JPH06266541A - 成果物の版管理方法 - Google Patents
成果物の版管理方法Info
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- JPH06266541A JPH06266541A JP5053936A JP5393693A JPH06266541A JP H06266541 A JPH06266541 A JP H06266541A JP 5053936 A JP5053936 A JP 5053936A JP 5393693 A JP5393693 A JP 5393693A JP H06266541 A JPH06266541 A JP H06266541A
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- JP
- Japan
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- change
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- product
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 版情報1001と版に入れる成果物1002
を関連情報1003を使って関連付け、版を作ることで
版管理作業の効率化と容量の削減を図る。また各成果物
に作業の進捗を表すステータス1006を付け、このス
テータスを判定して変更作業が終ると自動的に版の作成
を行うことで、版管理作業の効率化を図る。 【構成】 第1版は、4つの成果物(仕様書A,B,C
プログラムC,DいずれもVer.1)1002と版1
001の版情報との対応を表わす関連情報1003によ
り作られている。今、成果物の1つDのみが成果物10
05に変更されたとすると、第2版は、この変更を記述
した変更情報1004と関連情報1003とにより、成
果物A,B,C(いずれもVer.1)及び成果物10
05(プログラムD,Ver.2)を含むものとなる。
成果物は、版毎に登録する必要がない。
を関連情報1003を使って関連付け、版を作ることで
版管理作業の効率化と容量の削減を図る。また各成果物
に作業の進捗を表すステータス1006を付け、このス
テータスを判定して変更作業が終ると自動的に版の作成
を行うことで、版管理作業の効率化を図る。 【構成】 第1版は、4つの成果物(仕様書A,B,C
プログラムC,DいずれもVer.1)1002と版1
001の版情報との対応を表わす関連情報1003によ
り作られている。今、成果物の1つDのみが成果物10
05に変更されたとすると、第2版は、この変更を記述
した変更情報1004と関連情報1003とにより、成
果物A,B,C(いずれもVer.1)及び成果物10
05(プログラムD,Ver.2)を含むものとなる。
成果物は、版毎に登録する必要がない。
Description
【0001】
【産業の利用分野】本発明は、ソフトウェア開発におけ
る成果物の版管理方法に係り、特に、版の設定及び削除
を自動的に行なうことができる成果物の版管理方法に関
する。
る成果物の版管理方法に係り、特に、版の設定及び削除
を自動的に行なうことができる成果物の版管理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ソフトウェア開発においては、
仕様変更や機能追加が発生する場合、開発環境やテスト
環境が変わってくるので、仕様書やプログラム等の成果
物をまとめて、その変更前後で別けて(開発の各段階毎
に)管理する必要がある。ここで、「成果物」とは、プ
ログラム,仕様書,設定メモ等,ソフトウエア開発のと
きに作成される一切のものをいう。また、この管理する
単位を「版」と呼ぶ。
仕様変更や機能追加が発生する場合、開発環境やテスト
環境が変わってくるので、仕様書やプログラム等の成果
物をまとめて、その変更前後で別けて(開発の各段階毎
に)管理する必要がある。ここで、「成果物」とは、プ
ログラム,仕様書,設定メモ等,ソフトウエア開発のと
きに作成される一切のものをいう。また、この管理する
単位を「版」と呼ぶ。
【0003】従来、この種の版管理を行なう方法とし
て、ライブラリやディレクトリを変えることで版を作成
し、各版毎にその中に当該版を構成する成果物を入れて
管理していた。また全成果物の変更作業が終了した時点
で、新たな版を作成し、この中に変更後の機能を実現す
る全成果物を入れる作業が必要であった。この作業を
「統合作業」と呼ぶ。版管理を支援するツールとして
は、例えば”SDMS:ソフトウェア開発/保守支援シ
ステム”の1サブシステムである”プロダクト管理”が
知られている。このシステムは、株式会社ソフトリサー
チセンターから昭和59年に発行された「〜ソフトウェ
ア・エンジニアリング〜ソフトウェア生産性向上の諸方
策とその実際」の中の412頁から420頁の「進化型
ソフトウェアの保守と支援環境」の中で論じられてい
る。このプロダクト管理サブシステムでは、ドキュメン
トやプログラムソース、ロードモジュール等の色々な階
層レベルのプロダクト(成果物)を管理する場合、同種
(同レベルの)プロダクト間の版順序関係や、異種(異
なるレベルの)プロダクト間の構造的対応関係をつけ
て、版管理を行なっている。このため対応関係の把握
や、各プロダクトの検索に役立っている。しかし、版を
作成しこの中に各成果物を入れる、統合作業は必要であ
る。
て、ライブラリやディレクトリを変えることで版を作成
し、各版毎にその中に当該版を構成する成果物を入れて
管理していた。また全成果物の変更作業が終了した時点
で、新たな版を作成し、この中に変更後の機能を実現す
る全成果物を入れる作業が必要であった。この作業を
「統合作業」と呼ぶ。版管理を支援するツールとして
は、例えば”SDMS:ソフトウェア開発/保守支援シ
ステム”の1サブシステムである”プロダクト管理”が
知られている。このシステムは、株式会社ソフトリサー
チセンターから昭和59年に発行された「〜ソフトウェ
ア・エンジニアリング〜ソフトウェア生産性向上の諸方
策とその実際」の中の412頁から420頁の「進化型
ソフトウェアの保守と支援環境」の中で論じられてい
る。このプロダクト管理サブシステムでは、ドキュメン
トやプログラムソース、ロードモジュール等の色々な階
層レベルのプロダクト(成果物)を管理する場合、同種
(同レベルの)プロダクト間の版順序関係や、異種(異
なるレベルの)プロダクト間の構造的対応関係をつけ
