JP4705519B2 - 車両用ブレーキ圧制御装置 - Google Patents
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Description
そして、候補算出手段が、車体速度、横加速度および低摩擦側ブレーキ圧のそれぞれに基づいて、許容差圧の第1候補、第2候補および第3候補を算出する。続いて、許容差圧選択手段が、前記第1候補、第2候補および第3候補のうちの最大のものを、許容差圧として選択して設定する。その後は、前記と同様に、目標制御圧設定手段が、許容差圧選択手段で選択された許容差圧と低摩擦側ブレーキ圧とに基づいて目標制御圧を設定し、高摩擦側ブレーキ圧制御手段が、目標制御圧に合うように高摩擦側ブレーキ圧を制御する。これによれば、車両の運動状態を示す車体速度、横加速度および低摩擦側ブレーキ圧のそれぞれに対応した許容差圧のうちの最大値に基づいて、高摩擦側ブレーキ圧が制御されるので、そのときの車両の運動状態に適した最大の制動力を得ることができる。
そして、候補算出手段が、車体速度、横加速度および低摩擦側ブレーキ圧のそれぞれに基づいて、許容差圧の第1候補、第2候補および第3候補を算出する。続いて、許容差圧選択手段が、前記第1候補、第2候補および第3候補のうちの最大のものを、許容差圧として選択して設定する。その後は、前記と同様に、目標制御圧設定手段が、許容差圧選択手段で選択された許容差圧と低摩擦側ブレーキ圧とに基づいて目標制御圧を設定し、高摩擦側ブレーキ圧制御手段が、目標制御圧に合うように高摩擦側ブレーキ圧を制御する。これによれば、車両の運動状態を示す車体速度、横加速度および低摩擦側ブレーキ圧のそれぞれに対応した許容差圧のうちの最大値に基づいて、高摩擦側ブレーキ圧が制御されるので、そのときの車両の運動状態に適した最大の制動力を得ることができる。
さらに、本発明は、前記許容差圧設定手段は、車体速度、横加速度および低摩擦側ブレーキ圧のそれぞれと許容差圧との関係を示す3つのマップを記憶した記憶手段を有し、前記候補算出手段は、前記第1候補を、前記車体速度がゼロであるときに最も高い許容差圧となり、前記車体速度が上がるにつれて前記許容差圧が徐々に低下するように設定されたマップから算出し、前記第2候補を、前記横加速度が所定値以上となると、そこから徐々に前記許容差圧が上がっていくように設定されたマップから算出し、前記第3候補を、前記低摩擦側ブレーキ圧が所定値以上となると、そこから徐々に前記許容差圧が上がっていくように設定されたマップから算出するように構成されてもよい。
また、許容差圧制限手段は、ブレーキ圧の制御が進行するにつれて許容差圧設定手段によって設定された許容差圧に近づくように制限許容差圧を設定するので、ブレーキ圧の制御の進行とともに高摩擦側ブレーキ圧と低摩擦側ブレーキ圧との差が好適に設定されるようになり、左右のブレーキ圧の差が大きくなりすぎるのをより確実に抑制することができる。
そして、許容差圧よりも制限許容差圧が低い場合には、制限許容差圧が差圧制限値として設定されるので、左右輪の差圧を確実に許容差圧よりもさらに低い制限許容差圧に維持させることができ、左右のブレーキ圧の差が大きくなりすぎるのを確実に抑制することができる。また、制限許容差圧よりも許容差圧が低い場合には、許容差圧が差圧制限値として設定されるので、左右輪の差圧を確実に許容差圧に維持させることができ、左右のブレーキ圧の差が大きくなりすぎるのを確実に抑制することができる。また、許容差圧と制限許容差圧とが同じ値の場合には、許容差圧および制限許容差圧のいずれか一方が制限許容差圧として設定される。そのため、この場合も、左右輪の差圧を確実に許容差圧または制限許容差圧に維持させることができ、左右のブレーキ圧の差が大きくなりすぎるのを確実に抑制することができる。
なお、液圧ユニット51から出力されるブレーキ圧は、配管を介して各車輪Tに設けられたキャリパCに供給されるようになっており、各キャリパCにブレーキ圧が付与されることで、各車輪Tに車輪ブレーキFL,RL,FR,RRの制動力が働くようになっている。
