材を介することなく揺動可能に直接に係止する直
    結係止手段と、 前記斜ビームの前記先端継手部と前記下ブラケット部と
    を両者の間に緩衝部材を介在して係止する弾性係止手段
    とからなることを特徴とするシフトレバーの支持装置。
  2. 【請求項2】 前記シフトレバーのノブ側と反対方向に
    突出した作用点部を該作用点部が前記変速機ケースから
    突出したシフトアンドセレクトシャフトに相対スラスト
    移動する方向に連結するスラスト係止手段を有する請求
    項1記載のシフトレバーの支持装置。
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