JP4694618B2 - 欠陥分布分類方法およびシステム、原因設備特定方法およびシステム、コンピュータプログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

欠陥分布分類方法およびシステム、原因設備特定方法およびシステム、コンピュータプログラム、並びに記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は欠陥分布分類方法に関し、より詳しくは、複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥分布を分類する欠陥分布分類方法に関する。
また、この発明は、そのような欠陥分布分類方法を実行するのに適した欠陥分布分類システムに関する。
また、この発明は、そのような欠陥分布分類方法を実行するとともに、その分類された結果に基づいて、複数の工程を含む製造ラインにおいて製品不良等の原因となる異常な工程や設備を特定する原因設備特定方法に関する。
また、この発明は、そのような原因設備特定方法を実行するのに適した原因設備特定システムに関する。
また、この発明は、そのような欠陥分布分類方法または原因設備特定方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムに関する。
また、この発明は、そのようなコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来より、多数の工程を含む半導体デバイスや薄膜デバイスなどの製造ラインでは、製品の歩留まり向上及び安定化を実現するために、幾つかの一連の工程毎にパターン欠陥検査あるいは異物検査(インライン検査)が行われている。そして、インライン検査によって得られる検査情報に基づいて基板上の欠陥分布を分類し、分類結果に基づいて製品不良等の原因となる異常な工程や設備(「原因設備」または「問題設備」と呼ばれる。)を特定するシステムが導入されている。
特開平11−45919号公報では、格子状の画素毎に不良の個数を複数の半導体基板について加算して濃淡値で示される不良分布画像データを作成している。また、作成された不良分布画像データを、複数用意された不良の発生原因が推定可能な事例データベースと照合解析して不良の発生原因を究明している。
特開2003−59984号公報では、基板上の欠陥分布を、a)繰り返し欠陥、b)密集欠陥、c)線状欠陥、d)環・塊状欠陥、e)ランダム欠陥という、いずれかの分布特徴カテゴリに分類している。
特開2005−142406号公報では、ウェーハの面内に半導体装置の複数品種に共通の分割領域を設定し、各ウェーハについて分割領域のそれぞれに含まれる不良チップ領域数を用いて特徴量を算出し、この特徴量を利用して各ウェーハを分類している。
さらに特開2005−197629号公報では、一枚の製品基板の製品検査情報(欠陥分布情報あるいは外観情報)に基づいて「自動的に異常検知」を行い、異常があった場合、上位データベースより所定の情報をロードして共通経路解析を行って問題装置を特定している。「自動的に異常検知」を行う方法としては、欠陥分布状態を解析して、環状・塊状・線状・円弧状の4つの有意形状パターンをもつ領域性欠陥が検出された場合、「異常あり」と判定している。または、異常の有無は、欠陥外観情報に基づいて、予め指定したクラス(クラスの指定は、品種・工程毎にレシピによって行っておく。品種・工程によらずに指定しておいてもよい。)の欠陥の個数によって、判定している。
しかしながら、特開平11−45919号公報の方法では、事例データベース(ライブラリ)を予め人間が構築しなければならず、時間と手間を要するという問題がある。
特開2003−59984号公報、特開2005−142406号公報の方法では、予め人間が欠陥分布のタイプを表す分布特徴カテゴリやウェーハの面内の分割領域を設定する必要がある。このため、検査データを収集しても、直ぐに製造ラインの工程監視業務に導入することはできない。また、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類が変わった場合、分布特徴カテゴリや分割領域の普遍性が無いため、欠陥分布の特徴を抽出するためのルール(識別ルール)を人間が再構築して実装のやり直しを行う必要がある。このため、識別ルールのメンテナンスのための時間と手間を要し、現場の製造ラインへ普及しづらい。
また、特開2005−197629号公報には「自動的に異常検知」と記載されてはいるが、特許文献4の方法では、「自動的に異常検知」を行う前提として、予め人間が環状・塊状・線状・円弧状の4つの有意形状パターンや欠陥のクラスを設定しておく必要がある。つまり、欠陥分布の特徴を抽出するためのルール(識別ルール)や異常の有無を判断するロジックを、過去の経験に基づいて人間が設定する必要がある。
このように、特開平11−45919号公報、特開2003−59984号公報、特開2005−142406号公報、特開2005−197629号公報を含む従来の技術では、欠陥分布の分類や原因設備の特定に人間が介在しなければならず、不便である。
そこで、この発明の課題は、人間が介在せずに、複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥を自動的に抽出して分類できる欠陥分布分類方法を提供することにある。
また、この発明は、そのような欠陥分布分類方法を実行するのに適した欠陥分布分類システムを提供することにある。
また、この発明は、人間が介在せずに、複数の工程を含む製造ラインにおいて製品不良等の原因となる異常な工程や設備を特定できる原因設備特定方法を提供することにある。
また、この発明は、そのような原因設備特定方法を実行するのに適した原因設備特定システムを提供することにある。
また、この発明は、そのような欠陥分布分類方法または原因設備特定方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
また、この発明は、そのようなコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の欠陥分布分類方法は、
