JP2010196818A - ラチェット - Google Patents

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Abstract

【課題】所望するブレーキ力が与えるラチェットをより安価に作製する。
【解決手段】1軸周りに回転可能な回転部材10の反時計回り方向の回転が、歯車2の係合歯部21に弾性係合させた爪部13により、ブレーキ力を受けるようにされたラチェットにおいて、回転部材10の腕部12は、本体部11の径方向外側を本体部11の外周に沿って時計回り方向に延びており、回転部材10は、回転トルクが入力された際に、係合歯部21側に突出する爪部13が設けられた腕部12の先端12a側を、本体部11と接続する基端12bを支点として本体部11側に弾性変形させながら回転することで、弾性変形のし易さに応じたブレーキ力を受けるようになっており、本体部11と腕部12との間に、本体部の周方向に沿って、ネジNの取付位置P1〜P5を複数設定し、ネジNが挿入された取付位置P1〜P5を支点として、腕部12が弾性変形するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラチェットに関するものである。
特許文献1には、家庭用洗濯機の排水弁の開閉に用いられるモータ式駆動装置が開示されている。
特開2003−106347号公報
このモータ式駆動装置では、モータにより減速歯車列を介して出力部材を駆動させて、出力部材に連結された排水弁を、初期位置(閉位置)から作動位置(閉位置)に駆動変位させると共に、減速歯車列に設けられたラチェット機構により、排水弁を作動位置で保持させるようになっている。
さらに、排水弁は、当該排水弁が持つ復帰力で、作動位置から初期位置への返戻作動が行えるようになっており、この返戻作動の速度にラチェット機構でブレーキをかけて、排水弁が急激に閉じられないようにしている。
図12は、特許文献1のモータ式駆動装置が備えるラチェット機構200を示す図である。
ラチェット機構200は、歯車201の筒状壁202の内周面に設けられた鋸歯状の係止歯203と、本体部204から延びる腕部205を係止歯203に係合させた回転部材206と、を備えて構成される。
ラチェット機構200は、モータ式駆動装置の減速歯車列の途中に設けられており、歯車201に入力されたモータの回転が回転部材206に伝達されると、回転部材206と一体回転する伝達軸207が、図示しない歯車列を介して出力部材に回転を伝達するようになっている。
このラチェット機構200では、排水弁の開作動時において、モータから入力される回転で歯車201が反時計回り方向に回転すると、腕部205が係止歯203に押されることで、歯車201と回転部材206とが一体に回転する。
これにより、モータから入力される回転が出力部材に伝達されて、出力部材に連結された排水弁が開かれる。
また、排水弁の閉作動時において、回転部材206を反時計回り方向に回転させる回転トルクが出力部材側から入力されると、腕部205が弾性変形して係止歯203を乗り越えることで、回転部材206のみが回転する。
そして、この腕部205が係止歯203を乗り越える際の抵抗力がブレーキ力となって出力部材に作用することで、排水弁の返戻作動の速度が抑えられて、排水弁が閉じる音が小さくなるようになっている。
ここで、係止歯203を乗り越える際の抵抗力(ブレーキ力)は、腕部205の変形のし易さに応じて決まるので、従来例に係るラチェット機構では、所望の変形のし易さとなるように腕部205の太さおよび長さを設定している。
しかし、排水弁を閉じるときの返戻作動の適切な速度は洗濯機毎に異なっており、求められるブレーキ力も洗濯機毎に異なっているので、長さや太さの異なる腕部を備える回転部材を、洗濯機毎に用意する必要がある。また、かかる回転部材をモールド成型で作製する場合には、専用の金型を複数用意する必要がある。
そのため、ラチェット機構の作製のための準備が大きな負担となると共に、作製コストが上昇することが問題になっていた。
よって、所望するブレーキ力が得られるラチェット機構を、より安価に作製できるようにすることが求められている。
