JP2012062092A - 衛生用紙収納箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】衛生用紙の取出し口を有する頂面部1及びこれに対向する底面部2並びにこれら頂面部と底面部を連結する左右の側面部3、4からなり、前記左右の側面部に連接した一対の内フラップ8、8’、9、9’と前記頂面部及び底面部に連接した各一対の外フラップ6、6’、7、7’を備え、組み立て状態で前記各一対の内フラップの外側に、前記各一対の外フラップを重合する方体形状の衛生用紙収納箱において、前記左右の側面部と前記底面部より形成される角部のいずれか1方にミシン目線10を1本配置した。
【選択図】図1
Description
さらに出願人は、収納箱底面部に、底面部の一方の端部と別の一方の端部とを結ぶ引き剥がし片を設けた衛生用紙収納箱について出願している。この引き剥がし片の1端あるいは両端には押し込み用切り抜き線が設けられており解体時の利便性には優れるが、製造工程において引き剥がし片周辺で収納箱の強度低下が認められ、特に高速での製造工程では収納箱の破断やつぶれが起きることがあった。また分離された引き剥がし片の回収が面倒などの点にも改善が要望されていた。
また本発明の第3は、前記角部に設けられるミシン目線の両端には長さ0.8mm以上6mm以下のつなぎ部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載された衛生用紙収納箱である。
また、前記ミシン目線の両端には長さ0.8mm以上6mm以下のつなぎ部を有することにより収納箱使用時に不用意にミシン目線が破れたりすることがない。さらに、片方のつなぎ部の長さを他方のつなぎ部の長さより長くすることにより、製造工程においてつなぎ部の長いほうを先頭として収納箱を移送することにより収納箱の損傷を防ぐことにも役立つ。
また、ミシン目線の両端部にはミシン目を有さないつなぎ部を有することで、衛生用紙収納箱使用中の意図しない破断を防ぐことができる。つなぎ部の長さは、0.8mm以上とする。さらに一方のつなぎ部は解体時の切り破りの開始点となることから長さd1=2mm未満とし、さらに好適には1.5mm未満とすることが好ましい。他方のつなぎは製造工程中でのミシン目線の損傷を防ぐためには長さd2=3mm以上とすることが好ましい。また6mm未満であれば衛生用収納箱廃棄時の箱の解体にも支障なく破断できる。
<カートンブランクの構成>
まず、全体の構成を図1の展開図により説明する。符号1、2は幅の広い長方形をした頂面部と底面部であり、3、4は幅の狭い長方形をした左右の側壁を形成する一対の側面部で、これらは折れ線を介して交互に連接されている。また、符号5は底面部2の一方の側縁に連接したカートン糊付け部分を示している。頂面部1と底面部2及び側面部3、4は、前記カートン糊付け部分5により角筒状の箱体に組立てるようになっている。符号6、6’、7、7’で示すものは、頂面部1と底面部2の両端縁に連接した上面側外フラップと下面側外フラップであり、8、8’、9、9’は側面部3、4の両端縁に連接した内フラップである。側面部と底面部2とにより形成される角部にはミシン目線10が配置される。また、頂面部1には収容する衛生用紙を取り出すことを目的とするミシン目12が設けられている。
まず、ティシュペーパー等を使用した後の収容箱の側面部の解体は解体用ミシン目14、14’の円弧状部15、15’に指または爪等を立てこれを突き破って下方に押し下げると当該側面部は解体用ミシン目14、14’に沿って破断されるが、解体用ミシン目14、14’を境とした上外フラップ6、6’の破断片は下外フラップ7、7’の外面に接着した状態で破断され、これに伴って下外フラップ7、7’と内フラップ8、9、8’、9’との接着も破壊され開かれる。このような場合、当該側面部の解体は一回の操作で終了することができる。
なお、フラップの解体は上記の方法に限定されるものではなく、例えば、解体用ミシン目線14,14’が設けられていない場合、外フラップ同士又は外フラップと内フラップの接合を破壊して解体することもできる。
次に、角部に設けたミシン目線10を切り破る。このとき、図2に示すようにつなぎ部の短い方から切り破る方が初期の抵抗が小さく破断しやすい。つなぎ部の長さは、一方をd1=1.0mmとし、他方をd2=3.0mmとした。ミシン目線はカートン糊付け部に隣接する角部に配置され、図4に示すように、底面部とカートン糊付け部分との連接する折れ線(罫線)部に施した。
この後、全体を図4のように広げるだけで、容易に取り出し口裏面のプラスチックフイルムを剥がしとることができ、また収納箱を扁平にして廃棄することができる。フィルムは厚さ約40μのポリエチレン製であり、収納箱頂面部内面にフィルムの外周近傍に略長方形形状にて糊付けされる。図5に糊付けのパターンを示す。糊付け形状の長辺部は連続した幅3mmで接着した。間欠であったり3mm未満の場合ではフィルム分離作業時にフィルムが破れ易く作業性が悪くなる。また短辺部は間欠に糊付けすることにより、分離開始部分の負荷が小さく剥がし易さを感じることが出来る。
これらフラップの解体、ミシン目の破断、フィルムの分離の作業は一連の手順を操作位置と方向を示すマークを番号等と共に収納箱に表示することにより、消費者が戸惑うことなくより容易に行うことができる。
2 底面部
3、4 側面部
5 カートン糊付け部
6、6’ 上面側外フラップ(上外フラップ)
7、7’ 下面側外フラップ(下外フラップ)
8、8’、9、9’ 内フラップ
10、ミシン目線
12 衛生用紙取り出し口形成用ミシン目線
14、14’ 側面部解体用ミシン目
15、15’ 側面部解体用ミシン目の円弧状部
18 外フラップの端縁部
20 プラスチックフィルム
A 衛生用紙収納箱
Claims (3)
- 衛生用紙の取出し口を有する頂面部及びこれに対向する底面部並びにこれら頂面部と底面部を連結する左右の側面部からなり、前記左右の側面部の各端部それぞれに連接した一対の内フラップと前記頂面部及び底面部の各端部それぞれに連接した各一対の外フラップを備え、組み立て状態で前記各一対の内フラップの外側に、前記各一対の外フラップを重合する方体形状の衛生用紙収納箱において、前記左右の側面部と前記底面部とにより形成される角部のいずれか1方にミシン目線を配置したことを特徴とする衛生用紙収納箱。
- 前記衛生用紙収納箱は、前記底面部に連接されたカートン糊付け部分を、前記左右いずれか一方の側面部に糊付けして底面部と側面部が連結されてなり、前記ミシン目線は前記カートン糊付け部分に隣接する前記角部に設けられることを特徴とする請求項1に記載された衛生用紙収納箱。
- 前記角部に設けられる前記ミシン目線の両端には長さ0.8mm以上6mm以下のつなぎ部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載された衛生用紙収納箱。
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JP2010208127A JP5679550B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 衛生用紙収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010208127A JP5679550B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 衛生用紙収納箱 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=46058223
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016124598A (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-11 | 日本製紙クレシア株式会社 | 紙製品入りカートン |
JP2016128331A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 日本製紙クレシア株式会社 | 紙製品入りカートン |
Citations (2)
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JPH0210275U (ja) * | 1988-06-20 | 1990-01-23 | ||
JP2008273532A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Oji Nepia Kk | 衛生用紙収納用カートン |
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2010
- 2010-09-16 JP JP2010208127A patent/JP5679550B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP5679550B2 (ja) | 2015-03-04 |
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