て、版管理を行なっている。このため対応関係の把握
や、各プロダクトの検索に役立っている。しかし、版を
作成しこの中に各成果物を入れる、統合作業は必要であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の版管理方法
は、段階的な開発を行っていく場合や、仕様変更、機能
追加が発生した場合、プロジェクトを混乱させずに変更
作業およびテストを行なうことができるので、有力な方
法である。しかし、この方法では、変更のない成果物を
複数の版の中に重複して持っているので、この変更のな
い成果物を旧い版の中から新しい版の中にコピーする作
業が必要であると共に、この成果物を格納しておく容量
の無駄が発生するという問題があった。また変更作業が
発生した場合、各成果物の変更およびテスト作業の進捗
状況を監視し、変更作業が完了したら統合する必要があ
り、このため、特に大規模なシステムでは統合する成果
物の数が多くなり、大変な工数がかかるという問題があ
った。
は、段階的な開発を行っていく場合や、仕様変更、機能
追加が発生した場合、プロジェクトを混乱させずに変更
作業およびテストを行なうことができるので、有力な方
法である。しかし、この方法では、変更のない成果物を
複数の版の中に重複して持っているので、この変更のな
い成果物を旧い版の中から新しい版の中にコピーする作
業が必要であると共に、この成果物を格納しておく容量
の無駄が発生するという問題があった。また変更作業が
発生した場合、各成果物の変更およびテスト作業の進捗
状況を監視し、変更作業が完了したら統合する必要があ
り、このため、特に大規模なシステムでは統合する成果
物の数が多くなり、大変な工数がかかるという問題があ
った。
【0005】従って、本発明の第1の目的は、上記従来
技術の問題点を解決し、各成果物を関連情報を用いて関
連付けて版を作成することによって、版管理作業の効率
化を図るようにした成果物の版管理方法を提供すること
にある。
技術の問題点を解決し、各成果物を関連情報を用いて関
連付けて版を作成することによって、版管理作業の効率
化を図るようにした成果物の版管理方法を提供すること
にある。
【0006】本発明の第2の目的は、成果物を関連情報
を用いて関連付けて複数の版に所属させることによっ
て、成果物を重複させて持つ場合の容量の無駄を省くよ
うにした成果物の版管理方法を提供することにある。
を用いて関連付けて複数の版に所属させることによっ
て、成果物を重複させて持つ場合の容量の無駄を省くよ
うにした成果物の版管理方法を提供することにある。
【0007】本発明の第3の目的は、変更情報と版情報
を関連付けて、変更が必要な全成果物の作業の進み具合
を判定し、変更作業が終了したら自動的に統合すること
によって、版管理作業の効率化を図るようにした成果物
の版管理方法を提供することにある。
を関連付けて、変更が必要な全成果物の作業の進み具合
を判定し、変更作業が終了したら自動的に統合すること
によって、版管理作業の効率化を図るようにした成果物
の版管理方法を提供することにある。
【0008】本発明の第4の目的は、保管する版の世代
数を設定しておくことによって、自動的に不要な版を削
除し、版管理作業の効率化を図るようにした成果物の版
管理方法を提供することにある。
数を設定しておくことによって、自動的に不要な版を削
除し、版管理作業の効率化を図るようにした成果物の版
管理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1及び第2の目的
を達成するため、本発明は、複数の成果物をまとめて版
を設定する成果物の版管理方法において、成果物間の対
応を表わす関連情報を作成し、この関連情報を用いて版
に関する情報と各成果物とを関連付けることによって、
版を設定したものである。
を達成するため、本発明は、複数の成果物をまとめて版
を設定する成果物の版管理方法において、成果物間の対
応を表わす関連情報を作成し、この関連情報を用いて版
に関する情報と各成果物とを関連付けることによって、
版を設定したものである。
【0010】また、上記第3の目的を達成するため、本
発明は、変更が必要な成果物を表わす変更情報と版に関
する情報とを前記関連情報により関連付ける手段と、前
記変更が必要な成果物に対する変更作業が終了したか否
かを判定する手段と、変更が必要な全ての成果物につい
て変更作業が終了したと判定されたとき、自動的に版を
設定する手段とを備えたものである。
発明は、変更が必要な成果物を表わす変更情報と版に関
する情報とを前記関連情報により関連付ける手段と、前
記変更が必要な成果物に対する変更作業が終了したか否
かを判定する手段と、変更が必要な全ての成果物につい
て変更作業が終了したと判定されたとき、自動的に版を
設定する手段とを備えたものである。
【0011】更に、上記第4の目的を達成するため、本
発明は、保管する版の世代数が所定値を越えたとき、不
必要な版及びこの版のみに所属する成果物を削除する手
段を備えたものである。
発明は、保管する版の世代数が所定値を越えたとき、不
必要な版及びこの版のみに所属する成果物を削除する手
段を備えたものである。
【0012】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0013】本発明によれば、従来のように版毎に所属
する成果物を格納するのではなく、成果物間の対応(関
連)を表わす関連情報を作成し、この関連情報を用いて
版を設定(作成)するようにしたので、版の作成が簡単
になり、旧版から新版へ成果物を移動したりコピーした
りする工数が削減でき、版管理の効率化を図ることがで
きる。
する成果物を格納するのではなく、成果物間の対応(関
連)を表わす関連情報を作成し、この関連情報を用いて
版を設定(作成)するようにしたので、版の作成が簡単
になり、旧版から新版へ成果物を移動したりコピーした
りする工数が削減でき、版管理の効率化を図ることがで
きる。
【0014】また、成果物を関連情報を用いて関連付け
て複数の版に所属させることによって、成果物を重複さ
せて持つことがなくなり容量の無駄を省くことができ
る。
て複数の版に所属させることによって、成果物を重複さ
せて持つことがなくなり容量の無駄を省くことができ
る。
【0015】さらに、変更情報に記載されている変更が
必要な成果物の変更作業が終了したか否かを例えばステ
ータスにより判定し、変更作業が終了したと判定される
と、自動的に版を設定するように構成したので、統合作
業の効率化を図ることができる。
必要な成果物の変更作業が終了したか否かを例えばステ
