JP2000250797A - デジタル編集システムのストックデータ管理方法及びデジタル編集システム - Google Patents

デジタル編集システムのストックデータ管理方法及びデジタル編集システム

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JP2000250797A
JP2000250797A JP11055136A JP5513699A JP2000250797A JP 2000250797 A JP2000250797 A JP 2000250797A JP 11055136 A JP11055136 A JP 11055136A JP 5513699 A JP5513699 A JP 5513699A JP 2000250797 A JP2000250797 A JP 2000250797A
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正志 岩本
Ichiro Ozeki
一郎 尾関
Naoki Izumi
直樹 和泉
Mari Ando
真理 安藤
Isao Takeuchi
功 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DTP作業済みデータを効率良く管理し、運
用する。 【解決手段】 データの種類や修正回数を管理し、これ
らの情報をもとに、作業済みデータの必要なものだけを
ストックサーバ500へ一括で格納し、逆に、ストック
サーバ500から品目単位でデータを読み込む際には、
品目毎の作業指示により、折進行、ジャンル進行といっ
たデジタル製版の進行形態に応じて階層化されたフォル
ダを自動生成し、一括登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル編集シス
テムのストックデータ管理方法及びデジタル編集システ
ムに係り、特に、コンピュータを利用したDTP(Desk
Top Publishing)システムに用いるのに好適な、作業
済みデータを、再利用(2次利用とも称する)に備えて
ストックデータとしてストックサーバへ格納したり、ス
トックサーバから編集作業用データサーバに読み出す際
のストックデータ管理方法、及び、該ストックデータ管
理方法を採用したデジタル編集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ関連技術の発達により、こ
こ数年来DTPの手法が急速に普及し、集版処理は、コ
ンピュータを利用して行うのが主流となってきている。
一般的な集版処理は、画像等の素材をスキャナ等でデジ
タルデータとして入力する画像入力処理、画像等に対す
る切り抜き加工・色調変更加工・合成加工等を行う画像
編集処理、ドキュメント上で画像等を割り付けて頁を構
成するドキュメント編集処理等から構成される。このた
め、印刷会社等では、それぞれ独立したコンピュータか
らなる複数のステーションをネットワークで接続し、複
数のオペレータに種々の作業を分業させることが多くな
ってきている。
【0003】この種のDTPシステムでは、通常、個々
のステーションとして、汎用のワークステーションある
いは汎用のパーソナルコンピュータが利用されており、
各ステーション毎にそれぞれ必要なアプリケーションソ
フトウェアを起動させて、受け持ちの作業を進めること
になる。加工対象となる画像データやレイアウトデータ
等は、ファイル単位で取り扱われ、ネットワークを介し
てやり取りされる。こうして複数のオペレータによる協
動作業により、受注した品目についての集版処理が進行
する。このように、複数のステーションによって共用さ
れる画像データやレイアウトデータは、専用の製版用デ
ータサーバや光磁気(MO)ディスク等のリムーバブル
メディアに格納されることが多く、各ステーションは、
作業開始時にサーバ等から必要なデータの提供を受け、
作業終了時に、処理後のデータをサーバ等に格納する操
作を行うことになる。
【0004】このようなDTP編集作業において、編集
作業時にデータを運用するための編集作業用データサー
バである製版用データサーバの容量には制限があるた
め、通常は、作業済みデータを、再利用に備えてストッ
クデータとしてストックサーバへ格納し、必要となった
ときに、再利用するため、ストックサーバに格納されて
いるストックデータを、製版用データサーバに読み出す
ことが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来は、
ストックデータの管理手法が確立されていなかったた
め、変更されていないデータを、再びストックデータと
して登録してしまったり、あるいは、必要なストックデ
