JPH086833A - 文書ファイリング装置 - Google Patents

文書ファイリング装置

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JPH086833A
JPH086833A JP6164596A JP16459694A JPH086833A JP H086833 A JPH086833 A JP H086833A JP 6164596 A JP6164596 A JP 6164596A JP 16459694 A JP16459694 A JP 16459694A JP H086833 A JPH086833 A JP H086833A
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JP
Japan
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JP6164596A
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English (en)
Inventor
Norihide Miyasaka
典秀 宮坂
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の記憶媒体間において同一形式の管理デ
ータに対して更新処理を行った際に、一度の作業によっ
て同一の管理データをもつ全ての記憶媒体に対して管理
データの一括更新を実現し、操作者の作業効率の向上を
図る。 【構成】 キーボードやマウス等の入力装置と、スキャ
ナー等の画像入力装置と、入力された文書を表示するた
めの表示装置と、文書を記憶媒体に登録する文書登録装
置と、登録された文書を印刷することができる出力装置
とを備え、文書と共に前記記憶媒体に登録されている管
理データを共通の記憶管理域に複写し、該複写された管
理データを用いて前記文書を記憶媒体を用いることなく
検索する機能を備えた文書編集装置及び文書ファイリン
グ装置において、異なる複数の記憶媒体間で同一の管理
形式をもつ記憶媒体に対しては、任意の識別IDを割り
当て、異なる複数の記憶媒体を共通の管理域上において
グループ化して記憶媒体を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書登録時に文書に任意
の文書情報を付加して登録する機能を備えた文書ファイ
リング装置に関し、特に文書情報を管理データとするこ
とによって文書を管理し、該管理データによって検索を
行う機能を有する文書編集装置及び文書ファイリング装
置に関する。
【0002】
【従来技術】各種業種において管理すべき文書の数は増
加する一方であり、将来においても増えこそすれ減るこ
とは考え難い。このため、文書の管理は紙による媒体の
管理から光磁気ディスク、フロッピーディスク、テープ
等の記憶媒体による管理、即ち、文書が必要な際に出力
するという管理方式に移行しつつある。したがって、大
量の記憶量をもつ記憶媒体の開発が急速に進められてい
る。しかし、いかに大量の記憶量を備えた記憶媒体が開
発されようとも、取り扱える記憶量には限界があること
を否定することはできない。即ち、1つの記憶媒体が有
限である以上、複数の記憶媒体で管理する必要性が生じ
てしまう。したがって、大量の文書を管理するために記
憶媒体が複数になる場合にはそれぞれの記憶媒体の管理
形式(文書を検索するための各種管理データ)が同一形
態をとる記憶媒体が必然的に複数になる特徴を有してい
る。このような記憶媒体による文書管理装置について
は、近年、様々な開発が進められ、例えば、特開平2−
206820号公報によって開示された『光ディスク情
報管理方法及び管理装置』では光ディスク装置のディス
ク名、情報の格納アドレス、ファイル名答のディレクト
リー情報を記憶する記憶手段として磁気ディスク装置を
設けることにより、検索速度を速めると共に、操作者の
処理の効率を上げることを目的としている。
【0003】しかしながら、複数の記憶媒体間におい
て、同一の管理データを持つ場合であって、且つ、管理
データの更新が行われた場合に、全ての記憶媒体に更新
された管理データの内容を反映させるには、上述した従
来技術をはじめ1つ1つの記憶媒体に対して同様の作業
を行うか、若しくは別の記憶媒体を用いて更新した管理
データを同一の管理データを持つ別の記憶媒体に反映さ
せるしか手段がなかった。したがって、このような方法
では作業者は常に同一管理データ形式を持つ記憶媒体の
数だけ同一作業を行うことになり、操作者の作業効率の
向上を図ることは決してできないという問題点があっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明はこのように複数の記憶媒体間に
