JP4692478B2 - オイル温度推定装置及びオイル温度推定方法 - Google Patents

オイル温度推定装置及びオイル温度推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンオイルのオイル温度推定装置及びオイル温度推定方法に関する。
従来から、エンジンオイルのオイル温度からエンジンのフリクションを求めて要求トルクを算出したり、可変バルブタイミング装置をエンジンオイルの油圧によって制御して吸排気バルブのバルブタイミングを変化させて排気エミッションを低減したりする車両のエンジンが広く知られている。このようなエンジンでは、精度よくフリクションを算出したり、可変バルブタイミング装置の制御性を確保したりするためにオイル温度を検出することが必要となる。しかしながら、オイル温度を検出するためにオイル温度センサを新たに設置すると製造コストがかかる。
そのため、特許文献1ではオイル温度センサを設けずに、エンジンの冷却水温度と、エンジンへの吸気量から算出されるなまし率と、オイル温度初期値とに基づいて車両走行中のエンジンオイルのオイル温度を推定する。
特開平2005−207297号公報
ところで、特許文献1に記載のオイル温度推定装置では、エンジン停止中の外気温度の平均値を用いてオイル温度初期値を決定するので、エンジン停止中の外気温度の変化に対するロバスト性が低くなる。そのため、オイル温度初期値を正確に決定することができない場合があり、推定されたオイル温度が実際のオイル温度よりも高くなることがある。
エンジンのフリクションを算出したり、バルブタイミングの制御性を確保したりする場合には、オイル温度から決定されるエンジンオイルの粘性が所定値以上になっているか否かに基づいて判断する。推定されたオイル温度が実オイル温度よりも高いと、エンジンオイルの粘性が小さく算出されるので、エンジンフリクションが実際よりも小さく算出されたり、可変バルブタイミング装置の制御性が悪化したりする。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、エンジンオイルのオイル温度をエンジン運転状態に応じて推定するとともに、オイル温度推定値を実オイル温度よりも低く推定することができるオイル温度推定装置及びオイル温度推定方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、エンジンオイルの温度を推定するオイル温度推定装置であって、エンジンを冷却する冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段と、外気の温度を検出する外気温度検出手段と、検出された冷却水温度から所定値を減じた第1選択値と外気温度から設定される第2選択値とのうちの大きい方をエンジンオイル温度として選択するオイル温度選択手段と、を備え、所定値はエンジン冷機状態からエンジン暖機状態までの間における冷却水温度とエンジンオイル実温度との温度差の最大値であることを特徴とする。
本発明によれば、第1選択値、第2選択値ともに実オイル温度よりも低い値となるので、オイル温度センサを設けることなくオイル温度を推定できるだけでなく、推定されるオイル温度が実オイル温度よりも高くなることがない。そのため、バルブタイミングなどの制御性が悪化することを抑制することができる。
また、第1選択値と第2選択値のうち大きい方エンジンオイル温度として選択するので、推定されるエンジンオイル温度はより実オイル温度に近いものとなり、オイル温度の推定精度が向上する。
(第1実施形態)
以下、図面を参照にして本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、第1実施形態のエンジンの全体構成を示す。
図1に示すように、エンジン10は、シリンダヘッド11に吸気ポート12と排気ポート14とを形成する。吸気ポート12には、燃焼室13と連通するように、吸気通路20が接続する。また、排気ポート14には、燃焼室13と連通するように、排気通路40が接続する。
吸気通路20は、外部から取り入れた空気を吸気ポート12に流す。この吸気通路20には、エアフローメータ21と、スロットルバルブ22と、燃料噴射弁23とが吸気通路上流側から順次配置される。
エアフローメータ21は、外部から取り込まれ、エンジン10に吸入される空気(吸気)量を検出する。
スロットルバルブ22は、吸気通路20の吸気流通面積を変化させることで、エンジン10に導入される吸気量を調整する。
燃料噴射弁23は、燃焼室13に向かって燃料を噴射するように吸気通路20に設置される。この燃料噴射弁23は、燃料供給流路31によって燃料タンク30と接続する。燃料タンク30に蓄えられた燃料は、燃料ポンプ32によって燃料噴噴射弁23に圧送される。そして、燃料噴射弁23は、目標空燃比となるように吸気量に応じた燃料を吸気ポート内に噴射して混合気を形成する。
上記した吸気ポート12には、吸気バルブ15が設置される。この吸気バルブ15は、バルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミング装置15aによって、所定のバルブタイミングで吸気ポート12を開閉する。可変バルブタイミング装置15aは、エンジンオイルの油圧によって吸気バルブ15のバルブタイミングを制御する。そして、この吸気バルブ15が吸気ポート12を開くと、燃焼室2に混合気が導入される。導入された混合気は、燃焼室13の上側に設置された点火プラグ17によって点火されて爆発燃焼する。この燃焼により得られたエネルギーでエンジン10は出力回転し、その回転は変速機を介して図示しない車輪に伝達される。
一方、エンジン10の排気ポート14には、排気バルブ16が設置される。この排気バルブ16も吸気バルブ15と同様に、可変バルブタイミング装置16aによってバルブタイミングが可変制御される。そして、排気バルブ16が排気ポート14を開くと、燃焼により生じた排気が排気通路40に排出される。排気通路40に排出された排気は、排気通路下流の三元触媒などによって浄化され外部に放出される。
上記したエンジン10のシリンダブロック18には、エンジン10を冷却する冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ19が設置されている。この冷却水温度センサ19からの出力信号はコントローラ60に入力する。また、コントローラ60には、エアコン用の外気温度センサ51、イグニッションスイッチ(以下適宜「IGS」という。)52、その他の車両の運転状態を検出するセンサからの出力信号が入力する。
コントローラ60は、CPU、ROM、RAM及びI/Oインタフェースから構成される。このコントローラ60は、内蔵されたROMに記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁23の燃料噴射量や点火プラグ17の点火時期を制御する。
ところで、上記したようなエンジン10では、エンジンオイルのオイル温度からエンジンのフリクションを求めて要求トルクを算出したり、可変バルブタイミング装置をエンジンオイルの油圧によって制御して吸排気バルブのバルブタイミングを変化させて排気エミッションを低減したりする。エンジンオイルは、そのオイル温度に応じて粘性が変化するので、精度よくフリクションを算出したり、可変バルブタイミング装置の制御性を確保したりするためにオイル温度を検出することが必要となるが、オイル温度を検出するためにオイル温度センサを新たに設置するとコストを抑えることができない。
そこで、オイル温度センサを設けずに、エンジンの冷却水温度と、吸入空気量から算出されるなまし率と、エンジンオイル温度の初期値とに基づいて車両走行中のエンジンオイルのオイル温度を推定する方法(従来手法)が知られている。しかしながら、このような従来手法では、エンジン停止中の外気温度の平均値を用いてオイル温度の初期値を決定するので、エンジン停止中の外気温度の変化に対するロバスト性が低く、オイル温度の初期値を正確に決定することができず、推定されたオイル温度が実オイル温度よりも高くなることがある。
エンジンのフリクションを算出したり、バルブタイミングの制御性を確保したりする場合には、オイル温度から決定されるエンジンオイルの粘性が所定値以上になっているか否かに基づいて判断する。そのため、推定されたオイル温度が実オイル温度よりも高いとエンジンオイルの粘性が小さく算出され、エンジンフリクションが実際よりも小さく算出されたり、バルブタイミングの制御性が悪化したりするという問題がある。
そこで、本実施形態のオイル温度推定装置は、オイル温度センサを新たに設けることなく、既に設置されている冷却水温度センサ19によって検出される冷却水温度と、外気温度センサ51によって検出される外気温度とを用いて、実オイル温度よりも推定されたオイル温度が低くなるようにオイル温度を推定する。
以下では、コントローラ60が実行するオイル温度の推定ロジックについて、図2に示すフローチャートに沿って説明する。
図2は、コントローラ60が実行する制御を示すフローチャートである。この制御は、イグニッションスイッチ52がオンになってから一定周期(例えば10ミリ秒周期)で、イグニッションスイッチ52がオフになるまで実施される。
ステップS10では、コントローラ60は、検出された冷却水温度に基づいて次式(1)から第1オイル温度TO1を算出する。
Figure 0004692478
オイル温度や冷却水温度は、エンジン10から発生する熱を受けるので、エンジン運転状態に応じて変化する。そのため、(1)式のようにエンジンを冷却する冷却水温度を用いることによって、オイル温度を推定することができる。
図3は、エンジン回転速度と、冷却水温度、オイル温度との関係を示した図である。
図3(A)では、極低温状態でエンジン10を始動させ、暖機状態になるまでアイドル運転させているので、エンジン回転速度はアイドル回転速度で一定となっている。
冷却水とエンジンオイルは、燃焼によって生じるエンジン10からの熱を受けて、温度上昇する。そのため、図3(B)に示すように、冷却水温度はエンジン10が始動した後の時刻t1で上昇し始める。これに対して、エンジンオイルは冷却水よりも比熱が大きいので、オイル温度は時刻t1よりも遅れて時刻t2で上昇し始める。このように、冷却水温度とオイル温度の温度変化には、ある程度の時間遅れが生じるので、冷却水とエンジンオイルとの間には図3(B)に示すように温度差が生じる。この温度差は時刻t3で最大となり、この最大温度差をTGAPとする。そして、(1)式に示すように、車両運転中の冷却水温度TCから最大温度差TGAPを引いた値を第1オイル温度TO1とするので、第1オイル温度TCは必ず実オイル温度よりも低くなる。
このように、図2のステップS10において、コントローラ60は第1オイル温度TO1を算出し、ステップS11に移る。
ステップS11では、コントローラ60は、第2オイル温度TO2を次式(2)から算出し、ステップS12に移る。
Figure 0004692478
(2)式に示すように、イグニッションスイッチ52がオンになったときに外気温度センサ51によって検出された外気温度が第2オイル温度として設定される。エンジン10が始動していない場合には、エンジンオイルはエンジン10からの熱を受けないので、実オイル温度は外気温度TOUTとほぼ同一となる。そのため、エンジン始動直後のオイル温度は、第2オイル温度TO2から推定することができる。また、外気温度TOUTは実オイル温度よりも高くなることもないので、第2オイル温度TO2は必ず実オイル温度よりも低くなる。
ステップS12では、コントローラ60は、外気温度センサ51が故障しているか否かを判定する。外気温度センサ51の断線やショートなどの故障は、外気温度センサ51からの電圧値を基準電圧値と比較することによって判定することができる。そして、外気温センサ51が故障していないと判定された場合には、ステップS13に移る。一方、外気温度センサ51が故障していると判定された場合には、ステップS16に移る。
ステップS13では、コントローラ60は、冷却水温度センサ19が故障しているか否かを判定する。冷却水温度センサ19の断線やショートなどの故障は、外気温度センサ51の場合と同様に、冷却水温度センサ19からの電圧値を基準電圧値と比較することによって判定することができる。また、エンジン10が始動しているにもかかわらず冷却水温度が上昇しないなど、冷却水の温度上昇量を検出することによっても冷却水温度センサ19の故障を判定することができる。そして、冷却水温度センサ19が故障していないと判定された場合には、ステップS14に移る。一方、冷却水温度センサ19が故障していると判定された場合には、ステップS15に移る。
ステップS14では、コントローラ60は、第1オイル温度TO1と第2オイル温度TO2のうち、高い方をオイル温度推定値TOILとし、処理を終了する。外気温度センサ51、冷却水温度センサ19ともに故障しておらず、第1オイル温度TO1、第2オイル温度TO2ともに正確に算出されているので、第1オイル温度TO1と第2オイル温度TO2のうち実オイル温度により近い方をオイル温度推定値TOILとする。
ステップS15では、コントローラ60は、第2オイル温度TO2をオイル温度推定値TOILとし、処理を終了する。ステップS13において、冷却水温度センサ19が故障していると判定された場合には、冷却水温度から算出された第1オイル温度TO1は信頼できないので、イグニッションスイッチオン時の外気温度TOUTから算出される第2オイル温度TO2をオイル温度推定値TOILとするのである。
一方、ステップS12において外気温度センサ51が故障していると判定された場合には、ステップS16で、コントローラ60は、冷却水温度センサ19が故障しているか否かを判定する。冷却水温度センサが故障しているか否かはステップS13と同様の方法で判断するので、説明は便宜上省略する。そして、冷却水温度センサ19が故障していないと判定された場合には、ステップS17に移る。また、冷却水温度センサ19が故障していると判定された場合には、ステップS18に移る。
ステップS17では、コントローラ60は、第1オイル温度TO1をオイル温度推定値TOILとし、処理を終了する。つまり、外気温度センサ51が故障しており、冷却水温度センサ19が故障していない場合には、エンジン始動時の外気温度TOUTから算出される第2オイル温度TO2は信頼できないので、冷却水温度から算出される第1オイル温度TO1をオイル温度推定値TOILとするのである。
ステップS18では、コントローラ60は、エンジンオイルのオイル温度下限値TO3をオイル温度推定値TOILとし、処理を終了する。つまり、外気温度センサ51と冷却水温度センサ19との両方が故障している場合には、第1オイル温度TO1と第2オイル温度TO2ともに信頼することができないので、実用上考えられるエンジンオイル温度の最低値(オイル温度下限値TO3)をオイル温度推定値TOILとして設定する。なお、このオイル温度下限値TO3は、エンジン10に使用されるエンジンオイルごとに定められ、予めの実験などを通じて設定されている。
上記したオイル温度推定装置の動作について、図4を参照して説明する。なお、フローチャートとの対応が分かりやすくなるように冒頭にSを付けてフローチャートのステップ番号を示す。
図4は、外気温度センサ51と冷却水温度センサ19とが故障していない場合における、オイル温度推定装置の動作を示すタイムチャートである。ここで、図4(A)の太実線Aはエンジン回転速度を示す。また、図4(B)の実線Bは実オイル温度、点線Cは冷却水温度TC、破線Dは冷却水温度TCから最大温度差TGAPを引いた第1オイル温度TO1、そして一点鎖線Eは外気温度TOUTを示す。
図4(A)の太実線Aに示すように、時刻t1でイグニッションスイッチ52をオフにした後にエンジン10を停止させる。そうすると、実線Bで示した実オイル温度と点線Cで示した冷却水温度TCは徐々に低下し始める。エンジン停止後十分に時間が経過すると、実オイル温度と冷却水温度TCは一点鎖線Eで示す外気温度TOUTとほぼ同じ温度となる。
そして、太実線Aに示すように時刻t2でイグニッションスイッチ52をオンにしてエンジン10を再び始動させる。点Pに示すように、時刻t2における外気温度TOUTが、第2オイル温度TO2となる(ステップS11)。エンジン10が始動し始めると、まず冷却水温度TCが上昇し始め(点線C)、その後冷却水よりも比熱の大きいエンジンオイルのオイル温度が上昇する(実線B)。このように冷却水温度TCが上昇すると、冷却水温度TCから算出される第1オイル温度TO1も破線Dで示すように上昇する(ステップS10)。
ここで、図4(B)においては、外気温度センサ51と冷却水温度センサ19はともに故障していないので、第1オイル温度TO1と第2オイル温度TO2とのうち高い方がオイル温度推定値TOILとして設定される(ステップS14)。したがって、時刻t2から時刻t3までの間は、第2オイル温度TO2の方が第1オイル温度TO1よりも高いので、第2オイル温度TO2がオイル温度推定値TOILとして採用される。そして、冷却水温度TCが上昇して時刻t3で第2オイル温度TO2よりも第1オイル温度TO1が高くなると、第1オイル温度TO1がオイル温度推定値TOILとして採用される。
以上により、第1実施形態は下記の効果を得ることができる。
本発明によれば、冷却水温度TCから最大温度差TGAPを引いた第1オイル温度TO1と、イグニッションスイッチオン時の外気温度TOUTから定まる第2オイル温度TO2と、実用上考えられるエンジンオイル温度の最低値であるオイル温度下限値TO3とから、オイル温度推定値TOILを推定する。そのため、オイル温度推定値TOILを必ず実オイル温度よりも低く推定することができ、実オイル温度よりもオイル温度推定値の方が高くなることによってバルブタイミングなどの制御性が悪化することを抑制することができる。
また、冷却水温度センサ19と外気温度センサ51が故障していない場合には、第1オイル温度TO1と第2オイル温度TO2のうち高い方をオイル温度推定値TOILとするので、より実オイル温度に近いオイル温度を推定することができ、推定精度を向上することができる。
さらに、冷却水温度センサ19や外気温度センサ51の故障を判定して、オイル温度推定値TOILを決定するので、オイル温度推定値TOILの信頼性が向上する。
(第2実施形態)
第2実施形態の構成は、第1実施形態と基本構成はほぼ同様であるが、図1に示すように燃料タンク30に燃料温度センサ33を配置することにおいて相違する。つまり、イグニッションスイッチオン時の燃料温度を第2オイル温度と設定するようにしたもので、以下にその相違点を中心に説明する。
