JP3382824B2 - 印刷書式情報分散管理システム - Google Patents

印刷書式情報分散管理システム

Info

Publication number
JP3382824B2
JP3382824B2 JP23286597A JP23286597A JP3382824B2 JP 3382824 B2 JP3382824 B2 JP 3382824B2 JP 23286597 A JP23286597 A JP 23286597A JP 23286597 A JP23286597 A JP 23286597A JP 3382824 B2 JP3382824 B2 JP 3382824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
format information
file
information file
format
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23286597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1170714A (ja
Inventor
淳志 一二三
Original Assignee
エヌイーシーシステムテクノロジー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌイーシーシステムテクノロジー株式会社 filed Critical エヌイーシーシステムテクノロジー株式会社
Priority to JP23286597A priority Critical patent/JP3382824B2/ja
Publication of JPH1170714A publication Critical patent/JPH1170714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3382824B2 publication Critical patent/JP3382824B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷書式情報分散管
システムに関し、特に、指定された書式情報に外部か
ら受信する印字データを組み込んで帳票として印刷する
印刷書式情報分散管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の印刷書式情報管理システ
ムは、印字装置と接続している下位システムの外部記憶
装置上に書式情報を含む書式情報ファイルを持たせ、上
位システムから転送される印字データとのオーバレイ出
力を下位システム側で行うために用いられており、例え
ば、特開平2−136918号公報に記載されているも
のがある。この公報に記載された書式情報分散管理方法
は、下位システムに接続されているプリンタ装置に、下
位システムの外部記憶装置上にあらかじめ登録しておい
た書式情報と上位システムから転送される印字データと
をオーバレイ出力する方法である。構成としては、印字
データを転送するホストコンピュータシステムと、プリ
ンタ装置および書式情報を登録してある外部記憶装置と
接続しているコンピュータシステムと、ホストコンピュ
ータシステムとコンピュータシステムとを結ぶ通信処理
部とからなる。動作としては、プリンタ装置と接続して
いるコンピュータシステムの外部記憶装置上に書式情報
を登録しておき、ホストコンピュータシステムから通信
処理部を介して印字データが転送される時、あらかじめ
登録されていた書式情報と印字データとがオーバレイ出
力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印刷書
式情報管理システムは、1つのコンピュータシステム上
に1つの書式情報ファイルしか保有できないので、印字
データの内容としては同一であるが、提出先に合わせて
帳票を変えなければならない場合などに有効な、同一名
称で定義内容の異なる書式情報を複数個用意し、用途に
応じて使い分けることができないという問題点がある。
また、1つのコンピュータシステム上に1つの書式情報
ファイルしか保有できないことにより、容量の大きいフ
ァイルを必要とするので、外部記憶装置の空き領域不足
により、適切な容量の書式情報ファイルを確保できない
ことがあるという問題点もある。さらに、コンピュータ
システム上の全利用者が同一の書式情報ファイルを共用
しているので、書式情報ファイルの保守(書式情報ファ
イルの拡張、書式情報ファイルの移動、書式情報ファイ
ル作成媒体障害時の復旧作業など)を行う場合、システ
ムにおける印刷業務全体に影響するため、保守作業時間
の制約やシステムの運用への支障が大きいという問題点
もある。またこのことは、文書ファイルの印刷や書式情
報の登録などの書式情報ファイルをアクセスする処理が
集中すると、書式情報ファイルに対する入出力待ち状態
