JP4695251B2 - 新聞制作システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新聞制作システムに係り、より詳しくは、新聞制作システムのバックアップ処理の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来の新聞制作システムの構成例を示すブロック図である。この図に示すように、本システムは、記事入力/校正端末器1、記事サーバ2、画像入力/加工端末器3、画像サーバ4、組版端末器5、組版・編集サーバ6、紙面データファイル7、出力サーバ8、プリンタ/プロッタ9、及び紙面バックアップデータファイル10を備えている。
【0003】
記事入力/校正端末器1は、記事サーバ2に蓄積された記事テキストデータをオペレータの入力操作に基づき入力する作業や、入力した記事に対する校正作業を行うためのものである。この記事サーバ2には、通信社等からの記事テキストデータが通信回線を介して受信・蓄積されるようになっており、また、記事入力/校正端末器1により校正された記事テキストデータが再度入力されるようになっている。
【0004】
画像入力/加工端末器3は、新聞紙面に載せる写真についての画像データを画像サーバ4から入力し、入力した画像データに対する加工処理を行うためのものである。この画像サーバ4には、通信社等からの記事テキストデータが通信回線を介して受信・蓄積されるようになっており、また、画像入力/加工端末器3により加工処理された画像データが再度入力されるようになっている。
【0005】
組版端末器5は、記事入力/校正端末器1と同様の校正機能を有しており、組版・編集サーバ6へ要求することにより記事サーバ2及び画像サーバ4に蓄積された記事テキストデータ及び画像データを入力できるようになっている。そして、新聞紙面に載せる記事や画像等についての校正処理やレイアウト処理などの種々の処理をオペレータの入力操作に基づき行うものである。
【0006】
組版・編集サーバ6は、上記のように、組版端末器5からの要求に応じて記事サーバ2及び画像サーバ4に蓄積された記事テキストデータ及び画像データを取り出し、これを組版端末器5に出力するものである。そして、組版端末器5でレイアウト処理等の各種処理が行われた紙面データを紙面データファイル7及び紙面バックアップデータファイル10に保存するようになっている。
【0007】
組版・編集サーバ6は、また、組版端末器5からの大刷/版下出力指示に応じて、紙面データファイル7に保存されている紙面データを出力サーバ8に出力するようになっている。出力サーバ8は、入力した紙面データを編集してこれらをドットデータに展開し、プリンタ/プロッタ9は、この展開されたドットデータを用いて大刷りや版下をプロッタ出力するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、紙面データファイル7のデータは紙面バックアップデータファイル10にも保存されるようになっている。このような紙面データのバックアップは、後日に該当紙面データの一部を再利用するためや、システムに障害が発生した場合にデータ復旧が不可能となる事態を回避するために行われるものである。そして、紙面バックアップにおいては、バックアップしたデータの自己完結性が要求されるために、紙面データファイル7に保存された紙面データの全ての要素が紙面バックアップデータファイル10に保存され、バックアップされることになる。
【0009】
ところで、大きな新聞社においては、紙面データファイル7に保存される紙面データの中に同一内容の記事テキストデータ及び画像データが重複して存在することがしばしば発生する。これは、幾種類もの地方向け紙面を作成する際に、同一の記事及び写真を使用するためである。この場合、記事テキストデータについては、或る地方向け紙面には一部をカットしたものを使用したりすることがあるため、完全に同一になることは少なく、また、たとえ完全に同一であったとしても記事テキストデータは画像データに比べてデータ量が小さなものであるため、格別問題となることはない。
【0010】
しかし、画像データについては、全く同一のものを各地方向け紙面に使用し、更に版が変わっても全く同一のものを使用するのが殆どであるため、紙面データの中には多くの重複した画像データが存在することになる。そして、画像データは記事テキストデータに比べてデータ量が大きなものであるため、このように多くの重複した画像データを紙面データ中に含んでいることは、それだけ無視することができない多くの無駄なバックアップ処理時間及びバックアップ用メモリ容量を費やしていることになる。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、画像データに対する効率的なバックアップ処理を行うことにより、バックアップ処理時間の短縮及びバックアップ用メモリ容量の低減を図ることが可能な新聞制作システムを提供することを目的としている。