第1軸周りに回転可能な回転部材の少なくとも一方向の回転が、係合部材に弾性係合させた係合爪により、ブレーキ力を受けるようにされたラチェットにおいて、回転部材は、第1軸周りに回転可能な本体部と、本体部から延出する腕部とを備え、腕部は、本体部から径方向外側に離間した位置を本体部の外周に沿って延びており、回転部材は、回転部材を回転させる回転トルクが入力された際に、径方向外側に突出する係合爪が設けられた腕部の先端側を、本体部と接続する基端を支点として本体部側に弾性変形させながら回転することで、ブレーキ力を受けるようになっており、本体部と腕部との間に挿入される挿入部材の挿入位置を、本体部の周方向で複数設定し、挿入部材が挿入された挿入位置を支点として腕部が弾性変形するようにした。
挿入部材の外周には雄ネジが形成されており、腕部の内周面と本体部の外周面では、挿入位置に対応する位置に雌ネジが形成されており、挿入部材は挿入位置に螺入固定される構成とした。
このように構成すると、挿入部材を確実に取り付けることができる。また、挿入部材を螺入する雌ネジの位置を支点として腕部が弾性変形するので、腕部における弾性変形可能な範囲(長さ)が変更されて腕部の弾性変形のし易さ(弾性力)を、挿入部材を螺入固定する位置に応じて変えることができる。
これにより、腕部を弾性変形させるのに必要な回転トルク、すなわち腕部の弾性変形のし易さに応じて決まるブレーキ力も変化するので、排水弁を閉じる速度に応じて必要なブレーキ力を発生させることができる。
挿入部材は、回転部材に隣接して同軸に設けられて回転部材と一体回転する保持部材に設けられている構成とした。
このように構成すると、腕部と本体部の対向面に雌ネジを形成して、外周に雄ネジが形成された挿入部材を螺入固定する場合のように、腕部と本体部の間に挿入された挿入部材の位置を保持するために、腕部に雌ネジを設けるなどの加工を施す必要がない。
よって、加工による強度の低下を考慮して、腕部の太さや位置を設定する必要がないので、腕部の強度や配置における設計上の自由度が向上する。
本体部の保持部材との対向面には、保持部材側に突出する突起が設けられており、
保持部材の本体部との対向面には、突起が挿入される挿入孔が第1軸回りで複数設定されており、挿入部材は、本体部の周方向に沿って複数設定された挿入位置のうち、突起が挿入される挿入孔に応じて決まる所定の挿入位置に配置される構成とした。
このように構成すると、挿入部材を所望の挿入位置に配置するために、挿入部材が設けられた位置が異なる複数の保持部材を用意する必要がないので、部品点数を増加させる必要がない。
保持部材は、輪列の一部である構成とした。
このようにすると、挿入部材は輪列の一部に設けられるので、挿入部材を設けるために部品点数を増加させる必要がない。
挿入部材の挿入位置を支点として腕部が弾性変形するので、腕部の弾性変形のし易さを、挿入部材の挿入位置に応じて変更することができる。よって、共通の回転部材において、挿入部材の挿入位置を変えることで、所望のブレーキ力を与えるラチェットを作製できるので、所望するブレーキ力が得られるラチェット機構をより安価に作製できるようになる。
実施形態にかかるラチェットの分解斜視図である。 実施形態にかかるラチェットの平面図である。 図2におけるX−X断面図である。 図2の部分拡大図である。 回転部材に設定された挿入位置を説明する部分拡大図である。 第2実施形態にかかるラチェットの分解斜視図である。 ピニオン部の平面図である。 図7におけるX−X断面図である。 回転部材と第2歯車とが組み付けられた状態を示す図である。 回転部材とピニオン部とが組み付けられた状態を示す平面図である。 変形例にかかるラチェットの平面図である。 従来例にかかるラチェットの平面図である。
本発明に係るラチェットの実施形態を説明する。
図1に示すように、ラチェット機構1は、ピニオン部3と一体回転可能に設けられた回転部材10と、歯車2と一体回転可能に設けられた係合歯部21とを備えて構成される。
ピニオン部3、回転部材10、そして歯車2は、共通の支持軸S上で同軸に設けられており、それぞれ支持軸S周りに回転可能とされている。
図2に示すように、回転部材10は、軸方向から見てリング形状の本体部11と、本体部11の外周面11aから径方向外側に伸びる腕部12とを備える。
図3に示すように、本体部11には、ピニオン部3が一体に形成されている。
ピニオン部3は、本体部11の中央の開口11bを囲むように本体部11から軸方向に延出した円筒形状を有している。ピニオン部3の外周面には、図示しない歯車が噛合する歯部3aが、全周に亘って形成されている。