が発生することがあるので、印刷不能状態が発生するこ
とがあるいう問題点もあることになる。
【0004】本発明の第1の目的は、1つのコンピュー
タシステムに複数の書式情報ファイルを保有できるよう
にすることができる印刷書式情報分散管理システムを提
供することにある。第2の目的は、外部記憶装置の効率
的使用を前提とし、適切な容量の書式情報ファイルを保
有できるようにする印刷書式情報分散管理システムを提
供することにある。第3の目的は、分類別に複数の書式
情報ファイルを保有できるようにし、文書ファイル出力
に関する運用性・保守性を向上させることが可能な印刷
書式情報分散管理システムを提供することにある。第4
の目的は、1つの書式情報ファイルに対する処理の集中
を回避し、入出力待ち状態の発生による性能低下を抑止
することができる印刷書式情報分散管理システムを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷書式情報分
散管理システムは、提出先もしくは利用者等に応じて作
成された複数の書式情報ファイルと、他と区別するため
の名称を有する書式情報と、書式情報ファイル管理テー
ブルと、文書ファイル印刷手段と、印字装置とを備えた
1つのコンピュータシステムであって、前記複数の書式
情報ファイルのそれぞれは、印字データの印刷様式を定
める少なくとも一つの書式情報であって、かつ他の書式
情報ファイルに格納されている書式情報と同一名称で異
なる内容の書式情報を格納し、前記書式情報ファイル管
理テーブルは、前記書式情報ファイルの有無と格納場所
との情報を格納し、前記文書ファイル印刷手段は、印刷
する印字データと印刷に使用する書式情報とこの書式情
報を読み込むべき書式情報ファイルとを指示されたとき
に前記書式情報ファイル管理テーブルを検索して指示さ
れた書式情報ファイルから指示された書式情報を読み込
んで指示された印字データを組み込んで文書ファイルを
作成して前記印字装置に転送し、前記印字装置は、転送
された前記文書ファイルを帳票に印刷することを特徴と
する。
【0006】本発明の印刷書式情報分散管理システム
は、さらに既定書式情報ファイルを備え、前記文書ファ
イル印刷手段は前記書式情報ファイル管理テーブルを検
索して指示された書式情報ファイルがない場合は指示さ
れた書式情報を前記既定書式情報ファイルから読み込む
ことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】[作用] 本発明の印刷書式情報分散管理システムは、図1を参照
すれば、書式情報ファイル群2を管理する書式情報管理
テーブル3を所有することにより、複数個の書式情報フ
ァイルを分散配置可能とし、かつ書式情報ファイルが分
散配置された環境で書式情報を使用した印刷制御を行う
ものである。より具体的には、書式情報ファイル作成手
段1が、書式情報ファイル群2の作成、または削除を行
い、書式情報ファイルの作成情報を書式情報ファイル管
理テーブル3に反映する。文書ファイル5の印刷時に
は、文書ファイル印刷手段4が書式情報ファイル管理テ
ーブル3で書式情報ファイルの検索後、書式情報ファイ
ル群2から書式情報を読み込み、出力する。文書ファイ
ル5は、印字装置6が帳票に印刷する。
【0011】書式情報ファイル管理テーブル3には書式
情報ファイルの有無情報と、ファイル有の場合にはその
作成場所情報が書式情報ファイル作成手段1によって格
納される。この書式情報ファイル管理テーブル3を有す
ることによって、複数個の書式情報ファイルを分散配置
した環境での書式制御が行える。また、書式情報ファイ
ル管理テーブル3に格納されている情報は、文書ファイ
ル印刷手段4が書式情報ファイルの検索で使用する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0014】本発明の実施の形態は、書式情報ファイル
a,b,nから成る書式情報ファイル群2の作成を行う
書式情報ファイル作成手段1と、書式情報ファイルa,
b,nの管理情報を格納する書式情報ファイル管理テー
ブル3と、文書ファイル5の印刷制御を行う文書ファイ
ル印刷手段4と、文書ファイル5を帳票に印刷する印字
装置6とを含む。
【0015】書式情報ファイル管理テーブル3には書式
情報ファイル作成手段1により書式情報ファイルa,
b,nの作成情報が格納される。その情報とは、書式情
報ファイルa,b,nが作成されているかどうかを示す
情報と、書式情報ファイルa,b,nが作成されている
場合には、どこに作成されているかを示す情報を指す。
書式情報ファイルa,b,nの作成と書式情報ファイル
a,b,nの作成情報の格納は文書ファイル5の印刷制
御とは独立に行われる。
【0016】書式情報ファイル作成手段1は書式情報フ
ァイルa,b,nの作成、または削除が正常に行われる
と書式情報ファイル管理テーブル3の内容を更新する。
書式情報ファイルa,b,nの作成、または削除が正常
