JP4692797B2 - 二重鎖縫い目を機械的に縫う方法及び装置 - Google Patents

二重鎖縫い目を機械的に縫う方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、針糸が縫い素材下側に鎖状に置かれた糸ループをロックすることによって、二重鎖縫いが、縫い針及び縫い糸及び主つかみ器及びつかみ器糸を有する工業的なミシンによって形成され、縫い形成過程の経過中に、縫い目方向に対して横方向に動く主つかみ器が、縫い針のループ行程位置において針糸ループを受取り、かつ針糸ループを通してつかみ器糸を導き、針糸ループが、主つかみ器に沿って摺動し、その際つかみ器糸及び針糸ループが糸三角形になるように張られ、次の下降過程の際針がこの糸三角形へ差込まれその際更に針糸ループが、駆動される補助部分により押し動かされる、二重鎖糸縫い目を機械的に縫う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
材料ウエブ又は繊維個別片の工業的な縫いの際に、とくに耳の縫いの際に、相応する縫い過程によって直線の二重縫い目が製造される。二重縫いの適用は、下側ボビンの配置が省略され、かつつかみ器糸の巻き付けが必要ないので、とりわけ有利である。糸案内は、一方において縫い針によって行なわれ、この縫い針は、縫い糸を案内し、かつ縫い平面(縫い素材)を通って縫い、かつ針を引き戻す際に縫い平面の後に糸ループを形成し、その際、他方において縫い平面の下に主つかみ器が設けられており、この主つかみ器は、つかみ器糸を案内し、かつ針糸のループを通して糸通しする。直線の縫い目方向における縫いの際、二重縫い目の形成は問題ない。通常の工業的なミシンにおいて、毎分4000縫い以上の、それどころか6000縫い以上までの高い縫い速度が発生される。その際、縫い目方向における縫いの際に、縫い素材の送りだけによって、糸ループとつかみ器糸からなる糸三角形が張られ、それからこの糸三角形内に下降過程の際に縫い針が差込まれるという効果が生じる。それにより糸ループのロックが達成される。ただし糸三角形が正規に張られておらず、又は適正な位置に張られていない場合、誤縫いに至り、これらの誤縫いの結果、縫い目の解けが生じる。このような誤縫いは、例えば連続して行なわれる針の差込み位置がきわめて近くに隣接しているときに、この時に糸三角形の面積がきわめて小さいので、生じることがある。二重縫い目の直線的な形成とは相違して、その他の縫い目形、例えばジグザグ縫い目、横断縫い目等を製造しようとする場合、縫い針が次の下降過程の際にそれぞれ三角形によって囲まれた面内に差込まれるように、糸三角形を張ることは、従来の装置によっては保証することができない。縫い目方向に反して縫われる縫い目終端においてもロックは、とくに問題である。このような場合、縫い素材の送りだけで糸三角形を張ることは不可能である。
【0003】
ロックを保証するために、つかみ器指によって縫い平面の下において糸をつかみ、かつ糸三角形を張ることは、従来の技術においてすでに試みられている。このような装置は、例えば縫い目終端のために縫い目方向に反する支障ない縫いが、自動装置の条件において保証できないので、成功していない。相応する部品の機械的な安定度も、不十分である。加えてこのような装置において糸は、とくに高い速度の際に、かなりの引き裂きの危険にさらされる。加えてこのような装置においてとくに高い速度の際に、多くの誤縫いが生じるので、このような装置は、利用できないとわかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この問題から出発して、本発明の課題は、二重縫い目のロックが、高い縫い速度の際にも簡単にかつ高い精度で、とくに縫い目方向が直線的に延びていないときに、かつ縫い目終端のために縫い目方向に反する縫い方向反転が行なわれるときに、保証される、始めに述べたような方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明は次のことを提案する。すなわち縫い平面の下にある針糸ループ及びつかみ器糸が、駆動される補助部分により、主つかみ器と縫い平面との間の範囲において、縫い針及び主つかみ器から間隔を置いて集められ、このように保持されかつ動かされて、糸三角形が張られ、下降過程において縫い針がこの糸三角形の中へ差込まれるようにする。