複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥を抽出して分類する欠陥分布分類方法であって、
上記製造ラインは、所定の工程終了後に、各基板上の欠陥の位置を表す検査情報を取得する検査工程を含んでおり、
上記検査工程を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について各基板の表面をそれぞれn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の領域に区画して、上記検査情報に基づいてそれぞれ上記各領域に含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得し、
上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報から統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出し、
上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度をそれぞれ求めて、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する。
この発明の欠陥分布分類方法では、上記各基板の表面をそれぞれn個の領域に区画して上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得する処理、上記p個の特徴ベクトルを抽出する処理、および上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度を求めて上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する処理は、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類に関わらず、それぞれ同じルールで画一的に行うことが可能である。また、上記各処理は、予め人間が事例データベース(ライブラリ)や欠陥の分布パターン、クラス等を設定しておかなくても、それぞれ実行可能である。したがって、この発明の欠陥分布分類方法によれば、人間が介在せずに、複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥を自動的に抽出して分類できる。この結果、この欠陥分布分類方法は、製造ラインの監視業務に直ぐに適用可能である。また、この欠陥分布分類方法は、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類が変わった場合でも、欠陥分布を認識するためのルール(識別ルール)のメンテナンスが不要であるから、常時活用可能である。
一実施形態の欠陥分布分類方法では、
上記欠陥密度情報は、上記m枚の基板についてのそれぞれn個の成分をもつ第1のベクトルの集合であり、
上記p個の特徴ベクトルはそれぞれn個の成分をもつ第2のベクトルであり、
上記類似度を、上記各基板についての第1のベクトルと上記p個の第2のベクトルとの相関係数、内積または共分散として求めることを特徴とする。
一実施形態の欠陥分布分類方法では、上記類似度が客観的に求められる。
この発明の欠陥分布分類システムは、
複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥を抽出して分類する欠陥分布分類システムであって、
上記製造ラインは、所定の工程終了後に、各基板上の欠陥の位置を表す検査情報を取得する検査工程を含んでおり、
上記検査工程を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について各基板の表面をn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の領域にそれぞれ区画して、上記検査情報に基づいてそれぞれ上記各領域に含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得する欠陥密度分布取得部と、
上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報から統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出する特徴抽出部と、
上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度をそれぞれ求めて、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する分類結果取得部とを備える。
この発明の欠陥分布分類システムでは、上記欠陥密度分布取得部による処理、上記特徴抽出部による処理、および上記分類結果取得部による処理は、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類に関わらず、それぞれ同じルールで画一的に行うことが可能である。また、上記各処理は、予め人間が事例データベース(ライブラリ)や欠陥の分布パターン、クラス等を設定しておかなくても、それぞれ実行可能である。したがって、この発明の欠陥分布分類システムによれば、人間が介在せずに、複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥を自動的に抽出して分類できる。この結果、この欠陥分布分類システムは、製造ラインの監視業務に直ぐに適用可能である。また、この欠陥分布分類システムは、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類が変わった場合でも、欠陥分布を認識するためのルール(識別ルール)のメンテナンスが不要であるから、常時活用可能である。
この発明の原因設備特定方法は、
基板に対して複数の工程を、それぞれその工程を実行可能な1機以上の設備を用いて実行する製造ラインにおいて不良発生の原因となった設備を特定する不良原因設備特定方法であって、