ータスにより判定し、変更作業が終了したと判定される
と、自動的に版を設定するように構成したので、統合作
業の効率化を図ることができる。
【0016】また、保管される版の世代数を管理し、世
代数が所定値を越えたとき、不必要な版(例えば最も古
い版)やこの版のみに関係する成果物を自動的に削除す
るようにしたので、更に版管理の効率化を図ることがで
きる。
代数が所定値を越えたとき、不必要な版(例えば最も古
い版)やこの版のみに関係する成果物を自動的に削除す
るようにしたので、更に版管理の効率化を図ることがで
きる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により詳細に
説明する。
説明する。
【0018】図1は、本発明に適用される版管理方式の
1実施例を実現するための処理手順を示すフローチャー
トである。図1のフローチャートに基づき、各ステップ
を説明する。はじめに、版情報の登録を行ない(ステッ
プ101)、版情報を作成する。図2に、ある1つの版
情報の例を示す。版情報は、例えば、「教育プログラム
V2」(“教育プログラム第2版”の趣旨)のような版
名称201と、版番号202と、変更の元となる旧版番
号203と、サブシステムID204と、版の内容を記
述する概要205と、版を管理する担当者206と、版
情報の作成日207と、版を作成する予定日である統合
予定日208と、版が作成された統合日209と、版の
状態を示すステータスボタン(図では、統合待ちの状態
を示す)210と、自動統合を行うかどうかを示す自動
統合指定ボタン211と、版に関連する仕様変更書及び
変更書一覧212とから成る。仕様変更書及び変更書一
覧212は、その版に入れるいくつかの成果物の変更の
詳細を記述した仕様変更書番号213及び変更書番号2
14と(C−0011…等は各仕様変更書の、B−00
32等は各変更書の、番号である)、これらの変更書の
ステータス表示欄215と、変更完了予定日216と、
変更完了日217とから成る。ここで、ステータス表示
欄215、変更完了予定日216、及び変更完了日21
7は、仕様変更書番号213及び変更書番号214で指
定された仕様変更書及び変更書から情報を取得して表示
されるものである。この仕様変更書は、仕様変更など比
較的大きなまとまった単位での変更、変更書は個々の成
果物の不良対策など比較的小さな変更を示すものであ
る。
1実施例を実現するための処理手順を示すフローチャー
トである。図1のフローチャートに基づき、各ステップ
を説明する。はじめに、版情報の登録を行ない(ステッ
プ101)、版情報を作成する。図2に、ある1つの版
情報の例を示す。版情報は、例えば、「教育プログラム
V2」(“教育プログラム第2版”の趣旨)のような版
名称201と、版番号202と、変更の元となる旧版番
号203と、サブシステムID204と、版の内容を記
述する概要205と、版を管理する担当者206と、版
情報の作成日207と、版を作成する予定日である統合
予定日208と、版が作成された統合日209と、版の
状態を示すステータスボタン(図では、統合待ちの状態
を示す)210と、自動統合を行うかどうかを示す自動
統合指定ボタン211と、版に関連する仕様変更書及び
変更書一覧212とから成る。仕様変更書及び変更書一
覧212は、その版に入れるいくつかの成果物の変更の
詳細を記述した仕様変更書番号213及び変更書番号2
14と(C−0011…等は各仕様変更書の、B−00
32等は各変更書の、番号である)、これらの変更書の
ステータス表示欄215と、変更完了予定日216と、
変更完了日217とから成る。ここで、ステータス表示
欄215、変更完了予定日216、及び変更完了日21
7は、仕様変更書番号213及び変更書番号214で指
定された仕様変更書及び変更書から情報を取得して表示
されるものである。この仕様変更書は、仕様変更など比
較的大きなまとまった単位での変更、変更書は個々の成
果物の不良対策など比較的小さな変更を示すものであ
る。
【0019】この版情報では、版管理に必要な版の概要
や日付、関連変更書のステータスや版のステータス、自
動統合の指定等の情報の登録及び表示が行なわれる。
や日付、関連変更書のステータスや版のステータス、自
動統合の指定等の情報の登録及び表示が行なわれる。
【0020】つぎに、図2の版情報画面から版登録画面
を呼出し、成果物名の登録を行なう(ステップ10
2)。図3に成果物名の登録を行なう版登録画面の例を
示す。版登録画面は、版に所属するいくつもの成果物の
シート名称(成果物名称)301及びそのシート種別
(成果物種別)302から成る。ここでは全ての成果物
の名称が表示されるので、この中からこの版に登録する
シート名称を選択する。選択されたシート名称だけが、
図3の陰影部分に示すように、反転表示される。あるい
はまた、図2に示した版情報画面で変更の元となる旧版
番号203を指定してもよく、この方法によれば、変更
元の(旧の)版で選択されていた成果物のシート名称が
引継がれる。これを元に成果物の登録、削除を行なっ
て、新しい版に所属する成果物ができる。また図2に示
した版情報画面で仕様変更書番号213及び変更書番号
214を指定した場合、変更後の成果物のシート名称が
自動的に登録される。
を呼出し、成果物名の登録を行なう(ステップ10
2)。図3に成果物名の登録を行なう版登録画面の例を
示す。版登録画面は、版に所属するいくつもの成果物の
シート名称(成果物名称)301及びそのシート種別
(成果物種別)302から成る。ここでは全ての成果物
の名称が表示されるので、この中からこの版に登録する
シート名称を選択する。選択されたシート名称だけが、
図3の陰影部分に示すように、反転表示される。あるい
はまた、図2に示した版情報画面で変更の元となる旧版
番号203を指定してもよく、この方法によれば、変更
元の(旧の)版で選択されていた成果物のシート名称が
引継がれる。これを元に成果物の登録、削除を行なっ
て、新しい版に所属する成果物ができる。また図2に示
した版情報画面で仕様変更書番号213及び変更書番号
214を指定した場合、変更後の成果物のシート名称が
自動的に登録される。
【0021】成果物の登録が終了したら、成果物のシー
ト名称から関連情報の作成を行なう(ステップ10
3)。関連情報のテーブルの一例を図4に示す。関連情
報は関連元シート(新しい版の版情報)401のシート
名称(版名称201に対応)とシート種別、関連先シー
ト(図3の陰影部分に対応する成果物)402のシート
名称(成果物名)とシート種別(成果物種別)、及び両