【0006】
本発明による方法様式によれば、いずれの場合にも、下降過程の際に針が糸三角形によって囲まれた面範囲内に差込まれるように、下降過程の際に縫い針が差込まれるロックのために必要な糸三角形が形成され、かつ整列されているということが保証されている。通常の直線的な縫い目形成の際に、補助部分は機能なしであることができ、又は停止していてもよい。発生すべき縫いがきわめて狭く隣接している場合、糸三角形は、糸三角形の形成が縫い素材の進んだ行程に依存するのではなく、糸三角形の大きさが補助部分の運動だけによって引起こされているので、相応して大きな面積に張ることができる。縫い目形成が直線的ではなく、例えばジグザグ縫い目、横断縫い目又はその他の縫い目形の際にも、このような縫い目形の際に糸三角形は、補助部分によって正規に、下降行程の際に縫い針が差込まれる範囲に張られるので、支障ないロックが可能である。
【0007】
加えてなるべく次のことが考慮されている。すなわち二重縫い目を終端するために、縫い方向が反転され、上方及び下方に動く縫い針の縫いリズムにおける縫い方向反転の後に、材料ウエブの下における縫い針から形成される糸ループが、主つかみ器によって受取られ、続いて駆動される補助部分によって、糸ループを形成する針糸が、つかみ器糸とともに縫い平面の下において針及び主つかみ器から間隔を置いて、この前において縫い目方向に集められ、かつこのようにして保持され、かつ集められた糸範囲が、縫い目方向に動かされ、かつ糸三角形が、ループを形成する針糸系列、主つかみ器に対して平行に案内されるつかみ器糸範囲、及び集められた範囲に通じるつかみ器糸範囲から形成されて張られ、この糸三角形内に縫い針が差込まれ、かつ次に集められた糸範囲が、補助部分によって釈放される。
【0008】
それにより例えば縫い目の終端のために、縫い目方向に反する縫い方向反転の際にも、下方に行く針が差込まれる相応する大きさの糸三角形が張られるということが保証されている。
【0009】
なるべく補助部分が、ミシンに対して又は縫い針の縫いリズムに対して同期して駆動されることが考慮されている。
【0010】
場合によっては、補助部分が、ミシンによって駆動されることも考慮されている。
【0011】
例えば補助部分は、ベルト駆動装置を介してミシンの駆動装置に連結することができるので、両方の要素のために共通の駆動装置で十分である。
【0012】
しかしなるべく補助部分が、分離した駆動装置によって駆動されることを考慮することもできる。
【0013】
その際、補助部分が、サーボ駆動装置によって駆動されることを考慮することができる。
【0014】
加えてその際、補助部分を動かそうとするときにだけ、分離した駆動装置が、動作させられることを考慮することができる。
【0015】
分離した駆動装置を有する駆動装置は、ミシンそれ自体を構成変更し、又は変更する必要なく、通常のミシンを使用し、かつ相応する本発明による方法様式によって動作させることを可能にする。加えてとくにサーボ駆動装置の形の分離した駆動装置によって、駆動装置を縫い目形成のそれぞれの問題位置に正確に整列し、又は駆動装置も補助部分の運動が必要なときにだけ動作させるという可能性が提供される。
【0016】
さらになるべく主つかみ器から糸ループを受取った後に、糸ループが、補助部分により、その動作方向に反して主つかみ器上に動かされることを考慮することができる。
【0017】
それにより縫いの確実性はなお改善される。なぜなら主つかみ器からの糸ループの滑り落ちが避けられ、かつ加えて主つかみ器上に糸ループを動かすことによって、形成される糸三角形の面積が増加するからである。
【0018】
さらに本発明の対象は、針糸が縫い素材下側にたて糸状に置かれた糸ループをロックすることによって、二重縫いが、縫い針及び縫い糸及び主つかみ器及びつかみ器糸を有する工業的なミシンによって形成され、その際、縫い形成過程の経過中に、とくに縫い目方向に対して横向きに動く主つかみ器が、縫い針のループ行程位置において針糸ループを受取り、かつループを通してつかみ器糸を案内するが、一方針糸ループが、主つかみ器の首に沿って摺動し、その際、つかみ器糸及び針糸ループが、糸三角形になるように張られ、この糸三角形内に針が、次の下降過程の際に差込まれる、二重たて糸縫い目を機械的に縫う装置である。
【0019】
前記の課題を解決するために、次のことが提案される。すなわち駆動される補助部分により誤縫いを避けるために、針糸ループ及びつかみ器糸が、主つかみ器と縫い平面との間の範囲における縫い平面の下において、縫い針及び主つかみ器から間隔を置いて集められ、かつこのようにして保持され、かつ動かされて、糸三角形が張られ、この糸三角形内に縫い針が、下降過程の際に差込まれるようにする。
【0020】
そのための有利な変形は、特許請求の範囲従属請求項に記載されている。
【0021】
本発明による構成によれば、直線的でない縫い目形成の際にも、又は縫い針の差込み位置のきわめて短い間隔の際に、又は例えば縫い目終端のために縫い目方向に反して縫う際にも、高い縫い速度で簡単かつ精密に、糸三角形の張りが行なわれ、この糸三角形内に下降過程の際に縫い針を差込むことができるので、二重たて糸縫い目の正規のロック及び正規の縫い目終端も製造できることが達成される。
【0022】
加えて本発明による方法様式により、又は本発明による装置の構成によれば、補助部分による糸のていねいな取扱いが行なわれるので、糸引き裂きの危険は、かなりの程度まで減少している。ミシン駆動装置と補助部分の動作に関する連結の場合、強制的に要素の同期した運動が達成されるので、高い縫い目精度が実現されている。とくに縫い目終端のための本来の縫い目方向に反する縫い目形成の際にも、相応する糸案内を保証するために、早期に縫いプロセスに介入が行なわれる。
【0023】
とくに本発明による方法様式及び装置によれば、二重縫いのロックが完了しているとき、主つかみ器による糸ループの受取りの際に直接補助部分による介入が始まり、かつ所定の時点に糸ループの釈放の際に初めて終了することが達成される。完全に行なわれた二重縫いを考察すれば、受取られた糸ループは、総合縫い経過に対する総合時間経過の90%以上にわたって主つかみ器上にある。この時間内において糸ループは、結果として縫い目の解けを生じる誤縫いを形成することなく、糸三角形を正確に張るため、及び正確なロックを保証するために、所定の時点において正確にあらかじめ決めることができる位置を占めている。補助部分が複数の機能面又は機能縁を有することによって、補助部分の運動経過に関連して、糸ループを縫いプロセスに対して決定的な時間的及び空間的な定義された位置に運び、又は糸三角形を相応して大きなかつ場所的に正確に位置決めすることが可能になる。
【0024】
とくにこれにより、早い周期の自動動作においても、二重縫い目が、直線的に、かつ直線から外れた縫い目形成の際に、かつ縫い目方向に反する縫い方向反転において製造されることが保証されている。
【0025】
特許請求の範囲に記載された機能縁は、任意の様式で形成することができる。これは、例えば形成部分の折り曲げによって形成することができる。しかしこれは、なめらかな棒等によって形成することもでき、この棒は、ノッチ又は類似の要素を有する。機能にとって重要なことは、機能縁が針糸及びつかみ器糸を1つの点においてまとめるので、補助部分の運動によって相応する糸三角形を張ることができるということだけである。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に本発明を概略的な図面によって詳細に説明する。
【0027】
図面に、本発明に関して重要な部分だけが示されている。二重縫いを発生する工業的なミシンの主要な要素は、上糸をなす針糸3を通すために先端に穴2を有する縫い針1、及び縫い平面4の下にありかつ縫い針1に同期して駆動されかつその駆動方向を6のところに示した主つかみ器5である。縫い針1は、矢印7の方向における運動を行なう。主つかみ器5は、つかみ器糸8を案内し、このつかみ器糸は、主つかみ器の穴9から出ている。簡単化の理由により図面に、おそらく設けられる材料プレスと同様に、縫い平面4において材料ウエブを載せるために使われる縫い板等は示されておらず、この材料プレスは、縫い平面4において材料を、縫い板に又は同様に図示されていない場合によっては設けられる材料押し器(キャリヤ)にプレスする。
【0028】
図1において図面の眺め方向は、縫い平面4において相応する縫うべき材料ウエブの送り方向に対して平行に向けられているが、一方図2及び3における眺め方向は、縫い平面4に対して直交するように、しかも縫い平面4の下から見られている。
【0029】
縫うべき商品の通常の送り方向は、10のところに矢印によって示されている。この方向は、通常の縫い目方向に相当するが、一方逆の方向は、縫い目方向に対して逆の方向反転に相当する。縫い目方向10に反する縫いの際に二重縫い目を形成するために、補助部分11が有効になり(動作様式は、次になお詳細に説明する)、この補助部分は、縫い素材の運動だけでなお後に説明する糸三角形が張られるかぎり、縫い目方向10における縫いの際には無効であることができる。
【0030】
図2及び3において、つかみ器糸8及び針糸3のループから形成される糸三角形が明らかであり、この糸三角形内に継続した針糸3を有する針1が差込まれる。縫い目方向10に縫う際に、この糸三角形は、材料送りだけによって独立して張られるので、張られた糸三角形によって囲まれる範囲における下降する針1の差込みは、強制的に適正に行なわれる。縫い目方向10から外れる際、とくに縫い目方向10に反する縫いの際にも、補助部分11は、糸三角形によって囲まれる範囲が下降過程における針1によって的中するように、糸三角形が張られることを配慮している。補助部分11は、種々の位置において示されており、すなわち動作位置IないしIVにおいて示されており、その際、補助部分11は、位置Iから始まって、位置IIを越えて位置IIIへ、かつそれから位置IVへ、かつその次に位置Iに戻るように、円形とは相違した曲線状のそれ自体閉じた運動を行なう。
【0031】
縫い目方向10に相当するものとは別の方向への縫いの際、とくに縫い目方向10に反する縫いの際、主つかみ器5は、とくに図1において明らかなように、縫い針1によって形成される針糸3の糸ループを受取る。その際、主つかみ器5は、矢印6の方向において縫い目方向10に対して横向きに動く。この位置において補助部分11は、Iによる位置から位置IIに(図1及び2に示すように)動き、それにより第1の機能面12、例えば縁エッジによって、主つかみ器5の滑り落ちを阻止し、かつ十分に大きな糸三角形を張るために、ループを形成する針糸3が受取られ、かつ主つかみ器5上にその動作方向6に反して載せられ、かつ保持される。このことは、位置Iから位置IIへの主つかみ器5の動作方向6に反する補助部分11の比較的急速な運動によって行なわれる。
【0032】
糸三角形を形成するための針糸3及びつかみ器糸8の準備のために、この時、補助部分11は、針糸3及びつかみ器糸8が、補助部分11の縁13に、例えば隅範囲、角範囲又は丸められた隅範囲に達し、かつここに保持されるまで、位置IIから位置IIIへ移される。このようにして主つかみ器5上に保持された針糸ループの範囲、空いたつかみ器糸8及び主つかみ器5の間に、糸三角形が張られ、この糸三角形内に、下降過程の際に縫い針1が差込まれる。針糸3及びつかみ器糸8は、縫い針1が確実に糸三角形内に差込まれるまで、角範囲13において案内される。
【0033】
第2の機能面14、例えば縁エッジによって、糸の集め範囲は、主つかみ器5から下に降ろされ、その際、糸三角形は、三角形面を縮小しながらなお、針糸3の次のループ形成が始まるまで、開いたまま維持される。機能面14の急速な運び出しによってロックされた縫いは、つかみ器5から滑り落ち、かつ縫いプロセスは、改めて同様に始められる。このことは、図3の表示、位置IVによって明らかであり、この位置から補助部分11は、再び位置Iを占める。
【0034】
その際、主つかみ器5は、動作方向に反して再び初期位置に戻される。本実施例において捕助部分11は、L字型のアングル材によって示されている。脚の横断面は、糸の損傷を排除するため、なるべく丸い。しかし補助部分11の形は、必然的にL字型なのではなく、相応する機能面及び機能縁だけが維持されているかぎり、任意の形が可能である。補助部分の運動操作は、分離した駆動装置を介して行なうことができる。操作は、偏心駆動装置を介して行なうこともでき、その際、偏心の形成によって補助部分11の減速されたかつ加速された運動が、簡単に実現できる。同期を達成するために、ミシンの駆動装置に補助部分を強制的に連結することも、明らかに可能である。