ポンプ4は、リザーバ3で吸収されているブレーキ液を吸入し、そのブレーキ液をダンパ5やオリフィス5aを介してマスタシリンダMCへ戻す機能を有している。これにより、リザーバ3によるブレーキ圧の吸収によって減圧された各出力液圧路91,92の圧力状態が回復される。
高摩擦側ブレーキ圧と低摩擦側ブレーキ圧との差(許容差圧)に注目し、車両CRの状況に応じた許容差圧を求め、低摩擦側ブレーキ圧に許容差圧を足して高摩擦側ブレーキ圧の目標制御圧を設定しているので、左右のブレーキ圧の差が大きくなりすぎるのを確実に抑制することができる。
車両の運動状態を示す車体速度、横加速度および低摩擦側ブレーキ圧のそれぞれに対応した許容差圧のうちの最大値に基づいて、高摩擦側ブレーキ圧が制御されるので、そのときの車両の運動状態に適した最大の制動力を得ることができる。
実減速度が目標減速度よりも不足する場合には、実減速度と目標減速度との偏差量に基づいて算出された増圧分だけ目標制御圧が上昇されるので、正確に算出された増圧分によって最適な制動力を得ることができる。
本実施形態では、車両の運動状態を示すパラメータを3つとしたが、パラメータはいくつであってもよく、例えば一つであってもよい。また、「車両の運動状態を示すパラメータ(許容差圧に影響のあるパラメータ)」としては、例えば、車輪速度、ヨーレイト、車体加速度などであってもよい。
本実施形態では、目標制御圧に増圧分を加算したが、本発明はこれに限定されず、許容差圧設定手段52A(許容差圧選択手段A2)において選択した許容差圧に増圧分を加算してもよい。
本実施形態では、ブレーキ圧センサによって実際のブレーキ圧を検出したが、本発明はこれに限定されず、他のパラメータからブレーキ圧を推定してもよい。また、横加速度も、センサで検出するものに限定されず、他のパラメータからの推定であってもよい。
図13に示すように、制御装置52’の動作は基本的には、前記実施形態(図5)と同様であるが、前記実施形態におけるステップS3の代わりに、新たなステップS31,S32,S33を加えた点と、ステップS7として高摩擦側ブレーキ圧のみに対して行っていた制御を各車輪Tの各ブレーキ圧に対して個別に行うようにした点(ステップS7’)で異なっている。そのため、以下の説明では、前記実施形態に比べて特に異なる動作となるステップS31〜S33のみを説明する。
図15に示すように、制御装置52’’の動作は基本的には、前記実施形態(図5)と同様であるが、新たにステップS2A、S2B、S2Cを加えた点と、ステップS3’’として前記実施形態と異なる手法で高摩擦側ブレーキ圧の目標制御圧を設定するようにした点で異なっている。そのため、以下の説明では、前記実施形態に比べて特に異なる動作となるステップS2A〜S3’’のみを説明する。
図16(b)に示すように、許容差圧の設定(前記した各候補の算出および選択)は、ブレーキペダルBPが踏み込まれてからその踏み込みが解除されるまでの間、常時行われており、その設定値が前記した各パラメータや各マップに基づいて随時更新されることで、許容差圧(設定値)は図に示すように経時変化する。一方、制限許容差圧は、アンチロックブレーキ制御が開始されると、一旦ゼロに設定され、車輪速度の速度変化量に基づいて、図に示すように経時変化する。なお、図に示すように、制限許容差圧は、経時変化とともに許容差圧に徐々に近づき、許容差圧よりも大きな値となる。
そして、許容差圧よりも制限許容差圧が低い場合には、制限許容差圧が差圧制限値として設定されるので、左右輪の差圧を確実に許容差圧よりもさらに低い制限許容差圧に維持させることができ、左右のブレーキ圧の差が大きくなりすぎるのを確実に抑制することができる。また、制限許容差圧が許容差圧を上回ると、許容差圧が差圧制限値として設定されるので、左右輪の差圧を確実に許容差圧に維持させることができ、左右のブレーキ圧の差が大きくなりすぎるのを確実に抑制することができる。また、許容差圧と制限許容差圧とが同じ値の場合には、許容差圧および制限許容差圧のいずれか一方が差圧制限値として設定される。そのため、この場合も、左右輪の差圧を確実に許容差圧または制限許容差圧に維持させることができ、左右のブレーキ圧の差が大きくなりすぎるのを確実に抑制することができる。
20 横加速度センサ
30 ペダルセンサ
40 ブレーキ圧センサ