おいて同一形式の管理データに対して更新処理を行った
際に、一度の作業によって同一の管理データをもつ全て
の記憶媒体に対して管理データの一括更新を実現し、操
作者の作業効率の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題解決するための手段】このような目的を達成する
ために、本発明の第一の手段は、キーボードやマウス等
の入力装置と、スキャナー等の画像入力装置と、入力さ
れた文書を表示するための表示装置と、文書を記憶媒体
に登録する文書登録装置と、登録された文書を印刷する
ことができる出力装置とを備え、文書と共に前記記憶媒
体に登録されている管理データを共通の記憶管理域に複
写し、該複写された管理データを用いて前記文書を記憶
媒体を用いることなく検索する機能を備えた文書編集装
置及び文書ファイリング装置において、異なる複数の記
憶媒体間で同一の管理形式をもつ記憶媒体に対しては、
任意の識別IDを割り当て、異なる複数の記憶媒体を共
通の管理域上においてグループ化して記憶媒体を管理し
たことを特徴とする。本発明の第2の手段は、前記第1
の手段において、共通の記憶管理域にグループ化されて
いる記憶媒体の中の任意の記憶媒体に対して管理データ
の更新作業が発生した場合に、更新対象となった記憶媒
体が含まれるグループ内のその他の全ての記憶媒体に対
し、更新対象となった管理データの更新処理を行うこと
を可能としたことを特徴とする。
【0006】本発明の第3の手段は、前記第1の手段に
おいて、共通の記憶管理域にグループ化されている記憶
媒体の中の任意の記憶媒体に対して管理データの更新作
業が発生した場合に、更新対象となった記憶媒体が含ま
れるグループ内のその他の全ての記憶媒体に対し、更新
対象となった管理データの更新処理を行ない、全ての記
憶媒体の処理が終了するまでは該当グループの全ての記
憶媒体に対しての更新作業を不可能としたことを特徴と
する。本発明の第4の手段は、前記第2の手段におい
て、更新作業を行う際に、複写前の管理データ内の使用
エントリー数と複写する管理データ内の使用エントリー
数を比較し、複写前の使用エントリー数が多い場合には
差分の使用エントリー数を求めて、複写する管理データ
内の使用エントリー数を前記求めた差分のエントリー数
分増やし、更新作業処理後の文書と管理データの不整合
を防ぐ機能を備えたことを特徴とする文書編集装置及び
文書ファイリング装置。本発明の第5の手段は、前記第
2の手段において、更新作業を行う際であって、処理中
における電源断或いは処理途中における共通記憶管理域
へのアクセス不能等の異常時を考慮し、管理データの複
写を行う前にバックアップを作成し、異常時には更新作
業処理前の状態に戻すことを保証する機能を備えたこと
を特徴とする。本発明の第6の手段は、前記第1の手段
において、既に識別IDが割り当てられてグループ化さ
れている記憶媒体を実際に使用する際であって、共通の
記憶管理域の該当する識別ID下の管理データが更新さ
れているとき且つ記憶媒体の使用を終了する時に、共通
の記憶管理域に管理されている管理データを記憶媒体に
書き戻し、記憶媒体の管理データと共通の記憶管理域の
管理データとの整合性をとることを可能としたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】上述した第一の手段では、異なる複数の記憶媒
体間で同一の管理形式をもつ記憶媒体に対し、任意の識
別IDを割り当て、異なる複数の記憶媒体を共通の管理
域上においてグループ化して記憶媒体を管理するので、
複数の記憶媒体間における同一管理データを同一のもの
として捉えることが可能となり、複数の記憶媒体をあた
かも1つの記憶容量を持つ記憶媒体として操作者は作業
することができる。本発明の第二の手段では、前記第一
の手段に加え、共通の記憶管理域にグループ化されてい
る記憶媒体の中の任意の記憶媒体に対し、管理データの
更新作業が発生した場合に、更新対象となった記憶媒体
が含まれるグループ内のその他の全ての記憶媒体に対
し、更新対象となった管理データの更新処理を行うこと
により、一度の管理テーブルの更新作業でグループ内の
その他の全ての記憶媒体に更新内容が反映されるので、
操作者の作業効率を向上させることができる。本発明の
第三の手段では、前記第一の手段に加え、共通の記憶管
理域にグループ化されている記憶媒体の中の任意の記憶
媒体に対し、管理データの更新作業が発生した場合に、
更新対象となった記憶媒体が含まれるグループ内のその
他の全ての記憶媒体に対し、更新対象となった管理デー
タの更新処理を行ない、全ての記憶媒体の処理が終了す
るまでは該当グループの全ての記憶媒体に対しての更新
