JP4707337B2 - 解体性が改善されたシールエンドカートン - Google Patents

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Description

本発明はシールエンドカートンに関する。特に、使用済みシールエンドカートンを廃棄するとき又はリサイクルする際に堅牢な箱体を簡単に扁平に押し潰して、嵩張ることなく容易に廃棄することができるシールエンドカートンに関する。
日本包装技術協会編集・発行の「包装材料の基礎知識」(平成2年9月発行)P7〜17によれば、シールエンドカートンと呼ばれる包装箱は、板紙等の紙材料を主体に形成されるブランクシートを製函機(サックマシン)によって折りたたみながら側面を貼り合わせていく形態のカートンであって、その基本構造はシンプルであり、自動包装機の機械適性に優れ、商品充填、蓋締め作業の高速運転に適し、かつ組立後の箱体は堅牢で剛性が高いところから、身近の菓子箱・食品・化粧品・日用雑貨品から清涼飲料、コピー用紙、その他重量のある商品の流通用箱として幅広く利用されている。
なかでも、家庭や職場で広く使われているティシュペーパーの箱は、例えば後記の特許文献1で知られるように、ティシュの取出し口を有する上面板と、その上面板と対向する下面板と、同じく対向する一対の側面板とによって角筒状の本体が形成され、その本体の両端開口部を封鎖するため本体の側面板端縁に内側に折られた一対の内フラップを有し、また上面板と下面板の端縁にも一対の外フラップを有する形式のシールエンドカートンが使用されている。このカートンは、生産工場における充填包装工程で、角筒状の本体の内部にティシュペーパーの束を充填後、前記一対の内フラップを内側に折り曲げた後その外面に、それぞれ一対の外フラップを折り重ねて内外両フラップを接着することにより固定し角筒状本体の両端開口部を密閉している。
特許文献1の図5にも示されるように、接着工程では接着剤をノズルによって上外フラップの内面に一直線状に吹き付け、また下外フラップの内面にも接着剤を吹き付け、各一対の内フラップと外フラップとを全部で3本の接着剤で接着し、上下両外フラップは先端部が互いに重ねられて接着する。そして組立てに当っては内容物の保護の観点と、カートン内に塵埃等が混入するのを防止するために、外フラップと内フラップとが比較的強固に接着されている。
前述したように従来のカートンは簡単の構造である割に剛性が強いため、特に女性や老人の場合、使用後に潰そうとしても完全に潰すことが難しく、潰さずに廃棄するかまたは完全に潰さすに嵩張ったまま廃棄されているの現状である。そこで、特許文献1の図6に示すように、箱妻面7における上下両外フラップの重合部分の下部中央に(図示例では下部外フラップ4b)、略親指大で、下方に突なる円弧状ミシン線8を設けると共に、該ミシン線の左右両端に水平のミシン線9を連接して、下部外フラップを前記両ミシン線8と9とにより横断状に切離し可能となし、解体するときに、円弧状ミシン線8に爪を立てるなどして該ミシン線を切離すことにより開口11を設け、その開口に指を差し込み引っ掛けてそのまま外側に引っ張ることで、外フラップを2分し切開できるようにしている。
近年、箱高さを65mm程度に比較的低くした「コンパクトタイプ」と呼ばれる薄形のティシュペーパーの箱詰め製品が我国で本出願人により初めて開発され、最近にあってはさらに箱高さを50mm程度まで小さくした「スリムサイズ」のティシュペーパーの箱詰め製品も本出願人により提案されている(特許文献2)。
しかるに、箱の高さを低くしたティシュペーパーの箱は、内外両フラップが従来品の内外両フラップよりも寸法が小さくなるという制約をうける。そのために前記フラップに接着剤を吹き付けて箱体を組立てる際、従来の接着方法では(前記特許文献1の図5参照)接着剤の吹き付け長さを短くしないと、接着剤がフラップからはみ出し、収納した製品(ティシュペーパーの束)に接着剤が付着しやすくなるという問題を生じる。その理由は、外フラップ4a,4bの長さと内フラップ2a,2bの長さは、箱材料を効率的に取るために通常、同寸法に設定されるためであり、箱高さが低くなれば、それに伴って外フラップの4a,4bの長さも、内フラップ2a、2bの長さも短くされ、接着剤を吹き付けるときに接着剤がフラップからはみ出し易くなるからである。