50 車両用ブレーキ圧制御装置
51 液圧ユニット
52 制御装置
52A 許容差圧設定手段
A1 候補算出手段
A2 許容差圧選択手段
A3 記憶手段
52B 目標制御圧設定手段
B1 加算手段
B2 増圧分算出手段
B3 偏差量算出手段
52C 実減速度算出手段
52D 目標減速度設定手段
52E 高摩擦側ブレーキ圧制御手段
52K 許容差圧制限手段
K1 速度変化量算出手段
K2 制限許容差圧設定手段
K3 差圧制限値設定手段
BP ブレーキペダル
C キャリパ
CR 車両
FL 車輪ブレーキ
MC マスタシリンダ
T 車輪
M1,M2,M3 マップ
Claims (11)
- 車両の運動状態を示すパラメータに基づいて、同一車軸上の左右輪の許容差圧を設定する許容差圧設定手段と、
前記許容差圧設定手段で設定した前記許容差圧と、左右輪のうちの低摩擦側の車輪に加わる低摩擦側ブレーキ圧とを足し合わせた値を、高摩擦側の車輪に加わる高摩擦側ブレーキ圧の目標制御圧として設定する目標制御圧設定手段と、
前記高摩擦側ブレーキ圧を、前記目標制御圧に合わせるように制御する高摩擦側ブレーキ圧制御手段と、を備え、
前記パラメータは、車体速度、車体に加わる横加速度および前記左右輪に加わる各ブレーキ圧のうちの低摩擦側ブレーキ圧であり、
前記許容差圧設定手段は、
前記車体速度に基づいて前記許容差圧の第1候補を算出し、前記横加速度に基づいて前記許容差圧の第2候補を算出し、前記低摩擦側ブレーキ圧に基づいて前記許容差圧の第3候補を算出する候補算出手段と、
前記候補算出手段で算出した前記第1候補、第2候補および第3候補のうちの最大のものを前記許容差圧として選択して設定する許容差圧選択手段とを備え、
前記許容差圧の設定は、ブレーキペダルが踏み込まれてからその踏み込みが解除されるまでの間、常時行われており、その設定値が前記各パラメータに基づいて随時更新されることで、前記許容差圧は経時変化することを特徴とする車両用ブレーキ圧制御装置。 - 車両の運動状態を示すパラメータに基づいて、同一車軸上の左右輪の許容差圧を設定する許容差圧設定手段と、
前記左右輪の目標ブレーキ圧を個別に設定する目標ブレーキ圧設定手段と、
前記許容差圧と、左車輪の前記目標ブレーキ圧とを足し合わせた値を、右車輪の目標圧制限値として設定する右車輪目標圧制限値設定手段と、
前記許容差圧と、右車輪の前記目標ブレーキ圧とを足し合わせた値を、左車輪の目標圧制限値として設定する左車輪目標圧制限値設定手段と、
前記左車輪に対する前記目標ブレーキ圧および目標圧制限値のうち低い方を前記左車輪の目標制御圧として設定し、前記右車輪に対する前記目標ブレーキ圧および目標圧制限値のうち低い方を前記右車輪の目標制御圧として設定する目標制御圧設定手段と、
前記各目標制御圧に合わせるように左右輪のブレーキ圧を個別に制御するブレーキ圧制御手段と、を備え、
前記パラメータは、車体速度、車体に加わる横加速度および前記左右輪に加わる各ブレーキ圧のうちの低摩擦側ブレーキ圧であり、
前記許容差圧設定手段は、
前記車体速度に基づいて前記許容差圧の第1候補を算出し、前記横加速度に基づいて前記許容差圧の第2候補を算出し、前記低摩擦側ブレーキ圧に基づいて前記許容差圧の第3候補を算出する候補算出手段と、
前記候補算出手段で算出した前記第1候補、第2候補および第3候補のうちの最大のものを前記許容差圧として選択して設定する許容差圧選択手段とを備え、
前記許容差圧の設定は、ブレーキペダルが踏み込まれてからその踏み込みが解除されるまでの間、常時行われており、その設定値が前記各パラメータに基づいて随時更新されることで、前記許容差圧は経時変化することを特徴とする車両用ブレーキ圧制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ圧制御装置において、
前記許容差圧設定手段は、
車体速度、横加速度および低摩擦側ブレーキ圧のそれぞれと許容差圧との関係を示す複数のマップまたは関数を記憶した記憶手段を有し、
前記候補算出手段が、前記各候補を前記各マップまたは各関数から算出することを特徴とする車両用ブレーキ圧制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ圧制御装置において、
