JP4695616B2 - 有機発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有機発光装置(Organic Light−Emitting Device;以下、「OLED」という。)に係り、より詳細には、外光反射によるコントラストの低下を防止できるOLEDに関する。
OLEDは、自発光素子であって、液晶表示装置に比べて高輝度を有する。OLEDはバックライトユニットを使用しないため、薄型化が可能であるという長所がある。
しかし、太陽光等の外光がある環境においては、画像を見るときに、装置で反射された太陽光によりコントラストが低下するという問題がある。このようなコントラストの低下を防止するために、円偏光板を使用している。
米国特許出願公開第2004/0069985号明細書 米国特許出願公開第2004/0189196号明細書
しかし、従来のOLEDで使用される円偏光板はフィルムタイプであり、線偏光フィルムとλ/4の位相差を有するフィルムとを、接着剤により画像が具現される基板の表面に付着させて形成する。このようなフィルムタイプの円偏光板の場合、フィルムおよび接着層を備えるため薄型化に限界がある。また、画像が円偏光板を構成する各フィルムを透過するだけでなく、接着層までも透過しなければならないので、光の抽出効率が低下してしまい、輝度が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、薄型化が可能であり、輝度を低下させずにコントラストを向上させることの可能な、新規かつ改良されたOLEDを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、基板と、基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、有機発光素子上に設けられた密封部材と、基板、有機発光素子および密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、基板、有機発光素子、密封部材および1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、1/4波長層よりも画像が具現される側に位置する線形偏光層と、を備える有機発光装置が提供される。なお、基板、有機発光素子および密封部材の各第1の面とは、同一の方向側に位置する面をいい、基板、有機発光素子、密封部材および1/4波長層の各第2の面とは、第1の面と反対側に位置する面をいう。
ここで、画像は、基板側に具現される。ここで、線形偏光層を基板上に成膜し、1/4波長層を線形偏光層上に成膜し、有機発光素子を1/4波長層上に成膜してもよい。または、1/4波長層を基板上に成膜し、有機発光素子を1/4波長層上に成膜し、線形偏光層を基板の1/4波長層が成膜された面と反対側に成膜してもよい。さらに、1/4波長層および線形偏光層は、基板の有機発光素子が位置する面と反対側の面に順に成膜することもできる。
一方、画像を記密封部材側に具現させることもできる。このとき、1/4波長層を有機発光素子上に成膜し、線形偏光層を1/4波長層上に成膜することができる。ここで、線形偏光層上に位置する保護膜をさらに備えてもよい。また、有機発光素子上に位置する保護膜をさらに備え、1/4波長層を保護膜上に成膜し、線形偏光層を1/4波長層上に成膜することもできる。さらに、有機発光素子上に位置する保護膜をさらに備え、1/4波長層を有機発光素子と保護膜との間に成膜し、線形偏光層を保護膜上に成膜することもできる。ここで、保護膜は、有機絶縁物質および無機絶縁物質のうち少なくとも1つを含んで成膜される。
または、基板と有機発光素子との間に介在された反射膜をさらに備え、1/4波長層を反射膜と有機発光素子との間に成膜し、線形偏光層を、有機発光素子上に成膜することもできる。
または、密封部材を透明基板から成膜することもできる。この場合、1/4波長層および線形偏光層を密封部材の有機発光素子と対向する面と反対側に順に成膜させることもできる。または、1/4波長層を密封部材の有機発光素子と対向する面に成膜し、線形偏光層を密封部材の1/4波長層が成膜された面と反対側に成膜することもできる。または、線形偏光層を密封部材の有機発光素子と対向する面に成膜し、1/4波長層を線形偏光層の有機発光素子と対向する面に成膜することもできる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、基板と、基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、有機発光部上に位置する密封部材と、基板、有機発光部および密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、基板、有機発光部、密封部材および1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、1/4波長層よりも画像が具現される側に位置する線形偏光層と、を備える有機発光装置が提供される。
ここで、画像は、基板側に具現されることができる。このとき、線形偏光層を基板上に成膜し、1/4波長層を線形偏光層上に成膜し、有機発光部を1/4波長層上に位置するようにすることができる。または、1/4波長層を基板上に成膜し、有機発光部を1/4波長層上に位置させるようにし、線形偏光層を基板の1/4波長層が成膜される面と反対側の面に成膜させることもできる。または、1/4波長層および線形偏光層を基板の有機発光部が位置する面と反対側の面に順に成膜させることもできる。
一方、画像を密封部材側に具現されることもできる。このとき、1/4波長層を有機発光部上に成膜し、線形偏光層を1/4波長層上に成膜してもよい。ここで、線形偏光層上に位置する保護膜をさらに備えることもできる。または、有機発光部上に位置する保護膜をさらに備えるようにしてもよい。この場合、1/4波長層を保護膜上に成膜し、線形偏光層を1/4波長層上に成膜することができる。または、1/4波長層を有機発光部と保護膜との間に形成し、線形偏光層を保護膜上に成膜することもできる。保護膜は、有機絶縁物質および無機絶縁物質のうち少なくとも1つを含んでなる。
または、基板と有機発光部との間に介在された反射膜をさらに備えることもできる。この場合、1/4波長層を反射膜と有機発光部との間に成膜し、線形偏光層を有機発光部上に成膜してもよい。
または、密封部材を透明基板から形成することができる。この場合、1/4波長層を密封部材の有機発光部と対向する面と反対側の面に成膜し、線形偏光層を1/4波長層上に成膜してもよい。あるいは、1/4波長層を密封部材の有機発光部と対向する面に成膜し、線形偏光層を密封部材の1/4波長層が成膜された面と反対側の面に成膜してもよい。あるいは、線形偏光層を密封部材の有機発光部と対向する面に成膜し、1/4波長層を線形偏光層の有機発光部と対向する面に成膜することもできる。
また、上記課題を解決するために、本発明のさらに別の観点によれば、基板と、基板上に設けられた薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)と、基板上に設けられ、薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、有機発光素子上に位置する密封部材と、基板、薄膜トランジスタ、有機発光素子および密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、基板、薄膜トランジスタ、有機発光素子、密封部材および1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、1/4波長層よりも画像が具現される側に位置する線形偏光層と、を備える有機発光装置が提供される。