に行われなかった場合、書式情報ファイル群2の作成環
境に変動はないため、書式情報ファイル管理テーブル3
の更新は行われない。
【0017】文書ファイル印刷手段4は、文書ファイル
5の印刷時、書式情報ファイル管理テーブル3を検索
し、印刷で使用する書式情報ファイルa,b,nの有無
を確認する。書式情報ファイルa,b,nが有る場合、
同テーブルより書式情報ファイルa,b,nの作成場所
を認識する。書式情報ファイルa,b,nが無い場合、
予め定める書式情報ファイルa,b,nを処理対象ファ
イルとする。このようにして、印刷時に使用する書式情
報ファイルa,b,nが確定すると、文書ファイル印刷
手段4は、処理対象とする書式情報ファイルa,b,n
から書式情報を読み込み、文書ファイル5を組み込んで
印字装置6に転送する。
【0018】図2は書式情報ファイル管理テーブル内の
情報のファイル構成を説明する説明図である。まず書式
情報ファイルa,b,nの各管理情報が書式情報ファイ
ル管理情報群7として存在し、書式情報ファイル管理情
報の例として、ここでは書式情報ファイルnの管理情報
を図示するものとする。 書式情報ファイルn管理情報
は、書式情報ファイル有無情報8と書式情報ファイル識
別情報9とで構成している。
【0019】図3は書式情報ファイル作成手段の動作の
流れ図、図4は文書ファイル印刷手段の動作の流れ図で
ある。
【0020】次に、主に図3および図4を参照して、本
発明の第1の実施の形態の動作について説明する。なお
各部の名称および符号は図1、図2のものを使用する。
但し書式情報ファイルa,b,nとしては、書式情報フ
ァイルnを使用して説明する。まず動作を開始すると、
ステップ(以下Sと記す)1で書式情報ファイル作成手
段1により書式情報ファイルの作成、または削除の処理
を行い、S2で書式情報ファイルの作成、または削除の
処理が正常に行われたか否かを判別し、処理が正常に行
われた場合には、S3でファイルの作成か否かを判別
し、ファイルの作成であればS4で書式情報ファイル管
理テ―ブル3内の書式情報ファイルn有無情報8に“フ
ァイル有”を設定し、続いてS5で書式情報ファイル管
理テ―ブル3内の書式情報ファイルn識別情報9にファ
イル作成場所を設定し、動作を終了する。先の動作の内
のS2で処理が正常に行われなかった場合には、書式情
報ファイル管理テーブル3の更新は行わず、動作を終了
する。またS3でファイルの作成でないと判別した場合
には、S6で書式情報ファイル管理テ―ブル3内の書式
情報ファイルn有無情報8に“ファイル無”を設定し、
動作を終了する。
【0021】つぎに、文書ファイル5を印字装置6で印
刷し、出力する場合について説明する。まず最初に、ど
の書式情報ファイルの書式を使用するかという指示を文
書ファイル印刷手段4に与えると、文書ファイル印刷手
段4はS7で書式情報ファイル管理テーブル3を参照
し、S8で該当するファイルnの有無を確認する。該当
するファイルnが有る場合には、S9で書式情報ファイ
ル管理テーブル3から書式情報ファイルの作成場所を認
識する。また、該当する書式情報ファイルnが無い場合
には、S10で作成場所が固定である既定書式情報ファ
イルを処理対象として認識する。つぎにS11で処理対
象として認識した書式情報ファイルnに該当する書式情
報が有るか否かを判別し、書式情報が有る場合には、
文書ファイル印刷手段4は、 S12で処理対象となる
書式情報ファイルnから書式情報を読み込み、印字装置
6に転送し、処理を終了する。なお、 S11で該当す
る書式情報が無いと判別した場合には、S13でその旨
のメッセージを表示して印刷処理を中止する。
【0022】次に、より具体的に本発明を実施例として
説明する。
【0023】図5は本発明の実施例のブロック図であ
る。構成は図1に示す本発明の実施の形態の構成と同等
であるが、書式情報ファイル群11には、書式情報ファ
イル作成手段1により、書式情報ファイルaがFG1
に、書式情報ファイルbがFG2にそれぞれ作成され、
さらに既定書式情報ファイル(以下DEFAULTと記
す)が予め用意されているものとする。また、書式情報
ファイルaおよび書式情報ファイルbには、書式情報と
してそれぞれFM1およびFM2が保持されているもの
とする。また、書式情報ファイル管理テーブル3には、
同時に、書式情報ファイル作成手段1により書式情報フ
ァイルaおよび書式情報ファイルbの有無情報と作成場
所との情報を格納している。この格納した情報の詳細
は、書式情報ファイル管理テーブルの詳細図3Aとして
図5上に記載してある。その他、図1と同じものは同一
名称、同一符号とする。
【0024】まずここで、書式情報ファイル作成手段1
によって書式情報ファイルaがFG1に作成されている
システムで、「文書ファイル5を書式情報ファイルaに
ある書式情報FM1を使って印刷する」という指示が文
書ファイル印刷手段4に与えられたとする。
【0025】書式情報ファイル作成手段1は、FG1に