上記製造ラインは、所定の工程終了後に、各基板上の欠陥の位置を表す検査情報を取得する検査工程を含んでおり、
上記検査工程を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について各基板の表面をn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の領域にそれぞれ区画して、上記検査情報に基づいてそれぞれ上記各領域に含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得し、
上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報から統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出し、
上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度をそれぞれ求めて、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類し、
この得られた分類結果と、上記各基板に対して上記各工程でそれぞれ処理を実行した設備を特定する製造履歴情報とに基づいて、上記製造ラインの複数の設備のうち不良発生の原因となった原因設備を抽出する。
この発明の原因設備特定方法では、上記各基板の表面をそれぞれn個の領域に区画して上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得する処理、上記p個の特徴ベクトルを抽出する処理、上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度を求めて上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する処理、および上記製造ラインの複数の設備のうち不良発生の原因となった原因設備を抽出する処理は、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類に関わらず、それぞれ同じルールで画一的に行うことが可能である。また、上記各処理は、予め人間が事例データベース(ライブラリ)や欠陥の分布パターン、クラス等を設定しておかなくても、それぞれ実行可能である。したがって、この発明の原因設備特定方法によれば、人間が介在せずに、複数の工程を含む製造ラインにおいて製品不良等の原因となる異常な工程や設備を特定できる。この結果、この原因設備特定方法は、製造ラインの監視業務に直ぐに適用可能である。また、この原因設備特定方法は、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類が変わった場合でも、欠陥分布を認識するためのルール(識別ルール)のメンテナンスが不要であるから、常時活用可能である。
この発明の原因設備特定システムは、
基板に対して複数の工程を、それぞれその工程を実行可能な1機以上の設備を用いて実行する製造ラインにおいて不良発生の原因となった設備を特定する不良原因設備特定システムであって、
上記製造ラインは、所定の工程終了後に、各基板上の欠陥の位置を表す検査情報を取得する検査工程を含んでおり、
上記検査工程を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について各基板の表面をn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の領域にそれぞれ区画して、上記検査情報に基づいてそれぞれ上記各領域に含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得する欠陥密度分布取得部と、
上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報から統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出する特徴抽出部と、
上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度をそれぞれ求めて、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する分類結果取得部と、
この得られた分類結果と、上記各基板に対して上記各工程でそれぞれ処理を実行した設備を特定する製造履歴情報とに基づいて、上記製造ラインの複数の設備のうち不良発生の原因となった原因設備を抽出する原因設備抽出部とを備える。
この発明の原因設備特定システムでは、上記欠陥密度分布取得部による処理、上記特徴抽出部による処理、上記分類結果取得部による処理、および上記原因設備抽出部による処理は、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類に関わらず、それぞれ同じルールで画一的に行うことが可能である。また、上記各処理は、予め人間が事例データベース(ライブラリ)や欠陥の分布パターン、クラス等を設定しておかなくても、それぞれ実行可能である。したがって、この発明の原因設備特定システムによれば、人間が介在せずに、複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥を自動的に抽出して分類できる。この結果、この原因設備特定システムは、製造ラインの監視業務に直ぐに適用可能である。また、この原因設備特定システムは、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類が変わった場合でも、欠陥分布を認識するためのルール(識別ルール)のメンテナンスが不要であるから、常時活用可能である。