ここで、画像は基板側に具現させることができる。この場合、線形偏光層を基板上に成膜し、1/4波長層を線形偏光層上に成膜し、薄膜トランジスタおよび有機発光素子を1/4波長層上に位置するようにしてもよい。あるいは、線形偏光層を薄膜トランジスタ上に成膜し、1/4波長層を線形偏光層上に成膜してもよい。あるいは、薄膜トランジスタを覆うように設けられた保護膜をさらに備え、線形偏光層を保護膜上に成膜し、1/4波長層を線形偏光層上に成膜してもよい。あるいは、線形偏光層を基板上に成膜し、薄膜トランジスタを線形偏光層上に位置するようにし、1/4波長層を薄膜トランジスタ上に成膜してもよい。ここで、線形偏光層および1/4波長層のうち少なくとも1つは、薄膜トランジスタを構成する層の間に介在させることができる。
または、線形偏光層を基板の薄膜トランジスタが位置する面と反対側の面に成膜し、1/4波長層を薄膜トランジスタ上に成膜してもよい。あるいは、1/4波長層を基板上に成膜し、薄膜トランジスタを1/4波長層上に位置するようにし、線形偏光層を基板の1/4波長層が成膜された面と反対側の面に成膜してもよい。あるいは、1/4波長層および線形偏光層を基板の有機発光素子が位置する側と反対側の面に順に成膜してもよい。
一方、画像を密封部材側に具現させることもできる。この場合、1/4波長層を有機発光素子上に成膜し、線形偏光層を1/4波長層上に成膜してもよい。また、線形偏光層上に位置する保護膜をさらに備えることもできる。
さらに、有機発光素子上に位置する保護膜をさらに備えるようにしてもよい。この場合、1/4波長層を保護膜上に成膜し、線形偏光層を1/4波長層上に成膜することができる。あるいは、1/4波長層を有機発光素子と保護膜との間に成膜し、線形偏光層を保護膜上に成膜することもできる。ここで、保護膜は、有機絶縁物質および無機絶縁物質のうち少なくとも1つを含んでなる。
または、基板と有機発光素子との間に介在された反射膜をさらに備えるようにしてもよい。この場合、1/4波長層を反射膜と有機発光素子との間に成膜し、線形偏光層を有機発光素子上に成膜してもよい。
また、密封部材を透明基板から形成してもよい。この場合、1/4波長層を密封部材の有機発光素子に対向する面と反対側の面に成膜し、線形偏光層を1/4波長層上に成膜することができる。あるいは、1/4波長層を密封部材の有機発光素子と対向する面に成膜し、線形偏光層を密封部材の1/4波長層が成膜された面と反対側の面に成膜することもできる。あるいは、線形偏光層を密封部材の有機発光素子と対向する面に成膜し、1/4波長層を線形偏光層の有機発光素子と対向する面に成膜することもできる。
本発明の発光装置によれば、成膜工程により円偏光層を構成することによって、外光の反射を抑制してコントラストを向上させることができる。さらに、円偏光層の接合のための接着剤を使用しないので、厚さを薄くすることができ、発光輝度の低下を防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、薄型化が可能であり、輝度を低下させずにコントラストを向上させることの可能なOLEDを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、図1に基づいて、本発明の第1の実施形態にかかるOLEDについて説明する。なお、図1は、本実施形態に係る背面発光型のOLEDを概略的に示す断面図である。
<OLEDの概略構成>
本実施形態に係るOLEDは、図1に示すように、透明な素材から備えられた基板1と、基板1上に順に形成された線形偏光層22、1/4波長層21および有機発光素子3とを備える。発光素子3の上部には、発光素子3を外部から密封するガラス、薄膜部材、メタルキャップなどの密封部材(図示せず。)がさらに備えられる。
基板1は、例えばSiOを主成分とする透明なガラス材等からなる基板を使用することができる。図1には示していないが、透明基板1の上面には、基板の平滑性および不純元素の浸入を遮断するためにバッファ層がさらに備えられる。バッファ層は、例えばSiOおよび/またはSiNなどから形成できる。なお、基板1は、必ずしもかかる例に限定されず、例えば透明なプラスチック材から形成することもできる。
基板1の上面には線形偏光層22が成膜され、線形偏光層22上に1/4波長層21が成膜される。そして、1/4波長層21上に有機発光素子3が形成される。線形偏光層22と1/4波長層21との積層順序は、外光の入射方向に近い側から線形偏光層22、1/4波長層21と配置される。線形偏光層22と1/4波長層21との間には、他の光透過性層を介在させてもよい。
有機発光素子3は、相互に対向する第1電極層31および第2電極層33と、その間に介在された発光層32とを備える。
第1電極層31は、透明素材の伝導性物質、例えばITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、In2O3、またはZnOなどから形成される。第1電極層31は、例えばフォトリソグラフィ法などにより所定のパターンに形成される。第1電極層31のパターンは、受動駆動(Passive Matrix:PM)型の場合には、相互に所定間隔離れたストライプ状のラインで形成され、能動駆動(Active Matrix:AM)型の場合には、画素に対応する形態に形成される。また、能動駆動型の場合には、第1電極層31の下部に設けられた基板1に少なくとも1つのTFTを備えたTFT層がさらに備えられる。第1電極層31は、このTFT層に電気的に連結される。このような受動駆動型および能動駆動型の詳細については後述する。
このように透明電極で形成された第1電極層31は、外部端子(図示せず。)に連結されて、アノード電極として作用する。
第1電極層31の上部には第2電極層33が位置する。第2電極層33は、反射型電極であって、例えばアルミニウム、銀、および/またはカルシウムなどで形成される。また、第2電極層33は、外部第2電極端子(図示せず。)に連結されて、カソード電極として作用する。
第2電極層33は、受動駆動型の場合には、第1電極層31のパターンに直交するストライプ状のラインに形成され、能動駆動型の場合には、画素に対応する形態に形成される。能動駆動型の場合には、画像が具現されるアクティブ領域全体にわたって形成される。この詳細については後述する。
このような第1電極層31と第2電極層33とは、その極性が相互逆であってもよい。
第1電極層31と第2電極層33との間に介在された発光層32は、第1電極層31と第2電極層33との電気的な駆動により発光する。発光層32は、例えば低分子有機物、高分子有機物などから形成することができる。
発光層32が低分子有機物から形成された低分子有機層である場合には、有機発光層(Emitting Layer:EML)を中心に第1電極層31側にホール輸送層(Hole Transport Layer:HTL)およびホール注入層などが積層され、第2電極層33側に電子輸送層および電子注入層などが積層される。もちろん、これらのホール注入層、ホール輸送層、電子輸送層および電子注入層の他にも、多様な層が必要に応じて積層されて形成される。
また、使用可能な有機材料も、例えば銅フタロシアニン(CuPc)、N,N−ジ(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ジフェニル−ベンジジン(NPB)、トリス−8−ヒドロキシキノリンアルミニウム(Alq3)などを初めとして様々な材料を適用することができる。
一方、高分子有機物から形成された高分子有機層の場合には、有機発光層を中心に第1電極層31側にHTLのみが備えられる。高分子HTLは、例えばポリエチレンジヒドロキシチオフェン(PEDOT)や、ポリアニリン(PANI)などを使用して、インクジェットプリンティングやスピンコーティングの方法により第1電極層31の上部に形成される。高分子有機発光層は、例えばPPV、可溶性PPVs、シアノPPV、ポリフルオレンなどを使用し、インクジェットプリンティングやスピンコーティングまたはレーザを利用した熱転写方式などの通常の方法によりカラーパターンを形成することができる。