【0012】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、記事テキストデータの入力及び校正作業を行う記事入力/校正端末器と、前記記事入力/校正端末器から送られてくる記事テキストデータを格納する記事サーバと、画像データの入力及び加工作業を行う画像入力/加工端末器と、前記画像入力/加工端末器から送られてくる画像データを格納する画像サーバと、前記記事サーバ及び前記画像サーバにそれぞれ格納されている記事テキストデータ及び画像データを用いて各紙面についての編集処理を行うと共に、これら記事テキストデータ及び画像データのバックアップ処理を行う組版・編集サーバと、を備えた新聞制作システムにおいて、バックアップ済みの画像データを特定するためのデータとして、バックアップ済みの各画像データを識別するための画像ID、バックアップ済みの各画像データが属する紙面を特定するためのデータ、バックアップ済みの各画像データの格納先についてのデータが記載された 画像実体管理テーブルを備えており、前記組版・編集サーバは、画像データのバックアップを行う際に前記画像実体管理テーブルを参照し、前記画像実態管理テーブルの画像IDに当該画像データの画像IDと一致する画像IDが登録されていない場合には、当該画像データのバックアップを行い、前記画像実態管理テーブルの画像IDに当該画像データの画像IDと一致する画像IDが登録されている場合には、当該画像データのバックアップを行わず、前記画像実態管理テーブルの更新を行い、画像データの重複バックアップを防止するものである、ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態に係る新聞制作システムの構成を示すブロック図である。なお、図14と同様の構成要素には同一符号を付して重複した説明を省略する。図1が図14と異なる点は、紙面バックアップデータファイル10に付随する画像実体管理テーブル11が追加され、これら紙面バックアップデータファイル10及び画像実体管理テーブル11によりバックアップデータファイル12が構成されている点と、組版・編集サーバ6内に紙面バックアップ手段13が明記されている点である。紙面バックアップ手段13は、紙面データファイル7の画像データを紙面バックアップデータファイル10に保存する際には、この画像実体管理テーブル11を参照して重複保存を防止するようになっている。
【0015】
図2乃至図5は図1における紙面データファイル7の構成例を示す説明図である。紙面データファイル7は、下式(1)に示すように、各紙面毎の複数の紙面データ71〜7Nにより構成されており、更に、各紙面の紙面データは、下式(2)に示すように(この式は紙面#1のみの例を示している)、その紙面の紙面管理データと紙面実体データとにより形成されている。
【0016】
〔紙面データファイル7〕=〔紙面#1の紙面データ71〕+〔紙面#2の紙面データ72〕+…+〔紙面#Nの紙面データ7N〕 … (1)
〔紙面#1の紙面データ71〕=〔紙面#1の紙面管理データ71A〕+〔紙面#1の紙面実体データ71B〕 … (2)
紙面#1の紙面データ71(71AKD〜71B9JI)は、図2乃至図4途中までに記載されている。これらの図に示されるように、紙面#1の紙面管理データ71Aは「記事」(71A1〜71A3)、「小組」(71A4)、「画像」(71A5〜71A9)の3種類の要素情報に分けられており、71AKD〜71AFJには各要素情報に共通の管理データが格納されている。
【0017】
各要素情報にはそれぞれに対応した番号を有するレコードが割り当てられ、このレコードに各管理データが格納されている。ここで、「レコードの無効/有効フラグ」とは、そのレコードが無効なものであるか有効なものであるかを示すフラグである。組版・編集サーバ6は、有効フラグが立てられているレコードのみを編集対象とする。無効フラグが立てられる場合とは、例えば、レイアウトされた紙面からある記事や写真を削除した場合等であり、この場合には無効フラグが立てられたレコードは空き(未使用)状態となる。「レコードの要素種別」とは、そのレコードに格納されている管理データが「記事」、「小組」、「画像」のうちのいずれの種類に属するのかを示すデータである。「レコードの要素ID」とは、そのレコードに格納されている管理データが特定のどの要素情報に係るものであるのかを識別するためのデータである。「レコードの配置情報」とは、そのレコードに対応する要素が紙面のどの位置に配置されるかについてを示す情報である。