シート間の関係を示す関連種別403から成る。この関
連情報によりシートとシートを関連付け、これにより関
連付けられたシートの呼出しや、連絡を行なうことがで
きる。ここでは関連元シートの版情報と、この版に属す
る各成果物を関連先シートとして、版という関連付けを
行なうものである。
ト名称から関連情報の作成を行なう(ステップ10
3)。関連情報のテーブルの一例を図4に示す。関連情
報は関連元シート(新しい版の版情報)401のシート
名称(版名称201に対応)とシート種別、関連先シー
ト(図3の陰影部分に対応する成果物)402のシート
名称(成果物名)とシート種別(成果物種別)、及び両
シート間の関係を示す関連種別403から成る。この関
連情報によりシートとシートを関連付け、これにより関
連付けられたシートの呼出しや、連絡を行なうことがで
きる。ここでは関連元シートの版情報と、この版に属す
る各成果物を関連先シートとして、版という関連付けを
行なうものである。
【0022】版情報を作成し、関連付けが終了したら、
版情報の登録画面から版情報のステータス210を図2
の“統合待ち”の状態から“統合完”の状態に変更し
(ステップ104)、版の統合が終了したことを設定す
る。
版情報の登録画面から版情報のステータス210を図2
の“統合待ち”の状態から“統合完”の状態に変更し
(ステップ104)、版の統合が終了したことを設定す
る。
【0023】本実施例のシステム構成の概要図を図5に
示す。ここでは、版0001(第1版)の版情報501
と、仕様書A(ver.1)、仕様書B(ver.
1)、プログラムC(ver.1)、プログラムD(v
er.1)という各成果物504とが、版という関連5
03で関連付けられ、版0001を作っている。ここ
で、プログラムC(ver.1)、及びプログラムD
(ver.1)に変更が発生し、プログラムC(ve
r.2)、及びプログラムD(ver.2)という新た
な成果物505を作成して変更を行ない、新しい版00
02(第2版)を作成する。この場合、新しい版000
2の版情報502を作成し、成果物登録を行ない、関連
情報を作成する。これにより、版情報0002(50
2)と、仕様書A(ver.1)、仕様書B(ver.
1)、プログラムC(ver.2)、及びプログラムD
(ver.2)という各成果物とが、版という関連(図
4の関連情報による関連)503’で関連付けられ、版
0002が作成される。この方式では、従来のように変
更のない成果物(仕様書A(ver.1)及び仕様書B
(ver.1))を各版毎に持つ必要がなく、成果物を
格納するための容量を節約することができる。また従来
の版はディレクトリやデータセット単位に作成している
ため、統合時に複写や移動が必要になる。これに対し、
本実施例の方式では成果物名を登録するだけで、自動的
に関連情報を作成し、版を作るので統合作業の効率化を
図ることができる。
示す。ここでは、版0001(第1版)の版情報501
と、仕様書A(ver.1)、仕様書B(ver.
1)、プログラムC(ver.1)、プログラムD(v
er.1)という各成果物504とが、版という関連5
03で関連付けられ、版0001を作っている。ここ
で、プログラムC(ver.1)、及びプログラムD
(ver.1)に変更が発生し、プログラムC(ve
r.2)、及びプログラムD(ver.2)という新た
な成果物505を作成して変更を行ない、新しい版00
02(第2版)を作成する。この場合、新しい版000
2の版情報502を作成し、成果物登録を行ない、関連
情報を作成する。これにより、版情報0002(50
2)と、仕様書A(ver.1)、仕様書B(ver.
1)、プログラムC(ver.2)、及びプログラムD
(ver.2)という各成果物とが、版という関連(図
4の関連情報による関連)503’で関連付けられ、版
0002が作成される。この方式では、従来のように変
更のない成果物(仕様書A(ver.1)及び仕様書B
(ver.1))を各版毎に持つ必要がなく、成果物を
格納するための容量を節約することができる。また従来
の版はディレクトリやデータセット単位に作成している
ため、統合時に複写や移動が必要になる。これに対し、
本実施例の方式では成果物名を登録するだけで、自動的
に関連情報を作成し、版を作るので統合作業の効率化を
図ることができる。
【0024】つぎに、本発明の第2の実施例を図6〜図
10により詳細に説明する。第2の実施例では、第1の
実施例で示した版管理方式において、変更情報に記載さ
れている成果物名称から各成果物の変更作業の進み具合
を調べ、変更作業が終了したら、自動的に統合を行う方
式である。図6は、本発明の適用される版管理方式の第
2の実施例を実現するための処理手順を示すフローチャ
ートである。
10により詳細に説明する。第2の実施例では、第1の
実施例で示した版管理方式において、変更情報に記載さ
れている成果物名称から各成果物の変更作業の進み具合
を調べ、変更作業が終了したら、自動的に統合を行う方
式である。図6は、本発明の適用される版管理方式の第
2の実施例を実現するための処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0025】図6のフローチャートに基づき、各ステッ
プを説明する。はじめに、変更情報の登録を行なう(ス
テップ601)。変更情報の例として、仕様の変更を記
述する仕様変更書の一例を図7に示し、不良の修正や仕
様変更書に基づいた変更を記述する変更書の一例を図8
に示す。
プを説明する。はじめに、変更情報の登録を行なう(ス
テップ601)。変更情報の例として、仕様の変更を記
述する仕様変更書の一例を図7に示し、不良の修正や仕
様変更書に基づいた変更を記述する変更書の一例を図8
に示す。
【0026】図7及び図8の変更情報により、どの成果
物がどのように変更されるかが具体的に指示される。図
7の仕様変更書は、仕様変更の表題701と、仕様変更
書の識別子となる仕様変更書No.702と、サブシステ
ムID703と、変更の元になる変更元版番号704
と、仕様変更の概要を記述する概要705と、仕様変更
の担当者706と、仕様変更書の作成日707と、変更
完了予定日708と、変更完了日709と、承認者71
0と、承認日711と、保留の指定ボタン712と、変
更作業の進み方を示すステータスボタン713と、仕様
変更に伴う変更作業の状況を示す変更状況一覧欄714
と、詳細な内容を記述する領域を呼び出す内容ボタン7
21とから成る。ここで、変更状況一覧欄714は、仕
