JP2006268315A - 文書処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

文書処理装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】バインダ内の文書束単位の構成をユーザに強く意識させることができ、バインダ内の文書の取り扱いを容易にすることが可能な文書処理装置、方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】バインダ内の文書の表示指示を受け付けると、バインダオブジェクト、バインダオブジェクト内の文書オブジェクトを読み出し、文書オブジェクトに含まれる文書識別印情報を確認し、表示が可視状態に設定されている場合、文書識別印情報の設定に従って文書識別印を付加した表示情報を作成し、表示情報を表示装置に表示する。バインダ内の文書の印刷指示を受け付けると、バインダオブジェクトおよびそのバインダオブジェクト内の文書オブジェクトを読み出し、文書オブジェクトに含まれる文書識別印情報を確認し、印刷画像に反映が設定されている場合、文書識別印情報の設定に従って文書識別印を付加した印刷画像を生成し、生成した印刷画像をプリンタに送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、文書処理装置、方法およびプログラムに関し、特に、ドキュメントハンドリングソフトウェアにおける文書ファイルの処理についての文書処理装置、方法およびプログラムに関する。
従来、ドキュメントハンドリングソフトウェアとして、実際の紙文書をスキャナ等で読み取った電子文書、またはPCで作成した電子文書等を様々なOSで扱うことができる所定の統一した静的文書フォーマットに変換し、異なる媒体または異なるフォーマットの情報を1つのドキュメントに仕立て、ドキュメントのページ分割およびページの束ね等といった操作を行うことが可能なソフトウェアが提供され、既存文書ベースの資料の作成が容易になり、電子形態でのドキュメントの利用に大きなメリットを加えたことになる。
現状のドキュメントハンドリグソフトウェアでは、合成文書の元となるオリジナル文書を1つのコンテナオブジェクトとして表現するとともに、複数文書を合成してできた文書群(以後、バインダと称する)を抽象的なアイコンで表示し、元の文書の束構造を保持しておくことにより、従来、ページ単位でしか行えなかった操作をバインダ内の文書束単位でも同様に行えることができる。
しかし、複数の文書が束ねられているというバインダの概念にも関わらず、バインダ内の文書を印刷する時には文書の集合というイメージがなくなってしまう。更に、バインダ内の文書の各ページをずらして表示した場合でも、バインダ内の文書の各々の量が一目では判別することができなかった。更に、従来はそのような見出しの印を設定する文書作成ソフトにおいては、様々な文書作成ソフトで作成した画像をまとめることが困難であり、まとめた場合でも元の文書毎にばらすのが困難であった。
そこで、上記問題点を解決することができそうな従来技術として、例えば、文章データのページ開始番号、見出し開始番号を書式情報で指定することで、整合のとれたページ番号の付与を含む文章データの組版を行う文書処理方法とその装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
更に、例えば、文書の区切りにはみ出し付箋のようなタグを添付し、そのタグの数によりいくつの文書が束ねられているかを示す電子文書管理装置および電子文書管理方法がある(例えば、特許文献2参照。)。
更に、例えば、所望ページにしおり情報を追加することで、文書の区別を容易化する文書管理検索方法およびこれを用いたデータ処理システムがある(例えば、特許文献3参照。)。
更に、例えば、ユーザが色或いは画像情報を記録することで指定した端部が必ず後端になることで、排紙トレー上に積載された用紙の中から自分の書類を判別できる画像形成装置がある(例えば、特許文献4参照。)。
特開平8−137878号公報 特開2001−84246号公報 特開平5−165595号公報 特開2003−280453号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、あくまでも1つの文書内の指定のページ範囲に対して見出しを付けるものであり、複数の文書をまとめて、文書の単位で見出しを付けることは困難であり、特許文献2に記載の技術では、タグを添付するのは区切れ部分だけであり、文書内の全ページに共通する印を付けるものではなく、特許文献3に記載の技術では、しおり情報を文書全体に付けるものではなく、特許文献4に記載の技術では、予め印刷する枚数分、用紙に印を付ける必要があるために不便である。
そこで、本発明は、バインダ内の文書束単位の構成をユーザに強く意識させることができ、バインダ内の文書の取り扱いを容易にすることが可能な文書処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ファイルとして格納されている文書を一覧表示するとともに、該表示したファイルに対する処理を受け付けて実行する文書処理装置において、1以上の文書とともに、各文書に関する属性群を文書オブジェクトとして記憶し、1以上の文書を束ねた文書群に関する属性群を文書群オブジェクトとして記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した文書オブジェクトおよび文書群オブジェクトを管理するオブジェクト管理手段と、前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の表示様態を表示装置に表示するための表示情報を作成する表示情報作成手段とを具備し、前記文書オブジェクトには、文書識別印に関する文書識別印情報が含まれ、前記表示情報作成手段は、前記文書識別印情報に従って、前記文書識別印を前記文書の全てのページに付加した表示情報を作成することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記文書識別印情報として、前記文書識別印の大きさ、色、表示状態および印刷設定、該文書識別印を前記ページに付加する位置があることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記表示情報作成手段は、前記表示状態が可視に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した表示情報を作成し、前記表示状態が不可視に設定されている場合、該文書識別印を付加しない表示情報を作成することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の印刷画像を作成する印刷画像生成手段を更に具備し、前記印刷画像生成手段は、前記印刷設定が反映に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した印刷画像を生成し、前記印刷設定が非反映に設定されている場合、該文書識別印を付加しない印刷画像を生成することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、1以上の文書とともに、各文書に関する属性群を文書オブジェクトとして記憶手段に記憶し、1以上の文書を束ねた文書群に関する属性群を文書群オブジェクトとして記憶手段に記憶し、前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づいて前記文書または前記文書群の表示様態を表示装置に表示するための表示情報を作成する際に、該文書オブジェクトに含まれる文書識別印に関する文書識別印情報に従って、該文書識別印を該文書の全てのページに付加した表示情報を作成することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記文書識別印情報として、前記文書識別印の大きさ、色、表示状態および印刷設定、該文書識別印を前記ページに付加する位置があることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記表示状態が可視に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した表示情報を作成し、前記表示状態が不可視に設定されている場合、該文書識別印を付加しない表示情報を作成することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項6の発明において、前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の印刷画像を作成する際に、前記印刷設定が反映に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した印刷画像を生成し、前記印刷設定が非反映に設定されている場合、該文書識別印を付加しない印刷画像を生成することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、ファイルとして格納されている文書を一覧表示するとともに、該表示したファイルに対する処理を受け付けて実行する文書処理プログラムにおいて、1以上の文書とともに、各文書に関する属性群を文書オブジェクトとして記憶する処理と、1以上の文書を束ねた文書群に関する属性群を文書群オブジェクトとして記憶する処理と、該記憶した文書オブジェクトおよび文書群オブジェクトを管理する処理と、前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の表示様態を表示装置に表示するための表示情報を作成する処理と、前記文書オブジェクトに含まれる文書識別印に関する文書識別印情報に従って、該文書識別印を前記文書の全てのページに付加した表示情報を作成する処理とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記文書識別印情報として、前記文書識別印の大きさ、色、表示状態および印刷設定、該文書識別印を前記ページに付加する位置があることを特徴とする。
また、請求項11の発明は、請求項10の発明において、前記表示状態が可視に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した表示情報を作成する処理と、前記表示状態が不可視に設定されている場合、該文書識別印を付加しない表示情報を作成する処理とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項10の発明において、前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の印刷画像を作成する際に、前記印刷設定が反映に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した印刷画像を生成する処理と、前記印刷設定が非反映に設定されている場合、該文書識別印を付加しない印刷画像を生成する処理とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
本発明によれば、「複数の文書を束ねたもの」というバインダの構成を、ユーザに強く意識させることができ、バインダ内の文書を扱いやすくすることができ、バインダ内の文書を入れ替えたり、別のバインダに挿入する等しても、容易に見出しをつけることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、バインダという構造が電子であっても紙であっても変化しないため、紙に印刷した時に見出しを付けたり合紙を挿入する手間を省くことができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る文書処理装置、方法およびプログラムの実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る文書処理装置1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、文書処理装置1は、PCによって使用可能なソフトウェアによって実現される文書編集プログラム2がインストールされ、更に、記憶装置3、記憶入出力部4、オブジェクト管理部5、入力処理部6、表示情報作成部7、イメージ縮小部8、印刷画像生成部9を具備して構成される。また、オブジェクト管理部5は、イメージ読出し部10、属性読出し部11、ページ書込み部12、属性書込み部13を有している。
文書処理装置1は、文書ファイルを扱い、この文書ファイルのアイコンを、例えば、デスクトップの画面上に配列させ、その中から選択した文書ファイルに対して、文書編集プログラム2を呼び出す。加えて、アイコンを通じての文書ファイルの操作が可能である。
ユーザの入力装置14からの入力は入力処理部6で解釈されて、システム上の文書ファイルを操作するコマンドになる。そのコマンドを受け取ってオブジェクト管理部5は記憶装置3中の文書ファイルを操作する。状態が変化した文書ファイルから表示情報作成部7により表示情報が表示装置15に転送され、新しい表示状態をユーザに提示する。記憶装置3中の文書ファイルは、記憶入出力部4によって、適宜記憶装置3に保管され、再度の実行に備えられる。
文書処理装置1が利用する文書ファイルには、文書データ(文書の実体)、文書データの属性が含まれ、これらは記憶装置3に格納される。なお、文書データとして、文書、バインダ、ページの種類があり、文書データの種類に対応した属性があるため、文書に対応する属性群を文書オブジェクト、バインダに対応する属性群をバインダオブジェクト、ページに対応する属性群をページオブジェクトと称する。なお、オブジェクトの詳細については後述にて説明する。
イメージ読出し部10、属性読出し部11は、文書ファイルを文書編集プログラム等に提供する。この文書ファイルは文書処理装置1、文書編集プログラム2から同様に利用でき、このことにより操作の共通化がなされている。つまり、文書処理装置1の文書ファイルは、デスクトップからも、エディタからも同一のモデルとして扱われ、文書編集プログラム2を通じて文書ファイルに対して設定した属性は、文書編集プログラム2において共通の属性として処理される。
ページ書込み部12、属性書込み部13は、それぞれイメージ読出し部10、属性読出し部11によって読み出されたページイメージ、属性に対して文書編集プログラム2を介して変更、追加等の書きこみを実行するものである。
表示情報作成部7は、一覧すべき全ての文書ファイルについて、イメージ読出し部10、属性読出し部11から得た属性とページイメージから、アイコンが並んでいる画像(以後、この画像をDesk画面と称する)を作成し、更に、選択したアイコンに対してダブルクリック指定等することで、その文書ファイルの全ページイメージが束で重なっている展開画像(以後、この画像をViewer画面と称する)を作成する。
イメージ縮小部8は、イメージ読出し部10から提供されるページイメージを縮小し、Desk画面で使用するアイコンのための小さなビットマップ(以後、サムネイル画像と称する)を生成して表示情報作成部7に提供する。
入力処理部6はユーザからの入力を処理して、必要に応じて、イメージ読出し部10、属性読出し部11から得たデータを更新する。イメージ読出し部10、属性読出し部11から得たデータの更新は結果として表示情報作成部7の作成する画像の更新につながるので、ユーザの入力は即座に表示に影響することになる。
表示情報作成部7は、ページの内容情報とともに属性も併せて表示情報として提供することが可能である。入力処理イベントのうち、文書編集プログラム2の起動を促すイベント(例えば、アイコン上でのマウスのダブルクリック等)が発生した場合は、入力処理部6は特定したアイコンに応じた文書ファイルを文書編集プログラム2に渡す。
表示装置15および入力装置14も文書処理装置1および文書編集プログラム2に共通に利用される。一般には、入力装置14にはキーボード、マウスであり、表示装置15はCRT、液晶表示装置等によって構成される。
印刷画像生成部9は、文書データおよびオブジェクトに基づいて印刷画像を生成し、生成した印刷画像をネットワーク接続またはローカル接続するプリンタ16に送る。
なお、文書処理装置1はプログラムによりコンピュータ上で動作する装置として構成することができ、この場合には、プログラムの組み方により、機能的には同一となるが、必ずしも図1に示した構成と同一の構成となるとは限らない。
図2は、表示装置7に表示されるDesk画面の一例を示す図である。通常、画面は大きく2つの部分に別れ、左側のフォルダ部でユーザがあるフォルダを選択すると、右側のワークスペース部にフォルダ内に含まれる文書ファイルが表示される。図2は、フォルダ部を省略し、ワークスペース部のみを抽出して示してある。
図2に示すように、文書ファイルはメタペーパファイルのアイコンとして表示され、これらのアイコンを通して各文書ファイルに対してアクセスが可能な構成となっている。アイコンの図柄としては個々の文書ファイルが表示するサムネイルが用いられている。ここでは、サムネイルのページめくり、文書ファイルの合成、文書ファイルの分解等の操作が可能になっている。アイコンによるメタペーパファイルに対してのクリック指定する処理等を通じて編集プログラム2を呼び出すことが可能である。更に、アイコンを通じての文書ファイルの操作(例えば、ドラック&ドロップによる文書の合成、バインダに対する文書追加等)の処理が可能である。更に、選択したメタペーパファイルとしてのアイコンに対してダブルクリック指定等することで、その文書ファイルのViewer画面が表示装置に表示される。
図2に示す例では、左上に1つの文書ファイル、下部に写真ファイル、右上に複数の文書の合成により生成されるバインダが表示されている。各ファイル上部に表示される「2/3」等の記号は、サムネイルで示される現ページ番号と総ページ数を、「現ページ番号/総ページ数」の様態で表示している。図2から、複数文書を束ねることの可能なバインダは、他の文書ファイルとは異なるバインダ特有のアイコン表示がなされ、その上部、すなわちバインダの表面に文書がのっている形式で、バインダ内の位置文書の所定ページがサムネイル表示される構成となっている。
文書ファイルの上部に表示されるクリップアイコンは、その文書が複数ページから構成されていることを示しており、左右の三角マークは、それぞれのマークをクリックすることでページめくりが可能な構成となっている。更に、バインダの上部に表示される左右の三角マークも、それぞれのマークをクリックすることでページめくりが可能な構成となっている。
なお、図2に示す表示様態は一例であり、図2では、サムネイルの画像に、総ページ数、現ページ番号を示す数字、ページめくりのためのコントロール領域(クリップアイコン、三角マーク)が設けられているが、更に、サムネイルの画像の下部、または周囲にサムネイル表示されたページ、または文書に関する他の属性を示したり、バインダに束ねられた文書数、サムネイル表示された文書名等を表示することも可能である。これら表示情報は表示情報作成部7において作成される。
図3は、バインダオブジェクトおよびバインダ内の文書オブジェクトの属性の構成の一例を示す図である。
文書処理装置1において管理されるバインダまたは文書ファイルは、図3に示すような属性によって構成され、記憶装置3に格納される。文書処理装置1においては、バインダ、文書個々について各々個別にオブジェクトとして管理され、個々の属性として、図3に示すような属性を有する。更に、図3には示さないが、文書を構成するページデータについても各ページがページオブジェクトとして管理され、ページデータおよびその属性がページオブジェクトを指定することで抽出可能であり、抽出データに基づいてページ内容を、例えば、表示装置15に表示することができる。
図3の左上がバインダオブジェクトの属性に関するデータ構成であり、図3の下部の2つが文書オブジェクトの属性に関するデータ構成であり、文書オブジェクトのページリンクによってリンクするページオブジェクトには、ページデータ(例えば、ページを構成するビットマップデータ等)が保持されており、各ページのデータ内容はバインダオブジェクトまたは文書オブジェクトから辿ることができる。
図3に示す2つの文書オブジェクトは、バインダのサブ文書としてバインダオブジェクトとリンクがなされている。バインダに重ねられた個々の文書は、それぞれ区別された文書として、すなわち元の単一文書としての属性を保持した固有のオブジェクトを構成している。
次に、バインダオブジェクトについて説明する。
カレントページは、現在ディスプレイに表示されているページの識別子(例えば、ページ番号等)である。総ページは、バインダ内の文書を構成する総ページ数である。カレント文書は、現在ディスプレイに表示されている文書の識別子である。総文書数は、バインダ内の文書を構成する文書数である。バインダ色は、バインダの表示色である。バインダサイズは、バインダのサイズである。綴じ代位置は、バインダの綴じ代位置(例えば、左端、上端等)を示す。サブ文書リンクは、バインダを構成、すなわち束ねられた文書の識別値(例えば、記憶装置3におけるデータアドレス等)である。
次に、文書オブジェクトについて説明する。
文書名は、その文書を示す識別名称である。カレントページは、現在ディスプレイに表示されているページの識別子(例えば、ページ番号等)である。総ページは、文書を構成する総ページ数である。ページリンクは、文書を構成するページの識別値(例えば、記憶装置におけるページオブジェクトのデータアドレス等)である。文書識別印情報は、Viewer画面において文書束を識別するために文書内の全てのページに付加される印である。つまり、バインダ内に複数の文書が混在している際に、文書束を容易に認識するための印である。なお、文書識別印の詳細は後述にて説明する。
次に、各オブジェクトのリンク態様について説明する。
図4は、バインダに2つの文書を追加した場合のオブジェクトのリンク態様について説明する図である。
図4に示すように、文書1、文書2のオブジェクトは、バインダとして合成された後も、そのまま存在し、文書1、文書2にリンクする形でバインダオブジェクトが存在する。それぞれの文書1、文書2は、バインダにおいて合成された文書として存在するとともに、元の合成前の文書オブジェクトの構成をなくすことなく、合成前と全く同じ状態で保持している。すなわち、バインダから文書1または文書2を指定して取り出すこと等の処理が可能となる。
次に、文書識別印情報について説明する。
文書識別印情報の設定として、文書識別印の大きさ、位置、色、テキスト、文書表示における可視状態/不可視状態、印刷画像に反映/未反映等がある。これらの属性は、文書をバインダから取り出した後でも継承するようにしても良い。
例えば、図5に示すような文書識別印情報の設定がされている場合、Viewer画面に表示されたバインダの一例を図6で示す。つまり、ページの右端に文書毎に文書識別印をずらして付加することで、文書の表示において文書1と文書2の区別を容易に行うことができる。また、文書識別印をバインダ全体で共通の位置につけても良い。
なお、ユーザが図5に示すような文書識別印の設定を文書毎に行うのは煩雑であるため、文書識別印の設定として、自動という値を設定することで、バインダ内で予め決められた規則に従って文書識別印の大きさ、位置、色、模様、テキスト等の少なくとも1つを自動的に設定することができる。
次に、Viewer画面にバインダ内の文書を表示する際に文書処理装置で行われる表示制御処理について図7に示すフローチャートを参照して説明する。
入力装置から入力されたViewer画面へのバインダ内の文書の表示指示を受け付けると(ステップS701)、記憶装置から指示されたバインダのバインダオブジェクトおよびそのバインダオブジェクト内の文書の文書オブジェクトを読み出し(ステップS702)、文書オブジェクトに含まれる文書識別印情報を確認し(ステップS703)、表示が可視状態に設定されている場合(ステップS704でYES)、ステップS705に進み、表示が不可視状態に設定されている場合(ステップS704でNO)、ステップS707に進む。
表示が可視状態に設定されている場合(ステップS704でYES)、文書識別印情報の設定に従って文書識別印を付加した表示情報を作成し(ステップ705)、作成した表示情報を表示装置に表示し(ステップS706)、表示制御処理を終了する。
また、表示が不可視状態に設定されている場合(ステップS704でNO)、文書識別印を付加しない表示情報を作成し(ステップ707)、作成した表示情報を表示装置に表示し(ステップS706)、表示制御処理を終了する。
また、印刷画像に反映を設定した場合、文書識別印が文書の全てのページに印刷される。カラープリンタの場合は、設定された色で印刷され、白黒プリンタまたは白黒で印刷するようにカラープリンタに指示した場合は、文書識別印は異なる模様となって印刷される。例えば、模様は色を短にディザによって二値化した時の模様の拡大でも良いし、予め決められた色の中から設定するような場合は、各色に対応する模様を決めていても良い。
次に、バインダ内の文書を印刷する際に文書処理装置で行われる印刷画像生成処理について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
入力装置から入力されたバインダ内の文書の印刷指示を受け付けると(ステップS801)、記憶装置から指示されたバインダのバインダオブジェクトおよびそのバインダオブジェクト内の文書の文書オブジェクトを読み出し(ステップS802)、文書オブジェクトに含まれる文書識別印情報を確認し(ステップS803)、印刷画像に反映が設定されている場合(ステップS804でYES)、ステップS805に進み、印刷画像に未反映が設定されている場合(ステップS804でNO)、ステップS807に進む。
印刷画像に反映が設定されている場合(ステップS804でYES)、文書識別印情報の設定に従って文書識別印を付加した印刷画像を生成し(ステップ805)、生成した印刷画像をプリンタに送信し(ステップS806)、印刷画像生成処理を終了する。
また、印刷画像に未反映が設定されている場合(ステップS804でNO)、文書識別印を付加しない印刷画像を生成し(ステップ807)、生成した印刷画像をプリンタに送信し(ステップS806)、印刷画像生成処理を終了する。
本発明に係る文書処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 表示装置7に表示されるDesk画面の一例を示す図である。 バインダオブジェクトおよびバインダ内の文書オブジェクトの属性の構成の一例を示す図である。 バインダに2つの文書を追加した場合のオブジェクトのリンク態様について説明する図である。 文書識別印情報の設定の一例を示す図である。 Viewer画面に表示されたバインダの一例を示す図である。 Viewer画面にバインダ内の文書を表示する際に文書処理装置で行われる表示制御処理を示すフローチャートである。 バインダ内の文書を印刷する際に文書処理装置で行われる印刷画像生成処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 文書処理装置
2 文書編集プログラム
3 記憶装置
4 記憶入出力部
5 オブジェクト管理部
6 入力処理部
7 表示情報作成部
8 イメージ縮小部
9 印刷画像生成部
10 イメージ読出し部
11 属性読出し部
12 ページ書込み部
13 属性書込み部
14 入力装置
15 表示装置
16 プリンタ

Claims (12)

  1. ファイルとして格納されている文書を一覧表示するとともに、該表示したファイルに対する処理を受け付けて実行する文書処理装置において、
    1以上の文書とともに、各文書に関する属性群を文書オブジェクトとして記憶し、1以上の文書を束ねた文書群に関する属性群を文書群オブジェクトとして記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した文書オブジェクトおよび文書群オブジェクトを管理するオブジェクト管理手段と、
    前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の表示様態を表示装置に表示するための表示情報を作成する表示情報作成手段と
    を具備し、
    前記文書オブジェクトには、
    文書識別印に関する文書識別印情報が含まれ、
    前記表示情報作成手段は、
    前記文書識別印情報に従って、前記文書識別印を前記文書の全てのページに付加した表示情報を作成する
    ことを特徴とする文書処理装置。
  2. 前記文書識別印情報として、前記文書識別印の大きさ、色、表示状態および印刷設定、該文書識別印を前記ページに付加する位置がある
    ことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  3. 前記表示情報作成手段は、
    前記表示状態が可視に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した表示情報を作成し、
    前記表示状態が不可視に設定されている場合、該文書識別印を付加しない表示情報を作成する
    ことを特徴とする請求項2記載の文書処理装置。
  4. 前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の印刷画像を作成する印刷画像生成手段
    を更に具備し、
    前記印刷画像生成手段は、
    前記印刷設定が反映に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した印刷画像を生成し、
    前記印刷設定が非反映に設定されている場合、該文書識別印を付加しない印刷画像を生成する
    ことを特徴とする請求項2記載の文書処理装置。
  5. 1以上の文書とともに、各文書に関する属性群を文書オブジェクトとして記憶手段に記憶し、
    1以上の文書を束ねた文書群に関する属性群を文書群オブジェクトとして記憶手段に記憶し、
    前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づいて前記文書または前記文書群の表示様態を表示装置に表示するための表示情報を作成する際に、該文書オブジェクトに含まれる文書識別印に関する文書識別印情報に従って、該文書識別印を該文書の全てのページに付加した表示情報を作成する
    ことを特徴とする文書処理方法。
  6. 前記文書識別印情報として、前記文書識別印の大きさ、色、表示状態および印刷設定、該文書識別印を前記ページに付加する位置がある
    ことを特徴とする請求項5記載の文書処理方法。
  7. 前記表示状態が可視に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した表示情報を作成し、
    前記表示状態が不可視に設定されている場合、該文書識別印を付加しない表示情報を作成する
    ことを特徴とする請求項6記載の文書処理方法。
  8. 前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の印刷画像を作成する際に、
    前記印刷設定が反映に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した印刷画像を生成し、
    前記印刷設定が非反映に設定されている場合、該文書識別印を付加しない印刷画像を生成する
    ことを特徴とする請求項6記載の文書処理方法。
  9. ファイルとして格納されている文書を一覧表示するとともに、該表示したファイルに対する処理を受け付けて実行する文書処理プログラムにおいて、
    1以上の文書とともに、各文書に関する属性群を文書オブジェクトとして記憶する処理と、
    1以上の文書を束ねた文書群に関する属性群を文書群オブジェクトとして記憶する処理と、
    該記憶した文書オブジェクトおよび文書群オブジェクトを管理する処理と、
    前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の表示様態を表示装置に表示するための表示情報を作成する処理と、
    前記文書オブジェクトに含まれる文書識別印に関する文書識別印情報に従って、該文書識別印を前記文書の全てのページに付加した表示情報を作成する処理と
    をコンピュータに動作させることを特徴とする文書処理プログラム。
  10. 前記文書識別印情報として、前記文書識別印の大きさ、色、表示状態および印刷設定、該文書識別印を前記ページに付加する位置がある
    ことを特徴とする請求項9記載の文書処理プログラム。
  11. 前記表示状態が可視に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した表示情報を作成する処理と、
    前記表示状態が不可視に設定されている場合、該文書識別印を付加しない表示情報を作成する処理と
    をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項10記載の文書処理プログラム。
  12. 前記文書オブジェクトまたは前記文書群オブジェクトに基づき、前記文書または前記文書群の印刷画像を作成する際に、
    前記印刷設定が反映に設定されている場合、該文書識別印を前記全てのページに付加した印刷画像を生成する処理と、
    前記印刷設定が非反映に設定されている場合、該文書識別印を付加しない印刷画像を生成する処理と
    をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項10記載の文書処理プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015082227A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 シャープ株式会社 表示操作装置及びプログラム
JP2017049667A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 ブラザー工業株式会社 画像処理装置、および、コンピュータプログラム
JP2017199275A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

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