JP4691246B2 - 自動車用のロックアップクラッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロックアップクラッチに関し、特に自動車用ロックアップクラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる自動車用ロックアップクラッチはケーシングと、入力要素を有する液圧結合装置のタービンホイールとの間で作動でき、ケーシングに係脱自在に接続できるピストンを含む入力要素と、タービンホイールに固定できる出力要素と、前記入力要素と前記出力要素との間で円周方向に作用する弾性部材とを有し、前記ピストンが前記弾性部材を囲み、軸方向に向いた環状フランジを有し、他方、前記出力要素が前記ピストンに向かって軸方向に向き、前記弾性部材の円周方向の端部に当接するよう、前記ピストンのフランジよりも径方向内側に位置する支持ラグを有し、前記入力要素が一方で前記弾性部材を径方向内側に保持するよう、前記ピストンに固定された少なくとも1つのガイド要素を有し、他方で、前記弾性部材の円周方向の端部に当接するよう、前記支持ラグの各側で径方向に配置された第1当接部および第2当接部を支持している。かかるクラッチはフランス国特許公開第2721084号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなクラッチにおいて、ピストンの外周部、特にそのフランジは硬化処理されており、ピストンのフランジへの弾性部材が埋没する現象を防止し、前記ピストンの摩耗を低減するようになっており、例えばピストンは浸炭窒化処理を施す。このような処理のためにピストンのコストが高くなっている。本発明の目的はかかる欠点を低減することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記タイプのロックアップクラッチは、前記ガイド要素が前記ピストンの前記環状フランジの径方向内側の外周部において、前記ピストンに向かって軸方向に開口する軸方向溝の形状をしており、底部を有する周辺の環状部分を有し、前記環状部分が弾性部材を円周方向にガイドし、底部によって前記ピストンと反対方向に前記弾性部材を軸方向に保持するようになっており、溝の前記底部が関連する支持ラグが貫通できるよう、円周方向に横長状の開口部を有することを特徴とする。
【0005】
本発明によれば、ピストンを処理する必要はない。その理由は、弾性部材はガイド要素内の溝によって形成されたポケット内に収容されるので、ピストンフランジと接触せず、よってピストンは板金をプレス加工することによって簡単かつ経済的に製造でき、これによってタービンホイールのできるだけ近くに接近するような、必要な形状とすることが可能であるからである。従って、一実施例におけるピストンはブレードをタービンホイール上の外側の半トーラス部にブレードをクランプするための少なくとも1つのラグと干渉しないように、ボスによって製造された少なくとも1つのレリーフをその内周部に有する。
【0006】
更に、ピストンおよび出力要素は関連する支持ラグを貫通させるよう、ガイド要素の底部に製造された開口部により従来技術と同じ形状を維持している。
【0007】
従って、ピストンと弾性部材とガイド要素からなるサブアセンブリを製造することが容易であることが理解できよう。組み立ては、まずガイド要素に弾性部材を取り付け、次に弾性部材が設けられたガイド要素をピストンに固定することによって行われる。このように捕捉可能な弾性部材を含む、操作自在で、かつ運搬自在なサブアセンブリが得られる。弾性部材の取り付けを容易にし、コストを低減するために、ガイド要素を環状ガイドセクターに分割することが好ましい。
【0008】
好ましくは、分割された溝の径方向の状態は、軸方向に向いた環状外側部品と、軸方向に向いた環状内側部品とによって画定され、これら部品は底部で共に一体に接続される。
【0009】
これら外側部品および内側部品の少なくとも一部に第1支持体および第2支持体が形成され、これら部品は弾性部材を径方向に係止する。外側部品はピストンフランジに当接することが好ましい。
溝の底部はできるだけタービンホイールに接近するような形状とされている。
【0010】
外側部品が一実施例において弾性部材を軸方向に係止するための少なくとも1つの突起をその自由端に有する。このような構造により、あらかじめガイド要素内に捕捉した状態に弾性部材を取り付けることが可能となっている。更にこれにより、弾性部材とピストンとが接触することも防止できる。
【0011】