様変更に基づく変更を記述する変更書の変更書No.71
5と、これを元に変更書を検索したとき、その変更書に
記載されている変更成果物名716及びその変更成果物
のシート種別717と、ステータス718と、変更完了
予定日719と、変更完了日720とを表示する領域か
ら成る。仕様変更が発生した場合は、仕様変更書を記述
し、さらに各成果物の詳細な変更内容は変更書に記述す
る。
物がどのように変更されるかが具体的に指示される。図
7の仕様変更書は、仕様変更の表題701と、仕様変更
書の識別子となる仕様変更書No.702と、サブシステ
ムID703と、変更の元になる変更元版番号704
と、仕様変更の概要を記述する概要705と、仕様変更
の担当者706と、仕様変更書の作成日707と、変更
完了予定日708と、変更完了日709と、承認者71
0と、承認日711と、保留の指定ボタン712と、変
更作業の進み方を示すステータスボタン713と、仕様
変更に伴う変更作業の状況を示す変更状況一覧欄714
と、詳細な内容を記述する領域を呼び出す内容ボタン7
21とから成る。ここで、変更状況一覧欄714は、仕
様変更に基づく変更を記述する変更書の変更書No.71
5と、これを元に変更書を検索したとき、その変更書に
記載されている変更成果物名716及びその変更成果物
のシート種別717と、ステータス718と、変更完了
予定日719と、変更完了日720とを表示する領域か
ら成る。仕様変更が発生した場合は、仕様変更書を記述
し、さらに各成果物の詳細な変更内容は変更書に記述す
る。
【0027】図8の変更書は、変更の表題801と、変
更書の識別子となる変更書No.802と、サブシステム
ID803と、変更の元になる変更元版番号804と、
工程805と、変更要因を示すボタン806と、変更要
因が仕様変更の時の仕様変更書No.807と、変更要因
が不良の時の発見場所808及び発見者809と、現象
コード810と、原因コード811と、要因コード81
2と、変更の概要を記述する概要813と、変更の担当
者814と、変更書の作成日815と、変更完了予定日
816と、変更完了日817と、承認者818と、承認
日819と、保留の指定ボタン820と、変更作業の進
み方を示すステータスボタン821と、仕様変更に伴う
変更作業の状況を示す変更状況一覧欄822と、詳細な
内容と対策を記述する領域を呼び出す内容ボタン828
と、対策ボタン829とから成る。ここで変更状況一覧
欄822は、変更成果物名823と、この成果物名から
各シートを検索したとき、そのシートのシート種別82
4と、ステータス825と、変更完了予定日826と、
変更完了日827とを表示する領域から成る。変更書は
仕様変更による変更や、不良の修正の詳細な内容を記述
するのに用いる。
更書の識別子となる変更書No.802と、サブシステム
ID803と、変更の元になる変更元版番号804と、
工程805と、変更要因を示すボタン806と、変更要
因が仕様変更の時の仕様変更書No.807と、変更要因
が不良の時の発見場所808及び発見者809と、現象
コード810と、原因コード811と、要因コード81
2と、変更の概要を記述する概要813と、変更の担当
者814と、変更書の作成日815と、変更完了予定日
816と、変更完了日817と、承認者818と、承認
日819と、保留の指定ボタン820と、変更作業の進
み方を示すステータスボタン821と、仕様変更に伴う
変更作業の状況を示す変更状況一覧欄822と、詳細な
内容と対策を記述する領域を呼び出す内容ボタン828
と、対策ボタン829とから成る。ここで変更状況一覧
欄822は、変更成果物名823と、この成果物名から
各シートを検索したとき、そのシートのシート種別82
4と、ステータス825と、変更完了予定日826と、
変更完了日827とを表示する領域から成る。変更書は
仕様変更による変更や、不良の修正の詳細な内容を記述
するのに用いる。
【0028】仕様変更書や変更書の変更情報の登録(ス
テップ601)が終了したら、次に版情報の登録を行な
う(ステップ602)。これは、第1の実施例で図2を
用いて説明したものと同様に行なう。ここで、版に反映
する仕様変更や不良の修正をするのには、その変更成果
物や変更内容を記述した仕様変更書や変更書を、仕様変
更書番号(213)及び変更書番号(214)で指定す
る。また自動統合を行うので、自動統合指定ボタン(2
11)を“する”にしておく。
テップ601)が終了したら、次に版情報の登録を行な
う(ステップ602)。これは、第1の実施例で図2を
用いて説明したものと同様に行なう。ここで、版に反映
する仕様変更や不良の修正をするのには、その変更成果
物や変更内容を記述した仕様変更書や変更書を、仕様変
更書番号(213)及び変更書番号(214)で指定す
る。また自動統合を行うので、自動統合指定ボタン(2
11)を“する”にしておく。
【0029】つぎに、成果物名の登録を行なう(ステッ
プ603)。版情報に変更元の旧版番号203が指定さ
れていれば、成果物名を指定することは不要である。変
更後の成果物については版情報に登録されている変更情
報から成果物名を取得して登録される。登録された成果
物名から関連情報が作成され(ステップ604)、版情
報と各成果物が関連付けられる。また登録された変更情
報から、各変更情報と版情報についても関連付けられ
る。
プ603)。版情報に変更元の旧版番号203が指定さ
れていれば、成果物名を指定することは不要である。変
更後の成果物については版情報に登録されている変更情
報から成果物名を取得して登録される。登録された成果
物名から関連情報が作成され(ステップ604)、版情
報と各成果物が関連付けられる。また登録された変更情
報から、各変更情報と版情報についても関連付けられ
る。
【0030】変更情報に従い、各成果物の変更を行なう
(ステップ605)。変更時は元の成果物を複写して、
複写したものに変更を加える。作業終了時は作業の進み
具合によってステータスを設定する。ステータスは作業
の進捗状況を表す値である。ステータスの例を図9に示
す。図9は各ツールの終了時画面である。ここで作業の
進み具合をステータス901で設定する。
(ステップ605)。変更時は元の成果物を複写して、
複写したものに変更を加える。作業終了時は作業の進み
具合によってステータスを設定する。ステータスは作業
の進捗状況を表す値である。ステータスの例を図9に示
す。図9は各ツールの終了時画面である。ここで作業の
進み具合をステータス901で設定する。
【0031】版情報は、ユーザの指定や版情報のオープ
ン等のタイミングで、版情報と関連付けられている成果
