JP2007153444A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】一旦開封した蓋板を再び開閉することが容易で、またミシン目や開口部から外光が漏れ入ることがない包装箱を提供する。また、糊付け部分や前板の重なり部分が少なく材料費を節減することができる包装箱を提供する。
【解決手段】蓋板3の蓋板舌片4は、前板9に糊付けされる舌片糊付け部5と、引き代6と、蓋板舌片4の基部4bが舌片糊付け部5から分離されるように引き代6の基端6dから蓋板舌片4の側端4aまで破断誘導する一対の裂開部7とを有するとともに、舌片糊付け部5から分離された状態で、前板9の内側に差し込み可能に形成され、前板9は、前板9の内側に差し込まれた状態の蓋板舌片4の基部4bの略中央を露出させて外から接触可能な前板切り欠き部9dを備えた略矩形の一枚のシート材で構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、注射剤用個装箱などに採用される略直方体の包装箱に関するものである。
一般に、注射剤用個装箱などに採用される略直方体の包装箱として、箱本体と、この箱本体に対して開閉可能に設けられた蓋板とを備えたものが知られている。
このような包装箱においては、蓋板を箱本体に糊付けまたはテープ貼り等、封を施すことにより内容物が包装されるように構成されているが、蓋板を箱本体とは別の板材にして後付けするものとすると、重なり部分や舌片糊付け部が増えてしまうので、一般的には、蓋板は、箱本体の後板から延設されるようになっている。
例えば、特許文献1には、蓋板が箱本体の後板から延設される板材で構成された注射剤用個装箱の技術が開示されている。
この特許文献1の注射剤用個装箱では、蓋板は、箱本体の後板との連結部を折り目として、この折り目を軸にして箱本体に対して開閉可能に設けられている。
また蓋板の先端に蓋板舌片が延設され、この蓋板舌片が、前板の内面に重ね合わせて糊付けされるように構成されている。
特開2000−217910号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された注射剤用個装箱では、一旦前板の上部を押し破って開封した蓋板に、前板の上部が糊付けされたままの状態になるので、蓋板を再び開閉することが容易でなかった。
また、前板の上部に設けられたミシン目から外光が漏れて内容物が外光に曝されるという問題や、前板の上部に開けられた開口部が大きくなるので、蓋板舌片を前板の内面に重ね合わせて包装箱を再び閉めた状態にしても、この開口部から外光が漏れて内容物が外光に曝されるという問題があった。
さらに、ミシン目には一般的に開封ジッパーが採用されることが多いが、ユーザーが使用前に開封する際に、分離したジッパー片を廃棄する作業が伴うため、クレームが発生していた。
また、この問題を避けるために、開口部の背面に遮光板を設けて前板を二重構造にしようとすると、蓋板を後ろ板に後付けした包装箱のように糊付け部分や前板の重なり部分が多くなり材料費の上昇を招くという不具合、また、梱包工程が増加し、作業時間の上昇を招くという不具合があった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、包装と開封とが容易に行えるだけでなく、一旦開封した蓋板を再び開閉することが容易で、またミシン目や開口部から外光が漏れ入ることがない包装箱を提供することを課題としている。
また、蓋板を後付けした包装箱や、前板の開封部に遮光板を設けた包装箱と比較して、糊付け部分や前板の重なり部分が少なく材料費を節減することができ、かつ作業時間を短縮することができる包装箱を提供することも課題としている。
上記課題を解決するための本発明は、箱本体と、この箱本体に対して開閉可能に設けられた蓋板とを備えた略直方体の包装箱であって、上記箱本体は、それぞれ略矩形の底板と、前板と、後板と、2つの側板とが一体となって構成され、上記蓋板は、上記箱本体の後板から延設されるとともに、後板との連結部を折り目として、この折り目を軸にして箱本体に対して開閉可能に設けられ、かつ後板との連結部を折り目として、この折り目を軸にして箱本体に対して開閉可能に設けられるとともに、曲折して前板の外面に重ね合わせ可能な蓋板舌片が先端に延設され、この蓋板舌片は、蓋板舌片の所定範囲に設けられ、前板に糊付けされる舌片糊付け部と、この舌片糊付け部の蓋板の側に設けられた引き代と、この引き代が引かれた時に、前板に糊付けされた状態の蓋板舌片の基部が舌片糊付け部から分離されるように引き代の基端から蓋板舌片の側端まで破断誘導する一対の裂開部とを有するとともに、この裂開部を境として舌片糊付け部から分離された状態で、包装箱の蓋板を閉めた状態にするように前板の内側に差し込み可能に形成され、上記前板は、前板の上端に設けられ、前板の内側に差し込まれた状態の蓋板舌片の基部の略中央を露出させて外から接触可能な前板切り欠き部を備えた略矩形の一枚のシート材で構成されていることを特徴とする包装箱である。