図4に示すように、腕部12は、本体部11の外周面11aから径方向外側に延びており、外周面11aから所定距離離間した位置から先は、本体部11の外周面11aに沿って、本体部11の回転中心O回りに時計回り方向に延びている。
腕部12は、回転中心Oを中心として、本体部11の外周を規定する仮想円Aよりも径が大きく、かつ仮想円Aと同心の仮想円Bに沿って延びている。
腕部12は、本体部11で片持ち支持されており、爪部13が形成された先端12a側は、本体部11と接続する基端12bを支点として弾性変形可能となっている。
そのため、回転部材10が反時計回り方向に回転する際に腕部12の先端12a側が弾性変形すると、爪部13は図中矢印αで示す本体部11側に変位して、後記する係合歯部21の傾斜面21bを摺動できるようになっている。
図3に示すように、腕部12の軸方向厚みh1は、本体部11の軸方向厚みhよりも薄くなっている。
腕部12が、歯車2に形成された収容部20の底面20cと干渉すると、腕部12が弾性変形する際の摺動抵抗が大きくなるからである。
また、腕部12と本体部11との間に螺入されるネジNが、ピニオン部3に噛合する図示しない歯車と干渉するのを防止するためである。
図4に示すように、軸方向から見て尖形状の爪部13は、腕部12の先端13aから径方向外側に突出している。
爪部13の先端13aは、腕部12が弾性変形していない状態において、係合歯部21の歯溝21cに係合している。
そのため、爪部13の先端13aが係合歯部21の傾斜面21bを摺動する際には、腕部12の先端12a側は、常に径方向内側に弾性変形させられた状態となる。この腕部12の弾性変形により生ずる反力が、回転部材10を反時計回り方向に回転させる際のブレーキ力を与えると共に、爪部13を係合歯部21に弾性係合させる。
本実施形態では、図2に示すように、腕部12は等角度に3箇所、それぞれ同じ延出長さで形成され、係合歯部21は等角度に20箇所、それぞれ同じ周方向長さで形成されている。つまり、係合歯部21の数は腕部12の数の倍数を避けた構成になっている。そのため、少なくとも1つの爪部13が弾性変形した状態となり、回転部材10を反時計回りに回転させる際に常にブレーキ力が発生する。よって、ブレーキ力の変動を低減させることができる。なお、腕部12は3箇所に限定されるものではなく、係合歯部21は20箇所に限定されるものではない。
図1に示すように、歯車2は、軸方向から見てリング形状を有しており、外周面には、図示しないモータのピニオンが噛合する歯部2aが設けられている。
歯車2の軸方向における一方の面(回転部材10側の面)には、有底円柱形状の収容部20が形成されている。
収容部20の内周面には係合歯部21が全周に亘って設けられており、係合歯部21で囲まれた空間内に、回転部材10が収容配置されている(図3参照)。
この収容部20内において回転部材10は、歯車2と同軸に設けられており、共通の支持軸S(図3参照)回りに回転可能に支持されている。
図4に示すように、係合歯部21は、軸方向から見て鋸歯形状を有しており、歯車2が反時計回り方向に回転する際に腕部12の先端面12cが当接する当接面21aと、回転部材10が反時計回り方向に回転する際に爪部13の先端13aが摺動する傾斜面21bとを有する。
当接面21aは、腕部12の先端面12cと同様に、回転部材10の回転中心Oを通る直線Yに沿って形成されており、傾斜面21bは、基端である歯溝21cから、反時計回り方向に延びており、直線Yから離れる方向に傾斜している。
回転部材10には、ピニオン部3が噛合する図示しない歯車列を介して、回転部材10を反時計回り方向に回転させる回転トルクが入力される。
回転部材10に入力された回転トルクが、腕部12の先端12a側を本体部11(回転中心O)側に弾性変形させながら爪部13を係合歯部21の傾斜面21bを摺動させるのに必要な応力よりも大きくなると、回転部材10が反時計回り方向に回転するようになっている。
図5は、回転部材10におけるネジN(挿入部材)の取付位置(挿入位置)を説明するための部分拡大図である。
図5の(a)に示すように、本体部11の外周面11aと腕部12の内周面12dとの間の離間距離は、腕部12の先端12a側と基端12b側を除いて、略同じ幅の離間距離C1に保たれている。