従来の接着方法によれば、前述の通り一対の内フラップと一対の外フラップとを接合するため上下フラップの所要の位置に接着剤を全部で3本の接着剤で接合する(これを通常「三条打ち」といっている)ので、接着剤を塗布する面積が多くなるという問題があった。また接着面積が多くなり箱フラップが強固に貼着されるため、箱のフラップを剥がそうとしても剥がし難くなるから、使用済みの箱を廃棄するために折畳みし難いという問題を生じていた。
本発明の一つの課題は、このような堅牢なシールエンドカートンタイプの箱体を健常者は勿論のこと、後記のように女性や老人或いは脳梗塞による片麻痺・疾患や事故等による片手の運動機能に障害がある方々でも扁平に押し潰して、使用後の空容器を嵩張ることなく容易に解体して折畳むことできるカートンの構造を提案するものである。
使用後の空容器の廃棄処理を容易にするための技術は後記の特許文献3〜5により提案され、使用後に簡単に折畳むことができるティシュペーパーのカートンが開示されている。そのうち特許文献3の図1に示されているカートンは本発明のものに類似した構造を有している。
この特許文献3の技術は、各側面に連接し内側に折られた端面フラップを有し、これら端面フラップの外側に、底面に連接し内側に折られた上面まで至らない高さの底面側端面片と、上面に連接し底面まで至らない高さの上面側端面片とが重ねられ、前記底面側端面片と上面側端面片とが貼り合せられているテッシュカートンにおいて、前記底面側端面片と底面との連接縁上または上面側端面片と上面との連接縁上の離間する二点を起点として前記底面または上面に対し、前記二点を繋ぐ膨出線形状の押込用ミシン目を形成するとともに前記起点のそれぞれより前記底面側端面片または上面側端面片の各側辺に至る切開用ミシン目を形成した構成である。この場合に前記切開用ミシン目を上面側端面片と底面側端面片との貼り合せ部分にかからないように形成し、かつ前記切開用ミシン目を前記端面の高さ方向中心線を対称軸として左右対称にハの字状に形成されていた。
しかるに上記のカートンは、端面フラップを切開するため、膨出線形状の押込用ミシン目に指を挿入し、底面側端面片または上面側端面片の各側辺に至る切開用ミシン目を切断する際に、前記切開用ミシン目は前記端面フラップの高さ方向中心線を対称軸として左右対称にハの字状に形成されているから、切断の進行に伴って抵抗力が強くなるとともに、切断力が分散されるため切開に要する力を多く必要とし、特に女性や老人の場合、切離しが困難となることがある。
また、特許文献4及び5に示すカートンは、対向する一対の側板とその左右両端に連接する端面フラップとの境界線上に切離用ミシン目線を形成し、または境界線の裏部に半切れ線を形成するものである。しかるにこのようなものでは、側板とその左右両端に連接する端面フラップとの境界線が弱化するために箱高さ方向の強度が劣化する問題を生じ、また折畳みの際に側面部と端面フラップ部を切り離さなければならない。
そこで本発明は、上記端面フラップ部の切離し構造に改良を加え、使用後に小さな力で簡単に端面フラップを切離すことができ、誰でもが堅牢な空容器を簡単に扁平に押し潰すことができるるように工夫をしたものである。
ところで、従来のティシュペーパーの箱は、使用中に、箱上面の取出し口と残りティシュペーパーの間隔が大きくなってティシュペーパーが取り出しにくくなったときに、残りティシュペーパーを押し上げて箱上面の取出し口より取り出しやすくする工夫がなされている。例えば特許文献6又は7に示されるように、箱体の底面に隣接する一対(2個)の押し上げ片が相対向すると共に互いに隣接するように、ほぼS字形または己字形の押上げ片形成用ミシン目状切取線を設けたものが知られている。このティシュペーパーの箱は、前記押上げ片形成用切取線のうちの中央の切取線に、それぞれの押上げ片の頂部寄りに基部側を中央部の切取線とほぼ直角方向にし、頂部側を中央の切取り線に対して斜めにした係止用凹みを介在して設け、更に該押上げ片形成用切取線の外側の切取り線を押上げ片の基部側で中央の切取り線よりやや長くして押上げ片の基部側の外側の切取線端部と中央の切取線端部との間にそれぞれ傾斜した折線を設けことにより、箱体の底面に設けたほぼS字形または己字形の押上げ片形成用切取線に沿って該底面を切取って、2個の押上げ片を形成する。この押上げ片を傾斜している折線に沿ってそれぞれ箱体の中に折り曲げ、一方の押上げ片の係止用凹みと他方の押上げ片の係止用凹みとを噛み合わせて2個の押上げ片を互いに係止する。そして押上げ片が互いに係止すると、2個の押上げ片は箱体の底面より立ち上がった状態で固定するので、この押し上げ片で残りのティシュペーパーを箱上面側に押上げるから、取出し口から残りのティシュペーパーが取出しやすくなるという内容である。