本実施形態において、有機発光素子3の発光層32から放出される光は、図1に示すように、基板1側に放出され、ユーザは、図1の下側、すなわち基板1の下側の外部から画像を観る。このような背面発光型構造において、従来は、例えば太陽光などの外光が基板1を通じて流入させてしまいコントラストを低下させていた。しかし、本実施形態によれば、線形偏光層22および1/4波長層21が円偏光層を形成して、外光の反射を最小化することができる。
基板1の下側の外部から入射される外光は、線形偏光層22の吸収軸方向の成分が吸収され、透過される。この透過軸方向の成分は、1/4波長層21を通過しつつ一方向に回転される円偏光に変換された後、有機発光素子3の第2電極33により反射される。反射されるときに、一方向に回転する円偏光は他方向に回転する円偏光になり、1/4波長層21を通過しつつ最初の透過軸に対して直交する方向の直線偏光に変換される。したがって、この直線偏光は、線形偏光層22の吸収軸により吸収されて、基板1の下側外部に出射できなくなる。したがって、外光反射が最小化され、コントラストがさらに向上する効果が得られる。
また、線形偏光層22および1/4波長層21は基板1上に成膜されるので、その間に接着層を設ける必要がない。これにより、厚さが厚くなるという問題を解決できる。したがって、発光層32からの画像が接着層を透過することがないため、輝度をさらに向上させることができる。なお、線形偏光層22および1/4波長層21は、様々な方法により成膜することができる。
<線形偏光層の概略構成>
図2は、線形偏光層22の一例を示す部分斜視図である。線形偏光層22として、図2に示すように、例えば基板1上に所定間隔で離隔された複数のワイヤーグリッド221を形成することができる。各ワイヤーグリッド221は、幅が数十nm程度、周期が数十〜数百nm程度に形成することができる。
本実施形態において、ワイヤーグリッド221は、外光の入射方向に対する反射度が低くなければならない。これは、線形偏光層22および1/4波長層21による円偏光機能で外光の反射を低減できるとしても、外光が入射された最初の面、すなわち図2においてワイヤーグリッド221の基板1に接した面で起こる反射は、円偏光機能が防止できないためである。このため、ワイヤーグリッド221は、ワイヤーグリッド221の外光の入射方向に対する反射率を下げるために、例えばグラファイトと金属とを共に蒸着することにより形成することができる。このとき、グラファイトは、一般的なグラファイトを用いることも可能であり、蒸着時に窒素または水素を一部投入させたCNまたはCH構造のグラファイトを使用してもよい。また、金属としては、例えばAl、Ag、W、Auなどを使用できる。
線形偏光層22として機能するためのワイヤーグリッド221の条件は、ナノパターンが可能であり、電気伝導度または光学定数のうち吸収を表す因子であるk値が大きくなければならないことである。グラファイトの単一材料では、例えばAlのような金属単一材料に比べてk値が約1/10にしかならない。したがって、本実施形態のワイヤーグリッド221は、このk値を補正するために金属をさらに含有させたグラファイトから形成される。グラファイトは、アルミニウムに比べて反射度が約10〜20%である。
グラファイトに対する金属の含有は、前述の共蒸着方法を使用してもよく、グラファイト膜に金属をドーピングして形成してもよい。ただし、この場合も、金属の最終含有量は約5wt%以下として、金属による反射率を低下させる。
このような金属が混入されたグラファイト膜は、ハードマスクとして例えばSiOやSiNを使用し、PR工程を適用するドライエッチング工程によってナノパターニングすることができる。
図3は、上述した低反射型線形偏光層22の第1の変形例を示す部分断面図である。
図3に示すワイヤーグリッド222は、透明な物質である第1成分222aと、金属である第2成分222bとがワイヤーグリッド222の厚さ方向に濃度勾配を有するように形成されたものである。このとき、第1成分222aは基板1に近くなるほどその含有量が増加し、第2成分222bは基板1から離れるほどその含有量が増加する。すなわち、図4に示すように、基板1上に形成されるワイヤーグリッド222は、第1成分222aと第2成分222bとが交互に形成されて、互いに反比例する濃度勾配を有する。第1成分222aは、ワイヤーグリッド222を構成する層の厚さが薄くなるほどその含有量が減少し、第2成分222bは、ワイヤーグリッド222を構成する層の厚さが厚くなるほどその含有量が増加する。したがって、基板1に隣接した部分では第1成分222aが圧倒的に多く、基板1から遠い部分では第2成分222bが圧倒的に多い。
第1成分222aとしては、透明な物質が使用される。第1成分222aは、例えばSiO(x≧1)、SiN(x≧1)、MgF、CaF、Al2O、SnOなどの透明な絶縁物質からなる群およびITO、IZO、ZnO、Inなどの透明な導電物質からなる群から選択された少なくとも1つ以上の物質からなる。
第2成分222bとしては、例えばFe、Co、V、Ti、Al、Ag、Si、Cr、Mo、Ge、Y、Zn、Zr、W、Ta、Cu、Ptからなる群から選択された少なくとも1つ以上の物質が使用される。
このように濃度勾配を有する金属および透明物質の混合物からなるワイヤーグリッド222は、透明な物質の厚さが厚くなるにつれて不透明な金属に漸進的に変わって行く。これにより、屈折率の差によって界面反射が抑制され、ワイヤーグリッド222に入射された光がワイヤーグリッド222に吸収されるという効果を有する。
図5は、上述した低反射型線形偏光層22の第2の変形例を示す部分断面図である。
図5に示すワイヤーグリッド223は、外光の入射方向に近接して、基板1に隣接した部分に形成される低反射層223aと、低反射層223a上(すなわち、低反射層223aの基板1と反対側の面)に形成される金属層223bとからなる。この場合、ワイヤーグリッド223の表面、すなわち、基板1に接したワイヤーグリッド223の面での入射光の反射を最大限に抑制することができる。低反射層223aとしては、例えばCdSe、CdTe、ルテニウムなどを使用できる。
図6は、上述した低反射型線形偏光層22の第3の変形例を示す部分断面図である。
図6に示すワイヤーグリッド224は、基板1上にオーバーハング(overhang)構造に形成される。このワイヤーグリッド224は、例えばAl、Au、Ag、Wなどの金属から形成することができる。このようなワイヤーグリッド224は、開口を有するPRパターンを形成し、その開口に金属を蒸着した後PRパターンをリフトオフすることにより形成できる。
このようにオーバーハング構造のワイヤーグリッド224を形成した後、その表面は化学的な方法により黒化処理される。例えばワイヤーグリッド224がアルミニウムである場合、酸で表面酸化物層を除去した後、水1Lに硝酸5mL、硝酸銅25g、過マンガン酸カリウム10gを混合した溶液により処理して、表面を黒化させることができる。
このような構造のワイヤーグリッド224によれば、外光の反射を最大限に抑制することができる。
図2〜6に示すような外光の反射が抑制された線形偏光層22上には、図7に示すように1/4波長層21が形成される。
1/4波長層21は、例えば無機物を傾斜蒸着することにより形成できる。この場合、微細なカラム211が1/4波長層21の表面に傾斜方向に延びている。このカラム211は結晶成長方向となる。また、無機物を蒸着する場合、無機物は略円柱状に成長する。したがって、傾斜蒸着する場合、無機物は、図7における水平方向に対して所定角度で傾いた略円柱状に形成される。これにより、1/4波長層21に複屈折の特性が与えられる。