上記のように、ガイド要素は環状ガイドセクターとなるように分割することが好ましい。開口部の形状は弾性部材の長さに応じて決まり、一実施例におけるこれら開口部はガイドセクターの底部に形成された、閉じたスロットとなっているので、単一ガイドセクター内に1つの弾性部材しか取り付けできず、よってこの単一ガイドセクターは強力となっている。
【0012】
変形例では、開口部をセクターの軸方向端部の各々における閉じたスロットとするように、弾性部材をより長くし、2つのガイドセクター内に取り付けている。
【0013】
周辺部分の溝はピストンに接触する固定部分に接続されている。一実施例では、この部分から引き出された、盛り上がったクランピングラグにより、この部分にそれぞれスナップ嵌合させることによって、バランスウェイトが取り付けられている。
【0014】
次の説明は添付図面を参照して本発明を説明するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
添付図面において、オイルのような流体で満たされた液密ケーシングを含む液圧結合装置のためのロックアップクラッチは、番号1で示されている。このケーシングは従来通りフランジにより駆動シャフトと共に回転するよう、この駆動シャフトに対して固定されるようになっており、この固定のためにフランジに対する固定手段を備えた、ほぼ横方向に向いた環状壁を有する。
【0016】
この壁は第1部品に対してシールされた状態で固定された第2部品が設けられた、ケーシングの第1部品に属す。この結合装置は回転軸線を構成する対称軸方向軸線を有する。ケーシング内にはロックアップクラッチ1だけでなく、ブレード付きインペラーホイールも収納されており、このインペラーホイールはハブに固定されたブレード付きタービンホイールに向いた、ケーシングの第2部品に固定されており、ハブによりブレード付きタービンホイールは中心に流体供給チャンネルが設けられた被動シャフトと共に回転するように、この被動シャフトに固定されるようになっている。この固定のために、被動シャフトに回転結合するよう、ハブの内部にフルート溝が設けられている。タービンホイール、インペラーホイールと反作用ホイールとの組がトルクコンバータを構成するように、従来通り反作用ホイールも設けられている。
【0017】
クラッチ1はほぼ横方向に向いた環状形状をしたピストンを有し、クラッチのようなこのピストンはタービンホイールとケーシングの横方向壁との間で軸方向に位置しており、ケーシングの横方向壁に接触するようになっている。この接触は直接接触とすることができる。ケーシングのピストン−壁要素の一方に固定された環状面には、従来通り摩擦ライニングが固定されており、ケーシング/ピストンの壁要素の他方に固定された環状摩擦面に接触するようになっている。
【0018】
これら表面は横方向に向いているが、ピストンおよびケーシングの壁の外周部で互いに対向している。従って、ピストンの各側への圧力を変えることによってピストンはケーシングの壁の方向へ軸方向に移動し、ライニングをクランプするか、または摩擦ライニングを解放するようにタービンホイール側に移動する。摩擦ライニングをクランプする場合、クラッチ1が係合するが、後者のタービンホイール側に移動する場合にはクラッチの係合は解除、すなわちクラッチは切られる。
【0019】
このような動作は、ピストンと、ケーシングの壁と、摩擦ライニングによって境界が定められた制御チャンバと称されるチャンバ内の圧力を変えることによって行われる。このチャンバは被動シャフトの供給チャンバと連通しており、自動車に使用されている場合には、この被動シャフトは運動伝達ボックスの入力シャフトであり、一方、駆動シャフトは自動車のエンジンの出力シャフトであり、このエンジンの出力シャフトのクランクシャフトには壁、従ってケーシングと駆動シャフトとを結合するための上記フランジが固定されている。
【0020】
公知のように、自動車が始動されると、ハブを介し、被動シャフトと共に回転するように、この被動シャフトに固定されたタービンホイールのブレードと、ケーシングの第2部分を介し被動シャフトと共に回転するように固定されたインペラーホイールのブレードとの間のオイルの循環によって、被動シャフトは駆動シャフトによって回転される。次にクラッチが切られる。自動車の燃費を少なくするために、被動シャフトがロックアップクラッチ1を介して被動シャフトによって直接回転されるように、その後、クラッチは係合される。
【0021】
より詳細には、自動車のエンジンが発生する振動を取り除くために、タービンホイール/ハブアセンブリにはピストンが回転自在に弾性結合されており、従って、ピストンとタービンホイール/ハブアセンブリとの間でトーションダンパーが作用するようになっている。以下、このアセンブリを出力アセンブリと称す。
【0022】
従って、ピストンは出力要素がタービンホイール/ハブ要素、すなわち出力アセンブリのうちの1つの要素に固定されているトーションダンパーの入力要素に属す。
【0023】
出力要素を弾性的にピストンに結合するよう、円周方向に作用する弾性部材がピストンとトーションダンパーの出力要素との間で働くようになっている。
【0024】
図1において、符合1はロックアップクラッチを示し、2はタービンホイールを示し、3はハブを示し、このハブの横方向フランジの一部は点線で示されている。4はピストンを示し、5はケーシング15の横方向壁の一部を点線で示し、番号60はピストン4に固定された横方向表面61と壁5に固定された横方向表面62との間で作用する摩擦ライニングを示し、6は円周方向に作用する弾性部材を示し、7は出力アセンブリ2、3に固定されたトーションダンパーの出力要素を示す。
【0025】
ピストン4は、その外周部に軸方向に配置された環状フランジ40を有し、この環状フランジ40は、タービンホイール2に軸方向に向いている。ピストン4には少なくとも1つのガイド要素8が固定されており、半トーラス形状をした、タービンホイール2の外周部に設けられた複数のコイルスプリングから成る弾性部材6の内部に向かって径方向に係止されるようになっている。これらスプリング6は実施例では同心状のスプリングの対として取り付けられている。
【0026】
ピストン4はハブ3の上のガイド表面(符合なし)に沿って軸方向にスライドするよう、シールされた状態で取り付けられており、このピストン4は内周部が波形形状になっており、タービンホイールに接近すると共に、ブレード(図示せず)のタービンホイールの外側トーラス部に固定するためのクランプ(図示せず)の間の干渉を防止している。従って、ピストン4は、上記クランプとの干渉を防止するための間隙ボス41を有する。
【0027】
このピストンの内側には、スリーブ42が設けられており、このスリーブ42は、ハブの横方向フランジ3にリベット締めにより固定するために内周部にタービンホイール2が有する内側環状部に向いている。このピストン4は、板金をプレス加工することによって製造されている。ピストンのフランジ40にスプリング6が取り付けられているので、スプリングは遠心力の作用によりフランジ40の内周部に接触するという問題がある。従って、注意を払わなければこれらスプリング6はフランジ内に埋め込むことができる。
【0028】
一般的に、これらスプリングはピストン4の外周部2を摩耗し得る。
【0029】
このような理由から、ガイド要素内のポケット80内に弾性部材を収納することが提案されている。これらポケットはフランジとの接触を防止するために弾性部材6とフランジ40との間に挟まれており、よって従来の解決案とは異なり、ピストン4を硬化させる処理は不要となっている。従って、例えば浸炭窒化処理は不要である。
【0030】
図1を見ると、この図の左側部分を前方と見なし、右側部分を後方と見なす。ポケット80は、ピストン4およびガイド要素8によって境界が定められているケージ内に取り付けられた弾性部材6を、前方および後方に向かって軸方向に係止している。より詳細には、タービンホイールのブレードと同時に、例えば溶接またはクランプによりタービンホイール2の外周部に直接固定された状態で、タービン2に出力要素7が固定されている。
【0031】
出力要素7は、弾性部材6の周方向端部のための複数の支持ラグ77を有する。これらラグ77はピストン4に対して軸方向に向いている。従って、出力要素は、タービンホイール2の外側半トーラス部に固定するための環状部分を備えたクシ状となっている。この固定部分は、本例では連続状となっている。
【0032】
変形例として、この固定部分を分割することもできる。固定部分は、タービンホイールの形状に一致するように湾曲した形状となっている。ラグ77は、クロッピング加工および曲げ加工によって得られる。ロックアップクラッチの入力要素はピストン4と、後述するように、本例ではリベット締めにより、変形例では溶接、接着または他の任意の手段によりピストン4に固定されたガイド要素8とを含む。
【0033】
この入力要素は、第1当接部181および第2当接部182を支持しており、これら当接部は、弾性部材の周方向端部に当接するように、支持ラグ77の各側に径方向に配置されている。上記のようにクラッチ1を係合したり、切ったりすることができるので、この入力要素4、8は摩擦ライニング60を支持しているピストン4によりケーシング15に係脱自在に接続できる。すなわちより詳細には、ケーシング15のほぼ横方向の壁5に接続できる。
【0034】
入力要素4、8と出力要素7とが相対的に移動する間、ラグ77は当接部181、182に対して相対的に移動し、よって弾性部材6は圧縮される。
【0035】
ポケット80は溝80によって形成されており、ガイド要素8は、本例では環状ガイドセクタ90に分割されている。変形例では、このガイド要素8は連続的となっている。いずれのケースにおいても、本発明によれば、ガイド要素8はピストン4の環状フランジ40の径方向内側にて、その外周部に周辺部分80を有する。この周辺部分80はピストン4に向かって軸方向、すなわち図1において後方に向かって開口する軸方向溝として形成されている。この溝8は、底部85、86を有する。この溝は、円周方向に弾性部材6をガイドし、その底部85、86により、ピストン4と反対方向、すなわち図1の前方に向かって弾性部材6を軸方向に係止する。これら底部85、86は、関連するラグを通過させるための円周方向に横長状の開口部87を有する。これら溝80は部材6を径方向内外に係止する。
【0036】
本例において、溝80はフランジ40の内周部に接触しながら、ピストン4のフランジ40に隣接する径方向外側部品83によって一方の径方向の境界が定められており、径方向内側部品84によって他方の径方向の境界が定められている。これら部品83、84はピストン4に対して軸方向に向いている。これらは互いに平行であり、かつピストン4のフランジ40と平行な状態で軸方向に配置されている。
【0037】
これら部品83、84は、フランジ40に対して逆方向に軸方向に向いている。一般的に、ガイド要素8のほうがピストンよりも薄くなっている。径方向外側部品83は、その自由端に少なくとも1つの突起88、好ましくは少なくとも2つの径方向に開口する突起88を有し、弾性部材6を図1の後方に向けて、すなわちピストン4に向かって弾性部材6を軸方向に係止するようになっている。
【0038】
このような構造により、弾性部材6とピストン4との間の干渉が防止される。これにより、予めピストン4に弾性部材6を取り付けることが容易となっている。弾性部材6は溝80内にスナップ嵌合することによって容易に取り付けることができる。溝80は、ガイド要素が環状ガイドセクター90に分割されているので、環状セクターに分割されている。
【0039】
図面において、各セクター90はリップ状をした突起88を有する。このリップの外側部分の自由端は内側に向かって傾斜している。変形例では突起80はリムから成る。当然ながら、ガイド要素8、従ってセクター90にはコイルスプリングから成る部材6の摩耗を防止する保護手段が設けられている。各セクターは浸炭窒化処理または窒化処理をすることもできるし、他の別の硬化処理をすることができる。変形例として、各セクターは摩耗防止材料の層によって被覆されている。要素8をセクター90に分割することによって多数の部品を同時に処理できるので、コストを低減することが可能である。
【0040】
セクター90の各周辺部分80の内側は、固定部分81に接続されており、この固定部分81は、本例では平らな形状をしており、ピストン4、より詳細にはピストン4の横方向部分に接触するようになっている。ピストンに対するセクター90の固定は、摩擦ライニング60の径方向下方に延びる固定部分81につき、2つまでのリベット82を使ったリベット締めにより行われる。これらリベット82は、セクター90の周方向端部の近くに位置する。
【0041】
このようにするために、各セクターは、リベット82がピストン4も貫通できるようにするための2つの貫通孔828を有する。当然ながら、変形例ではリベット82および孔282の数は3つ以上とすることができ、この数は応用例に応じて決める。変形例では、リベット82は部分81と一体の部品を押し出し成形によって得たリベットである。各固定部分81において、部分81の中心に位置する盛り上がったクランプラグ284を形成するために、2つの孔282の間の自由空間を活用している。
【0042】
各ラグ284は、閉じた開口部285をクロップ加工し、曲げ加工することによって形成される。半落ち込みボス状をした各ラグ284は波形領域を有し、この領域を根元部としてほぼ横方向に向いた端部領域が延びており、この端部領域は部分81とほぼ平行である。従って、ラグ284は、溝80の底部85、86の軸方向に端部領域がずれた、突出するラグとなっている。これらラグ284には周辺部分80と反対方向に横方向に延びている端部領域が設けられている。
【0043】
このような構造によって、スナップ嵌合により各ラグ284にバランス先端部283を取り付けることが可能となっている。各先端部283は、本例では台形であり、開口部286を有し、この開口部は、小さいベースにある頂部部分がバチ形状となっている。これら先端部283は、それらの長い方の底部が閉じた開口部285よりも広くなっている。先端部283は、ラグ284の下方で横方向にスリップさせ、押し込むことにより取り付けられる。ラグ284の端部領域の自由端は若干湾曲しており、変形例ではこれを破壊できるように面取りされている。
【0044】
従って、ラグ284の下に取り付け運動している間、先端部283は若干ラグ284を持ち上げ、クランプ作用を加える。従って、取り付けは部分81に先端部283を強制スナップ嵌合することによって行われ、ラグ284は開口部286の底部の高さで先端部に接触する。
【0045】
変形例として、より多数のラグ284を設けることができる。例えば1つの先端部283につき2つのラグを設けることができる。
【0046】
当然ながら、一部のセクター90に先端部283を設けることができ、これらセクター30は全体のバランスをダイナミックに取るために、ガイド要素8と、ピストン4と、スプリング6から成るアセンブリ上で検出されるアンバランス状態に従って取り付けられる。開口部286は先端部283の短い方の底部の高さで開口する。開口部283の境界を定める傾斜したエッジは、ラグ284の強力な根元領域の側方エッジに係合するので、先端部283は戻ることができない。
【0047】
その理由は、先端部283は根元領域のエッジに接触し、クランプ作用をしているラグ284により部分81に接触した状態に押圧されているからである。従って、各先端部283は強制的に取り付けられる。プレート283の形状は当然ながら応用例に応じて決まる。
【0048】
バランス作用が最も好ましい、ピストン4の外周部にバランス先端部283が設けられていることが理解できよう。
当然ながら、このタイプの取り付けはシールが破壊されない、ピストン4に固定部分81を有する任意のタイプのガイド要素に適用できる。従って、ラグ284は本例ではセクター90と一体部品となっているので、部品の数を増すことなく、ガイド要素8を活用できる。従って、プレート283を固定するには、リベットのような別の固定部材を使用しなくてもよい。従って、別に先端部283だけを保管しておけばよい。
【0049】
ラグ284は所定の弾性度を有し、この弾性度により製造公差を吸収することが可能となっている。
【0050】
図では、スプリング6は略図で示されている。スプリング6の周方向端部の各々にカップ61が取り付けられている。これらカップ61の各々は、スプリング6に係合する円筒形スタッド(符合なし)を公知の態様で有する。従って、スプリング6は内側部品84に形成された第1当接部181および外側部品83に形成された第2当接部182にこれらカップ61により間接的に当接している。
【0051】
図3および図4では、より良好に判るように、スプリング6は湾曲した形状となっており、自由状態においてスプリング6を予め湾曲させることができる。図1〜図4の実施例では、スプリング6は比較的短く、環状ガイドセクター90ごとに1つのスプリング6しか取り付けられていない。このケースでは、スプリング6を自由状態で直線状とすることができる。スプリング6の円周方向の長さは、セクター90内で溝状をした周辺部分80の円周方向長さにほぼ等しくなっている。
【0052】
実際には当接部181、182は周辺部分80の円周方向端部に製造される。これら当接部181、182は、溝の底部85、86内の中心に形成された開口部87の各側で延びている。これら当接部は、内側部品84および外側部品83にそれぞれほぼ垂直になっている。
【0053】
より詳細には、周辺部分80の円周方向端部は、ほぼ90度に折り曲げられており、開口部83の各側で延びるパーティションを形成し、当接部181、182を形成しているので、開口部87の各側で部品84、83だけでなく、底部85、86に影響を与えている。開口部87は円周方向に横長となっており、本例では部分80の対応する円周方向端部で開口する環状形状をした盲スロットとなっている。
【0054】
これらスロット87は、支持ラグ77の厚みよりも若干大きい高さを有し、支持ラグ77は平らで、かつ薄い形状をしており、すなわち円周方向の幅よりも小さい高さを有する。従って、これらラグ77は、ほぼ長方形の横断面を有し、環状のスロット87を貫通している。スロット87の円周方向の長さは、ラグ77とピストン4との間の相対的な回転角方向の間隙に応じて決まる。従って、ラグ77は各々が異なるセクター90に属す2つの連続するスロット87に進入できる。
【0055】
ガイド要素は、セクター90に分割されているので、円周方向の端部が閉じており、中間部がカットされた単一のスロットが設けられているかのように、すべてのことが起きる。従って、各セクターには円周方向に逆方向に向いた2つの盲孔が設けられており、各部分の底部の中心領域の材料は連続した状態となっている。ピストンのフランジ40は、連続材料のバンド状をした局部的な変形部41を有し、従って、フランジ40に2つの端部の根元領域とこれら根元領域を接続する中心領域を有する。従って、これら変形部41は落ち込みボスから成る。
【0056】
変形部が根元領域から構成された、変形部41の円周方向端部は、当接部182に対するカウンタ当接部を形成している。従って、2つの変形部41の間には、少なくとも1つのスプリング6を備えた各セクター90が取り付けられており、従って、これら当接部182は補強されている。
【0057】
当然ながら、図5〜図8から判るように、各部分80には関連する支持ラグ77のための単一貫通開口部を設けることができる。
【0058】
図1〜図4の開口部87と同じように、円周方向に横長状の開口部187は、環状の閉じたスロットの形態をしている。このスロット187の底部、すなわち円周方向端部と周辺部分80の円周方向端部との間には材料が存在する。従って、この材料は図1〜図4の材料と比較して異なるように分散されている。溝80の底部85、86は、円周方向端部よりも強力である。溝80の内側部品84内に形成された第1当接部381およびこの溝の外側部品に形成された第2当接部382は、部品84、83内の中心にカットされた傾斜したラグによって形成されている。
【0059】
セクターごとに4つの傾斜したラグ381、382が設けられている。これら2つのラグ381は、外側部品83に向いたまま円周方向の反対方向に傾斜している。同じように、2つのラグ382も、内側部品84に向いたまま、円周方向の逆方向に傾斜している。先端部283を固定するためのラグ284の各側にはラグ381が配置されており、同じことがラグ382の径方向外側に位置するラグ382についても当てはまり、ラグ381自身もラグ284の径方向外側に位置している。
【0060】
ラグ381、382は、スロット187に向いた2対のラグ381、382を構成する。従って、一対のラグ381、382の端部は、図1〜図4に示されているように、スプリング6の対応する円周方向端部に取り付けられているカップ61に対する第1当接部および第2当接部を構成する。
【0061】
従って、各スプリングは、2つのセクター90の間に延びており、よって、より長くすることができる。
【0062】
ラグ77は、セクター90の中心を延びているが、他方図1〜図4のラグ77は、2つのセクターの間を延びている。いずれの図においても、底部は外部部品83に接続された横方向部分86を有する。スロット87、187は、この部分に製造されている。底部86、85は、内側部分84に接続するための傾斜した部分85も有する。このような構造によって、周辺部分の嵩を縮小することが可能となっており、この周辺部分は、傾斜した部分よりスプリング6を妨害することなく、タービンホイール2に、できるだけ接近することが可能となっている。
【0063】
変形例として、溝80がU字形の横断面を有するように底部を半円形とすることができる。また、変形例としてタービンホイールの内周部に固定されたダンパープレートに支持ラグ87を固定できるが、これにより嵩が増加する。タービンホイール2のハブおよびタービンホイール2の形状に一致するような形状のダンパープレートへの固定を同じリベットを使って公知の態様で行うことができる。
【0064】
図5〜図8では、ピストン4上のフランジ40はカウンタ当接部を有しておらず、ラグ381と382は互いに軸方向にずれており、ラグ382のほうが底部85、86により接近していることが理解できよう。
【0065】
カップ61の間で作用する移動スプリングの端部を構成するよう、またはより多くのトルクを伝達するようにスプリング6の内部に内側スプリング6’を収納できることが、図から理解できよう。必ずしもスプリング6全てを内側全て6’に連動させる必要はない。
【0066】
当然ながら、ラグ381を底部85、86の傾斜した部分85から部分的に引き出すこともできる。変形例では、第1および第2当接部は内側部品84および外側部品83のみから引き出しできる。
【0067】
従って、図9ではこれら第1および第2当接部は、符合481および482でそれぞれ示されており、それぞれ内側部品84および外側部品83の周方向の端部をほぼ90度に折り曲げることによって製造することができる。
【0068】
従って、これら当接部481および482はスロット87の各側に配置されたタングから成り、タング481のほうが軸方向により短くなっている。同じ対内の傾斜したラグ381または382は、第1または第2当接部が落ち込みボスから形成できるように、互いに接続することができる。
【0069】
これら実施例は、ガイド要素8が単一部品内に設けられている場合にも適用できる。これら当接部がタングから成る場合にも同じことが言える。
【0070】
ピストン4の軸方向の運動は部分85が出力要素7の固定部分に当接することにより制限されており、一方、図1ではタービンホイール、より詳細にはタービンホイールをハブ3に固定するための環状部に当接するのは、スリーブ状をした、ピストン4の内周部である。ピストン4のスリーブ(番号なし)はハブから引き出されたガイド部品に沿って軸方向にスライドするようになっている。
【0071】
従って、部分85は二重の機能、すなわち軸方向の嵩を縮小する機能と、ピストンの軸方向の移動を制限するストッパー機能の双方を有する。
【0072】
当然ながら、当接部は部分80に取り付けできる。例えば図1〜図4内のパーティション181、182は、溶接によりセクター90の円周方向の端部に取り付けられている。変形例では、要素8は単一部品内にあり、溶接により溝80内にパーティションが取り付けられている。このことは、タング481、482にも当てはまる。当接部は部分80にクランプされたヘアピンのアームによって形成できる。ピストン4上にスカートを形成するフランジ40にバランス先端部を取り付けできる。
【0073】
ピストン4のフランジ40、すなわち横方向部分にはセクター90を係止するためのラグまたは落ち込みボスを設けることができる。例えばラグはセクターを軸方向に固定するように、フランジ40の自由端に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるロックアップクラッチを備えた液圧結合装置の部分半断面図である。
【図2】図1のピストンおよび分割されたガイド要素の斜視図である。
【図3】横方向壁およびタービンホイールがない状態の、図1内の矢印3の方向から見た部分図である。
【図4】横方向壁およびタービンホイールがない状態の、図1内の矢印4の方向から見た部分図である。
【図5】別の実施例を示す、図1に類似した図である。
【図6】別の実施例を示す、図2に類似した図である。
【図7】別の実施例を示す、図3に類似した図である。
【図8】別の実施例を示す、図4に類似した図である。
【図9】第2実施例を示す、図1に類似した図である。
【符号の説明】
1 ロックアップクラッチ
2 タービンホイール
3 ハブ
4 ピストン
5 横方向壁部分
6 円周方向に作用する弾性部材
7 トーションダンパーの出力要素
8 ガイド要素
15 ケーシング
40 環状フランジ
41 ボス
42 スリーブ
60 摩擦ライニング
61、62 横方向表面
77 支持ラグ
80 ポケット
181 第1当接部
182 第2当接部
Claims (19)
- 液圧結合装置のケーシング(15)とタービンホイール(2)との間で作用する自動車用のロックアップクラッチであって、
前記ロックアップクラッチが、
I:ケーシング(15)に係脱自在に接続できるピストン(4)及びガイド要素(8)と、
II:タービンホイールに固定できる出力要素(7)と、
III:前記ピストン(4)及びガイド要素(8)と前記出力要素(7)との間で円周方向に作用する弾性部材(6)とを有していて、
1.前記ピストン(4)が前記弾性部材(6)を囲み、軸方向に向いた環状フランジ(40)を有していて、
2.前記出力要素(7)が、前記ピストン(4)に向かって軸方向に向き且つ前記ピストン(4)のフランジ(40)よりも径方向内側に位置していて前記弾性部材(6)の円周方向の端部に当接する支持ラグ(77)を有していて、
3.前記ピストン(4)に少なくとも1つのガイド要素(8)が固定されていて、前記弾性部材(6)を径方向内側に保持していて、
4.前記ガイド要素(8)が、前記弾性部材(6)の円周方向の端部に当接するように、前記支持ラグ(77)の各側で径方向に配置された第1当接部(181、381、481)および第2当接部(182、382、482)を支持している、自動車用のロックアップクラッチであって、
前記ロックアップクラッチにおいて、
A.前記ガイド要素(8)が、前記ピストン(4)の前記環状フランジ(40)の径方向内側の外周部において、前記ピストン(4)に向かって軸方向に開口する軸方向溝の形状をしており、底部(85、86)を有する周辺の環状部分(80)を有していること、
B.前記環状部分(80)が、弾性部材(6)を円周方向にガイドし、底部(85、86)によって前記ピストン(4)と反対方向に前記弾性部材(6)を軸方向に保持するようになっていること、及び
C.前記環状部分(80)の前記底部(85、86)が、前記支持ラグ(77)が貫通できるような円周方向に環状の閉じたスロットを有していることを特徴とする、自動車用クラッチ。 - 前記環状部分(80)の径方向の境界が、前記ピストン(4)上の前記フランジ(40)に隣接する一方の径方向外側部品(83)、および他方の径方向内側部品(84)によって定められており、前記底部(85、86)が外側部品(83)と内側部品(84)を共に接続し、外側部品(83)と内側部品(84)とがほぼ軸方向に向いていることを特徴とする、請求項1に記載した自動車用クラッチ。
- 前記第1当接部(181、381、481)の少なくとも一部が、径方向内側部品(84)から引き出され、第2当接部(182、382、482)が径方向外側部品(83)から引き出されていることを特徴とする、請求項2に記載した自動車用クラッチ。
- 前記第1当接部(181)が前記環状部分(80)の前記底部(85、86)からも引き出されていることを特徴とする、請求項3に記載した自動車用クラッチ。
- 前記第1当接部(381、481)および第2当接部(382、482)がそれぞれ外側部品(83)および内側部品(84)のみから引き出されていることを特徴とする、請求項3に記載した自動車用クラッチ。
- 前記当接部(381)および前記第2当接部(382)が傾斜したラグから成ることを特徴とする、請求項3に記載した自動車用クラッチ。
- 前記当接部(381)および前記第2当接部(382)が落ち込みボスから成ることを特徴とする、請求項3に記載した自動車用クラッチ。
- 前記ガイド要素(8)が環状のガイドセクター(90)に分割されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載した自動車用クラッチ。
- 前記第1当接部(181)および前記第2当接部(182)が、径方向外側部品(83)および内側部品(84)を曲げることにより、ガイドセクターの円周方向端部に形成されたパーティションから成ることを特徴とする、請求項8に記載した自動車用クラッチ。
- 前記開口部(87)がガイドセクター(90)の円周方向の端部の一方の高さで開口する盲スロットから成ることを特徴とする、請求項9に記載した自動車用クラッチ。
- 各ガイドセクターからガイドセクター(90)の円周方向の端部の各々でそれぞれ開口する2つの盲スロット(87)を有し、前記環状部分(80)の底部(85、86)の材料のストリップによりスロット(87)が互いに分離されていることを特徴とする、請求項10に記載した自動車用クラッチ。
- 前記第1当接部(381)および第2当接部(382)の少なくとも一方が、前記内側部品(84)および外側内側部品(83)の円周方向端部を曲げることにより得られたパーティションから成ることを特徴とする、請求項11に記載した自動車用クラッチ。
- 前記環状部分(80)が前記ピストン(4)に固定するための部分(81)に内側で接続されており、盛り上げられたクランピングラグ(284)の下方のバランス先端部(283)の必要な取り付けをするための固定部分から、該クランピングラグ(284)が引き出されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載した自動車用クラッチ。
- 前記クランピングラグ(284)が得られた固定部分に根元部分を有する領域と、前記周辺部分(84)の底部(85、86)の方向に、前記固定部分(71)に対して軸方向にずれた端部領域を有することを特徴とする、請求項13に記載した自動車用クラッチ。
- 前記先端部(283)が前記ラグ(284)の下方で、この先端部を導入するように開口する開口部(286)を有することを特徴とする、請求項14に記載した自動車用クラッチ。
- 前記開口部(286)がバチ形状となっており、前記開口部(286)の傾斜したエッジの端部が、ラグの根元部が設けられている領域のエッジと協働するようになっており、一方、前記クランピングラグ(284)が前記開口部(286)の底部の近くで前記先端部に当接するようになっていることを特徴とする、請求項15に記載した自動車用クラッチ。
- 前記弾性部材(6)がコイルスプリングから成り、これらスプリング(6)の円周方向端部に支持カップ(61)が設けられており、この支持カップが支持ラグ(77)および第1当接部(181、381、481)および第2当接部(182、382、482)に係合するようになっていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載した自動車用クラッチ。
- 前記外側部品(83)が前記弾性部材を軸方向に係止するための少なくとも1つの突起(88)をその自由端部に有することを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載した自動車用クラッチ。
- 前記突起(88)が内側部品(84)に向かって傾斜したリップから成ることを特徴とする、請求項18に記載した自動車用クラッチ。
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