【0018】
記事の要素情報における「記事のテキスト」とは、所謂テキストデータのことであり、文字の大きさやフォント等が未だ決められていないものである。そして、「記事の組版済テキスト」とは、文字の大きさやフォントその他のレイアウト情報が付加されているテキストを指している。
【0019】
画像の要素情報における「表示画データ」とは、画像精度を落として間引きした画像データのことを指し、「実画像データ」とは精細な画像データのことを指している。紙面に実際に用いられるのは実画像データであるが、これはデータサイズが大きなために編集段階で用いると長い処理時間を要することになる。そこで、単に画面上で画像データの存在を確認するためだけならば表示画データでも充分であるため、このデータサイズの小さな表示画データを用いて処理時間を短縮するようにしている。
【0020】
小組は記事及び画像により構成されるものであるため、その要素情報には、この小組を構成する要素の数や、この小組を構成している要素のIDが記載されている(71A4LT〜71A4KS2参照)。
【0021】
紙面#1の紙面実体データ71Bは、図4の上半分に図示されているように、紙面管理データ71Aにおける各格納ディレクトリ・ファイル名で特定された場所71B1TX〜71B9JIに記載されている。なお、図示されているように、この紙面実体データ71Bとして記載されているのは記事及び画像についてのデータのみであるため、一見すると小組についてのデータが省略されているように見える。しかし、上記したように、小組は記事及び画像により構成されるものであるため、この小組を構成する記事及び画像を紙面実体データ71Bとして保存しておけば足りることになる。
【0022】
また、紙面#2の紙面データ72(72AKD〜72B6JI)は、図4の下半分及び図5に記載されている。これらのデータ構成は上記の紙面#1の場合と同様であるため説明を省略する。
【0023】
図6乃至図9は、図1におけるバックアップデータファイル12を構成する紙面バックアップデータファイル10の構成例を示す説明図である。バックアップデータファイル12は、下式(3)に示すように、紙面バックアップデータファイル10及び画像実体管理テーブル11により構成されており、更に、バックアップデータファイル12は、下式(4)に示すように、各紙面の紙面管理データ毎の複数のバックアップデータ10A1〜10ANと紙面実体データのバックアップデータ10Bとにより構成されている。
【0024】
〔バックアップデータファイル12〕=〔紙面バックアップデータファイル10〕+〔画像実体管理テーブル11〕 … (3)
〔紙面バックアップデータファイル10〕=〔紙面#1の紙面管理データのバックアップデータ10A1〕+〔紙面#2の紙面管理データのバックアップデータ10A2〕+…+〔紙面#Nの紙面管理データのバックアップデータ10AN〕+〔紙面実体データのバックアップデータ10B〕 … (4)
紙面#1の紙面管理データのバックアップデータ10A1,10A2は、既述した紙面#1及び紙面#2の紙面管理データ71A,72Aについてのバックアップデータである。これらのバックアップデータの内容は図2乃至図5において既に説明したものと同様であるため、重複した説明を省略する。
【0025】
図9に示した紙面実体データのバックアップデータ10Bは、紙面#1の紙面実体データ71B(図4)及び紙面#2の紙面実体データ72B(図5)についてのバックアップデータであり、ひとまとめにして記載されている。この紙面実体データ71B,72Bとバックアップデータ10Bとを対比してみると分かるように、紙面実体データ72Bにおけるデータ72B4HI,72B4JIのデータ(画像fのデータ)及びデータ72B6HI,72B6JIのデータ(画像eのデータ)に対応するデータはバックアップデータ10Bの中には含まれていない。これは、バックアップデータ10Bの中に画像e,fについてのデータ10B15HI,10B15JI,10B16HI,10B16JIが既に存在しているからである。したがって、紙面#1及び紙面#2の双方に画像データe,fが用いられているが、バックアップされるのは1つの紙面分だけの画像データとなっている。
【0026】
図10は、画像実体管理テーブル11の構成例を示す説明図である。この図に示すように、各レコードには、画像データについてのID、紙面名リスト、表示画データ及び実画像データの格納ディレクトリ・ファイル名が記載されている。そして、上記の画像e,fの例についていえば、111MH及び112MHの記載内容から分かるように、画像e及び画像fは、紙面#1及び紙面#2の双方に用いられるものであることが明らかになっている。
【0027】
次に、図1における紙面バックアップ手段13のバックアップ動作を図11乃至図13のフローチャートに基づき説明する。まず、紙面バックアップ手段13は、紙面データファイル7の最初の紙面すなわち紙面#1を対象にし(ステップ1)、この紙面#1がバックアップ対象となっているか否かにつき判別する(ステップ2)。この判別は、予めオペレータによって行われた設定に基づき行われる。この場合の具体的な設定の例としては、全ての紙面を対象とする例、特定の掲載年月日の紙面を対象とする例、あるいは特定の掲載年月日の特定の紙面を対象とする例などがある。
【0028】
紙面バックアップ手段13は、ステップ2の判別結果が「NO」であれば、ステップ17以降に移って次の紙面を対象にして処理を行うが、ステップ2の判別結果が「YES」であれば、紙面#1の紙面管理データ71Aを紙面バックアップデータファイル10に保存する(ステップ3)。そして、紙面バックアップ手段13は、紙面#1の要素情報71A1(つまり記事aについての#1のレコード)を対象にし(ステップ4)、この要素情報が記事に関するものであるか否かにつき判別する(ステップ5)。
【0029】
紙面バックアップ手段13は、ステップ5の判別を、有効フラグが立っているか否か、及び要素種別が何であるかを調べることにより行う。すなわち、上記の例でいえば、データ71A1FL,71A1SBを参照し、有効フラグが立っており且つ要素種別が記事であることを確認して、「YES」と判別する。このときの判別が「NO」である場合つまり画像である場合はステップ8以降の処理を行うことになる。
【0030】
紙面バックアップ手段13は、ステップ5で、現在対象となっている#1レコードの要素情報71A1が記事に関するものであることを判別すると、紙面データファイル7内の記事の実体を読み込み、これをバックアップデータとして紙面バックアップデータファイル10に保存する(ステップ6)。すなわち、紙面バックアップ手段13は、管理データ71A1AD1,71A1AD2における記事のテキスト及び記事の組版済みテキストの各格納ディレクトリ・ファイル名を参照し、これらの実体データ71B1TX,71B1LXを読み出す。そして、読み出したこれらの実体データを紙面バックアップデータファイル10内にバックアップデータ10B11TX,10B11LXとして保存する。
【0031】
次いで、紙面バックアップ手段13は、紙面#1の紙面管理データのバックアップデータ10A1における格納情報として、上記のバックアップデータ10B11TX,10B11LXの格納ディレクトリ・ファイル名を、10A11AD1,10A11AD2において書き変える(ステップ7)。そして、紙面バックアップ手段13は、該当面すなわち紙面#1の全ての要素に対して処理を終了したか否かを判別する(ステップ15)。終了していれば、ステップ17以降に移って次の紙面すなわち紙面#2の処理を行うことになるが、いまの場合は未だ終了していないので、記事bの要素情報71A2を次の要素として設定する(ステップ16)。この後、紙面バックアップ手段13はステップ5に戻り、記事bの要素情報71A2について同様の処理を行い、記事cの要素情報71A3についても同様の処理を行う。
【0032】
次に、ステップ16における次の要素として画像eの要素情報71A5が設定された場合につき説明する。この場合、ステップ5での判別は「NO」となり、ステップ8での判別は「YES」となる。そして、紙面バックアップ手段13は、この画像eの要素ID(71A5ID)が画像実体管理テーブル11に登録されているか否かにつき判別する(ステップ9)。この判別結果は「NO」となるので、紙面バックアップ手段13は、紙面データファイル7内の画像の実体を読み込み、これをバックアップデータとして紙面バックアップデータファイル10に保存する(ステップ10)。すなわち、紙面バックアップ手段13は、管理データ71A5AD1,71A5AD2における表示画データ及び実画像データの各格納ディレクトリ・ファイル名を参照し、これらの実体データ71B5HI,71B5JIを読み出す。そして、読み出したこれらの実体データを紙面バックアップデータファイル10内にバックアップデータ10B15HI,10B15JIとして保存する。
【0033】
次いで、紙面バックアップ手段13は、紙面#1の紙面管理データのバックアップデータ10A1における格納情報として、上記のバックアップデータ10B15HI,10B15JIの格納ディレクトリ・ファイル名を、10A15AD1,10A15AD2において書き変える(ステップ11)。更に、紙面バックアップ手段13は、画像実体管理テーブル11の#1レコードに画像eについての管理データ111GD,111MH,111AD1,111AD2を登録する(ステップ12)。
【0034】
このようにして、紙面バックアップ手段13は紙面#1の各要素情報についてのバックアップ処理を順次行っていく。そして、紙面#1の全ての要素情報についてのバックアップ処理を終えるとステップ15での判別は「YES」となるので、紙面バックアップ手段13は、次に全ての紙面に対するバックアップ処理が終了したか否かを判別する(ステップ17)。この判別結果は「NO」となるので、紙面バックアップ手段13は次の紙面として紙面#2を設定し(ステップ18)、ステップ2以降の処理を繰り返す。
【0035】
その後、ステップ16において紙面#2における画像eの要素情報72A6が次の要素として設定されたとすると、ステップ5での判別結果は「NO」、ステップ8での判別結果は「YES」となるので、紙面バックアップ手段13は、画像eの要素IDが画像実体管理テーブル11に登録されているか否かにつき判別する(ステップ9)。画像eの要素IDは、紙面#1のバックアップ処理を行った際のステップ12において111GDに登録されているので、このステップ9での判別結果は「YES」となる。
【0036】
すると、紙面バックアップ手段13は、紙面#2の紙面管理データのバックアップデータ10A2における格納情報として、既に処理済みのバックアップデータ10B15HI,10B15JIの格納ディレクトリ・ファイル名を、10A26AD1,10A26AD2において書き変える(ステップ13)。そして、画像実体管理テーブル11のデータ111MHにおいて、この画像eの属する紙面名リストとして、紙面#2を新たに追加する(ステップ14)。つまり、画像eについては紙面#1のバックアップ処理時に既に保存されているので、データ量の大きな画像eの実体データをそれ以上重複して保存することはせず、管理データのみを紙面バックアップデータファイル10及び画像実体管理テーブル11に保存するようにしている。
【0037】
このようにして、データ量の大きな画像の実体データについては重複したバックアップを回避しつつ全ての紙面に対する処理を終了すると、ステップ17での判別結果は「YES」となりバックアップ処理が終了する。
【0038】
ここで、説明順序は前後するが、小組に対するバックアップ処理につき説明しておく。小組は記事及び画像により構成された要素であるため、若干余分な判別を行うことになる。いま、ステップ16において小組dの要素情報71A4が次の要素として設定されたとすると、小組dは記事g及び画像iにより構成されているので、紙面バックアップ手段13は、無効/有効フラグ(71A4FL)及び要素種別(71A4SB)の他に、小組内要素#1,#2の要素ID(71A4KS1,71A4KS2)を用いてステップ5の判別を行うことになる。
【0039】
この場合、最初の該当要素は記事gとなるので、ステップ5の判別結果は「YES」となり、紙面バックアップ手段13はステップ6,7の処理を行う。そして、紙面バックアップ手段13は、全ての要素につき処理が行われたか否かにつき判別するが(ステップ15)、小組d内の要素登録数が2であることがデータ71A4LTから分かっているので、その判別結果は「NO」となる。なお、この場合のステップ15のブロック内における「該当面」は「該当小組」と読み替えられて処理されるものとする。
【0040】
次いで、紙面バックアップ手段13は、画像iを次の要素として設定し(ステップ16)、ステップ5で「NO」を判別し、更にステップ8で「YES」を判別する。そして、紙面バックアップ手段13は、画像iのIDが画像実体管理テーブル11に登録されているか否かにつき「NO」と判別し(ステップ9)、ステップ10〜12を実行することになる。この後、紙面バックアップ手段13は、ステップ15で「YES」と判別するが、上記のように「該当面」を「該当小組」と読み替えているので、ステップ17に移行せずに、ステップ16に移行して画像eの要素情報71A5を次の要素として設定する。そして、以下上記と同様の処理が行われる。
【0041】
上記した実施形態によれば、画像実体管理テーブル11を用いて、データ量の大きな画像実体データが重複してバックアップされるのを防止することができるので、従来かなりの長い時間を費やしていたバックアップ処理の時間を大幅に短縮することができる。
【0042】