しかるに特許文献6の図6に示されるように、箱底面にほぼS字形または己字形の押し上げ片形成用ミシン目状切取線を設けたものでは、高齢者や脳梗塞による片麻痺・疾患や事故等により手の運動機能に障害がある方にとって、箱底面に設けたほぼS字形また己字形の切取線に沿って底面を切取って2個の押し上げ片を押し上げ操作することは難しい。とりわけ、従来の押し上げ機構は一方の押し上げ片の係止用凹みと、他方の押し上げ片の係止用凹みとを噛み合わせて2個の押し上げ片を互いに組合わせて固定するものであったので、一般の健常者にとっても上記組み上げ操作は容易であるとはいえなかった。さらに、両押し上げ片を係止用凹みにより噛み合わせて固定すると、押し上げ片は容易に倒れることがないから、使用後の箱体を扁平に押し潰すときに押し上げ片がかえって邪魔になり、容易に扁平に押し潰すことができなかった。
近年、小児や使用者に対する安全性の観点から稜角部を面取りし、箱を掴んだとき手指に当る感触をやわかくして手指を痛めない特性とデザイン的に優しい印象を付与するフォルムものが、特許文献8に示すように開示されている
特開2002−29580号公報(王子製紙) 特開2001−286414号公報(王子製紙) 特開平8−253275号公報(大王製紙) 特開平5−32252号公報(凸版印刷) 実開昭60−190679号公報(共同印刷) 実公昭57−57025号公報(王子テッシュ) 実公昭57−57026号号公報(王子テッシュ) 実用新案登録第3094085号公報(王子製紙) 日本包装技術協会編集発行の「包装材料の基礎知識(平成2年9月発行)」P7〜17
そこで本発明は、使用後のカートンを廃棄したりリサイクルするときに、誰でもが使用後の箱体を容易に解体でき、しかも集積しやすいように簡単かつ扁平に押し潰すことができるようにしたカートンを提供するものである。
また本発明は、使用中に箱上面の取出し口と残りティシュペーパーの間隔が大きくなってティシュペーパーが取り出しにくくなったときに、隣接する一対の押上げ片を箱内側に押込むだけで残りティシュペーパーを押上げて箱上面の取出し口より取り出しやすくすることができるようにした衛生用紙を収納するカートンを提供するものである。
近年、我国でもバリアフリーと呼ばれる福祉環境をさらに発展させて、ユニバーサルデザイン(万人向けの設計のこと、UDと略称することがある)と称したハンディキャップを有する人々に利用しやすい施設や製品の形(デザイン)の導入の取り組みが始まっており、日常使用される汎用商品にも、年齢や障害の有無に拘わらずすべての人々に利用しやすい商品の形(デザイン)の開発が要求されるようになってきた。本発明の課題は、このような社会の要求に応ずるカートンを提供することである。
上記課題を解決するために本発明は、対向する上面板と下面板、同じく対向する左右一対の側面板とによって角筒状本体が形成され、前記左右一対の側面板の両端縁に内側に折られた内フラップを有し、また各上面板と下面板の両端縁にも内側に折られた外フラップを有するとともに、内側に折り曲げた前記各内フラップの外面に前記各外フラップの内面を折り重ねて角筒状本体の長手方向両端に夫々妻面を形成し、
前記下面板または上面板のいずれか一方に連接する外フラップの先端側に切込線を形成して、その切込線の外側に接合代を連設するととともに、前記下面板または上面板に対し、前記下面側外フラップと下面板との連接折れ線または前記上面側外フラップと上面板との連接折れ線を起点とする略円弧状の切込線を設け、さらに前記連接折れ線と前記円弧状の切込線の交点を起点として、前記下面板または上面板のいずれか一方に連接した外フラップと、その先端側に設けた接合代との境界上に形成した切込線に至る2本の平行な切込線を形成したシールエンドカートンであって、
前記2本の平行な切込線が形成されるのは、前記接合代が連設された外フラップであり、且つ、前記接合代が連設された外フラップが、接合代が連設されていない外フラップの内側に重ね合せられて妻面が形成され、