本発明によれば、蓋板に延設されている蓋板舌片を曲折させて前板の外面に重ね合わせ、舌片糊付け部の箇所で前板に糊付けすることができるので、内容物を容易に包装することができる。また、引き代を引いて裂開部を破断することにより、前板に糊付けされた状態の舌片糊付け部から蓋板舌片を分離することができるので、容易に包装箱を開封して内容物を取り出すことができる。
そして、舌片糊付け部から分離された蓋板舌片を前板の内側に差し込むことができるので、一旦開封した包装箱の蓋板を再び開閉することができる。
特に、前板の上端には、前板切り欠き部が設けられており、差し込まれた状態の蓋板舌片の基部に外から接触できるので、蓋板舌片を抜き出して包装箱を再び開けることがより容易である。
また、本発明によれば、蓋板舌片に設けられている引き代を引いて蓋板舌片を分離するように構成されているので、前板を押し破る必要がない結果、ミシン目や開口部から外光が漏れ入ることがなく、前板を押し破る場合に生ずる開封ジッパー片等の廃棄部分がなく使用開始前に廃棄物を分別する必要がなくなる。
さらに、蓋板が、箱本体の後板との連結部を折り目とし、この折り目を軸にして箱本体に対して開閉可能に設けられているので、蓋板を後ろ板に後付けした包装箱と比較して、糊付け部分を少なくすることができる。
また、前板が略矩形の一枚のシート材で構成され、蓋板舌片を曲折させて前板の外面に重ね合わせるだけの構造なので、前板の開封部に遮光板を設けた包装箱と比較して、前板の重なり部分が少なく、材料費を節減することができる。
ここで、上記前板は、この前板切り欠き部の下方に設けられ、蓋板舌片が前板に糊付けされた状態で蓋板舌片に覆われる一方、蓋板舌片が前板の内側に差し込まれた状態で外から目視可能な包装箱の開封済み表示を備えていることが好ましい。
このようにすれば、蓋板舌片が前板に糊付けされた状態では、開封済み表示が外側の蓋板舌片に覆われて見えないが、蓋板舌片が舌片糊付け部から分離され、前板の内側に差し込まれた状態となると、この開封済み表示を外から目視することができるようになる。その結果、包装箱を閉めたままの状態で、外側から開封済みの包装箱を認識することができるので、開封済みの包装箱と未開封の包装箱とを混同することがなくなる。
また、このように開封済みの包装箱と未開封の包装箱とを混同することがなくなるので、例えば注射剤用個装箱などの場合は、医療機関などユーザの消費場所において開封済みの包装箱を未開封と勘違いして欠品クレームを発生させるようなことがなくなる。
また、上記引き代は、蓋板舌片に設けられた略U字形の切り込み部に囲まれた部分で形成されていることが好ましい。
このようにすれば、引き代が、蓋板舌片に設けられた略U字形の切り込み部に囲まれた部分で形成されているので、わざわざ引き代を蓋板舌片に後付けする必要がない。
また、この略U字形の切り込み部に囲まれた部分を引っ張り出して引くという簡単な操作で、引き代の基端から蓋板舌片の側端までの裂開部を破断して包装箱を開封することができる。
ここで、上記蓋板舌片は、上記引き代の切り込み部の近傍に、引き代の縁部を露出させてこの縁部に外から接触可能な引き代切り欠き部を備えていることが好ましい。
このようにすれば、引き代の切り込み部の近傍に、引き代の縁部に外から接触可能な引き代切り欠き部が設けられているので、引き代を引っ張り出すという操作が、より簡単になる。
また、上記2つの側板は、それぞれの先端に、側板との連結部を折り目として折り曲げて蓋板と重ね合わせ可能な側板舌片を有していることが好ましい。
このようにすれば、側板の先端に設けられた側板舌片と蓋板とを重ね合わせることができるので、側板の上端と、蓋板との間から外光が浸入することがなく、内容物を外光に曝さないようにすることができるようになる。