書式情報ファイルaを作成した時、“書式情報ファイル
a:有り、作成場所:FG1”という書式情報ファイル
管理情報を書式情報ファイル管理テーブル3に格納して
いる。
【0026】文書ファイル印刷手段4は、このような印
刷指示を受けると、初めに、書式情報ファイル管理テー
ブル3を参照し、該当ファイルの有無を確認する。書式
情報ファイル管理テーブル3では、書式情報ファイルa
に対する書式情報ファイル管理情報が“書式情報ファイ
ルa:有、作成場所:FG1”となっているため、指示
通りFG1の書式情報ファイルaを対象ファイルとす
る。続いて、同ファイルに対する書式情報FM1の検索
を行う。図5では、“FG1に作成されている書式情報
ファイルaに書式情報FM1が存在する”ため、文書フ
ァイル印刷手段4は同ファイルより書式情報FM1を読
み出し、印字装置6に転送する。
【0027】次に、「文書ファイル5を書式情報ファイ
ルbにあるFM1という書式を使って印刷する」という
指示が与えられたとする。
【0028】書式情報ファイル作成手段1は、FG2に
書式情報ファイルbを作成した時、“書式情報ファイル
b:有り、作成場所:FG2”という書式情報ファイル
管理情報を書式情報ファイル管理テーブル3に格納して
いる。
【0029】文書ファイル印刷手段4は、このような印
刷指示を受けると、まず最初に書式情報ファイル管理テ
ーブル3を参照し、該当ファイルの有無を確認する。書
式情報ファイル管理テーブル3では、書式情報ファイル
bに対する書式情報ファイル管理情報が“書式情報ファ
イルb:有、作成場所:FG2”となっているため、指
示通りFG2の書式情報ファイルbを対象ファイルとす
る。続いて、同ファイルに対する書式情報FM1の検索
を行う。図5では、“FG2に作成されている書式情報
ファイルbに書式情報FM1が存在する”ため、文書フ
ァイル印刷手段4は同ファイルより書式情報FM1を読
み出し、印字装置6に転送する。
【0030】また、「文書ファイル5を書式情報ファイ
ルcにあるFM2という書式を使って印刷する」という
指示が与えられたとする。
【0031】書式情報ファイル作成手段1は書式情報フ
ァイルcを作成していない、または削除したため、書式
情報ファイル管理テーブル3には、“書式情報ファイル
c:無”という書式情報ファイル管理情報が格納されて
いる。
【0032】文書ファイル印刷手段4は上記印刷指示を
受けると、書式情報ファイル管理テ―ブル3を参照する
が、該当ファイルが無いことが確認できるため、DEF
AULTを対象ファイルとする。続いて、同ファイルに
対する書式情報FM2の検索を行う。図5では、“DE
FAULTに書式情報FM2は存在しない”ため、文書
ファイル印刷手段4は、その旨のエラーメッセージを出
力し、文書ファイル5の印刷を中止する。
【0033】また、「文書ファイル5を書式情報ファイ
ルcにあるDFM2という書式を使って印刷する」とい
う指示が与えられたとする。
【0034】書式情報ファイル管理テーブル3には“書
式情報ファイルc:無”という情報が格納されているた
め、文書ファイル印刷手段4はこのような指示を受ける
と、書式情報ファイル管理テーブル3を参照し、DEF
AULTを対象ファイルとする。続いて、同ファイルに
対する書式情報DFM2の検索を行う。図5では、“D
EFAULTに書式情報DFM2は存在する”ため、文
書ファイル印刷手段4は同ファイルより書式情報DFM
2を読み出し、印字装置6に転送する。
【0035】本発明では、このように書式情報ファイル
管理テーブル3を持つことにより、任意の場所に書式情
報ファイルを作成しても、文書ファイル印刷手段4は、
その作成場所を認識することが可能となる。その結果と
して、同一名称の書式を別々の書式情報ファイルに格納
しておき、用途に応じて印刷形態を変更することが可能
となり、印刷業務の汎用性を拡大することができる。
【0036】書式情報ファイル単位の運用性に着目する
と、書式情報ファイルを文書ファイル5の印刷業務用に
複数個用意し、文書ファイル5の種別に応じた書式情報
管理を実現することができる。ここでいう“種別”と
は、1つのシステムを複数の部門で共用する形態におけ
る“システムの利用部門別”、文書ファイルを出力する
業務が多いシステムにおける“業務別”、用途ごとに複
数の印字装置6を使い分けているシステムでの“印字装
置別”、あるいは書式情報ファイルの作成媒体障害によ
る印刷業務停止時間の短縮のための“通常業務用/バッ
クアップ用の区別”などを表す。
【0037】また、これまで述べてきた書式情報ファイ
ルの運用上の効果は、書式情報ファイルの保守上の効果
としても当てはまる。従来は1つの書式情報ファイルを
システムで共用していたため、書式情報ファイルの保守
(書式情報ファイルの拡張、書式情報ファイルの移動、
書式情報ファイル作成媒体障害時の媒体交換/復旧作業
など)を行う場合の影響範囲は、システムの印刷業務全