さらに、前記下面板または上面板のいずれか一方に連接する外フラップの先端側に設ける接合代は両端に切欠き段部を形成して成り、かつ該接合代の横幅は前記内フラップを内側に折り曲げたときの対向する内フラップの先端縁同士の間隔よりも大きく形成され、かつ前記接合代を有しない他方の外フラップが前記接合代の両端に設ける切欠き段部を介して、内フラップに対しても接着されていることを特徴とする解体性を改善したシールエンドカートンである。
本発明のカートンは、下面板または上面板に設けられた略円弧状の切込線を指で押圧することで押し破り、そのまま下面側外フラップまたは上面側外フラップを押し開くと、それにより前記下面板または上面側のいずれか一方に連接した外フラップと、その外フラップ先端側に設けた接合代との境界上に形成した切込線に至る2本の平行な切込線に沿って下面側外フラップまたは上面側外フラップを切断することができるとともに、前記外フラップと、その先端に設ける接合代との境界上に設けた切込線を切り離すことができるから、外フラップの先端部の切込線によって区切られた接着部分(すなわち接合代)を容易に切り離すことができ、接合代の両端に設ける切欠き段部を介して、内フラップに接着されている外フラップも同時に引き剥がされることとなり、下面側外フラップと上面側外フラップ及び内フラップは自然と外側に広がる(展開される)こととなる。
上記のカートンは、略円弧状の切込線の端部から、下面側外フラップとその先端に連接する接合代との境界上または前記上面側外フラップとその先端に連接する接合代との境界上に設けた切込線に至る下面側外フラップまたは上面側外フラップに形成した2本の平行直線状の切込線が下面側外フラップまたは上面側外フラップを押し開く方向と同一の方向に形成されているから、切断に要する力は分散されず弱い力でも簡単に切断できる。また、下面側外フラップと上面側外フラップの接着部及び内フラップとの接着部の切り剥がしに際しても、大きな力を要せず簡単に分離させることができる。従って分離後はカートン全体を軽く上から押して横倒しするだけで集積しやすいように容易に扁平に押し潰すことができる。(図2、図3参照)
前述のように特許文献3のカートンは、膨出線形状の押込用ミシン目に指を挿入して、底面側端面片または上面側端面片の各側辺に至る切開用ミシン目を切断する際に、前記切開用ミシン目は前記端面の高さ方向中心線を対称軸として左右対称にハの字状に形成されているから、切断に伴って抵抗力が強くなるとともに、力が分散されるため切開に強い力を必要とする。また特許文献4及び5に示すカートンは、対向する一対の側板とその左右両端に連接する端面フラップとの境界線上に切離用ミシン目線を形成したり、裏部に半切れ線を形成するものであるから、側板とその左右両端に連接する端面フラップとの境界線が弱化する。そのために、箱高さ方向の強度が劣化する問題を生じ、また折畳みの際に側面部と端面フラップ部をいちいち切り離さなければならない。
本発明によれば、組立てに際して、前記下面板または上面板のいずれか一方に連接する外フラップの先端側に設ける接合代は両端に切欠き段部を形成し、かつ該接合代の横幅は前記内フラップを内側に折り曲げたときの対向する内フラップの先端部同士の間隔よりも大きく形成され、かつ前記接合代を有しない他方の外フラップが前記接合代の両端の切欠き段部を介して、内フラップに対しても接着されているから、カートン内に塵埃等が混入するのを防止することができるとともに外フラップと内フラップとが比較的強固に接着できる。さらに、内外フラップを接合する接着剤は、外フラップの一箇所のみに一直線状に塗布された接着剤のみですみ(一条打ちですみ)、接着剤塗布量を減少させることができるとともに、箱解体時に内外フラップの接着が剥がしやすくなる。
次に本発明の実施形態について説明する。
本発明を実施するための好ましい形態の一つは、一般家庭や職場で使用されているティシュペーパーなどの衛生用紙を収納するのに適した略直方体形状のシールエンドカートンである。このようなティシュペーパーのカートン以外にもビスケットやチョコレート菓子等の菓子箱、食品・化粧品・日用雑貨の包装箱、清涼飲料、コピー用紙のように重量のある商品を収納するシールエンドカートンに使用しても好適である。