一実施形態の原因設備特定システムは、上記原因設備によって処理された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて第1の欠陥分布重ね合わせ画像を作成するとともに、上記原因設備が実行する工程と同じ工程で上記原因設備以外の設備によって処理された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて第2の欠陥分布重ね合わせ画像を作成し、或る表示画面に上記第1の欠陥分布重ね合わせ画像と第2の欠陥分布重ね合わせ画像とを対比して表示する表示処理部を備えたことを特徴とする。
この一実施形態の原因設備特定システムでは、ユーザ(システムのオペレータを含む。以下同様。)は、このシステムによって特定された原因設備が本当に異常原因となっているか否かを、視覚を通して直感的に把握でき、迅速かつ容易に判断できる。
この発明のコンピュータプログラムは、上記欠陥分布分類方法または上記原因設備特定方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
この発明のコンピュータプログラムをコンピュータに実行させれば、上記欠陥分布分類方法または上記原因設備特定方法を実施することができる。
この発明の記録媒体は、上記コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明の記録媒体に記録した上記コンピュータプログラムをコンピュータに読み取らせて実行させれば、上記欠陥分布分類方法または上記原因設備特定方法を実施することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した一実施形態の製造ライン監視システムによって工程が監視される製造ライン30を例示している。
一般に、薄膜デバイスや半導体デバイスの製造ラインは、基板の受け入れからデバイスの完成に至るまで製造ロット単位で順次実行される多数の工程から構成されている。薄膜デバイスは製品段階においてはセルないしはチップ状に分断されるが、製造工程の途上では基板またはウェハの形態で加工される。
図1中には、そのような薄膜デバイス製造ライン30の一部を示している。この例では、製造ライン30は、レイヤ(k−1)工程終了後のインライン検査工程51と、レイヤkの加工工程100、加工工程200および加工工程300と、レイヤk工程終了後のインライン検査工程52とを含んでいる。処理対象としての基板41(図示の例では6枚の基板A〜F)は、これらの工程を経て処理される。
加工工程100、200、300は、例えば成膜工程、露光工程、エッチング工程などである。製造時間を短縮するため、各加工工程100、200、300には、それぞれその工程を実行可能な複数の設備が設けられている。具体的には、加工工程100には、1号機101、2号機102、3号機103の計3台の設備が設けられている。加工工程200には、第1チャンバ201、第2チャンバ202の計2台の設備が設けられている。また、加工工程300には、1号機301、2号機302、3号機303の計3台の設備が設けられている。そして、製造ライン30を流れてきた複数の基板は、各加工工程100、200、300でそれぞれ複数の設備によって並行して処理される。
インライン検査工程51、52は、この例ではパターン欠陥検査を行って、各基板上の欠陥の位置や大きさを表す情報、外観検査結果を表す外観情報などを検査情報として取得するものである。
なお、多層レイヤを有する薄膜デバイスの製造ラインでは、このようなインライン検査工程は各レイヤの加工工程終了後にそれぞれ実行される。
このような製造ライン30において、或る工程の或る設備が不調に陥ったとき、その不調な設備によって処理された基板については、基板上の特定位置に欠陥が密に発生するケースがある。例えば、工程100の1号機101が不調に陥ったとき、その1号機101によって処理を受けた基板A,Cについては、それらの基板A,C上の右上隅に欠陥が密に発生するというようなケースである。また、工程200の第2チャンバ202が不調に陥ったとき、その第2チャンバ202によって処理を受けた基板E,Fについては、それらの基板E,F上の下部中央下部に欠陥が密に発生するというようなケースである。このように、或る工程の或る設備が不調に陥ったとき、その不調な設備によって処理された基板については、その不調な設備に固有の欠陥分布が観測される傾向がある。
一般的な工程監視では、基板1枚当たりの総欠陥数を求め、総欠陥数が監視基準を超えたとき、異常が発生したと判断し、それを契機として、その基板の製造履歴を調べ、異常発生の原因となった原因設備を特定するなどの措置がとられる。しかし、そのような方法では、基板1枚当たりの総欠陥数が監視基準を下回る場合については、異常の有無を検知することができない。また、既述の特許文献のように、欠陥分布の特徴を抽出するためのルール(識別ルール)を人間が定めて、基板上の欠陥分布を分類する方法では、過去の経験の蓄積を要するし、時間と手間がかかる。
これに対して本発明では、同一レイヤの同一工程で処理した設備間の検査結果分布に偏りがあれば、異常が発生したと判断する。基板は順次設備を通過するので、インライン検査工程で得られた検査結果情報は各設備の状態を検出するセンサの役割を果たす。
図2中に示すように、一実施形態の製造ライン監視システム40は、大別して、工程情報収集システム20と、欠陥分布分類システムを含む原因設備特定システム10とを備えている。
工程情報収集システム20は、製造履歴情報12を蓄積する製造履歴DB(データベース)21と、検査情報13を蓄積するパターン検査DB22とを含んでいる。製造履歴情報12は、各基板に対して各レイヤの各工程でそれぞれ処理を実行した設備を特定する情報などを含んでいる。また、検査情報13は、各基板上の欠陥の位置や大きさを表す欠陥分布情報などを含んでいる。
これらの製造履歴情報12と検査情報13は、この例では、製造ライン30から通信手段(不図示)を介して工程情報収集システム20に送信される。なお、製造履歴情報12と検査情報13は、基板の生産制御を行う公知のCIM(Computer Integrated Manufacturing)システム、つまり、素材供給、パネル生産、検査に至る全工程、さらに製品の倉入れに至る一連の流れをトータルに管理するシステムから転送しても良い。
原因設備特定システム10は、欠陥密度分布取得部14と、特徴抽出部15と、分類結果取得部16と、原因設備抽出部17と、表示処理部18とを備えている。さらに、この原因設備特定システム10は、工程情報収集システム20に対して対象期間や対象レイヤなどの検索条件11を送信して、工程情報収集システム20から検索条件11に合致した製造履歴情報12’と検査情報13’とを受け取る通信手段(不図示)を備えている。
欠陥密度分布取得部14は、この例では検査工程52を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について、図5Aに示すように各基板の表面をn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の矩形領域Uにそれぞれ区画する。図5Aの例では、各基板の表面を10行10列に区画しているので、n=10である。
さらに、欠陥密度分布取得部14は、検査情報13’に基づいてそれぞれ各矩形領域Uに含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得する。この例では、欠陥密度情報は、上記m枚の基板についてのそれぞれn個の成分をもつ第1のベクトル(以下「欠陥分布ベクトル」と呼ぶ。)の集合である。この例では、図7Aの(a)欄に示すように、欠陥密度情報をm行n列の行列Xとして求めるものとする。
特徴抽出部15は、独立成分分析の手法を用いて、上記欠陥密度情報(m行n列の行列)Xから統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出する。この例では、図7Aの(b)欄に示すように、上記p個の特徴ベクトル(図中、「特徴1」「特徴2」…「特徴p」と表す。)はそれぞれn個の成分をもつ第2のベクトルである。
ここで、ベクトルS1とベクトルS2とが互いに独立であるとは、ベクトルS1とベクトルS2とが無相関で、かつベクトルS1の成分分布がベクトルS2の成分分布によって左右されない、ということを意味する。例えば、p個の特徴ベクトルのうちの2つがベクトルS1、S2である場合、図3Aに示す例では、たとえ断面L1、L2のようにベクトルS2の成分が変化しても、それによってベクトルS1の成分分布(図示の例では2つのピークをもつ分布)は左右されない。したがって、ベクトルS1とベクトルS2とは独立である。一方、図3Bに示す例では、ベクトルS1とベクトルS2とが無相関であるが、断面L1、L2のようにベクトルS2の成分が変化したとき、それによってベクトルS1の成分分布が急峻なピークから緩いピークに変化し、左右される。このため、ベクトルS1とベクトルS2とは独立ではない。
この特徴抽出部15が特徴ベクトルを抽出する処理については、後に具体的に説明する。
分類結果取得部16は、上記各基板についての欠陥分布ベクトルと上記p個の特徴ベクトルとの間の類似度をそれぞれ求める。上記類似度は、上記各基板についての欠陥分布ベクトルと上記p個の特徴ベクトルとの間の相関係数、内積または共分散として求める。そして、分類結果取得部16は、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する。
原因設備抽出部17は、分類結果取得部16によって得られた分類結果と、工程情報収集システム20から受け取った製造履歴情報12’とに基づいて共通経路解析(同類の欠陥分布を有する複数の基板がどの設備を用いて共通に処理されたか、を追求する解析)を行って、製造ライン30の複数の設備のうち不良発生の原因となった原因設備を抽出する。
ここで、上記欠陥密度分布取得部14による処理、上記特徴抽出部15による処理、上記分類結果取得部16による処理、および上記原因設備抽出部17による処理は、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類に関わらず、それぞれ同じルールで画一的に行うことが可能である。また、上記各処理は、予め人間が事例データベース(ライブラリ)や欠陥の分布パターン、クラス等を設定しておかなくても、それぞれ実行可能である。したがって、この原因設備特定システム10によれば、人間が介在せずに、複数の工程を含む製造ライン30において処理される基板上の欠陥を自動的に抽出して分類できる。この結果、この原因設備特定システム10は、製造ラインの監視業務に直ぐに適用可能である。また、この原因設備特定システム10は、製造するデバイスの機種や製造工程、設備の種類が変わった場合でも、欠陥分布パターンを識別するためのルール(識別ルール)のメンテナンスが不要であるから、常時活用可能である。
表示処理部18は、上記原因設備によって処理された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて第1の欠陥分布重ね合わせ画像を作成するとともに、上記原因設備が実行する工程と同じ工程で上記原因設備以外の設備によって処理された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて第2の欠陥分布重ね合わせ画像を作成する。そして、或る表示画面(図10中に符号19で示す)に上記第1の欠陥分布重ね合わせ画像と第2の欠陥分布重ね合わせ画像とを対比して表示する。図10の例では、原因設備は工程100の1号機101であり、第1の欠陥分布重ね合わせ画像は、工程100が1号機101によって実行された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて作成されている。第2の欠陥分布重ね合わせ画像は、工程100が1号機101以外の設備(具体的には、2号機102と3号機103)によって実行された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて作成されている。このように、或る表示画面19に第1の欠陥分布重ね合わせ画像と第2の欠陥分布重ね合わせ画像とを対比して表示する場合、ユーザ(システムのオペレータを含む。以下同様。)は、このシステムによって特定された原因設備が本当に異常原因となっているか否かを、視覚を通して直感的に把握でき、迅速かつ容易に判断できる。なお、第2の欠陥分布重ね合わせ画像として、工程100が1号機101以外の設備(具体的には、2号機102と3号機103)によって実行された各基板上の欠陥分布を重ね合わせたが、2号機によって実行された基板上の欠陥分布の重ね合わせ画像と、3号機によって処理された基板上の欠陥分布の重ね合わせ画像を個別に作成しても良い。この場合、重ね合わせ画像は、同一工程に存在する設備の数だけ設けることになる。すなわち、第2の欠陥分布重ね合わせ画像とは、1種類に限定されず、装置別に複数作成してもよい。
当業者ならば分かるように、このようなシステム10は、コンピュータ、より具体的にはパーソナルコンピュータによって構成され得る。各部14、15、…、18の動作はコンピュータプログラム(ソフトウェア)によって実現可能である。そのようなコンピュータプログラムは、パーソナルコンピュータに付属のハードディスクドライブに記憶させておいても良いし、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(コンパクトディスク(CD)やデジタル万能ディスク(DVD)など)に記録しておき、プログラム実行に際して再生装置(CDドライブやDVDドライブなど)で読み出すようにしても良い。
(1) 次に、特徴抽出部15が独立成分分析の手法を用いて特徴ベクトルを抽出する処理を具体的に説明する。
独立成分分析のアルゴリズムは、例えば図4に示すように、複数の信号源が発した信号s,s,s(それらを成分としたベクトルをSとする。)が重畳して複数のマイクロフォンで観測信号x,x,x(それらを成分としたベクトルをXとする。)として観測された場合、その観測信号x,x,xから、元の信号源の信号を復元する技術として知られている。図4では、信号s,s,sの重畳の態様は混合行列Aで表されている。また、復元された信号はy,y,y(それらを成分としたベクトルをYとする。)で表されている。この実施形態では、図4中の複数の信号源s,s,sを各設備固有の不良発生要因(不良分布パターン)、観測信号x,x,xの数(マイクの数)を検査工程を経た基板(以下「検査基板」という。)の数、観測信号の長さ(信号の発生時間。これをtとする。)を各基板上で区画された領域の数、とそれぞれ対応させるものとする。特に、観測信号の長さtについては、
t=t,t,…,t
と表し、
時刻t1→領域1
時刻t2→領域2

時刻tn→領域n
と対応させるものとする。このような対応関係を考えれば、独立した要因s,s,sの影響を受けて観測された3枚の基板(マイクに該当)の検査特性Xは、
Figure 0004694618
と表される。
いま、
Figure 0004694618
とおくと、検査特性Xは、
Figure 0004694618
と表現できる。復元された信号(信号源Sの推定値)Yは、独立成分アルゴリズムにより、
Figure 0004694618
として求められる。
独立成分分析では、信号源Sや混合行列Aの情報を一切知らずに、観測情報Xのみから独立成分Yを推定する。中心値極限定理によれば、独立な成分を混合するとその確率分布はガウス分布に近づくので、推定分布Yの非ガウス性が最大となる場合に、独立成分が抽出できたとみなす。よって、非ガウス性が極大となるような復元行列Wを求め、観測情報Xに乗じることで独立成分Yを求める。
このようにして、特徴抽出部15は互いに独立したp個の特徴ベクトルを求める。この場合、各特徴ベクトルの成分を10行10列のマップに表すことで、基板上で、互いに独立した特徴をもつ領域を見出すことができる。
(2) 上述のようにp個の独立した特徴ベクトルを求めた後、次のようにして検査基板を分類する。
i) まず、独立成分(特徴軸)の特徴ベクトルを設定する。
例えば、3個の独立成分(特徴軸)の場合、特徴ベクトルは次のようになる。
1個目の特徴軸S1=(S11,S12,…,S1i,…,S1n
2個目の特徴軸S2=(S21,S22,…,S2i,…,S2n
3個目の特徴軸S3=(S31,S32,…,S3i,…,S3n
ここで、基板1枚当たり10行×10列=100個の領域を考えた場合、n=100であり、S11,S12,…,S1i,…,S1nは、1個目の特徴軸を表す100個の成分を意味している。
図5B、図5Cは、図5Aに示したように各検査基板が100個(n=100)の領域に区画されている場合に、検査基板の集合から抽出された独立成分の特徴ベクトルをマップ状に表した例を示している。
ii) 次に、検査基板の欠陥分布と特徴軸との類似度を計算する。
例えば図6に示すように、例えば1枚の検査基板の欠陥分布ベクトルをX1、検査基板の集合から独立成分を抽出した場合の2つの特徴軸(独立成分の特徴ベクトル)をS1,S2とする。ここで、その検査基板の欠陥分布ベクトルを
X1=(x11,x12,…,x1i,…,x1n
とするとき、上記検査基板の、例えば特徴軸S1に対する類似度は、その検査基板の欠陥分布ベクトルX1と特徴軸S1との共分散SX1S1、ないしは相関係数rで評価することができる。この例では、類似度を相関係数rで評価するものとする。
具体的には、ベクトルX1,S1の平均値をそれぞれ
Figure 0004694618
としたとき、ベクトルX1とS1との共分散SX1S1は、
Figure 0004694618
として求められる。その場合のベクトルX1とS1との相関係数rは、
Figure 0004694618
として求められる。そして、検査基板毎に、それぞれp個の特徴軸に対する類似度rを求める。
このようにして、図7Aの(a)欄に示すm枚の検査基板の欠陥密度情報から、同(b)欄に示すp個の独立成分の特徴ベクトルを求め、図7Bに示すように基板m枚についてp個の特徴ベクトルに対する類似度をそれぞれ求める。
iii) 次に、求めた類似度に応じて検査基板を分類する。
例えば、各基板が特徴1に分類されるべきか否かの基準として、類似度の閾値を0.7とおく。そして、m枚の基板の中から類似度0.7以上の基板を抽出する。残りの特徴ベクトルについても、同様に分類を行う。
このようにして、p個の特徴ベクトルにそれぞれ類似する基板群が抽出されて、分類が行われる。