物のステータスを収集し、全てのステータスが”作成
完”になっていれば版のステータス210を“統合完”
にする。これにより、版の統合が自動的に行われる。
ン等のタイミングで、版情報と関連付けられている成果
物のステータスを収集し、全てのステータスが”作成
完”になっていれば版のステータス210を“統合完”
にする。これにより、版の統合が自動的に行われる。
【0032】第2の実施例のシステム構成の概要図を図
10に示す。版情報1001とこの版に属する成果物1
002は関連情報によって関連付け1003される。こ
こでは、旧の版に所属する4つの成果物(仕様書A(V
er.1),仕様書B(Ver.1),プログラムC
(Ver.1),プログラムD(Ver.1))のう
ち、プログラムD(Ver.1)のみがプログラムD
(Ver.2)に変更されて、新しい版(仕様書A(V
er.1),仕様書B(Ver.1),プログラムC
(Ver.1),プログラムD(Ver.2)からな
る)を構成する場合を示す。またこの版に反映される変
更内容及び変更成果物は、変更情報1004に記載され
る。変更情報に記載された、変更の必要な成果物100
5のステータス1006が、変更作業中の場合、版情報
のステータス1007は“統合中”のままである。変更
の必要な成果物1005のステータスが全て変更完了を
示す値1008になると、自動的に版情報のステータス
が“統合完”1009になり、版が作成される。
10に示す。版情報1001とこの版に属する成果物1
002は関連情報によって関連付け1003される。こ
こでは、旧の版に所属する4つの成果物(仕様書A(V
er.1),仕様書B(Ver.1),プログラムC
(Ver.1),プログラムD(Ver.1))のう
ち、プログラムD(Ver.1)のみがプログラムD
(Ver.2)に変更されて、新しい版(仕様書A(V
er.1),仕様書B(Ver.1),プログラムC
(Ver.1),プログラムD(Ver.2)からな
る)を構成する場合を示す。またこの版に反映される変
更内容及び変更成果物は、変更情報1004に記載され
る。変更情報に記載された、変更の必要な成果物100
5のステータス1006が、変更作業中の場合、版情報
のステータス1007は“統合中”のままである。変更
の必要な成果物1005のステータスが全て変更完了を
示す値1008になると、自動的に版情報のステータス
が“統合完”1009になり、版が作成される。
【0033】以上の第1および第2の実施例では、成果
物登録時に関連情報を作成し、版の統合は版情報のステ
ータスが“統合完”になったことで示しているが、版情
報のステータスを用いず、統合時に関連づけを行なう方
式でも実現できることは言うまでもない。
物登録時に関連情報を作成し、版の統合は版情報のステ
ータスが“統合完”になったことで示しているが、版情
報のステータスを用いず、統合時に関連づけを行なう方
式でも実現できることは言うまでもない。
【0034】従来の統合作業では、変更作業の進捗を監
視し、変更が終了したら、版のディレクトリやデータセ
ットに各成果物を複写して版を作成していたが、これに
対し、上記の実施例の方式によれば、版の統合を自動化
することで、版統合作業の効率化を図ることができる。
視し、変更が終了したら、版のディレクトリやデータセ
ットに各成果物を複写して版を作成していたが、これに
対し、上記の実施例の方式によれば、版の統合を自動化
することで、版統合作業の効率化を図ることができる。
【0035】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。第3の実施例は、版管理情報にあらかじめ保管世代
数を登録しておくことにより、不要になった版の削除を
自動的に行なう方法である。図11に本発明の第3の実
施例における処理手順を示す。始めに版管理情報の登録
を行う(ステップ1101)。図12に版管理情報の例
を示す。版管理情報は、自動統合指定ボタン1201
と、不要な版を自動的に削除するかどうかの版自動削除
指定ボタン1202と、版保管世代数欄1203とから
なる。版自動削除指定ボタン1202で版自動削除を指
定してある場合、版設定または版自動統合時に(ステッ
プ1102)、版の世代数が版保管世代数欄1203に
設定してある世代数より多いか否かを判定し(ステップ
1103)、多い場合は不要な版情報(この設定世代数
よりも古い世代の版情報)とこの版だけに属している成
果物を自動的に削除する(ステップ1104)。これに
より不要な版の削除作業が不要になり、版管理作業の効
率化を図ることができる。
る。第3の実施例は、版管理情報にあらかじめ保管世代
数を登録しておくことにより、不要になった版の削除を
自動的に行なう方法である。図11に本発明の第3の実
施例における処理手順を示す。始めに版管理情報の登録
を行う(ステップ1101)。図12に版管理情報の例
を示す。版管理情報は、自動統合指定ボタン1201
と、不要な版を自動的に削除するかどうかの版自動削除
指定ボタン1202と、版保管世代数欄1203とから
なる。版自動削除指定ボタン1202で版自動削除を指
定してある場合、版設定または版自動統合時に(ステッ
プ1102)、版の世代数が版保管世代数欄1203に
設定してある世代数より多いか否かを判定し(ステップ
1103)、多い場合は不要な版情報(この設定世代数
よりも古い世代の版情報)とこの版だけに属している成
果物を自動的に削除する(ステップ1104)。これに
より不要な版の削除作業が不要になり、版管理作業の効
率化を図ることができる。
【0036】以上の実施例では、版とこの版に所属する
各成果物との間の対応を示すものとして説明したが、例
えば、仕様書AからプログラムCを作成するなどのよう
に、成果物相互間の関連がある場合は、成果物間の対応
を示す関連情報も作成される。また、作成された版情報
自体、1つの成果物と見ることができる。従って、一般
的には、関連情報は、成果物間の対応を示すものとして
作成されればよい。
各成果物との間の対応を示すものとして説明したが、例
えば、仕様書AからプログラムCを作成するなどのよう
に、成果物相互間の関連がある場合は、成果物間の対応
を示す関連情報も作成される。また、作成された版情報
自体、1つの成果物と見ることができる。従って、一般
的には、関連情報は、成果物間の対応を示すものとして
作成されればよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、各成果物間の対応を表わす関連情報を作成し、こ