腕部12の内周面12dと本体部11の外周面11aとの間には、腕部12の弾性変形のし易さを調整するためのネジNの取付位置P1〜P5が、基端12b側から時計回り方向に複数設定されている。
実施形態では、腕部12と本体部11との離間距離C1よりも大きい外形C2の雄ネジ(図1参照)を採用している。
ネジNの図示を省略した図5の(b)に示すように、腕部12の内周面12dと、本体部11の外周面11aには、それぞれ、雌ネジ12d1〜12d5と、雌ネジ11a1〜11a5とが、形成されている。
実施形態では、雌ネジ12d1と雌ネジ11a1とで取付位置P1が、雌ネジ12d2と雌ネジ11a2とで取付位置P2が、というように、本体部11と腕部12の間の空間Uを挟んで対向する一対の雌ネジで取付位置が形成されており、合計5箇所の取付位置P1〜P5(図5の(a)参照)が設定されている。
各取付位置P1〜P5を構成する雌ネジ12d1〜12d5、11a1〜11a5は、図5の(b)に示すように、それぞれ対応する仮想円V1〜V5上に位置しており、各仮想円V1〜V5の中心V1c〜V5cは、仮想円Aよりも径が大きく、かつ仮想円Aと同心の仮想円C上に位置している。
中心V1c〜V5c同士の離間距離は、仮想円V1〜V5の直径d1よりも短く設定されており、仮想円C上で隣接する仮想円V1〜V5は、互いの一部同士が重なっている。
かかる構成のラチェット機構によると、図4に示すように、図示しない歯車列と噛合するピニオン部3を介して、回転部材10を反時計回り方向に回転させる回転トルクが入力されると、入力された回転トルクが、腕部12の先端12a側を本体部11(回転中心O)側に弾性変形させながら爪部13を係合歯部21の傾斜面21bを摺動させるのに必要な応力よりも大きくなった時点で、回転部材10が反時計回り方向に回転する。
ここで、図5の(a)に示すように、ネジNが、取付位置P1に取り付けられていると、腕部12の先端12a側は、取付位置P1を支点として弾性変形し、取付位置P2に取り付けられていると、取付位置P2を支点として弾性変形する。
すなわち、ネジNが取り付けられている位置P1〜P5に応じて、腕部12を弾性変形させる際の支点の位置が変化して、支点から爪部13までの距離が変化するので、腕部12を弾性変形させるのに必要な応力が変化し、腕部12を弾性変形させながら回転部材10のみを反時計回り方向に回転させるのに必要なトルク(回転トルクが)変化する。
したがって、回転部材10を回転させるのに必要な回転トルク、すなわちラチェット機構により与えられるブレーキ力を、ネジNの取付位置に応じて異ならせることができる。
なお、片持ち梁となる腕部12では、爪部13と支点との間の長さをLとしたときに、腕部12の先端面12cが本体部11側の径方向に距離δ変位するための応力Pは、δ/Lに比例する。したがって、ネジNが取り付けられている位置P1〜P5が爪部13に近づくほど、爪部13と支点との間の長さLが小さくなり、腕部12を弾性変形させるのに必要な応力が大きくなる。ここで、片持ち梁の応力公式δ=PL/3EI(E、Iはそれぞれ材料、断面形状による定数)である。
また、図示しないモータから入力される回転で歯車2が反時計回りに回転させられると、図4に示すように、係合歯部21の当接面21aにより爪部13が押されて、回転部材10が歯車2と一体に反時計回り方向に回転する。
これにより、モータの回転がピニオン部3に噛合する歯車列を介して出力部材側に伝達される。
すなわち、実施形態にかかるラチェットでは、回転部材10は歯車2に対して一方向にのみ回転可能となっている。
ここで、実施形態における爪部13が、発明における係合爪に相当し、ネジNが、発明における挿入部材に相当する。
以上の通り、実施形態では、図2に示すように、支持軸S(回転中心O)周りに回転可能な回転部材10の反時計回り方向の回転が、歯車2の係合歯部21に弾性係合させた爪部13により、ブレーキ力を受けるようにされたラチェットにおいて、回転部材10は、支持軸S周りに回転可能な本体部11と、本体部11から延出する腕部12と、を備え、腕部12は、本体部11の外周面11aから径方向外側に所定距離離間した位置を、本体部11の外周に沿って時計回り方向に延びており、回転部材10は、回転部材10を反時計回り方向に回転させる回転トルクが入力された際に、本体部11から見て径方向外側の係合歯部21側に突出する爪部13が設けられた腕部12の先端12a側を、本体部11と接続する基端12bを支点として本体部11側に弾性変形させながら回転することで、反時計回り方向への回転に弾性変形のし易さに応じたブレーキ力を受けるようになっており、本体部11と腕部12との間に挿入されるネジNの取付位置P1〜P5を、本体部11の周方向で複数設定し、ネジNが螺入された取付位置P1〜P5を支点として腕部12が弾性変形するようにして、腕部12の弾性変形のし易さを調整可能とした。
これにより、共通の回転部材10においてネジNの取付位置を変えることで、所望のブレーキ力を与えるラチェットを作製できるので、従来のようにブレーキ力毎に回転部材を作製する必要が無く、回転部材の作製に用いられる金型もひとつで済むので、所望するブレーキ力が得られるラチェット機構をより安価に作製できるようになる。金型全体を制作するより低コストで多種仕様に対応できる。
また、本体部11と腕部12との間にネジNを配置することで、腕部12の剛性が高くなるので、腕部の長さを短くすることができる。よって、ラチェットをトルクリミッタとして考えた場合に、トルクリミッタのトルクが向上すると共に、トルクの調節が適切に行える。
さらに、ネジNの外周には雄ネジが形成されており、腕部12の内周面12dと本体部11の外周面11aでは、図5に示すように、取付位置P1〜P5に対応する位置に雌ネジ12d1〜12d5、11a1〜11a5が形成されており、ネジNは取付位置P1〜P5の何れかに螺入されて固定される構成とした。
これにより、ネジNを確実に取り付けることができるので、回転部材10からのネジNの脱落を好適に防止できる。
また、ネジNを螺入した取付位置P1〜P5を支点として腕部12が弾性変形するので、腕部12における弾性変形可能な範囲が変更されて腕部12の弾性変形のし易さ(弾性力)を、ネジNを螺入固定する位置に応じて変えることができる。
これにより、腕部12を弾性変形させるのに必要な回転トルク、すなわち腕部12の弾性変形のし易さに応じて決まるブレーキ力も変えることができるので、排水弁を閉じる速度に応じて必要なブレーキ力を発生させることができる。
なお、実施形態では、ネジNを取付位置P1〜P5のうちの1カ所に設けたが、複数箇所に同時に設けても良い。
さらに、本体部11と腕部12との間にネジNを螺入する場合を例示したが、ネジの代わりに、例えば棒状の挿入部材を採用し、かかる挿入部材を本体部11と腕部12との間に接着または軽圧入により固定するようにしても良い。
さらに、実施形態では、腕部12が本体部11の外周面11aから径方向外側に延出する場合を例示したが、腕部12は、本体部11の軸方向における一方の面から径方向外側に延出するように設けられていても良い。
図6は、第2実施形態にかかるラチェット機構100を説明する分解斜視図である。
ラチェット機構100は、ピニオン部110と一体回転可能に設けられた回転部材120と、歯車130と一体回転可能に設けられた係合歯部131とを備えて構成される。
ピニオン部110、回転部材120、そして歯車130は、共通の支持軸S上で同軸に設けられており、それぞれ支持軸S周りに回転可能とされている。
ピニオン部110は、外周面の全周に亘って図示しない歯車が噛合する歯部111aが形成された歯車部111と、回転部材120の腕部122の弾性変形のし易さを調整するための調整部材112とを備え、歯車部111と調整部材112とは一体に形成されている。
図7の(a)は、ピニオン部110を回転部材120側の裏面から見た図であり、(b)は、ピニオン部110に形成された挿入穴列114を説明する図であり、図8は、図7の(a)におけるX−X断面図である。
軸方向から見てピニオン部110の中心には、支持軸S(図6参照)を挿通させる開口113が設けられており、開口113は、歯車部111と調整部材112とを貫通して設けられている(図8参照)。
調整部材112の円板基部112aは、歯車部111の軸方向における一端に設けられており、円板基部112aには、円筒形状の挿入部材112bが、回転部材120側に突出して設けられている。
挿入部材112bは、ピニオン部110と回転部材120とが組み付けられた際に、後記する回転部材120の本体部121と腕部122との間に挿入されて、腕部122の弾性変形のし易さを調整するためのものであり、図7の(a)に示すように、ピニオン部110の回転中心Oを中心とする仮想円D上で、周方向に120度間隔で設けられている。
挿入部材112bよりも開口113側の位置には、後記する回転部材120の位置決めピン121c(図9参照)が挿入される挿入穴列114が、仮想円E上で、周方向に120度間隔で設けられている。ここで、仮想円Dは、仮想円Eよりも径が大きく、かつ仮想円Eと同心である。
各挿入穴列114は、同径のピン挿入孔114a〜114cが3つ連なって形成されており、図7の(b)に示すように、ピン挿入孔114a〜114cの中心Oa〜Ocは、それぞれ仮想円E上に位置している。
また、中心Oa〜Oc同士の離間距離は、ピン挿入孔114a〜114cの直径d2よりも短く設定されており、仮想円E上で隣接するピン挿入孔114a〜114cは、互いの一部同士が重なっている。
図9の(a)は、歯車130に組み付けられた回転部材120を、ピニオン部110側から見た平面図であり、(b)は、(a)におけるX−X断面図である。
回転部材120は、軸方向から見てリング形状の本体部121と、本体部121の外周面121aから径方向外側に延びる腕部122とを備えて構成される。
本体部121の中央には、本体部121を厚み方向に貫通する貫通穴121bが設けられている。
本体部121のピニオン部110側の上面には、位置決めピン121cがピニオン部110側に突出して形成されている。
位置決めピン121cは、回転部材120の回転中心Oを中心とする仮想円E’上で、周方向に120度間隔で設けられており、位置決めピン121cの直径d2’は、ピニオン部110のピン挿入孔114a〜114cの直径d2(図7の(b)参照)よりも若干小さい径で形成されている。
腕部122は、本体部121の外周面121aから径方向外側に延びており、外周面121aから所定距離離間した位置から先は、本体部121の外周面121aに沿って、本体部121の回転中心O回りに時計回り方向に延びている。
本体部121で片持ち支持された腕部122は、本体部121の回転中心O回りの周方向において、3つ設けられており、爪部123が形成された先端122a側は、本体部121と接続する基端122bを支点として、本体部121側に弾性変形可能となっている。
そのため、回転部材120が反時計回り方向に回転する際に腕部122の先端122a側が弾性変形すると、爪部123は図中矢印αで示す方向(本体部121側)に変位して、係合歯部131の傾斜面131bを摺動できるようになっている。
歯車130は、軸方向から見てリング形状を有しており、外周面には、図示しないモータのピニオンが噛合する歯部130bが設けられている。
歯車130の軸方向における一方の面(回転部材120側の面)には、有底円柱形状の収容部132が形成されている。
収容部132の内周面には係合歯部131が全周に亘って設けられており、係合歯部131で囲まれた空間内に、回転部材120が収容配置されている。
この収容部132内において回転部材120は、歯車130と同軸に設けられており、共通の支持軸S(図9の(b)参照)回りに回転可能に支持されている。
図9の(a)に示すように、係合歯部131は、軸方向から見て鋸歯形状を有しており、歯車130が反時計回り方向に回転する際に腕部122の先端面122cが当接する当接面131aと、回転部材120が反時計回り方向に回転する際に爪部123が摺動する傾斜面131bとから構成される。
当接面131aは、回転部材120の回転中心Oを通る直線Yに沿って形成されており、傾斜面131bは、基端である歯溝131cから、反時計回り方向に延びており、直線Yから離れる方向に傾斜している。
図10は、ピニオン部110と回転部材120とを係合させた状態を、歯車130側から見た図であり、(a)は、回転部材120の位置決めピン121cを、ピニオン部110のピン挿入孔114aに挿入して、ピニオン部110と回転部材120とを組み付けた状態を示す図であり、(b)は、回転部材120の位置決めピン121cを、ピニオン部110のピン挿入孔114cに挿入して、ピニオン部110と回転部材120とを組み付けた状態を示す図である。
ピニオン部110と回転部材120とは、位置決めピン121c(図6参照)を、ピニオン部110のピン挿入孔114a〜114c(図7参照)のうちの何れかに挿入させて、組み付けられる。