作業を不可能とするので、操作者が行った更新作業の内
容を正確にグループ内の全部の記憶媒体に反映すること
が可能となる。
【0008】本発明の第四の手段では、前記第二の手段
に加え、更新作業を行う際に、複写前の管理データ内の
使用エントリー数と複写する管理データ内の使用エント
リー数を比較し、複写前の使用エントリー数が多い場合
には差分の使用エントリー数を求め、複写する管理デー
タ内の使用エントリー数を前記求めた差分のエントリー
数分増やし、更新作業処理後の文書と管理データの不整
合を防ぐので、管理データの整合性を保証し、管理デー
タを直接更新することができる。本発明の第五の手段で
は、前記第二の手段に加え、更新作業を行う際であっ
て、処理中における電源断或いは処理途中における共通
記憶管理域へのアクセス不能等の異常時を考慮し、管理
データの複写を行う前にバックアップを作成し、異常時
には更新作業処理前の状態に戻すことを保証するので異
常発生時に元の状態に戻すことができ、共通の記憶管理
域の管理データの信頼性を保証することができる。本発
明の第六の手段では、前記第一の手段に加え、既に識別
IDが割り当てられてグループ化されている記憶媒体を
実際に使用する際であって、共通の記憶管理域の該当す
る識別ID下の管理データが更新されているとき且つ記
憶媒体の使用を終了する時に、共通の記憶管理域に管理
されている管理データを記憶媒体に書き戻し、記憶媒体
の管理データと共通の記憶管理域の管理データとの整合
性をとるので、互いの管理データのズレを極力小さくす
ることが可能となり、記憶媒体の管理データの質を最新
のものに向上することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明に係る文書ファイリング装置を詳細に説明する。図1
(a)、(b)はそれぞれ本発明に係る文書ファイリン
グ装置における、個々の記憶媒体に対して行う処理及び
共通の記憶管理域において行う処理を示す図であって、
(a)に示すように、同一の管理形式をもつ複数の記憶
媒体には、例えば、図面管理なる画像情報が1〜N個文
書として登録されている。これら個々の記憶媒体は、例
えば、管理フラグ、管理マシンID等の情報が記憶さ
れ、前記管理フラグは他のマシンが当該記憶媒体を使用
することができる状態にあるか否かを示し、また前記管
理マシンIDは当該記憶媒体を使用することが可能なマ
シンの識別IDを示すものである。更に、上述したよう
な文書を検索する管理データとしては、(1)図面作成
者名、(2)文書名、(3)作成日時、(4)更新日
時、(5)図面管理域、(6)検印者等がある。
【0010】このような管理データを有した記憶媒体が
複数作成されているときに、図面作成者に新しくメンバ
ーを追加したり、図面管理域に登録されているある一つ
の名称を変更する場合には、従来の如く1つ1つの記憶
媒体に更新作業を行うことなく同一の管理形式をもつ記
憶媒体を1つのグループと見なし、グループ内の任意の
記憶媒体に更新が発生した場合にはその更新内容を同グ
ループの記憶媒体全てに対して自動的に反省することに
より作業の効率化を図ることができる。
【0011】同図(b)は共通の記憶管理域に対して行
う処理を示しており、該共通記憶管理域内には記憶管理
域IDが含まれている。今、グループ識別IDが(A)
で示されている図面管理1の管理データを更新しようと
したならば、グループ識別ID(A)の更新作業発生情
報のフラグを立て、同一グループである図面管理2、図
面管理3内での更新を更新中であるという理由で不可と
し、また整合識別フラグも立てて、更新が発生したこと
を管理データに残しておく。ここで、図面管理1の文書
検索用管理データを更新したならば、記憶管理域ID下
のブループ識別IDを参照し、同じグループ識別ID
(A)の文書検索用管理データと整合識別フラグを更新
することにより、任意の記憶媒体に更新が発生したなら
ば、同一の管理形式を持つ全ての記憶媒体に対して更新
内容を反映することができる。
【0012】図2は本発明に係る文書ファイリング装置
の概略構成を示す図であって、1はキーボード或いはマ
ウス等の入力装置、2は入力制御部、3はグループ識別
IDの正当性を確かめ、既存グループ識別IDのチェッ
ク及び新規グループ識別IDの割り当てを行うグループ
制御部、4はCRT等の表示装置、5は共通記憶管理域
で管理されている管理データの取得及び更新機能を有す
管理データアクセス部、6は記憶媒体の管理データ及び
記憶媒体のグループを管理するための共通の記憶管理
域、7は表示制御部、8は管理データ処理部、9は印刷
制御部、10は文書処理部、11は文書書き込み部、1
2はプリンタ等の出力装置、13は文書読み込み部、1