体であったが、書式情報ファイルを分散させることによ
り、書式情報ファイルの保守に対する影響範囲は限定で
きるため、同作業を柔軟に行うことが可能となる。
【0038】さらに、書式情報ファイルの分散配置によ
り、特定のファイルに対する入出力の集中を回避するこ
とができる。そのため、同一書式情報ファイルアクセス
に対する入出力待ちを回避できるため、印刷性能低下の
抑止につながる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、文書フ
ァイルの印刷様式を定める書式情報を含む書式情報ファ
イルを作成する書式情報ファイル作成手段と、書式情報
ファイルを複数個格納する書式情報ファイル群と、書式
情報ファイル群内の各書式情報ファイルごとの管理情報
を格納する書式情報管理テーブルと、文書ファイルの印
刷時に書式情報管理テーブルを検索し、書式情報ファイ
ルの有無と所在とを確認し取得した書式情報ファイルの
情報内容に従って、外部から受信した印字データを書式
情報に組み込んだ文書ファイルを作成し出力する文書フ
ァイル印刷手段と、文書ファイル印刷手段から文書ファ
イルを受信し帳票として出力する印字装置とを有するこ
とにより、外部記憶装置の空き容量に応じて、複数の外
部記憶装置に書式情報ファイルを分散配置でき、確保し
た書式情報ファイルの容量不足が生じた場合、別の書式
情報ファイルを確保して運用を継続することができると
いう効果が有る。また、同一名称であり、かつ定義内容
の異なる書式を別々の書式情報ファイルに格納し、用途
に応じて使い分けることができるという効果も有る。さ
らに、文書ファイルの種類別、あるいは利用部門別など
の分類別に書式情報ファイルを保有できることから、各
書式情報ファイルの使用目的や利用者が限定されること
になるため、書式情報ファイルの保守が柔軟に行えると
いう効果も有る。さらに加えて、書式情報ファイルへの
アクセスを分散させることができ、書式情報ファイルに
対する入出力待ちの発生頻度を低減できるので、印刷性
能の低下を抑止することができるという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】書式情報ファイル管理テーブル内の情報のファ
イル構成を説明する説明図である。
【図3】書式情報ファイル作成手段の動作の流れ図であ
る。
【図4】文書ファイル印刷手段の動作の流れ図である。
【図5】本発明の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 書式情報ファイル作成手段 2,11 書式情報ファイル群 3 書式情報ファイル管理テーブル 4 文書ファイル印刷手段 5 文書ファイル 6 印字装置 7 書式情報ファイル管理情報群 8 書式情報ファイル有無情報 9 書式情報ファイル識別情報 a,b,n 書式情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−36325(JP,A) 特開 昭63−85922(JP,A) 特開 昭63−276627(JP,A) 特開 平5−104809(JP,A) 特開 平8−224929(JP,A) 特開 平4−179569(JP,A) 特開 平4−308773(JP,A) 特開 平9−21865(JP,A) 特開 平6−32012(JP,A) 特開 平4−241976(JP,A) 特開 平3−47777(JP,A) 特開 平3−231876(JP,A) 特開 平7−323642(JP,A) 特開 平8−221235(JP,A) 特開 平8−96046(JP,A) 特開 平5−212934(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 G06F 3/12 G06F 19/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提出先もしくは利用者等に応じて作成さ
    れた複数の書式情報ファイルと、他と区別するための名
    称を有する書式情報と、書式情報ファイル管理テーブル
    と、文書ファイル印刷手段と、印字装置とを備えた1つ
    のコンピュータシステムであって、前記複数の書式情報
    ファイルのそれぞれは、印字データの印刷様式を定める
    少なくとも一つの書式情報であって、かつ他の書式情報
    ファイルに格納されている書式情報と同一名称で異なる
    内容の書式情報を格納し、前記書式情報ファイル管理テ
    ーブルは、前記書式情報ファイルの有無と格納場所との
    情報を格納し、前記文書ファイル印刷手段は、印刷する
    印字データと印刷に使用する書式情報とこの書式情報を
    読み込むべき書式情報ファイルとを指示されたときに前
    記書式情報ファイル管理テーブルを検索して指示された
    書式情報ファイルから指示された書式情報を読み込んで
    指示された印字データを組み込んで文書ファイルを作成
