JP3645004B2 - トルクコンバータのロックアップクラッチ - Google Patents

トルクコンバータのロックアップクラッチ Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は自動車等の自動変速機に用いられるトルクコンバータのロックアップクラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機に用いられるトルクコンバータとして、車速が設定車速以上になった場合等に、タービンとポンプとを流体を介さずにロックアップクラッチによって機械的に直結し、それによって動力伝達効率の向上を図るようにしたものがある。
【0003】
ここで用いられるロックアップクラッチとして、従来、図12に示すようなものが案出されている。
【0004】
このロックアップクラッチ1は、入力部材であるピストンプレート2と、出力部材であるホールドプレート3とを備えており、ピストンプレート2は、内周部がタービンハブ4に回動自在かつ軸方向に進退自在に支持される一方で、外周縁部のうちのコンバータカバー5の内側面と対向する位置に摩擦材6が付設されている。そして、ホールドプレート3は、内周縁部がタービン7側に結合される一方で、外周縁部が複数個のコイルばね8を介してピストンプレート2と回動方向で弾性的に連結されている。このため、ピストンプレート2の背部に制御油圧が作用してピストンプレート2が前進作動した場合には、ピストンプレート2が摩擦材6を介してコンバータカバー5に結合され、コンバータカバー5側の入力トルクがコイルばね8を通してホールドプレート3、さらにはタービン7及び自動変速機の入力軸(図示せず。)へと伝達される。尚、コイルばね8は、ロックアップ時にエンジン側から自動変速機側に伝達される回転方向の振動・衝撃を吸収する。
【0005】
また、前記ホールドプレート3とピストンプレート2の外周縁部には、夫々前記コイルばね8を支持するばね受容部9,10が設けられている。ホールドプレート3側のばね受容部9は、ホールドプレート3の外周縁部に径方向外側に開いた開口(図示せず。)が形成され、この開口の対向する両側壁9aが断面略U字状に折曲されて成り、その断面略U字状の両側壁9aがコイルばね8の端部を支持するばね支持部となっている。一方、ピストンプレート2側のばね受容部10は、ピストンプレート2に固設された円環状のドライブプレート10aに、ホールドプレート3側に向いた複数個の爪10bが突設されて成り、その爪10bがピストンプレート2の側壁9aと対応するピストンプレート2側のばね支持部となっている。そして、ホールドプレート3とピストンプレート2の各ばね支持部(9a,10b)はコイルばね8の端部と当接し、両プレート3,2間に相対回転を生じたときにこのコイルばね8を圧縮変形させるようになっている。
【0006】
尚、この類似技術は、例えば、特開昭63−75655号公報等に示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のロックアップクラッチの場合、ホールドプレート3側とピストンプレート2側の各ばね支持部(9a,10b)は、タービン7寄りのばね支持部間の長さとコンバータカバー5寄りのばね支持部間の長さが同じになるように形成されていて、各ばね支持部(9a,10b)がコイルばね8を圧縮したときにコイルばね8がクラッチ軸方向に湾曲変形しないようになっている。ところが、製造時におけるばね支持部(9a,10b)の寸法,形状の誤差を完全に無くすことは不可能であるため、コイルばね8に大トルクがかかったときには、その製造誤差が契機となってコイルばね8がタービン7側やコンバータカバー5側に湾曲変形して周辺部材と干渉することが考えられる。そして、このようにコイルばね8が周辺部材と干渉すると、周辺部材に摩耗が生じるうえに、コイルばね8の円滑な作動が阻害されこととなる。尚、この対策としては周辺部材に硬化処理を施すことが考えられるが、こうした場合、多く部材に硬化処理を施す必要が生じるために製造コストが増加するという別の不具合を招く。
【0008】
そこで本発明は、コイルばねと周辺部材との干渉を可及的に無くし、しかも、製造コストの低減を図ることのできるトルクコンバータのロックアップクラッチを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するための手段として、請求項1の発明は、コンバータカバーの内側面と対向する位置に進退自在に配置され、制御油圧による前進時に前記コンバータカバーと摩擦係合する入力部材と、タービンに結合された出力部材と、前記入力部材に設けられたばね受容部と出力部材に設けられたばね受容部とにまたがって収容配置されて、入力部材と出力部材とを回動方向で弾性的に連結するコイルばねと、を備えたトルクコンバータのロックアップクラッチにおいて、前記入力部材と出力部材のうちの少なくともいずれか一方のばね受容部のばね支持部間の長さをコンバータカバー側とタービン側とで異ならせ、このコンバータカバー側とタービン側のうちのばね支持部間の長さが長い側へ向かって前記コイルばねの中央部が湾曲するのを規制するためのばね規制部を、入力部材または出力部材に設けるようにした。