また、画像データを重複してバックアップしていたためシステム内のメモリ容量が不足してしまい、外部媒体を用いてバックアップ処理を行うことがしばしば行われていたが、このような場合にはバックアップ処理の時間ばかりか復元に要する時間も多くかかることになる。しかし、上記した本発明の構成によれば、必要なメモリ容量を低減することができ、外部媒体を用いる必要もなくなるため、バックアップ処理時間及び復元に要する時間の双方を大幅に短縮することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、画像実体管理テーブルを用いて画像データの重複バックアップを防止した構成としたので、画像データに対する効率的なバックアップ処理を行うことができ、バックアップ処理時間の短縮及びバックアップ用メモリ容量の低減を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る新聞制作システムの構成を示すブロック図。
【図2】図1における紙面データファイル7の構成例を示す説明図。
【図3】図1における紙面データファイル7の構成例を示す説明図。
【図4】図1における紙面データファイル7の構成例を示す説明図。
【図5】図1における紙面データファイル7の構成例を示す説明図。
【図6】図1におけるバックアップデータファイル12を構成する紙面バックアップデータファイル10の構成例を示す説明図。
【図7】図1におけるバックアップデータファイル12を構成する紙面バックアップデータファイル10の構成例を示す説明図。
【図8】図1におけるバックアップデータファイル12を構成する紙面バックアップデータファイル10の構成例を示す説明図。
【図9】図1におけるバックアップデータファイル12を構成する紙面バックアップデータファイル10の構成例を示す説明図。
【図10】図1における画像実体管理テーブル11の構成例を示す説明図。
【図11】図1における紙面バックアップ手段13のバックアップ動作を説明するためのフローチャート。
【図12】図1における紙面バックアップ手段13のバックアップ動作を説明するためのフローチャート。
【図13】図1における紙面バックアップ手段13のバックアップ動作を説明するためのフローチャート。
【図14】従来の新聞制作システムの構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 記事入力/校正端末器
2 記事サーバ
3 画像入力/加工端末器
4 画像サーバ
5 組版端末器
6 組版・編集サーバ
7 紙面データファイル
8 出力サーバ
9 プリンタ/プロッタ
10 紙面バックアップデータファイル1
11 画像実体管理テーブル
12 バックアップデータファイル
13 紙面バックアップ手段

Claims (1)

  1. 記事テキストデータの入力及び校正作業を行う記事入力/校正端末器と、
    前記記事入力/校正端末器から送られてくる記事テキストデータを格納する記事サーバと、
    画像データの入力及び加工作業を行う画像入力/加工端末器と、
    前記画像入力/加工端末器から送られてくる画像データを格納する画像サーバと、
    前記記事サーバ及び前記画像サーバにそれぞれ格納されている記事テキストデータ及び画像データを用いて各紙面についての編集処理を行うと共に、これら記事テキストデータ及び画像データのバックアップ処理を行う組版・編集サーバと、
    を備えた新聞制作システムにおいて、
    バックアップ済みの画像データを特定するためのデータとして、バックアップ済みの各画像データを識別するための画像ID、バックアップ済みの各画像データが属する紙面を特定するためのデータ、バックアップ済みの各画像データの格納先についてのデータが記載された 画像実体管理テーブルを備えており、
    前記組版・編集サーバは、画像データのバックアップを行う際に前記画像実体管理テーブルを参照し、前記画像実態管理テーブルの画像IDに当該画像データの画像IDと一致する画像IDが登録されていない場合には、当該画像データのバックアップを行い、前記画像実態管理テーブルの画像IDに当該画像データの画像IDと一致する画像IDが登録されている場合には、当該画像データのバックアップを行わず、前記画像実態管理テーブルの更新を行い、画像データの重複バックアップを防止するものである、
    ことを特徴とする新聞制作システム
JP2000307860A 2000-10-06 2000-10-06 新聞制作システム Expired - Lifetime JP4695251B2 (ja)

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JP2000307860A JP4695251B2 (ja) 2000-10-06 2000-10-06 新聞制作システム

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