なお、衛生用紙を収納するカートンは、通例、箱の上面に、ミシン目等の切込線によって形成される衛生用紙の取出口を有している。カートンに収納される衛生用紙は、ティシュペーパー、ペーパータオル(キッチンタオル、キッチンシート、あくとりシートと呼ばれる主にキッチンで使用されるペーパーを含んでいる)、トイレットペーパー(但しロールを除く)、ワッティング(紙綿)、などの使い捨て紙である(紙パルプ技術便覧第5版、第459頁参照、1992年1月30日発行、紙パルプ技術協会編集・発行)。本発明においては、これらの使い捨て紙の総称として、衛生用紙と言う語句を用いている。一般に、「ティシュペーパー」と言う語句は、トイレットペーパーなどの使い捨て紙全般を指す語句として用いる場合も多いが、狭義では、顔ふき紙、化粧紙などと称され、通常ドライクレープを有した吸水性のある衛生用紙である。なお、「ペーパータオル」は、ふきん、タオルの代用品としてパルプ繊維を主原料として製造されるペーパーであり、この内、主にキッチンにおいて使用されるものをキッチンペーパーと称している。
本発明のシールエンドカートンは、木材パルプ、古紙などを原料とする板紙や段ボールを主体に形成される箱体であって、ほぼ直方体形状をなす箱体の長手方向の両端部において、左右側面板の端縁に内フラップを夫々折れ曲げ自在に連接し、また上下の面板の端縁には上下各外フラップを夫々折れ曲げ自在に連接すると共に、該上下外フラップの一方には互いの先端部を重ね合せて接着する接合代を設けるように形成し、前記下面板または上面側のいずれか一方に連接した外フラップと、その外フラップ先端側に設けた接合代との境界上に形成した切込線に至る2本の平行な切込線に沿って下面側外フラップまたは上面側外フラップを切断することができるとともに、2本の平行な切込線を形成した外フラップが、切込線を形成しない外フラップの内側に重ね合わせられて長手方向両端の妻面を形成する紙箱である。
以下本発明の実施形態を図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図は本発明の実施形態の一例であって、図1〜図3は使用済みのカートンを解体して直方体形状から扁平に押し潰していく状態を示した斜視図である。
なお図1は、カートンをひっくり返して底面側に設けたティシュペーパーの押上げ片を併せ示している。図4は箱上面にティシュペーパー取出口を設けた本発明のカートンの一例を示す展開図である。図5は上面の取出口からティシュペーパーを取出すときの使用状態の一例を示す斜視図である。
図4に示すように本発明のカートンは、厚紙を所要の展開形状に打ち抜いて使用時に折れ曲がり易く形成した折れ線や、使用時に切取り易くした切込線を入れたカートンブランクを形成し、このブランクを折れ線を介して直方体形状に組み立て使用する。
〈カートンブランクの構成〉
先ず、全体の構成を図4の展開図により説明する。符号1と2は幅の広い長方形をした上面板と下面板であり、3と4は幅の狭い長方形をした左右の側壁を形成する側面板である。これらは折れ線を介して交互に連接されている。また、符号5は下面板2の一方の側縁に連接した接合片を示している。上面板1と下面板2及び側面板3と4は、前記接合片5により角筒状に組立て得るようになっている。
符号6と7により示すものは、上面板1と下面板2と両端縁に連接した上面側外フラップと下面側外フラップであり、8と9は側面板3と4の両端縁に連接した内フラップである。なお、サックマシンによりカートンを組立てる時に、内フラップ8と9の外面上に前記外フラップ6と7を折り重ねて、本体の両端開口面(妻面)を封緘するため、前記外フラップ7は外フラップの先端端側に切込線14を形成して、その切込線14の外側に接合代10が連接されている。この接合代10を介して外フラップ6と7の先端部が互いに重ねられて接着されている。なお上面側外フラップ6の長さは箱高さの半分よりも若干大きく設定され、同じく下面側外フラップ7の長さも箱高さの半分よりも若干大きく設定され、かつ下面側外フラップ7の先端に連接する接合代10は、その両端に一対の切り欠き段部11a、11bを形成することにより、接合代の形状を舌片状とする。この舌片状接合代10の横幅は、前記左右内フラップの外面に各上下部外フラップ6と7の内面をそれぞれ接着するとき、対向する内フラップ8と9の先端縁同士の間隔よりも大きく形成されている。
この構成により、図7のように、上面側外フラップ6の内面に接着剤gを一直線状に塗布した後、該接着剤を介して前記上下両外フラップ6、7及び左右内フラップ8、9の重なる部分を接合して、箱体の長手方向両端の端壁(妻面)を閉塞することができるようになっている。
図示のように、接合代10は外フラップの先端部の切込線14により区切られた接着部分を意味しており、該切込線14は下面板または上面板のいずれかに連接する外フラップの一方のみに設けられている。
