JP2008273532A - 衛生用紙収納用カートン - Google Patents

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Abstract

【課題】使用済みのカートンを容易に解体することができる衛生用紙収納用カートンを提供する。
【解決手段】本発明の衛生用紙収納用カートン1は、上面2、底面4、一対の側面6、及び一対の妻面8を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線14が形成されたカートン本体16を備え、カートン本体16に、底面4と一の側面6aとの稜線36aにおける両端点を起点a,a’とし、底面4に形成された起点a,a’を繋ぐ第1の解体用切込線44と、底面4と他の側面6bとの稜線における両端点を起点b,b’とし、底面4に形成された起点b,b’を繋ぐ第2の解体用切込線45と、が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は衛生用紙収納用カートンに関し、更に詳しくは、使用済みのカートンを容易に解体することが可能な衛生用紙収納用カートンに関する。
一般に、家庭やオフィス等で広く使われているティシュペーパーは、概ね直方体の箱(以下、「カートン」ともいう)の内部空間に収納された形で市販されている(例えば、特許文献1及び2参照)。使用者は、ティシュペーパーを使用するに際し、箱の一面(通常は箱の上面)に設けられている所定形状のミシン目(取出口形成用切込線)を切り離すことによって、箱に細長い取出口を形成することができる。
例えば、特許文献1には、上記したカートンとして、図13に示すようなティシュペーパー収納箱120が開示されている。このティシュペーパー収納箱120は、取出口124を有する上面121(天板)と、底面122(底板)と、一対の側面123(側板)とを備えている。上面121と底面122との一方の端縁には、一対の外フラップ125a,125bが折り曲げ線126a,126bを介して連接されており、他方の端縁も同様に一対の外フラップ125a,125bが折り曲げ線126a,126bを介して連接されている。この外フラップを接着剤gによって接着させることによりカートンの妻面が形成されている。
このティシュペーパー収納箱120を使用後に廃棄する際には、妻面にある外フラップ125bを、円弧状の解体用ミシン線128に沿って押し破り、挿入した指で外フラップ125aを内側から外側に向かって引張ることによって、外フラップ125aを外フラップ125bから引き剥がして解体を行うことができる。
また、このようなカートンとしては、例えば、予め、取出口を被覆するポリエチレンフィルム等のウインドウフィルムが箱の内側から貼着され、このウインドウフィルムの中央部に直線状のスリットが形成されたものが提案されている。使用者は、このウインドウフィルムのスリットを通して、内部空間に収納されたティシュペーパーを外部へ引き出して使用することができる。
ところで、1997年から「容器リサイクル法」が本格施行され、容器包装の廃棄物について、消費者の分別排出、自治体の分別収集、事業者のリサイクル責任が明確にされた。これを契機として、近年、循環型経済社会の構築に向けた動きが加速度的に進行しつつある。ティシュペーパー、キッチンペーパー等の衛生用紙の使用済みカートンについても、消費者に対して、上記したようなウインドウフィルムをカートン本体から引き剥がし、分別して廃棄することが求められている。
このようなことから、例えば、上面(天面板)に、ウインドウフィルムを上面の一部と一緒に切り取り可能な分離用ミシン目が形成されたカートン(包装箱)が開示されている(例えば、特許文献3参照)。このようなカートンは、上記した分離用ミシン目によって、取出口を被覆するウインドウフィルムごと上面の一部を切り離すことができる。
また、ティシュペーパーのカートンとしては、使用後のカートンをごみ入れ等の容器として使用することができるように、取出口を形成するための取出口形成用切込線の外周に、拡大孔穿孔用破断線が刻設されたカートン等が提案されている(例えば、特許文献4及び5参照)。
特開2002−29580号公報 特開2003−292070号公報 特開2000−281155号公報 実公昭61−147771号公報 実公昭59−6996号公報
特許文献1及び2のカートンにおいては、妻面を形成する外フラップを切り離して妻面を開放させることは容易であるが、例えば、上記のウインドウフィルム等をカートンから引き剥がす際には、底面と側面との稜線(以下、「底面−側面稜線」ということがある)や、底面と側面と接合している接合代(側面接合代)を破いてカートンを展開しなければならず、例えば、年配者、子供、女性のような力の弱い者には、カートンの解体が困難であるという問題があった。
また、このようなカートンの底面−側面稜線又は側面接合代を破いてカートンを展開する場合には、側面接合代が配置される部位の紙材料の厚さが厚くなっているため、また、解体を行う者の個人差により、一対の妻面のうちのどちらの妻面側から破くかによって、破り易さ(即ち、解体し易さ)に差異が生じることがある。通常、カートンの妻面を開放させる際には、側面接合代の位置を確認してから、開放させる妻面を決めることはないため、例えば、破り難い側の妻面を開放させてしまい、カートンを解体する手間が増加してしまうという問題もあった。
一方、特許文献3のカートンは、上面の一部をウインドウフィルムとともにミシン目によって切り離すことができるため、ウインドウフィルムの引き剥がしがある程度は容易にはなるものの、上面の一部がカートンから完全に切り離されるものであるため、廃棄する紙材の点数が増えてしまい、廃棄の手間が増加してしまう。
また、特許文献4及び5のカートンは、使用済みのカートンを廃棄する方法については何ら考慮されておらず、カートンの解体が困難であるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、使用済みのカートンを容易に解体することが可能な衛生用紙収納用カートンを提供する。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意検討した結果、カートン本体に、底面と一の側面との稜線における端点を起点a,a’とし、前記底面に形成された前記起点a,a’を繋ぐ第1の解体用切込線と、前記底面と他の側面との稜線における端点を起点b,b’とし、前記底面に形成された前記起点b,b’を繋ぐ第2の解体用切込線と、を形成することによって、上記課題を達成することが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明によれば、以下に示す衛生用紙収納用カートンが提供される。
[1] 上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、前記衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線が形成されたカートン本体を備え、前記カートン本体に、前記底面と一の側面との稜線における両端点を起点a,a’とし、前記底面に形成された前記起点a,a’を繋ぐ第1の解体用切込線と、前記底面と他の側面との稜線における両端点を起点b,b’とし、前記底面に形成された前記起点b,b’を繋ぐ第2の解体用切込線と、が形成されている衛生用紙収納用カートン。
