JP4702034B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に自動車のブレーキペダル操作時の、ストップランプの消点灯制御に用いられるスイッチ装置に関するものである。
近年、ブレーキペダルを踏み込んだ際にはストップランプを点灯させ、離した際には消灯させる、ブレーキペダルの操作に伴うストップランプの制御用として、押圧操作型のスイッチ装置が多く使用されている。
このような従来のスイッチ装置について、図6を用いて説明する。
図6は従来のスイッチ装置の断面図であり、同図において、1は上面開口で略箱状の絶縁樹脂製の下ケース、2はこの下ケース1内に上下動可能に収納された作動体で、下ケース1には下面から一端の端子部3Aが突出した複数の固定接点3が植設されている。
そして、下ケース1底面には端子部3Aの外側近傍に下ケース1底面を貫通する貫通孔1Aが形成されると共に、下ケース1下面には端子部3Aを囲うリブからなる略筒状の装着部1Bが突出形成されている。
また、4は導電金属製の可動接点で、この可動接点4が下ケース1の内側底面との間にやや撓んだ状態で装着された接圧ばね5によって、複数の固定接点3に下方から弾接し、複数の固定接点3が可動接点4を介して電気的に接続されて、スイッチ接点が形成されている。
さらに、6は戻りばね、7は固定接点3の上方に配置されたスペーサで、スペーサ7下面が固定接点3上面に当接して、固定接点3を保持すると共に、戻りばね6によって作動体2が上方に付勢された作動体2の移動が規制されている。
そして、8は略ドーム状で弾性材製のキャップ、9は中央に貫通孔を有した略蓋状の保持体で、キャップ8が下ケース1の上面開口部を覆うと共に、保持体9によりキャップ8外周の厚肉部8Aが押圧挟持されて、下ケース1上面に密着し装着されている。
さらに、10は略筒状の上ケースで、上ケース10上部の中空筒部10A内に略円筒状の操作体11が上下動可能に挿通すると共に、操作体11の下面がキャップ8の当接部8B上面に当接し、作動体2先端が当接部8B下面に当接してスイッチ14が構成されている。
また、12は略箱状で絶縁樹脂製のハウジングで、このハウジング12内には複数の端子接続体12Aが収納され、これに接続されたリード線13が下方に延出すると共に、ハウジング12中央には通孔12Bが形成されてコネクタ15が構成されている。
そして、このリード線13が接続されたコネクタ15のハウジング12上部が、スイッチ14の下ケース1下面の装着部1Bに装着され、端子部3Aが端子接続体12Aに接続されて、スイッチ装置16が構成されている。
また、このように構成されたスイッチ装置16は、一般に自動車のブレーキペダル(図示せず)の手前に、アーム等(図示せず)によって操作体11先端が押圧された状態で装着されると共に、リード線13が車両の電子回路やストップランプに接続される。
従って、ブレーキペダルが踏み込まれていない状態では、操作体11先端が押圧され、この下面にキャップ8の当接部8Bを介して押圧された作動体2が、接圧ばね5や戻りばね6を撓ませて下方へ移動し、可動接点4も下方へ移動して固定接点3から離れ、複数の固定接点3の間が電気的に切断された状態となっているため、ストップランプは消灯した状態となっている。
そして、ブレーキペダルが踏み込まれると、アームが操作体11から離れ押圧力が除かれるため、戻りばね6の弾性復帰力によって作動体2が上方へ移動すると共に、可動接点4も接圧ばね5に押圧されて固定接点3に弾接し、複数の固定接点3が電気的に接続された状態となり、ストップランプが点灯するように構成されている。
なお、以上のように、スイッチ装置16は自動車のブレーキペダル近傍に装着され、水や油等が生じ易い場所で使用されるため、ブレーキペダルやアームを介してスイッチ14の操作体11上方から上ケース10内に水や油が浸入し易い。
このため、下ケース1上面に略ドーム状のキャップ8を密着装着させ、固定接点3や可動接点4等のスイッチ接点が形成された下ケース1の上面開口部を、キャップ8で覆うことによって、水や油等が下ケース1内に浸入しないように構成されている。
また、ブレーキペダルによって操作体11が押圧されると、当接部8B上面を操作体11に押圧されたキャップ8が下方へ弾性変形し、下ケース1内の空気が圧縮されるため、下ケース1底面には貫通孔1Aが設けられ、この貫通孔1Aとハウジング12の通孔12Bから下ケース1内の空気を流出入させることによって、操作体11の上下動がスムーズに行われるようになっている。
