JP4705248B2 - ニトロキシドからアルコキシアミンを製造する方法 - Google Patents

ニトロキシドからアルコキシアミンを製造する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の分野】
本発明は、ラジカル重合開始剤として用いられる、α,β,β−トリ置換ヒドロキシルアミン(以下、アルコキシアミンという)をニトロキシドから製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリマー製造時に(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−N−オキシド(TEMPO)から得られるようなアルコキシアミンを用いることは多くの文献に記載されている。
Hawker C. J. 達(Macromolecules 1996, 29, 5245-5254)には、(2,2,6,6−テトラメチル−1‘−ピペリジルオキシ)メチルベンゼンのようなTEMPOから得られるアルコキシアミンをスチレンをラジカル重合の開始剤として使用して重合を制御することによって、多分散指数が低い、厳密に定義されたポリマーが得られるということが記載されている。また、この著者はその重合速度がTEMPOの存在下でAIBNやベンゾイルペルオキシドのような一般的な開始剤を使用した時の重合速度はとほぼ同じであることを確認している。
アルコキシアミンは文献記載の公知方法で製造でき、最も一般的な方法はカーボン基をニトロキシド基にカップリングさせる方法である。
アルコキシアミンを下記の式、
【0003】
【式11】
Figure 0004705248
【0004】
(ここで、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、Zは以下で定義され基)で表した場合、カーボンラジカル(radical carbone)Z・は文献に記載の各種の方法、例えばアゾ化合物の分解、適当な基質から水素原子を抽出する方法、オレフィンにラジカルを付加する方法で発生させることができる。このカーボンラジカルZ・は有機マグネシウム試薬:Z−MgXのような有機金属化合物(Hawker C. J.達、Macroolecules 1996, 29, 5245-5254)あるいはCux/ビピリジン(X=ClまたはBr)のような有機金属系のハロ誘導体Z−X(Dorota Grezta達、Macromolecules 1996, 29, 7661-7670)からATRA(原子移動ラジカル付加:Atom Transfer Radical Addition)型の反応で発生させることもできる。
【0005】
アルコキシアミド(I)の最も一般的な製造方法はATRA反応を用いる方法である。この方法は下記スキームに従って溶剤中でCux/ビピリジン有機金属系の存在下に1つの原子または一群の原子を他の分子に移動(トランスファー)させるものである:
【0006】
【式12】
Figure 0004705248
【0007】
上記有機金属系のXは臭素原子が好ましい。
一般的な方法はCuBr/ビピリジン等の有機金属系を溶剤、好ましくはベンゼンまたはトルエン等の芳香族溶媒に溶解し、その溶液に化合物ZXとニトロオキシド(II)とを導入する。
この方法の最大の欠点はアルコキシアミンの工業的製造には不可能なような長い反応時間を必要とし、試薬を大過剰使用することにある。しかも、用いる有機金属系が高価な配位子(ビピリジンまたはその誘導体)を含んでいる。
さらに、得られた製品からの残留金属の除去が困難であり、生成物をシリカカラムを通過させるといったコストのかかる精製操作を必要とする。
【0008】
国際特許出願第WO98/40415号(Matyjaszewski K. 達)では、有機金属系[4,4'−ビス(5−ノニル)−2,2'−ビピリジン/Cu(OTf)2/Cu0]の存在下でTEMPOと(1−ブロモエチル)ベンゼンをTEMPO/(1−ブロモエチル)ベンゼンのモル比を2にして(すなわちTEMPOの分子を100%に過剰にして)90℃で2時間反応させて、カラムクロマトグラフィ精製後に1−(2、2、6、6−テトラメチルピペリジルオキシ)−1−フェニルエタンを69%の収率で得ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、[化13]のニトロキシドから[化14]のアルコキシアミンを製造する改良された方法を見出した:
【0010】
【式13】
Figure 0004705248
【0011】
【式14】
Figure 0004705248
【0012】
【課題を解決する手段】
本発明方法では、下記[化15]のスキーム
【式15】
Figure 0004705248
に従って、下記の有機金属系(III)の存在下で、水に溶けない有機溶媒中でニトロキシド(II)をハロカーボン化合物ZX(ここで、Xは塩素、臭素または沃素を表す)と混合する:
MA(L)n (III)
(ここで、
MはCu、AgまたはAu等の金属を表し、
Aはハロゲン原子、カルボキシレート基またはトリフレート(triflate)基を表し、
Lは金属Mの配位子を表し、
nは1,2または3を表す)
【0013】
この方法は下記段階を実施することに特徴がある:
