JP4696707B2 - 車両用プッシュスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、主に自動車のブレーキペダル操作時の、ストップランプの消点灯制御等に用いられる車両用プッシュスイッチに関するものである。
近年、ブレーキペダルを踏み込んだ際にはストップランプを点灯させ、離した際には消灯させる、ブレーキペダルの操作に伴うストップランプの制御用として、押圧操作型の車両用プッシュスイッチが多く使用されている。
このような従来の車両用プッシュスイッチについて、図6を用いて説明する。
図6は従来の車両用プッシュスイッチの断面図であり、同図において、1は上面開口で略筒状の絶縁樹脂製のケース、2はこのケース1内に上下動可能に収納された作動軸で、ケース1には底面から端子部3Aが突出した複数の固定接点3が植設されている。
そして、4は導電金属製の可動接点で、この可動接点4がケース1の底面との間にやや撓んだ状態で装着された接圧ばね5によって、複数の固定接点3に下方から弾接し、複数の固定接点3が可動接点4を介して電気的に接続されて、スイッチ接点が形成されている。
また、6は戻りばね、7はケース1上面の開口部を覆うカバーで、戻りばね6が作動軸2下面とケース1の底面との間にやや撓んだ状態で装着されて、作動軸2を上方に付勢すると共に、この作動軸2上端の操作部2Aがカバー7中央の貫通孔から上方へ突出して車両用プッシュスイッチが構成されている。
そして、このように構成された車両用プッシュスイッチは、一般に自動車のブレーキペダルの手前に、アーム等によって作動軸2の操作部2Aが押圧された状態で装着されると共に、固定接点3の端子部3Aがコネクタ等によってストップランプに接続される。
つまり、ブレーキペダルが踏み込まれていない状態では、作動軸2の操作部2Aが下方へ押圧操作され、接圧ばね5や戻りばね6が撓み、可動接点4が下方へ移動して固定接点3から離れ、複数の固定接点3の間が電気的に切断された状態となっているため、ストップランプは消灯した状態となっている。
そして、ブレーキペダルが踏み込まれると、アームが操作部2Aから離れ押圧力が除かれるため、戻りばね6の弾性復帰力によって作動軸2が上方へ移動すると共に、可動接点4も接圧ばね5に押圧されて固定接点3に弾接し、複数の固定接点3が電気的に接続された状態となり、ストップランプが点灯するように構成されているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−297654号公報
しかしながら、上記従来の車両用プッシュスイッチにおいては、通常こうしたスイッチは、ブレーキペダル近傍の潤滑油等が用いられ比較的塵埃等も多い箇所で使用されることから、ケース1とカバー7との間の隙間や作動軸2とカバー7の貫通孔との隙間等から、これらがスイッチ内へ侵入することを防ぎ防油・防塵性を高めるため、作動軸2やケース1等のスイッチ全体をゴムカバーで覆ったり、ケース1とカバー7の間に接着剤等を塗布して封止したりしており、組立てづらく、スイッチの製作に時間を要するという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、組立て易く、気密性の高い車両用スイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、上面開口で固定接点が植設されたケースと、上記ケース内に上下動可能に収納された作動体と、この作動体の上下動に伴って上記固定接点と接離する可動接点からなり、上記ケースの上面開口部を弾性材製のキャップで覆うと共に、上記キャップを介して上記作動体を上下動する操作体を上記作動体上方に配置して、上記キャップの上記操作体との当接箇所を略釦状の硬質の当接部とすると共に、上記当接部の下面に上記作動体を当接させた車両用プッシュスイッチであって、上記キャップを保持体が押圧挟持するように上記ケースに上記保持体を固定して、スイッチユニットを形成し、このスイッチユニットの上方を覆うように、略筒状で上部の中空円筒部内に上記操作体が上下動可能に挿通されたカバーを装着した車両用プッシュスイッチを構成したものであり、固定接点やこの固定接点と接離する可動接点が収納されたケースの開口部が、弾性材製のキャップによって覆われているため、組立が容易で、防油・防塵性に優れ、さらに、キャップの操作体との当接箇所を硬質の当接部とすることにより、操作体がキャップに偏心して当接した場合にも、押圧されたキャップの当接箇所が変形しにくく、作動体が真直ぐ上下に移動するため、作動体の移動が円滑でスイッチ接点の接離が確実な車両用プッシュスイッチを得ることができるという作用を有する。
また、一旦スイッチユニットを形成し、その後、操作体やカバーを装着してスイッチを製作することで、組立工程中のユニット状態での搬送や保管などの取扱いが容易になると共に、異なる長さの操作体や取付け形態の異なるカバーに変えたい場合などにも、このスイッチユニットは共用し、異なる操作体やカバーを装着するのみで容易に対応することができるという作用も有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、キャップの外周に厚肉部を設けたものであり、厚肉部の弾性力を用いてキャップ外周をケースの上端部に密着させることによって、キャップとケースとの間の隙間が生じにくく、簡易な構成で気密性の高いものにすることができるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、キャップの中間部に略波形状の薄肉部を設けたものであり、作動体の上下動に伴いキャップの略波形状の薄肉部が伸縮することによって、作動体の移動が滑らかに行われるため、これに伴う可動接点の上下動も滑らかとなり、スイッチ接点の接離を確実なものにできるという作用を有する。
請求項に記載の発明は、請求項記載の発明において、当接部の幅を操作体下端の幅より大きくしたものであり、操作体のガタつきや斜め押し等によって比較的大きく傾倒や偏心して押圧操作された場合でも、操作体下端が当接部の上面に確実に当接して、作動体の上下動が円滑に行われ、確実なスイッチ接点の接離を得ることができるという作用を有する。
以上のように、本発明によれば、組立て易く、防油・防塵性に優れた車両用プッシュスイッチを実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1,2及び3記載の発明について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による車両用プッシュスイッチの断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、11は上面開口で略筒状のポリブチレンテレフタレート(以下、PBTと記載する)やアクリロニトリルブタジエンスチレン(以下、ABSと記載する)などの絶縁樹脂製のケースで、ケース11内には、下面から端子部12Aが突出した複数の固定接点12が植設されている。
そして、13は同じくPBTやABSなどの絶縁樹脂製の作動体で、側面には略平板状の摺動部13A、上面には突状の受け部13Bが形成され、ケース11内側壁に設けられた一対の溝状のガイド部11Bに、摺動部13Aの両側端が挿入され、上下動可能にケース11に収納されている。
また、14は略コ字状で導電板両端に接点が固着され、固定接点12下方に対向して配置された可動接点で、この可動接点14がケース11の底面との間にやや撓んだ状態で装着された接圧ばね15によって、複数の固定接点12に下方から弾接し、複数の固定接点12が可動接点14を介して電気的に接続されて、スイッチ接点が形成されている。
さらに、16はPBTやABSなどの絶縁樹脂製で略リング状のスペーサで、固定接点12の上方に配置された作動体13の上方への移動を規制すると共に、内周下方に延出した押え部16Aによって固定接点12を上方から保持している。
そして、17は略円盤状でニトリルブタジエンゴムやエチレンプロピレンゴム、シリコンゴム等のゴム、又はエラストマー等の弾性材製のキャップ、18は中央に貫通孔を有し略蓋状でPBTやABSなどの絶縁樹脂製の保持体であり、キャップ17がケース11上方の開口部11Aを覆うと共に、キャップ17外周に環状に連なった厚肉部17Aが、保持体18内周の凹部18Aとケース11の上端部11Cに押圧挟持されて密着し、ケース11に装着されている。
また、保持体18の外周下端がケース11上面の外周溝に係合し、超音波溶着または接着、或いは圧入嵌合などによって、保持体18がケース11に固定されている。
なお、キャップ17の略中央には、中間がくびれた略釦状で、ゴム等に比べ硬質のPBTやABSなどの絶縁樹脂、または耐蝕性に優れるステンレスや黄銅等の金属製の当接部17Bが、インサート成形や接着、或いは圧入嵌合などによって固着されると共に、当接部17Bと外周の厚肉部17Aとの中間部には、断面が略波形状で他の箇所より薄い材厚の薄肉部17Cが形成されている。
そして、19はコイル状の戻りばねで、作動体13とケース11の底面との間にやや撓んだ状態で装着されて、作動体13を上方に付勢すると共に、この作動体13の摺動部13A上端はスペーサ16の下面に当接して上方位置を規制され、受け部13Bがキャップ17の当接部17B下面に当接している。
また、21は略筒状でPBTやABS等の絶縁樹脂製のカバー、22は略円柱状でPBTやポリオキシメチレン等の絶縁樹脂製の操作体であり、カバー21上部の中空円筒部21A内を操作体22が上下動可能に挿通し、操作体22上端が中空円筒部21Aから突出すると共に、下端がキャップ17の当接部17B上面に当接している。
さらに、ケース11上方を覆うカバー21下方の係合孔が、ケース11外周の突起に係止されることによって、ケース11に固定されて車両用プッシュスイッチが構成されている。
なお、以上のような車両用プッシュスイッチを組立てる際には、図3の断面図に示すように、固定接点12が植設されたケース11内に接圧ばね15や戻りばね19、可動接点14、作動体13、及びスペーサ16を順次収納した後、キャップ17をケース11の上端部11Cに開口部11Aを覆うように載置し、キャップ17の厚肉部17Aを保持体18の凹部18Aが押圧挟持するようにケース11に保持体18を固定して、スイッチユニット20を形成し、さらに、このスイッチユニット20に中空円筒部21Aに挿通した操作体22とカバー21を装着して、車両用プッシュスイッチが製作される。
このように、一旦スイッチユニット20を形成し、その後、操作体22やカバー21を装着してスイッチを製作することで、組立工程中のユニット状態での搬送や保管などの取扱いが容易になると共に、異なる長さの操作体や取付け形態の異なるカバーに変えたい場合などにも、このスイッチユニット20は共用し、異なる操作体やカバーを装着するのみで容易に対応することができる。
そして、このように構成された車両用プッシュスイッチは、一般に自動車のブレーキペダル(図示せず)の手前に、アーム等(図示せず)によって操作体22上端が押圧された状態で装着されると共に、固定接点12の端子部12Aがコネクタ等(図示せず)によってストップランプ(図示せず)に接続される。
つまり、ブレーキペダルが踏み込まれていない状態では、図4の断面図に示すように、操作体22が下方へ押圧操作され、当接部17Bを介して操作体22に押圧された作動体13も下降すると共に、当接部17B周囲の略波形状の薄肉部17Cがやや伸張した状態となっている。
また、この時、作動体13の下降に伴って、接圧ばね15や戻りばね19が撓んで、作動体13に押圧された可動接点14が下方へ移動して固定接点12から離れ、複数の固定接点12の間が電気的に切断された状態となっているため、ストップランプは消灯した状態となっている。
なお、例えば操作体22が中空円筒部21Aとの隙間によって傾倒したり偏心した状態で当接部17Bを押圧しても、当接部17Bが硬質であるために変形しにくくゴム等の弾性材に比べ摩擦が小さいことから、操作体22の傾倒や偏心の影響を受けて作動体13がこじれること等がなく、真直ぐ上下に移動するため、作動体13の滑らかな上下動が可能なように形成されている。
そして、ブレーキペダルが踏み込まれると、アームが操作体22上端から離れ押圧力が除かれるため、図1に示すように、戻りばね19の弾性復帰力によって作動体13が上方へ付勢されて移動すると共に、可動接点14も接圧ばね15に押圧されて固定接点12に弾接し、複数の固定接点12が電気的に接続された状態となり、ストップランプが点灯する。
なお、作動体13が上方へ付勢され移動する時には、受け部13Bが当接する当接部17Bを介して操作体22を上昇させると共に、当接部17B下降時のキャップ17の薄肉部17Cが伸張した状態から、当接部17Bの移動に応じて上下動の中間位置では元の略波形状に復帰し、さらに当接部17Bの上方への移動に応じて、同じく薄肉部17Cが伸張して作動体13や操作体22の移動が滑らかに行われる。
さらに、ケース11上面の開口部11Aには、外周がケース11上端部11Cに密着したキャップ17が覆って装着されているため、中空円筒部21Aと操作体22との隙間や、カバー21とケース11との間の隙間から潤滑油や塵埃等が侵入したとしても、それらはキャップ17に遮断されてケース11内に侵入し難いようにして車両用プッシュスイッチが構成されている。
このように本実施の形態によれば、固定接点12や可動接点14が収納されたケース11上面の開口部11Aを弾性材製のキャップ17で覆うと共に、このキャップ17を介して作動体13を上下動する操作体22を作動体13上方に配置することによって、スイッチ全体をゴムカバーで覆ったり、ケースとカバーの間に接着剤等を塗布したりする場合に比べ、組立が容易で、防油・防塵性に優れた車両用プッシュスイッチを得ることができるものである。
なお、上述したように、一旦スイッチユニット20を形成し、その後、操作体22やカバー21を装着してスイッチを製作することによって、組立工程中のユニット状態での搬送や保管などの取扱いが容易となり、さらに簡易に組立てを行うことができる。
また、キャップ17の外周に連なった厚肉部17Aを設けることによって、弾性材の厚肉部17Aが保持体18により押圧されて撓み、この弾性力でケース11の上端部11Cに確実に密着して、キャップ17によりケース11の開口部11Aが覆われているため、簡易な構成で、より気密性の高いものにすることができる。
さらに、キャップ17の当接部17Bと外周の厚肉部17Aとの間の中間部に、断面が略波形状の薄肉部17Cを設けることによって、作動体13の上下動に伴って略波形状の薄肉部17Cが伸縮して、キャップ17から過大な荷重を受けることなく作動体13の移動が滑らかに行われるため、作動体13に連動する可動接点14も確実に移動し、スイッチ接点の接離を確実なものにすることができる。
そして、キャップ17の操作体22との当接箇所を絶縁樹脂や金属製の硬質な当接部17Bとすることによって、操作体22がキャップ17に傾倒あるいは偏心して当接しても、押圧された当接部17Bが変形しにくく、作動体13がこじれることなく真直ぐ上下に移動するため、作動体13の移動が滑らかでスイッチ接点の接離を確実に行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項1及び4に記載の発明について説明する。なお、実施の形態1の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符合を付して、詳細な説明を簡略化する。
図5は本発明の第2の実施の形態によるスイッチ装置の断面図であり、上面開口で固定接点12が植設されたケース11内に、上下動可能に作動体13が収納されていることや、接圧ばね15によって上方に付勢された可動接点14が、作動体13の上下動に伴って固定接点12と接離してスイッチ接点が形成されていることは実施の形態1の場合と同様である。
そして、ケース11の上面開口部を、略中央に硬質の当接部37Bが設けられた弾性材製のキャップ37が密着して覆うと共に、作動体13とケース11底面との間に戻りばね19が装着され、作動体13が上方に付勢されていることも実施の形態1と同様である。
また、カバー21の中空円筒部21A内を略円柱状の操作体22が上下動可能に挿通し、操作体22上端が中空円筒部21Aから突出すると共に、この操作体22下端が当接部37B上面に当接することも実施の形態1と同様であるが、当接部37B上面の幅は操作体22下端の幅より大きくなっている。
さらに、キャップ37の薄肉部37Cは、実施の形態1の場合の断面が略波形状の薄肉部17Cとは異なり、断面が略ドーム状となっている。
以上の構成において、このような車両用プッシュスイッチが、自動車のブレーキペダルの手前に装着され、ブレーキペダルが踏み込まれていない時には、アーム等によって押圧された操作体22や当接部37B、作動体13が下方に移動して、可動接点14が固定接点12から離れ電気的に切断された状態となることや、ブレーキペダルが踏み込まれると、アームが操作体22上端から離れ、図5に示すように、戻りばね19によって作動体13が上方へ付勢されて移動すると共に、接圧ばね15に押圧された可動接点14が固定接点12に弾接して、可動接点14と固定接点12との電気的接離が行われることも、実施の形態1と同様である。
但し、この時、本実施の形態においては、当接部37B上面の幅が操作体22下端の幅より大きくなっているため、操作体22が押圧された時にガタついたり、斜め押しされて傾いたりして比較的大きく傾倒や偏心した状態で押圧操作された場合でも、操作体22下端は当接部37Bの上面から外れることなく確実に当接するため、作動体13の移動が円滑に行われ、スイッチ接点の接離が確実に行われるように構成されている。
また、薄肉部37Cの断面が略ドーム状となっているために、操作体22の上下動時、キャップ37からの荷重は大となるものの、操作体22の上下動に伴って薄肉部37Cが変形した際に、部分的に応力が集中し難く、繰返し操作に伴う損傷が生じにくくなっている。
このように本実施の形態によれば、キャップ37の当接部37Bの幅を操作体22下端の幅より大きくすることによって、操作体22のガタつきや斜め押しによって比較的大きく傾倒や偏心した場合でも、操作体22下端が当接部37B上面に確実に当接するため、作動体13の移動が円滑で、スイッチ接点の接離を確実に行うことができるものである。
なお、以上のようなストップランプ等の消点灯用スイッチとしては、一般に上述したような対向式接点構造のものが多く用いられるが、板バネ等を用いて接点の接離を行う構成のものを用いた場合や、或いは、ドア開閉検出用のスイッチやドアウィンドー開閉用の揺動操作型の車両用スイッチ等においても、本発明の実施は可能である。
本発明による車両用プッシュスイッチは、組立が容易で、防油・防塵性に優れたものが得られ、主に自動車のストップランプの消点灯制御等に有用である。
本発明の第1の実施の形態による車両用プッシュスイッチの断面図 同分解斜視図 同スイッチユニットの断面図 同操作時の断面図 本発明の第2の実施の形態による車両用プッシュスイッチの断面図 従来の車両用プッシュスイッチの断面図
符号の説明
11 ケース
11A 開口部
11B ガイド部
11C 上端部
12 固定接点
12A 端子部
13 作動体
13A 摺動部
13B 受け部
14 可動接点
15 接圧ばね
16 スペーサ
16A 押え部
17,37 キャップ
17A 厚肉部
17B,37B 当接部
17C,37C 薄肉部
18 保持体
19 戻りばね
20 スイッチユニット
21 カバー
21A 中空円筒部
22 操作体

Claims (4)

  1. 上面開口で固定接点が植設されたケースと、上記ケース内に上下動可能に収納された作動体と、この作動体の上下動に伴って上記固定接点と接離する可動接点からなり、上記ケースの上面開口部を弾性材製のキャップで覆うと共に、上記キャップを介して上記作動体を上下動する操作体を上記作動体上方に配置して、上記キャップの上記操作体との当接箇所を略釦状の硬質の当接部とすると共に、上記当接部の下面に上記作動体を当接させた車両用プッシュスイッチであって、上記キャップを保持体が押圧挟持するように上記ケースに上記保持体を固定して、スイッチユニットを形成し、このスイッチユニットの上方を覆うように、略筒状で上部の中空円筒部内に上記操作体が上下動可能に挿通されたカバーを装着した車両用プッシュスイッチ。
  2. キャップの外周に厚肉部を設けた請求項1記載の車両用プッシュスイッチ。
  3. キャップの中間部に略波形状の薄肉部を設けた請求項1記載の車両用プッシュスイッチ。
  4. 当接部の幅を操作体下端の幅より大きくした請求項1記載の車両用プッシュスイッチ。
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