1/4波長層21を形成可能な無機物としては、例えばTiO、TaOなど、多様に適用できる。本実施形態では、CaOやBaOから形成することにより、1/4波長層21に水分吸収機能まで与える。
線形偏光層22および1/4波長層21は、その他多様な方法により成膜することができる。そして、このような線形偏光層22および1/4波長層21は、後述する本発明のあらゆる実施形態にそのまま適用可能である。そして、上述の図2〜図7に示す各例は、図1に示す背面発光型OLEDに基づくものであるが、かかる例に限定されず、前面発光型OLEDにも、外光の入射方向を考慮して変形することにより適用可能である。
以上、第1の実施形態にかかる背面発光型OLEDについて説明した。次に、本発明の第2の実施形態にかかる背面発光型OLEDについて説明する。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態に係る背面発光型OLEDを示す断面図である。かかるOLEDは、基板1の外光が入射する一の面側に線形偏光層22が成膜され、一の面と反対側の他の面側に1/4波長層21が成膜されている。そして、1/4波長層21上に有機発光素子3が形成される。各構成要素は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態においても、基板1の外側から一の面へ入射された外光は、線形偏光層22を通過し透過軸に対して平行な直線偏光となる。そして、直線偏光は、基板1を経て1/4波長層21を通過して一方向回転円偏光になり、第2電極層33で反射された後、他方向回転円偏光となる。この他方向回転円偏光は1/4波長層21を再通過し、透過軸に対して直交する直線偏光となる。直線偏光は線偏光層22を通過できないため、基板1の下側に位置する外部では、反射された外光が見られない。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る背面発光型OLEDを示す断面図である。かかるOLEDは、基板1の外光が入射する一の面側に1/4波長層21および線形偏光層22が順に成膜され、基板1の一の面と反対側の他面側に有機発光素子3が形成されている。各構成要素は、第1の実施形態と同様である。本実施形態においても、上述した第2の実施形態と同様に、外光の反射が遮断されて、コントラストが向上する効果が得られる。
第1〜第3の実施形態によれば、別途の偏光フィルムを接着剤によって付着することによって全体的に厚くなるという従来構造の短所を解消することができる。
以上では、基板側に画像が具現される背面発光型OLEDについて説明したが、本発明はかかる例に限定されず、基板側ではない、基板の反対側に向かって具現される前面発光型の構造にも同様に適用できる。以下に、前面発光型OLEDに適用した例について説明する。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態に係る前面発光型OLEDを示す断面図である。かかるOLEDは、基板1上に反射膜34が形成されており、反射膜34上に有機発光素子3が形成された構造を有する。そして、有機発光素子3の上部には、有機発光素子3を密封する密封部材(図示せず。)が設けられる。
基板1は、第1〜第3の実施形態と同様、透明なガラス基板が使用することができるが、必ずしも透明である必要はない。基板1としては、例えばガラスの他にプラスチック材または金属材などを使用することができる。基板1として金属を使用する場合には、金属の表面に絶縁膜が形成される。
基板1の一面に形成された反射膜34は、例えばAg、Mg、Al、Pt、Pd、Au、Ni、Nd、Ir、Cr、およびこれらの化合物などから形成される。反射膜34上には、仕事関数の大きいITO、IZO、ZnO、またはInなどから第1電極層31が形成される。このとき、第1電極層31はアノード電極として機能するが、第1電極層31がカソード電極として機能する場合には、第1電極層31を、例えばMg、Al、Pt、Pd、Au、Ni、Nd、Ir、Cr、およびこれらの化合物から形成して、反射膜が兼ねられる。以下では、第1電極層31がアノード電極として機能する場合について説明する。
第2電極層33は、透過型電極として形成されることが望ましい。このような第2電極層33は、仕事関数の小さい例えばLi、Ca、LiF/Ca、LiF/Al、Al、Mg、Agなどの金属から半透過膜として薄く形成することにより形成できる。もちろん、このような金属半透過膜上に例えばITO、IZO、ZnO、またはInなどの透明導電体を形成して、厚さが薄いことによる高抵抗の問題を補完することができる。
第1電極層31と第2電極層33との間に介在される発光層32は、第1〜第3の実施形態と同様である。
本実施形態では、第2電極層33の上面に1/4波長層21および線形偏光層22が順に成膜される。これにより、画像が具現される方向から流入する外光、すなわち、図10において上側から入射する外光は、線形偏光層22および1/4波長層21を順に通過した後、有機発光素子3の各層または反射層34の表面で反射される。この反射光は、第1〜第3の実施形態と同様の原理で、最終の1/4波長層21を通過することができない。これにより、基板1の外部では反射された外光が見られない。
また、1/4波長層21および線形偏光層22は、図11に示すように、第2電極層33の上面に保護層4を形成した後、保護層4の上面に成膜してもよい。保護層4は、1/4波長層21の成膜工程において第2電極層33が損傷されることを防止するためのものであって、例えば透明な無機物または有機物から形成される。
無機物としては、例えば金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物、金属酸窒化物およびこれらの化合物を使用することができる。金属酸化物としては、例えば酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化インジウム、酸化スズ、インジウムスズ酸化物およびこれらの化合物を使用することができる。金属窒化物としては、例えば窒化アルミニウム、窒化ケイ素およびこれらの化合物を使用することができる。金属炭化物としては、例えば炭化ケイ素、金属酸窒化物としては、例えば酸窒化ケイ素を使用することができる。なお、無機物としては、上述した以外にシリコンを使用することもでき、シリコンまたは金属のセラミック誘導体を使用してもよい。さらに、DLC(Diamond−Like Carbon)なども使用可能である。
一方、有機物としては、例えば有機ポリマー、無機ポリマー、有機金属ポリマーまたは有機ハイブリッド/無機ポリマーや、アクリル樹脂などを使用することができる。
なお、図示していないが、保護膜4は、1/4波長層21と線形偏光層22との間に形成してもよく、線形偏光層22上に形成してもよい。
(第5の実施形態)
図12は、本発明の第5の実施形態に係る前面発光型OLEDを示す断面図である。本実施形態は、図11における線形偏光層22上に薄型フィルムタイプの密封部材5をさらに形成したものである。
薄型フィルムタイプの密封部材5は、外部の水分および酸素などから有機発光素子3を保護するためのものであって、無機物層51および有機物層52のうち少なくとも1層以上を備え、無機物層51と有機物層52とを交互に積層させることにより形成される。その他の構造は、上述の実施形態と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
無機物層51は、例えば金属酸化物、金属窒化物、金属炭化物、金属酸窒化物およびこれらの化合物を使用することができる。金属酸化物としては、例えば酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化インジウム、酸化スズ、インジウムスズ酸化物およびこれらの化合物を使用することができる。金属窒化物としては、例えば窒化アルミニウム、窒化ケイ素およびこれらの化合物を使用することができる。金属炭化物としては、例えば炭化ケイ素、金属酸窒化物としては、例えば酸窒化ケイ素を使用することができる。無機物としては、上述した以外にシリコンを使用してもよく、シリコンまたは金属のセラミック誘導体を使用してもよい。さらに、DLCなども使用可能である。
このような無機物層51は、蒸着により成膜することができる。無機物層51を蒸着する場合、無機物層51の孔隙がそのまま成長してしまうという問題がある。したがって、孔隙が同じ位置で成長し続けることを防止するために、無機物層51の他に有機物層52をさらに備える。有機物層52は、例えば有機ポリマー、無機ポリマー、有機金属ポリマーおよび有機ハイブリッド/無機ポリマーなどを使用することができ、望ましくは、アクリル樹脂を使用するのがよい。
図12においては、線形偏光層22上に無機物層51、有機物層52および無機物層51を順に積層させたが、必ずしもかかる例に限定されず、有機物層52、無機物層51および有機物層52を順に積層させた構造にしてもよく、これらの層が複数層積層されてもよい。このように薄型フィルムタイプの密封部材5は、第5の実施形態にのみ適用されるものではなく、他の実施形態においても適用可能である。
(第6の実施形態)
図13は、本発明の第6の実施形態の前面発光型OLEDを示す断面図である。かかるOLEDは、1/4波長層21および線形偏光層22が、反射層34と有機発光素子3との間に成膜されている。この場合にも、図13に示す矢印方向の外側から流入された外光は、線形偏光層22を通過して透過軸に対して平行な直線偏光となる。直線偏光は、1/4波長層21層を通過して一方向回転円偏光になり、反射層34で反射された後、他方向回転円偏光となる。他方向回転円偏光は1/4波長層21を再通過し、透過軸に対して直交する直線偏光となる。この直線偏光は線偏光層22を通過できないため、外部からは反射された外光が見られない。
なお、図示していないが、反射層34の上面に1/4波長層21を成膜した後、1/4波長層21上に有機発光素子3を形成し、有機発光素子3上に線形偏光層22を成膜してもよい。
(第7の実施形態)
図14は、本発明の第7の実施形態の前面発光型OLEDを示す断面図である。本実施形態は、密封部材5として透明基板を使用することを特徴とする。透明基板としては、例えばガラス基板を使用できるが、必ずしもかかる例に限定されず、プラスチック基板を使用してもよい。
本実施形態では、密封部材5の上面、すなわち、外側から外光が入射する側の面に1/4波長層21および線形偏光層22が順に成膜される。
図15は、本実施形態の他の例を示す断面図である。かかるOLEDでは、密封部材5の透明基板の発光素子3と対向する一の面に1/4波長層21が成膜され、密封部材5の一の面と反対側の他面に線形偏光層22が成膜されている。また、図16は、本実施形態のさらに他の例を示す断面図である。かかるOLEDでは、密封部材5の透明基板の発光素子3と対向する面に線形偏光層22および1/4波長層21が順に成膜されている。
このような例においても、線形偏光層22が外光に向って配置され、その内側に1/4波長層21を配置させることによって、上述した原理により外光の反射を遮断できる。
図14〜図16に示す本実施形態において、図示していないが、密封部材5と有機発光素子3との間に不活性ガスを充填させ、有機物または無機物をさらに形成して、有機発光素子3の密封特性をさらに向上させることもできる。
(第8の実施形態)
図17は、本発明の第8の実施形態のPM型の背面発光OLEDを示す断面図である。
本実施形態では、図1と同様に、基板1の上面に線形偏光層22および1/4波長層21が順に成膜されており、1/4波長層21上に有機発光素子3が形成される。
1/4波長層21上には、第1電極層31が所定のストライプパターンで形成されており、第1電極層31上には、これを区画するように内部絶縁膜34が形成されている。そして、内部絶縁膜34上には、発光層32および第2電極層33のパターニングのために、第1電極層31に対して直交するように形成されたセパレータ35が形成されている。セパレータ35により、発光層32および第2電極層33は、第1電極層31と交差するようにパターニングされる。第2電極層33上には密封部材(図示せず。)が設けられており、有機発光素子3を外気から遮断する。場合によっては、セパレータ35を形成することなく発光層32および第2電極層33をパターニングしてもよい。
本実施形態の場合にも、図1と同様に、基板1の下部から流入する外光が反射されないのでコントラストを向上することができる。また、ディスプレイの全体的な厚さを薄くすることができる。
なお、図示していないが、このようなPM型表示装置においても、図8および図9のような構造をそのまま適用することができる。
(第9の実施形態)
図18は、本発明の第9の実施形態のAM型の背面発光OLEDを示す断面図である。図18によれば、基板1の上面にTFTが形成されている。TFTは、各画素別に少なくとも1つ備えられており、有機発光素子3に電気的に連結される。
より詳細には、基板1上にバッファ層11が形成され、バッファ層11上に所定パターンの半導体活性層12が形成される。活性層12の上部には、例えばSiO、SiNなどからなるゲート絶縁膜13が形成され、ゲート絶縁膜13の上部の所定領域には、ゲート電極14が形成される。ゲート電極14は、TFTのオン/オフ信号を印加するゲートライン(図示せず。)と連結されている。ゲート電極14の上部には、層間絶縁膜15が形成され、コンタクトホールを通じてソース/ドレイン電極16がそれぞれ活性層12のソース/ドレイン領域に接するように形成される。
このように形成されたTFTは、パッシベーション層により覆われて保護される。本実施形態の場合、パッシベーション層として、線形偏光層22および1/4波長層21が順に積層されて構成される。
1/4波長層21の上部には、アノード電極として機能する第1電極層31が形成され、これを覆うように、絶縁物からなる画素定義膜36が形成される。画素定義膜36に所定の開口を形成した後、開口によって限定された領域内に発光層32を形成する。そして、全体画素を覆うように、第2電極層33が形成される。
このようなPM型構造においても、TFTの上部に線形偏光層22および1/4波長層21が順に積層されている。これにより、基板1の下側から流入された外光の反射を、線形偏光層22および1/4波長層21によって遮断することができる。
また、TFTの上部には、図19に示すように、別途のパッシベーション層18を有機物および/または無機物により形成し、その上に線形偏光層22および1/4波長層21を順に成膜してもよい。
このようなAM型駆動方式の背面発光型OLEDにおいて、線形偏光層22および1/4波長層21は、線形偏光層22を外光が入射する側に配置し、1/4波長層21を有機発光素子3側に配置させる限り、基板1、TFTおよび有機発光素子3のいかなる面に成膜してもよい。すなわち、図示していないが、図1、図8、図9のように、基板1の一面および/または他面に1/4波長層21、線形偏光層22を成膜した後、その上にTFTおよび有機発光素子3を形成してもよく、1/4波長層21および/または線形偏光層22をTFTの各層から形成される界面の間に配置させてもよい。
(第10の実施形態)
図20は、本発明の第10の実施形態のPM型の前面発光OLEDを示す断面図である。本実施形態では、図13と同様に、基板1の上面に反射層34が形成され、反射層34の上面に1/4波長層21および線形偏光層22が順に成膜され、線形偏光層22上に有機発光素子3が形成されている。