(3) 次に原因設備の特定過程について説明する。原因設備特定は、p個の特徴ベクトルごとに行う。次に、一例として、特徴1に対する原因設備特定過程を説明する。
既述のように、m枚の基板についてそれぞれ特徴1に対する類似度が得られるものとする。また、製造履歴DB21(図2参照)からm枚の基板についてそれぞれ製造履歴情報が取得されているものとする。これらのm枚の基板についての類似度と製造履歴情報とは、図8または図9に示すように、それぞれ基板A,B,C,…毎に対応付け(紐付け)て管理される。図8は、特徴ベクトルの例としての「特徴1」に対する類似度を実際の数値で表現したものである。図9は、類似性を閾値で判定し、上記「特徴1」の該当、非該当をそれぞれ1、0の論理値(2値)で表現したものである。図8および図9の例では、製造履歴情報のうちレイヤkの工程に属する設備のみを記載しているが、製造履歴情報のうちその他のレイヤの工程に属する設備を分析する必要がある場合は、他のレイヤの工程に属する設備に関する製造履歴を加えても良い。
さて、原因設備は、目的変数を類似度、説明変数を製造履歴として、類似度と製造履歴との間の相関の有無を調べることで分析される。相関を分析する手法としては、分散分析やカイ二乗検定(独立性検定)、多変量解析など、公知のものを利用できる。
図8および図9の例では、分析の結果、工程100で成膜装置の1号機との相関が高いという結果になっている。そこで、この結果についての確証を得るため、工程100で成膜装置の1号機によって処理された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて第1の欠陥分布重ね合わせ画像を作成するとともに、同工程100で1号機以外の設備(この例では、2号機と3号機)によって処理された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて第2の欠陥分布重ね合わせ画像を作成する。そして、既述のように、図10中に示すように、或る表示画面19に第1の欠陥分布重ね合わせ画像と第2の欠陥分布重ね合わせ画像とを対比して表示する。このように、或る表示画面19に第1の欠陥分布重ね合わせ画像と第2の欠陥分布重ね合わせ画像とを対比して表示する場合、ユーザ(システムのオペレータを含む。)は、このシステムによって特定された原因設備が本当に異常原因となっているか否かを、視覚を通して直感的に把握でき、迅速かつ容易に判断できる。これによって、工程100で成膜装置の1号機が原因設備であるとの確証が得られれば、その成膜装置の1号機を点検する等の措置を迅速にとることができ、製造ラインの損失を最小限に抑えることができる。
なお、図10の全体は、この実施形態の原因設備特定システム10による上述の処理、すなわち、工程情報収集システム20から検査情報と履歴情報を受け取って不良分布を分類し、原因設備を特定するまでの処理を模式的に示している。
この発明を適用した一実施形態の製造ライン監視システムによって工程が監視される製造ライン30を例示する。 この発明の一実施形態の欠陥分布分類システムを含む原因設備特定システムのブロック構成を示す図である。 二つのベクトルが互いに独立である場合を説明する図である。 二つのベクトルが無相関であるが独立ではない場合を説明する図である。 独立成分分析による観測過程と復元過程を説明する図である。 1枚の基板をn個の矩形領域に区画した態様を示す図である。 検査基板の集合から独立成分を抽出した場合の特徴ベクトルをマップ状に表した態様を例示する図である。 検査基板の集合から独立成分を抽出した場合の特徴ベクトルをマップ状に表した態様を例示する図である。 1枚の検査基板の欠陥分布ベクトルと、p個の独立成分の特徴ベクトルとを例示する図である。 基板m枚についての欠陥密度情報と、その欠陥密度情報から抽出されたp個の独立成分の特徴ベクトルとを例示する図である。 基板m枚についてそれぞれp個の特徴ベクトルに対する類似度を求めた結果を示す図である。 m枚の基板について特徴ベクトルに対する類似度と製造履歴とを関連付けた結果を示す図であって、類似度が実際の数値で表されているものである。 m枚の基板について特徴ベクトルに対する類似度と製造履歴とを関連付けた結果を示す図であって、類似度が論理値(1、0の2値)で表されているものである。 この発明の一実施形態の原因設備特定システムが、工程情報収集システムから検査情報と履歴情報を受け取って不良分布を分類し、原因設備を特定するまでの処理を模式的に示す図である。

Claims (10)

  1. 複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥を抽出して分類する欠陥分布分類方法であって、
    上記製造ラインは、所定の工程終了後に、各基板上の欠陥の位置を表す検査情報を取得する検査工程を含んでおり、
    上記検査工程を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について各基板の表面をそれぞれn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の領域に区画して、上記検査情報に基づいてそれぞれ上記各領域に含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得し、
    上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報から統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出し、
    上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度をそれぞれ求めて、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する欠陥分布分類方法。
  2. 請求項1に記載の欠陥分布分類方法において、
    上記欠陥密度情報は、上記m枚の基板についてのそれぞれn個の成分をもつ第1のベクトルの集合であり、