の関連情報を用いて版情報と各成果物とを関連付けて版
を作成するようにしたので、版統合時に成果物の移動や
コピーが不要となり版作成作業の効率化を図ることがで
きるという効果が得られる。
れば、各成果物間の対応を表わす関連情報を作成し、こ
の関連情報を用いて版情報と各成果物とを関連付けて版
を作成するようにしたので、版統合時に成果物の移動や
コピーが不要となり版作成作業の効率化を図ることがで
きるという効果が得られる。
【0038】また、成果物を、この関連情報を用いて関
連付けて複数の版に所属させるようにしたので、成果物
を複数の版に重複させて持つ必要がなくなり、成果物を
収納する容量の無駄を省くことができるという効果が得
られる。
連付けて複数の版に所属させるようにしたので、成果物
を複数の版に重複させて持つ必要がなくなり、成果物を
収納する容量の無駄を省くことができるという効果が得
られる。
【0039】また、変更情報と版情報を関連付けて、変
更が必要な全成果物の作業の進み具合を判定し、変更作
業が終了したと判断されたとき自動的に統合するように
したので、版管理作業の効率化を図ることができるとい
う効果が得られる。
更が必要な全成果物の作業の進み具合を判定し、変更作
業が終了したと判断されたとき自動的に統合するように
したので、版管理作業の効率化を図ることができるとい
う効果が得られる。
【0040】さらに、保管する版の世代数を設定してお
くことによって、自動的に不要な版が削除されるので、
版管理作業の効率化を図ることができるという効果が得
られる。
くことによって、自動的に不要な版が削除されるので、
版管理作業の効率化を図ることができるという効果が得
られる。
【図1】本発明の第1の実施例における処理手順を示す
図である。
図である。
【図2】版情報の一例を示す図である。
【図3】成果物名の登録の例を示す図である。
【図4】関連情報の例を示す図である。
【図5】第1の実施例の概要図である。
【図6】本発明の第2の実施例における処理手順を示す
図である。
図である。
【図7】変更情報の例を示す図である。
【図8】変更情報の例を示す図である。
【図9】ステータスの例を示す図である。
【図10】第2の実施例の概要図である。
【図11】本発明の第3の実施例における処理手順を示
す図である。
す図である。
【図12】版管理情報の例を示す図である。
101 版情報登録ステップ 102 成果物名登録ステップ 103 関連情報作成ステップ 104 版情報ステータスを“統合完”に変更するステ
ップ 201 版名称欄 202 版番号欄 203 旧版番号欄 204 サブシステムID欄 205 概要欄 206 担当欄 207 作成日欄 208 統合予定日欄 209 統合完了日欄 210 ステータス指定ボタン 211 自動統合指定ボタン 212 関連仕様変更書/変更書一覧欄 213 仕様変更書No.欄 214 変更書No.欄 215 ステータス表示欄 216 予定日表示欄 217 完了日表示欄 301 シート名称欄 302 シート種別欄 401 関連元シート欄 402 関連先シート欄 403 関連種別 501 旧版情報ファイル 502 新版情報ファイル 503 版の関連 504 成果物ファイル 505 変更した成果物ファイル 601 変更情報登録ステップ 602 版情報登録ステップ 603 成果物名登録ステップ 604 関連情報作成ステップ 605 変更作業ステップ 606 変更情報に記載されている全ての成果物のステ
ータスが“作成完”になっているかを判定するステップ 607 版情報ステータスを“統合完”に変更するステ
ップ 701 表題欄 702 仕様変更書No.欄 703 サブシステムID欄 704 変更元版番号欄 705 概要欄 706 担当欄 707 作成日欄 708 変更完了予定日欄 709 変更完了日欄 710 承認者欄 711 承認日欄 712 保留指定ボタン 713 ステータス指定ボタン 714 変更状況一覧欄 715 変更書No.欄 716 シート名称欄 717 シート種別欄 718 ステータス表示欄 719 予定日表示欄 720 完了日表示欄 721 仕様変更内容記述領域呼出ボタン 801 表題欄 802 変更書No.欄 803 サブシステムID欄 804 変更元版番号欄 805 工程欄 806 変更要因指定ボタン 807 仕様変更書No.欄 808 発見欄 809 発見者欄 810 現象コード欄 811 原因コード欄 812 要因コード欄 813 概要欄 814 担当欄 815 作成日欄 816 変更完了予定日欄 817 変更完了日欄 818 承認者欄 819 承認日欄 820 保留指定ボタン 821 ステータス指定ボタン 822 変更状況一覧欄 823 シート名称欄 824 シート種別欄 825 ステータス表示欄 826 予定日表示欄 827 完了日表示欄 828 内容記述領域呼出ボタン 829 対策記述領域呼出ボタン 901 ステータス設定ボタン 1001 版情報ファイル 1002 成果物ファイル 1003 関連情報による関連付け 1004 変更情報ファイル 1005 変更が必要な成果物ファイル 1006 作成中のステータス 1007 統合中のステータス 1008 作成完のステータス 1009 統合完のステータス 1101 版管理情報登録ステップ 1102 版設定ステップ 1103 版の世代数が保管世代数より多いかを判定す
るステップ 1104 古い版を削除するステップ 1201 自動統合指定ボタン 1202 自動版削除指定ボタン 1203 版保管世代数
ップ 201 版名称欄 202 版番号欄 203 旧版番号欄 204 サブシステムID欄 205 概要欄 206 担当欄 207 作成日欄 208 統合予定日欄 209 統合完了日欄 210 ステータス指定ボタン 211 自動統合指定ボタン 212 関連仕様変更書/変更書一覧欄 213 仕様変更書No.欄 214 変更書No.欄 215 ステータス表示欄 216 予定日表示欄 217 完了日表示欄 301 シート名称欄 302 シート種別欄 401 関連元シート欄 402 関連先シート欄 403 関連種別 501 旧版情報ファイル 502 新版情報ファイル 503 版の関連 504 成果物ファイル 505 変更した成果物ファイル 601 変更情報登録ステップ 602 版情報登録ステップ 603 成果物名登録ステップ 604 関連情報作成ステップ 605 変更作業ステップ 606 変更情報に記載されている全ての成果物のステ
ータスが“作成完”になっているかを判定するステップ 607 版情報ステータスを“統合完”に変更するステ