【0035】
本発明は、実施例に限定されるものではなく、開示の枠内において多様に変形可能である。
【0036】
明細書及び/又は図面に開示されたすべての新しい個別及び組合わせ特徴は、本発明にとって重要とみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ここにおいて興味ある要素を概略的に示す正面図である。
【図2】主要要素を異なった機能位置において示す平面図である。
【図3】主要要素を異なった機能位置において示す平面図である。
【符号の説明】
1 縫い針
2 穴
3 針糸
4 縫い平面
5 主つかみ器
8 つかみ器糸
11 補助部分
12 機能面
13 機能面
14 機能面

Claims (20)

  1. 針糸が縫い素材下側に鎖状に置かれた糸ループをロックすることによって、二重鎖縫いが、縫い針及び縫い糸及び主つかみ器及びつかみ器糸を有する工業的なミシンによって形成され、縫い形成過程の経過中に、縫い目方向に対して横方向に動く主つかみ器が縫い針のループ行程位置において針糸ループを受取り、かつ針糸ループを通してつかみ器糸を導き、針糸ループが、主つかみ器の首に沿って摺動し、その際つかみ器糸及び針糸ループが糸三角形になるように張られ、次の下降過程の際針がこの糸三角形へ差込まれ、その際更に針糸ループが、駆動される補助部分により主つかみ器上へ押し動かされる、二重鎖縫い目を機械的に縫う方法において、縫い平面の下にある針糸ループ及びつかみ器糸が、駆動される補助部分により、主つかみ器と縫い平面との間の範囲において、縫い針及び主つかみ器から間隔を置いて集められ、このように保持されかつ動かされて、糸三角形が縫い目方向に張られ、下降過程において縫い針がこの糸三角形の中へ差込まれるようにすることを特徴とする、二重鎖縫い目を機械的に縫う方法。
  2. 縫い方向が、縫い目方向に反するように反転され、上方及び下方へ動く縫い針の縫いリズムにおける縫い方向反転の後に、材料ウエブの下に縫い針により形成される糸ループが、主つかみ器によって受取られ、続いて駆動される補助部分によって、糸ループを形成する針糸が、つかみ器糸とともに縫い平面の下において、針及び主つかみ器の前にこれらから間隔を置いて、縫い目方向に集められ、このように保持され、集められた糸範囲が縫い目方向に動かされ、ループを形成する針糸系列、主つかみ器に対して平行に案内されるつかみ器糸範囲、及び集められた範囲に通じるつかみ器糸範囲から糸三角形が形成されて張られ、縫い針がこの糸三角形の中へ差込まれ、続いて集められた糸範囲が、補助部分から釈放されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 補助部分が、ミシンに対して又は縫い針の縫いリズムに対して同期して駆動されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 補助部分が、ミシンの駆動装置によって駆動されることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の方法。
  5. 補助部分が、ミシンの駆動装置とは別の駆動装置によって駆動されることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の方法。
  6. 補助部分が、サーボ駆動装置によって駆動されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 補助部分を動かそうとするときにだけ、別の駆動装置が、動作させられることを特徴とする、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 主つかみ器から糸ループを受取った後に、糸ループが、補助部分により、その動作方向に反して主つかみ器上へ押し動かされることを特徴とする、請求項1ないし7の1つに記載の方法。