なお、下ケース1下方には通常、水や油は付着しづらいが、ハウジング12外周と装着部1Bとの間には僅かだが隙間があり、ハウジング12の通孔12Bと下ケース1の貫通孔1Aは空気の流出入が可能になっているため、これらから水や油が下ケース1内に浸入する場合がある。
このため、ハウジング12外周と装着部1Bとの間に接着剤を塗布して隙間を封止したり、或いは、ハウジング12下面に通孔12Bを塞ぐように、通気性はあるが水は通過しないフィルム等を貼付したりして、スイッチ装置16下方からの水や油の浸入を防止することが行われているものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−71452号公報
しかしながら、上記従来のスイッチ装置16においては、上方からは水や油等が浸入しづらいようになっているが、下方からの浸入を防ぐには、接着剤の塗布や通気性フィルム等の貼付を行う必要があるため、構造が複雑になると共に、製作に時間を要し高価なものとなるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡易な構成で、防水性・防油性に優れ、スイッチへのコネクタの装着が容易なスイッチ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、上部に上面開口の第1収納部を形成するとともに、下部に下面開口の第2収納部を形成した略筒状のハウジングと、このハウジングの第1収納部に収納された端子接続体に上端が接続されると共に、下端が第2収納部の下面から延出するリード線と、上記第1収納部に上端が装着されると共に、下端が第2収納部の下面から延出する中空管からなるコネクタと、略箱状のケース内に収納された操作体の上下動によってスイッチ接点の電気的接離を行うスイッチからなり、上記コネクタの上記リード線及び上記中空管の外周と上記第2収納部の内周との間に弾性パッキングを圧入装着し、上記ケース底面に貫通孔を、上記ケース下面に下方へ突出し上記コネクタが装着される略筒状の装着部を各々設けると共に、上記ケースの装着部内周と上記コネクタの第1の収納部外周の間に弾性リングを弾接装着し、上記ハウジング下面から延出した上記リード線と上記中空管をチューブ内に挿通して、上記中空管の下端部を上記チューブ内の途中に配置してスイッチ装置を構成したものであり、コネクタをスイッチ下面に装着してスイッチ装置を形成した際、チューブ内の途中に下端部が配置された中空管によってスイッチ内と外部との空気の流出入が可能となると共に、弾性パッキング及び弾性リングによってスイッチ装置下方からのスイッチ内への水や油の浸入を防止できるため、簡易な構成で、防水性・防油性に優れ、スイッチへのコネクタの装着が容易で製作の容易なスイッチ装置を得ることができるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、中空管の上端の太さを、弾性パッキング内を挿通する部分より太くしたものであり、コネクタから中空管を抜けづらいものとすることができるという作用を有する。
以上のように、本発明によれば、簡易な構成で、防水性・防油性に優れ、製作の容易なスイッチ装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるスイッチ装置の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、21は上面開口で略箱状のポリブチレンテレフタレート(以降、PBTと記載する)やアクリロニトリルブタジエンスチレン(以降、ABSと記載する)などの絶縁樹脂製の下ケースであり、この下ケース21には下面から一端の端子部3Aが突出した複数の固定接点3が植設されている。
そして、下ケース21底面には端子部3Aの外側近傍に下ケース21底面を貫通する貫通孔21Aが形成されると共に、下ケース21下面には端子部3Aを囲うリブからなる略筒状の装着部21Bが突出形成されている。
また、2は絶縁樹脂製の作動体で、側面には略平板状の摺動部2A、上面には突状の受け部2Bが各々形成され、下ケース21内側壁に設けられた一対の溝状のガイド部に、摺動部2Aの両側端が挿入され、上下動可能に下ケース21内に収納されている。
さらに、4は略コ字状の導電板に接点が固着され、固定接点3下方に対向して配置された可動接点で、この可動接点4が下ケース21底面との間にやや撓んだ状態で装着された接圧ばね5によって、複数の固定接点3に下方から弾接し、複数の固定接点3が可動接点4を介して電気的に接続されて、スイッチ接点が形成されている。
そして、7は絶縁樹脂製で略リング状のスペーサで、固定接点3の上方に配置され、内周下面に延出した押え部が固定接点3上面に当接して、固定接点3を保持すると共に、作動体2の上方への移動を規制している。
また、8は略ドーム状でゴムまたはエラストマーなどの弾性材製のキャップ、9は中央に開口部を有し略蓋状で絶縁性樹脂製の保持体で、キャップ8が下ケース21上方の開口部を覆うと共に、保持体9によりキャップ8外周の厚肉部8Aが押圧挟持され、下ケース21上面に密着して装着されている。
さらに、6はコイル状の戻りばねで、作動体2と下ケース21の底面との間にやや撓んだ状態で装着されて、作動体2を上方に付勢すると共に、この作動体2の摺動部2A上端がスペーサ7の下面に当接して上方位置を規制され、受け部2Bがキャップ8中央の当接部8B下面に当接している。
また、10は略筒状で金属製の上ケース、11は略円柱状で絶縁性樹脂製の操作体で、上ケース10上部に固着された中空筒部10A内を操作体11が上下動可能に挿通し、操作体11上端が中空筒部10Aから突出すると共に、下端がキャップ8の当接部8B上面に当接している。
さらに、上ケース10下方の外周突出部が下ケース21外周の切欠き部で折曲係止されて、下ケース21に固定され、この上ケース10が下ケース21上方を覆ってスイッチ40が構成されている。
そして、23は略円筒状でPBTやポリアミドなどの絶縁樹脂製のハウジングで、上部には外周が外側壁23Aで囲われた第1収納部23Bが形成されると共に、下部には複数のリブで仕切られた凹状の複数の導入部23Fが設けられた略筒状の第2収納部23Cが形成されている。
また、24はニトリルブタジエンゴムやシリコンゴムなどのゴム系またはエラストマーなどからなる略帯状の弾性リングで、外周表面には凹凸部が形成され、第1収納部23B外周の下端近傍に弾接して装着されている。
さらに、25は略筒状で金属製の端子接続体で、第1収納部23Bの上下方向に貫通する通孔23D内に収納され、下部にはリード線26が固着されると共に、上部には下ケース21から突出した端子部3Aが端子接続体25内の板ばね(図示せず)によって把持され、この端子接続体25を介して端子部3Aとリード線26が電気的に接続されている。
そして、27は一様な直径の中空管で、折り曲げなどによって中が詰まりにくいポリオレフィン樹脂などの可撓性を有する絶縁樹脂から形成され、上端が第1収納部23Bの略中央に形成された通孔23D内に下方から挿入されると共に、下端部27Aはハウジング23下面から延出している。
また、28はニトリルブタジエンゴムやシリコンゴムなどのゴム系またはエラストマーなどの略筒状の弾性パッキングで、外周には凹凸部が、中央には中孔28Aが各々形成されている。
さらに、各弾性パッキング28の中孔28Aをリード線26や中空管27が各々挿通すると共に、弾性パッキング28が第2収納部23Cの導入部23F内に各々圧入されて導入部23Fが密閉されている。
なお、弾性パッキング28には外周に凹凸部が設けられ、この凹凸部によって導入部23F内周面に圧入されているため、外周が平坦なものに比べ抜けづらいように形成されている。
そして、ハウジング23下面から延出したリード線26の下端が、ポリオレフィン樹脂などの可撓性のある絶縁樹脂製のチューブ30内を挿通して、チューブ30下端から延出すると共に、中空管27の下端部27Aが同じくチューブ30内に挿入され、リード線26や中空管27がチューブ30により束ねられてコネクタ41が構成されている。
なお、このようなコネクタ41を製作するには、先ず、図3(a)の断面図に示すように、弾性パッキング28を挿通させたリード線26上端が固着された端子接続体25を、通孔23D内に挿入した後、弾性パッキング28を導入部23F内が密閉されるように、第2収納部23Cの導入部23Fに押し込み圧入装着する。
次に、図3(b)に示すように、弾性パッキング28を挿通させた中空管27の上端を中間の通孔23D内に下方から挿入すると共に、弾性パッキング28を導入部23F内に押し込んで圧入し、導入部23F内を密閉して、図3(c)に示すように、リード線26や中空管27がハウジング23に装着されたコネクタ41が完成する。
そして、このコネクタ41をスイッチ40の装着部21Bに下方から挿入すると、図1に示したように、端子部3Aと端子接続体25が接続されると共に、ハウジング23に形成された弾性突片(図示せず)が、これに対応して形成された装着部21Bの係合凹部(図示せず)に係合して、装着部21Bに対しハウジング23が抜け止めされ、スイッチ40にコネクタ41が装着されてスイッチ装置42が完成する。
また、この時、ハウジング23の外側壁23A内周と第1収納部23B外周との間に挿入された、下ケース21下面の装着部21B内周と、コネクタ41の第1収納部23B外周との間には、弾性リング24が圧入され弾接装着されているため、これらの間は密閉状態となっている。
そして、このようなスイッチ装置42は、一般に自動車のブレーキペダル(図示せず)の手前に、アーム等(図示せず)によって操作体11先端が押圧された状態で装着されると共に、リード線26が車両の電子回路やストップランプに接続される。
従って、ブレーキペダルが踏み込まれていない状態では、図4の断面図に示すように、操作体11先端が押圧され、この下面にキャップ8の当接部8Bを介して押圧された作動体2が、接圧ばね5や戻りばね6を撓ませて下方へ移動し、可動接点4も下方へ移動して固定接点3から離れ、複数の固定接点3の間が電気的に切断された状態となっているため、ストップランプは消灯した状態となっている。
そして、ブレーキペダルが踏み込まれると、アームが操作体11から離れ押圧力が除かれるため、戻りばね6の弾性復帰力によって作動体2が上方へ移動すると共に、可動接点4も接圧ばね5に押圧されて固定接点3に弾接し、複数の固定接点3が電気的に接続された状態となり、ストップランプが点灯するように構成されている。
なお、このように、スイッチ装置42は自動車のブレーキペダル近傍の、水や油等が生じ易い場所で使用され、ブレーキペダルやアームを介してスイッチ40の操作体11上方から上ケース10内に水や油が浸入し易いため、下ケース21上面に略ドーム状のキャップ8を密着装着させ、固定接点3や可動接点4等のスイッチ接点が形成された下ケース21の上面開口部を、キャップ8で覆うことによって、水や油等が下ケース21内に浸入しないようになっている。
また、ブレーキペダルによって操作体11が押圧されると、当接部8B上面を操作体11に押圧されたキャップ8が下方へ弾性変形し、下ケース21内の空気が圧縮されるため、下ケース21底面には貫通孔21Aが設けられ、この貫通孔21Aとコネクタ41の通孔23D、及び下端部27Aがチューブ30内の途中に配置された中空管27から、下ケース21内の空気を流出入させることによって、操作体11の上下動がスムーズに行われるようになっている。
さらに、スイッチ40下方に水や油が付着した場合にも、第2収納部23Cの内周とリード線26及び中空管27の外周との間には、弾性パッキング28が圧入装着されると共に、下ケース21の装着部21B内周とコネクタ41の第1収納部23B外周の間には、弾性リング24が弾接装着され、これらの間は密閉状態となっているため、スイッチ装置42下方からのスイッチ内への水や油の浸入も防止できるように構成されている。
つまり、中空管27によってスイッチ40内の空気を流出入させ、操作体11のスムーズな上下動が行えると共に、弾性パッキング28と弾性リング24によって、コネクタ41及びスイッチ40の防水性・防油性を高め、スイッチ装置42の上方に加え、下方からのスイッチ40内への水や油の浸入も防止できるようになっている。
このように本実施の形態によれば、ハウジング23の第2収納部23Cの内周と、リード線26及び中空管27の外周との間に、弾性パッキング28を圧入装着してコネクタ41を形成すると共に、このコネクタ41を下ケース21の装着部21Bへ、装着部21B内周とコネクタ41の第1収納部23B外周の間に、弾性リング24を弾接装着した状態で装着することによって、スイッチ40の操作が良好に行えると共に、簡易な構成で、防水性・防油性に優れ、製作の容易なスイッチ装置42を得ることができるものである。
また、図5の断面図に示すように、中空管31の上端に熱収縮チューブを固着したり、あるいは粘着テープを巻回したりして、上端の太さを弾性パッキング28内を挿通する部分より太くした抜止め部31Aを設けることによって、コネクタから中空管31をさらに抜けづらいものとすることができる。
なお、このような中空管31をハウジング23に取付ける際には、まず、図5(a)に示すように、中空管31の抜止め部31Aを弾性パッキング28の中空管31よりやや小さい径の中孔28Aに圧入しながら挿通し、図5(b)に示すように抜止め部31Aを中孔28Aに対し貫通させる。
次に、抜止め部31Aを通孔23Dに挿入すると共に弾性パッキング28を導入部23F内に圧入させて、図5(c)に示すような、中空管31がハウジング23に取付けられたコネクタが完成する。
つまり、弾性パッキング28が導入部23Fに圧入され、中空管31の外周が弾性パッキング28によって圧迫されて中孔28Aの直径が通常より小さい状態となっているため、中空管31を下方に引き抜く力が生じた場合、中空管31の直径より太い抜止め部31Aが中孔28Aの端部に当接して、中空管31がハウジング23から抜けづらくなるようになっている。
なお、以上の説明ではハウジング23から延出した中空管27の下端部27Aを、リード線26と共に挿通されたチューブ30内に配置する構成として説明したが、下端部27Aをスイッチ装置42の周囲または車両側の水や油等の発生の少ない場所に延出配置すれば、さらに空気の流出入を確実に行うことができる。
また、以上の説明ではスイッチ40の下ケース21の底面に貫通孔21Aを設け、ここからスイッチ40内の空気の流出入を行う構成としたが、下ケース21底面の端子部3Aが突出する箇所を端子部3Aより大きな貫通孔とし、端子部3A周囲に隙間を設けて、これを空気の流出入口とすることによって、下ケース21を簡易な形状のものにすることができる。
さらに、以上の説明では、作動体2の上下動に伴い可動接点4が固定接点3に接離する、ストップランプ制御用の押圧操作型のスイッチ40について説明したが、固定接点に可動接点が摺動しながら接離する、所謂、摺動式接点構造のスイッチ接点を用いたドア開閉検出用のスイッチ、あるいはウインドー開閉用の揺動操作型のスイッチ等においても、本発明の実施は可能である。
本発明によるスイッチ装置は、操作が良好に行えると共に、簡易な構成で、防水性・防油性に優れ、製作の容易なものを得ることができるものであり、主に自動車用のスイッチ装置として有用である。
本発明の一実施の形態によるスイッチ装置の断面図 同分解斜視図 コネクタ製作時の要部断面図 同操作時の断面図 他実施の形態による要部断面図 従来のスイッチ装置の断面図
符号の説明
2 作動体
2A 摺動部
2B 受け部
3 固定接点
3A 端子部
4 可動接点
5 接圧ばね
6 戻りばね
7 スペーサ
8 キャップ
8A 厚肉部
8B 当接部
9 保持体
10 上ケース
10A 中空筒部
11 操作体
21 下ケース
21A 貫通孔
21B 装着部
23 ハウジング
23A 外側壁
23B 第1収納部
23C 第2収納部
23D 通孔
23F 導入部
24 弾性リング
25 端子接続体
26 リード線
27、31 中空管
27A 下端部
28 弾性パッキング
28A 中孔
30 チューブ
31A 抜止め部
40 スイッチ
41 コネクタ
42 スイッチ装置

Claims (2)

  1. 上部に上面開口の第1収納部を形成するとともに、下部に下面開口の第2収納部を形成した略筒状のハウジングと、このハウジングの第1収納部に収納された端子接続体に上端が接続されると共に、下端が第2収納部の下面から延出するリード線と、上記第1収納部に上端が装着されると共に、下端が第2収納部の下面から延出する中空管からなるコネクタと、略箱状のケース内に収納された操作体の上下動によってスイッチ接点の電気的接離を行うスイッチからなり、上記コネクタの上記リード線及び上記中空管の外周と上記第2収納部の内周との間に弾性パッキングを圧入装着し、上記ケース底面に貫通孔を、上記ケース下面に下方へ突出し上記コネクタが装着される略筒状の装着部を各々設けると共に、上記ケースの装着部内周と上記コネクタの第1の収納部外周の間に弾性リングを弾接装着し、上記ハウジング下面から延出した上記リード線と上記中空管をチューブ内に挿通して、上記中空管の下端部を上記チューブ内の途中に配置したスイッチ装置。
  2. 中空管の上端の太さを、弾性パッキング内を挿通する部分より太くした請求項1記載のスイッチ装置
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