    上記p個の特徴ベクトルはそれぞれn個の成分をもつ第2のベクトルであり、
    上記類似度を、上記各基板についての第1のベクトルと上記p個の第2のベクトルとの相関係数、内積または共分散として求めることを特徴とする欠陥分布分類方法。
  3. 複数の工程を含む製造ラインにおいて処理される基板上の欠陥を抽出して分類する欠陥分布分類システムであって、
    上記製造ラインは、所定の工程終了後に、各基板上の欠陥の位置を表す検査情報を取得する検査工程を含んでおり、
    上記検査工程を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について各基板の表面をn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の領域にそれぞれ区画して、上記検査情報に基づいてそれぞれ上記各領域に含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得する欠陥密度分布取得部と、
    上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報から統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出する特徴抽出部と、
    上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度をそれぞれ求めて、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する分類結果取得部とを備えた欠陥分布分類システム。
  4. 基板に対して複数の工程を、それぞれその工程を実行可能な1機以上の設備を用いて実行する製造ラインにおいて不良発生の原因となった設備を特定する不良原因設備特定方法であって、
    上記製造ラインは、所定の工程終了後に、各基板上の欠陥の位置を表す検査情報を取得する検査工程を含んでおり、
    上記検査工程を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について各基板の表面をn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の領域にそれぞれ区画して、上記検査情報に基づいてそれぞれ上記各領域に含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得し、
    上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報から統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出し、
    上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度をそれぞれ求めて、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類し、
    この得られた分類結果と、上記各基板に対して上記各工程でそれぞれ処理を実行した設備を特定する製造履歴情報とに基づいて、上記製造ラインの複数の設備のうち不良発生の原因となった原因設備を抽出する原因設備特定方法。
  5. 基板に対して複数の工程を、それぞれその工程を実行可能な1機以上の設備を用いて実行する製造ラインにおいて不良発生の原因となった設備を特定する不良原因設備特定システムであって、
    上記製造ラインは、所定の工程終了後に、各基板上の欠陥の位置を表す検査情報を取得する検査工程を含んでおり、
    上記検査工程を経たm枚(ただし、mは2以上の自然数である。)の基板について各基板の表面をn個(ただし、nは2以上の自然数である。)の領域にそれぞれ区画して、上記検査情報に基づいてそれぞれ上記各領域に含まれた欠陥密度を表す(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報を取得する欠陥密度分布取得部と、
    上記(m×n)個の成分をもつ欠陥密度情報から統計的に互いに独立したp個(ただし、pはm未満の自然数である。)の、欠陥分布の特徴を表す特徴ベクトルを抽出する特徴抽出部と、
    上記p個の特徴ベクトルと上記各基板の欠陥密度情報との間の相関係数、内積または共分散からなる類似度をそれぞれ求めて、上記類似度に応じて上記p個の特徴ベクトル毎に上記各基板を分類する分類結果取得部と、
    この得られた分類結果と、上記各基板に対して上記各工程でそれぞれ処理を実行した設備を特定する製造履歴情報とに基づいて、上記製造ラインの複数の設備のうち不良発生の原因となった原因設備を抽出する原因設備抽出部とを備えた原因設備特定システム。
  6. 請求項5に記載の原因設備特定システムにおいて、
    上記原因設備によって処理された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて第1の欠陥分布重ね合わせ画像を作成するとともに、上記原因設備が実行する工程と同じ工程で上記原因設備以外の設備によって処理された各基板上の欠陥分布を重ね合わせて第2の欠陥分布重ね合わせ画像を作成し、或る表示画面に上記第1の欠陥分布重ね合わせ画像と第2の欠陥分布重ね合わせ画像とを対比して表示する表示処理部を備えたことを特徴とする原因設備特定システム。
  7. 請求項1に記載の欠陥分布分類方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  8. 請求項4に記載の原因設備特定方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  9. 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 請求項8に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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