ータを検索するのに、全文検索等を行う必要があり、非
常に時間がかかる等の問題点を有していた。
【0006】更に、ストックサーバから読み出したスト
ックデータをコピーするフォルダの選択や作成にも時間
がかかっていた。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、編集作業済みのデータを効率良く管
理し、運用することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル編集
システムのストックデータ管理方法において、デジタル
編集システムの作業済みデータを、再利用に備えてスト
ックデータとしてストックサーバへ格納する際に、デー
タの種類や履歴を管理情報データベースに登録し、逆に
ストックサーバに格納されているストックデータを、再
利用のためのストックサーバから編集作業用データサー
バに読み出す際に、前記管理情報データベースに登録さ
れている管理情報に基づいて、編集作業の進行形態に応
じたフォルダを自動的に作成して、該フォルダにストッ
クデータをコピーすることにより、前記課題を解決した
ものである。
【0009】又、前記作業済みデータをストックサーバ
へ格納する際に、前記管理情報を参照して、修正が加わ
ったデータのみをストックサーバへ書き出すようにした
ものである。
【0010】本発明は、又、デジタル編集システムにお
いて、編集作業時にデータを運用するための編集作業用
データサーバと、作業済みデータが、再利用に備えてス
トックデータとして格納されるストックサーバと、デー
タの種類や履歴を含む管理情報が登録される管理情報デ
ータベースと、前記作業済みデータをストックサーバへ
格納する際に、その管理情報を管理情報データベースに
登録する機能を含むデータ出力手段と、前記ストックデ
ータを編集作業用データサーバに読み出す際に、前記管
理情報データベースに登録されている管理情報に基づい
て、編集作業の進行形態に応じたフォルダを自動的に作
成して、該フォルダにストックデータをコピーする機能
を含むデータ入力手段とを備えることにより、同じく前
記課題を解決したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係るコンピ
ュータネットワークを利用したデジタル編集システムの
基本構成を示すブロック図である。このシステムは、複
数台のステーションからなる管理情報設定部100と、
複数台のステーションからなる作業実行部200と、製
版用データサーバ300と、管理情報データベース40
0と、ストックサーバ500と、をネットワーク600
を介して接続することによって構成されている。
【0013】個々のステーションやサーバは、それぞれ
独立したコンピュータから構成されており、具体的に
は、これらのコンピュータとして、汎用のワークステー
ションあるいは汎用のパーソナルコンピュータが用いら
れている。各ステーションには、それぞれ必要なアプリ
ケーションソフトウェアがインストールされており、オ
ペレータは、それぞれ必要なアプリケーションソフトウ
ェアを起動させて所定の作業を行うことができる。加工
対象となる画像データやレイアウトデータ等は、ネット
ワーク600を介してステーション間で共有できるた
め、複数のオペレータによる協働作業により集版処理を
進めることができる。
【0014】前記管理情報設定部100は、品目情報
(発注者名や品目名等)、作業指示情報、データ資質情
報(保存先、処理状態、フォーマット、解像度、CMY
K等のカラーモード、ファイル形式等)、入出校情報
(入校日や出校日)等の管理情報を管理する管理情報デ
ータベース400に格納される管理情報を設定する処理
を実行する。本実施形態では、管理情報設定部100
は、品目登録ステーション110、入出校設定ステーシ
ョン120、作業指示設定ステーション130の3つの
ステーションから構成されており、それぞれの設定作業
を分業化することができる。もちろん、1台の設定ステ
ーションでこれらを兼務させてもよいし、より多数のス
テーションによる分業を行ってもかまわない。
【0015】後に詳述するように、品目登録ステーショ
ン110では、受注した品目についての全般的な設定が
行われる。一般的には、1冊の雑誌、1冊のカタログ
等、1つの刊行物を1品目として受注することが多い。
管理情報データベース400内に格納されている管理情
報のうち、品目情報及びアプリケーション指定等のデー
タに共通する作業指示は、この品目登録ステーション1
10によって設定された情報である。
【0016】又、前記入出校設定ステーション120で
は、受注した品目に関する入稿及び出校を管理するため