(a) 有機溶媒中で、金属塩MA、配位子L、ハロカーボン化合物ZXおよびニトロキシド(II)をZX/ニトロキシド(II)のモル比を1〜1.4にして撹拌混合し、
(b) ニトロキシド(II)が完全に消えるまで反応物を20℃〜90℃の温度で撹拌し続け、
(c) 有機相を回収し、水で洗浄し、次に
(d) 減圧下で有機溶媒を蒸発させてアルコキシアミン(I)を単離する。
【0014】
【実施の形態】
好ましくはMはCuを表し、AはClまたはBr等のハロゲン、アセテート等のカルボキシレート基またはトリフレート基を表し、Xは塩素原子または臭素原子を表す。
本発明では有機金属系(III)の金属Mの配位子Lは下記一般式(IV)で表される化合物から選択される:
【0015】
【式16】
Figure 0004705248
【0016】
[ここで、R1、R2、R3およびR4は水素原子、1〜10個、好ましくは1〜4個の多数の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基を表し、互いに同一であっても異なっていてもよく、R5は水素原子、1〜10個、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基、下記基:
【0017】
【式17】
Figure 0004705248
【0018】
(ここで、R6およびR7はR5と同じ意味を有する)を表すか、R1、R2、R3、R4およびR5基の少なくとも2つが一緒になって環を形成していてもよく、m、pおよびqは1〜4、好ましくは2に等しい整数を表し、互いに同一でも異なっていてもよく、xは0〜4である]。
【0019】
式(IV)の配位子Lの例としては下記を挙げることができる:
トリ[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミン:
【式18】
Figure 0004705248
【0020】
N,N,N’,N’,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDETA):
【式19】
Figure 0004705248
【0021】
N,N,N’,N’,N”−テトラメチルエチレンジアミン:
【式20】
Figure 0004705248
【0022】
1,1,4,7,10,10−ヘキサメチルトリエチレンテトラミン(HMTETA):
【式21】
Figure 0004705248
【0023】
環式ポリアミン、例えば:
1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、
1,5,9−トリメチル−1,5,9−トリアザシクロドデカン、
1,4,8,11−テトラメチル−1,4,8,11−テトラアザシクロ−テトラデカン。
PMDETAを用いるのが好ましい。
【0024】
本発明方法では金属塩MA、配位子L、化合物ZXおよびニトロキシド(II)を好ましくはベンゼン、トルエンまたはキシレン等の芳香族炭化水素またはCH2Cl2等の塩化アルキルまたはエーテルの有機溶媒中で撹拌、混合する。
【0025】
金属Mの活性化学種の酸化状態は1に等しい(MI)。本発明では、この活性化学種を、好ましくは金属ハロゲン化物MIAの形で、そのまま反応物中に加えることができる。好ましい金属ハロゲン化物はCuBrである。
活性化学種は下記の酸化還元反応に従って金属Mが酸化状態2(MII)MIIである金属塩MIIAと金属状態がゼロ(M0)の同じ金属からその場(in situ)で作ることもきる:
【0026】
【式22】
Figure 0004705248
【0027】
この変形例での好ましい金属MIIAはCuBr2である。
他の変形例では、金属Mが酸化状態1(MIA)である金属塩MAと酸化状態0(M0)の同じ金属とを反応物中に導入することができる。
配位子LはL/MIのモル比が1〜5、好ましくは1〜2となるように使用される。
ZX/ニトロキシド(II)のモル比は1〜1.4、好ましくは1にする。
次いで、反応混合物を20℃〜90℃の温度、好ましくは室温で撹拌する。
【0028】
本発明方法は、窒素またはアルゴン等の不活性ガスの雰囲気下で、好ましくは大気圧において実施する。
反応時間は非常に短い。反応の終わりはクロマトグラフィー法(GC、HPLC、TLC)で反応物が消えることによってモニターする。反応終了後、沈殿物が有る場合にはそれを濾過し、好ましくは反応に使用したのと同じ溶媒で洗浄し、抽出された水性相が無色になるまで有機相を水で洗浄する。
有機溶媒を減圧下で、好ましくは室温で除去してアルコキシアミンを回収する。
【0029】
本発明では、有機相を洗浄するのに用いられる水が単数または複数の塩を含むことができる。その量は室温における塩の水への溶解限度以下の重量にする。これらの塩はアルカリ金属塩から選択するのが好ましい。
本発明に用いられる塩の例としては塩化ナトリウム、蟻酸アンモニウム、蟻酸トリエチルアンモニウムおよびジアンモニウムオキサレートが挙げられる。
【0030】
アルコキシアミンは元素分析、HPLC、IRおよびNMRによって特徴付けられる。
本発明方法の利点は市販されている配位子を用いて実施できる点にある。ニトロキシド(II)とハロカーボン化合物ZXとの反応は早い。有機金属系MAa(L)nの金属Mの除去は水による洗浄で簡単に実施できる。
本発明方法では金属Mを実質的に含まないアルコキシアミンを作ることができる。本発明方法で得られたアルコキシアミンの金属Mの含有率は10ppm以下である。