線形偏光層22上には、第1電極層31が所定のストライプパターンで形成されており、第1電極層31上には、これを区画するように内部絶縁膜34が形成されている。そして、内部絶縁膜34上には、発光層32および第2電極層33のパターニングのために、第1電極層31に対して直交するように形成されたセパレータ35が形成されている。セパレータ35により、発光層32および第2電極層33は、第1電極層31に交差されるようにパターニングされる。第2電極層33上には、密封部材(図示せず。)が備えられ、有機発光素子3を外気から遮断する。場合によっては、セパレータ35を設けることなく発光層32および第2電極層33をパターニングしてもよい。
図20による実施形態の場合にも、上述の第6の実施形態のように、外部から流入される外光が反射されないので、コントラストを向上させることができ、ディスプレイの全体的な厚さを薄くすることができる。
なお、図示していないが、このようなPM型表示装置においても、図10〜図12、図14〜図16のような構造をそのまま適用することができる。
(第11の実施形態)
図21は、本発明の第11の実施形態のAM型の前面発光OLEDを示す断面図である。本実施形態では、基板1の上面にTFTが形成されている。TFTは、各画素別に少なくとも1つ備えられ、有機発光素子3に電気的に連結される。TFTの構造については、第9の実施形態と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
図21に示すように、TFTを覆うようにパッシベーション膜18が形成されており、パッシベーション膜18上には反射層34が形成される。そして、反射層34上に、アノード電極として機能する第1電極層31が形成され、これを覆うように絶縁物からなる画素定義膜36が形成される。画素定義膜36に所定の開口を形成した後、この開口によって限定された領域内に発光層32が形成される。そして、全体画素を覆うように、第2電極層33が形成される。
本実施形態においては、第7の実施形態の変形例として示した図16のように、密封部材5である基板の有機発光素子3と対向する面側に順に線形偏光層22および1/4波長層21が成膜されている。したがって、密封部材5の上側から入射される外光の反射を、線形偏光層22および1/4波長層21により遮断することができる。
なお、図示していないが、このようなAM型表示装置においても、図10〜図15のような構造をそのまま適用することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、OLEDについて説明したが、本発明はかかる例に限定されず、例えば発光素子として無機発光素子、LCD、電子放出装置などを使用するその他の平板表示装置にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る背面発光型OLEDを示す断面図である。 図1の線形偏光層の一例を示す部分斜視図である。 線形偏光層の第1の変形例を示す断面図である。 図3の線形偏光層の構成を示すグラフである。 線形偏光層の第2の変形例を示す断面図である。 線形偏光層の第3の変形例を示す断面図である。 図1の1/4波長層の一例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る背面発光型OLEDを示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る背面発光型OLEDを示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る前面発光型OLEDを示す断面図である。 図10の前面発光型OLEDの変形例を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る前面発光型OLEDを示す断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る前面発光型OLEDを示す断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る前面発光型OLEDを示す断面図である。 図14の前面発光型OLEDの変形例を示す断面図である。 図14の前面発光型OLEDの他の変形例を示す断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る受動駆動方式の背面発光型OLEDを示す断面図である。 本発明の第9の実施形態に係る受動駆動方式の背面発光型OLEDを示す断面図である。 図18の変形例であって、能動駆動方式の背面発光型OLEDを示す断面図である。 本発明の第10の実施形態に係る受動駆動方式の前面発光型OLEDを示す断面図である。 本発明の第11の実施形態に係る能動駆動方式の前面発光型OLEDを示す断面図である。
符号の説明
1 基板
3 有機発光素子
21 1/4波長層
22 線形偏光層
31 第1電極層
32 発光層
33 第2電極層

Claims (40)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記線形偏光層は、前記基板上に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記線形偏光層上に成膜され、
    前記有機発光素子は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  2. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記1/4波長層は、前記基板上に成膜され、
    前記有機発光素子は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記基板の、前記1/4波長層が成膜された面と反対側に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  3. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記1/4波長層および線形偏光層は、前記基板の、前記有機発光素子が位置する面と反対側の面に順に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  4. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記1/4波長層は、前記有機発光素子上に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  5. 前記線形偏光層上に位置する保護膜をさらに備えることを特徴とする、請求項4に記載の有機発光装置。
  6. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記有機発光素子上に位置する保護膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記保護膜上に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  7. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記有機発光素子上に位置する保護膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記有機発光素子と前記保護膜との間に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記保護膜上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  8. 前記保護膜は、有機絶縁物質および無機絶縁物質のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の有機発光装置。