エンジン10が始動していない場合には、エンジンオイルや燃料タンク30に蓄えられた燃料は、エンジン10からの熱を受けないので外気温度とほぼ同一の温度になる。そのため、エンジン始動直後のオイル温度は、外気温度ではなく、燃料温度から推定することができる。また、エンジン10が始動した場合には、オイル温度はエンジン10の燃焼熱によって上昇する。これに対して、燃料温度は、エンジン10の燃焼熱を直接受けるのではなく、排気管からの放射熱によって上昇する。このように、燃料温度はエンジン10から生じる燃焼熱よりも低い排気管からの放射熱を受けて上昇するので、温度上昇の速度は遅く、到達温度も実オイル温度よりも低くなる。したがって、外気温度の代わりに燃料温度を第2オイル温度としても、推定されるオイル温度は実オイル温度よりも低くなる。
しかしながら、冬季など外気温度が非常に低く、燃料温度とオイル温度が外気温度と同様の低い温度となっている場合に、燃料タンク30に燃料を供給すると、その供給した燃料の方が燃料タンク30に残留している燃料よりも暖かく、燃料タンク内の燃料温度が上昇することがある。このように、燃料給油によって燃料温度が上昇すると、イグニッションスイッチオン時の燃料温度が実オイル温度よりも高くなることがある。ここで、外気温度ではなく燃料温度に基づいてオイル温度を推定すると、推定されるオイル温度が実オイル温度よりも高くなってしまう問題がある。
そこで、本実施形態においては、上記した問題を解決するために、給油により燃料温度が上昇したか否かを判定し、その結果に基づいてエンジンオイルのオイル温度をそれぞれ推定する。
以下では、コントローラ60が実行するエンジンオイル温度の推定ロジックについて説明する。図5は、コントローラ60が実行する制御を示すフローチャートである。この制御はイグニッションスイッチ52がオンになってから一定周期(例えば10ミリ秒周期)で、イグニッションスイッチ52がオフになるまで実施される。
ステップS20では、コントローラ60は、燃料温度センサ33により検出された燃料温度に基づいて給油があったか否かを判定する給油判定処理を実行し、ステップS21に移る。この給油判定処理の詳細については、図6を参照して後述する。
ステップS21では、コントローラ60は、冷却水温度と燃料温度とを用いてエンジンオイルのオイル温度を推定するオイル温度推定処理を実行し、処理を終了する。このオイル温度推定処理の詳細については、図7を参照して後述する。
図6は、給油判定処理を示すフローチャートである。
ステップS200では、コントローラ60は、イグニッションスイッチ52がオンからオフになったか否かを判定する。イグニッションスイッチ52がオンからオフになった場合には、ステップS201に移る。そうでない場合には、ステップS202に移る。
ステップS201では、コントローラ60は、燃料タンク30に設置された燃料温度センサ33によって検出した燃料温度をイグニッションスイッチオフ時燃料温度Tf1としてRAMに一時的に記憶し、ステップS202に移る。
ステップS202では、コントローラ60は、イグニッションスイッチ52がオフからオンになったか否かを判定する。イグニッションスイッチ52がオフらオンになった場合には、ステップS203に移る。そうでない場合には、ステップS204に移る。
ステップS203では、コントローラ60は、燃料温度センサ33で検出した燃料温度をイグニッションスイッチオン時燃料温度Tf2としてRAMに一時的に記憶し、ステップS204に移る。
ステップS204では、コントローラ60は、給油による燃料温度の上昇があったか否かを、イグニッションスイッチオン時燃料温度Tf2とイグニッションスイッチオフ時燃料温度Tf1との差に基づいて判定する。つまり、Tf2−Tf1が所定値ΔTfよりも大きい場合には、燃料タンク30に燃料が補給されて燃料温度が上昇したと判定し、ステップS205に移る。また、Tf2−Tf1が所定値ΔTf以下である場合には、給油が行われていない、又は給油が行われていても給油されてから十分に時間が経過しているため給油による燃料温度の上昇がないと判定し、ステップS206に移る。
ステップS205では、コントローラ60は給油判定フラグをオンにし、フラグFに1を設定し、一旦処理を抜ける。
ステップS206では、コントローラ60は給油判定フラグをオフにし、フラグFにゼロを設定し、一旦処理を抜ける。
上記のように給油判定を実施した後に、コントローラ60は図7に示すオイル温度推定処理を実施する。
図7は、オイル温度推定処理を示すフローチャートである。
ステップS210では、コントローラ60は、冷却水温度センサ19により検出し
た車両運転中の冷却水温度TCと最大温度差TGAPとの差から第1オイル温度TO1を算出し((1)式参照)、ステップS211に移る。
ステップS211では、コントローラ60は、燃料タンク30に設置された燃料温度センサ33により検出したイグニッションスイッチオン時の燃料温度Tf2を第2オイル温度TO2とし、ステップS219に移る。このように、第2実施形態では、外気温度の代わりとして燃料温度Tf2を用いて第2オイル温度TO2を決定する。
ステップS219では、コントローラ60は、給油判定のフラグFが1であるか否かを判定する。
給油判定フラグF=1である場合には、ステップS216に移る。つまり、給油判定フラグFが1である場合は、給油により燃料温度が上昇しており、燃料温度が実際のオイル温度よりも高くなることもあるので、ステップS216〜S218において、第2オイル温度Tf2を用いずにエンジンオイルのオイル温度推定値TOILを決定する。
一方、給油判定フラグF=0である場合には、ステップS212に移る。この場合は、給油により燃料温度が上昇していないので、燃料温度Tf2から設定した第2オイル温度TO2からオイル温度を推定しても実オイル温度よりも高く推定することはない。そのため、ステップS212〜S218において、第1オイル温度TO1、第2オイル温度TO2及びオイル温度下限値TO3からオイル温度推定値TOILを決定する。
なお、ステップS212〜S218は、第1実施形態のステップS12〜S18と同様であるので、説明は便宜上省略する。
上記したオイル温度推定装置の動作について、図8〜図10のタイムチャートを参照して説明する。なお、フローチャートとの対応が分かりやすくなるように冒頭にSを付けてフローチャートのステップ番号を示す。
図8は、燃料が給油されておらず、燃料温度センサ33と冷却水温度センサ19がともに故障していない場合におけるオイル温度推定装置の動作を示すタイムチャートである。ここで、図8(A)の太実線Aはエンジン回転速度を示す。また、図8(B)の実線Bは実オイル温度、点線Cは冷却水温度TC、破線Dは冷却水温度TCから最大温度差TGAPを引いた第1オイル温度TO1、そして一点鎖線Fは燃料タンク内の燃料温度を示す。
図8(A)の太実線Aに示すように、時刻t4でイグニッションスイッチ52をオフにした後にエンジン10を停止させる。そうすると、実オイル温度(実線B)、冷却水温度TC(点線C)及び燃料温度(一点鎖線F)は徐々に低下し始める。エンジン10が停止してから十分に時間が経過すると、実オイル温度、冷却水温度TC及び燃料温度はほぼ外気温度まで低下する。
そして、太実線Aに示すように時刻t4でイグニッションスイッチ52をオンにしてエンジン10を再び始動させると、このときの燃料温度Tf2が点Pに示すように第2オイル温度TO2となる(ステップS211)。エンジン10が始動し始めると、まず冷却水温度TCが上昇し始め(点線C)、その後冷却水よりも比熱の大きいエンジンオイルのオイル温度が上昇する(実線B)。このように冷却水温度TCが上昇すると、冷却水温度TCから算出される第1オイル温度TO1も破線Dで示すように上昇する(ステップS210)。ここで、図8においては、燃料温度センサ33と冷却水温度センサ19は故障していないので、第1オイル温度TO1と第2オイル温度TO2とのうちの高い方がオイル温度推定値TOILとして設定される(ステップS214)。したがって、時刻t5から時刻t6までの間は、第2オイル温度TO2の方が第1オイル温度TO1よりも高いので、第2オイル温度TO2がオイル温度推定値TOILとして採用される。そして、冷却水温度TCが上昇して時刻t6で第2オイル温度TO2よりも第1オイル温度TO1が高くなると、第1オイル温度TO1がオイル温度推定値TOILとして採用される。
図9は、燃料が給油されておらず、燃料温度センサ33と冷却水温度センサ19が故障していない場合におけるオイル温度推定装置の動作を示すタイムチャートである。ここで、図9(A)の太実線Aはエンジン回転速度を示す。また、図9(B)の実線Bは実オイル温度、点線Cは冷却水温度TC、破線Dは冷却水温度TCから最大温度差TGAPを引いた第1オイル温度TO1、そして一点鎖線Fは燃料タンク内の燃料温度を示す。
図9(A)の太実線Aに示すように、時刻t7でイグニッションスイッチ52をオフにし、エンジン10を停止して、その後すぐに時刻t8でエンジン10を再始動させる。そのため、実オイル温度(実線B)、冷却水温度TC(点線C)及び燃料温度(一点鎖線F)は、エンジン10が停止する時刻t7から徐々に低下し始めるが、それら温度が外気温度まで低下する前にエンジン10を再始動するので、時刻t8からは再び温度が上昇し始める。
時刻t8でイグニッションスイッチ52をオンにしてエンジン10を再び始動させると、このときの燃料温度Tf2が点Pに示すように第2オイル温度TO2となる(ステップS211)。エンジン10が始動し始めると、まず冷却水温度TCが上昇し始め(点線C)、その後冷却水よりも比熱の大きいエンジンオイルのオイル温度が上昇する(実線B)。このように冷却水温度TCが上昇すると、冷却水温度TCから算出される第1オイル温度TO1も破線Dで示すように上昇する(ステップS210)。ここで、図9では、燃料温度センサ33と冷却水温度センサ19は故障していないので、第1オイル温度TO1と第2オイル温度TO2とのうち高い方がオイル温度推定値TOILとして設定される(ステップ214)。したがって、図9のように、エンジン10を停止した後すぐに再始動する場合には、エンジン再始動時(時刻t8)から第1オイル温度TO1の方が第2オイル温度TO2よりも高いので、第1オイル温度TO1がオイル温度推定値TOILとして採用される。
図10は、燃料温度センサ33と冷却水温度センサ19は故障していないが、燃料の給油が行われた場合におけるオイル温度推定装置の動作を示すタイムチャートである。ここで、図10(A)の太実線Aはエンジン回転速度を示す。また、図10(B)の実線Bは実オイル温度、点線Cは冷却水温度TC、破線Dは冷却水温度TCから最大温度差TGAPを引いた第1オイル温度TO1、そして一点鎖線Fは燃料タンク内の燃料温度を示す。
図10(A)の太実線Aに示すように、時刻t9でイグニッションスイッチ52をオフにした後にエンジン10を停止させる。そうすると、実オイル温度(実線B)、冷却水温度TC(点線C)及び燃料温度(一点鎖線F)は徐々に低下し始める。エンジン10が停止してから十分に時間が経過すると、実オイル温度、冷却水温度TC及び燃料温度はほぼ外気温度まで低下する。時刻t10で、燃料タンク30に燃料が供給されると、一点鎖線Fで示すように燃料温度が上昇する。そして、時刻t11でイグニッションスイッチ52をオンにしてエンジン10を再び始動させると、イグニッションスイッチオン時の燃料温度Tf2が点Pに示すように第2オイル温度TO2となる(ステップS211)。ここで、図10(B)において、点Qで示すイグニッションスイッチオフ時の燃料温度Tf1と、点Pで示すイグニッションスイッチオン時の燃料温度Tf2との差は所定値ΔTfより大きいΔTf+αであるため給油されたと判定される(ステップS10)。図10では、冷却水温度センサ19などは故障していないので、上記の通り給油判定されると、第1オイル温度TO1がオイル温度推定値TOILとして設定される(ステップS217)。したがって、エンジン10は始動した時刻t11以降は、第2オイル温度TO2の値に関わらず第1オイル温度TO1がオイル温度推定値TOILとして採用される。
以上により、第2実施形態は下記の効果を得ることができる。
本発明によれば、冷却水温度TCから最大温度差TGAPを引いた第1オイル温度TO1と、イグニッションスイッチオン時の燃料温度Tf2から設定される第2オイル温度TO2と、実用上考えられるエンジンオイル温度の最低値であるオイル温度下限値TO3とから、オイル温度推定値TOILを推定することでき、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、燃料温度Tf1、Tf2に基づいて給油判定を行うので、燃料が給油されてイグニッションスイッチオン時の燃料温度Tf2が実オイル温度よりも高くなった場合であっても、エンジンオイル推定値TOILが実オイル温度よりも高くなることを防止することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなし得ることは明白である。
例えば、第1実施形態ではイグニッションスイッチ52がオンになったときの外気温度を検出して第2オイル温度としているが、エンジン10への始動信号が出力されたときの外気温度を検出して第2オイル温度とするようにしてもよい。
また、第2実施形態ではイグニッションスイッチ52のオン時及びオフ時の燃料温度を検出するようにしているが、エンジン10への始動信号及び停止信号が出力されたときの燃料温度を検出するようにしてもよい。
エンジンの全体構成を示す構成図である。 コントローラが実行する制御を示すフローチャートである。 エンジン回転速度と、冷却水温度、オイル温度との関係を示した図である。 オイル温度推定装置の動作を示すタイムチャートである。 コントローラが実行する制御を示すフローチャートである。 給油判定処理を示すフローチャートである。 オイル温度推定処理を示すフローチャートである。 オイル温度推定装置の動作を示すタイムチャートである。 オイル温度推定装置の動作を示すタイムチャートである。 オイル温度推定装置の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 エンジン
12 吸気ポート
13 燃焼室
14 排気ポート
15 吸気バルブ
15a、16a 可変バルブタイミング装置
16 排気バルブ
17 点火プラグ
19 冷却水温度センサ(冷却水温度検出手段)
20 吸気通路
23 燃料噴射弁
30 燃料タンク
33 燃料温度センサ(外気温度検出手段)
51 外気温度センサ(外気温度検出手段)
52 イグニッションスイッチ

Claims (9)

  1. エンジンオイルの温度を推定するオイル温度推定装置であって、
    エンジンを冷却する冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段と、
    外気の温度を検出する外気温度検出手段と、
    前記検出された冷却水温度から所定値を減じた第1選択値と、前記外気温度から設定される第2選択値とのうちの大きい方をエンジンオイル温度として選択するオイル温度選択手段と、を備え、
    前記所定値は、エンジン冷機状態からエンジン暖機状態までの間における冷却水温度とエンジンオイル実温度との温度差の最大値であることを特徴とするオイル温度推定装置。
  2. 前記外気温度検出手段は、エアコン用の外気温度センサであることを特徴とする請求項1に記載のオイル温度推定装置。
  3. 前記外気温度検出手段は、前記エンジンの燃料タンクに設置された燃料温度センサであること特徴とする請求項1に記載のオイル温度推定装置。
  4. 前記エンジンの燃料タンクに燃料が給油されたか否かを判定する給油判定手段を備え、
    前記給油判定手段により給油がされたと判定された場合には、前記オイル温度選択手段は、前記第1選択値をエンジンオイル温度として選択することを特徴とする請求項3に記載のオイル温度推定装置。
  5. 前記給油判定手段は、前記燃料温度センサにより検出された燃料温度に基づいて給油判定を行うことを特徴とする請求項4に記載のオイル温度推定装置。
  6. 前記冷却水温度検出手段の故障を判定する第1故障判定手段を備え、
    前記オイル温度選択手段は、前記冷却水温度検出手段が故障している判定された場合には、前記第2選択値をエンジンオイル温度として選択することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のオイル温度推定装置。
  7. 前記外気温度検出手段の故障を判定する第2故障判定手段を備え、
    前記オイル温度選択手段は、前記外気温度検出手段が故障している判定された場合には、前記第1選択値をエンジンオイル温度として選択することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のオイル温度推定装置。
  8. 前記冷却水温度検出手段の故障を判定する第1故障判定手段と、
    前記外気温度検出手段の故障を判定する第2故障判定手段と、を備え、
    前記オイル温度選択手段は、前記冷却水温度検出手段が故障している判定された場合には前記第2選択値をエンジンオイル温度として選択し、前記外気温度検出手段が故障している判定された場合には前記第1選択値をエンジンオイル温度として選択し、前記冷却水温度検出手段と前記外気温度検出手段とがともに故障していると判定された場合には前記エンジンオイルごとに決定される第3選択値をエンジンオイル温度として選択することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のオイル温度推定装置。
  9. エンジンオイルの温度を推定するオイル温度推定方法であって、
    エンジンを冷却する冷却水の温度を検出する冷却水温度検出工程と、
    外気の温度を検出する外気温度検出工程と、
    前記検出された冷却水温度から所定値を減じた第1選択値と、前記外気温度から設定される第2選択値とのうちの大きい方をエンジンオイル温度として選択するオイル温度選択工程と、を備え、
    前記所定値は、エンジン冷機状態からエンジン暖機状態までの間における冷却水温度とエンジンオイル実温度との温度差の最大値であることを特徴とするオイル温度推定方法。
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