[2] 前記第1の解体用切込線及び/又は前記第2の解体用切込線は、前記起点からの少なくとも一部分が曲線状に形成されたものである前記[1]に記載の衛生用紙収納用カートン。
[3] 前記妻面が、前記上面の端縁から稜線を介して延出された上面外フラップと、前記底面の端縁から稜線を介して延出された底面外フラップとが接合されて形成されており、前記底面外フラップは、その先端に前記上面外フラップとの接合代が付設され、その接合代と前記底面外フラップとの間には第3の解体用切込線が形成されており、前記底面には、前記底面と一の妻面との稜線上における二点c,dを繋ぐ押込み用切込線が形成され、前記底面外フラップには、前記二点c,dを起点とし、前記第3の解体用切込線に達する第4の解体用切込線が形成されている前記[1]又は[2]に記載の衛生用紙収納用カートン。
[4] 一対の前記側面のそれぞれの端縁から稜線を介して延出された内フラップを更に備え、前記内フラップが妻面側に折り曲げられて、その表面に、前記底面外フラップと前記上面外フラップとが順次折り重ねられて接合されており、前記内フラップは、その表面の一部が突出した突出部を有し、前記突出部は、前記内フラップの表面に重ねられた前記底面外フラップの前記接合代に直線状に配置され、前記底面外フラップの前記接合代と前記内フラップの前記突出部とが、前記上面外フラップに対する接合部を形成している前記[3]に記載の衛生用紙収納用カートン。
[5] 前記取出口を前記カートン本体の内側から被覆するように配置され、前記衛生用紙を取り出すためのスリットが形成されたウインドウフィルムを更に備えた前記[1]〜[4]のいずれかに記載の衛生用紙収納用カートン。
本発明の衛生用紙収納用カートンは、使用済みのカートンを容易に解体することができる。このため、例えば、年配者、子供、女性のような力の弱い者であってもカートンを容易に解体することができる。また、本発明の衛生用紙収納用カートンは、簡単に一枚の平面状にまで展開することができるため、例えば、カートン本体の内側に貼り付けられたウインドウフィルムを容易に引き剥がすことができ、分別廃棄を容易に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施形態に対し適宜変更、改良等が加えられたものも本発明の範囲に属することが理解されるべきである。
[1]衛生用紙収納用カートン:
本発明の衛生用紙収納用カートンは、例えば、図1及び図2に示す衛生用紙収納用カートン1のように、上面2、底面4、一対の側面6(6a,6b)、及び一対の妻面8を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、上記した上面2に、前記衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線14が形成されたカートン本体16を備えたものであり、カートン本体16に、底面4と一の側面6aとの稜線36(36a)における両端点を起点a,a’とし、底面4に形成された前記起点a,a’を繋ぐ第1の解体用切込線44と、底面4と他の側面6bとの稜線36(36b)における両端点を起点b,b’とし、底面4に形成された前記起点b,b’を繋ぐ第2の解体用切込線45と、が形成されている衛生用紙収納用カートン1である。
ここで、図1は、本発明の衛生用紙収納用カートンの一の実施形態を示す斜視図であり、カートン本体の底面を上に向けた図であり、図2は、本発明の衛生用紙収納用カートンの一の実施形態を示す斜視図であり、カートン本体の上面を上に向けた図である。
このような衛生用紙収納用カートンは、例えば、年配者、子供、女性のような力の弱い者であっても、使用済みのカートンを容易に解体することができる。また、本発明の衛生用紙収納用カートンは、カートンの底面と一方の側面とを切り離して一枚の平面状にまで簡単に展開することができるため、例えば、カートン本体の内側にウインドウフィルムが貼り付けられている場合には、このウインドウフィルムを容易に引き剥がすことができ、分別廃棄を容易に行うことができる。
また、本発明の衛生用紙収納用カートンは、底面と一対の側面との各稜線(以下、「底面−側面稜線」ということがある)における両端点から、二本の解体用切込線が形成されているため、例えば、一対の妻面のうち無作為に一方の妻面のみを開放させた場合であっても、底面と側面とを接合する接合代の位置によらず、カートンの解体を簡単に行うことができる。また、解体を行う者(以下、「解体者」ということがある)の利き手や、個人差によらず、どちらの方向からでも簡単に解体を行うことができる。
[1−1]カートン本体:
「カートン本体」とは、上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、前記衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線が形成された箱体である。
[1−1A]箱状:
「箱状」とは、上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成される形状である。このような形状としては、例えば、直方体状、立方体状等の六面体状を挙げることができる。これらの形状では、上面と底面、一の側面と他の側面、一の妻面と他の妻面が対向するように平行に配置される。これらの形状の中では、直方体状が好ましい。例えば、図1及び図2に示す衛生用紙収納用カートン1は、カートン本体16の側面6側を長辺、妻面8側を短辺とする直方体状にカートン本体16を構成した例である。なお、これらの形状において、二つの面の稜線部分を面取りしたものも、本明細書にいう「箱状」に含まれる。
「カートン本体」は、例えば、紙材料等からなる展開型のカートンを折り曲げることによって、上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に形成される。図3に示す展開型のカートン100は、一枚の紙材料によって、折り曲げ線を介して上面2、底面4、一対の側面6が形成されており、側面6の端縁からは、折り曲げ線を介して内フラップ26が延出されている。
また、上面2の端縁からは、折り曲げ線を介して上面外フラップ28が延出されており、これと同様に、底面4の端縁からは、折り曲げ線を介して底面外フラップ30が延出されている。更に、底面4の一の側縁部からは、折り曲げ線を介して、側面接合代32が延出されており、底面外フラップ30の先端には上面外フラップ28との接合代である妻面接合代34が付設されている。このような展開型のカートン100は、各折り曲げ線を折り曲げ、側面接合代32と側面6aを接合した後、妻面接合代34と上面外フラップ28を接合することで、一対の妻面8(図1参照)を形成することができる。こうすることにより、展開型のカートン100を、図1及び図2に示すような衛生用紙収納用カートン1とすることができる。