  9. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記基板と前記有機発光素子との間に介在される反射膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記反射膜と前記有機発光素子との間に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記有機発光素子上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  10. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記1/4波長層および前記線形偏光層は、前記密封部材の前記有機発光素子と対向する面と反対側に順に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  11. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記1/4波長層は、前記密封部材の前記有機発光素子と対向する面に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記密封部材の、前記1/4波長層が成膜された面と反対側に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  12. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現する有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に設けられた密封部材と、
    前記基板、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記線形偏光層は、前記密封部材の前記有機発光素子と対向する面に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記線形偏光層の、前記有機発光素子と対向する面に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  13. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記線形偏光層は、前記基板上に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記線形偏光層上に成膜され、
    前記有機発光部は、前記1/4波長層上に位置し、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  14. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記1/4波長層は、前記基板上に成膜され、
    前記有機発光部は、前記1/4波長層上に位置し、
    前記線形偏光層は、前記基板の前記1/4波長層が成膜される面と反対側の面に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  15. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記1/4波長層および前記線形偏光層は、前記基板の、前記有機発光部が位置する面と反対側の面に順に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  16. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記1/4波長層は、前記有機発光部上に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  17. 前記線形偏光層上に位置する保護膜をさらに備えることを特徴とする、請求項16に記載の有機発光装置。
  18. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記有機発光部上に位置する保護膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記保護膜上に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  19. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記有機発光部上に位置する保護膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記有機発光部と前記保護膜との間に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記保護膜上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  20. 前記保護膜は、有機絶縁物質および無機絶縁物質のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項17〜19のいずれかに記載の有機発光装置。
  21. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記基板と前記有機発光部との間に介在される反射膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記反射膜と前記有機発光部との間に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記有機発光部上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  22. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記1/4波長層は、前記密封部材の前記有機発光部と対向する面と反対側の面に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  23. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記1/4波長層は、前記密封部材の前記有機発光部と対向する面に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記密封部材の、前記1/4波長層が成膜された面と反対側の面に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  24. 基板と、
    前記基板上に設けられ、画像を具現するものであって、有機発光素子を備える受動駆動方式の有機発光部と、
    前記有機発光部上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記有機発光部および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜される1/4波長層と、
    前記基板、前記有機発光部、前記密封部材および前記1/4波長層のうち第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記線形偏光層は、前記密封部材の前記有機発光部と対向する面に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記線形偏光層の前記有機発光部と対向する面に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする有機発光装置。
  25. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記線形偏光層は、前記基板上に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記線形偏光層上に成膜され、