前記許容差圧設定手段は、
車体速度、横加速度および低摩擦側ブレーキ圧のそれぞれと許容差圧との関係を示す3つのマップを記憶した記憶手段を有し、
前記候補算出手段は、
前記第1候補を、前記車体速度がゼロであるときに最も高い許容差圧となり、前記車体速度が上がるにつれて前記許容差圧が徐々に低下するように設定されたマップから算出し、
前記第2候補を、前記横加速度が所定値以上となると、そこから徐々に前記許容差圧が上がっていくように設定されたマップから算出し、
前記第3候補を、前記低摩擦側ブレーキ圧が所定値以上となると、そこから徐々に前記許容差圧が上がっていくように設定されたマップから算出することを特徴とする車両用ブレーキ圧制御装置。 - 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の車両用ブレーキ圧制御装置において、
ブレーキ操作子の操作量に関連した情報に基づいて、高摩擦側の車輪の目標減速度を設定する目標減速度設定手段と、
高摩擦側の実際の車輪速度に基づいて、高摩擦側の実減速度を算出する実減速度算出手段と、をさらに備え、
前記許容差圧設定手段または前記目標制御圧設定手段が、前記目標減速度設定手段で設定した前記目標減速度と、前記実減速度算出手段で算出した前記実減速度とを比較して、前記実減速度が前記目標減速度よりも所定値以上不足する場合には、前記許容差圧または前記目標制御圧を上昇させることを特徴とする車両用ブレーキ圧制御装置。 - 請求項5に記載の車両用ブレーキ圧制御装置において、
前記許容差圧設定手段または前記目標制御圧設定手段が、
前記実減速度と前記目標減速度との偏差量を算出する偏差量算出手段と、
前記偏差量算出手段で算出した前記偏差量に基づいて、前記許容差圧または前記目標制御圧の増圧分を算出する増圧分算出手段と、を備え、
前記増圧分算出手段で算出した前記増圧分を、前記許容差圧または前記目標制御圧に足し合わせることで前記許容差圧または前記目標制御圧を上昇させることを特徴とする車両用ブレーキ圧制御装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ圧制御装置であって、
ブレーキ圧の制御開始時に、前記許容差圧設定手段で設定した許容差圧よりも小さい値を初期値とした制限許容差圧を設定する許容差圧制限手段を備え、
前記目標制御圧設定手段は、前記制限許容差圧を許容差圧とみなして目標制御圧を設定することを特徴とする車両用ブレーキ圧制御装置。 - 前記許容差圧制限手段は、前記初期値をゼロに設定し、ブレーキ圧の制御が進行するにつれて前記許容差圧設定手段によって設定された許容差圧に近づくように前記制限許容差圧を設定することを特徴とする請求項7に記載の車両用ブレーキ圧制御装置。
- 前記許容差圧制限手段は、前記制限許容差圧が前記許容差圧設定手段によって設定された許容差圧を上回ったときに、前記制限許容差圧を前記許容差圧設定手段によって設定された許容差圧に戻し、
前記目標制御圧設定手段は、該許容差圧に基づいて目標制御圧を設定することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の車両用ブレーキ圧制御装置。 - 前記許容差圧制限手段は、
ブレーキ圧の制御開始時の車輪速度を基準速度として設定し、この基準速度に対する車輪速度の速度変化量を算出する速度変化量算出手段と、
前記速度変化量算出手段で算出した速度変化量に対応して、前記制限許容差圧を設定する制限許容差圧設定手段と、
前記許容差圧設定手段によって設定された許容差圧、および前記制限許容差圧設定手段によって設定された制限許容差圧のうち低い方を差圧制限値として設定する差圧制限値設定手段とを備えることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ圧制御装置。 - 前記速度変化量算出手段は、高摩擦側の車輪速度の変化に応じて車輪速度の速度変化量を算出することを特徴とする請求項10に記載の車両用ブレーキ圧制御装置。
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