の入出校情報を設定する処理が行われる。通常、1品目
についての原稿は、数頁単位で入稿が行われ、この数頁
分の原稿についての集版作業を1つのジョブとして取り
扱うことにより、作業はジョブ単位で行われる。入出校
設定ステーション120では、入稿が行われる度に、こ
れを1つのジョブとして登録する作業が行われる。又、
校正刷り等を顧客に提示するための出校作業も、各ジョ
ブ単位で行われ、入出校設定ステーション120におい
て管理される。こうして、入出校設定ステーション12
0で設定された入出校情報は、管理情報データベース4
00に格納される。
【0017】一方、前記作業指示設定ステーション13
0は、特定の編集作業を示す作業指示を、各画像ファイ
ルに対して設定する機能を有する。本実施形態では、入
稿した各画像ファイルに対して、一貫したファイル名を
付与する処理を行うと共に、個々の画像ファイルに対し
て行うべき切抜き加工・色調変更加工・合成加工等の作
業指示を設定する。ここで設定された作業指示情報も、
管理情報データベース400に格納される。
【0018】このように、管理情報設定部100を構成
する各ステーションが、集版作業に必要な個々の設定を
行うために利用されるのに対し、作業実行部200を構
成する各ステーションは、実際に集版作業を行うために
利用される。本実施形態では、作業実行部200は、デ
ータ入力ステーション210、画像登録ステーション2
20、画像編集ステーション230、ドキュメント編集
ステーション240、出力ステーション250から構成
されており、それぞれの処理作業を分業化することがで
きる。もちろん、1台のステーションでこれらを兼務さ
せてもよいし、より多数のステーションによる分業を行
ってもかまわない。
【0019】前記データ入力ステーション210は、具
体的には、汎用コンピュータにスキャナ等を接続した構
成からなり、入稿してきたフィルムや写真等をスキャナ
等によってデジタル画像データとして取り込む作業を行
ったり、ストックサーバ500内のストックデータを、
再利用のための製版用データサーバ300に読み出すた
めに利用される。スキャナ等によって取り込んだ画像デ
ータは、ネットワーク600を介して、直接、製版用デ
ータサーバ300へ転送することも可能であるが、本実
施形態では、作業の便宜上、取り込んだ画像データは、
MOディスク等のリムーバブル記憶媒体に格納するよう
にしている。このリムーバブル記憶媒体は、画像登録ス
テーション220へ渡され、ここで製版用データサーバ
300への登録が行われる。即ち、データ入力ステーシ
ョン210のオペレータは、スキャナ等を用いた画像の
取り込み作業や、ストックデータの読み出し作業のみを
行い、画像登録ステーション220のオペレータは、画
像を製版用データサーバ300へ格納する作業のみを行
うことになる。
【0020】前記画像編集ステーション230は、製版
用データサーバ300内に格納されている画像データに
対して、切抜き加工・色調変更加工・合成加工等のいわ
ゆるフォトレタッチ作業を行うためのコンピュータであ
り、フォトレタッチ用のアプリケーションソフトウェア
が複数種類インストールされている。オペレータは、管
理情報データベース400内の管理情報に基づいて、D
TP編集作業の際に指定された画像ファイルを、該画像
編集ステーション230で開き、表示された指示内容に
従って、所定のアプリケーションソフトウェアを用い、
所定の加工処理をした後、結果を指示内容と照合して製
版用データサーバ300に戻す作業を行う。
【0021】前記ドキュメント編集ステーション240
は、作成すべきドキュメント上に画像を割り付けるドキ
ュメント編集作業を行うためのコンピュータであり、い
わゆるDTP用のアプリケーションソフトウェアが複数
種類インストールされている。オペレータは、画像編集
ステーション230において加工が行われた個々の画像
を素材として、指定されたドキュメントを該ドキュメン
ト編集ステーション240で開き、表示された指示内容
に従って、ドキュメントの頁上に割り付けを行い、必要
に応じて、テキストデータの入力を行う。このようにし
て作成された頁単位の割り付けを示すデータファイル
を、ここではドキュメントファイルと呼ぶことにする。
このドキュメントファイルは、ドキュメント編集ステー
ション240で動作中のDTP用アプリケーションソフ
トウェアによって作成されるファイルであり、結果が指
示内容と照合された後、画像ファイルと共に製版用デー
タサーバ300に格納されることになる。
【0022】前記データ出力ステーション250は、編
集後の画像や集版が終了した頁を、例えばビットマップ
イメージデータとして出力したり、作業済みデータを、