    前記薄膜トランジスタおよび前記有機発光素子は、前記1/4波長層上に位置し、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  26. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記線形偏光層は、前記薄膜トランジスタ上に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記線形偏光層上に成膜され、
    前記有機発光素子は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  27. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記薄膜トランジスタを覆うように設けられた保護膜をさらに備え、
    前記線形偏光層は、前記保護膜上に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記線形偏光層上に成膜され、
    前記有機発光素子は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  28. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記線形偏光層は、前記基板上に成膜され、
    前記薄膜トランジスタは、前記線形偏光層上に位置し、
    前記1/4波長層は、前記薄膜トランジスタ上に成膜され、
    前記有機発光素子は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  29. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記線形偏光層は、前記基板の前記薄膜トランジスタが位置する面と反対側の面に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記薄膜トランジスタ上に成膜され、
    前記有機発光素子は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  30. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記薄膜トランジスタは、前記1/4波長層上に位置し、
    前記有機発光素子は、前記薄膜トランジスタ上に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記基板の前記1/4波長層が成膜された面と反対側の面に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  31. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記基板側に具現され、
    前記1/4波長層および前記線形偏光層は、前記基板の前記有機発光素子が位置する側と反対側の面に順に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  32. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記1/4波長層は、前記有機発光素子上に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  33. 前記線形偏光層上に位置する保護膜をさらに備えることを特徴とする、請求項32に記載の有機発光装置。
  34. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記有機発光素子上に位置する保護膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記保護膜上に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  35. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記有機発光素子上に位置する保護膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記有機発光素子と前記保護膜との間に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記保護膜上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  36. 前記保護膜は、有機絶縁物質および無機絶縁物質のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項33〜35のいずれかに記載の有機発光装置。
  37. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記基板と前記有機発光素子との間に介在された反射膜をさらに備え、
    前記1/4波長層は、前記反射膜と前記有機発光素子との間に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記有機発光素子上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  38. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記1/4波長層は、前記密封部材の前記有機発光素子に対向する面と反対側の面に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記1/4波長層上に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  39. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記1/4波長層は、前記密封部材の前記有機発光素子と対向する面に成膜され、
    前記線形偏光層は、前記密封部材の前記1/4波長層が成膜された面と反対側の面に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
  40. 基板と、
    前記基板上に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記基板上に設けられ、前記薄膜トランジスタと電気的に連結された有機発光素子と、
    前記有機発光素子上に位置する密封部材と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子および前記密封部材の第1の面のうちいずれか1つの面に成膜された1/4波長層と、
    前記基板、前記薄膜トランジスタ、前記有機発光素子、前記密封部材および前記1/4波長層の面のうち、第1の面と反対側の面である第2の面に成膜され、前記1/4波長層よりも前記画像が具現される側に位置する線形偏光層と、
    を備え、
    前記画像は、前記密封部材側に具現され、
    前記密封部材は、透明基板であり、
    前記線形偏光層は、前記密封部材の前記有機発光素子と対向する面に成膜され、
    前記1/4波長層は、前記線形偏光層の前記有機発光素子と対向する面に成膜され、
    前記1/4波長層には、前記第1の面の表面に対して傾斜方向に延びる複数の微細なカラムが形成され、
    前記線形偏光層は、所定間隔で離隔して配置され、導電材料とともに形成される、外光の入射方向に対する反射度が低くなるように具備された複数のワイヤーグリッドとして形成されることを特徴とする、有機発光装置。
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