    して前記印字装置に転送し、前記印字装置は、転送され
    た前記文書ファイルを帳票に印刷することを特徴とする
    印刷書式情報分散管理システム。
  2. 【請求項2】 さらに既定書式情報ファイルを備え、前
    記文書ファイル印刷手段は前記書式情報ファイル管理テ
    ーブルを検索して指示された書式情報ファイルがない場
    合は指示された書式情報を前記既定書式情報ファイルか
    ら読み込むことを特徴とする請求項1記載の印刷書式情
    報分散管理システム。
JP23286597A 1997-08-28 1997-08-28 印刷書式情報分散管理システム Expired - Fee Related JP3382824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23286597A JP3382824B2 (ja) 1997-08-28 1997-08-28 印刷書式情報分散管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23286597A JP3382824B2 (ja) 1997-08-28 1997-08-28 印刷書式情報分散管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1170714A JPH1170714A (ja) 1999-03-16
JP3382824B2 true JP3382824B2 (ja) 2003-03-04

Family

ID=16946043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23286597A Expired - Fee Related JP3382824B2 (ja) 1997-08-28 1997-08-28 印刷書式情報分散管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3382824B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1170714A (ja) 1999-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0982650B1 (en) Printing system
US6578053B1 (en) Document management system and document management method applied thereto
US20060023254A1 (en) Image processing apparatus, network system, information processing method, program, and storage medium
JP4034451B2 (ja) 文書入力システム、及び文書入力方法
US20040136028A1 (en) Method and system for workload balancing
JP3382824B2 (ja) 印刷書式情報分散管理システム
EP1071036A2 (en) Printing from various printer control languages
JP2757910B2 (ja) 帳票出力宛先プリンタ選択運用システムおよび帳票出力宛先プリンタ選択方法
US6362897B1 (en) Printing system and method for printing documents and forms
JP4695251B2 (ja) 新聞制作システム
EP0555841A2 (en) Output apparatus
JP2861498B2 (ja) 印刷装置
JP2518501B2 (ja) プリントサ―バ装置
JPH11277856A (ja) 画像形成装置
JP2001027942A (ja) プリントサーバ装置
JP2008027217A (ja) 情報処理装置および印刷装置を備える印刷システム
JPH01145718A (ja) プリンタ
JP3511801B2 (ja) ファクシミリ制御システム
JP2000341503A (ja) データ生成方法及び画像処理システム
JP3905718B2 (ja) 新聞紙面の制作システムおよび画像更新方法
JPS63168717A (ja) 文書管理装置
JP2578893B2 (ja) 文書ファイル装置
JP2716927B2 (ja) 帳票出力装置
JP2000134396A (ja) 画像編集装置及び記憶媒体
JP2004094808A (ja) 複数タスク間の通信方法と制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001010

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees