JP4693604B2 - やまば歯車の組立構造 - Google Patents

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本発明は、例えば駆動装置等のギヤボックス等において駆動側歯車及び従動側歯車として、歯のねじれ方向が反対向きのはすば歯車を同軸に組み合わせた形のやまば歯車を用いたものの組立構造に関し、詳しくは、ハウジング内部のやまば歯車に対してハウジング外側から挿入したやまば歯車を噛み合わせて歯車結合するのを容易とするやまば歯車の組立構造に係るものである。
従来のやまば歯車の組立構造としては、モータの出力軸に一体回転可能に取り付けられた第1のやまば歯車と、この第1のやまば歯車と噛み合って被動軸と一体に回転する第2のやまば歯車とを備えたギヤトレインが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のギヤトレインは、例えばインクジェットプリンタに適用されるもので、プリンタ本体のハウジングの内部に給紙ローラ軸が配設され、この給紙ローラ軸のハウジングの外側に突出した端部に第2のやまば歯車が取り付けられており、この第2のやまば歯車に対して、モータの出力軸に一体回転可能に取り付けられた第1のやまば歯車を噛み合わせて歯車結合している。この場合は、第1及び第2のやまば歯車の両方がハウジングの外側に配置されているので、特に組み立て上の大きな問題はない。
特開2005−121094号公報
ところが従来において、図15に示すように、ハウジング1の外側にてモータ2の出力軸3に取り付けられた第1のやまば歯車4が配置され、ハウジング1の内部にて回転軸5に取り付けられた第2のやまば歯車6が配置されているギヤトレインが存在する。
このようなギヤトレインの場合は、ハウジング1の側壁にあけられた組込み用穴7に第1のやまば歯車4を矢印Aのように挿入すると、図16に示すように、歯のねじれ方向が反対向きのはすば歯車を同軸に組み合わせた形のやまば歯車4,6同士が干渉して、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6に対してハウジング1外側から挿入した第1のやまば歯車4を噛み合わせることができず、組み立てができないものであった。
これに対処して、図17に示すように、モータ2を矢印Bのように上移動させて組込み用穴7の上側の縁部ぎりぎりまで第1のやまば歯車4を位置させ、この状態でモータ2を矢印Aのように移動して第1のやまば歯車4を差し込んだ場合は、図18に示すように、二つのやまば歯車4,6同士の干渉は避けることができるが、挿入の最終段階においてモータ2の出力軸3の軸受部材8が組込み用穴7の上側の縁部に当たってしまい、組込み用穴7内に軸受部材8を嵌合することができず、結局、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6に対してハウジング1外側から挿入した第1のやまば歯車4を噛み合わせて組み立てることができないものであった。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、ハウジング内部のやまば歯車に対してハウジング外側から挿入したやまば歯車を噛み合わせて歯車結合するのを容易とするやまば歯車の組立構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によるやまば歯車の組立構造は、ハウジングの外側に配置されて駆動軸に取り付けられた駆動側の第1のやまば歯車と、上記ハウジングの内部に配置された従動側の第2のやまば歯車と、上記ハウジングの側壁に形成され第1のやまば歯車の駆動軸を保持するための組込み用穴と、上記組込み用穴に略すき間なく嵌合されて上記第1のやまば歯車の駆動軸を保持する軸受部材と、を備え、上記ハウジング内部の第2のやまば歯車に対してハウジング外側から挿入した第1のやまば歯車を噛み合わせて歯車結合するやまば歯車の組立構造において、上記ハウジング内部の第2のやまば歯車をその回転軸方向に移動可能とし、第1のやまば歯車を上記第2のやまば歯車に対して離間する方向に移動させて上記組込み用穴に差し込み、該第1のやまば歯車を上記第2のやまば歯車に対して接近する方向に移動させて第2のやまば歯車に噛み合わせ、第1及び第2のやまば歯車が噛み合った状態でそれらをハウジングの内側方向に移動させて、上記ハウジング側壁の組込み用穴内に上記軸受部材を嵌合して組み立てるようにしたものである。
このような構成により、ハウジング内部の第2のやまば歯車をその回転軸方向に移動可能とし、ハウジングの外側に配置された第1のやまば歯車を上記第2のやまば歯車に対して離間する方向に移動させて、ハウジングの側壁に形成され第1のやまば歯車の駆動軸を保持するための組込み用穴に差し込み、該第1のやまば歯車を上記第2のやまば歯車に対して接近する方向に移動させて第2のやまば歯車に噛み合わせ、第1及び第2のやまば歯車が噛み合った状態でそれらをハウジングの内側方向に移動させて、ハウジング側壁の組込み用穴内に軸受部材を嵌合して組み立てる。
また、上記ハウジングの内側壁と第2のやまば歯車との間に、該第2のやまば歯車の回転軸方向に伸縮する弾性部材を介在させてもよい。これにより、ハウジングの内側壁と第2のやまば歯車との間に介在された弾性部材で、第2のやまば歯車をその回転軸方向に付勢可能とする。
さらに、上記第2のやまば歯車の外周部の歯形形成部は、その回転軸方向に弾性的に変位可能な構造とされている。これにより、第2のやまば歯車の外周部の歯形形成部がその回転軸方向に弾性的に変位可能となる。
さらにまた、上記第2のやまば歯車は、2段変速ギヤとされている。これにより、2段変速ギヤとされた第2のやまば歯車で、第1のやまば歯車との噛み合いによって2段変速を可能とする。
請求項1に係る発明によれば、ハウジング内部の第2のやまば歯車をその回転軸方向に移動可能とし、ハウジングの外側に配置された第1のやまば歯車を上記第2のやまば歯車に対して離間する方向に移動させて、ハウジングの側壁に形成され第1のやまば歯車の駆動軸を保持するための組込み用穴に差し込み、該第1のやまば歯車を上記第2のやまば歯車に対して接近する方向に移動させて第2のやまば歯車に噛み合わせ、第1及び第2のやまば歯車が噛み合った状態でそれらをハウジングの内側方向に移動させて、ハウジング側壁の組込み用穴内に軸受部材を嵌合して組み立てることができる。したがって、ハウジング内部のやまば歯車に対してハウジング外側から挿入したやまば歯車を噛み合わせて歯車結合することができ、やまば歯車同士を容易に組み立てることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、ハウジングの内側壁と第2のやまば歯車との間に介在された弾性部材で、第2のやまば歯車をその回転軸方向に付勢可能とすることができる。したがって、第2のやまば歯車をその回転軸方向に付勢して回転軸方向のガタつきをなくすことができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、第2のやまば歯車の外周部の歯形形成部がその回転軸方向に弾性的に変位可能となる。したがって、第2のやまば歯車の外周部に外力を加えない状態では、歯形形成部をその回転軸方向にて中立状態に保持してガタつきをなくすことができる。
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、2段変速ギヤとされた第2のやまば歯車で、第1のやまば歯車との噛み合いによって2段変速を可能とすることができる。したがって、各種の駆動装置等のギヤボックス等に適用できる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明によるやまば歯車の組立構造の第1の実施形態を示す説明図である。このやまば歯車の組立構造は、例えば駆動装置等のギヤボックス等において駆動側歯車及び従動側歯車として、歯のねじれ方向が反対向きのはすば歯車を同軸に組み合わせた形のやまば歯車を用いた組立構造で、駆動側の第1のやまば歯車4と、従動側の第2のやまば歯車6とを備えている。
図1において、第1のやまば歯車4は、例えばプリンタ本体のハウジング1の外側に配置されてモータ2の出力軸3に取り付けられている。このモータ2の出力軸3は、第1のやまば歯車4に対して駆動力を与える駆動軸となるものである。
ハウジング1の内部には、第2のやまば歯車6が配置されている。この第2のやまば歯車6は、第1のやまば歯車4と噛み合ってギヤトレインを構成するもので、ハウジング1の内部に設けられた回転軸5に取り付けられている。
そして、ハウジング1の側壁には、第1のやまば歯車4が取り付けられたモータ2の出力軸3を保持するための組込み用穴7が形成されている。また、モータ2の出力軸3の根元には、組込み用穴7に略すき間なく嵌合されてそのモータ2の出力軸3を保持する軸受部材8が取り付けられている。このとき、組込み用穴7の内径は第1のやまば歯車4の外径よりも大とされ、組込み用穴7内を第1のやまば歯車4が自由に出入り可能とされている。また、軸受部材8の外径は、第1のやまば歯車4の外径よりも大とされると共に、組込み用穴7の内径よりやや小さくされてその内部に略すき間なく嵌合されるようになっている。
ここで、本発明においては、図4に示すように、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6がその回転軸5の方向に沿って、矢印C,D方向に移動可能の構造とされている。例えば、回転軸5に対して第2のやまば歯車6のボス部がスプライン結合されている。そして、第2のやまば歯車6を矢印D方向に最も大きく移動したときは、第2のやまば歯車6の外側面とハウジング1の内側壁との間に隙間Gが形成されるようになっている。
このような構造において、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6に対して、ハウジング1外側から第1のやまば歯車4を挿入して噛み合わせ、歯車を組み立てる状態について説明する。まず、図1において、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6を作業者の手などにより矢印C方向に移動し、ハウジング1の内側壁に接近させておく。
次に、モータ2を矢印Bのように持ち上げて第1のやまば歯車4を上移動(第2のやまば歯車6に対して離間する方向に移動)させ、ハウジング1の組込み用穴7の上側の縁部ぎりぎりまで第1のやまば歯車4を位置させ、この状態でモータ2を矢印Aのように移動して第1のやまば歯車4を組込み用穴7に差し込む。すると、図2に示すように、第1のやまば歯車4は、ハウジング1の内部に挿入されて第2のやまば歯車6の外周面の上方に位置する。この状態では、まだ二つのやまば歯車4,6は噛み合ってはいない。また、そのまま第1のやまば歯車4を差し込むと、軸受部材8が組込み用穴7の上側の縁部に当たることとなる。
そこで、図2において、モータ2を矢印Eのように下降させて第1のやまば歯車4を下移動(第2のやまば歯車6に対して接近する方向に移動)させる。すると、図3に示すように、第2のやまば歯車6に対して第1のやまば歯車4が上方から下降して噛み合うと共に、軸受部材8が組込み用穴7の正面に位置する。この状態で、モータ2を矢印Fのように移動して第1のやまば歯車4をハウジング1の内側方向に移動させると共に、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6を作業者の手などにより矢印D方向に移動させる。
すると、図4に示すように、ハウジング1の組込み用穴7内に軸受部材8が略すき間なく合致して嵌合し、第1及び第2のやまば歯車4,6が噛み合った状態でそれらをハウジング1の内側方向に移動させて、第1及び第2のやまば歯車4,6を歯車結合して組み立てることができる。なお、この状態では、第2のやまば歯車6の外側面とハウジング1の内側壁との間に隙間Gが形成されている。
図5〜図8は、本発明によるやまば歯車の組立構造の第2の実施形態を示す説明図である。この実施形態は、図8に示すように、ハウジング1の内側壁と第2のやまば歯車6の外側面との間に、該第2のやまば歯車6の回転軸5の方向に伸縮する弾性部材9を介在させたものである。この弾性部材9は、板バネ、コイルスプリングなど、第2のやまば歯車6をその回転軸5の方向に沿って矢印C,D方向に弾性的に移動可能とするものなら、どのようなものであってもよい。
第2の実施形態におけるやまば歯車4,6の組み立て状態については、基本的には図1〜図4に示す第1の実施形態と同様であるが、以下異なる点だけを説明する。図5において、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6を作業者の手などにより矢印C方向に移動するのは、図8に示す弾性部材9の弾性力に抗して力を加え、第2のやまば歯車6をハウジング1の内側壁に接近させておく。また、図7において、モータ2を矢印Fのように移動して第1のやまば歯車4をハウジング1の内側方向に移動させると共に、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6を矢印D方向に移動させるのは、弾性部材9の弾性力に抗して加えていた力を解除するだけでよい。これにより、図8に示すように、弾性部材9の弾性力によってハウジング1内部の第2のやまば歯車6を矢印D方向に移動させて、図4と同様に第1及び第2のやまば歯車4,6を歯車結合して組み立てることができる。
図9〜図12は、本発明によるやまば歯車の組立構造の第3の実施形態を示す説明図である。この実施形態は、図12に示すように、第2のやまば歯車6の外周部の歯形形成部10が、その回転軸5の方向に弾性的に変位可能な構造とされている。この外周部の歯形形成部10を弾性的に変位可能とする構造は、回転軸5側のボス部11と外周部の歯形形成部10とを結ぶ円板状のウェブを例えばベローズ12のように形成すればよい。このベローズ12により、第2のやまば歯車6は、歯車としての回転は伝達しながら、その回転軸5の方向には歯形形成部10が矢印C,D方向に弾性的に変位可能とされる。なお、歯形形成部10を弾性的に変位可能とする構造は、ベローズ12に限られず、他の弾性構造であってもよい。
第3の実施形態におけるやまば歯車4,6の組み立て状態については、基本的には図1〜図4に示す第1の実施形態と同様であるが、以下異なる点だけを説明する。図9において、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6を作業者の手などにより矢印C方向に移動するのは、図12に示すベローズ12の弾性力に抗して力を加え、第2のやまば歯車6をハウジング1の内側壁に接近させておく。また、図11において、モータ2を矢印Fのように移動して第1のやまば歯車4をハウジング1の内側方向に移動させると共に、ハウジング1内部の第2のやまば歯車6を矢印D方向に移動させるのは、ベローズ12の弾性力に抗して加えていた力を解除するだけでよい。これにより、図12に示すように、ベローズ12の弾性力によってハウジング1内部の第2のやまば歯車6を矢印D方向に移動させて、図4と同様に第1及び第2のやまば歯車4,6を歯車結合して組み立てることができる。
図13及び図14は、本発明によるやまば歯車の組立構造の第4の実施形態を示す説明図であり、図13は図1に対応しており、図14は図4に対応している。この実施形態は、第2のやまば歯車6を2段変速ギヤとしたものである。すなわち、第2のやまば歯車6は、径が大きくて歯数が多い第1変速ギヤ6aと、径が小さくて歯数が少ない第2変速ギヤ6bとを備えている。この第4の実施形態におけるやまば歯車4,6の組み立て状態については、基本的には図1〜図4に示す第1の実施形態と全く同様である。この場合は、2段変速ギヤとされた第2のやまば歯車6で、第1のやまば歯車4との噛み合いによって2段変速を可能とすることができる。したがって、各種の駆動装置等のギヤボックス等に適用できる。
なお、図13及び図14は、図1〜図4に示される本発明の第1の実施形態における第2のやまば歯車6を2段変速ギヤとしたものであるが、本発明はこれに限られず、図5〜図8に示される第2の実施形態における第2のやまば歯車6を2段変速ギヤとしてもよいし、図9〜図12に示される第3の実施形態における第2のやまば歯車6を2段変速ギヤとしてもよい。
本発明によるやまば歯車の組立構造の第1の実施形態を示す説明図である。 同じく第1の実施形態を示す説明図である。 同じく第1の実施形態を示す説明図である。 同じく第1の実施形態を示す説明図である。 本発明によるやまば歯車の組立構造の第2の実施形態を示す説明図である。 同じく第2の実施形態を示す説明図である。 同じく第2の実施形態を示す説明図である。 同じく第2の実施形態を示す説明図である。 本発明によるやまば歯車の組立構造の第3の実施形態を示す説明図である。 同じく第3の実施形態を示す説明図である。 同じく第3の実施形態を示す説明図である。 同じく第3の実施形態を示す説明図である。 本発明によるやまば歯車の組立構造の第4の実施形態を示す説明図である。 同じく第4の実施形態を示す説明図である。 従来のやまば歯車の組立構造における組立状態を示す説明図である。 同じくやまば歯車の組立構造における組立状態を示す説明図である。 従来のやまば歯車の組立構造における他の組立状態を示す説明図である。 同じくやまば歯車の組立構造における他の組立状態を示す説明図である。
符号の説明
1…ハウジング
2…モータ
3…出力軸
4…第1のやまば歯車
5…回転軸
6…第2のやまば歯車
6a…第1変速ギヤ
6b…第2変速ギヤ
7…組込み用穴
8…軸受部材
9…弾性部材
10…歯形形成部
11…ボス部
12…ベローズ

Claims (4)

  1. ハウジングの外側に配置されて駆動軸に取り付けられた駆動側の第1のやまば歯車と、
    上記ハウジングの内部に配置された従動側の第2のやまば歯車と、
    上記ハウジングの側壁に形成され第1のやまば歯車の駆動軸を保持するための組込み用穴と、
    上記組込み用穴に略すき間なく嵌合されて上記第1のやまば歯車の駆動軸を保持する軸受部材と、
    を備え、上記ハウジング内部の第2のやまば歯車に対してハウジング外側から挿入した第1のやまば歯車を噛み合わせて歯車結合するやまば歯車の組立構造において、
    上記ハウジング内部の第2のやまば歯車をその回転軸方向に移動可能とし、第1のやまば歯車を上記第2のやまば歯車に対して離間する方向に移動させて上記組込み用穴に差し込み、該第1のやまば歯車を上記第2のやまば歯車に対して接近する方向に移動させて第2のやまば歯車に噛み合わせ、第1及び第2のやまば歯車が噛み合った状態でそれらをハウジングの内側方向に移動させて、上記ハウジング側壁の組込み用穴内に上記軸受部材を嵌合して組み立てるようにしたことを特徴とするやまば歯車の組立構造。
  2. 上記ハウジングの内側壁と第2のやまば歯車との間に、該第2のやまば歯車の回転軸方向に伸縮する弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項1記載のやまば歯車の組立構造。
  3. 上記第2のやまば歯車の外周部の歯形形成部は、その回転軸方向に弾性的に変位可能な構造とされていることを特徴とする請求項1記載のやまば歯車の組立構造。
  4. 上記第2のやまば歯車は、2段変速ギヤとされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のやまば歯車の組立構造。
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