再利用に備えてストックデータとしてストックサーバ5
00に格納する機能を有する。該データ出力ステーショ
ン250を構成するコンピュータにカラープリンタを接
続しておけば、各頁毎のイメージをプリンタ用紙上にカ
ンプ出力することができるし、出力スキャナを接続して
おけば、フィルム原版上にイメージを出力し、このフィ
ルム原版を用いて印刷を行うことができる。
【0023】このように、作業実行部200を構成する
個々のステーションは、それぞれ所定の作業を独立して
行うことができるが、これらのステーションで共通して
利用される画像ファイル及びドキュメントファイルは、
いずれも製版用データサーバ300に格納される。一
方、管理情報データベース400内には、製版用データ
サーバ300内に格納されている個々のファイルについ
ての管理情報が格納されている。即ち、管理情報データ
ベース400は、特定のファイルが製版用データサーバ
300内の何処に存在するかを示すファイル所在情報を
一元的に管理する。管理情報データベース400は、こ
のように製版用データサーバ300内のファイルを一元
的に管理する機能を果たすと共に、後述するように、個
々のファイルに対する作業の完了状態を示す完了状態情
報を更新する機能を果たす。即ち、作業実行部200内
のステーションによって何等かの作業が完了すると、作
業後の画像ファイルあるいはドキュメントファイルが、
管理情報データベース400の管理の下で、製版用デー
タサーバ300の所定の場所に格納されると共に、管理
情報データベース400によって当該ファイルに関する
処理状態情報が更新されることになる。管理情報データ
ベース400内に格納されている管理情報は、ネットワ
ーク600を介して各ステーションに提供されるので、
各ステーションのオペレータは、必要に応じて、この管
理情報をディスプレイ上で確認することができる。
【0024】以下、前記デジタル編集システムを構成す
る各ステーションにおける具体的な作業を、図2を参照
して説明する。
【0025】新たな品目の受注があった場合、まず、図
2のステップ100で、品目登録ステーション110に
おいて、品目の登録と、品目毎の共通情報(進行形態、
ファイル形式、解像度、カラーモード、使用ソフト等)
の登録を行い、品目共通情報として管理情報データベー
ス400内に格納する。
【0026】次いで、ステップ110に進み、入出校設
定ステーション120で、入校単位(ジャンル、頁等)
の登録、及び、保存サーバの指定を行い、前記管理情報
データベース400にジョブ情報として格納する。
【0027】次いで、ステップ120に進み、作業指示
設定ステーション130で、画像名の指定(自動発生又
は外部より)、及び、画像の作業指示(色調修正、切抜
き、合成等)を行い、前記管理情報データベース400
に画像指示情報として登録する。
【0028】次いで、ステップ130に進み、データ入
力ステーション210で、画像等のデータを入力し、入
力画像のチェック及び入力画像メディアへの書き込み等
を行い、入力結果情報(色調修正、色抜き、合成、保存
場所、モード等)として管理情報データベース400に
登録する。
【0029】次いで、ステップ140に進み、画像登録
ステーション220で、画像のチェックを行った後、製
版用データサーバ300に画像ファイルとして登録す
る。
【0030】次いで、ステップ150に進み、画像編集
ステーション230で、製版用データサーバ300に格
納されている画像ファイルの中から、作業する画像を選
択・準備し、アプリケーションを起動した後、編集作業
を行い、画像のチェック、更新、間引き画像の自動生
成、バージョン管理等を行って、更新された画像及び間
引き画像データを製版用データサーバ300に登録する
と共に、管理情報データベース400の画像結果情報も
更新する。
【0031】次いで、ステップ160に進み、ドキュメ
ント編集ステーション240で、製版用データサーバ3
00に格納されているドキュメントファイルから、作業
するドキュメントを選択・準備し、貼込画像を準備し、
アプリケーションを起動して、編集作業を行い、ドキュ
メントファイルを更新して、ドキュメントデータをチェ
ックした後、製版用データサーバ300に格納すると共
に、画像資質情報及びドキュメント結果情報(保存場
所、ファイル形式、墨乗せ有無等)を管理情報データベ
ース400に登録する。
【0032】次いで、ステップ170に進み、入出校設
定ステーション120で、出校処理を行うと共に、管理
情報データベース400のジョブ情報も更新する。
【0033】次いで、ステップ180に進み、図3に示
す如く、データ出力ステーション250で、前記製版用
データサーバ300から、高解像度/低解像度といった
画像の種類や、ドキュメントや線画等の素材データの中
から必要なデータを指定して、再利用に備えてストック
サーバ500にストックデータを格納する。この際、格
納したファイル名、種類等の属性のついた、図4に示す
ようなリストファイルを作成し、これをストックデータ
格納時に読み込むことで、管理情報データベース400
で使用する画像名、線画名、ドキュメント名等が一括登
録される。一括登録する際に出力されるリストファイル
は、図4に示した如く、頁、素材名、素材の種類の属性
を持ち、例えば、素材の種類は、0が画像、1が線画、
2がドキュメントを表わしている。このリストは、一括
登録の際に、進行形態に応じた階層構成のフォルダを作
成するために利用される。
【0034】更に、データをストックサーバ500に格
納する際に、データの修正回数や、そのデータがストッ
クサーバ500に登録済みか新規入稿かの種類によりフ
ィルタリングを行い、修正が加わったファイルのみのリ
ストを自動生成して、ストックサーバ500に格納す
る。
【0035】管理情報データベース400が持つストッ
クデータ1点1点についての情報の例を図4(画像資質
情報)、図5(線画資質情報)、図6(ドキュメント資
質情報)に示す。このように、その素材が、どの品目
で、どの頁に属するか、又、新規か否か、修正回数等の
情報を持つ。図において、素材が新規の場合は1、そう
でない場合は0としている。
【0036】逆に、ステップ190に示す如く、ストッ
クサーバ500に格納されているストックデータを、再
利用のためストックサーバ500から品目単位で読み込
む際に、図8に示す如く、品目毎の作業指示により、折
進行、ジャンル進行といったDTP製作の進行形態を管
理情報データベース400にパターンとして登録してお
き、これをもとに、データ入力ステーション210が、
製版用データサーバ300に、その進行形態に応じて階
層化されたフォルダを自動生成し、画像、線画、ドキュ
メントデータをコピーする。
【0037】このように、DTP製版用のデータサーバ
300からストックサーバ500へデータを格納する際
に、データの履歴を管理情報データベース400が管理
することで、新規/更新日時、修正回数等、様々なフィ
ルタリングを表示画面上でアイコンを利用して簡単に行
うことができ、一括登録することができる。逆に、スト
ックサーバ500から製版用データサーバ300へデー
タを登録する際には、管理情報データベース400との
連携で、製版用データサーバ300に作業の進行形態に
応じたフォルダ構成を自動で作成し、データ格納時に作
成された頁と画像名を対応づけたリストファイルを用い
て、折進行/ジャンル進行/頁進行等、違ったフォルダ
構成でも、製版用データサーバ300にデータを一括で
登録することができる。
【0038】なお、前記実施形態においては、本発明
が、複数のコンピュータをネットワークで接続して集版
処理を行うデジタル編集システムに適用されていたが、
本発明の適用対象はこれに限定されず、ネットワークを
用いない独立したデジタル編集システムにも同様に適用
できることは明らかである。
【0039】以上、本発明を図示する実施形態を用いて
説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるもので
はなく、この他にも種々の態様で実施可能である。例え
ば、図1の製版用データサーバ300と管理情報データ
ベース400を同一の兼用コンピュータで構成すること
も可能であり、品目登録ステーション110、入出校ス
テーション120、作業指示設定ステーション130を
同一の兼用コンピュータで構成することも可能であり、
又、データ入力ステーション210、画像登録ステーシ
ョン220、画像編集ステーション230、ドキュメン
ト編集ステーション240、データ出力ステーション2
50を同一の兼用コンピュータで構成することも可能で
ある。その他、任意の組合せで兼用コンピュータを用い
ることが可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、DTP作業済みデータ
を効率良く管理し、運用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用されるデジタル編集シ
ステムの全体構成の一例を示すブロック線図
【図2】本実施形態全体の作業手順を示す流れ図
【図3】本実施形態で製版用データサーバからストック
サーバへストックデータを登録する際にデータ資質情報
の出力リストを作成している状態を示すブロック線図
【図4】図3で一括登録する際に、出力されるリストフ
ァイルの例を示す線図
【図5】同じく管理情報データベースが持つ画像資質情
報の例を示す線図
【図6】同じく線画資質情報の例を示す線図
【図7】同じくドキュメント資質情報の例を示す線図
【図8】同じくストックサーバからストックデータを製
版用データサーバに読み出している状態を示すブロック
線図
【符号の説明】
100…管理情報設定部 110…品目登録ステーション 120…入出校設定ステーション 130…作業指示設定ステーション 200…作業実行部 210…データ入力ステーション 220…画像登録ステーション 230…画像編集ステーション 240…ドキュメント編集ステーション 250…データ出力ステーション 300…製版用データサーバ 400…管理情報データベース 500…ストックサーバ 600…ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和泉 直樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 安藤 真理 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 竹内 功 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA09 BA06 BA10 BA16 CA08 GA08 5B075 NR02 PQ02 PR03 5B082 AA11 DD08 EA01 GA04 GA17 GA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル編集システムの作業済みデータ
    を、再利用に備えてストックデータとしてストックサー
    バへ格納する際に、データの種類や履歴を管理情報デー
    タベースに登録し、 逆にストックサーバに格納されているストックデータ
    を、再利用のためのストックサーバから編集作業用デー
    タサーバに読み出す際に、前記管理情報データベースに
    登録されている管理情報に基づいて、編集作業の進行形
    態に応じたフォルダを自動的に作成して、 該フォルダにストックデータをコピーすることを特徴と
    するデジタル編集システムのストックデータ管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記作業済みデータを
    ストックサーバへ格納する際に、前記管理情報を参照し
    て、修正が加わったデータのみをストックサーバへ書き
    出すことを特徴とするデジタル編集システムのストック
    データ管理方法。
  3. 【請求項3】編集作業時にデータを運用するための編集
    作業用データサーバと、 作業済みデータが、再利用に備えてストックデータとし
    て格納されるストックサーバと、 データの種類や履歴を含む管理情報が登録される管理情
    報データベースと、前記作業済みデータをストックサー
    バへ格納する際に、その管理情報を管理情報データベー
    スに登録する機能を含むデータ出力手段と、 前記ストックデータを編集作業用データサーバに読み出
    す際に、前記管理情報データベースに登録されている管
    理情報に基づいて、編集作業の進行形態に応じたフォル
    ダを自動的に作成して、該フォルダにストックデータを
    コピーする機能を含むデータ入力手段と、 を備えたことを特徴とするデジタル編集システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283666A (ja) * 2007-04-13 2008-11-20 Brother Ind Ltd 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム
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US8223366B2 (en) 2007-03-28 2012-07-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing system including file standard determining unit
US9224073B2 (en) 2007-03-28 2015-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data processor saving data indicating progress status of printing process retrievable by client

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