4はスキャナ等の文書登録装置である。
【0013】このように構成した文書ファイリング装置
の動作を以下詳細に説明する。
【0014】先ず、操作者が記憶媒体の管理データをグ
ループ化した状態で登録しようとする場合、キーボード
等の入力装置から新規登録ならば任意の数値を入力し、
また既にグループが存在している中のメンバーの1つと
して追加登録をしようとするならば該当グループの数値
を入力する。入力制御部2は前記入力値を取得し、グル
ープ制御部3に供給し、該グループ制御部では数値の正
当性を確かめ、問題がない場合に管理データ処理部8に
操作者が入力した数値を出力する。
【0015】管理データ処理部8は共通記憶管理域6に
おいて空きとなっている記憶管理域IDを割り当て、該
記憶管理域IDと入力された数値とを管理データアクセ
ス部5に出力し、共通の記憶管理域6に記憶管理域ID
と入力された数値をグループ識別IDとして登録する。
このように異なる複数の記憶媒体間で同一の管理形式を
持つ記憶媒体に対しては、任意の識別IDを割り当て共
通の記憶管理域上においてグループ化して記憶媒体を管
理することにより複数の記憶媒体間における同一の管理
データを一つの管理データとして捉えることが可能とな
り、複数の記憶媒体をあたかも大記憶量量を持つ記憶媒
体として取り扱うことが可能となる。
【0016】次に、1度の管理テーブルの更新作業でグ
ループ内全ての記憶媒体に更新内容を反映させる機能に
ついて説明する。操作者が既にグループ化されている複
数の記憶媒体の中の任意の記憶媒体に対して管理データ
の更新処理を行う際には、先ず入力装置1より更新対象
として選択した記憶媒体を入力制御部2に入力し、管理
データ処理部8にその情報を入力する。管理データ処理
部8は選択された記憶媒体が管理されている記憶管理域
IDを検索し、管理データアクセス部5を介して共通の
記憶管理域6の該当する記憶管理域ID下のグループ識
別IDより当該記憶媒体のグループを管理するデータの
1つである更新作業発生情報フラグを立てる。その後、
管理データ処理部8は指定された記憶媒体のグループ識
別IDを検索し、管理データアクセス部5を介し、共通
の記憶管理域6に記憶され、該当した記憶管理域ID下
の整合識別フラグと文書検索用の管理データを更新処理
することによって一度の管理テーブルの更新作業でグル
ープ全体にそれを反映することが可能となる。
【0017】更に操作者が既にグループ化されている複
数の記憶媒体の中の任意の記憶媒体に対して更新処理を
行い、同一のグループ内の記憶媒体に対して更新処理を
行っている際に、前記同一グループの記憶媒体に対して
管理データの更新処理を行なうために、入力装置1より
更新対象となる記憶媒体の選択が行われると、入力制御
部2は更新対象として選択した記憶媒体を取得し、管理
データ処理部8が前記選択された記憶媒体が管理されて
いる記憶管理域IDを検索することによって、グループ
識別IDを取得する。
【0018】この際、共通の記憶管理域6で管理されて
いる記憶媒体を管理するデータの該当グループ識別ID
の更新作業発生情報が立っていれば、現在指定されたグ
ループの記憶媒体は更新中であることが判明し、更新処
理を禁止することができるため、操作者が行っている先
の更新作業の内容を正確にグループ内の全ての記憶媒体
に反映させることができる。一方、共通の記憶管理域6
で管理されている記憶媒体を管理するデータの該当グル
ープ識別IDに更新作業発生情報が立っていない場合、
即ち、落ちている場合には、更新作業は発生していない
か、若しくは既に終了しているため、更新を可能とす
る。
【0019】次に、管理データの不整合を防ぐ機能につ
いて説明する。上述したような文書検索用管理データを
更新する際に、管理データ処理部8が複写前の使用エン
トリー数と複写する使用エントリー数とを比較し、複写
する使用エントリー数が少ない場合には差分のエントリ
ー数を使用した状態にすることにより、管理データの不
整合を防ぐことが可能となる。また、共通の記憶管理域
6にある記憶媒体のグループを管理するデータの1つで
ある更新作業発生情報を用い、更新作業中に対象となっ
ている管理データの複製を採るよう構成することによっ
て、停電等の異常発生時に管理データ処理部8は異常が
発生したグループ識別IDを持つ全ての管理データを管
理データアクセス部5を介して元に戻すことが可能とな
る。
【0020】即ち、従来の装置では共通の記憶管理域の
管理データを更新する場合には、更新対象となる記憶媒
体が揃うことが条件となっていたが、記憶媒体なしの状
態で共通の記憶管理域のみを更新したとしても、元の状
態に戻すことが可能な管理データの複製を管理しておけ
ば、異常発生時に元に戻すことが可能であって、したが