さらに、本発明方法のアルコキシアミンの収率は高い。
【0031】
本発明方法は特に、下記[式23]のニトロキシド:
【式23】
Figure 0004705248
からの下記[式32]のアルコキシアミンを製造するのに用いられる:
【0032】
【式24】
Figure 0004705248
【0033】
{ここで、Y1〜Y6基は水素原子、1〜10個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基、3〜20個の炭素原子を含むシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、フェニル基、1〜4個の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基、ジアルコキシフォスフォニルまたはジフェノキシフォスフォニル基、アルコキシカルボニルまたはアルコキシカルボニルアルキル基を表し、互いに同一でも異なっていてもよく、或いは2つ以上のY1〜Y6基がそれらが結合した炭素原子と結合して環状構造を形成していてもよく、この構造はHO−、CH3C(O)−、CH3O−、H2N−CH3C(O)NH−、(CH3)2N−の中から選択される1つ以上の環外官能基を有することができ、或いはOまたはN等の1つ以上の環外または環内のへテロ原子を有していてもよく、
【0034】
Zは下記[式25]の基であり
【式25】
Figure 0004705248
【0035】
[ここで、W1、W2およびW3は水素原子、1〜10個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基、フェニル基、ベンジル基、シアノ基、3〜12個の炭素原子を含むシクロアルキル基を表し、互いに同一でも異なっていてもよく、あるいは、−(CH2)rC(O)OW4を表す(ここで、W4は1〜6個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキルを表し、r=0〜6である)]
Xは塩素、臭素または沃素原子を表す}。
【0036】
本発明で使用可能なニトロオキシド(II)の例としては下記を挙げることができる:
2,2,5,5−テトラメチル−1−ピロリジニルオキシ
(PROXYLの商標名で一般に販売されている)
3−カルボキシ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジニルオキシ
(3−カルボキシPROXYLとして一般に知られている)
2,2,6,6−テトラメチル−1−ピぺリジルオキシ
(TEMPOとして一般に知られている)
【0037】
4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピぺリジルオキシ
(4−ヒドロキシ−TEMPOとして一般に知られている)
4−メトキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピぺリジルオキシ
(4−メトキシ−TEMPOとして一般に知られている)
4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピぺリジルオキシ
(4−オキソ−TEMPOとして一般に知られている)
−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピぺリジルオキシ(一般に4−アミノ−TEMPOとして知られている);
4−アセトアミド−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピぺリジルオキシ
(4−アセトアミド−TEMPOとして一般に知られている)
【0038】
N−ター−ブチル−1−フェニル−2−メチルプロピルニトロキシド、
N−(2−ヒドロキシメチルプロピル)−1−フェニル−2−メチルプロピルニトロキシド、
N−ター−ブチル−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピルニトロキシド、
N−ター−ブチル−1−ジベンジルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピルニトロキシド、
N−ター−ブチル−1―ジ(2,2,2−トリフルオロエチル)―フォスフォノ−2,2−ジメチルプロピルニトロキシド、
N−ター−ブチル−1−[(1−ジエチルフォスフォノ)−2−メチルプロピル]ニトロキシド、
【0039】
N−(1−メチルエチル)−1−シクロヘキシル−1−(ジエチルフォスフォノ)ニトロキシド、
N−(1−フェニルベンジル)−[(1−ジエチルフォスフォノ)−1−メチルエチル]ニトロキシド、
N−フェニル−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピルニトロキシド、
N−フェニル−1−ジエチルフォスフォノ−1−メチルエチルニトロキシド、
N−(1−フェニル−2−メチルプロピル)−1−ジエチルフォスフォノ−メチルエチルニトロキシド、
ビス−1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリド−4−イルセバケート(CIBA SPEC. CHEM.社から「CXA5415」の商標名で販売されている)。
【0040】