【0010】
また、請求項2の発明は、さらに前記出力部材を板材から形成すると共に、この板材の外周縁に、開口と、この開口の両側からコンバータカバー側に屈曲する屈曲片とを形成して、この開口と屈曲片とによって前記出力部材側のばね受容部を構成し、さらに、前記隣接する屈曲片相互間の長さを前記開口の長さよりも短く設定すると共に、前記開口の縁部に、タービン側のばね変位を規制するばね規制部を延設するようにした。
【0011】
【作用】
請求項1の発明の場合、入力部材と出力部材のうちの少なくともいずれか一方のばね受容部のばね支持部間の長さをコンバータカバー側とタービン側とで異ならせてあるため、コイルばねに大トルクがかかると、そのコイルばねは、コンバータカバー側とタービン側のうちの前記ばね支持部間の長さが長い側へ向かってコイルばねの中央部が湾曲する。そして、コイルばねの湾曲による変位は、入力部材または出力部材に設けられたばね規制部によって規制される。
【0012】
請求項2の発明の場合、隣接する屈曲片相互間の長さが開口の長さよりも短いため、コイルばねに大トルクがかかると、そのコイルばねはタービン側に湾曲変形し、その変位は出力部材に延設されたばね規制部によって規制される。
【0013】
【実施例】
次に、本発明の一実施例を図1〜図7に基づいて説明する。
【0014】
図2は、本発明にかかるロックアップクラッチ11を採用したトルクコンバータの断面図であり、同図において、12は、エンジンのクランクシャフト(図示せず。)に結合されるコンバータカバー、13は、このコンバータカバー12に一体に結合されたポンプ、14は、トルクコンバータ内のポンプ13に対向する位置に配置されたタービン、15は、ポンプ13とタービン14の間に配置されたステータである。前記タービン14は、タービンハブ16のボス部17の内周にスプライン18が形成されていて、このスプライン18部分で自動変速機の入力軸(図示せず。)と結合されている。そして、本発明にかかるロックアップクラッチ11は、トルクコンバータ内のコンバータカバー12とタービン14との間に配設されている。
【0015】
ロックアップクラッチ11は、内周部がタービンハブ16のボス部17に摺動自在に嵌合されたピストンプレート19と、内周縁部がタービンハブ16にリベット結合されたホールドプレート20とを備え、これらが複数個のコイルばね21を介して回動方向で弾性的に連結されている。ピストンプレート19は略円盤状に形成されていて、その外周縁部のコンバータカバー12の内側面12aと対向する側の面に摩擦材22が固着されると共に、タービン14と対向する側の面に後述するドライブプレート23がリベット結合されている。このピストンプレート19は、その背部(タービン14側の面)に制御油圧を受けて前進し、外周縁部の摩擦材22を介してコンバータカバー12と係合するようになっている。尚、この実施例においては、ピストンプレート19、摩擦材22及びドライブプレート23が本発明における入力部材を構成し、ホールドプレート20が出力部材を構成している。
【0016】
一方、ホールドプレート20は略円盤状に形成され、その外周縁部には複数個のばね受容部24が周方向等間隔に配設されている。各ばね受容部24は、略方形状の開口25と、この開口25の周方向両側の側壁25aの径方向外側延長部をコンバータカバー12側に略U字状に屈曲させた屈曲片26とを備え、開口25の側壁25aの端部と屈曲片26の端部とによってコイルばね21の両端を支持するようになっている。したがって、この実施例においては、側壁25aと屈曲片26の各端部が本発明における出力部材側のばね支持部を構成している。
【0017】
ここで、前記屈曲片26は、図3,図5に示すように、その幅D1が各側壁25aの対応する部分の幅D2よりも広く形成されていて、それによって隣接する屈曲片26,26相互間の長さL2(図5参照。)が開口25の周方向に略沿う方向の長さL1(図3参照。)よりも短くなっている。また、前記開口25の径方向内側の縁部には、コイルばね21の外面形状に略沿って湾曲したばね規制部27がタービン14側に切り起こし形成されており、コイルばね21のタービン14側の変位をこのばね規制部27によって確実に規制できるようになっている。さらにまた、開口部25の径方向外側の縁部には、コンバータカバー12方向に略L字状に屈曲された径側ばね規制部が28形成されており、この径側ばね規制部28によってコイルばね21の径方向外側の変位を規制するようになっている。
【0018】
尚、ホールドプレート20には硬化処理が施され、コイルばね21との接触時に摩耗や摺動抵抗の増加を来さないようになっている。また、この実施例においては、コイルばね21として内外二重構造の所謂入れ子型のものが採用され、このコイルばね21は、その両端部に外側端面が偏平なばね座29を嵌着した状態で用いられる。
【0019】
また、前記ピストンプレート19に固着されるドライブプレート23は、図6,図7に示すように、円環状の取付基部30の外周に、前記ホールドプレート20のばね受容部24と対応する複数個のばね受容部31が設けられている。このばね受容部31は、取付基部30の外周からホールドプレート20側に略L字状に延設された複数個の爪32によって構成され、この各爪32の先端がホールドプレート20に保持されているコイルばね21の端部に当接するようになっている。したがって、この各爪32の端部は本発明における入力部材側のばね支持部となっている。また、この実施例の場合、各爪32は、全体が同一幅に、つまり、隣接する爪32,32相互間の長さがコンバータカバー12側からタービン14側に亙って一定になるように形成されている。
【0020】
以上の構成において、ピストンプレート19の背部に制御油圧が作用してこのピストンプレート19が前進すると、ピストンプレート19の外周縁の摩擦材22がコンバータカバー12の内側面12aに係合して、コンバータカバー12とタービン14、つまり、ポンプ13とタービン14とがロックアップクラッチ11を介して機械的に直結され、所謂ロックアップ状態となる。そして、このロックアップ状態においては、ロックアップクラッチ11のピストンプレート19に入力されたトルクは複数個のコイルばね21を介してホールドプレート20、そしてさらにタービン14へと伝達されるが、このとき、伝達トルク中に含まれている回動方向の振動や衝撃はコイルばね21の吸振作用によって低減される。
【0021】
この実施例のロックアップクラッチ11においては、ホールドプレート20のばね受容部24を、コンバータカバー12側のばね支持部(屈曲片26,26)間の長さがタービン14側のばね支持部間の長さ(開口25の長さ)よりも短くなるように形成してあるため、ピストンプレート19とホールドプレート20の相対回動量が増加してコイルばね21にかかるトルクが大きくなると、ホールドプレート20のばね支持部に接触している側のコイルばね21の端部がタービン14側に若干開き傾斜し、この傾斜が契機となってコイルばね21の略中央部がタービン14側に湾曲する。そして、このコイルばね21の略中央部の変位はホールドプレート20のばね規制部27によって確実に規制される。したがって、このときコイルばね21がホールドプレート20以外の部材と干渉することはない。また、コイルばね21がばね規制部27に変位を規制されるときにはこの両者が互いに干渉するが、ホールドプレート20には予め硬化処理が施してあるため、ホールドプレート20の摩耗や摺動抵抗の大幅な増大は生じない。さらに、この実施例においては、コイルばね21の両端部に、外側端面が偏平なばね座29を嵌着固定して用いるようにしているため、コイルばね21にかかるトルクが大きくなった場合におけるコイルばね21の端部のタービン14側への開き傾斜をより確実にし、コイルばね21のホールドプレート20以外の部材との干渉をより確実に回避することができる。
【0022】
また、この実施例のロックアップクラッチ11の場合、コイルばね21をタービン14側に強制的に変位させる機能を持つばね受容部24や、コイルばね21の変位を規制する機能を持つばね規制部27を、一枚の板材(ホールドプレート20)に曲げや切除のみによって形成できるようにしてあるため、ホールドプレート20をプレス成形によって比較的容易に量産することができる。したがって、製造コストの削減が可能である。
【0023】
尚、以上で説明した実施例においては、出力部材側(ホールドプレート20)のばね受容部24のばね支持部間の長さをコンバータカバー12側とタービン14側で変えたが、図8に示すように、入力部材であるドライブプレート23の爪132の幅を基部から先端部側にかけてテーパ状に狭め、それによって入力部材側のばね受容部31のばね支持部(爪132,132)間の長さをコンバータカバー12側とタービン14側で変えるようにしても良い。勿論、この場合、入力側、出力側両方のばね受容部31,24のばね支持部間の長さをコンバータカバー12側とタービン14側とで変えるようにしても良い。また、以上のいずれの実施例も、ばね受容部のばね支持部間の長さを、コンバータカバー側12がタービン側14よりも短くなるようにしたものであるが、逆にコンバータカバー12側がタービン14側よりも長くなるようにしても良い。ただし、この場合には、入力部材または出力部材に、コイルばね21のコンバータカバー12側の変位を規制するばね規制部を設けることが必要である。
【0024】