また、上記引き代は、引き代であることを表示する引き代表示を外面に備えていることが好ましい。
このようにすれば、引き代であることを表示する引き代表示が引き代の外面に設けられているので、引き代を見つけることが容易になる結果、包装箱を開封することがより簡単になる。
また、上記引き代は、蓋板舌片が前板に糊付けされた状態で引き代を包装箱の外側に折り曲げ可能な折り目を、引き代の基端部において上記一対の裂開部の間に有していることが好ましい。
このようにすれば、引き代を包装箱の外側に折り曲げ可能な折り目が、引き代の基端部において一対の裂開部の間に設けられているので、引き代が引っぱり出された時に、折り目部分で谷折りを形成することができる。その結果、左右一対の裂開部の両側に、同時に力が加わり容易に破断することができて、裂開部の破断不良を防ぐことができる。
また、この包装箱は、上記底板と上記後板との間に設けられ、底板を上記箱本体から分離可能なミシン目と、後板に設けられ、このミシン目を押破可能な押破部とを備えていることが好ましい。
このようにすれば、後板に設けられた押破部を指で押し破り、そのまま指で底板と後板との間に設けられたミシン目を裂開させて底板を箱本体から裂開させることにより、使用済みの包装箱を折り畳んで廃棄することができるようになる。
以上説明したように、本発明によれば、舌片糊付け部から分離された蓋板舌片を前板の内側に差し込むことができるので、一旦開封した包装箱の蓋板を再び開閉することができるようになる。
特に、前板の上端には、前板切り欠き部が設けられており、差し込まれた状態の蓋板舌片の基部に外から接触できるので、蓋板舌片を抜き出して包装箱を再び開けることがより容易である。
また、本発明によれば、蓋板舌片に設けられている引き代を引いて蓋板舌片を分離するように構成されているので、前板を押し破る必要がない結果、ミシン目や開口部から外光が漏れ入ることがなく、前板を押し破る場合に生ずる開封ジッパー片等の廃棄部分がなく使用開始前に廃棄物を分別する必要がなくなる。
また、蓋板が、箱本体の後板との連結部を折り目とし、この折り目を軸にして箱本体に対して開閉可能に設けられているので、蓋板を後ろ板に後付けした包装箱と比較して、糊付け部分を少なくすることができる。
また、前板が略矩形の一枚のシート材で構成され、蓋板舌片を曲折させて前板の外面に重ね合わせるだけの構造なので、前板の開封部に遮光板を設けた包装箱と比較して、前板の重なり部分が少なく、材料費を節減することができ、かつ作業時間を短縮することができるという顕著な効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は本発明の実施の形態に係る包装箱1の構成を示す斜視図であり、蓋板3が前板9に糊付けされる前の状態を示している。また、図2は、本発明の実施の形態に係る包装箱1の展開図であり、包装箱1の内面が示されている。図3は、蓋板3が前板9に糊付けされた状態を示す包装箱1の斜視図である。また、図4は、裂開部7が破断され、蓋板舌片4の基部4bが舌片糊付け部5から分離された状態を示す包装箱1の斜視図であり、図5は、蓋板舌片4が前板9の内側に差し込まれた状態を示す包装箱1の斜視図である。
図1〜図5を参照して、図示の本発明の実施の形態に係る包装箱1は、注射剤用個装箱などに採用される略直方体の包装箱1であって、箱本体2と、この箱本体2に対して開閉可能に設けられた蓋板3とを備えている。そして、蓋板3は、蓋板舌片4と、この蓋板舌片4に設けられた舌片糊付け部5、引き代6、および一対の裂開部7を備え、この蓋板舌片4は、裂開部7が破断される前の前板9に外面に重ね合わされた状態(図3)と、裂開部7が破断された状態(図4)と、裂開部7が破断された後に前板9の内側に差し込まれた状態(図5)とに状態変更可能に構成されている。
上記箱本体2は、図2に示すような一枚の紙製シート材を曲折して箱状に形成したものであり、側板舌片11cが内側に折りこまれ、前板舌片9bの前板舌片糊付け部9cが後板舌片10bの後板舌片糊付け部10cに糊付けされることにより、略矩形の底板8が形成されている。また、さらに後板糊付け部10dが一方の側板11の端部に糊付けされることにより、この底板8と、前板9と、後板10と、2つの側板11とが一体となって上方に開口部2aを有する略直方体の箱が形成されている。そしてこの本体2は、開口部2aから製品である注射剤が出し入れできるようになっている。
