JP2012062093A - 衛生用紙収納箱 - Google Patents
衛生用紙収納箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012062093A JP2012062093A JP2010208138A JP2010208138A JP2012062093A JP 2012062093 A JP2012062093 A JP 2012062093A JP 2010208138 A JP2010208138 A JP 2010208138A JP 2010208138 A JP2010208138 A JP 2010208138A JP 2012062093 A JP2012062093 A JP 2012062093A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- sanitary paper
- surface portion
- top surface
- paper storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
【解決手段】衛生用紙の取出し口を有する頂面部1及びこれに対向する底面部2並びにこれら頂面部と底面部を連結する左右の側面部3、4からなり、前記左右の側面部の各端部それぞれに連接した一対の内フラップ8、8’、9、9’と前記頂面部及び底面部の各端部それぞれに連接した各一対の外フラップ6、6’、7、7’を備え、組み立て状態で前記各一対の内フラップの外側に、前記各一対の外フラップを重合する方体形状の衛生用紙収納箱において、前記左右の側面部と前記底面部又は前記頂面部により形成される角部にミシン目線10を配置した。
【選択図】図1
Description
さらに出願人は、収納箱底面部に、底面部の一方の端部と別の一方の端部とを結ぶ引き剥がし片を設けた衛生用紙収納箱について出願している。この引き剥がし片の1端あるいは両端には押し込み用切り抜き線が設けられており解体時の利便性には優れるが、製造工程において引き剥がし片周辺で収納箱の強度低下が認められ、特に高速での製造工程では収納箱の破断やつぶれが起きることがあった。また分離された引き剥がし片の回収が面倒などの点にも改善が要望されていた。
向には2〜5mm巾で接着され、短手方向には2〜5mm巾で間欠に接着されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載された衛生用紙収納箱である。
また本発明の第4は、取出口を有する頂面部とプラスチックフィルムが前記プラスチックフィルムの長側端および短側端に沿って接着され、前記プラスチックフィルムの4隅近傍では非接着としたことを特徴とする請求項1又は2に記載された衛生用紙収納箱である。
また、取出口を有する頂面部のプラスチックフィルムの接着が、長手方向には2〜5
mm巾で接着され、短手方向には2〜5mm巾で間欠に接着されることにより、紙とプラスチックフィルムとを容易に分離して廃棄することができる。あるいは、取出口を有する頂面部とプラスチックフィルムが前記プラスチックフィルムの長側端および短側端に沿って接着され、前記プラスチックフィルムの4隅では非接着とすることにより、プラスチックフィルムの4隅部がつまみ代となり、プラスチックフィルムが摘みやすくなると共に、初期および切離し時の抵抗が低減される。
また、本発明の衛生用紙収納箱においては、内フラップと外フラップを、特開2007-45525号公報や、特開2007-55683号公報に記載される方法で接合されると、更に解体が容易となり好ましい。
まず、全体の構成を図1の展開図により説明する。符号1、2は幅の広い長方形をした頂面部と底面部であり、3、4は幅の狭い長方形をした左右の側壁を形成する一対の側面部で、これらは折れ線を介して交互に連接されている。また、符号5は底面部2の一方の側縁に連接したカートン糊付け部分を示している。頂面部1と底面部2及び側面部3、4は、前記カートン糊付け部分5により角筒状の箱体に組立てるようになっている。符号6、6’、7、7’で示すものは、頂面部1と底面部2の両端縁に連接した上面側外フラップと下面側外フラップであり、8、8’、9、9’は側面部3、4の両端縁に連接した内フラップである。また、頂面部1と側面部3より形成される角部にはミシン目線10が配置される。また、頂面部1には収容する衛生用紙を取り出すことを目的とするミシン目12が設けられている。
まず、ティシュペーパー等を使用した後の収容箱の側面部の解体は解体用ミシン目14、14’の円弧状部15、15’に指または爪等を立てこれを突き破って下方に押し下げると当該側面部は解体用ミシン目14、14’に沿って破断されるが、解体用ミシン目14、14’を境とした上外フラップ6、6’の破断片は下外フラップ7、7’の外面に接着した状態で破断され、これに伴って下外フラップ7、7’と内フラップ8、9、8’、9’との接着も破壊され開かれる。このような場合、当該側面部の解体は一回の操作で終了することができる。
フラップの解体の操作の後引き続き角部に設けたミシン目線10を切り破る。このとき、図2に示すようにつなぎ部の短い方から切り破る方が初期の抵抗が小さく破断しやすい。つなぎ部の長さは、一方をd1=1.0mmとし、他方をd2=3.0mmとした。ミシン目線10は、頂面部1と側面部3より形成される角部だけでなく、頂面部1と側面部4との角部とに2本設けてもよく、底面部2と側面部3、4とで形成される角部にも設けてもよい。ミシン目線数を増やすことでミシン目位置に戸惑うことなく解体が容易となる。
この後、全体を図4のように広げるだけで、容易に取り出し口裏面のプラスチックフイルムを剥がし取ることができ、また収納箱を扁平にして廃棄することができる。フィルムは厚さ約40μのポリエチレン製であり、収納箱頂面部内面にフィルムの外周近傍に略長方形形状にて糊付けされる。図5に糊付けのパターンを示す。長辺側のプラスチックフィルム糊付け部21は連続する幅3mmで接着した。間欠であったり2mm未満の場合ではフィルム分離作業時にフィルムが破れ易く作業性が悪くなる。また短辺側のプラスチックフィルム糊付け部21’は間欠に幅3mmで糊付けすることにより、剥離開始の負荷が小さく剥がし易さを感じることが出来る。また、図6は糊付けの別の実施例であり、短辺部はドット状に接着される。また図7は、さらに別の実施例であり略長方形形状に糊付けされるが、長方形の各角部については接着されない。この場合にはプラスチックフィルムの4隅部が摘みやすくなると共に、初期および切離し時の抵抗が低減される。
これらフラップの解体、ミシン目の破断、フィルムの分離の作業は一連の手順を操作位置と方向を示すマークを番号等と共に収納箱に表示することにより、消費者が戸惑うことなくより容易に行うことができる。
2 底面部
3、4 側面部
5 カートン糊付け部
6、6’ 上面側外フラップ(上外フラップ)
7、7’ 下面側外フラップ(下外フラップ)
8、8’、9、9’ 内フラップ
10、ミシン目線
12 衛生用紙取り出し口形成用ミシン目線
14、14’ 側面部解体用ミシン目
15、15’ 側面部解体用ミシン目の円弧状部
18 外フラップの端縁部
20 プラスチックフィルム
21、21’ プラスチックフィルム糊付け部
A 衛生用紙収納箱
Claims (4)
- 衛生用紙の取出し口を有する頂面部及びこれに対向する底面部並びにこれら頂面部と底面部を連結する左右の側面部からなり、前記左右の側面部の各端部それぞれに連接した一対の内フラップと前記頂面部及び底面部の各端部それぞれに連接した各一対の外フラップを備え、組み立て状態で前記各一対の内フラップの外側に、前記各一対の外フラップを重合する方体形状の衛生用紙収納箱において、前記左右の側面部と前記底面部又は頂面部とにより形成される角部のいずれか、あるいは2以上の角部にミシン目線を配置したことを特徴とする衛生用紙収納箱。
- 前記角部に設けられる前記ミシン目線の両端には長さ0.8mm以上6mm以下のつなぎ部を有することを特徴とする請求項1に記載された衛生用紙収納箱。
- 取出口を有する頂面部内面とプラスチックフィルムの接着が、長手方向には2mm以上、
5mm以下の巾で連続に接着され、短手方向には2mm以上、5mm以下の巾で間欠に接
着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載された衛生用紙収納箱。 - 取出口を有する頂面部とプラスチックフィルムが前記プラスチックフィルムの長側端および短側端に沿って接着され、前記プラスチックフィルムの4隅では非接着としたことを特徴とする請求項1又は2に記載された衛生用紙収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010208138A JP5735771B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 衛生用紙収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010208138A JP5735771B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 衛生用紙収納箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012062093A true JP2012062093A (ja) | 2012-03-29 |
JP5735771B2 JP5735771B2 (ja) | 2015-06-17 |
Family
ID=46058224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010208138A Active JP5735771B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 衛生用紙収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5735771B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11263338A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-28 | Toppan Printing Co Ltd | シート状物用カートン |
JP2008247446A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Oji Nepia Kk | 衛生用紙収納用カートン |
JP2008273532A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Oji Nepia Kk | 衛生用紙収納用カートン |
JP2009046144A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Daio Paper Corp | 衛生薄葉紙収納箱 |
JP2009286447A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Daio Paper Corp | 家庭用薄葉紙収納箱 |
-
2010
- 2010-09-16 JP JP2010208138A patent/JP5735771B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11263338A (ja) * | 1998-03-13 | 1999-09-28 | Toppan Printing Co Ltd | シート状物用カートン |
JP2008247446A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Oji Nepia Kk | 衛生用紙収納用カートン |
JP2008273532A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Oji Nepia Kk | 衛生用紙収納用カートン |
JP2009046144A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Daio Paper Corp | 衛生薄葉紙収納箱 |
JP2009286447A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Daio Paper Corp | 家庭用薄葉紙収納箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5735771B2 (ja) | 2015-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220242641A1 (en) | Packaging made of cellulose material and opening method | |
JP3213993U (ja) | 箱用シート | |
JP2007153444A (ja) | 包装箱 | |
JP5679550B2 (ja) | 衛生用紙収納箱 | |
JP4772500B2 (ja) | 解体性に優れた衛生用紙包装箱 | |
JP4836600B2 (ja) | 衛生用紙収納用カートン | |
JP2006027648A (ja) | 積層紙類の包装容器とその製造方法 | |
JP2008127065A (ja) | 衛生用紙収納用カートン、衛生用紙入りカートン及びその製造方法 | |
JP5735771B2 (ja) | 衛生用紙収納箱 | |
JP4929030B2 (ja) | 衛生用紙収納用カートン | |
JP3212538U (ja) | 箱用シート | |
JP6039200B2 (ja) | 衛生薄葉紙収納箱 | |
JP6938821B2 (ja) | 衛生用紙収納箱 | |
JP5739227B2 (ja) | 包装用紙箱 | |
JP5859354B2 (ja) | 衛生薄葉紙収納箱 | |
JP2010285196A (ja) | 衛生用紙収納箱 | |
JP2008247446A (ja) | 衛生用紙収納用カートン | |
JP4870596B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP4758837B2 (ja) | 衛生用紙入りカートンの製造方法 | |
JP4913417B2 (ja) | 衛生用紙収納用カートン | |
JP5041270B2 (ja) | 紙カートン | |
JP4807616B2 (ja) | 紙カートン | |
JP6296643B2 (ja) | 家庭用薄葉紙製品 | |
EP4112489B1 (en) | Multiple package of packs of sheets, formed by a laminar material that forms a dispenser and laminar material for forming said package | |
JP2022128576A (ja) | 剥離可能な樹脂フィルム付きの包装容器及びブランクシート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130830 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20130830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150406 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5735771 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |