JP4706145B2 - 荷役車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マストに沿って昇降動作する荷役物保持手段を有する荷役車両に係り、詳しくは、荷役物保持手段により保持された荷役物を該荷役物保持手段に対し固定ないし固定解除する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、作業員が昇降部に乗り込んで走行及び荷役作業を行う昇降部乗り込み型荷役車両においては、フォークを差し込んだパレットをフォーク側に固定して荷役作業の安定を図っている。このようなパレット固定装置を備えた荷役車両は、例えば特開平8−165096号公報に記載されている。この公報に記載の荷役車両のように、荷役作業に際しては、フォークをパレットに差し込んでから、作業者がレバーやペダル等の操作部材を操作することでパレット固定装置を作動させ、パレットの固定や固定解除を行うのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の荷役車両では、パレット固定装置の作動、すなわちパレットの固定作動や固定解除作動が作業者に依存する構成ゆえ、作業者にその操作を行ってもらわなければならず、作業者にとっては実作業以外の作業を強いられることになる。
そこで、作業者に頼ることなく、例えばフォークの昇降動作に基づいて自動でパレットの固定作動や固定解除作動ができるようなパレット固定装置に対する要請がある。例えば、一定揚高以上にフォークを上昇させると自動的にパレットが固定され、一定揚高以下にフォークを下降させると自動的にパレットの固定が解除されるような構成のパレット固定装置が考えられる。ところが、このようなパレット固定装置では、多段積みのラックにパレットを組付ける場合など、パレットの固定を一定揚高以上で任意に解除することができないという問題がある。このように、パレット固定装置を介してパレットの固定や固定解除を自動的に行うとしてもなお、作業形態によっては荷役物固定装置の作動を作業者が任意に行う必要がある。
【0004】
そこで本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、マストに沿って昇降動作する荷役物保持手段に保持された荷役物を、前記荷役物保持手段の昇降動作に基づいて該荷役物保持手段に対し固定する構成の荷役車両につき、所望の作業形態に応じて円滑な荷役作業を行うのに有効な技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の荷役車両は請求項1〜3に記載の通りに構成される
請求項1に係る発明は、荷役用マストに沿って昇降動作する昇降台と、該昇降台に備えられる荷役物保持手段と、前記荷役物保持手段に保持された荷役物を該荷役物保持手段に対し固定する固定手段とを有し、前記固定手段は前記荷役物を前記荷役物保持手段に固定する固定アーム、前記荷役物保持手段の昇降動作に基づいて前記固定アームを固定作動又は解除作動させるアーム作動機構及びリンク機構とを有する荷役車両であって、
前記アーム作動機構は、前記荷役用マストに対して上下方向に所定間隔を置いて設置された固定作動用ドッグ部材及び解除作動用ドッグ部材と、前記昇降台に設けられかつ前記各ドッグ部材と当接することによって作動される作動アームとを有し、
前記リンク機構は、前記アーム作動機構の各ドッグ部材との当接による前記作動アームの動作に基づいて前記固定アームを固定作動又は解除作動する構成とされ、
前記昇降台には、前記固定手段による前記荷役物保持手段に対する前記荷役物の固定状態を人為的に解除する解除操作機構を前記アーム作動機構と別に設け、
前記解除操作機構は、前記リンク機構と連動可能に構成されかつ前記昇降台に対して前記昇降台の上面からの突出量が前記固定手段の固定解除状態のときに比べて固定状態のときに大きくなるように設けられた足踏み式のペダル部材を備え、
前記ペダル部材の踏み込み操作に連動して前記リンク機構が前記固定アームを解除作動させることにより前記荷役物保持手段に対する前記荷役物の固定状態を解除し、また、前記アーム作動機構の固定作動用ドッグ部材と作動アームとの当接により作動される前記リンク機構に連動して前記ペダル部材が押上げられることで、前記固定手段が固定状態と固定解除状態のいずれかに設定されているかを前記昇降台の上面からの前記ペダル部材の突出量に基づいて表示する。
これにより、所望の作業形態に応じて円滑な荷役作業を行うことができるようにした技術である。
【0006】
請求項1に記載した荷役車両では、荷役物保持手段と、固定手段と設けられている。荷役物保持手段は昇降台に備えられ、荷役物を保持した状態で荷役用マストに沿って昇降動作可能になっている。ここでいう「荷役物保持手段」とは、荷役物を保持可能な種々の構成のものを広く含む主旨であり、好適にはフォークを用いる。また、ここでいう「荷役物」は、荷役物保持手段に対応した形態ものであり、多くの場合、荷役物保持手段としてのフォークを介して保持されるパレットが荷役物となる。
固定手段は荷役物保持手段との協動により荷役物保持手段に保持された荷役物を該荷役物保持手段に対し固定する固定アームと、荷役物保持手段の昇降動作に基づいて固定アームを固定作動又は解除作動させるアーム作動機構及びリンク機構とを有する。
アーム作動機構は、荷役用マストに対して上下方向に所定間隔を置いて設置された固定作動用ドッグ部材及び解除作動用ドッグ部材と、昇降台に設けられかつ各ドッグ部材と当接することによって作動される作動アームとを有する。また、リンク機構は、アーム作動機構の各ドッグ部材との当接による作動アームの動作に基づいて固定アームを固定作動又は解除作動させるものである。
すなわち、この固定アームは、荷役物保持手段の揚高が予め定められた値になると、アーム作動機構及びリンク機構を介して荷役物を荷役物保持手段に自動的に固定するようになっている。また、ここでいう「固定手段」とは、荷役物をフォークに固定する形態のものを広く含む主旨であり、例えば、荷役物保持手段であるフォークと固定アームとの協働によって荷役物をフォークに固定する形態、また、荷役物自体をクランプすることによって荷役物をフォークに固定する形態等がある。
更に、本発明の荷役車両の昇降台には解除操作機構が設けられている。この解除操作機構は、荷役物を固定する固定状態にある固定手段を、人為的に固定解除状態に設定する構成となっている。すなわち、この解除操作機構は、リンク機構と連動可能に構成されかつ昇降台に対して該昇降台の上面からの突出量が固定手段の固定解除状態のときに比べて固定状態のときに大きくなるように設けられた足踏み式のペダル部材を備え、このペダル部材の操作に連動してリンク機構が固定アームを解除作動させることにより、荷役物保持手段に対する荷役物の固定状態が荷物保持手段の揚高に関わらず任意に解除されることとなる。これにより、例えば、一定の揚高以上になると荷役物が荷役物保持手段に固定される荷役車両につき、多段積みのラックにパレットを組付ける場合など、パレットの固定を一定揚高以上で作業者が任意に解除することができる。また、アーム作動機構の固定作動用ドッグ部材と作動アームとの当接により作動されるリンク機構に連動してペダル部材が押上げられる。
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、所望の作業形態に応じて円滑な荷役作業を行うことができる。
なお、本発明でいう「荷役車両」には、フォークを介して荷役作業を行う各種の車両、例えばオーダーピッカー等のフォークリフト車両等を広く含むものとする。
【0007】
ここで、請求項1に記載の解除操作機構は、ペダル部材を備えるが、例えば、作業者がペダル部材を足で踏み込むと、その踏力によってペダル部材が作動し、固定状態の固定手段が固定解除状態に設定されることとなる。これにより、固定手段の固定状態を作業者が容易に解除することができる。また、踏力により操作するペダル部材を用いるため、ペダル部材が手動操作等では作動しにくいように設定することができる。従って、所定以上の踏力でペダル部材が作動するように構成することで、ペダル部材の誤操作を極力回避することができる。
【0008】
また、ペダル部材は、昇降台の上面からの突出量が、固定手段の固定状態と固定解除状態とで異なる構成である。例えば、固定手段が固定状態にある場合に昇降台の上面から突出した状態にあるペダル部材を作業者が踏み込むことで、固定手段が固定解除状態に設定され、しかもペダル部材は踏み込み位置で保持される。この踏み込み位置では、昇降台の上面からの突出量は、踏み込み前よりも小さく設定される。これにより、作業者は、ペダル部材が踏み込まれているか否かで固定手段が固定状態と固定解除状態のいずれに設定されているかを視覚的に判別することができる。従って、固定手段の固定状態を人為的に解除するペダル部材を、この固定手段の設定状態を容易に判別可能とする表示手段として兼用することができ合理的である。すなわち、作業者が固定手段の設定状態を判別可能とするために、新たに検出装置等を設ける必要がない。
【0009】
また、請求項2に記載の荷役車両では、リンク機構は、前記固定アームを固定方向ないし固定解除方向へ付勢する圧縮コイルバネを有する付勢機能付きリンク機構である
【0010】
また、請求項3に記載の荷役車両では、前記作動アームは、荷役物保持手段の上昇時に固定作動用ドッグ部材に当接して下向きに回動され、かつ、下降時に解除作動用ドッグ部材に当接し上向きに回動され、
固定アームは、作動アームの下向きの回動によりリンク機構を介して固定状態とされ、作動アームの上向きの回動によりリンク機構を介して解除状態とされる。また、固定作動用ドッグ部材は、上方への回動が規制され、かつ下方への回動が許容される回動可能なレバー状部材からなり、荷役物保持手段の上昇時に作動アームが当接したときは該作動アームを下向きに回動させ、また、荷役物保持手段の下降時に作動アームが当接したときには該作動アームにより下方へ退避回動する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、本発明をオーダーピッカーのような昇降部乗り込み型フォークリフトに適用したものである。
【0012】
こで、図1は本発明の荷役車両の一実施の形態のフォークリフト1の斜視図である。図2はパレット固定装置10の構成を示す斜視図である。図3はフォークリフト1の底面を示す図である。図4はアーム作動機構30の構成を示す斜視図である。図5〜図7はいずれも固定アーム付勢機構20の動作を示す部分拡大図である。図8は解除ペダル41の構成を示す部分拡大図である。また、図9および図10はいずれもパレット固定装置10につき固定アーム11と解除ペダル41との関係を示す斜視図である。なお、図1〜図4において、図中の矢印RRは車両後方を示し、矢印UPは車両上方を示している。
【0013】
図1に示すように、本発明の荷役車両としてのフォークリフト1は、車体2、車体2の前方に設置された荷役用マスト3、荷役用マスト3に沿って昇降動作する昇降台4を有する。なお、荷役用マスト3は、具体的図示については省略するが、固定マスト(アウタマスト)と、その固定マストに沿って昇降動作する可動マスト(インナマスト)とから構成される。昇降台4は可動マストに対し昇降動作可能なリフトブラケット9に固定され、リフトシリンダ及びリフトチェーンを介して昇降される。
【0014】
昇降台4あるいはリフトブラケット9には、該昇降台4に搭乗した作業者によって操作可能な昇降操作用及び走行操作用の操作部5が備えられている。また、昇降台4の上面に設けられた解除ペダル41、また昇降台4の前端4aから前方に向かって延出された左右一対の固定アーム11は、後述する固定装置10を構成する。また、昇降台4には左右一対のフォーク6が備えられている。フォーク6は、昇降台4の下面にボルト7によって着脱可能に固着(図3参照)されるとともに、昇降台4の前端4aから前方に向かって延出されており、その延出部分をパレット8の差込口8aに差し込んでパレット8を保持する。このパレット8が本発明における荷役物に対応しており、パレット8を保持するフォーク6が本発明における荷役物保持手段に対応している。
【0015】
昇降台4の下面側には、フォーク6によって保持されたパレット8を該フォーク6に固定するパレット固定装置10が設けられている。このパレット固定装置10が本発明における固定手段に対応している。このパレット固定装置10は、図2に示すように、相互に所定間隔を置いて配置される左右一対の固定アーム11を有する。両固定アーム11は、その基部側に固着された基部側部材12を連結部材13を介して相互に連結することで一体化されている。また、基部側部材12は孔12aを介して回動軸14に挿入され、両固定アーム11は回動軸14によって支持されている。この回動軸14は、昇降台4に固着された左右のブラケット15に固定されている。したがって、両固定アーム11は、回動軸14を中心に回動可能になっている。
【0016】
左右の固定アーム11は、図3に示すように、フォーク6の内側面に沿うように配置され、フォーク6と共にパレット8内に差し込まれる。パレット8をフォーク6に固定する場合、フォーク6にてパレット8の上板8bを下側から支えた状態で、固定アーム11を下向きに回動させてこの固定アーム11の先端をパレット8の下板8cの上面に当接させ、この下板8cを上方から押さえ込む(図7参照)。このようにフォーク6と固定アーム11との協働によって、パレット8がフォーク6に固定されることとなる。
【0017】
図3に示すように、基部側部材12と連結部材13とは固定ボルト50を介して互いに固定されている。すなわち、基部側部材12に形成されたボルト孔(図示省略)と、連結部材13に形成された貫通孔13aの位置を合わせた状態で、貫通孔13aに挿通した固定ボルト50を基部側部材12のボルト孔に螺合させることにより、固定アーム11は連結部材13に対して固定される。貫通孔13aは、各固定アーム11に対応して、連結部材13の長手方向の複数箇所(本実施の形態では3箇所)に形成されている。従って、固定ボルト50を挿通する貫通孔13aの位置を変えることにより、連結部材13に対する各固定アーム11の固定位置を3段階で変更することができる。すなわち、本実施の形態では、固定アーム11とフォーク側部材との相対位置が段階的に可変となっている。なお、貫通孔13aを設ける位置は、フォーク6の幅を変更した場合でも、固定アーム11がフォーク6の内側面に沿うように配置されるべく設定されている。
【0018】
図2に示すように、パレット固定装置10には、左右の固定アーム11を固定方向(パレット8を押さえ込むロック方向)ないし固定解除方向(アンロック方向)へ付勢する付勢機能付きリンク機構20(以下、固定アーム付勢機構20という)が設けられている。固定アーム付勢機構20は、作動レバー17に連結されたロッド21、そのロッド21に連結されたUリンク22、ロッド21とUリンク22との間に介在された圧縮コイルバネ23によって構成されている。
【0019】
この固定アーム付勢機構20の一端は、連結ピン25を介して連結部材13の立設部16に接続されることで、固定アーム側の部材と連結されている。固定アーム付勢機構20の他端には作動レバー17が設けられており、この作動レバー17は、昇降台4にブラケット18を介して回動可能に取り付けられた回動軸19に固着されている。この作動レバー17が回動軸19を中心にして回動することで、固定アーム11は固定アーム付勢機構20を介して固定方向(ロック方向)ないし固定解除方向(アンロック方向)へ回動する。例えば、作動レバー17が回動軸19を中心にして所定の方向へ回動することで、固定アーム11が固定方向へ回動され、作動レバー17が反対の方向へ回動することで固定アーム11が固定解除方向へ回動されるように構成されている。そして、固定アーム11が固定方向へ回動されるときには、圧縮コイルバネ23を介して固定方向の付勢力が付与されることで固定状態が維持されることとなる。一方、固定アーム11が固定解除方向へ回動されるときには、圧縮コイルバネ23を介して固定方向の付勢力が付与されることで固定解除状態が維持されることとなる。
【0020】
図5〜図7に示すように、ロッド21は作動レバー17に対して連結ピン24にて上下方向に回動可能に連結され、Uリンク22は、固定アーム11の連結部材13に連結ピン25にて上下方向に回動可能に連結される。そして、ロッド21の一端は、Uリンク22の基部を摺動可能に貫通するとともに、その貫通端に取り付けられた前部フランジ21aによりUリンク22に対して抜け止めされている。すなわち、ロッド21と作動レバー17との連結ピン24と、Uリンク22と連結部材13との連結ピン25とを結ぶ連結点間距離Lは、図5に示す状態を最長として収縮が可能になっている。
【0021】
圧縮コイルバネ23は、ロッド21の軸線上に固着された後部フランジ21bとUリンク22との間に介在され、自然長から所定量圧縮させた状態で組み付けられている。このとき、固定アーム付勢機構20が最も伸長した状態となっている。前部フランジ21aと後部フランジ21bとの間の距離は一定であるため、固定アーム付勢機構20が最も伸長した状態では、固定アーム付勢機構20自体が剛体化している。
【0022】
作動レバー17が回動軸19を中心として回動されるとき、作動レバー17とロッド21とを連結する連結ピン24の位置は、回動軸19と連結ピン25とを結ぶ基準線Pを挟んで上下に変位する。すなわち、連結ピン24の位置が基準線P上に一致したときが、前記連結点間距離Lが最短(図6参照)となり、圧縮コイルバネ23の弾性付勢力(バネ力)が最大になる。このときが、圧縮コイルバネ23の上死点(中立位置)となる。
一方、連結ピン24の位置が基準線Pの上側へ変位したときに、連結点間距離Lが中間長さ(図7参照)になり、このときが固定アーム11の固定状態である。このときの、固定アーム11の押さえ込みは、圧縮コイルバネ23を押し潰すことによって発生する。また、連結点が基準線Pの下側へ変位したときには、連結点間距離Lが最長(図5参照)になり、このときが固定アーム11の固定解除状態である。なお、この固定解除状態では、固定アーム11はフォーク6に対して平行となり、かつフォーク6の厚さ(高さ)の範囲内に納まり、パレット8に対するフォーク6の差し込み作業の支障にならない。
このように、固定アーム11が固定状態と固定解除状態とに設定される間で、圧縮コイルバネ23の上死点を通過し、作動レバー17に作用する圧縮コイルバネ23の弾性付勢力(バネ力)の作用方向が切り換わる(逆転する)。従って、圧縮コイルバネ23の弾性付勢力(バネ力)は、固定アーム11が前記中立位置から固定状態までの間では固定アーム11を固定方向へ回動させる付勢力となり、固定アーム11が前記中立位置から固定解除状態までの間では固定アーム11を固定解除方向へ回動させる付勢力となる。
【0023】
また、固定アーム11と昇降台4との間には、該固定アーム11を固定解除方向に付勢するリターンバネ26が設けられている。このリターンバネ26は、固定アーム11の固定解除方向への回動動作を助勢すると共に、固定アーム11を解除位置に維持するものであり、その弾性付勢力(バネ力)は、圧縮コイルバネ23に比べて遙かに小さい。
【0024】
次に、昇降台4の昇降動作に基づいて、パレット固定装置10の固定アーム11を固定作動又は解除作動させるアーム作動機構30を説明する。このアーム作動機構30は、図4に示すように、作動レバー17の回動軸19上に固着された作動アーム31及び荷役用マスト3の外側面に設置された上下2個のドッグ部材32,37によって構成されており、その作動態様が図5〜図7に示されている。作動レバー17に対して回動軸19を介して一体化された作動アーム31は、その先端が昇降台4の後面から突設されている。そして、作動アーム31の突出先端部の昇降領域(軌跡)に対応して、荷役用マスト3(固定マスト)の外側面に、固定作動用のドッグ部材32と、解除作動用のドッグ部材37が上下方向に所定間隔を置いて設定されている。
【0025】
固定作動用のドッグ部材32は、昇降台4が一定高さ位置、すなわち基準高さ位置まで上昇されたとき、作動アーム31の先端に当接することによって、これを下方へ回動させる。これにより回動軸19を介して作動レバー17が上向きに回動され、固定アーム11を固定方向へ回動させる(図6参照)。なお、上記の基準高さ位置は、例えば2〜3個のパレット8を積み重ねたときの上段のパレット高さに対応するような位置に設定される。この場合、固定作動用のドッグ部材32については、昇降方向に可変、つまり高さ位置調整可能に構成することが好ましい。
【0026】
また、固定作動用のドッグ部材32は、荷役用マスト3の側面にピン33によって回動可能に取り付けられたレバー状部材からなり、図示の略水平状態において上方向への回動についてはストッパピン34にて規制されるが、下方への回動については許容されている。すなわち、固定作動用のドッグ部材32は可動式であり、昇降台4の下降時には、作動アーム31の先端によって押されたときは、下方へ退避回動できる構成となっている。なお、ドッグ部材32は常には戻しバネ35にて上向きに付勢されるとともにストッパピン34にて規制される作動可能位置に保持される。また、ドッグ部材32の先端には、ローラ36が取り付けられ、作動アーム31との当接に伴う摩耗の軽減が図られている。
【0027】
解除作動用のドッグ部材37は、荷役用マスト3に固着されており、昇降台4の下降時において、作動アーム31の先端に当接することによって、これを上方へ回動させる。これにより回動軸19を介して作動レバー17が下向きに回動され、固定アーム11を固定解除方向へ回動させる(図5参照)。
【0028】
このように、作動アーム31と、固定作動用のドッグ部材32あるいは解除作動用のドッグ部材37とは、相互の当接に伴う作動アーム31の回動動作を利用して固定アーム11を固定方向又は固定解除方向へ回動させるものである。
【0029】
上記のように構成されたパレット固定装置10においては、昇降台4の下降端付近において、フォーク6をパレット8に差し込んでから昇降台4の上昇を開始すると、昇降台4が基準高さ位置に達した時点で、作動アーム31が固定作動用のドッグ部材32に当接して下向きに回動され、それに伴い作動レバー17から固定アーム付勢機構20を介して固定アーム11が固定方向へ回動される。これにより、パレット8は上板8bの下面を左右2本のフォーク6によって保持された状態で、下板8c上面は左右2本の固定アーム11の先端で押さえ込まれる(図7参照)。その結果、パレット8は平面的にぐらつきのない安定状態に固定される。このとき、前述したように、固定アーム付勢機構20における圧縮コイルバネ23のバネ力は、固定アーム11に対して固定方向に有効に作用し、所定の押さえ込み力を発揮する。
【0030】
なお、作動アーム31が固定作動用のドッグ部材32との当接により下向きに回動されるとき、該作動アーム31の先端は、図7に示すように、昇降台4の後面側へ引っ込み、該ドッグ部材32に当接しない領域へ変位する。従って、昇降台4を下降操作したときは、作動アーム31は固定作動用ドッグ部材32に当接することなく該ドッグ部材32の横を通り抜けて下降する。そして、下降端において解除作動用のドッグ部材37に当接することで解除方向へ回動される。すなわち、本実施の形態に係るパレット固定装置10は、昇降台4の上昇時には、基準高さ位置でパレット8を固定し、下降時にはパレット8の固定を維持した状態で下降端まで下降し、下降端でその固定を解除する。
【0031】
このように、本実施の形態によれば、昇降台4を昇降操作するだけで、パレット固定装置10を基準高さ位置及び下降端位置で自動的に固定作動又は解除作動することができる。このため、作業者はフォーク6に差し込まれたパレット8の固定作動あるいは解除作動をする必要がなくなり、実作動に専念できる。これに伴い、作業者の操作に依存する従来タイプであれば必要とされる安全装置、警告装置といった付帯設備が不要になり、荷役車両のコスト低減が可能になる。
【0032】
次に、本発明の特徴部分である解除操作機構40の構成、動作等について説明する。
パレット固定装置10には、パレット8の固定を強制的(人為的)に解除するための解除操作機構40(本発明における解除手段に対応している)が備えられている。この解除操作機構40は、図2及び図8に示すように、足踏み式の解除ペダル41を主体に構成されている。この解除ペダル41が本発明におけるペダル部材に対応している。この解除ペダル41は、昇降台4の上面に形成された矩形状の開口部4aに配置される。
解除ペダル41は昇降台4に支軸42を介して回動可能に取り付けられ、前記作動レバー17が固定方向へ回動されるとき、該作動レバー17によって先端部を押し上げられ、開口部4aから昇降台4の上面へ突出する(図8実線参照)。
【0033】
作動レバー17が、フォーク6に対してパレット8を固定する固定状態にある場合、図10に示すように、解除ペダル41は昇降台4の上面(本発明の基準位置に対応している)から所定量突出している。
一方、パレット8が固定されている位置において、解除ペダル41を踏み込むと、図9中に二点鎖線で示す如く、該解除ペダル41によって作動レバー17が固定解除方向へ回動される。これにより、固定アーム付勢機構20を介して固定アーム11が固定解除方向へ回動され、フォーク6に対するパレット8の固定が解除される。なお、作動レバー17が固定解除方向へ回動された状態では、解除ペダル41は自重で下がり、図示はしないが、例えばその下面の一部が昇降台4のフロア面に引っ掛かることで、上面が昇降台4の上面と面一になる位置で保持されるように設定されている。
【0034】
また、解除ペダル41は、昇降台4上面からの突出量が、固定状態と固定解除状態との間で異なる構成であるため、パレット固定装置10が固定状態と固定解除状態のいずれに設定されているかを表示するのに用いることができる。すなわち、解除ペダル41は、パレット固定装置10の固定状態を人為的に解除する解除手段を構成するのみならず、パレット固定装置10の設定状態を作業者が判別可能な表示手段としても用いられる。作業者は解除ペダル41の突出状態を目視することで、パレット固定装置10の設定状態を容易に確認することができるため、合理的である。
【0035】
上記のような人手による解除操作機構40を備えることによって、必要に応じてフォーク6に対するパレット8の固定を解除することができる。従って、例えば、パレット8を高所に積み付ける作業、あるいは高所のパレット8を取り降ろす作業等に対応することができる。
なお、作動レバー17が解除位置へ回動されたとき、作動アーム31の先端が固定作動用のドッグ部材32に当接可能な領域へ入り込む。このため、解除ペダル41を踏み込んで固定アーム11を固定解除方向へ操作後、昇降台4を下降させたときは、該昇降台4が基準高さ位置を通過するときに、作動アーム31の先端がドッグ部材32に当接する。このとき、前述したように、下方への回動が許容された構成のドッグ部材32は、図7中に二点鎖線で示すように、作動アーム31によって押されて退避し、その損傷が防止される。
このように、本実施の形態によれば、任意の揚高でパレット8の固定を解除できるため、パレットの積み付けあるいは取り降ろし作業を支障なく実施することができる。
【0036】
以上のように、本実施の形態によれば、固定状態に設定されたパレット固定装置10を、解除操作機構40を介して人為的に解除するようにしたため、所望の作業形態に応じて円滑な荷役作業を行うことができる
【0037】
とりわけ、解除ペダル41を用いて解除操作機構40を構成したため、解除操作を容易に行うことができるうえに、所定以上の踏力で解除ペダル41が作動するように構成することで、解除ペダル41の誤操作を極力回避することができる。
【0038】
また、パレット固定装置10の固定状態の解除に用いる解除ペダル41を、この解除ペダル41の突出状態によってパレット固定装置10の設定状態を表示する表示手段として兼用することができ合理的である。すなわち、作業者がパレット固定装置10の設定状態を判別可能とするために、新たに検出装置等を設ける必要がない。
【0039】
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
【0040】
A)上記実施の形態では、フォーク6にパレット8が保持され、固定される場合について記載したが、フォーク6によって保持可能な荷役物であれば、パレット8以外の保持、固定について本発明を適用することができる。
【0041】
)また、上記実施の形態では、オーダーピッカーのような昇降部乗り込み型のフォークリフト1について記載したが、オーダーピッカー以外に、フォークを介して荷役作業を行う各種の車両に本発明を適用することもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、マストに沿って昇降動作する荷役物保持手段に保持された荷役物を、前記荷役物保持手段の昇降動作に基づいて該荷役物保持手段に対し固定する構成の荷役車両につき、所望の作業形態に応じて円滑な荷役作業を行うのに有効な技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷役車両の一実施の形態のフォークリフト1の斜視図である。
【図2】パレット固定装置10の構成を示す斜視図である。
【図3】フォークリフト1の底面を示す図である。
【図4】アーム作動機構30の構成を示す斜視図である。
【図5】固定アーム付勢機構20の動作を示す部分拡大図である。
【図6】固定アーム付勢機構20の動作を示す部分拡大図である。
【図7】固定アーム付勢機構20の動作を示す部分拡大図である。
【図8】解除ペダル41の構成を示す部分拡大図である。
【図9】パレット固定装置10につき固定アーム11と解除ペダル41との関係を示す斜視図である。
【図10】パレット固定装置10につき固定アーム11と解除ペダル41との関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…フォークリフト
3…荷役用マスト
4…昇降台
6…フォーク
8…パレット
10…パレット固定装置
11…固定アーム
12…基部側部材、12a…孔
13…連結部材、13a…貫通孔
17…作動レバー
20…固定アーム付勢機構
30…アーム作動機構
31…作動アーム
40…解除操作機構
41…解除ペダル

Claims (3)

  1. 荷役用マストに沿って昇降動作する昇降台と、該昇降台に備えられる荷役物保持手段と、前記荷役物保持手段に保持された荷役物を該荷役物保持手段に対し固定する固定手段とを有し、前記固定手段は前記荷役物を前記荷役物保持手段に固定する固定アーム、前記荷役物保持手段の昇降動作に基づいて前記固定アームを固定作動又は解除作動させるアーム作動機構及びリンク機構とを有する荷役車両であって、
    前記アーム作動機構は、前記荷役用マストに対して上下方向に所定間隔を置いて設置された固定作動用ドッグ部材及び解除作動用ドッグ部材と、前記昇降台に設けられかつ前記各ドッグ部材と当接することによって作動される作動アームとを有し、
    前記リンク機構は、前記アーム作動機構の各ドッグ部材との当接による前記作動アームの動作に基づいて前記固定アームを固定作動又は解除作動する構成とされ、
    前記昇降台には、前記固定手段による前記荷役物保持手段に対する前記荷役物の固定状態を人為的に解除する解除操作機構を前記アーム作動機構と別に設け、
    前記解除操作機構は、前記リンク機構と連動可能に構成されかつ前記昇降台に対して前記昇降台の上面からの突出量が前記固定手段の固定解除状態のときに比べて固定状態のときに大きくなるように設けられた足踏み式のペダル部材を備え、
    前記ペダル部材の踏み込み操作に連動して前記リンク機構が前記固定アームを解除作動させることにより前記荷役物保持手段に対する前記荷役物の固定状態を解除し、また、前記アーム作動機構の固定作動用ドッグ部材と作動アームとの当接により作動される前記リンク機構に連動して前記ペダル部材が押上げられることで、前記固定手段が固定状態と固定解除状態のいずれかに設定されているかを前記昇降台の上面からの前記ペダル部材の突出量に基づいて表示する構成とした
    ことを特徴とする荷役車両。
  2. 前記リンク機構は、前記固定アームを固定方向ないし固定解除方向へ付勢する圧縮コイルバネを有する付勢機能付きリンク機構であることを特徴とする請求項1記載の荷役車両。
  3. 前記作動アームは、前記荷役物保持手段の上昇時に前記固定作動用ドッグ部材に当接して下向きに回動され、かつ、下降時に前記解除作動用ドッグ部材に当接し上向きに回動され、
    前記固定アームは、前記作動アームの下向きの回動により前記リンク機構を介して固定状態とされ、前記作動アームの上向きの回動により前記リンク機構を介して解除状態とされる構成とし、
    前記固定作動用ドッグ部材は、上方への回動が規制され、かつ下方への回動が許容される回動可能なレバー状部材からなり、前記荷役物保持手段の上昇時に前記作動アームが当接したときは該作動アームを下向きに回動させ、また、前記荷役物保持手段の下降時に前記作動アームが当接したときには該作動アームにより下方へ退避回動する構成とされている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の荷役車両。
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