って、記憶媒体がない状態で、共通の記憶管理域の更新
が可能となり、操作者にとっては非常に操作勝手が良く
なり、作業効率を向上させることができる。更に、上述
したように管理データの複製を条件に、記憶媒体なしに
管理データを更新可能とすると、記憶媒体の管理データ
と共通の記憶管理域の管理データとに矛盾が発生し、そ
の後、何の処理も行わずに時間が経過すると両者の管理
データのズレは大きくなるという問題点が生じる。
【0021】従って、既に識別IDが割り当てられ、グ
ループ化されている記憶媒体を実際に使用する時、即
ち、本発明に係る文書ファイリング装置に持ち込み使用
する際であって、共通の記憶管理域6に記憶され、前記
記憶媒体の該当する識別ID下の管理データが更新され
ている場合には、記憶媒体と共通の記憶管理域の管理デ
ータとを比較し、且つ共通の記憶管理域6に記憶された
管理データが最新の時には当該記憶媒体の使用を終了す
る際に、即ち、文書ファイリング装置から持ち出して作
業を終了する際に共通の記憶管理域に管理されている管
理データを記憶媒体に書き戻し、記憶媒体の管理データ
と共通の記憶管理域6との管理データとの整合性をとる
ことにより、管理データのズレを最小にすると共に、記
憶媒体の管理データを最新のものに書き換えることがで
きる。即ち、共通の記憶管理域6に記憶されたデータで
あって、該当する記憶管理域ID下には整合識別フラグ
が立っているため、管理データ処理部8が認識すること
が可能となり、上述した更新処理を行うことができる。
【0022】図3は上述した処理を行う文書ファイリン
グ装置の動作フローチャートを示した図であって、デー
タ入力時にグループ別管理を行うか否かを決定し(ステ
ップ1)、グループ別管理を行う場合には、グループ識
別IDを入力すると共に、グループ別管理として登録を
行う(ステップ2、3)。次に、管理データ処理部が共
通記憶管理域6において空きとなっている記憶管理域I
Dを取得し(ステップ4)、該当する更新作業発生情報
を立て、整合識別フラグを立てる(ステップ5)。 そ
の後、管理データの整合性チェック(ステップ6)、管
理データの複製作成(ステップ7)を経た後、更新処理
が実行される(ステップ8)。ついで、同一グループ内
で未更新のものが残っているか否かを判定し(ステップ
9)、未更新のものが残存している場合には、前記ステ
ップ5以降を反復処理し、一方、グループ内の全ての更
新処理が完了した場合には、更新作業発生情報を落とし
(ステップ10)作業を終了する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の光磁気ディスク、フロッピーディスク、テープ等の
記憶媒体間において、同一の管理形式を持つ記憶媒体に
対しては同一管理データを一括して更新可能とすること
により、操作者の作業効率を向上せしめ、また、更新作
業中に新たな更新ジョブの割り込みを不可能とすること
により、更新作業の内容を正確にグループ内の記憶媒体
に反映させることができ、更には、更新作業時にバック
アップデータを取ることにより異常発生時にデータを元
の状態に戻したり、或いは記憶媒体なしに更新作業を行
うことを可能とすると共に、更新作業終了時には更新前
の管理データ内の使用エントリー数と複写する管理デー
タ内使用数とを比較することによって、データの整合性
を高め、管理データの保護、信頼性の向上、作業効率の
向上を図る上で著しい効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る文書ファイリング装置に
おける個々の記憶媒体に対して行う処理を示す図、
(b)は本発明に係る文書ファイリング装置における共
通の記憶管理域において行う処理を示す図。
【図2】本発明に係る文書ファイリング装置の概略構成
を示す図。
【図3】本発明に係る文書ファイリング装置の動作フロ
ーチャートを示した図。
【符号の説明】
1・・・入力装置、 2・・・入力制御部、3・・・
グループ制御部、 4・・・CRT等の表示装置、5
・・・管理データアクセス部、 6・・・共通の記憶
管理域、7・・・表示制御部、 8・・・管理データ
処理部、9・・・印刷制御部、 10・・・文書処理
部、11・・・文書書き込み部、 12・・・プリン
タ等の出力装置、13・・・文書読み込み部、 14
・・・文書登録装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードやマウス等の入力装置と、スキ
    ャナー等の画像入力装置と、入力された文書を表示する
    ための表示装置と、文書を記憶媒体に登録する文書登録
    装置と、登録された文書を印刷することができる出力装
    置とを備え、文書と共に前記記憶媒体に登録されている