ップ 701 表題欄 702 仕様変更書No.欄 703 サブシステムID欄 704 変更元版番号欄 705 概要欄 706 担当欄 707 作成日欄 708 変更完了予定日欄 709 変更完了日欄 710 承認者欄 711 承認日欄 712 保留指定ボタン 713 ステータス指定ボタン 714 変更状況一覧欄 715 変更書No.欄 716 シート名称欄 717 シート種別欄 718 ステータス表示欄 719 予定日表示欄 720 完了日表示欄 721 仕様変更内容記述領域呼出ボタン 801 表題欄 802 変更書No.欄 803 サブシステムID欄 804 変更元版番号欄 805 工程欄 806 変更要因指定ボタン 807 仕様変更書No.欄 808 発見欄 809 発見者欄 810 現象コード欄 811 原因コード欄 812 要因コード欄 813 概要欄 814 担当欄 815 作成日欄 816 変更完了予定日欄 817 変更完了日欄 818 承認者欄 819 承認日欄 820 保留指定ボタン 821 ステータス指定ボタン 822 変更状況一覧欄 823 シート名称欄 824 シート種別欄 825 ステータス表示欄 826 予定日表示欄 827 完了日表示欄 828 内容記述領域呼出ボタン 829 対策記述領域呼出ボタン 901 ステータス設定ボタン 1001 版情報ファイル 1002 成果物ファイル 1003 関連情報による関連付け 1004 変更情報ファイル 1005 変更が必要な成果物ファイル 1006 作成中のステータス 1007 統合中のステータス 1008 作成完のステータス 1009 統合完のステータス 1101 版管理情報登録ステップ 1102 版設定ステップ 1103 版の世代数が保管世代数より多いかを判定す
るステップ 1104 古い版を削除するステップ 1201 自動統合指定ボタン 1202 自動版削除指定ボタン 1203 版保管世代数
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の成果物をまとめて版を設定する成
果物の版管理方法において、成果物間の対応を表わす関
連情報を作成し、この関連情報を用いて版に関する情報
と各成果物とを関連付けることによって、版を設定する
ことを特徴とする成果物の版管理方法。 - 【請求項2】 変更が必要な成果物を表わす変更情報と
版に関する情報とを前記関連情報により関連付ける手段
と、前記変更が必要な成果物に対する変更作業が終了し
たか否かを判定する手段と、変更が必要な全ての成果物
について変更作業が終了したと判定されたとき、自動的
に版を設定する手段とを備えたことを特徴とする請求項
1記載の成果物の版管理方法。 - 【請求項3】 保管する版の世代数が所定値を越えたと
き、不必要な版及びこの版のみに所属する成果物を削除
する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記
載の成果物の版管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5053936A JPH06266541A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 成果物の版管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5053936A JPH06266541A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 成果物の版管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06266541A true JPH06266541A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12956632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5053936A Pending JPH06266541A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 成果物の版管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06266541A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011004634A1 (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-13 | 株式会社日立製作所 | ファイル管理方法、計算機、及びファイル管理プログラム |
WO2014016967A1 (ja) * | 2012-07-27 | 2014-01-30 | 富士通株式会社 | 生成プログラム、抽出プログラム、生成装置、抽出装置、生成方法、および抽出方法 |
CN112540784A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-03-23 | 中国航空工业集团公司成都飞机设计研究所 | 一种飞机机载软件变更控制方法 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5053936A patent/JPH06266541A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011004634A1 (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-13 | 株式会社日立製作所 | ファイル管理方法、計算機、及びファイル管理プログラム |
WO2014016967A1 (ja) * | 2012-07-27 | 2014-01-30 | 富士通株式会社 | 生成プログラム、抽出プログラム、生成装置、抽出装置、生成方法、および抽出方法 |
CN112540784A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-03-23 | 中国航空工业集团公司成都飞机设计研究所 | 一种飞机机载软件变更控制方法 |
CN112540784B (zh) * | 2020-12-17 | 2024-02-09 | 中国航空工业集团公司成都飞机设计研究所 | 一种飞机机载软件变更控制方法 |
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