〈解体機構〉
次に、カートンの解体機構について説明する。
図4に示すように、前記下面側外フラップ7とその先端に連接する舌片状接合代10との境界上に切込線14が形成されている。また、前記下面板2に対し、前記下面側外フラップ7と下面板2との連接折れ線を起点とする円弧状の切込線12aを設けられている。さらに前記連接折れ線と前記円弧状の切込線12aの交点を起点として、前記下面側外フラップ7とその先端に連接する接合代10との境界上に形成した切込線14に至る2本の平行な切込線13a,13bが形成されている。
なお、ここで「円弧状切込線」の円弧は完全な円弧である必要はなく、楕円状に潰れた円弧でもよい。また角を持つ多角形などの形状でもよいが、製造上の作りやすさと使用上の安全性を考慮すると、角を持たない円弧であることが好ましい。「切込線」という言葉は使用時に切り取り易くした線を意味し、この線は直線状の切れ目(スリット)で形成されていても、部分的につながりを有するミシン目状の切れ目でもよい。切れ目の間隔は均等でも非均等でもよい。また、包装業界で「ジッパー」と呼称されている切れ目が鉤形に屈曲した開封用切断線でもよい。なお円弧の直径は、親指を押込むことを考慮すると直径が10〜35mm、好ましくは20mm前後がよい。
次に上記カートンの使用後の解体方法について説明する。この場合、先ず図1の状態より、箱底面の円弧状切込線12aの内側部分を親指で押圧することで押し破り、そのまま図2の矢印のように下面側外フラップ7を押し開くと、それにより前記下面側外フラップとその先端に連接する舌片状接合代10との境界上に形成した切込線14に至る2本の平行な切込線13a,13bに沿って下面側外フラップ7を切断することができるとともに、下面側外フラップ7とその先端に連接する舌片状接合代10との境界上に設けた切込線14を切り離すことができるから、図2のように下面側外フラップ7と上面側外フラップ6の接着部が切離され、また舌片状接合代10の両端に設ける切欠き段部11a,11bを介して内フラップ8、9に接着されている外フラップ6も同時に引き剥がされることとなり、その結果下面側外フラップ7と上面側外フラップ6及び内フラップ8、9は自然と外側に広がる(展開される)こととなる。図2参照。
なお手指の運動機能に障害がある方々の場合は、足指を利用して上記の解体操作を行うことがある。
この後、カートン全体を軽く上から押して横倒しするだけで集積しやすいように容易に扁平に押し潰すことができる。図3参照。
〈ティシュペーパー取出口と押上機構〉
次に、箱上面のティシュペーパー取出口と箱底面に設けるティシュペーパーの押上片について説明する。
図4に示したティシュペーパーの取出口20は蝶ネクタイ形状であり、上面板1の中央部に長手方向に細長く設けられている。この取出口20は、上面板の長手方向に所定の間隔を置いた2本のミシン目状の開封用切込線21と、切込線21の両端部をそれぞれ連結する波形状の端部切込線22とによって囲まれて形成されている。
また前記取出口20の両側には、箱体の長手方向に伸び、かつ箱体の外側に向かってわずかに膨らんだ曲線状折れ線23によってヒンジ部を形成されている。そして前記切込線21および端部切込線22によって囲まれて形成された取出口20の開口端縁と、曲線状折れ線23とによって横長の第1フラップ部24が、取出口の対向する長辺側に一対になって、中央に突き出るように形成されている。
また、波形状端部切込線22の外側には、外側に向かって膨らんだ曲線状の折れ線25を配置して、端部切込線22と前記折れ線25とにより囲まれた舌片状の第2フラップ部26を形成している。
図5に示すように取出口20は、中央程狭幅の形状で、切込み線全体は連続した滑らかな曲線状をなしており、取出口両端部の波形状曲線部と第1フラップ部端縁の曲線部により、カートンから取出すティシュペーパー等の衛生用紙を挟みつけながら、図6のように取り出すことができると共にカートン内部への衛生用紙の落下を防止することができる。特に、折り畳んで収納されているティシュペーパーの場合、取り出し時に、取り出されるティシュペーパーの取出し方向が交互に変化することになるが、上述したように、取出口端部が連続した滑らかな波形状により形成されているため、第1フラップ24、24間をティシュペーパーがスムーズに移動することができ、紙の破れや引っ掛かりの防止に優れている。
また、図1、図4及び図6に示すように、箱内のティシュペーパーの残量が少なくなったときには、下面板2の長手方向中央部に形成した一対の押上げ片33a、33bを箱体の内側に折り曲げて使用することができる。すなわち、下面板2の長手方向のほぼ中央部に四角形の折れ線30a〜30dで囲まれた押罫部を設け、また前記押罫部の離間して形成した一対の折れ線30a,30bと該折れ線を挟んで対称的に設ける円弧状切込線31a、31bとにより囲まれた1組の衛生用紙押上げ片33a、33bを設け、かつ前記1組の押上げ片33a、33bはそれぞれ前記折れ線31a、31bにより内側に折り曲げ自在とされ、反対側の端部は前記円弧状切取線31a、31bにより下面板2から切離し可能とされている。因みに円弧状切込線31a、31bの切込みは、前記円弧状切込線12aと同様に、直線状の切れ目(スリット)で形成されていても、部分的につながりを有するミシン目状の切れ目でもよい。切れ目の間隔は均等でも非均等でもよい。また、包装業界で「ジッパー」と呼称されている切れ目が鉤形に屈曲した開封用切断線でもよい。円弧の直径も親指を押込むことを考慮して、直径が10〜35mm、好ましくは20mm前後がよい。
押上げ片33a、33bは、前記円弧状切込線31a、31bのつなぎを破断し、折れ線30a又は30bをヒンジとしてカートンの内側に適当角度折り曲げると、それぞれ折り曲げられた押上げ片33a、33bにより、内部のティシュペーパーを押し上げる。これにより上面のティシュペーパー取出口20からティシュペーパーの最後の1枚まで安定してポップアップさせることができる。なお、左右対称に形成された押上げ片33a、33bに指を進入させることでワンプッシュ操作で左右同時に箱体の内側に折り曲げることができる。
また使用の際に、底面に開いた押上げ片の穴にS字フック等を引っ掛けると壁などにカートンを吊り下げることが可能である。
図8、図9は押上げ片の変形例である。また、これらは、図4に示す押上げ片と形状が異なるもので、切込線31a,31bにより囲まれ、折れ線30a又は30bをヒンジ部として下面板2に折り曲げ可能に形成されている。押上げ片片33a、33bは図8が左右対称の形状の楕円形状の一例であり、図9は先端中央に凹みが形成された曲線により構成された一例である。いずれのものも、左右の押上げ片を箱の内側に押込むだけで、従来のように左右の押上げ片を噛み合わせる必要がない。したがって、内側に押込んだ押上げ片は、使用後の箱体を扁平に押し潰すとき、自由に倒れ、邪魔になることがないから、ハンデキャップを有する人々に利用しやすく、使用後の空の箱を容易に潰すことができる。
本発明カートンは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、図10に示すカートンは、相対する妻面の上辺部と下辺部を面取りしたカートンであって、相対する左右側壁を構成する側面板3及び4の4隅部(コーナ部)が面取りされた結果、側面板3と4がそれぞれ8角形に形成されている。また上面板1と下面板2と両端縁に連接した上下部外フラップ6と7の基部には、細幅で平行状の折れ線イとロを形成することにより上下の面取部6b、7bを設けたものである。
図11は図10に示すカートンの展開図である。同図に示すカートンブランクは、前記側面板3と4とがそれぞれ8角形に形成され、また上下の面取部6b、7bを除く他の部の構成は、すべて図4に示したカートンブランクと同じである。したがって、図11のカートンブランクは、前記上面板1と下面板2及び側面板3と4とを折れ線に沿って折り曲げ、接合片5により接着して角筒状本体を形成する。次に、一対の側面板3と4の両端縁に連接した内フラップ8と9を内側に折り曲げ、さらに一対の上面板1と下面板2と両端縁に連接した上下部外フラップ6と7を、前記内フラップ8と9の外面上に折り重ねて箱本体の両端開口面(妻面)を封緘することでカートンを組立て得るようになっている。組立て時に、側面板3及び4の4隅の面取りされたコーナ部の上に、上下部外フラップ6と7の基部に設けた上下の面取部6b、7bを折れ線イとロに沿って折り曲げて狭幅の平面を形成すると、図10に示すように、箱を手で掴んで持つたときに手や指に当る感触がやわらかく手や指を痛めない箱体を提供できる。
なお、面取りされる箱体の辺部は相対する妻面の上辺部と下辺部に限られるものではなく、図12のように相対する長側面の上辺部と下辺部であってもよい。なお図12に示す箱は本出願人の提案にかかる実用新案登録第3094085号のカートンの一つであるが、このような形態のカートンにも本発明は適用できる。