使用可能な化合物ZXの例としてはC65CH2Br、(CH32C(CN)Br、CH3OC(O)C(CH32Br、CH3OC(O)CH(CH3)Br、C613Iが挙げられる。
本発明方法で得られる式(I)のアルコキシアミドはラジカル重合可能な炭素−炭素2重結合を有する任意のモノマーの重合および共重合に使用できる。
【0041】
重合または共重合は該当するモノマーを考えて当業者に公知の通常の条件下で実施される。モノマーはビニル芳香族モノマー(スチレン、置換スチレン)、ジエンまたはアクリルモノマーまたはメチルアクリルモノマーにすることができる。モノマーを塩化ビニル、弗化ビニリデンまたはアクリロニトリルにすることもできる。
以下、本発明の実施例を説明する。
【0042】
【実施例】
Schlenk法を用いて不活性ガス(アルゴンまたは窒素)雰囲気下で実験した(標準)。
1−ブロモエチルベンゼンおよびN−tert−ブチル−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピルニトロキシド(DEPN)を予め脱気する。使用した溶媒はベンゾフェノンナトリウム上のアルゴンおよびCH2Cl2下で予め蒸留したトルエンである。
【0043】
下記配位子を使用した:
N,N,N’,N’,N媒−ペンタメチルジエチレントリアミン(以下、PMDETA)、
トリス(2−ピリジルメチル)アミン(以下、TPA)、
ビピリジン(以下、BIPY)
得られたアルコキシアミンは1H、13Cおよび31PNMRと、元素分析によって特徴付けた。
残留銅の含有率はプラズマ原子エミッション分析法で求め、検出は質量分析法で行なった(以下、ICP−MS、誘導結合プラズマ−質量分析法)。
【0044】
実施例1(本発明ではない)
N− tert −ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−フェニルエチルヒドロキシルアミンの製造
【式26】
Figure 0004705248
【0045】
0.57gのCuBr(4mモル)と1.25gのBIPY(8mモル)(BIPY/CuBrのモル比=2)を、アルゴンでパージした100mlのSchlenkチューブに導入する。0.74gの(1−ブロモエチル)ベンゼン(4mモル)と0.68gの9mlの無水トルエンに溶解した86%DEPN(2mモル)とを添加する。混合物を撹拌しながら室温で48時間反応させる。反応混合物をセライトで濾過する。濾過物を5%硫化銅水溶液で、次に水で洗浄する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒を蒸発させる。銅を含む緑がかったオイルが得られ、これをペンタン/エーテル6/4溶離液を用いてシリカカラムでクロマトグラフィによって精製する。0.75gのN−tert−ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−フェニルエチル−ヒドロキシルアミンが2つのジアステレオ異性体の形で得られる(収率=95%)(I/II=64/36)(粗混合物の31Pスペクトルから23.14および24.36ppmの信号の積分によって64/36の比率を求めた)。
【0046】
分析結果は下記の通り。
異性体I
【化1】
Figure 0004705248
ミクロ分析(C2137NO4P):
計算値(%) C 63.12;H 9.59;N 3.51
観察値(%) C 63.01;H 9.60;N 3.42
【0047】
異性体 II
【化2】
Figure 0004705248
ミクロ分析(C2137NO4P):
計算値(%) C 63.12;H 9.59;N 3.51
観察値(%) C 63.05;H 9.51;N 3.50
【0048】
実施例2(本発明によるもの)
N− tert- ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−フェニルエチルヒドロキシルアミンの製造
BIPYの代わりにPMDETAを使用した。
0.46gのCuBr(3.21mモル)と1.11gのPMDETA(6.42mモル)を100mlのSchlenkチューブに導入する。チューブは真空/アルゴンでパージし、その後、0.59gの(1−ブロモエチル)ベンゼン(3.21mモル)と1gの10mlのトルエンに溶解した70%DEPN(2.38mモル)とを添加する。混合物を撹拌しながら室温で30分反応させる。反応混合物をセライトで濾過し、濾過物を水で洗浄する(30mlの水で5回)。溶媒を蒸発させ、無色のオイル状のN−tert−ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−フェニルエチルヒドロキシルアミンが0.75g得られる。
HPLCで分析した生成物の純度は97%である。収率は100%に近い。分析特性は実施例1で得られたアルコキシアミドと同一である。
残留Cuの含有率は10ppm以下である。
【0049】
実施例3(本発明によるもの)
1−(2、2、6、6−テトラメチルピペリジルオキシ)−1−フェニルエタンの製造
反応は窒素雰囲気下で実施する。
10mlのトルエン、0.4gの銅、0.84gのCuBrおよび1gのPMDETAを100mlSchlenkチューブに導入する。
溶液を減圧下で脱気し、0.92gのTEMPO(0.0059モル)と、1.1gの(1−ブロモエチル)ベンゼン(0.0059モル)とを含む10mlの脱気したトルエンをこれに加える。