    管理データを共通の記憶管理域に複写し、該複写された
    管理データを用いて前記文書を記憶媒体を用いることな
    く検索する機能を備えた文書編集装置及び文書ファイリ
    ング装置において、 異なる複数の記憶媒体間で同一の管理形式をもつ記憶媒
    体に対しては、任意の識別IDを割り当て、異なる複数
    の記憶媒体を共通の管理域上においてグループ化して記
    憶媒体を管理したことを特徴とする文書編集装置及び文
    書ファイリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、共通の記憶管理域に
    グループ化されている記憶媒体の中の任意の記憶媒体に
    対して管理データの更新作業が発生した場合に、更新対
    象となった記憶媒体が含まれるグループ内のその他の全
    ての記憶媒体に対し、更新対象となった管理データの更
    新処理を行うことを可能としたことを特徴とする文書編
    集装置及び文書ファイリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、共通の記憶管理域に
    グループ化されている記憶媒体の中の任意の記憶媒体に
    対して管理データの更新作業が発生した場合に、更新対
    象となった記憶媒体が含まれるグループ内のその他の全
    ての記憶媒体に対し、更新対象となった管理データの更
    新処理を行ない、全ての記憶媒体の処理が終了するまで
    は該当グループの全ての記憶媒体に対しての更新作業を
    不可能としたことを特徴とする文書編集装置及び文書フ
    ァイリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項2における更新作業を行う際に、
    複写前の管理データ内の使用エントリー数と複写する管
    理データ内の使用エントリー数を比較し、複写前の使用
    エントリー数が多い場合には差分の使用エントリー数を
    求めて、複写する管理データ内の使用エントリー数を前
    記求めた差分のエントリー数分増やし、更新作業処理後
    の文書と管理データの不整合を防ぐ機能を備えたことを
    特徴とする文書編集装置及び文書ファイリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項2における更新作業を行う際であ
    って、処理中における電源断或いは処理途中における共
    通記憶管理域へのアクセス不能等の異常時を考慮し、管
    理データの複写を行う前にバックアップを作成し、異常
    時には更新作業処理前の状態に戻すことを保証する機能
    を備えたことを特徴とする文書編集装置及び文書ファイ
    リング装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、既に識別IDが割り
    当てられてグループ化されている記憶媒体を実際に使用
    する場合であって、共通の記憶管理域の該当する識別I
    D下の管理データが更新されている時且つ記憶媒体の使
    用を終了する時に、共通の記憶管理域に管理されている
    管理データを記憶媒体に書き戻し、記憶媒体の管理デー
    タと共通の記憶管理域の管理データとの整合性をとるこ
    とを可能としたことを特徴とする文書編集装置及び文書
    ファイリング装置。
JP6164596A 1994-06-23 1994-06-23 文書ファイリング装置 Pending JPH086833A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252933A (ja) * 2002-06-03 2004-09-09 Thomson Licensing Sa メタデータ項目の伝達を制御する方法
US7453594B2 (en) 2001-07-11 2008-11-18 Ricoh Company, Ltd. Document filing apparatus for storing information added to a document file

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US7453594B2 (en) 2001-07-11 2008-11-18 Ricoh Company, Ltd. Document filing apparatus for storing information added to a document file
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