以上具体的に詳述したように、本発明のカートンは使用の前後にわたって、すべての人々に利用しやすい形態構造を有し、産業上優れた効果を発揮するものである。
本発明の一実施例を示すカートンをひっくり返して底面を見せた斜視図である。 同上実施例のカートンを解体する途中の状態を示す斜視図である。 図2のカートンをさらに押し潰した状態を示す斜視図である。 同上カートンの展開図である。 同上カートンの取出口からティシュペーパーを取出す状態を示した使用状態の斜視図である。 同上カートン底面の押上げ片を箱内側に折り曲げ状態を示す使用状態の断面図である。 カートンの長手方向両端の端壁(妻面)を組立てる際のフラップ内面に塗布する接着剤gの塗布状況を示す説明図である。 押上げ片の変形例を示す下面板の平面図である。 図8とは別の押上げ片を示す下面板の平面図である。 本発明の他の実施例を示すカートンをひっくり返して底面を見せた斜視図であり、相対する妻面の上辺部と下辺部を面取りしたカートンである。 図10に示すカートンの展開図である。 面取り部を有するカートンの変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 上面板
2 下面板
3、4 側面板
5 接合片
6 上面側外フラップ
7 下面側外フラップ
8、9 内フラップ
10 接合代
11a,11b 切欠き段部
12a 円弧状切込線
13a、13b 2本の平行な切込線(ミシン線)
14 切込線(ミシン線)
20 衛生用紙取出口
21 開封用切込線
22 端部切込線
23 曲線状折れ線
24 第1フラップ部
25 曲線状折れ線
26 第2フラップ部
30a,30b、30c、30d 折れ線
30 押罫部
31a、31b 押上げ片形成用切込線(円弧状切込線)
33a、33b 押上げ片

Claims (1)

  1. 対向する上面板と下面板、同じく対向する左右一対の側面板とによって角筒状本体が形成され、前記左右一対の側面板の両端縁に内側に折られた内フラップを有し、また各上面板と下面板の両端縁にも内側に折られた外フラップを有するとともに、内側に折り曲げた前記各内フラップの外面に前記各外フラップの内面を折り重ねて角筒状本体の長手方向両端に夫々妻面を形成し、
    前記下面板または上面板のいずれか一方に連接する外フラップの先端側に切込線を形成して、その切込線の外側に接合代を連設するととともに、前記下面板または上面板に対し、前記下面側外フラップと下面板との連接折れ線または前記上面側外フラップと上面板との連接折れ線を起点とする略円弧状の切込線を設け、さらに前記連接折れ線と前記円弧状の切込線の交点を起点として、前記下面板または上面板のいずれか一方に連接した外フラップと、その先端側に設けた接合代との境界上に形成した切込線に至る2本の平行な切込線を形成したシールエンドカートンであって、
    前記2本の平行な切込線が形成されるのは、前記接合代が連設された外フラップであり、且つ、前記接合代が連設された外フラップが、接合代が連設されていない外フラップの内側に重ね合せられて妻面が形成され、
    さらに、前記下面板または上面板のいずれか一方に連接する外フラップの先端側に設ける接合代は両端に切欠き段部を形成して成り、かつ該接合代の横幅は前記内フラップを内側に折り曲げたときの対向する内フラップの先端縁同士の間隔よりも大きく形成され、かつ前記接合代を有しない他方の外フラップが前記接合代の両端に設ける切欠き段部を介して、内フラップに対しても接着され
    前記略円弧状の切込線の内側部分を押圧して押し破り、そのまま前記2本の平行な切込線に沿って前記2本の平行な切込線が設けられた外フラップを切断することができるとともに、前記2本の平行な切込線が設けられた外フラップと当該外フラップの先端に連接する前記接合代との境界上に設けた前記切込線を切り離すことができ、これにより前記下面側外フラップと前記上面側外フラップとの接着部が切離され、さらに前記接合代の両端に設ける切欠き段部を介して内フラップに接着されている外フラップも引き剥がされることとなり、これにより前記下面側外フラップ、前記上面側外フラップ及び内フラップが展開される、
    ことを特徴とする解体性を改善したシールエンドカートン。

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