ここで、前板9には、舌片糊付け部5が糊付けされる前板糊付け部9aが設けられている。この前板糊付け部9aは、組み立て自動化を容易にするために舌片糊付け部5の先端部分のみ糊付けするようになっている(前板糊付け部9aの先端は、舌片糊付け部5の先端から5mm程度、蓋板3側に位置するのが好ましい)。
また、この前板9の上端には、前板切り欠き部9dが設けられており、この前板切り欠き部9dを通して前板9の内側に差し込まれた状態の蓋板舌片4の基部4bの略中央を露出させて外から接触することができるようになっている。
さらに、この前板9には、前板糊付け部9aの上方で前板切り欠き部9dの下方の箇所に、包装箱1の開封済み表示9eが設けられている。この開封済み表示9eは、蓋板舌片4が前板9に糊付けされた状態では、蓋板舌片4に覆われて外から目視することができないが、一方、図5のように、蓋板舌片4が前板9の内側に差し込まれた状態では外から目視することができるものであり、このように開封済み表示9eを外から目視することができるようにして、包装箱1が開封済みであることを判りやすくするものである。
また、後板10は、包装箱1において前板9に対向する面を構成する板材であり、蓋板3との連結部10aを折り目として、この折り目を軸にして蓋板3を開閉可能に保持している。
また、2つの側板11は、それぞれの上端に、側板11との連結部11aを折り目として折り曲げて蓋板3と重ね合わせ可能な側板舌片11bを有している。
上記蓋板3は、箱本体2の後板10から延設されるとともに、後板10との連結部10aを折り目として、この折り目を軸にして箱本体2に対して開閉可能に設けられている。
上記蓋板舌片4は、蓋板3の先端に延設された部分であり、この蓋板舌片4を蓋板3に対して曲折して前板9の外面に重ね合わせることができるようになっている(図3)。
上記舌片糊付け部5は、蓋板舌片4の所定範囲に設けられた部分であり、この舌片糊付け部5は、前板9の外面に重ね合わされ、前板糊付け部9aに対して糊付けされるようになっている。ここで、所定範囲とは、図2に示すαが短かすぎたり長すぎたりせず、コストアップになることなく裂開部7を裂開しやすくなるような範囲であり、αが短かすぎる場合には、裂開部7の角度がとれず(折り目に対して180度に近づく)ため、裂開し難くなる。また、長すぎる場合は、紙の面積が増大し、コストアップとなる。
上記引き代6は、蓋板舌片4において舌片糊付け部5の蓋板3の側に設けられた舌状の部分である。この引き代6は、略U字形の切り込み部6aに囲まれた部分で形成されており、引き代6であることを表示する引き代6表示6b(図3)が外面に印刷されている。そして、この引き代6を引っ張ることにより蓋板舌片4の基部4bを舌片糊付け部5から分離して包装箱1を開封することができるようになっている(図4)。
蓋板舌片4は、また、この引き代6の切り込み部6aの近傍に、引き代6の縁部を露出させてこの縁部に外から接触可能な蓋板舌片4の引き代切り欠き部6cを備えている。
上記裂開部7は、この引き代6が引かれた時に、前板9に糊付けされた状態の蓋板舌片4の基部4bが舌片糊付け部5から分離されるように引き代6の基端6dから蓋板舌片4の側端4aまで破断誘導するミシン目であり、引き代6の両側に設けられている。
ここで、引き代6は、蓋板舌片4が前板9に糊付けされた状態で引き代6を包装箱1の外側に折り曲げ可能な折り目6eを、引き代6の基端部において一対の裂開部7の間に有している。このように、引き代6が引っぱり出された時に、折り目6e部分で谷折りが形成され、破断誘導する一対の裂開部7の基端に、左右両側同時に力が加わるので、裂開部7を容易に破断することができ、裂開部7の破断不良を軽減することができるようになっている。
そして、蓋板舌片4は、この裂開部7を境として舌片糊付け部5から分離された状態で、前板9の内側に差し込んで、包装箱1の蓋板3を閉めた状態にすることができるようになっている(図5)。
なお、この包装箱1は、底板8と後板10との間に設けられ、底板8を箱本体2から分離可能なミシン目12と、後板10に設けられ、このミシン目12を押破可能な押破部13とを備えている。そして、後板10に設けられた押破部13を指で押し破り、そのまま指で底板8と後板10との間に設けられたミシン目12を裂開させて底板8を箱本体2から裂開させることにより、使用済みの包装箱1を折り畳んで廃棄することができるようになっている。
次に図1〜図5を参照して、本発明の実施の形態に係る包装箱1の作用について説明する。
本発明の実施の形態に係る包装箱1においては、図1に示すように、蓋板3が前板9に糊付けされる前に、箱本体2の開口部2aから製品である注射剤が収納される。
次に、図3に示すように、2つの側板舌片11bが、側板11との連結部を折り目として折り曲げられて蓋板3と重ね合わされるとともに、蓋板3が箱本体2の後板10との連結部を折り目として、この折り目を軸にして箱本体2に対して閉められ、舌片糊付け部5と前板9の前板糊付け部9aとが糊付けされて、製品である注射剤の包装が行われる。この時、開封済み表示9eは、蓋板舌片4が前板9に糊付けされた状態では、蓋板舌片4に覆われている。
その後、必要に応じてポリプロピレン製のフィルムなどでこの包装箱1を覆って外装が行われる。
また、この包装箱1の開封に際しては、まずポリプロピレン製のフィルムなどの外装が取り除かれた後、引き代6表示6bが印刷された引き代6を引っ張ることにより、引き代6の両側に設けられたミシン目の裂開部7が破断される。そして、引き代6の基端6dから蓋板舌片4の側端4aまで裂開部7が破断されることにより蓋板舌片4の基部4bが舌片糊付け部5から分離されて包装箱1が開封される。
この時、引き代6の切り込み部6aの近傍に設けられた、引き代切り欠き部6cを通して引き代6の縁部に外から接触して引き代6を引っ張る。
このように、引き代6を引くという操作により、裂開部7が破断され、前板9に糊付けされた状態の蓋板舌片4の基部4bが舌片糊付け部5から分離される。
そして、図4に示すように後板10との連結部10aを折り目として、この折り目を軸にして蓋板3を開けることにより、製品である注射剤の取り出しが可能となる。
また、図5に示すように、連結部を折り目として、この折り目を軸にして蓋板3を閉めるとともに、舌片糊付け部5から分離された状態の蓋板舌片4を前板9の内側に差し込むことにより、包装箱1の蓋板3を再び閉めた状態にすることができる。
この時、開封済み表示9eは、蓋板舌片4が前板9の内側に差し込まれた状態では外から目視することができるので、包装箱1が開封済みであることが判別される。
また、再び注射剤を取り出す場合は、前板9の上端に設けられた前板切り欠き部9dを通して前板9の内側に差し込まれた状態の蓋板舌片4の基部4bの略中央に外から接触して、蓋板舌片4を抜き出し、後板10との連結部10aを折り目として、この折り目を軸にして蓋板3を開けることにより、製品である注射剤の取り出しが可能となる。
そして、包装箱1が空になった時には、後板10に設けられた押破部13を指で押し破り、そのまま指で底板8と後板10との間に設けられたミシン目12を裂開させて底板8を箱本体2から裂開させ、使用済みの包装箱1を折り畳んで廃棄する。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る包装箱1によれば、蓋板3に延設されている蓋板舌片4を曲折させて前板9の外面に重ね合わせ、舌片糊付け部5の箇所で前板9に糊付けすることができるので、内容物を容易に包装することができる。また、引き代6を引いて裂開部7を破断することにより、前板9に糊付けされた状態の舌片糊付け部5から蓋板舌片4を分離することができるので、容易に包装箱1を開封して内容物を取り出すことができる。
そして、舌片糊付け部5から分離された蓋板舌片4を前板9の内側に差し込むことができるので、一旦開封した包装箱1の蓋板3を再び閉めることができる。
また、前板9の上端には、前板切り欠き部9dが設けられており、差し込まれた状態の蓋板舌片4の基部4bに外から接触できるので、蓋板舌片4を抜き出して包装箱1を再び開けることがより容易になる。
さらに、この包装箱1によれば、蓋板舌片4に設けられている引き代6を引いて蓋板舌片4を分離するように構成されているので、前板9を押し破る必要がない結果、ミシン目や開口部から外光が漏れ入ることがなく、前板9を押し破る場合に生ずる開封ジッパー片等の廃棄部分がなく使用開始前に廃棄物を分別する必要がなくなる。
また、蓋板3が、箱本体2の後板10との連結部10aを折り目とし、この折り目を軸にして箱本体2に対して開閉可能に設けられているので、蓋板3を後ろ板に後付けした包装箱1と比較して、舌片糊付け部5を少なくすることができる。
また、前板9が略矩形の一枚のシート材で構成され、蓋板舌片4を曲折させて前板9の外面に重ね合わせるだけの構造なので、前板9の開封部に遮光板を設けた包装箱1と比較して、前板9の重なり部分が少なく、材料費を節減することができる。
また、この包装箱1によれば、蓋板舌片4が前板9に糊付けされた状態では、開封済み表示9eが外側の蓋板舌片4に覆われて見えないが、蓋板舌片4の基部4bが舌片糊付け部5から分離され、前板9の内側に差し込まれた状態となると、この開封済み表示9eを外から目視することができるようになる。その結果、包装箱1を閉めたままの状態で、外側から開封済みの包装箱1を認識することができるので、開封済みの包装箱1と未開封の包装箱1とを混同することがなくなる。
また、このように開封済みの包装箱1と未開封の包装箱1とを混同することがなくなるので、例えば本実施形態のように注射剤用個装箱などの場合は、医療機関などユーザの消費場所において開封済みの包装箱1を未開封と勘違いして欠品クレームを発生させるようなことがなくなる。
また、引き代6が、蓋板舌片4に設けられた略U字形の切り込み部6aに囲まれた部分で形成されているので、わざわざ引き代6を蓋板舌片4に後付けする必要がない。
また、この略U字形の切り込み部6aに囲まれた部分を引っ張り出して引くという簡単な操作で、引き代6の基端6dから蓋板舌片4の側端4aまでの裂開部7を破断して包装箱1を開封することができる。
また、この包装箱1によれば、引き代6の切り込み部6aの近傍に、引き代6の縁部に外から接触可能な引き代切り欠き部6cが設けられているので、引き代6を引っ張り出すという操作が、より簡単になる。
また、この包装箱1によれば、側板11の先端に設けられた側板舌片11bと蓋板3とを重ね合わせることができるので、側板11の上端と、蓋板3との間から外光が浸入することがなく、内容物を外光に曝さないようにすることができるようになる。
また、この包装箱1によれば、引き代6であることを表示する引き代6表示6bが引き代6の外面に設けられているので、引き代6を見つけることが容易になる結果、包装箱1を開封することがより簡単になる。
また、引き代6を包装箱1の外側に折り曲げ可能な折り目6eが、引き代6の基端部において一対の裂開部7の間に設けられているので、引き代6が引っぱり出された時に、折り目6e部分で谷折りを形成することができる。その結果、左右一対の裂開部7の両側に、同時に力が加わり容易に破断することができて、裂開部7の破断不良を防ぐことができる。
また、後板10に設けられた押破部13を指で押し破り、そのまま指で底板8と後板10との間に設けられたミシン目12を裂開させて底板8を箱本体2から裂開させることにより、使用済みの包装箱1を折り畳んで廃棄することができるようになる。
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
例えば、本発明の実施の形態に係る包装箱1は、必ずしも注射剤用個装箱に採用される包装箱1に限定されない。食品、工業製品、その他種々の物品の包装に適用可能である。
また、包装箱1の材料も紙製シート材に限定されない。プラスチックシート、その他種々の材料が採用可能である。また、包装箱1は、必ずしもポリプロピレン製のフィルムなどで外装される必要はない。
さらに、包装箱1は、必ずしも図示の形状に限定されない。例えば、図6は、本発明の実施の形態に係る包装箱1の変形例を示す斜視図であり、この変形例に係る包装箱21は、舌片糊付け部25、引き代26、および一対の裂開部27、前板切り欠き部29bなどの形状が直線的に形成されているだけで、その他の構成、作用などは包装箱1と同様である。
また、製品である注射剤の収納に際しても、必ずしも箱本体2の開口部2aから注射剤が収納される必要はない。例えば、先に2つの側板舌片11bと蓋板3とが折り曲げられて重ねあわされるとともに、舌片糊付け部5と前板9の前板糊付け部9aとが糊付けされた後、底側開口部から製品である注射剤が収納されるようにしてもよい。この場合は、底側開口部から製品である注射剤が収納された後、側板舌片11cが内側に折りこまれ、前板舌片9bの前板舌片糊付け部9cが後板舌片10bの後板舌片糊付け部10cに糊付けされて包装箱1が組み立てられることになる。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態に係る包装箱の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る包装箱の展開図である。 蓋板が前板に糊付けされた状態を示す包装箱の斜視図である。 裂開部が破断され、蓋板舌片の基部が舌片糊付け部から分離された状態を示す包装箱の斜視図である。 蓋板舌片が前板の内側に差し込まれた状態を示す包装箱の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る包装箱の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 包装箱