さらにまた、以上の実施例で用いたばね座29は、図1に示すように、コイルばね21の端部に嵌合される中実のボス部33と、このボス部33よりも外径が大きく、端面が偏平となっているばね座本体部34とが一体に設けられたもので、鍛造や、中実の円柱部材からの削り出し等によって形成されている。しかし、このばね座は、図9〜図11に示すように(同図中、ばね座は符号129で示す。)、コイルばね21の端面を支持する外周フランジ35と、コイルばね21の端部に嵌合される環状突部36と、外側端面が外周フランジ35の外側端面と面一となる中心側底部37とを一枚の板材に一体に形成し、面一となる外周フランジ35の外側端面と中心側底部37の外側端面とをホールドプレート20の側壁25aやドライブプレート23の爪32に当接させるようにしても良い。このようにした場合には、ばね座129をプレス成形によって容易に成形することができ、そのため製造コストを大幅に削減することがことが可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明は、入力部材と出力部材のうちの少なくともいずれか一方のばね受容部のばね支持部間の長さをコンバータカバー側とタービン側とで異ならせ、このコンバータカバー側とタービン側のうちのばね支持部間の長さが長い側へ向かってコイルばねの中央部が湾曲するのを規制するためのばね規制部を、入力部材または出力部材に設けるようにしたため、コイルばねに大トルクがかかったときには、そのコイルばねが必ずばね規制部を設けてある側に湾曲変形して、そのばね規制部によって変位を規制されることとなる。したがって、コイルばねの他部材との干渉をばね規制部のみに抑えることができる。また、その結果、摩耗や摺動抵抗を抑えるための硬化処理もばね規制部を備える部材のみに行えば良くなるため、製造コストの低減を図ることも可能となる。
【0026】
請求項2の発明は、出力部材を板材から形成すると共に、この板材の外周縁に、開口と、この開口の両側からコンバータカバー側に屈曲する屈曲片とを形成して、この開口と屈曲片とによって前記ばね受容部を構成し、さらに、前記隣接する屈曲片相互間の長さを開口の長さよりも短く設定すると共に、前記開口の縁部に、タービン側のばね変位を規制するばね規制部を延設したため、コイルばねに大トルクがかかったときには、コイルばねが必ずタービン側に湾曲変形してばね規制部によって変位を規制されることとなり、コイルばねがその他の部材と干渉することが無くなる。そして、硬化処理は板材より成る出力部材のみに施せば良くなることから、製造コストの低減を図ることも可能となる。また、板材からなる出力部材に、コイルばねをタービン側に湾曲させる機能を持つばね受容部と、ばねの変位を規制するばね規制部とを設けるようにしたため、この出力部材をプレス成形等によって比較的容易に製造することができるうえ、出力部材を交換するだけで従来構造のものをそのまま利用できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図2の部分破断A矢視背面図。
【図2】同実施例を示す図1のB−B線に沿う断面図。
【図3】同実施例を示す部品の背面図。
【図4】同実施例を示す図3のC−C線に沿う断面図。
【図5】同実施例を示す部品の正面図。
【図6】同実施例を示す別の部品の正面図。
【図7】同実施例を示す図6のD−D線に沿う断面図。
【図8】本発明の他の実施例を示す部品の正面図。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す図1に対応の背面図。
【図10】同実施例を示す部品の正面図。
【図11】同実施例を示す部品の半断面側面図。
【図12】従来の技術を示す断面図。
【符号の説明】
11…ロックアップクラッチ、
12…コンバータカバー、
12a…内側面、
14…タービン、
19…ピストンプレート(入力部材)、
20…ホールドプレート(出力部材)、
21…コイルばね、
22…摩擦材、
23…ドライブプレート(入力部材)、
24…ばね受容部、
25…開口、
26…屈曲片、
27…ばね規制部、
31…ばね受容部。

Claims (2)

  1. コンバータカバーの内側面と対向する位置に進退自在に配置され、制御油圧による前進時に前記コンバータカバーと摩擦係合する入力部材と、タービンに結合された出力部材と、前記入力部材に設けられたばね受容部と出力部材に設けられたばね受容部とにまたがって収容配置されて、入力部材と出力部材とを回動方向で弾性的に連結するコイルばねと、を備えたトルクコンバータのロックアップクラッチにおいて、前記入力部材と出力部材のうちの少なくともいずれか一方のばね受容部のばね支持部間の長さをコンバータカバー側とタービン側とで異ならせ、このコンバータカバー側とタービン側のうちのばね支持部間の長さが長い側へ向かって前記コイルばねの中央部が湾曲するのを規制するためのばね規制部を、入力部材または出力部材に設けたことを特徴とするトルクコンバータのロックアップクラッチ。
  2. 前記出力部材を板材から形成すると共に、この板材の外周縁に、開口と、この開口の両側からコンバータカバー側に屈曲する屈曲片とを形成して、この開口と屈曲片とによって前記出力部材側のばね受容部を構成し、さらに、前記隣接する屈曲片相互間の長さを前記開口の長さよりも短く設定すると共に、前記開口の縁部に、タービン側のばね変位を規制するばね規制部を延設したことを特徴とする請求項1に記載のトルクコンバータのロックアップクラッチ。
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