例えば、図10(a)に示すように、位置決めピン121cをピン挿入孔114aに挿入すると、挿入部材112bは、腕部122と本体部121の間における腕部122の基端122b側に位置し、図10の(b)に示すように、位置決めピン121cをピン挿入孔114cに挿入すると、挿入部材112bは、図10の(a)の場合よりも腕部122の先端122a側に位置するようになっている。
そのため、位置決めピン121cが挿入されるピン挿入孔114a〜114cに応じて、挿入部材112bの位置が、本体部121の外周面121aに沿って周方向に変化するようになっている。
ちなみに、位置決めピン121cをピン挿入孔114bに挿入すると、図10の(b)において符号Mで示す位置に、挿入部材112bが位置することになる。
これにより、位置決めピン121cを挿入するピン挿入孔114a〜114cを変更することで、腕部122が弾性変形する際の支点の位置が周方向に変化して、腕部122を弾性変形させるのに必要な応力が変化するので、腕部122を弾性変形させながら回転部材120を反時計回り方向に回転させるのに必要なトルク(回転トルクが)が変化する。
したがって、回転部材120のみを回転させるのに必要な回転トルク、すなわちラチェット機構により与えられるブレーキ力を、挿入部材112bの位置に応じて異ならせることができる。
この第2実施形態にかかるラチェットでも、ピニオン部110と一体回転する回転部材120は、歯車130に対して一方向にのみ回転可能となっている。
なお、実施形態における爪部123が、発明における係合爪に相当し、位置決めピン121cが、発明における突起に相当し、ピン挿入孔114a〜114cが、発明における挿入孔に相当する。
以上の通り、第2実施形態では、図9に示すように、支持軸S(回転中心O)周りに回転可能な回転部材120の反時計回り方向の回転が、歯車130の係合歯部131に弾性係合させた爪部123により、ブレーキ力を受けるようにされたラチェットにおいて、回転部材120は、支持軸S周りに回転可能な本体部121と、本体部121から延出する腕部122と、を備え、腕部122は、本体部121の外周面121aから径方向外側に所定距離離間した位置を、本体部121の外周面121aに沿って時計回り方向に延びており、回転部材120は、回転部材120を反時計回り方向に回転させる回転トルクが入力された際に、本体部121から見て径方向外側の係合歯部131側に突出する爪部123が設けられた腕部122の先端122a側を、本体部121と接続する基端122bを支点として本体部121側に弾性変形させながら回転することで、反時計回り方向への回転に弾性変形のし易さに応じたブレーキ力を受けるようになっており、図7および図8に示すように、本体部121と腕部122との間の空間に挿入される挿入部材112bは、回転部材120と同軸に設けられて回転部材120と一体回転するピニオン部110において、回転部材120との対向面から回転部材120側に突出して設けられている構成とした。
これにより、共通の回転部材120において挿入部材112bの挿入位置を変えることで、所望のブレーキ力を与えるラチェットを作製できるので、従来のようにブレーキ力毎に回転部材を作製する必要が無く、回転部材の作製に用いられる金型もひとつで済むので、所望するブレーキ力が得られるラチェット機構をより安価に作製できるようになる。
さらに、図9に示すように、本体部121のピニオン部110との対向面には、ピニオン部110側に突出する位置決めピン121cが設けられており、図7に示すように、ピニオン部110の調整部材112と、本体部121との対向面には、位置決めピン121cが挿入されるピン挿入孔114a〜114cが回転中心O(支持軸S)回りで複数設定されており、挿入部材112bは、本体部121の周方向で複数設定されたピン挿入孔114a〜114cのうち、位置決めピン121cが挿入されるピン挿入孔114a〜114cに応じて決まる所定の挿入位置に配置される構成とした(図10参照)。
これにより、挿入部材112bを所望の挿入位置に配置するために、挿入部材112bが設けられた位置が異なる複数の保持部材を用意する必要がないので、部品点数を増加させる必要がない
また、ピニオン部110は、モータの回転を出力軸に伝達する減速歯車列の一部を構成する歯車である構成とした。
これにより、挿入部材112bは、減速歯車列の一部を構成する歯車に設けられるので、挿入部材112bを設けるために部品点数を増加させる必要がない。
第2実施形態では、挿入部材112bが、ピニオン部110の円板基部112aと一体に設けられている場合を例示したが、ピニオン部110と回転部材120とが一体に形成されている場合には、軸方向から見て本体部121と腕部122との間に露出している円板基部112aの表面に、本体部121に沿って複数の雌ネジ穴を形成し、複数の雌ネジ穴の何れかに、別体に形成した挿入部材112bを螺入して固定するようにしても良い。
このようにすることによっても、上記の実施形態の場合と同様の作用効果が奏される。
上記の第1実施形態および第2実施形態では、回転部材10、120が、それぞれ反時計回り方向にのみ回転可能とされているラチェット機構1、100(トルクリミッタ)の場合を例示した。本発明では、回転部材10、120の回転方向は、上記の実施形態のものに限定されるものではなく、腕部12、122の延出方向や、爪部13、123が弾性係合する係合歯部21、131の形状を変更することで、回転部材10、120が、それぞれ時計回り方向にのみ回転可能とされたラチェット機構や、例えば図11に示したような、時計回り方向と反時計回り方向の何れにも回転可能とされたラチェット機構としても良い。
このようにすることによっても、上記実施形態の場合と同様の作用効果が奏されることになり、特に、ラチェットをトルクリミッタとして考えた場合に、回転部材10、120が、時計回り方向と反時計回り方向の何れにも回転可能で、かつトルクの調節が適切に行えるトルクリミッタとなる。
1 ラチェット機構
2 歯車
3 ピニオン部
10 回転部材
11 本体部
12 腕部
13 爪部(係合爪)
20 収容部
21 係合歯部
21a 当接面
21b 傾斜面
21c 歯溝
100 ラチェット機構
110 ピニオン部
111 歯車部
112 調整部材
112a 円板基部
112b 挿入部材
114 挿入穴列
114a〜114c 挿入孔
120 回転部材
121 本体部
121c 位置決めピン
122 腕部
123 爪部(係合爪)
130 歯車
131 係合歯部
131a 当接面
131b 傾斜面
131c 歯溝
132 収容部
N ネジ(挿入部材)

Claims (5)

  1. 第1軸周りに回転可能な回転部材の少なくとも一方向の回転が、係合部材に弾性係合させた係合爪により、ブレーキ力を受けるようにされたラチェットにおいて、
    前記回転部材は、
    前記第1軸周りに回転可能な本体部と、
    前記本体部から延出する腕部と、を備え、
    前記腕部は、
    前記本体部から径方向外側に離間した位置を、前記本体部の外周に沿って延びており、
    前記回転部材は、
    前記回転部材を回転させる回転トルクが入力された際に、前記径方向外側に突出する前記係合爪が設けられた前記腕部の先端側を、前記本体部と接続する基端を支点として前記本体部側に弾性変形させながら回転することで、前記ブレーキ力を受けるようになっており、
    前記本体部と前記腕部との間に挿入される挿入部材の挿入位置を、前記本体部の周方向で複数設定し、挿入部材が挿入された挿入位置を支点として腕部が弾性変形するようにしたことを特徴とするラチェット。
  2. 前記挿入部材の外周には雄ネジが形成されており、前記腕部の内周面と前記本体部の外周面では、前記挿入位置に対応する位置に雌ネジが形成されており、前記挿入部材は前記挿入位置に螺入固定される構成としたことを特徴とする請求項1に記載のラチェット。
  3. 前記挿入部材は、前記回転部材と同軸に設けられて前記回転部材と一体回転する保持部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のラチェット。
  4. 前記本体部の前記保持部材との対向面には、前記保持部材側に突出する突起が設けられており、
    前記保持部材の前記本体部との対向面には、前記突起が挿入される挿入孔が前記第1軸回りで複数設定されており、
    前記挿入部材は、前記本体部の周方向で複数設定された挿入位置のうち、前記突起が挿入される挿入孔に応じて決まる所定の挿入位置に配置されることを特徴とする請求項3に記載のラチェット。
  5. 前記保持部材は、輪列の一部であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のラチェット。
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