本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、上記したように底面と一の側面との稜線における両端点を起点a,a’とし、前記底面に形成された前記起点a,a’を繋ぐ第1の解体用切込線と、前記底面と他の側面との稜線における両端点を起点b,b’とし、前記底面に形成された前記起点b,b’を繋ぐ第2の解体用切込線と、が形成されている。
このようなカートンは、使用後の空のカートンを廃棄する際に、側面と底面を切り離すことによって、カートンを容易に解体することが可能である。このため、取出口をカートン本体の内側から被覆するように配置され、衛生用紙を取り出すためのスリットが形成されたウインドウフィルムを更に備えたカートンを廃棄する際には、ウインドウフィルムの引き剥がしが容易になる。このため、カートンの解体、ウインドウフィルムの引き剥がしという一連の操作が一層容易かつ簡便なものとなる。
例えば、図1及び図2に示す衛生用紙収納用カートン1は、カートン本体16を、底面4と一の側面6aとの稜線36aにおける両端点を起点a,a’とし、底面4に形成された第1の解体用切込線44と、底面4と他の側面6bとの稜線36bにおける両端点を起点b,b’とし、底面4に形成された第2の解体用切込線45と、が形成されたものとした例である。
また、本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、上面の端縁から稜線を介して延出された上面外フラップと、底面の端縁から稜線を介して延出された底面外フラップとが接合されて妻面が形成されていることが好ましい。なお、上記した上面外フラップと底面外フラップとによって妻面が形成されている場合には、底面外フラップは、その先端に上面外フラップとの接合代(妻面接合代)が付設されていることが更に好ましい。
更に、上記したように、底面外フラップの先端に上面外フラップとの妻面接合代が付設されている場合には、その妻面接合代と底面外フラップとの間には第3の解体用切込線が形成されており、且つ底面には、底面と一の妻面との稜線上における二点を繋ぐ押込み用切込線が形成され、底面外フラップには、上記二点を起点とし、第3の解体用切込線に達する第4の解体用切込線が形成されていることが更に好ましい。
このように第3の解体用切込線、押込み用切込線、及び第4の解体用切込線(以下、これらの切込線を「妻面解体用切込線」ということがある)が形成された衛生用紙収納用カートンは、側面と底面を切り離すのみならず、妻面を形成している上面外フラップと底面外フラップとを切り離すことができる。従って、カートンを更に容易に解体して平面状に展開することができ、年配者、子供、女性のような力の弱い者であっても容易にカートンを解体することが可能となる。即ち、本発明の衛生用紙収納用カートンの第1の解体用切込線及び第2の解体用切込線の構成と相俟って、衛生用紙収納用カートンの解体を更に容易に行うことができるようになる。
例えば、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、上面2の端縁から稜線を介して延出された上面外フラップ28と、底面4の端縁から稜線を介して延出された底面外フラップ30とを備えている。そして、底面外フラップ30は、その先端に上面外フラップ28との接合代である妻面接合代34が付設され、上面外フラップ28と底面外フラップ30とは妻面接合代34を介して接合されて妻面8が形成されており、その妻面接合代34と底面外フラップ30との間には第3の解体用切込線46が形成されている。また、カートン本体16の底面4には、底面4と一の妻面8との稜線上における二点c,dを繋ぐ押込み用切込線48が形成され、底面外フラップ30には、二点c,dを起点とし、第3の解体用切込線46に達する第4の解体用切込線50が形成されている例である。
図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、例えば、図4及び図5に示すような方法により解体することができる。図4に示すように、まず、少なくとも一方の妻面8を開放させる。具体的には、押込み用切込線48(図1参照)の内側部分を親指で押圧して押し破ると、これに伴って第4の解体用切込線50(図1参照)及び第3の解体用切込線46(図1参照)も破断され、上面外フラップ28と底面外フラップ30とを切断することができる。
次いで、開放された妻面側から、第1の解体用切込線44(図1参照)又は第2の解体用切込線45(図1参照)のうち、解体者が破断させ易い方の切込線(図4においては、第1の解体用切込線44)を破断させて底面4と側面6とを切断することができる。
こうすることにより、上面外フラップ28、底面外フラップ30、側面6及び底面4を外側に向かって切り開くことができ、図5に示すように、衛生用紙収納用カートン1を平面状に展開させた状態に解体することができる。この状態であれば、ウインドウフィルム20を極めて容易に引き剥がすことが可能である。
なお、図4においては、まず、一対の妻面の両方を開放させ、その後、解体者が破断させ易い方の切込線(第1の解体用切込線44)を破断させて底面4と側面6aとを切断する方法を示しているが、例えば、図6に示すように、まず、一対の妻面のうちの一方のみを上記した方法と同様にして開放させ、その後、解体者の一方の手(主に、利き手とは反対側の手)で破断させる切込線(第1の解体用切込線44及び第2の解体用切込線45のうちの一方の切込線であり、図6においては、第1の解体用切込線44)に近い側の側面6を掴んでカートン本体1を固定し、もう一方の手(主に、利き手)で第1の解体用切込線44近傍の底面4を掴み、掴んだ底面4を手前に引き寄せるようにして第1の解体用切込線44を破断させる。その後、開放されていない側の妻面を開放させることによって、衛生用紙収納用カートンを平面状に展開させた状態に解体することができる。なお、この第1の解体用切込線と第2の解体用切込線とは、カートン本体の底面に形成されているため、使用中に誤って切込線が破断されるようなことはない。
また、図示は省略するが、例えば、第1の解体用切込線と第2の解体用切込線との両方の切込線を破断させることによって衛生用紙収納用カートンの解体を行ってもよい。この場合には、例えば、まず、上記方法と同様に、少なくとも一方の妻面を開放させる。次に、開放された妻面側の底面外フラップを掴み、この底面外フラップを手前に引き寄せるようにして、第1の解体用切込線及び第2の解体用切込線の両方を破断させて、カートン本体から底面を引き剥がしてカートンを解体する。
本発明の衛生用紙収納用カートンは、上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面によって区画された内部空間が形成される。この内部空間は、衛生用紙を収納するための空間である。この内部空間に収納する衛生用紙の種類について特に制限はなく、例えば、ティシュペーパー(顔ふき紙、化粧紙等と呼ばれるもの)、ちり紙、ペーパータオル(キッチンペーパー等)、トイレットペーパー(ロールを除く)、ワッティング(紙綿)等の使い捨て紙(例えば、紙パルプ技術便覧第5版、第459頁参照、1992年1月30日発行、紙パルプ技術協会編集・発行)等を挙げることができる。
中でも、一の衛生用紙が折り畳まれ、その折り返し部分に他の衛生用紙が挟み込まれた状態で折り畳まれることによって、複数枚の衛生用紙が連続的に積層された衛生用紙束を前記内部空間に収納することが好ましい。このような積層構造の衛生用紙は、最上層の衛生用紙を取り出すことにより、これに挟み込まれていた次層の衛生用紙の一部が取出口から突出し、衛生用紙の取出しが容易なものとなる利点がある(いわゆるポップアップ方式)。
本発明の衛生用紙収納用カートンを構成する材質について特に制限はない。但し、箱体を折り曲げ形成する都合上、厚紙等の紙材料を構成材料とすることが好ましい。一般に、これらの紙材料としては、例えば、木材パルプ、古紙等を原料として製造されたものを好適に用いることができる。
[1−2]第1の解体用切込線、及び第2の解体用切込線:
第1の解体用切込線は、カートン本体の底面と一の側面との稜線における両端点を起点a,a’とし、底面に形成された解体用の切込線であり、第2の解体用切込線は、カートン本体の底面と他の側面との稜線における両端点を起点b,b’とし、底面に形成された解体用の切込線である。
なお、本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、第1の解体用切込線、及び第2の解体用切込線は、上記した各稜線の両端点をそれぞれの起点とし、底面に形成されたものであれば、その形状について特に制限はないが、前記起点からの少なくとも一部分が曲線状に形成されたものであることが好ましい。
衛生用紙収納用カートンを解体する際には、少なくとも一方の妻面を開放させた後、解体者の一方の手で破断させる切込線に近い側の側面を掴み、もう一方の手で切込線近傍の底面を掴んで、この掴んだ底面を手前に引き寄せるようにして上記切込線を破断させる。
このようにして切込線を破断させる際には、解体者の手首の動きにより、切込線を境にして、手前(解体者側)に引き寄せられる底面が僅かに捩れるような応力が発生する。このため、切込線の起点から所定の範囲においては、切込線の形状を直線状とするよりも、上記した底面が捩れるような応力が有効に作用するように、起点からの少なくとも一部分の切込線を曲線状とすることが好ましい。このように構成することによって、外部から加えられる応力を切込線に沿うように誘導することができ、切込線から逸れることなく良好に切込線を破断させることができる。
例えば、図1に示す衛生用紙収納用カートン1においては、第1の解体用切込線44及び第2の解体用切込線45のうちの少なくとも一方が、それぞれの起点からの一定範囲までが曲線状であり、その中間部分については直線状の切込線によって構成された例を示している。
上記したように、第1の解体用切込線及び第2の解体用切込線のうちの少なくとも一方は、それぞれの起点からの一定範囲までを曲線状とし、その中間部分については直線状としたものであってもよいが、例えば、一方の起点から他方の起点を繋ぐ全ての部分が円弧状の曲線によって構成されたものであってもよい。例えば、図7に示す衛生用紙収納用カートン1においては、第1の解体用切込線44が、底面4と一の側面6aとの一の底面−側面稜線36aにおける両端点を起点a,a’とし、前記起点a,a’を繋ぐ円弧状の曲線によって構成されたものであり、第2の解体用切込線45が、底面4と他の側面6bとの他の底面−側面稜線36bにおける両端点を起点b,b’とし、前記起点b,b’を繋ぐ円弧状の曲線によって構成されたものである。ここで、図7は、本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す斜視図であり、カートン本体の底面を上に向けた図である。なお、図7において、図1に示す衛生用紙収納用カートンの各要素と同様に構成されているものについては、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、本発明の衛生用紙収納用カートンにおける第1の解体用切込線及び第2の解体用切込線のうちの少なくとも一方は、上記した稜線(底面−側面稜線)における両端点を起点とし、これらの起点を繋ぐように、カートン本体の底面に形成されているものであれば、一以上の折れ曲がり点を有する直線状の切込線であってもよい。
例えば、図8に示す衛生用紙収納用カートン1においては、第1の解体用切込線44と第2の解体用切込線45が、二つの折れ曲がり点を有する直線状の切込線の場合の例を示している。この切込線44,45は、底面−側面稜線が下底となるような台形形状の切込線である。ここで、図8は、本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す斜視図であり、カートン本体の底面を上に向けた図である。なお、図8において、図1に示す衛生用紙収納用カートンの各要素と同様に構成されているものについては、同一の符号を付して説明を省略する。
また、図示は省略するが、第1の解体用切込線及び第2の解体用切込線のうちの少なくとも一方は、上記した底面−側面稜線における両端点を起点とし、これらの起点を繋ぐように、底面−側面稜線上に形成されていてもよいし、また、この底面−側面稜線に隣接するように底面上に形成されていてもよい。
また、このような第1の解体用切込線や第2の解体用切込線は、直線状の切れ目(スリット)であってもよいし、部分的につながりを有するミシン目状のものであってもよい。また、包装業界でジッパーと呼称されている切れ目が鉤形に屈曲した開封用破断線(包装産業の周知・慣用技術集第281頁参照、昭和53年12月20日特許庁発行)や、二重線のミシン目であってもよい。例えば、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、一定の長さ間隔の切れ目(スリット)によって構成された切込線によって第1の解体用切込線44及び第2の解体用切込線45が構成された例を示している。
第1の解体用切込線、及び第2の解体用切込線の他の例としては、図9に示すように、例えば、第1の解体用切込線44を、外側ミシン目44aと、前記外側ミシン目44aの内側(底面4の中央側)に位置して前記外側ミシン目44aの少なくとも一部に沿うように形成された内側ミシン目44bと、により構成される二重ミシン目とし、内側ミシン目44bのカット部が、前記外側ミシン目44aのカット部よりも短くなるように形成された切込線を挙げることができる。なお、図9においては、第2の解体用切込線45も、外側ミシン目45aと、外側ミシン目45aの少なくとも一部に沿うように形成された内側ミシン目45bと、により構成される二重ミシン目とし、内側ミシン目45bのカット部が、前記外側ミシン目45aのカット部よりも短くなるように形成された例を示している。
また、第1の解体用切込線、及び第2の解体用切込線の更に他の例としては、図10に示すように、第1の解体用切込線44を、外側ミシン目44aと、前記外側ミシン目44aの内側(底面4の中央側)に位置する内側ミシン目44bと、により構成される二重ミシン目とし、それぞれのカット部の位置をずらして、又は若干の重ね代を持たせるようにして千鳥状に配置して、それぞれのカット部を交互に行き来しながら切込線が破断されるような構成としてもよい。なお、図10においては、外側ミシン目44aのカット部よりも、内側ミシン目44bのカット部の長さを短くした例を示しているが、それぞれのカット部の長さが同じになるようにしてもよい。図10においては、第2の解体用切込線45も、第1の解体用切込線44と同様に、外側ミシン目45aと内側ミシン目45bとにより構成される二重ミシン目とした例を示している。
ここで、図9及び図10は、本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す平面図であり、カートン本体の底面を示す図である。なお、図9及び図10において、図1に示す衛生用紙収納用カートンの各要素と同様に構成されているものについては、同一の符号を付して説明を省略する。
また、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1においては、第1の解体用切込線44と第2の解体用切込線45とが、一方の側面6a側と他方の側面6b側とで対称となるように構成されたもの、即ち、切込線の全体形状が第1の解体用切込線44と第2の解体用切込線45とで対称となり、それぞれの切込線のミシン目の形状やカット部の長さについても、第1の解体用切込線44と第2の解体用切込線45とが同じになるように構成された例を示しているが、例えば、第1の解体用切込線と第2の解体用切込線とがそれぞれ異なる形状であってもよいし、また、それぞれの切込線のミシン目の形状やカット部の長さが異なるように構成されたものであってもよい。
例えば、図11は、第1の解体用切込線44のミシン目のカット部の長さを、第2の解体用切込線45のミシン目のカット部の長さよりも短くした例を示している。通常、衛生用紙収納用カートンは、図11に示すような展開型のカートン100を用いて、その底面4と一方の側面6(図11においては、側面6a)とを、底面4から延出された接合代(側面接合代32)によって接合することによって角筒状に組み立てられている。このような側面接合代32が配置される部位は、部分的に紙材料の厚さが厚くなっており、側面接合代32が配置される側の稜線(図11においては、底面−側面稜線36a)近傍は、カートンの構造強度が高くなっている。
解体用切込線を破断させる場合には、カートンの構造強度が高い方が破断が容易である。例えば、カートンの構造強度が低いと、切込線を破断させるために応力を加えた際に、切込線周辺の紙材料が変形してしまうことがあり、応力が分散してしまう。カートンの構造強度が高い場合には、紙材料が変形し難く、応力が分散しないため、より小さな力で切込線を破断させることができる。
このため、上記したように、第1の解体用切込線と第2の解体用切込線とを異なる構成とする場合には、接合代が延出されている側の稜線の両端点を起点とする切込線を比較的破断させ難い構成とし、一方、底面と側面とが、展開型のカートンの状態で折り曲げ線を介して連続している側の稜線の両端点を起点とする切込線をより破断させ易い構成とすることが好ましい。
図11においては、底面4から側面接合代32が延出されている側の第1の解体用切込線44のミシン目のカット部の長さを短くし、第2の解体用切込線45のミシン目のカット部の長さを、第1の解体用切込線44と比較して長くなるようにした例を示している。ここで、図11は、本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す図であり、衛生用紙収納用カートンを組み立てる前の展開型のカートンを示す平面図(衛生用紙収納用カートンの展開図)である。
また、本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、上記した第1の解体用切込線と、第2の解体用切込線とが、カートン本体の底面に形成されていることに加えて、第1の解体用切込線や第2の解体用切込線と同様な形状の、第5の解体用切込線及び第6の解体用切込線がカートン本体の上面に形成されていてもよい。
例えば、図12に示すように、カートン本体の上面2に、この上面2側を解体するための、第5の解体用切込線64及び第6の解体用切込線65が形成された展開型のカートン100を用いて衛生用紙収納用カートンを組み立ててもよい。
第5の解体用切込線64は、カートン本体(展開型のカートン100)の上面2に形成され、上面2と一の側面6aとの稜線66(上面−側面稜線66a)における両端点を起点e,e’とし、この起点e,e’を繋ぐ切込線である。また、第6の解体用切込線64は、カートン本体(展開型のカートン100)の上面2に形成され、上面2と他の側面6bとの稜線66(上面−側面稜線66b)における両端点を起点f,f’とし、この起点f,f’を繋ぐ切込線である。ここで、図12は、本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す図であり、衛生用紙収納用カートンを組み立てる前の展開型のカートンを示す平面図(衛生用紙収納用カートンの展開図)である。
このように構成することによって、衛生用紙収納用カートンの上面に形成された第5の解体用切込線や第6の解体用切込線を用いてカートンの解体を行うことが可能となり、解体者の利き手や、個人差によらず、どちらの方向からでも簡単に解体を行うことができる。
[1−3]妻面の構成:
上記したように、本発明の衛生用紙収納用カートンは、上面の端縁から稜線を介して延出された上面外フラップと、底面の端縁から稜線を介して延出された底面外フラップとが接合されて妻面が形成されていることが好ましい。こうすることにより、一枚の展開型のカートンから、図1及び図2に示すような衛生用紙収納用カートン1を簡便に組み立てることができる。
このように構成された妻面においては、底面外フラップの先端に上面外フラップとの接合代が付設されたものとすることによって、展開型のカートンの組み立て時における上面外フラップと底面外フラップとの接合に用いる接着剤の量を削減することができる。
更に、使用済みの衛生用紙収納用カートンを解体する際には、まず、この妻面を構成する上面外フラップと底面外フラップとを切り離して妻面側を開放させると、その後の解体作業が容易となる。このため、本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、その接合代と底面外フラップとの間には第3の解体用切込線が形成されており、底面には、この底面と一の妻面との稜線上における二点c,dを繋ぐ押込み用切込線が形成され、底面外フラップには、上記二点c,dを起点とし、第3の解体用切込線に達する第4の解体用切込線が形成されているものであることが好ましい。
このように構成することによって、上記した妻面解体用切込線(押込み用切込線、第3の解体用切込線、及び第4の解体用切込線)を破断するだけで、例えば、上面外フラップと底面外フラップとを強固に接着している接着剤を引き剥がすことなく、上面外フラップと底面外フラップとを切り離して妻面側を開放させることができる。このため、例えば、年配者、子供、女性のような力の弱い者であっても容易に妻面を開放させることができる。
このような妻面解体用切込線(押込み用切込線、第3の解体用切込線、及び第4の解体用切込線)は、これまでに説明した第1の解体用切込線や第2の解体用切込線と同様に、従来公知の破断線によって形成することができる。なお、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1においては、押込み用切込線48を、外側ミシン目と、前記外側ミシン目の内側に位置して前記外側ミシン目の少なくとも一部に沿うように形成された内側ミシン目と、により構成される二重ミシン目とし、内側ミシン目のカット部が、前記外側ミシン目のカット部よりも短くすることによって形成されており、第3の解体用切込線46及び第4の解体用切込線50を一重のミシン目によって形成した例を示している。
また、本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、一対の前記側面のそれぞれの端縁から稜線を介して延出された内フラップを、更に備え、前記内フラップが妻面側に折り曲げられて、その表面に、底面外フラップと上面外フラップとが順次折り重ねられて接合されて妻面が形成されていることが好ましい。
更に、このような内フラップは、その表面の一部が突出した突出部を有し、この突出部は、内フラップの表面に重ねられた底面外フラップの接合代に直線状に配置され、底面外フラップの接合代と内フラップの突出部とが、上面外フラップに対する接合部を形成していることが好ましい。
従来、このような内フラップを備えた衛生用紙収納用カートンにおいては、底面外フラップと上面外フラップとの一部を重なり合うようにして接合させて妻面を形成する際に、上面外フラップの裏面に付着させた接着剤によって底面外フラップ(具体的には、底面外フラップの接合代)とともに内フラップを接合させて妻面を形成している。しかし、この方法では、底面外フラップの厚み分だけ、内フラップと底面外フラップとに段差ができてしまい、内フラップが上面外フラップにしっかりと接合されないことがあった。
上記したように、内フラップに突出部を形成することによって、内フラップと底面外フラップとの段差を少なくし、更に、底面外フラップの接合代と内フラップの突出部とが直線状に配置されるように構成することによって、底面外フラップの接合代から内フラップの突出部にかけて一直線に接着剤を付着させて、上面外フラップとの接合を良好に行うことが可能となる。なお、妻面を形成する際の接着剤の量を削減することも可能となる。
なお、図3においては、一対の側面6のそれぞれの端縁から稜線を介して延出された各内フラップ26がそれぞれ突出部56を有しており、この内フラップ26を妻面側に折り曲げ、折り曲げた内フラップ26の表面に底面外フラップ30を重ね合わせた際に、底面外フラップ30の接合代34に対して、それぞれの突出部56が直線状に配置されるように構成された例を示している。
なお、内フラップの突出部の厚さ(高さ)は、底面外フラップの厚さ(即ち、展開型のカートンを構成する紙材料の厚さ)と同程度とすることが好ましい。このように構成することによって、内フラップの突出部と底面外フラップの接合代との段差を無くすことができ、上面外フラップを、内フラップの突出部と底面外フラップの接合代との双方に強固に接合させることができる。
なお、このような内フラップの突出部は、例えば、カートン用紙(多層構造を有する厚紙)を所要の展開形状に打ち抜いて展開型のカートンを形成する際に、上記内フラップの突出部を形成する部位に凹凸を設けた抜き型を用いて、打ち抜き時の面圧によって、展開型のカートンと同時に形成することができる。
[1−4]取出口形成用切込線:
「取出口形成用切込線」とは、衛生用紙の取出口を形成するために、取出口の外周形状と一致するように形成された切込線である。使用者は、この取出口形成用切込線を破断することによって取出口を形成することができ、その取出口から衛生用紙を取り出すことが可能となる。
衛生用紙の取出口の外周形状について特に制限はなく、カートン本体や衛生用紙の形状に応じて適宜選択すればよい。但し、カートン本体として直方体状のものが多く用いられるため、その取出口の形状はカートン本体の長手方向に沿った横長形状とすることが好ましい。従って、取出口の外周形状としては、例えば、略長方形状、略長円形状、長楕円形状、菱形状、又は多角形状等の形状を挙げることができる。例えば、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、略長方形状の取出口形成用切込線14が形成されている例である。
取出口形成用切込線は、通常、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1のように、カートン本体16の上面2に形成されることが多いが、特にそのような制限があるわけではない。例えば、カートン本体の上面以外の他の面に形成されていてもよい。また、取出口形成用切込線は一の面のみに形成されていなければならないわけではなく、二以上の面(例えば、上面と底面)に形成されていてもよい。
なお、取出口形成用切込線によって包囲された部分(切取片となる部分)には、取出口形成用切込線の二点を繋ぐように、引剥がし用切込線が形成されていてもよい。このような切込線を形成することで、切取片の引き剥がしが容易となる利点がある。例えば、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、略長方形状の取出口形成用切込線14の端部側に、略U字状の引剥がし用切込線52が形成されている例である。
上記の取出口用切込線、引剥がし用切込線は、これまでに説明した第1の解体用切込線や第2の解体用切込線と同様に、従来公知の破断線によって形成することができる。例えば、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、取出口形成用切込線14のうち、引剥がし用切込線52より内側の部分を、二重線のミシン目とした例である。
また、本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、底面に一対の押上片を形成するための押上片形成用切込線を形成することも好ましい形態の一つである。カートン本体に収納された衛生用紙の残量が少なくなった際に、底面に形成された押上片形成用切込線を押圧して押し破り、カートン本体の内側に折り曲げることによって、一対の押上片を形成する。この押上片によって、カートン本体内部の衛生用紙が上面側に押し上げられるので、上面の取出口から衛生用紙の最後の一枚まで、安定してポップアップさせることが可能である。例えば、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、底面4の中央部にU字状の押上片形成用切込線54が一対形成された例である。なお、この押上片形成用切込線54は、外側ミシン目と、前記外側ミシン目の内側に位置して前記外側ミシン目の少なくとも一部に沿うように形成された内側ミシン目と、により構成される二重ミシン目とし、内側ミシン目のカット部が、前記外側ミシン目のカット部よりも短くすることによって形成されている。
[1−5]ウインドウフィルム:
本発明の衛生用紙収納用カートンは、取出口をカートン本体の内側から被覆するように配置され、衛生用紙を取り出すためのスリットが形成されたウインドウフィルムを更に備えたものであることが好ましい。
「ウインドウフィルム」とは、取出口をカートン本体の内側から被覆するように配置され、衛生用紙を取り出すためのスリットが形成されたフィルム材である。取出口の内側からウインドウフィルムを貼り付けると、外部の塵や異物から衛生用紙を保護することができる。また、衛生用紙を外部に取出す際に、ウインドウフィルムに形成されたスリット間の摩擦により、ポップアップした衛生用紙がカートンの内部に落ち込むことが防止され、衛生用紙を取出口から突出させた状態で保持することが可能となる。
[1−5A]フィルム:
「フィルム」とは薄膜状の部材である。その構成材料は特に制限されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリビニルアルコール等のプラスチック;グラシン紙、クラフト紙、ケント紙、インディア紙等の印刷用紙、書道用紙、包装紙、加工原紙等の紙;等を好適に用いることができる。また、上記プラスチックとしては、生分解性プラスチックを用いてもよい。
「生分解性プラスチック」とは、バクテリアをはじめとする微生物、或いは酵素等の作用によって分解されるプラスチックを意味する。具体的には、ポリグリコール酸、ポリ乳酸等のポリ(α−ヒドロキシ酸);ポリ(ε−カプロラクトン)、ポリ(β−プロキオラクトン)等のポリラクトン類;ポリ−3−ヒドロキシプロピオネート、ポリ−3−ヒドロキシブチレート、ポリ−3−ヒドロキシカプロレート、ポリ−3−ヒドロキシヘプタノエート、ポリ−3−ヒドロキシオクタノエート、ポリ−3−ヒドロキシバリレート、ポリ−4−ヒドロキシブチレート等のポリ(α−ヒドキシアルカノエート);ポリエチレンオキサレート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンアジペート、ポリエチレンアゼレート、ポリブチレンオキサレート、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンアジペート、ポリブチレンセバケート、ポリヘキサメチレンセバケート、ポリネオペンチルオキサレート等のグリコールとカルボン酸の縮重合体;等を挙げることができる。これらのプラスチックを構成する重合体は単独重合体に限られず共重合体であってもよい。また、生分解性に影響を与えない範囲で、ウレタン結合、アミド結合、エーテル結合等を有する重合体であってもよい。
上記フィルムには、透明フィルム、半透明フィルム、不透明フィルム、着色フィルムのいずれもが含まれる。また、文字や模様等が印刷されたフィルムであってもよい。また、フィルムの形状は、カートン本体の取出口を被覆することができる限りにおいて、どのような形状のものであってもよい。但し、取出口の形状として横長形状のものが汎用されることから、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1のように、長方形状のフィルムを用いることが好ましい。
更に、本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、ウインドウフィルムは、長方形状に構成され、その短辺方向への引っ張り強度に比して、その長辺方向への引っ張り強度が高いものであり、短辺が妻面に沿い、長辺が側面に沿うように、カートン本体の内側に貼り付けられていることが好ましい。
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の直鎖状ポリマーからなるプラスチックを一定方向に延伸した延伸フィルムにおいては、直鎖高分子を延伸方向に分子鎖が配向するため、延伸方向の引っ張り強度が強くなる。このような延伸フィルムをウインドウフィルムに使用した場合等には、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1のように、ウインドウフィルム20を長方形状に構成し、その短辺が妻面8に沿い、長辺が側面6に沿うように、カートン本体16の内側に貼り付けると、一の妻面8側から他の妻面8側に向かってウインドウフィルム20を引き剥がすことにより、ウインドウフィルム20が途中で破断されることなく、綺麗に剥がすことが可能となる。
[1−5B]スリット:
「スリット」とは、ウインドウフィルムを貫通する切れ目である。衛生用紙収納用カートン内に収納されたティシュペーパーをはじめとする衛生用紙は、このスリットを通してカートンの外部へ引き出される。例えば、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、ウインドウフィルム20の中央部に直線状のスリット18を形成した例である。
カートン本体とウインドウフィルムとは、接着部によって接着されている。即ち、ウインドウフィルムは、上記接着部によってカートン本体の内側に貼り付けられている。接着部は、ウインドウフィルムをカートン本体に貼り付けることができる限りにおいて、その形成方法は特に限定されるものではない。例えば、接着剤、両面テープ、熱融着等の方法によって、接着部を形成することができる。なお、接着部は着色されたものであってもよい。例えば、着色された接着剤等を用いて接着部を形成することによって、接着部の位置が容易に視認できるようになり、カートンの製造が容易になるという利点がある。
また、本発明の衛生用紙収納用カートンにおいては、接着部は取出口を包囲する環状に配置されていることが必要である。ここにいう「環状」とは、ある領域を区画するように、線が連続的に結ばれた形状を意味し、一の曲線が連続的に結ばれた形状のみならず、いくつかの直線が連続的に結ばれた形状も含む。具体的には、略長方形状、略長円形状、長楕円形状、長方形状、菱形状、又は多角形状等を挙げることができる。例えば、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1は、接着部22を取出口を包囲する長方形状に配置した例である。
[2]製造方法:
本発明の衛生用紙収納用カートンの製造方法を、図1〜図3に示す衛生用紙収納用カートン1の例により説明する。まず、衛生用紙収納用カートンを形成するための展開型のカートンを一枚の紙材料から切り出して形成する。この展開型のカートンは、図4に示すような展開型のカートン100であり、折り曲げ線を介して上面2、底面4、一対の側面6(6a,6b)が形成され、側面6の端縁からは、折り曲げ線を介して内フラップ26が延出されている。また、上面2の端縁からは、折り曲げ線を介して上面外フラップ28が延出されており、これと同様に、底面4の端縁からは、折り曲げ線を介して底面外フラップ30が延出されている。更に、底面4の一の側縁部からは、折り曲げ線を介して、側面接合代32が延出されており、底面外フラップ30の先端には上面外フラップ28との接合代である妻面接合代34が付設されている。
本発明の衛生用紙収納用カートンの製造方法においては、このような展開型のカートン100の底面に、展開型のカートン100を組み立てた際における底面4と一の側面6aとの稜線36aにおける両端点を起点a,a’とする第1の解体用切込線44と、底面4と他の側面6bとの稜線36bにおける両端点を起点b,b’とする第2の解体用切込線45とを形成する。
また、展開型のカートン100の上面2には、取出口の外周形状と一致するような取出口形成用切込線14を形成し、更に、必要に応じて、底面4の中央部に押上片形成用切込線54を形成し、また、妻面の解体を行うための切込線として、第3の解体用切込線46、押込み用切込線48、及び第4の解体用切込線50をそれぞれ形成する。また、内フラップ26の突出部56を形成する部位に凹凸を設けた抜き型を用いて、内フラップ26に突出部56を形成してもよい。
次に、この展開型のカートン100の取出口形成用切込線14を包囲する位置に、ウインドウフィルム20を接着するための接着剤を付着させる。更に、接着剤が乾燥する前に、予めスリット18が形成されたウインドウフィルム20を所定の位置に配置して貼り付ける。
その後、展開型のカートン100を折り曲げ線に沿って折り曲げ、側面6と底面4の側面接合代32とを重ね合わせ、その重なり部分を接着剤によって接着することによって妻面8側が開放された角筒状とする。次いで、角筒状の展開型のカートンの内部空間に衛生用紙が積層された衛生用紙束を装填する。更に、一対の内フラップ26を折り曲げ線に沿って折り曲げた後、上面外フラップ28と底面外フラップ30をその一部が互いに重なり合うように折り曲げ、その重なり部分を接着剤等によって接着することによって、一対の妻面8を形成する。このようにして、本発明の衛生用紙収納用カートン1を製造することができる。
本発明の衛生用紙収納用カートンは、ティシュペーパー、キッチンペーパー等のペーパータオル、シート状のトイレットペーパー、ワッティング(紙綿)等の衛生用紙を収納するためのカートンとして好適に用いることができる。
本発明の衛生用紙収納用カートンの一の実施形態を示す斜視図であり、カートン本体の底面を上に向けた図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンの一の実施形態を示す斜視図であり、カートン本体の上面を上に向けた図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンの一の実施形態の一例を示す図であり、衛生用紙収納用カートンを組み立てる前の展開型のカートンを示す平面図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンを解体する工程を示す斜視図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンを解体する工程を示す別の斜視図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンを解体する工程を示す別の斜視図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す斜視図であり、カートン本体の底面を上に向けた図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す斜視図であり、カートン本体の底面を上に向けた図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す平面図であり、カートン本体の底面を示す図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態を示す平面図であり、カートン本体の底面を示す図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態の一例を示す図であり、衛生用紙収納用カートンを組み立てる前の展開型のカートンを示す平面図である。 本発明の衛生用紙収納用カートンの他の実施形態の一例を示す図であり、衛生用紙収納用カートンを組み立てる前の展開型のカートンを示す平面図である。 従来のティシュペーパー収納箱を示す斜視図である。
符号の説明
1,110,120:衛生用紙収納用カートン、2:上面、4:底面、6:側面、8:妻面、14:取出口形成用切込線、16:カートン本体、18:スリット、20:ウインドウフィルム、22:接着部、26:内フラップ、28:上面外フラップ、30:底面外フラップ、32:接合代(側面接合代)、34:接合代(妻面接合代)、36,36a,36b:稜線(底面−側面稜線)、44:第1の解体用切込線、45:第2の解体用切込線、46:第3の解体用切込線、48:押込み用切込線、50:第4の解体用切込線、52:引剥がし用切込線、54:押上片形成用切込線、56:突出部、64:第5の解体用切込線、65:第6の解体用切込線、66,66a,66b::稜線(上面−側面稜線)、100:展開型のカートン、120:ティッシュペーパー収納箱、121:上面、122:底面、123:側面、124:取出口、125a,125b:外フラップ、126a,126b:折り曲げ線、128:解体用ミシン線、a,a’,b,b’,c,d,e,e’,f,f’:起点、g:接着剤。

Claims (5)

  1. 上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有する形状に折り曲げられ、これらの面によって区画された、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された箱状をなすとともに、前記衛生用紙の取出口を形成するための取出口形成用切込線が形成されたカートン本体を備え、
    前記カートン本体に、前記底面と一の側面との稜線における両端点を起点a,a’とし、前記底面に形成された前記起点a,a’を繋ぐ第1の解体用切込線と、前記底面と他の側面との稜線における両端点を起点b,b’とし、前記底面に形成された前記起点b,b’を繋ぐ第2の解体用切込線と、が形成されている衛生用紙収納用カートン。
  2. 前記第1の解体用切込線及び/又は前記第2の解体用切込線は、前記起点からの少なくとも一部分が曲線状に形成されたものである請求項1に記載の衛生用紙収納用カートン。
  3. 前記妻面が、前記上面の端縁から稜線を介して延出された上面外フラップと、前記底面の端縁から稜線を介して延出された底面外フラップとが接合されて形成されており、
    前記底面外フラップは、その先端に前記上面外フラップとの接合代が付設され、その接合代と前記底面外フラップとの間には第3の解体用切込線が形成されており、前記底面には、前記底面と一の妻面との稜線上における二点c,dを繋ぐ押込み用切込線が形成され、前記底面外フラップには、前記二点c,dを起点とし、前記第3の解体用切込線に達する第4の解体用切込線が形成されている請求項1又は2に記載の衛生用紙収納用カートン。
  4. 一対の前記側面のそれぞれの端縁から稜線を介して延出された内フラップを更に備え、前記内フラップが妻面側に折り曲げられて、その表面に、前記底面外フラップと前記上面外フラップとが順次折り重ねられて接合されており、
    前記内フラップは、その表面の一部が突出した突出部を有し、前記突出部は、前記内フラップの表面に重ねられた前記底面外フラップの前記接合代に直線状に配置され、前記底面外フラップの前記接合代と前記内フラップの前記突出部とが、前記上面外フラップに対する接合部を形成している請求項3に記載の衛生用紙収納用カートン。
  5. 前記取出口を前記カートン本体の内側から被覆するように配置され、前記衛生用紙を取り出すためのスリットが形成されたウインドウフィルムを更に備えた請求項1〜4のいずれかに記載の衛生用紙収納用カートン。
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