【0050】
付加は発熱性である。30分後、試薬の消失が薄層クロマトグラフィ(TLC)で確認される。有機溶液を濾過し、水相が無色になるまで水で洗浄する。トルエンを蒸発させ、1.5gの1−(2、2、6、6−テトラメチルピペリジルオキシ)−1−フェニルエタン(97%の収率)を得る。純度は文献データとの比較により、1Hおよび13Cで確認した。
ICP−MSにより銅含有率が10ppm以下であることが示された。
【0051】
実施例4(比較例)、5(比較例)および6(本発明)
種々の配位子Lを用い、表1で与えられた方法に従ってN−tert−ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−フェニルエチルヒドロキシルアミンを実施例2に類似の方法で製造した。得られた結果は表1に示した。実施例4(NIA)および5(NIA)は本発明によるものではない。
【0052】
実施例7(本発明によるもの)
DEPNと(1−ブロモ−エチル)ベンゼンとの反応をトルエンをCH2Cl2に置換した以外は実施例2に記載のものと同じ条件で繰り返した。5分間の反応後のTLC分析によって全ての試薬が反応したことが示された。
水で洗浄後にN−tert−ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−フェニルエチルヒドロキシルアミンを収率91%で得た。銅含有率は10ppm以下である。本実施例の結果は表1に示してある。
【0053】
【表1】
Figure 0004705248
【0054】
実施例8(本発明によるもの)
N− tert −ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−フェニルエチルヒドロキシルアミンの製造
本実施例では、処理を蟻酸トリエチルアンモニウム溶液を用いて実施した。蟻酸トリエチルアンモニウムは蟻酸とトリエチルアミンを1.5/1のモル比にして作った。4.3gの(1−ブロモエチル)ベンゼン(0.023モル)、5.4gの93%DEPN(0.017モル)、4.0gのPMDETA(0.023モル)、1.45gの銅粉末(0.023モル)および50gの脱気したトルエンをアルゴンでパージした250ml反応器に導入する。混合物を撹拌しながら35℃で3時間反応させる。反応混合物をセライトで濾過する。濾過物を40重量%の蟻酸トリエチルアンモニウムを含む25gの水溶液で、次に水(2×25g)で洗浄する。有機相を真空蒸発させ、6.1gの無色のオイル状のN−tert−ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−フェニルエチルヒドロキシルアミンを得る(収率=90%、純度=97%)。残留Cu含有率は10ppm以下である。
【0055】
実施例9
N− tert −ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−メトキシカルボニルエチルヒドロキシルアミン
115gのメチル2−ブロモプロピオネート(0.687モル)、200gの91%DEPN(0.619モル)、49.3gのCuBr(0.344モル)、59.8gのPMDETA(0.344モル)、43.6gの銅粉末(0.687モル)および800mlの脱気したトルエンをアルゴンでパージした2l反応器に導入する。混合物を撹拌しながら室温で4時間反応させる。反応混合物をセライトで濾過する。濾過物を40重量%の蟻酸アンモニウムを含む水溶液で(2×500ml)、次に5%炭酸水素カリウム(1×500ml)水溶液で洗浄する。有機相を真空蒸発させ、212gのわずかに黄色がかったオイル状のN−tert−ブチル−N−1−ジエチルフォスフォノ−2,2−ジメチルプロピル−0−1−メトキシカルボニルエチルヒドロキシルアミンを得る(収率=90%、純度=98%)。残留Cu含有率は10ppm以下である。

Claims (15)

  1. 有機金属系:
    MA(L)n (III)
    (ここで、Mは金属元素を表し、Aはハロゲン原子、カルボキシレート基またはトリフレート(triflate)基を表し、Lは金属Mの配位子を表し、nは1,2または3を表す)
    の存在下で、ニトロキシド(II)をハロカーボン化合物ZXとを下記[式1]のスキーム:
    【式1】
    Figure 0004705248
    に従って反応させて、下記[式2]のニトロキシド:
    【式2】
    Figure 0004705248
    からの下記[式3]のアルコキシアミン:
    【式3】
    Figure 0004705248
    {ここで、
    1〜Y6基は水素原子、1〜10個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基、3〜20個の炭素原子を含むシクロアルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、フェニル基、1〜4個の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基、ジアルコキシフォスフォニル、ジフェノキシフォスフォニル基、アルコキシカルボニルまたはアルコキシカルボニルアルキル基を表し、互いに同一でも異なっていてもよく、或いは、2つ以上のY1〜Y6基がそれらが結合した炭素原子と結合して環状構造を形成していてもよく、これはHO−、CH3C(O)−、CH3O−、H2N−CH3C(O)NH−、(CH3)2N−から選択される1つ以上の環外官能基を有することができ、或いは1つ以上の環外または環内のへテロ原子を有していてもよく、