  9. 駆動モータを有する工業的なミシンを有し、針糸(3)を案内しかつ上方及び下方に可動の縫い針(1)、及び縫い平面(4)の下にあってつかみ器糸(8)を案内する主つかみ器(5)を有し、縫い形成過程の経過中に、縫い目方向に対して横方向に動く主つかみ器が、縫い針のループ行程位置において針糸ループを受取り、かつループを通してつかみ器糸(8)を導くことによって、針糸(3)が縫い素材下側に鎖状に置かれた糸ループをロックするように、二重鎖縫いが形成され、つかみ器糸(8)及び針糸ループによって糸三角形が張られ、この糸三角形が、下降する縫い針(1)のための差込み範囲を形成し、縫い平面(4)の下に可動に設けられて機能面又は機能縁を持つ補助部分(11)が設けられ、これらの機能面又は機能縁により、主つかみ器(5)が、縫い針(1)によって縫い平面の下に形成される針糸(3)の糸ループを受取った後に、この糸ループが主つかみ器(5)に固定的に保持され、かつ滑り落ちを防止されているものにおいて、補助部分(11)が機能縁(13)において、針糸(3)及びつかみ器糸(8)を縫い方向において形成すべき次の縫い針差込み個所の前にある点でまとめ、それにより、主つかみ器(5)上にある針糸(3)のループと主つかみ器糸(8)と機能縁(13)との間に、糸三角形が形成され、この糸三角形へ縫い針(1)が差込まれ、補助部分(11)が第1の機能面(12)を有し、この機能面によって、針糸(3)により形成されて主つかみ器(5)上にあるループが、主つかみ器(5)上に固定的に保持され、かつ滑り落ちを阻止され、針糸(3)及びつかみ器糸(8)が、縫い目方向において縫い針(1)の前又はその運動軸線の前にある点においてまとめられ、補助部分(11)に第2の機能面(14)が設けられ、この第2の機能面(14)が機能縁(13)に続き、この機能縁(13)上において集められた針糸(3)及びつかみ器糸(8)の範囲が、完成した縫い形成まで案内され、第2の機能面(14)が、集められた針糸(3)及びつかみ器糸(8)を、縫い目形成の完成後に釈放し、補助部分(11)が、1つの平面内にかつ縫い平面(4)に対して平行に延びた2つの脚を有し、これらの脚が、第1及び第2の機能面(12,14)を形成し、かつこれらの脚が、その間に、機能縁(13)を形成する角範囲を囲んでいることを特徴とする、二重鎖縫い目を機械的に縫う装置。
  10. 補助部分(11)が、フレームに可動に設けられていることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. 補助部分(11)が、縫い針の縫いリズムに対して同期して駆動されていることを特徴とする、請求項9又は10に記載の装置。
  12. 補助部分(11)が、縫い平面(4)に対して垂直に向けられた軸線の回りで、縫い平面(4)に対して平行に可動であることを特徴とする、請求項9ないし11の1つに記載の装置。
  13. 補助部分(11)が、偏心駆動装置を介して可動であることを特徴とする、請求項9ないし12の1つに記載の装置。
  14. 補助部分(11)が、ミシンの駆動モータに連結されており、かつこれにより駆動されて可動であることを特徴とする、請求項9ないし13の1つに記載の装置。
  15. 補助部分が、分離した駆動装置によって駆動されていることを特徴とする、請求項9ないし13の1つに記載の装置。
  16. 補助部分が、サーボ駆動装置によって駆動されることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
  17. 主つかみ器(5)が縫い針(1)に対して同期して動作することを特徴とする、請求項9ないし16の1つに記載の装置。
  18. 材料プレスが設けられて、縫い平面(4)において材料を縫い板又は材料押し器にプレスすることを特徴とする、請求項9ないし17の1つに記載の装置。
  19. 補助部分(11)が、駆動装置を介して、それ自体閉じた曲線経路上において可動であることを特徴とする、請求項9ないし18の1つに記載の装置。
  20. 補助部分(11)が、剛体のアームを介して駆動装置に連結されていることを特徴とする、請求項9ないし19の1つに記載の装置。
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