2 箱本体
3 蓋板
4 蓋板舌片
4a 側端
4b 蓋板舌片の基部
5 舌片糊付け部
6 引き代6
6a 切り込み部
6b 引き代6表示
6c 引き代切り欠き部
6d 基端
6e 折り目
7 裂開部
8 底板
9 前板
9d 前板切り欠き部
9e 開封済み表示
10 後板
11 側板
11b 側板舌片
12 ミシン目
13 押破部

Claims (8)

  1. 箱本体と、この箱本体に対して開閉可能に設けられた蓋板とを備えた略直方体の包装箱であって、
    上記箱本体は、それぞれ略矩形の底板と、前板と、後板と、2つの側板とが一体となって構成され、
    上記蓋板は、上記箱本体の後板から延設されるとともに、後板との連結部を折り目として、この折り目を軸にして箱本体に対して開閉可能に設けられ、かつ曲折して前板の外面に重ね合わせ可能な蓋板舌片が先端に延設され、
    この蓋板舌片は、
    蓋板舌片の所定範囲に設けられ、前板に糊付けされる舌片糊付け部と、
    この舌片糊付け部の蓋板の側に設けられた引き代と、
    この引き代が引かれた時に、前板に糊付けされた状態の蓋板舌片の基部が舌片糊付け部から分離されるように引き代の基端から蓋板舌片の側端まで破断誘導する一対の裂開部とを有するとともに、
    この裂開部を境として舌片糊付け部から分離された状態で、包装箱の蓋板を閉めた状態にするように前板の内側に差し込み可能に形成され、
    上記前板は、前板の上端に設けられ、前板の内側に差し込まれた状態の蓋板舌片の基部の略中央を露出させて外から接触可能な前板切り欠き部を備えた略矩形の一枚のシート材で構成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 上記前板は、この前板切り欠き部の下方に設けられ、蓋板舌片が前板に糊付けされた状態で蓋板舌片に覆われる一方、蓋板舌片が前板の内側に差し込まれた状態で外から目視可能な包装箱の開封済み表示を備えていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 上記引き代は、蓋板舌片に設けられた略U字形の切り込み部に囲まれた部分で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の包装箱。
  4. 上記蓋板舌片は、上記引き代の切り込み部の近傍に、引き代の縁部を露出させてこの縁部に外から接触可能な引き代切り欠き部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
  5. 上記2つの側板は、それぞれの先端に、側板との連結部を折り目として折り曲げて蓋板と重ね合わせ可能な側板舌片を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の包装箱。
  6. 上記引き代は、引き代であることを表示する引き代表示を外面に備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の包装箱。
  7. 上記引き代は、蓋板舌片が前板に糊付けされた状態で引き代を包装箱の外側に折り曲げ可能な折り目を、引き代の基端部において上記一対の裂開部の間に有していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の包装箱。
  8. 上記底板と上記後板との間に設けられ、底板を上記箱本体から分離可能なミシン目と、後板に設けられ、このミシン目を押破可能な押破部とを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の包装箱。
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