    Zは下記[式4]の残基であり、
    【式4】
    Figure 0004705248
    [ここで、W1、W2およびW3は水素原子、1〜10個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基、フェニル基、ベンジル基、シアノ基、3〜12個の炭素原子を含むシクロアルキル基を表し、互いに同一であっても異なっていてもよく、或いは、−(CH2)rC(O)OW4(ここで、W4は1〜6個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキルを表し、互いに同一であっても異なっていてもよく、r=0〜6である)基を表す]
    Xは塩素、臭素または沃素原子を表す}
    を製造する方法において、
    有機金属系(III)の金属Mの配位子Lを下記一般式(IV):
    【式5】
    Figure 0004705248
    [ここで、R 1 、R 2 、R 3 およびR 4 は水素原子、1〜10個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基を表し、互いに同一でも異なっていてもよく、R 5 は水素原子、1〜10個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基、下記の基:
    【式6】
    Figure 0004705248
    (ここで、R 6 およびR 7 はR 5 と同じ意味を有する)を表すか、或いは、基R 1
    2 、R 3 、R 4 およびR 5 の少なくとも2つが一緒になって環を形成していてもよく、m、pおよびqは1〜4に等しい整数を表し、互いに同一でも異なっていてもよく、xは0〜4である]。
    で表される化合物の中から選択し、
    下記段階を実施することを特徴とする方法:
    (a) 有機溶媒中で、金属塩MA、配位子L、ハロカーボン化合物ZXおよびニトロキシド(II)をZX/ニトロキシド(II)のモル比を1〜1.4にして撹拌混合し、
    (b) ニトロキシド(II)が完全に消えるまで反応物を20℃〜90℃の温度で撹拌し続け、
    (c) 有機相を回収し、水で洗浄し、次に
    (d) 減圧下で有機溶媒を蒸発させてアルコキシアミン(I)を単離する。
  2. MがCuを表す請求項に記載の方法。
  3. Aが臭素原子を表し、Xが塩素原子または臭素原子を表す請求項1または2に記載の方法。
  4. ZX/ニトロキシド(II)のモル比を1にする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  5. 金属塩MAをハロゲン化金属MIAにする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  6. ハロゲン化金属MIAがCuBrである請求項に記載の方法。
  7. モル比L/MIを1〜5の範囲にする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  8. モル比L/MIを1〜2の範囲にする請求項7に記載の方法。
  9. 有機溶媒が芳香族炭化水素または塩化アルキルである請求項1に記載の方法。
  10. 芳香族炭化水素がトルエンであり、塩化アルキルが塩化メチレンである請求項に記載の方法。
  11. 配位子Lを下記のものにする請求項1〜10に記載の方法:
    トリ[2−(ジメチルアミノ)エチル]アミン:
    【式7】
    Figure 0004705248
    N,N,N’,N’,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDETA):
    【式8】
    Figure 0004705248
    N,N,N’,N’,N”−テトラメチルエチレンジアミン:
    【式9】
    Figure 0004705248
    1,1,4,7,10,10−ヘキサメチルトリエチレンテトラミン(HMTETA):
    【式10】
    Figure 0004705248
    環式ポリアミン。
  12. 定位子LがN,N,N’,N’,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン(PMDETA)である請求項11に記載の方法。
  13. 有機相を洗浄するのに使用する水が一種または複数の塩を含み、この塩がアルカリ金属塩、アンモニウム塩および塩化アルキルアンモニウム塩、蟻酸アルキルアンモニウム塩または蓚酸アルキルアンモニウム塩から選択される請求項1に記載の方法。
  14. 塩が蟻酸トリエチルアンモニウムである請求項13に記載の方法。
  15. 塩が蟻酸アンモニウムである請求項13に記載の方法。
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